ティ・ナ・ナ田んぼ教室の稲刈り盛会
健康生活提案の「ティ・ナ・ナ」(尾道市)は9月23日、世羅郡世羅町黒川上谷の田んぼで「ふれあい田んぼ教室」の稲刈り体験会を開き、子ども連れの家族とスタッフら総勢約80人がカマを片手に実りの秋を体験した。
せらこしひかりの里として知られる世羅郡世羅町の減農薬栽培の田んぼが会場。今年6月1日にも田植え教室を開いた田んぼが収穫期を迎えた。
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家電量販店1位のヤマダ電機の三原店開店
家電量販店最大手の(株)ヤマダ電機(群馬県)は、三原市城町三丁目に建設していた「テックランド三原店」を9月19日オープンした。
同所はJR三原駅から南約500m、道路を隔ててジャスコ三原ショッピングセンター、食品スーパーエブリイ、紳士服チェーンはるやま、ドラッグストアひまわりなどの市内でも商業化が急速に進んでいる好立地にある。
店舗は3階建て、延べ床面積11,509平方m、1階は店舗入口と駐車場スペースで200台を収容できる。2階が売場。3階は倉庫と店舗事務所。
県東部にはテックランド福山店、同福山西店の2店舗を展開している。
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(株)啓文社が神辺の大型商業施設に出展計画
書店の(株)啓文社(尾道市)は、福山市神辺町南之丁に11月オープンする予定の複合商業施設「フレスポ神辺モール」に、大型複合書店「啓文社コア神辺店」を出店する。
フレスポ神辺モールの南エリアに出店する啓文社コア神辺店は2階建て、総売場面積2,936平方mの規模。福山市北部への大型書店出店の要望に応えたもので、書籍、雑誌を中心に、CD、ゲームソフトなどを販売し、ビデオやDVDレンタル、インターネットカフェも併設する。府中以北、井原市周辺、福山市内中心部からの集客を目指す。コア店は春日店、福山西に続いて三店目。
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笠岡のスーパー「ワシン」が廃業
笠岡市の地場スーパーとして知られる「ワシン」が8月2日に最終の売り尽くしセールを行ない47年間の業歴を閉じた。
経営会社(株)和信(笠岡市)は、昭和36年3月3日、福山市内の店舗の進出に対抗して笠岡市内の商業者らが共同出資して設立した。笠岡駅前通り沿いに「殿川店」、同市三番町には「番町店」を開設、その後井原市内と里庄町に進出し、4店舗体制と事業を拡大した。最盛期には年間4,000万円以上の利益を計上する高額所得法人に名を連ねる優良企業になった。しかし、その後は笠岡市内にも複合商業施設がオープンするなど競争が厳しさを増しており、最近では赤字経営が続くなど影響を受けてきた。
一方、殿川店のある笠岡駅前商店街では署名運動を行い、市や商工会議所へ、地域のスーパーの存続を陳情している。殿川店を取得して地域のスーパー経営を継続して欲しいと訴えている。
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ファインテック(有)が尾道弁Tシャツ
産業機械設計などのファインテック(有)(三原市)の山本真義社長は、出身、在住の尾道の方言をデザインしたオリジナルプリントTシャツを企画、ネット通販を始めた。
尾道弁で「俺の」を意味する「わしの」ブランドとして展開する。デザインは2種類。正座を意味する「おじんじょ」、「ぶちすげえじゃん」と「Very Wonderful」をデザインしたTシャツを商品化した。観光客対象のお土産として千光寺売店でも販売している。
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福山市山野町の龍頭山荘がオープン
(株)ジュエリーウォッチアベ(尾道市)専務で、同市向島町の古民家風貸別荘「安部旅館」も経営している安部泰志氏が、温泉場としても知られる福山市山野町の龍頭山荘を購入、本格的な京料理も楽しめる温泉旅館としてこれまでと同じ「龍頭山荘」の宿名で7月8日から営業を始めた。
龍頭山荘は山野峡県立自然公園内にあり、龍頭の滝を目指す入り口に位置する。緑と清流に囲まれた自然豊かな佇まい。
温泉も良質な単純硫黄冷泉に恵まれ、健康を取り戻す湯治目的の人からも利用があった名湯。京料理を修業した料理人を迎え、宿泊と料理のお客のほか、1,200~3,000円前後の昼食と温泉を組み合わせ、気軽に立ち寄れる旅館を目指す。
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自作屋LLPが骨伝道スピーカー販売店に
ホームページ制作などの自作屋有限責任事業組合(福山市)は、京都の電子機器メーカーが開発した難聴者対応骨伝道スピーカーの中四国販売店契約を結び、今月中旬から福祉施設や病院、公共施設、個人などを対象に販売を始める。
骨伝道スピーカー「サウンドハブ」は、耳ではなく、こめかみ下の頬骨をおおう皮ふに直接当て、骨の振動で音を鮮明に伝える補聴補助具。卓上に置けるマイクで集音された話し声がアンプで拡幅されて骨を振動させ、鼓膜を通さず蝸牛、聴覚神経に伝わる仕組み。ハウリングがなく、耳に装着する必要がないため違和感もない。85デシベルの高度難聴者まで対応でき、乾電池で作動する。
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ケンソニック(株)が竹粉砕機の代理店に
ケンソニック(株)(井原市)はこのほど、高性能の竹・樹木シュレッダー装置を展開するマツオと同装置の西日本総代理店契約を結んだ。生竹チップを肥料として田畑にまくと生産物の収穫が増えたり、甘みが増すなどの効果が注目されている生竹肥料農法の普及に力を入れながら、装置と竹チップ販売、チップ化作業請負いの新事業を開始する。
袋詰めで発酵を止めたチップは、4月に行われた井原産業祭りで農家を中心に問い合わせが殺到したという。
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