2008年4月10日号
『三原市芸術文化ホールで三原ジュニア・スイングフェスティバル』 4月4日、三原高校器楽部、福山工業高校音楽部、ポポロジュニアスイングオーケストラが演奏を披露した。 |
■トピックス
観光客の回遊期待 尾道土産品協会が直営「尾道ええもんや」10日開店 4
浅野味噌(株)など5社が強み活かし米味噌共同開発 「瀬戸内伍郷」発売 6
福利物産(株)発祥の地 昭和20年代の旧築出町復元地図を北前亭で紹介 16
(株)セラーリオが「せらブルーベリーガーデン」に新施設 5月オープン 18
■スポット
安 全 小畠(株)が暖炉・薪ストーブ煙突内壁の劣化診断機器を開発 8
設 立 瀬戸田町高根の7農家が法人「レモンの郷」 ハウス団地計画 10
人 事 引責辞任の菅田氏後任 福山商議所新会頭に鞆鉄林克士氏 13
進 出 食品スーパーの藤三が県東部初「ビッグハウス世羅店」 14
■記事
尾道みなと祭概要(4)・円福寺都絵手紙教室(5)・マルケー食品(6)
ゴルフステージカワモト(7)・寺内タケシコンサート(7)・福山商議所(8)
尾道LC(9)・おのみちさくら祭り(9)・池永章さん(10)
第一エージェンシー(10)・府中商議所(12)・国際ソロプチ府中(12)
福山税関支署管内貿易概況(13)・尾道国際ホテル(14)・ペアシティ三原跡地(16)
広島銀行(18)・福山通運(19)・ベッセルグループ(20)
■この人に聞く 2・3
高橋大蔵さん 特定非営利活動法人介護賃貸住宅備後NPOセンター理事長
■この機に語れば 27
浅野利夫さん 浅野味噌(株)社長
長畠耕一さん 農事組合法人レモンの郷代表理事
畑田直毅さん 福山祭企画実行委員長
西山忠夫さん 尾道ライオンズクラブ会長
■まちかどピックアップ 26・27
美容院 hair direction okuhara
イラスト・ウェルカムボード制作 檜山文さん
カフェレストラン Kau Kau
コミュニケーショントレーニング ロゴス・アカデミー
■資料
県内金融経済状況(3月期) 21
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(281)「ひろしま文化大百科」 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
それいけ!みはら応援団(27) 三原市職員自主研究グループ みはら応援団 11
ふりむけばデザイン「土着のデザイン」(10) ワラビーデザイン 寺延匡昭 13
ハイテク最前線(329) 県立総合技術研究所東部工業技術センター 15
あれこれ見える化トーク(3) バニラックスLLC 堀米秀明 17
映画館より愛をこめて(5)「春夏秋冬、そして映画館」 NPOシネマ尾道 河本清順 19
無血開城 瀬戸内海運 楠智幸 22
昭和20年の商都尾道・旧築出町の地図復元
戦前(昭和20年以前)の尾道市土堂二丁目界隈(旧築出町)の地図を当時そこに住んでいたお年寄りの記憶を基に復元した「尾道のヘソ、建物疎開で消えた町―築出町内会復元図」が3月26日、完成、福利物産㈱の店舗「北前亭」(尾道市土堂二)内のサロンで展示が始まった。
「味付けちりめん」で知られる福利物産(株)(尾道市東尾道、福島光宏社長)は自社発祥の地に創作珍味の直営店「北前亭」を昨年三月にオープンさせ、店舗脇の小路に旧町名の築出町の守り神だった築姫稲荷も復活させている。北前亭の開設プランを煮詰める中、自社発祥の地への思いを深めていた福島社長は同じように築出町に深い思いを持つ人たちが健在であることを知り、文化の伝承に意味深い復元を決意する。戦後63年以上が経過、当時の記憶が風化して行く中、今しかできないと福島社長が呼びかけ、13人のお年寄りが参集、「尾道・築出町マップ復元の会」を結成して復元された。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
せらブルーベリーガーデンの施設完成
農業生産法人㈱セラーリオ(世羅郡世羅町)は、昨年7月5日、同町の京丸ダム北側の県道沿いに開設した、ブルーベリー農場「せらブルーベリーガーデン」内に建設していた「ガーデンテラス」が完成し、5月14日のグランドオープンに向けて準備へ急いでいる。
この施設は、ブルーベリー畑の一角で駐車場沿いに建設した、平屋建て225平方m、内部には客席30席。イタリアンジェラート専門店「REGARO」、ワッフル、パフェなどが味わえるカフェテリア、農園や周辺の景色を展望できるオープンデッキ、フルーツ直売&ギフトショップなどがある。
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浅野味噌㈱が「瀬戸内伍郷」を共同開発
明治37年に創業した府中味噌の老舗、浅野味噌(株)(府中市)はこのほど、県外の同業者四社と米味噌を共同開発、「瀬戸内伍郷」と名付けて販売を始めた。
共同開発したのは浅野社長が十年ほど前に全国味噌協同組合連合会青年部の役員を務めた縁で、交流を続けていた仲間。
米は岡山県産「朝日胚芽米」、大豆は兵庫県産「夢さよう」、塩は徳島県産「鳴門のうず塩」を採用、芦屋市の六甲みそ工場で昨年六月に一トンを仕込み、5社が200kgずつを持ち帰ったうえで、自社の蔵に居つく発酵菌などを含む種味噌(たねみそ)10kgを加えて熟成させ、各社ごとに最終商品を完成させた。
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尾道観光土産品協会の尾道ええもんやオープン
尾道観光土産品協会はしまなみ交流館内に開設していた土産品売り場を千光寺山ロープウエー乗り場にも近い尾道本通り商店街の中へ借りた呉服店跡の店舗へ移転、団体向け食事コーナーも備えた本格的土産品販売店舗「尾道ええもんや」として4月10日にオープンする。
