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尾道市のお店紹介

markfw.gifcafe TSURESHIO(カフェ)2012年08月01日号掲載

お店イメージ
カフェ
cafe TSURESHIO
店長 村上優さん
住所 尾道市因島土生町1899-31
TEL (0845)22-2019
営業 10:00〜16:00
   (ランチタイム11:00〜14:00) 休日 木曜日
P有料

ギャラリーでは作品展示も

 今年5月ポートピアはぶにオープンしたcafe TSURESHIO。村井石油が経営し、ガソリンスタンドスタッフだった村上優さんが店長となり、8月末までの浴衣での接客など工夫を凝らしたサービスで、岩城島に渡るサイクリストも立ち寄るなどファンが増加中。カフェがメーンで、ランチは日替わり3種。カレーやパスタなど750 円から。付け合せ野菜やサラダは地元野菜中心、レモン水には岩城島のレモンを絞るなど地元産使用を心がける。人気のオムライスはホワイトソースの日とデミグラスソースの日がある。店内の壁、棚などに作品を展示するギャラリーでは出展者を募集中。審査はあるが、展示料金は無料。

markfw.gif尾道船弁 Sugamiya(お持ち帰り寿司)2012年07月20日号掲載

お店イメージ
お持ち帰り寿司
尾道船弁 Sugamiya
㈱コウノグループ社長 吉田スガミさん
住所 尾道市土堂1-12-13
TEL (0848)36-5838
営業 11:00〜18:30(売切れ次第終了)
休日 無
P  あり

駅弁、空弁…次は「船弁」

 尾道海岸通りの「尾道船弁 Sugamiya」のメニューは、尾道を盛り上げる「好きです尾道」事業部を立ち上げている㈱コウノグループ社長の吉田すがみさんが、港町尾道らしい新たな名物作りに取り組んだもの。瀬戸内産を中心に新鮮素材、旬の食材にこだわり、職人がひとつひとつ手作りする。一番人気は瀬戸内の蛸を使った蛸めし(880円)。蛸飯の上に蛸の天ぷらがのっている。他にも尾道名物穴子押し寿司(8貫、980円)やじゃこ飯(880円)、鯛めし(880円)のほか太巻き(780円)、ハモ寿司(880円)、うなぎ寿司(1,575円)など多彩。尾道の手土産にもぴったりだが、店内にはイートインスペースもある。

markfw.gifべぇちょう弐(居酒屋)2012年07月10日号掲載

お店イメージ
居酒屋
べぇちょう弐
専務 藪本千春さん
住所 尾道市西御所町2-4
TEL (0848)38-7325
営業 17:00〜23:00
休日 日曜日

このグレードでこの価格!手間かかってます

 三原で予約が取りにくい人気店「べぇちょう」の2号店「べぇちょう弐」が尾道にオープンして丸1年。落ち着いたカウンター席は堀炬燵で冬は床暖房になる。2階の座敷席は仕切りを取ると25名までの宴会場に。材料も冷凍を使わず、全てのメニューが手間のかかった手作りで、ササミなのにパサパサしない「ふわふわとり天」や「つくね」など鳥料理中心、竹原の峠下牛などもある。野菜、米などは地産地消、調味料なども産地や本物にこだわる。焼酎や梅酒などは手に入りにくいものも含め120種類ほどのお酒が用意されており、つまみは主に280円〜480円、焼酎は400円が主流でリーズナブル。

markfw.gifCaféterasse(イタリアンレストラン)2012年07月01日号掲載

お店イメージ
イタリアンレストラン
Caféterasse カフェ テラッセ
オーナー 東原末子さん
住所 尾道市瀬戸田町沢183-3
TEL (0845)27-1756
営業 10:00〜16:00
   18:00〜22:00(LO21:00) 休日 木曜日・水曜夜
P  あり

