瀬戸田の旅館4代目が銀座に料理店
生口島・瀬戸田の住之江旅館(尾道市瀬戸田町)の4代目、大谷康文さん(36)が2月末、東京銀座に瀬戸内の山海の幸を提供する「瀬戸内料理すみのえ」をオープンし、関東から瀬戸田に訪れていた旅館の常連客を中心に早くもリピーターが定着するなど話題を呼んでいる。
大谷さんは船場吉兆で5年間修業。その後現代表摂夫さんの体調不良から瀬戸田に帰り、住之江旅館を料理長として支えてきた。摂夫さんが無事復帰し、また関東の常連客から「東京に店を出してほしい」との要望が高まっていたこともあり、東京での挑戦を決心した。
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尾道ではしご酒イベント初開催
尾道市役所に近い尾道の伝統的な飲食店街「新開」で3月17日、参加店のマップを手に3軒のお店を飲み歩く「尾道しんがい覇酒互(はしご)ざけ」が初めて行われ、404人が参加した。
チケットを購入した参加者は、午後7時にハッピー久保をスタート、企画に参加する69店舗の中から3店を回ってラリーカードに押印を集め、午後8時30分までにスタート地点へゴール、抽選に臨んだ。抽選はその日から使える参加店共通飲食券3000円分が参加者の半数に当たった。
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「マリンリーフ」がパリコレで輝く
フランスのウェスティンパリで1月27日、日本の先駆者でトップを走り続けるウェディングデザイナー桂由美氏の2010年パリオートクチュール(通称パリコレ)が華やかに開かれ、メーン素材として「尾道マリンリーフ」が輝いた。
世界でも認められている桂由美氏のパリコレ。今年は「魅惑の森」と題され、メーンに人気モデル三姉妹の一人道端ジェシカが出演。昨年のパリコレでブーケを飾ったマリンリーフを今回のショーではドレスやベールなど全般に採用し、自然から贈られた新素材として世界一流のファッション業界に一挙に発信した。
マリンリーフは鯛のうろこの美しさに魅せられた田中京子氏が5年前から着色や脱臭の研究を専門家に依頼するなど試行錯誤を繰り返し、3年前に尾道を発信地として活動を始めた。その斬新さと芸術性に「ひろしまベンチャー大賞助成金」も贈られている。
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(株)秀和が高級タイシルク製品卸し開始
家具小売、雑貨店経営の(株)秀和(三原市)は、手織りの高級タイシルクを使ったベッドリネンや衣類などの卸事業を新たに始めた。
同社が取り扱うシルク製品は広島の繊維製品メーカー(株)TTJ(広島市安佐南区)が製造。タイ現地工場で職人が手織りするシーツ、布団カバー、枕カバーなどベッドリネンとパジャマ、ニット製品などの衣類、まゆ玉やブラシなど美容関連商品のトータルブランド「ゴールデンシルクNo11」を扱う。
美容商品は百貨店などで販売されているが、リネンや衣類を加えたトータルな品揃えは全国でも同店のみという。
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福山市内2号店コスモス多治米店が27日オープン
九州地盤に低価格路線で、スーパードラッグコスモスを展開する(株)コスモス薬品(福岡市)は、福山市多治米町に建設していた新店舗「ディスカウントドラッグコスモス多治米店」が完成、2月27日オープンした。
県内には平成20年10月、福山市に新涯店をオープンしたのが1号店で、多治米店は県内でも2号店。
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世羅町のリサイクル店「がらくたや」が営業本格化
携帯電話ショップの多店舗展開などを行っている(株)のとテック(尾道市)が世羅郡世羅町にオープンさせた大型リサイクルショップ「がらくたや」が試行錯誤を経て来店客ニーズに応じた品揃えで営業を本格化させている。
がらくたやは家具、厨房機器、家電製品、事務用品、食器、生活用品など多彩なリサイクル商品をそろえたリサイクルショップ。店舗や事務所、家庭で必要な道具や機器、小物などが掘り出し物価格で揃う。置物やジュークボックスなど一部アンティーク商品も並ぶ。
約250坪の倉庫内を商品展示スペースに使用。昨年10月のオープン以来、徐々に取扱品目を増やしており、買取りはせず、販売に専念している。
リサイクルショップ「がらくたや」=世羅郡世羅町西上原102-3、℡0847-22-5011。火曜日定休。
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尾道通りに写真のバナーフラッグ設置
尾道通り旧本陣・石畳地区商店街振興組合は11月27日からアーケードの柱や街路灯ごとに尾道らしい風景を写真で紹介するバナーフラッグを全部で63種類設置した。
これまで招き猫のバナーフラッグを設置していたが、老朽化にともない新企画でリニューアル。今後2年間の掲出期間を予定している。
バナーフラッグは写真のまち尾道四季展入選作品や住吉花火まつり写真コンテストグランプリ作品、しまなみ海道の写真など評価の高い尾道らしい写真作品を採用している。
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ハローズが岡山県早島町に大規模物流センター
24時間営業の食品スーパー「ハローズ」を展開する(株)ハローズ(福山市)は、計画を進めていた岡山県早島町への大規模物流センターの建設工事にこのほど着工、平成22年11月の稼働を目指している。
早島物流センターは、山陽自動車道早島ICに近い国道2号沿いで瀬戸大橋にもアクセスが良い岡山県早島町の取得地で鉄骨造り2階建て、延べ床面積約6万3000平方m、一部に事務所も設置する。
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