原アルミ建材の新社屋が完成
(株)原アルミ建材(三原市)は、同所の本社所在地に建設していた新社屋が完成し、隣接地の仮事務所から移転して営業を始めた。
新社屋は2階建てで事務所と作業場を併設している。
県東部地域を主要地盤に、アルミサッシ等の建材、住設機器等の関連製品の販売と施工を行っている。建材は三協立山アルミ系、硝子は旭硝子系等が仕入れメーカー。
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三原駅周辺で「はしご酒」
浮城・歩ラリ~実行委員会の主催、三原市や商工会議所、三原食品衛生協会などの後援で7月29日午後6時から三原駅周辺を会場に、市内では初のイベント「浮城・歩ラリ~ はしご酒」が開かれる。
市中心部飲食店の賑わい創出が目的。前売りチケット(2500円)を購入し、当日三原駅前市民広場の受付会場で引き換えとなるラリーカードに掲載された3店舗を1ドリンク、1チャーム、時間にして約20分間の滞在を原則として回る。8時30分までに同広場に戻ると景品として当日限り有効の3000円分の飲食券が160人に当たる。参加者全員に運転割引代行券を進呈する。
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(有)いっとくの「よさげ尾道」ブランド展開
しまなみ海道の柑橘を使った商品開発は、島内だけでなく、島々の合併後一層ブランド力を高めている尾道本土でも活発な動きがある。
県東部で「ベッチャーの胃ぶくろ」「ばくだん酒場」などユニークな居酒屋、カフェを多店化している(有)いっとく(尾道市)は商品部を設置し、地元特産品を使った商品開発を進めている。因島産八朔を使ったドレッシングと発泡酒を昨年末発売したのに続き、8月中には八朔を原料とした「はっさく島ポン酢」を発売する。
八朔ドレッシングは因島の和六農園が手掛けた八朔を100%使用。果汁と果肉が60%以上入った珍しいドレッシングに仕上がり、昨年12月に独自ブランド「よさげ尾道」シリーズ第一弾として数量限定で発売した。
同時発売の発泡酒「はっさくエール」は一次発酵のみのビールを無ろ過で瓶詰めし、ビールが苦手の人でも飲みやすい味。店昨年の「しまなみ大物産展」でも好評だった。
第三弾として来月発売する「八朔ポン酢」はカネヨ酢の杉田与次兵衛商店(有)(尾道市栗原町)が協力した。醤油と酢の味はしっかりあり、八朔果汁の甘さと調味料の甘みのバランスが良く、フルーツ感が強まった自信作。八朔特有の苦みは抑え、トンカツなどの料理とも相性が良い。
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商店街連合会が「尾道本通り活性化計画」発表
尾道市商店街連合会(木織雅子理事長)は6月16日、グリーンヒルホテル尾道で総会を開き、活性化委員会が策定した「尾道本通り活性化計画」を承認、古くて新しい商店街に向けた第一歩を踏み出した。
総会後、来賓を招いた懇親会の冒頭で「尾道本通り活性化計画」を対外的に初めて発表した。
「遊ぶ、住む、楽しむ」と題した尾道本通り活性化計画は平安期の港まちに自然発生的にできた市街地に端を発する歴史認識の下、昭和21年に土堂中央商店街が結成されてから現在までの歩みで始まり、現状認識、抱える問題、立地環境、達成目標などを明確化、新しいコンセプトを「幸福のための進化・遊ぶ、住む、楽しむ」と定め、具体的な実行計画を短期、中期、長期に分けて列挙している。
その中で、急速な商店街の過疎化が起きている現状を認識、将来は商店街を維持することができなくなる危機感を持った上で、観光地、街医者が多いこと、有力な公立高校や小学校の通学圏であること、尾道らしい祭りの主要舞台など立地メリットを生かした取り組みを掲げている。
■尾道本通り活性化計画
具体的には次の7つの柱に沿って取り組む。
「花と緑の潤いのある空間」。アーケードの柱の根元に花を設置するなど。
「居住人口増加・空き家対策」。低層マンションや高齢者専用賃貸マンションの整備など。
「若者に支持される個性ある商店街」。ゾーニングして若者が増える施設の導入など。
「各イベントへの対策」。誓文払いに替わってさくら祭りを最大のイベント位置づけ、土曜夜店を帰郷者の多いお盆まで実施するなどの改善と人が集まるイベントに向けた販売戦略など。