芸術に囲まれた陽だまりのテラス

 平山郁夫美術館斜め前の「カフェ テラッセ」にはその名の通り明るいオープンテラスがある。12年前にカフェとしてオープン、6年前から娘さん夫妻、田代竜二さん・圭美さんがイタリアンレストランとして運営している。お昼は「本日のパスタ」2種から選べるランチ、A945円(グリーンサラダ・自家製パン付)、B1260円(前菜盛り合わせ・パン・ドリンク付)、C1575円(B+デザート)のセットメニューのほか、ハンバーグやオムライスなど、定番のアラカルトにも隠れた人気がある。夜はワインに合う本格イタリアンとなる。店内にはピアノもあり、ミニコンサートなども開かれ、貸切パーティーにも応じる。

markfw.gif尾道国際ホテル(ビアホール)2012年06月20日号掲載

お店イメージ
ビアホール
尾道国際ホテル
支配人 寺岡靖治さん
住所 尾道市新浜1-13-6
TEL (0848)25-5931
営業 ビアホール18:00〜21:00
   (ラスト入店は20:00)
休日 期間中無休
P  あり

ホテルならではの「ビアホール」楽しんで

 今年の夏も暑くなるとの報道が続く。尾道国際ホテルでは、和洋中からスイーツまでバラエティ豊かなバイキング料理を食べ放題、生ビールはもちろん樽ハイ、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワイン、ハイボール、カクテル、ソフトドリンクなど約20種類のドリンクが飲み放題となっているビアホールを連日営業中。冷房の効いた空間でゆったりと過ごす時間が暑さを忘れさせてくれる。時間は2時間で、大人男性4,000円、女性3,700円ほか。特別宿泊プラン(4,800円)もあり、気軽に宿泊も可能。尾道ロイヤルホテルでも暮れていく尾道水道の絶景を楽しめる屋上ビアガーデンを実施中。

markfw.gifオステリア ブリランテ(イタリアンレストラン)2012年06月20日号掲載

お店イメージ
イタリアンレストラン
オステリア ブリランテ
オーナーシェフ 益原孝次さん
住所 尾道市高須町4807-2
TEL (0848)55-9115
営業 11:30〜14:00(LO)
   17:30〜21:00(LO)
休日 月曜日
P  あり

カジュアルだけど本格派

 東尾道の住宅街に昼ともなると車があふれるほど女性に人気の店「osteriaBRILLANTE」がオープンして1年ほどになる。オステリアとはイタリアンでカジュアルなレストランのこと。オーナーシェフの益原さんは尾道出身、広島市内や東京の店で働いたのち本場イタリアで1年ほど学んだ本格派。お昼のランチコース980円のパスタはオイル、クリーム、トマトの3種類のテイストから選ぶことができ、季節に合わせて内容も変化する。食後に選べるドルチェの付いたコースは1,380円。夜はワインに合う前菜がラインナップされたアラカルトとシェフチョイスのブリランテコース3,200円〜が用意されている。

markfw.gifみくに農園(青果店)2012年06月20日号掲載

お店イメージ
青果店
みくに農園
直売所オーナー 三國仁さん
住所 尾道市瀬戸田町沢204-10
TEL (0845)27-0743
営業 10:00〜16:00
休日 不定休
P  あり

シトラス香る島の店

 しまなみ海道生口島、平山郁夫美術館前の「みくに農園直売所」は、柑橘の町瀬戸田で長年農業を営むオーナーが生産物を直接消費者に販売するため15年前に開いた直営店。店先にはネーブル・デコポン・安政柑などの大きな名札をつけた多種類の柑橘類が並び、季節ごとの収穫に合わせ変化する。瀬戸田のお土産としてはもちろん、地元名産の旬の果物を地方発送で親戚や友人に送り喜ばれている。目を引くのは「プリンセス清見」という見慣れない品種。「清見」は通常オレンジ色の実をつけるが、3年ほど前、突然黄色い実をつけたのを発見、三國さんが名付けた。また、冬になると農園でみかん狩りも楽しめる。

markfw.gifごはん屋 がんぼ(食堂)2012年05月10日号掲載

お店イメージ
食堂
ごはん屋 がんぼ
オーナー 中濱真理子さん
住所 尾道市高須町4839-1
TEL (0848)46-7735
営業 ランチ11:30〜14:00(月〜金)
   18:00〜22:00(火〜土) 休日 日曜・祝日
P  あり

