古川製作所の創業五十周年記念式典・祝賀会に350人
真空包装機のトップメーカー(株)古川製作所(本社東京都、本部・広島工場=三原市沼田西町小原)は、7月4日、JR福山駅前の福山ニューキャッスルホテルで、創業50周年記念式典・祝賀会を開催した。
当日は全国の取引先、地元経済界、海外取引先、同社関係者ら約350人が出席した。
創業50年の社歴をまとめた紹介ビデオが披露された。開式で挨拶に立った古川雅章社長はお礼を述べた後「中期経営計画では「チャレンジ50」を掲げ、新たな五十年に向けてオンリーワン企業を目指します」今後の経営方針を示した。
同社は、真空包装機のトップ企業で、国内23拠点、海外に青島事務所、台北事務所を開設、国内市場と海外30数カ国に生産量の35%を輸出している。
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古川製作所が創業五十周年迎える
真空包装機トップメーカー、(株)古川製作所(本社東京、本部・広島工場=三原市沼田西町小原)は、さる6月5日から8日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「2007国際食品工業展」に主力機種を出展した。
この展示会は、国内を主に海外も含めて食品関係の包装機、食品機械などの610社が出展、最新機種を揃えて、実演も行なわれた。
同社では、横式袋詰めシール機FHF-220、高速自動袋詰シール機、自動袋詰シール機竪型袋詰真空包装機、連動真空包装機、自動真空(ガス)包装機など8機種を出展。これまでは詰め合わせる商品を人手により袋詰めしていた工程を機械化するなど機能アップした横式袋詰シール機が注目された。
同社は、昭和21年、故古川喬雄氏が食品製造で創業、32年古川式真空包装機を開発、国産初の真空包装機の製造を始めており、今年で創業50周年を迎えた。
なお、7月4日、JR福山駅前の福山ニューキャッスルホテルで創立50周年を記念して取引先や関係者を招いて懇親会を開く。
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アドテックプラズマテクノロジーの藤井社長が最優秀起業家賞
半導体製造装置関連機器など製造販売の(株)アドテックプラズマテクノロジー(福山市)の藤井修逸社長が、日本新事業支援機関協議会が実施する新事業創出支援事業、起業家及び支援者表彰「JANBO Aawrds2006」で最優秀起業家賞を受賞した。
対象は、地域プラットフォーム事業、またはビジネスインキュベーション事業を活用して新事業を創出し、最も優れた成果を上げた起業家。(財)ひろしま産業振興機構の推薦を受けていた藤井社長は8日、東京の秋葉原コンベンションホールで開かれた表彰式で同賞を手にした。
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テクノ団地に大栄溶接(有)が新工場
レーザー加工、機械組み立ての大栄溶接(有)(福山市)は福山市箕島町のテクノ工業団地内に建設していた新工場が完成、五月十日に本社を移転した。
同社は先行取得していた敷地に、延べ床面積約千四百平方mの鉄骨造り一部二階建て工場及び事務所棟を新築、既存設備を移設したほか組立作業のスペースを大幅に広げた。
設備の主力はNCレーザー切断機。曲げ加工、歪み補正、仕上げ加工を行った部品や溶接ロボットで組み立てた部品を納めることが多かったが、組み立て作業のスペースを確保することで、要望の多かった機械設備の完成部品をより多く受注することが可能になった。(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
キャステム本社ビルが完成
ロストワックス精密鋳造部品製造を主の(株)キャステム(福山市)では、本社敷地内に建設していた本社ビルが完成した。
規模は、鉄骨造り五階建て、延べ床面積2944平方m。1階に新鋭工作機器類を完備した加工設備があり、金型加工などの最終工程を行なう。2階はCAD、CAMによる設計室と事務室を配置している。3階には(株)キャステムコーポレーションの本社事務所。4階は本社事務所とキャステムFJC、紙ヒコーキ工房等のグループ会社の総合事務所。5階には会議室、会長室、社長室を配置している。
なお、本社内には株式公開準備室を設置しており、2010年の上場を目指して担当者の業務も本格化している。
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萬成工業が「マンセイ」に改称し本社移転
ボートダビット製造で国内有数の萬成工業(株)(府中市)は、福山市駅家町に福山市が造成した福山市山北産業団地内に建設していた本社工場が完成、現在の本社工場から全面移転して、5月7日から新本社工場で業務を始める。
また、設立50周年を迎えるのと新本社工場竣工を機に、5月7日付けで社名を「(株)マンセイ」に改称する。
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三和ドックが修繕能力を大幅増強
内航・近海航路を就航している船舶の修繕専業でトップクラスの(株)三和ドック(尾道市因島重井町)は、現在の修繕専用岸壁を東の沖合いに伸ばす拡張工事が完成、3月28日、関係者が出席して竣工式を行い、総額20億円を投じた大型設備投資事業の完成を祝った。
現在の艤装岸壁200mに接続して東の沖合いに300mを延長した拡張工事で、工法は鋼管杭打ち桟橋方式を採用した。
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石井表記が大幅に利益伸ばす
プリント基板製造装置主力の(株)石井表記(福山市)は、三月十六日、平成十九年一月期業績を発表した。
期中は主力のプリント基板製造装置が中国向け販売の好調、太陽電池ウェーハも需要が伸び、アミューズメント機器向け部品も新基準機の生産による販売が増加、新製品となる配向膜塗布装置の販売開始などで、大幅な増収増益となった。
連結売上高は163億6千6百万円で、前期比24.6%増。経常利益19億5千9百万円で144。1%増、当期純利益は11億8千5百万円。
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