「音響・照明」。統一した照明と音響、夜間の危険性を低下させる常夜灯の点灯、若者の意見を取り入れた音響の午後8時または9時までの実施など。
「システム」。共通券ではなく市域の駐車場の駐車券を連合会で一括購入して個店で活用するなどの駐車場策、10~15人乗りの小型低床無料バスの時速15キロ以下での運行を目指す低床バス社会実験。
「インフォメーション」。「尾道本通り」の冠を付した各商店街の呼称方法の統一、インターネットなどの積極活用、商工会議所の実施する元気な店表彰制度の活用など。
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ストリーズが中古トレーラーハウス販売開始
ストリーズコーポレーション(福山市)は全国でも珍しい中古トレーラーハウスの販売を4月から始め、利用例のPRも兼ねたカフェ&ソフトクリーム「STREAZZ」(ストリーズ)の店舗も6月12日にオープンさせた。
トレーラーハウスはけん引するタイプのキャンピング施設。アメリカで普及しており、長さ4~14mほどの多様なタイプがある。設備はシャワー、キッチン、トイレ、ベッドなどが装備されており、水道栓と電気コンセントがあれば、直ぐに生活が始められる。
このほどオープンしたカフェ&ソフトクリーム「STREAZZ」はトレーラーハウスとして世界的に人気が高く、弾丸列車風の個性的な外観が特徴の「エアーストリーム」を改装して店舗にした。
ソフトクリーム各種とかき氷、シェーク、ソフトドリンク各種、チーズドックなどをオリジナルの味でテイクアウト可能な形でも提供している。
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パティスリーオクモトが東京でレモンケーキ出品
菓子製造販売のパティスリーオクモト(尾道市瀬戸田町)は、レモンの皮を使った新感覚の焼菓子「まごころ」を、西部池袋百貨店で6月16日から22日まで開かれる「ヤフー!」のグルメショップ企画で販売する。
同店は香りと独特な歯応えを残す皮に着目、皮の油包と呼ばれる部分を壊さないよう手作業で五㎜角に刻んで、三、四回のアク抜きを経て煮込み、レモンジャムにして生地に混ぜ込む。
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(株)阪井養魚場 秋からインドへも本格進出
「阪井の錦鯉」として知名度のある高級錦鯉生産の(株)阪井養魚場(三原市)では、経済成長が著しいインドネシアへの輸出が急拡大、今秋からはインドへの輸出も本格化させ、世界市場での存在感をいっそう高めていく。
最近の海外出荷額では、中間価格の鯉が多い中国を抑え、数百万円台と高額の鯉の出荷が増加しているインドネシアがトップとなった。経済成長が続く同国は人口が増大、国内需要も旺盛でGDP伸び率も高く、BRICsに次ぐ成長国として注目されている。同国への出荷増は、贅沢品を好み錦鯉を成功者のステータスと考える若い富裕層が急増していることなどが背景にある。
同社はこの秋からインドへの本格進出も計画している。同様に品評会をメーンとした戦略で、インドの富裕層を取り込みにかかる。
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尾道ロイヤルホテルビアガーデンがオープン
尾道の風物詩、尾道水道の潮風と尾道三山の風景が楽しめる尾道ロイヤルホテル屋上ビアガーデン(℡0848・23・2111)が6月1日オープンした。
尾道市街中心部に近い10階建てホテルの屋上は特等席。今年は話題のお好み焼きも追加、海の幸、山の幸を取り入れた和、洋、中の料理や女性の希望に沿った多彩なスイーツ・デザート類も充実している。ずらりと並んだホテル料理で2時間ゆっくりと生ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、焼酎、泡盛、ソフトドリンクなどの飲み物が味わえる。
料金は大人男性4千円、大人女性3千7百円、中高生2千5百円、小学生2千円、幼稚園以下5百円でいずれも税、サービス料込み。
雨天時は室内を用意。8月末まで連日開催。9月15日までは予約で開かれる。
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