毎日「カエル」我が家のように

 東尾道の松永大橋手前の「ごはん屋 がんぼ」の入口に入るとオーナーのカエルコレクションがお迎えする。メインと小鉢、ご飯、味噌汁、デザートの付いた日替わり定食、カレー、ラーメン、そば飯、焼きそばのセットなどお昼の定食は全て750円。夜も夜定食やセットメニューがあり、850円で食べられお財布にうれしいごはん屋さんだ。定食、セットメニューいずれも味噌汁、ご飯のお代わり自由で満腹度満点。食後にはコーヒー、紅茶のドリンクサービスもあり、ゆっくり落ち着いた店内でのんびり会話も楽しめる。夜には一品料理とともにお酒も楽しめる居酒屋の顔もある。

markfw.gif田面船(カフェ)2012年05月01日号掲載

お店イメージ
カフェ
田面船
NPO法人 SOURIRE(スーリール)理事 向井久美子さん
住所 尾道市久保1-1-1
TEL (0848)38-7721(カフェ尾笑さん)
営業 11:00〜17:00
休日 木曜日
P  P2台

新しい田面船がこぎ出した!!

 広島市のNPO法人が運営する西国寺参道脇の「カフェ 尾笑さん」の2号店・「カフェ 田面船」(たのもぶね)が、かつての制作場所跡にオープンした。尾道だけに伝わる郷土玩具・田面船は北前船を模した木工船で下にコロが付いている。8代目で途切れた田面船がNPOの作業所で作られ、貸ギャラリーでもある店内で展示・販売されている。初めて男子が産まれた農家へ送る祝いの品だったが、尾道ならではの縁起物として開店祝いなどにも重宝されている。カフェのおすすめは瀬戸田産無農薬レモンを使用した「元祖尾道レモンうどん」。オリジナル七味唐辛子は、要望に応えて今年から販売もしている。

markfw.gif松ちゃん(ラーメン)2012年04月01日号掲載

お店イメージ
ラーメン
松ちゃん
オーナー 新田みどりさん
住所 尾道市向島町6049-1
TEL (0848)45-3505
営業 11:30〜14:00、16:30〜20:00
休日 月曜日(祝日は営業)
P  あり

矢印の看板が目印!

 向島、国道沿いの「らうめん 松ちゃん」は、14年前から女将さんの「営業マンなど働く人々を応援したい」というモットーで地元に愛されている。特別、尾道ラーメンとうたっているわけではないが「醤油らうめん」(530円)には背油がのり基本形は押さえた感じ。ご主人が研究した味の特徴は極細麺と少し甘めで柔らかい背油。量を変えた「ちょっとらうめん」(370円)、「もりもりらうめん」(660円)のほか、「味噌らうめん」(660円)、「塩らうめん」(580円)などのバリエーションがある。平日限定の定食はお好きな「らうめん」にご飯、漬物、おかずが付いて+190円と超リーズナブル。働く庶民の味方だ。

markfw.gifデイホームてご家 レストラン(ランチバイキング)2012年04月01日号掲載

お店イメージ
ランチバイキング
デイホームてご家 レストラン
住所 尾道市吉和町 4810-1
TEL (0848)20-0606
営業 11:30〜15:00
休日 毎週日・水曜日
P  あり

栄養バランス抜群!約30種類の手づくりランチバイキング

 「個性」と「大切な時間」を過ごせるようにスタッフが一丸となってサポートするデイホームてご家。同所には利用者のみでなく、一般の人も利用できるレストランがある。日曜日と水曜日以外毎日30種類にも及ぶ日替り料理のランチバイキングが750円で味わえる。3歳から小学生未満は100円引き。旬の野菜や活きの良い魚や肉を使った和洋折衷料理は全て手づくり。四季の味が楽しめ、バランスが良い料理には定評がある。意見投書箱を設け、リクエストや要望を調理部門に伝え即座に反映させるのでリピーターも多い。

markfw.gifオエコモヴァ(レストパブ&ライブハウス)2012年03月10日号掲載

お店イメージ
レストパブ&ライブハウス
オエコモヴァ
店主 小合均さん
住所 尾道市久保1-5-18
TEL (0848)37-3001
営業  17:00〜0:00
休日 日曜日

