ふくやま卸売市場ふれあい祭に2万人
福山地方卸売市場(福山市引野町)は11月23日、市場内を一般市民に公開する「ふくやま卸売市場ふれあい祭」を初めて開催、家族連れなど約2万人の来場客で大賑わいとなった。
「青果ひろば」「お魚ひろば」「ステージひろば」「食いしん坊ひろば」「総合食品どおり」などで構成した会場には、備後地方を中心に青森から沖縄まで各地の野菜、果物、魚介類などが集まり、1カゴ詰め放題など趣向を凝らした安価販売が人気を集めた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
厳しい経済環境へ 通行料金の補助を
自分を見つめ直すヒント シンプルな良書で心の洗濯
まちかどピックアップ --------2008年12月1日号掲載
|
憩いと発散!カラオケ・岩盤浴(女性専用)
フジグラン尾道の北側(福通ターミナル方向途中)にカラオケと岩盤浴の店「アルファ尾道店」がある。同店はオービスグループの㈱パルが東京と東海地区から山口県にかけチェーン展開する店舗の一つ◆岩盤浴は女性専用で各種ソフトドリンク・スレンダーマシン・乗馬マシン・サーフマシンなど全てフリーで¥800。ロッカーの鍵とフェイスタオルやバスタオル、作務衣をもらい岩盤浴やダイエットマシンで汗を流す。シャワールームはソープやシャンプー、化粧水や乳液、ドライヤーなど備品も充実、バスタオルも使い放題でフリータイムシステム、一日ゆったり過ごせる◆ロッカールームには有料で足つぼやリフレクソロジーを受けられるコーナーもあり、エステサロンの気分を安く味わえる。定期的に消毒もされ衛生面も安心◆店長の大内康宏さんはカラオケがコンテナの時代から勤務している。年中無休でもちろん正月元旦も時間変更して営業しているので気軽に問い合わせを◆料金システムは多様で一例をあげると◎平日12:00~18:00フリータイム一人¥590などリーズナブル。URL http://www.ppal.co.jp/
まちかどピックアップ --------2008年12月1日号掲載
|
福利物産㈱発祥の地で伝統の味を発信
江戸中期の天明6(1786)年創業の歴史を持つ福利物産㈱(尾道市東尾道、福島光宏社長)が今年3月、同社発祥の地にオープンさせた創作珍味本舗「北前亭」。主力商品でバラエティーも豊富な「味付ちりめん」のほか、佃煮、煮豆など自社工場で丁重に製造した商品を販売している◆鯛、穴子、広島菜などちりめんと相性のいい素材を絶妙なバランスで混ぜ合わせた味付ちりめんは、素材別に八種類を用意、詰め合わせた「ちりめん八珍」(2,625円)がお土産に喜ばれている。丹波産の大粒黒大豆をじっくり煮込んだ「べっぴんさん(黒豆美人)」は120gの瓶詰め735円。黒鯛を釜飯の素に調理した「まるごと黒鯛めし」は3合用1,260円。「たこめし」もある◆佃煮は昆布、くるみ小魚、くるみ小女子、アナゴ山椒煮など6種を100g単位で計り売り。素材と素材が口の中で競演する味わいが特長となっている。12月初旬からは主要商品を詰め合わせたギフト商品(3,150円、5,250円)も並ぶ◆店舗奥ではオリジナルTシャツ、手ぬぐいなども販売。猫キャラの本染め手ぬぐい(945円)は観光客に人気。
まちかどピックアップ --------2008年12月1日号掲載
|
一人でも安心、一日中定食が食べられる店
尾道駅前福屋の2階にある尾道のごはん家「壱歩」(いっぽ)には始めの一歩、コツコツやっていくという意味が込められている◆お勧めの「尾道ごはん」は地穴子の天ぷら。観光客だけでなく地元の人も足しげく通う◆オーナーの清水しおりさんは愛媛県松山の出身。醤油は香川、評判のみそ汁の味噌も松山のモノにこだわっている。出てくる料理は温かく、家庭の味を求めている人にはもってこい◆選べるように2種類以上用意される日替わり定食は¥750〜。また5時を過ぎると一品料理がプラス300円で定食として食べられ、一人暮らしの夕飯にも嬉しい。昼休憩は無く夜まで定食を出す。ご飯、味噌汁もお代わり自由◆食後のコーヒー・紅茶は¥150。人気メニューの一つは「お母さんの玉子焼き」¥350。オーナーは「こんな普通の料理を喜んでいただけるのが申し訳ないような気がする」と謙遜する◆夜、ちょっと一杯という人には、お好きな飲み物につまみ3品がついた「ほろ酔いセット」¥1,100。辛いつまみ3品の「やけ酒セット」¥1,100。寒い冬を迎えたが、鍋¥600〜も一人で食べられる。
まちかどピックアップ --------2008年12月1日号掲載
|
エンジニアを原点に新たな夢を描く起業家
三菱電機(株)のエンジニアとして活躍してきた三谷干城さん。定年退職後も夢を抱き、平成19年1月に「ユニバーサル開発事務所」を設立、約50件の特許権を保有する実力派エンジニアとしての経験を武器に全国を飛び回っている◆「エンジニアにとって最も大事なものは人脈」と語る三谷さん。現在は事務所代表のほか、三菱電機福山製作所での技術担当部長、福山大学工学部、近畿大学理工学部の講師を非常勤で併任しており、人脈の広さが伺える◆三谷さんには「エンジニアは会社の傘下でしか活動できない」という固定概念も通用しない。30代前半の貿易商社における商業経験を活かし、三菱電機入社後は研究開発したセンサー技術を自動車関連企業に提案営業で実績を上げる。エンジニア営業マンとして一目置かれる存在となった◆そんな数々の実績を持つ三谷さんがあえて個人事務所を立ち上げた理由は、「『日本製品の品質低下』という技術立国である日本の将来への危機感から」と話す。著書である「大学生のためのエンジニア入門(早稲田出版)」の中でも、困難を突き破る「開発マインド」の重要性を訴え、活躍できるエンジニアの育成にも力を注ぐ。