ウエハー乾燥装置製造部門移設 大宮工業(株)が岡山事業所
半導体及び液晶製造関連装置の製造・販売及び回転機器メンテナンスの大宮工業(株)(福山市)は、笠岡市みの越、笠岡中央内陸工業団地入口のすぐ北側に進出、施設を改修してウエハーの乾燥装置や移載機の製造部門となる岡山事業所を開設した。
本社工場から従業員50人を移し、地元雇用も進める。開設投資額は約3億円。同社は昭和50年設立、本社のほかに同市大門町に第二工場と第三工場、天理市に近畿支店、三重県に三重営業所、東広島市八本松町に東広島営業所がある。従業員は約630人。
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蛍光灯型LED販売 永進鉄工㈲が「OPTILED」代理店に
船舶艤装品製造販売などの永進鉄工㈲(尾道市西御所町)は蛍光灯型LEDの販売・施工を行うLED事業部の育成・強化に乗り出した。
香港を拠点にLED照明のリーディングカンパニーとしてグローバルな活動を行っているOPTILEDグループの日本窓口、(株)オプティレッドジャパンと昨年11月に代理店契約を結び納入実績も増加、新年度からは尾道市の入札業者にも加わる予定となり、官民需要ともに本格的な普及に取り組む。AC/DCコンバーターを本体内に取り付け、従来の蛍光灯を蛍光灯型LEDに取り替えるだけで使用でき、本体そのものを取り替えるタイプより初期投資を大幅に削減できる。
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(株)東化工が舶用内燃機関部品の修理再生工場増設
陸舶用内燃機関部品の修理・再生等を手掛ける(株)東化工(東京都)は尾道事業所内へ工場棟の増設工事を進めていたがこのほど完成した。
増築上屋は別棟で尾道事業所敷地内の4,450平方m内に、㈱葉名組(尾道市)の設計、施工で建設。鉄骨造り平屋建て474平方mの舶用内燃機関部品の修理再生工場。
同社は昭和10年東京都麹町区永田町に山王工業所で創業、各種内燃機関修理、鈑金プレス加工などで業歴76年を迎える。
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三井金属(株)竹原製煉所にリチウムイオン電池用材料の新工場
三井金属(株)は1月24日、電気自動車搭載用リチウムイオン電池材料の生産工場を竹原製煉所(竹原市)内に増設し、平成24年度に操業を開始すると発表した。
今回の新工場は同製煉所内に約5100平方m規模の工場建屋を建設し、車載向けのリチウムイオン二次電池用正極材の需要増に対応するもので従来のマンガン系正極材料工場とは別個に新工場を建設する。投資金額は約70億円、年産規模は1万2千t。
電気自動車市場の急速な進展に伴う需要の大幅な増加が予想されることから新工場を建設し、拡大する市場でのシェア確立を図る。
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ケイ・イー・シー「スーパー節電虫」が生産ラインに 大手も興味
ケイ・イー・シー(尾道市)の開発した待機中の電力をカットする装置「スーパー節電虫」が大手企業の工場電力の節約に検討されている。ファックス等に接続すると通信線の監視で電源をオフにすることで待機電力を90%以上カットする装置で、省エネ大賞・省エネセンター会長賞も受賞した。
「スーパー節電虫」は、試作品を貸し出して導入検討者に対応しているが、11月から半導体製造の大手企業が工場の生産ラインでの利用を検討している。環境にやさしい生産ラインとなるばかりでなく、世界競争に打ち勝つコスト削減に貢献する可能性も見えてきた。
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向島ドック㈱の日本初・電気推進式貨物船「はいぱーえこ」就航
向島ドック(株)(尾道市向島町)は6日、船主として中国で建造した電気推進式貨物船「はいぱーえこ」を報道関係者に公開、内航船事業に乗り出した。
貨物船を内航船船主に販売、修繕を同社で請けるネットワーク構築を目指し、一括発注による船舶価格の削減、オペレーションなど専門分野の分担による業界全体の効率化などを進める。モデル一隻目の「はいぱーえこ」は同社が船主となってデータを集めていく。同船は㈱イコーズの管理で十二月九日にJFEスチール㈱の鋼材運搬船として就航。水島、名古屋、北海道などを結ぶ航路で稼動を始めている。
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三菱電機(株)福山製作所が新遮断器の最新鋭生産ラインを設置
三菱電機(株)福山製作所(福山市)は新型遮断器シリーズの生産ラインにロボットが多品種の機器を一貫して組み立ててゆくロボットセルラインを導入、来年1月から最新鋭生産ラインが本格稼働を始める。ノーヒューズ遮断機、漏電制御機器増産を目指し、短納期化を図るとともに生産能力を年間300万台から480万台へ引き上げる。
今回のロボットセルラインはアイキュープラットフォーム対応型多関節型ロボット85台を導入するなど最新のFA機器を使用しており、複雑な機構部組立から総組立までの一貫生産によりリードタイムを短縮、約40%の省人化と省スペース化を実現し、省エネと生産性向上を両立している。今回の総投資額は50億円。
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創業60周年の山陽工業(株)「山陽会」に全国から130人
管材販売・加工、空調工事、ホテル経営の山陽工業(株)(尾道市)は10月1日、経営する尾道国際ホテルで創業60周年を記念する山陽会を盛大に開催した。
取引先などでつくる山陽会は粟井機鋼(株)の粟井文隆社長とJFE商事鋼管管材(株)の三浦直登社長が世話人。出席者にはJFEスチール(株)の佐藤知道鋼管営業部長、アロン化成(株)の矢田昭社長、新日本製鐵(株)中国支店の中島克英支店長、INAXサンウエーブマーケティングの石原俊一社長ら大手企業関係者が名を連ね、来賓の広島県議会の林正夫議長、尾道造船(株)の中部隆社長、(株)中国銀行の永島旭頭取らも含め、全国各地から約130人が集まった。
記念式典に続き記念講演・懇親会が行われた。
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