気軽に立ち寄れるアットホームなライブハウス

 プロミュージシャンをはじめ、地元のミュージシャンのライブを数々開いているオエコモヴァ。キャリアもジャンルも越えた懐の深いライブハウスとして、沢山のファンがいる。オーナーの江頭さん夫妻も大の音楽好きで、ご主人は現役のバンドマン。毎月様々なライブイベントを開いているので、ホームページは必見。メニューも豊富で、特製スペアリブ(4本)&ポテトやビッグ・ハンバーガー&ポテトは人気。ドリンクを片手に音楽と美味しい料理とお酒が楽しめる。毎週木曜日はアコースティック飛び入りdayで演奏者は1000円(1ドリンク付き)。13、20、27日は1プレート&2ドリンクで一人1000円(午後5時〜午後9時まで)。17日オエコモThe Liveでは出演者を募集している。

markfw.gifゆういちのパン屋ムッシュ2012年03月10日号掲載

お店イメージ
パン
ゆういちのパン屋ムッシュ
㈲豊商事社長 広瀬優一さん
住所 尾道市高須町4778-2
TEL (0848)46-1782
営業 7:00〜19:00
休日 月曜日(祝日の場合火曜日)
P  あり

地元発掘商店!ゆういちのパン屋ムッシュ

 オーナーの広瀬さんは常に地産地消、地元の味造りにこだわってきた。始まりは店の代名詞ともいえる「イチジクあんぱん」(180円)。イチジクのプチプチした食感がたまらない。またイチジクパイもお土産として定着してきた。続いて因島の「はっさくあんぱん」(180円)。酸味に交わるかすかな苦味が特徴で、姉妹品に「はっさくメロンパン」(150円)もある。そしてこのたび広島菜漬けを刻んで生地に練りこんだ「ひろしま菜あんぱん」(180円)が新発売。粒あんと合う漬物の食感と塩味で新しい広島土産を目指している。クロワッサンも人気。シンプルなものからその生地で作った数々のデニッシュが評判となっている。

markfw.gifおきなわんふ〜ど ゆんたく(沖縄料理)2012年03月01日号掲載

お店イメージ
沖縄料理
おきなわんふ〜ど ゆんたく
店長 松本哲男さん
住所 尾道市高須町705-2
TEL (0848)47-4401
営業 17:30〜24:00(L.O.23:00)
休日 不定休
P  あり

沖縄ムードでゆったりおしゃべりを

 店名は沖縄弁で「おしゃべり」。沖縄音楽が流れる中、カウンター、テーブル、座敷に個室とお好みの席でゆったり会話を楽しめる。ミミガーねぎポン、もずくの天ぷらが人気メニュー。ゴーヤチャンプルーは苦味が少なく食べやすい。海ぶどう、サラダ、天ぷら、ゴーヤチャンプルーなどがセットとなるコース料理は4人から、前日までに要予約で1,500円、2,000円、2,500円の3種で、2時間の飲み放題は+1,500円。泡盛も「ゆんたく」「残波」「久米仙」「瑞仙」「珊瑚礁」など沖縄銘柄がずらりと並ぶ。ポイントが貯まるお得なメール会員も募集中。福山市駅家町の2号店「がちまやぁ(「食いしんぼう」の意味)」も人気。

markfw.gifロハスこころ(古民家カフェ)2012年03月01日号掲載

お店イメージ
古民家カフェ
ロハスこころ
住所 尾道市美ノ郷町三成1176-1
TEL (0848)36-5310
営業 10:00~17:00 ランチ11:30~14:30
休日 火曜日
P  あり

古民家カフェでほっこり過ごす癒しの空間

 古民家を手作りで改装してカフェとハンドメイド雑貨とリンパサロンを開いている「ロハスこころ」。昨年12月に本格オープン。口コミで幅広い女性客が来店している。ランチタイムは日替わりランチ、ハンバーグカレーランチが650円とリーズナブル。煮込みハンバーグランチは700円。カフェタイムには米粉を使ったワッフル380円やカフェオレ、生フルーツジュースがある。雑貨ではハンドメイドでは珍しい木工雑貨はベンチ、テーブルは3800円からとリーズナブル。スペースに合わせてオーダーメイドしてくれる。リンパケアは60分4500円、フルボディコースは初回のみ3000円。毎月第4水曜日午後2時〜3時までリンパヨガ教室も開いている。ゆったり癒しの空間で心身ともにリフレッシュできる。

