2008年11月1日号
『「ナイトフェスタinおのみち」を演出したヨットのイルミネーション』 10月25日夜、尾道水道の中央桟橋に飲食席を設けたイベントを開催。ヨットの光が秋の夜を演出した。 |
■トピックス
(株)ハローズが本社機能を岡山に全面移転 四国出店本格化へ 4
帝人三原でバイオマス発電開始 CO2排出量を年間3.3万t削減 6
7年ぶり 尾道に映画館「シネマ尾道」 サポートする会も大口寄付 9
日本生協連が尾道流通団地に5生協向け大規模物流センター計画 11
■スポット
再 編 広銀・もみじ銀が県東部の店舗整備で営業強化 6
交 流 おのみち地域SNS研究会が会員制情報交換サイト 9
企 画 尾道JC主催の上屋倉庫「尾道大物産展」大盛況 14
節 目 尾商が創立120周年 初代校長の理念を石碑に刻む 16
■記事
今岡製菓(5)・ふちゅう玉手箱市(7)・樹創家(10)・だいわ元気まつり(10)
三原商議所(10)・福山建築文化セミナー(12)・ドリームネッツ(12)
恋しき(12)・げんこつの会・加藤諦三講演会(13)・KEC(15)
中国地区百貨店9月の売上(20)・菅茶山記念館(20)
グルメ海の印象派(21)・エコアクション21説明会(21)
■この人に聞く 2・3
円福寺都さん ギャラリー都代表・都絵手紙教室主宰
■この機に語れば 27
福井弘さん 県立尾道商業高等学校同窓会会長
岸信治さん ITコーディネータ
高松清さん (株)ハローズ専務取締役
竹岡健也さん ひのきの家づくり専門店 樹創家代表
■まちかどピックアップ 24・25
ラーメン・居酒屋 雑兵
精肉店 まぁ-ねーちゃんのコロッケ
手作り小物 Needle Work
不動産・建築・リフォーム ステージ新尾道店
■資料
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
競売情報 21
ホームページの発信元(265) 三原商工会議所情報化委員会 23
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
ハイテク最前線(326) 共焦点画像の高速撮像技術 17
志士群像(9) 楠智幸 瀬戸内海運 22
日本生協連が尾道に大規模物流センター建設
全国の生活協同組合が加盟する日本生活協同組合連合会(東京都)は県営尾道流通団地(尾道市美ノ郷町)に中四国エリアの加盟生協向け大規模物流センター建設を決めた。11月19日に起工式を行う。
今回の物流センター建設は第1期工事。鉄骨造り4階建て、延べ面積36,737平方mの建物を建設する。第2期工事として冷凍・冷蔵商品倉庫などの建物増設などを計画している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道JC主催の尾道大物産展が盛況
尾道青年会議所(JC)が主催する「2008尾道大物産展」が県営上屋2号(尾道市西御所町)を会場に初めて開かれ、事前予想を大きく超える来場者でにぎわった。
会場には「おのみち 丸ごと食べよう!」のコンセプトに沿う地元食品が大集合。海産物、農産物、加工食品、菓子、生鮮魚介類などを扱う企業61社が出展。試食品をたくさん準備して味見をしながら買い物が楽しめるムードがあり、一時的に通路は身動きできないほど人があふれ、大盛況となった。
県営上屋2号を観光拠点として考えるときのポテンシャルを示す社会実験ともなった。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
SNS「おのみっち」が尾道市の市民提案事業第1号に
市民グループ「おのみち地域SNS研究会」が10月27日から運営を開始したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)事業の情報交換サイト「おのみっち」が尾道市の市民提案事業の第1号に選ばれた。
同会は市内のNPO法人や事業主など7会員で組織。知り合いの招待で参加資格が得られ、実名登録をすることで安心、安全な地域社会サービスを提供する。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
シネマ尾道をサポートする会が800万円寄贈
10月18日に開館した「シネマ尾道」の開業を支援するため発足していた「シネマ尾道をサポートする会」(川口協治代表)は10月21日、尾道国際ホテルでチャリティの「シネマ尾道支援パーティー」を開き、チケット販売等で集めた利益と篤志家による大口寄付を合わせた800万円をシネマ尾道に寄贈した。
パーティーにはシネマ尾道の河本代表理事が教え子という平谷祐宏尾道市長のほか約100人が出席。はじめに川口代表が「経済情勢の厳しさを実感。よくご協力いただいた。寄付した方の気持ちを汲み、初心を忘れず運営してほしい」とあいさつした。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
ひろしま教育の日 子どもを観察しよう
まちかどピックアップ --------2008年11月1日号掲載
|
揚げたてあっつあつコロッケをどうぞ
地元の名産品を前面に押し出した商品開発にも力を入れる精肉店、神辺中井商会。安心、安全をブランドに、経営革新を積極的に進める◆近年残留農薬やBSE問題などの食に対する社会問題を背景に、食への安全に関心を寄せられるが、神辺中井商会は昔ながらの手法で食の安全をアピールし、時代にマッチした発想の転換で進歩を続ける。近頃は朝から止まぬ電話注文に喜びの悲鳴。店主の沖田さんは、「BSE問題が取り上げられ、苦境にあった4、5年前があるからこそ、今があります」と話す◆自慢のお肉は、広島牛黒毛和種とこだわり、店頭に肉ブロックのまま並べる。お客さんの注文した量と今晩のメニューに合わせて、目の前でカットする光景は、肉好きにはたまらない。加工風景が見えることで、食への安心感がでる◆おやつ代わりに、肉をたっぷり使ったコロッケはいかが?福山物産協会会長賞を受賞した地元名産品クワイを使った自慢のコロッケなど、揚げたてが味わえる。揚げたてのあっつあつコロッケは感動的おいしさ◆最近は昼どきのお弁当が大人気。500円の値段と、その値段に見合わぬ肉のボリュームが昼からの英気を復活させてくれる。
まちかどピックアップ --------2008年11月1日号掲載
|
シンプルライフ—優しい肌触りの小物
福山市大門の閑静な住宅地の中にアメリカ東部の田舎住まいのような一画が浮かぶ。ここがレザークラフト(皮細工)や布製の手作り小物の店「Needle Work」◆商品は全てオーナー神原美穂子さんの手作り。今一番の売れ筋は◎布製のストール¥3,000前後◆営業日は週3回で少ないが、製作する時間が追いつかないくらい忙しく、嬉しい悲鳴をあげている◆神原さんは5年ほど前から皮細工を始め、2〜3年前から福山のお店で販売していた。売れるにつれ、どんな人がどんな様子で買ってくれたのか、お客様の顔を見たり、会話がしたくなり、今年自宅に工房兼店舗を建てた◆神原さんはタレントのちはるさんのファンで、店舗のデザインも彼女の推奨するシンプルライフから影響を受けたという◆12月12日にはビーズアクセサリーや木工をしている仲間とともに店内イベントを開催、手作りのクリスマスリースなども用意される。当日はNeedle Workからのクリスマスプレゼントとして参加作家7名の作品が当たる全員参加のくじ引きも楽しみだ。