店舗は明治時代の木造建築物。改して店頭側に協会会員の土産品を並べ、奥に団体50人収容の食事コーナーなどを設けている。食事は前日までに予約する仕出し方式。ソフトクリーム等も販売する。地元野菜の朝市なども定期開催を予定する。
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こぼれ話―タイトル
ミサイル発射の誤報 失敗こそ成長のもと
まちかどピックアップ --------2009年4月10日号掲載
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つながり・出会いを大切に表現し平和に貢献
ほのぼのとしたタッチと勇気をもらえる言葉で話題の檜山文さんの5回目となる作品展が5月31日まで夢本陣なごみで開かれている。新作10点を含め水彩、クレヨンに毛糸や和紙なども組み合わせた31点とウェルカムボードを展示。季節の料理を楽しめる空間にイラストと言葉があたたかみを添える。12・26日と5月10・31日は午後6時まで会場に常駐◆教育関係やアパレル販売に従事後、昨年夏からイラストレーターとして本格的に活動。出会いやつながりを大切に考え、ウェルカムボード制作でも可能な限り本人に会い、思い出の品やエピソードも表現に組み込む◆悩んだ時期もあったが、最近ようやく作品を喜んでもらうことが自分の喜びになったという檜山さん。「アイデアや言葉はへこんだ時にひらめきます」と笑う◆出産が困難な環境にある女性を支援する円ブリオ福山のポスターイラストも手掛け「命を助けるサポート。少しでも世界平和に貢献したい」と話す。福山ばら祭ローズウェディングのウェルカムボードや1/2成人式、福山医療センター発行の出産を祝うパンフにも採用された。
まちかどピックアップ --------2009年4月10日号掲載
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毛根の気になる方にヘッドスパがお薦め
尾道駅前2号線沿いの美容院「hair direction okuhara」はロマンスグレーのオーナー奥原和行さんと奥様明美さん、子息の考康さん、健太さんの家族で経営するちょっとしたイケメンパラダイス◆こちらでは昨年からヘッドスパというメニューを始めた。頭皮マッサージや洗浄で毛根からきれいにするもので「髪が薄くなった」「髪の毛が細くなった」などお悩みの方は一度試してみよう。髪の毛は根元に蓄積された汚れによって生えるスペースが狭まり細くなったり毛根が不健康になったりするという。ヘッドスパの後は毛根の筋肉・立毛筋の上の老廃物がなくなるため髪の立ち上がりも良くなりボリュームが出る。ヘッドスパはお手軽コース¥1,650、しっかりコース¥3,675◆広めの店内に入るとすぐにウェイティングスペースがあり、そこにある「お客様の声ノート」が目にとまる。これは明美さんが力を入れている「アバリール」という電解水に関するノート。殺菌・保湿など効果の期待できる美容液「アバリール」について、ノートからアレルギーなどで悩んでいたお客様の使用結果も知ることができる。
まちかどピックアップ --------2009年4月10日号掲載
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一度は食べたい「とろたまオムライス」
山小屋風の赤い屋根が目印のカフェレストラン「Kau Kau」。冬は暖かく、夏は涼しいイメージ通り、四季折々の食材をシェフの竹内英幹さんが工夫を凝らして提供している◆中でも一度食べると必ずまた食べたくなるほどの人気メニューがオムライス。ただのオムライスと違い、玉子を特製ソースと絡ませた「とろたまオムライス」。口の中で素材の旨さが奏でるハーモニーは食べた人にしか伝わらない。もちろん使用する玉子も「アレルギーの人でも食べられる」と銘打った美容卵。基本メニュー980円に加え、「エビフライとトマトソースのオムライス」1,160円、「ハンバーグと和風バジリコソースのオムライス」1,260円などバラエティーがある◆また「ホタテとタラコの和風スパゲッティー」980円などスパゲッティー類のほか、「エビフライとマンベールスライスカレー」990円、イカスミとキノコがコラボした「キノコのブラックカレー」1,000円などカレーメニューも風味豊か◆「本日のランチ」960円などお得なメニューに加え、金曜日は「レディースDay」で女性にデザートをサービス。学生割引もある。
まちかどピックアップ --------2009年4月10日号掲載
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新講座で「語りのまち尾道」へ始動
赤絨毯と扇型に広がるひな壇状で臨場感あふれる尾道商業会議所記念館2階議場を会場に、人の心を動かすコミュニケーション技法を学ぶ「ロゴス・アカデミー」が開講する。研修・コンサルの合同会社ロゴス(尾道市木ノ庄町)が手掛ける講座◆「尾道を語りのまちに」と夢を語る講師の河野正夫さん(写真)はコミュニケーション戦略のプロ。教採や公務員試験の対策講座を含め過去5年で3,000人の受講生を指導した。選挙広報のプロで、米大統領選でも話題になった政治家のスピーチライターとしての顔も持つ◆18日にキャリア・コミュニケーション開発講座、25日に日本語スピーチ・ライティング講座が開講。一足先に11日開講するのが英語スピーチ・ライティング講座。月1回土曜日午後1時30分から4時30分までの3時間で、全12回、計36講座。ビジネスパーソンや経営者はもちろん幅広い受講者を熱く指導する。受講料は36講座から自由に選べる6回分が55,000円、12回分が98,000円、全受講可能が180,000円。学生・研修割引もある。「びんご経済レポート見た」と伝えれば、4月中の講座が1回に限り無料になる。