創建ホームが尾道へ初の住宅団地開発
創建ホーム(株)(竹原市)は、尾道市の東部、高須町字丁卯新涯に住宅団地を開発する。
8月14日、現地で山本静司社長、建設業者ら関係者が出席して地鎮祭を行い、造成工事に着手した。
計画では同所に72区画の大規模住宅団地を造成する。一区画のは約55坪から68坪。造成工事は約8カ月間、完成は来年3月を予定している。
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山陽工業㈱が売上高100億円目標に社員大会
管工機材加工・販売及びホテル経営の山陽工業㈱(尾道市)は13日、経営する尾道国際ホテルで第12回社員大会を開催した。
大会では髙橋社長がまとめ中の平成20年6月期決算について、大型物件の工期ずれなどから売上高は94億4千万円前後となるが、利益は前年並みを確保できる見通しとの報告を行った。
また、髙橋社長はジグソーパズルを例に「各ピースを積み重ねてできる図は経営計画の完成予想図。道に迷ったときの地図のように、ミッション(M)、アクション(A)、パッション(P)の頭文字をとったMAPとともに心に描いて目標に向かって努力してほしい」と呼びかけた。
同社は平成9年から売上高100億円を目標に中期行動計画「2150プロジェクト」など3~5年ごとに行動計画を掲げ、現在は17年から21年までの「ダントツ・ステージ2010」を遂行しており、100億円達成の最終段階に向かっている。
ホテルは尾道ロイヤルホテル、尾道第一ホテル、尾道国際ホテルの3ホテルを尾道市内で経営。同社は平成22年に創業60周年を迎える。
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都市環境研究所の住宅団地「サンタウン駅家」分譲開始
宅地開発事業など不動産業の㈱都市環境研究所(福山市)は、同市駅家町上山守の旧ダントータイル福山工場跡地を取得し、大規模な住宅団地の造成工事を進めている。
計画では総区画176区画の宅地「サンタウン駅家」を造成する。
同団地を2街区に分け、7月末にA街区106区画を完成、B街区70区画は10月末完成を目指して造成工事は順調に進んでおり、すでに同所の一角には「サンタウン駅家販売センター」を開設して分譲を始めている。
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道路建設現場で児童が絵画制作
建築・土木工事の井上建設(株)(三原市久井町)は8日、中国横断自動車道尾道松江線の工事現場(世羅町川尻)に近くの町立中央小学校から1-4年生36人を招き、コンクリート構造物(カルバート)の上をキャンバスに絵を描くイベント「尾道・松江自動車道に思い出を刻もう!」を実施した。
現場は甲山インターチェンジ部分で、カルバートは本線の下をくぐる進入路がトンネルとして利用する構造物。上は約14m四方の平らなスペースで、完成すると舗装により本線表面から1mほど下に埋まる。舗装工事が始まるまでの期間を利用して児童たちに思い出に残る絵を描いてもらおうと井上建設が企画した。
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(株)クローバーが特殊な床コート施工方法を導入
建物清掃などの(株)クローバー(三原市)は、剥離作業が不要で環境負荷を低減する特殊床コーティングに力を入れており、地場工務店のオプション商品として採用実績を増やしている。
同社が導入した床コーティングは、ピアノ鏡面仕上げにも使われる高品質の「UFHコート」。紫外線硬化樹脂を塗布し、紫外線照射により数秒で硬化皮膜を床面に形成するシステム。無色透明に近い塗膜となり、ピアノのように、天井や内装が写り込むほどに仕上がるため、清潔感も増す。雨の日も滑らず、事故防止にもつながる。
またワックスの繰り返し施工と比べ、ランニングコストを圧縮できる場合もある。
現在福山市内の大手店舗建設業者や三原市内の大手工務店などにオプション商品として採用されており、大型病院や個人住宅などで実績を拡大中。
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尾道市民センターむかいしま着工
尾道市は11月6日、尾道市向島町の天満屋ハピータウン向島店南側の建設地に、「尾道市民センターむかいしま」を新築するため、安全祈願祭を行なった。
同センターは、鉄骨造り一部3階建て、延べ床面積4504平方m。文化ホールは半円形でステージと400席のシートがある。一階には向島支所が現庁舎から全面移転し、図書室は幼児コーナー・ITコーナー、AVコーナーも設け、50人分の椅子席がある。完成は平成21年3月の予定。
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福山繊維ビル再開発が具体化
JR福山駅前の福山繊維ビル(福山市東桜町)の再開発計画が着工へ向けて大きく踏み出した。
施主の福山駅前開発(株)は10月下旬、権利変換計画を県に申請、地権者89人中9割以上の同意を得ていることから年内にも認可される見通しとなった。
認可後、来年2月末までにビル内のテナントに明け渡しを求め、同5月にも繊維ビルの取り壊しにかかる計画。計画通りなら同9月には着工でき、平成23年1月の完成へ筋道を明確化させた。
再開発の複合ビルは住宅棟、ホテル棟の高層2棟、低層の商業施設棟1棟の構成。延べ51,000平方mで総事業資金は124億円。
西側のホテル棟は全国展開する「リッチモンドホテル」の進出が決まった。また、住宅棟については章栄不動産(株)が分譲マンションを計画する。
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美建工業(株)がベトナムでコンクリート製品を生産
生コン、コンクリート二次製品製造等の美建工業(株)(福山市)は、ベトナムに進出し、現地でセメント二次製品の製造、販売に乗り出す。
設備投資や運転資金として八月二十九日、広島銀行と中国銀行が協調融資するシンジケートローンを導入し、五億円の融資を決めた。二行が共同幹事(アレンジャー)となり半額ずつを融資する。
さる七月三日には高田忠義社長が会長に退き、ベトナムでの事業に専念する体制づくりをスタートしており、創業四十周年を機に新社長には副社長だった高田浩平氏が就任する一連の役員人事を行なった。
計画では、ベトナムに工場用地を確保、経営会社の現地法人ビケンベトナムを設立、髙田忠義氏が社長に就任しており、現地で会社経営に当たる。
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