中国メディアがアンデックス(株)スポーツサイクル事業部視察
アンデックス(株)(尾道市東尾道、田邊耕造社長)のスポーツサイクル事業部に中国国営通信新華社が出版している雑誌「環球」の胡俊凱編集長が訪問。しまなみ海道をサイクリングで盛り上げようとする同社の取り組みと自社ブランドとして開発し販売している自転車「凪」を視察した。
田邊社長が社員の高橋要一さんが自社ブランドの自転車を企画開発し販売するという提案を社内ベンチャーで採用し、スポーツサイクリング事業部を立ち上げた経緯を説明。胡俊凱編集長は、同社のベンチャービジネスに対する考えや、地域活性化の取り組みに共感していた。
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新会長に(株)夢笛の高橋英樹社長 日創研福山経営研究会
日創研福山経営研究会は福山市内のリストランテクラブヴィアージュで例会を開き新体制での活動を始めた。2012年度の高橋英樹会長((株)夢笛社長)は「ありがとう経営、増益経営の実践の強化」を基本方針に、会員企業会員企業の全社が黒字化を目指す取り組みと、会員企業100社への拡大などを呼びかけた。副会長は小林英樹さん((株)東洋額装社長)、岡本廣一さん((株)明正不動産常務)。
1月23日(月)午後7時からまなびの館ローズコム(福山市霞町)で(株)アイ・エスの金子和斗志社長を迎え「日本一の感動を創造するウエディング企業」をテーマに講演会を開く。参加費は一人2,000円、申込みは問い合わせは・084・932・7265へ申し込む。
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NPO府中ノアンテナと㈱トイロが親子で机作り体験企画
府中市の活性化を目指して活動を行っているNPO法人府中ノアンテナ(平地緑代表理事)と家具企画、ネット販売などの㈱トイロ(府中市高木町、龍田昌樹社長)は「親子で体験する、府中ノ学習机づくり。」を初めて共同企画し、募集を始めた。
親子で家具職人の指導を受けながら、4本脚で飽きが来ず大人になっても使用できるシンプルなデザインの学習机を作る。デザインは家具のネットショップ「家具の里」を運営する㈱トイロが手掛けた。伐採風景、家具工場見学などを含め3カ月かけて制作し、来年の最終日の3月11日に完成後、父から子への「贈呈式」もある。参加費は親子1組で12万5000円、定員は15組。
家具の里が「(株)トイロ」へ商号変更 3年後中国市場へ
家具企画販売、ネットショップ運営の家具の里(株)(府中市高木町、龍田昌樹社長)は10月10日、商号を「(株)トイロ」に変更、シンプルながら多様な意味を込めた社名とし、3年後には中国市場への本格進出を目指す。
同社は昭和8年に製材業で創業、家具製造、小売と業態転換し、ネット通販黎明期の2000年に楽天市場でネットショップを開店。ヤフー店、自社サイトのネット通販専業で事業展開し今期は前期比110%、約6億円の売上げを見込む。新商号のトイロは十人十色から。価値観の多様性を尊重した商品戦略と、個性的なスタッフが新しい価値観を生み出す自由な社風を表す。3年後に本格進出する計画を進めている中国を含め、世界市場でも印象に残りやすい発音でもある。家具の里」で知名度のあるネットショップは小売部門の商号として継続する。
(株)アルライトが「クレド」作成 16項目の「ベーシック」
プラスチックフィルム、ダンボール製造販売などの(株)アルライト(笠岡市茂平、橋口幸造社長)は、全社員の選抜メンバーでつくる作成委員会が経営理念を行動指針にかみくだき文章化した「クレド」を作成、運用を始め、コミュニケーションやアイデア提案活発化など効果が出始めた。
クレドはリッツカールトンやジョンソン・エンド・ジョンソンの事例で著名。研修会社の紹介で導入を決め、今年1月から3月までの土曜日を主に、ダンボール部製造二課リーダー藤井康男さんを委員長に討議を進行。経営理念「心豊かな暮らしのお手伝い」を実現する基本行動指針を「情報収集でニーズを掴み、開発プロジェクトで技術を磨き、アイデア提案で新商品を創造する」「朝礼で気づきを発表し人間力・モラルを向上、ルールの妥当性を検証しつつルールを守り品質安定を図る」など16項目の「アルライトベーシック」に集約し、常に携帯できるよう名刺サイズのカードも制作した。
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鉄マンガン除去剤・芳香剤を製造販売 ㈱赤坂ボーリングが新事業
(株)赤坂ボーリング(尾道市御調町、赤坂光太郎社長)は、クリーニング用鉄マンガン除去剤と芳香剤の製造販売事業を本格的に始める。
クリーニング剤を仕入れていた製造会社の代表が高齢で廃業を検討。既に市場がある上、用途も自動車、船、建物、電気設備など幅広く、提案営業で市場を拡大できることから赤坂ボーリングが製造事業を引き継ぐことを決め、赤坂雅士専務が研修を経て製造ノウハウを取得し、製販体制を整えた。またトイレ、事務所、工場向け芳香剤の製造方法も学び、同様に製造を始めた。効果持続期間や香り別に数種類の商品があり、ビルメンテ会社などへ販売する。
近い将来、芳香剤製造で障害者雇用も目指している。
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福山市が新事業開拓認定 平和建設(株)と(株)三共冷熱
福山市は1日、新設した「新製品による新事業分野開拓事業者認定事業」の1回目の新事業分野開拓事業者に、平和建設(株)(福山市川口町、岡田吉弘社長)の備後いぐさボードと、(株)三共冷熱(福山市松浜町、宮本大輔社長)のIH万能調理器を認定した。
中小企業の新事業や新商品の開拓を推進することが目的。市が購入する際、入札によらず随意契約が可能となる。
備後いぐさボードは平和建設(株)が危機に瀕する備後いぐさの復興を目指して開発。畳表にならず捨てていたいぐさをボードにし掲示板として使用するもので、地産地消と環境配慮の両面から認められた。㈱三共冷熱の開発した業務用IH厨房機器は熱伝導性の良いアルミ鋳物釜を使用したもの。
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コンプレッサーと現場改善を提案 ㈲山陽メンテナスが実績拡大
コンプレッサー販売、各種機械修理、据え付け工事などの(有)山陽メンテナス(三原市久井町、門田司社長)は、省エネ型のインバーター付きコンプレッサーの提案営業に、導入前後の電力量と料金比較を組み入れ、説得力のある営業で導入先を増やしている。
同社は工場に訪問して現状分析を行い、導入前の電力・エアー圧力を測定、適切なレシーバタンク設置を併せ導入後の予測データと一緒にコンプレッサーメーカーに送って正確なデータを取得。年間電力量を金額に換算して再提案するという説得力の高い営業活動を進めている。神戸製鋼所の製品を中心に5年間で約70台を販売した。県内中心に岡山、山口でも営業し、飛込み営業の成約率は40%を超える。初取引で1台を同社提案のコンプレッサーに代替した直後、2台目追加の予約も受けるなど、確かな手応えを得ている。
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