シネマ尾道をサポートする会が800万円寄贈
10月18日に開館した「シネマ尾道」の開業を支援するため発足していた「シネマ尾道をサポートする会」(川口協治代表)は10月21日、尾道国際ホテルでチャリティの「シネマ尾道支援パーティー」を開き、チケット販売等で集めた利益と篤志家による大口寄付を合わせた800万円をシネマ尾道に寄贈した。
パーティーにはシネマ尾道の河本代表理事が教え子という平谷祐宏尾道市長のほか約100人が出席。はじめに川口代表が「経済情勢の厳しさを実感。よくご協力いただいた。寄付した方の気持ちを汲み、初心を忘れず運営してほしい」とあいさつした。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
ひろしま教育の日 子どもを観察しよう
まちかどピックアップ --------2008年11月1日号掲載
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揚げたてあっつあつコロッケをどうぞ
地元の名産品を前面に押し出した商品開発にも力を入れる精肉店、神辺中井商会。安心、安全をブランドに、経営革新を積極的に進める◆近年残留農薬やBSE問題などの食に対する社会問題を背景に、食への安全に関心を寄せられるが、神辺中井商会は昔ながらの手法で食の安全をアピールし、時代にマッチした発想の転換で進歩を続ける。近頃は朝から止まぬ電話注文に喜びの悲鳴。店主の沖田さんは、「BSE問題が取り上げられ、苦境にあった4、5年前があるからこそ、今があります」と話す◆自慢のお肉は、広島牛黒毛和種とこだわり、店頭に肉ブロックのまま並べる。お客さんの注文した量と今晩のメニューに合わせて、目の前でカットする光景は、肉好きにはたまらない。加工風景が見えることで、食への安心感がでる◆おやつ代わりに、肉をたっぷり使ったコロッケはいかが?福山物産協会会長賞を受賞した地元名産品クワイを使った自慢のコロッケなど、揚げたてが味わえる。揚げたてのあっつあつコロッケは感動的おいしさ◆最近は昼どきのお弁当が大人気。500円の値段と、その値段に見合わぬ肉のボリュームが昼からの英気を復活させてくれる。
まちかどピックアップ --------2008年11月1日号掲載
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シンプルライフ—優しい肌触りの小物
福山市大門の閑静な住宅地の中にアメリカ東部の田舎住まいのような一画が浮かぶ。ここがレザークラフト(皮細工)や布製の手作り小物の店「Needle Work」◆商品は全てオーナー神原美穂子さんの手作り。今一番の売れ筋は◎布製のストール¥3,000前後◆営業日は週3回で少ないが、製作する時間が追いつかないくらい忙しく、嬉しい悲鳴をあげている◆神原さんは5年ほど前から皮細工を始め、2〜3年前から福山のお店で販売していた。売れるにつれ、どんな人がどんな様子で買ってくれたのか、お客様の顔を見たり、会話がしたくなり、今年自宅に工房兼店舗を建てた◆神原さんはタレントのちはるさんのファンで、店舗のデザインも彼女の推奨するシンプルライフから影響を受けたという◆12月12日にはビーズアクセサリーや木工をしている仲間とともに店内イベントを開催、手作りのクリスマスリースなども用意される。当日はNeedle Workからのクリスマスプレゼントとして参加作家7名の作品が当たる全員参加のくじ引きも楽しみだ。
まちかどピックアップ --------2008年11月1日号掲載
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激戦区に新しいラーメン屋さん、「雑兵」
尾道の飲食街・新涯にある「雑兵」(久保2丁目9-13、℡0848-37-2649日曜日定休・18:00〜2:00)はレンガ通り沿いで28年続く居酒屋だ。その「雑兵」が長江口から2号線と海岸通りをつなぐ薬師堂通り沿いに、新しく姉妹店としてラーメン屋さん「雑兵」を開いた◆大きな朱色に黄色で書かれた「雑兵」の看板の下をくぐり、中に入ると、カウンターだけのシンプルな店内。中で切り盛りするのは鎌倉均さん、奥様明子さんのオーナー夫妻。「雑兵」はかつて均さんがやっていた草野球のチーム名からつけた◆メニューには尾道らーめんのみでなく各種ラーメンのラインナップで観光客より地元のお客様が多い。醤油ベースに背油の浮いた◎尾道ラーメン¥530、◎こってり味噌ラーメン¥630、豚骨ベースの◎たっぷり野菜ラーメン¥630、◎さらっと塩ラーメン¥600。一風変わって目を引くのは◎名物塩焼きそば¥700。実はこれ、居酒屋の方では一番人気のメニューだという。ラーメンの次には是非トライしてみたい。美人奥様のもてなしも嬉しい。