markfw.gifさるかに君(おむすび)2012年02月10日号掲載

お店イメージ
おむすび
さるかに君
オーナー黒飛友彦さん
住所 尾道市十四日元町2−20
TEL (0848)29−8256
営業 7:30〜夕方
休日 木曜日

早起きおむすびころりん

 尾道本通り商店街の長江口にかわいく書かれた真っ赤な文字のお店「さるかに君」は早朝からオープンしているおむすび屋さん。お持ち帰りおにぎりとあるが店内にはお茶やポットも用意され、バス待ちの間に小腹に入れていくお客様もいるという。一番人気はたこめし(150円)。ポリフェノールたっぷりな美人玄米(120円)が続く。世羅の特別栽培米にこだわっており、お米だけの銀シャリ(80円)も根強い人気で、美人玄米との紅白セット(300円)も健康的だ。2階の「瀬戸内クリーン」(℡0848・29・8257)ではお墓の出張掃除(3,800円〜)を請け負っており、見積もりや詳細は1階で気軽に聞ける。

markfw.gif東方記(中華料理)2012年01月20日号掲載

お店イメージ
中華料理
東方記
店主 曽 建さん
住所 尾道市土堂 二丁目2−18
TEL (0848)21−0688
営業 11:30〜14:00 17:50〜22:00
休日 火曜日

薬膳鍋と火鍋で体あったか

 昨年11月末に尾道郵便局そばの商店街にオープンした「東方記」。同店では尾道初の中国の漢方薬でスープを取った「薬膳鍋」や唐辛子や山椒が入った辛い鍋として有名な「火鍋」が楽しめるお店。お昼は中国の家庭料理を中心にボリュームたっぷりのランチメニューが喜ばれている。山椒が効いた本場の麻婆豆腐も食べ応え十分。お薦めのラム肉しゃぶしゃぶ火鍋セット(二人前)1500円や唐揚げ(大)620円、焼飯420円も人気。店内入り口には中国の麩や調味料、お茶なども販売している。店主の曽建さんに調理方法や使い方を聞いて、家庭でも本格中華料理に挑戦できる。寒さが堪える時期、風邪予防にも体を温めるあったかメニューで、元気に冬を乗り切りたい。

markfw.gifパティスリー プチフール(洋菓子)2012年01月10日号掲載

お店イメージ
洋菓子
パティスリー プチフール
代表 原山奈美さん
住所 尾道市因島中庄町3303-7
TEL (0845)24-0480
営業 10:00〜17:00
休日 日曜日
P  あり

店舗改装 柑橘使った新商品も続々

 昨年11月11日、因島中庄町の洋菓子店「プチフール」がリニューアルオープンした。同店は製菓学校での勉強、フランスでの修行、レストラン勤務の経験を活かして独立した原山奈美さんが手掛ける各種ケーキをはじめ、「はっさくジュレ」(はっさくゼリー)や新商品の八朔入り生チーズサンド「ふわるん」といった因島の特産である柑橘の魅力を打ち出したお菓子を提供している。人気商品は徳島産鳴門金時を使ったスイートポテト「島ぽてと」。オープンして5周年を迎え、リニューアル後は新規来店客も増えた。新商品開発にも積極的。そろそろバレンタインデーの準備も始まる。

markfw.gifかき左右衛門(かき専門店)2012年01月10日号掲載



お店イメージ

かき専門店
かき左右衛門
支配人 小林昭仁さん
住所 尾道市土堂2丁目9-20
TEL (0848)38-7871
営業 11:00〜14:30(土曜祝のみ)
   17:00〜23:00(LO22:30)
   17:00〜20:00(日曜日のみ)
休日 火曜日(火曜日が祝日の場合翌日休み)



本格的な寒さ到来!大きく育った牡蠣が美味しい季節



 本格的な寒さが到来し、大きく育った牡蠣が美味しい季節。グリコーゲンのほか必須アミノ酸などタンパク質やカルシウム、亜鉛が豊富で「海のミルク」と呼ばれ、美容と健康に欠かせない冬の味覚。牡蠣専門店のかき左右衛門では「名物!かき左右衛門の土手焼」680円や「かき鍋」1980円(2人前から)をはじめ、炭火で焼かれた大ぶりの焼きかきを1個190円で提供している。新メニューの「かきチャウダー」も女性客から人気。「オーブン焼き ロックフェラー風」630円は大富豪のロックフェラーが愛したといわれる、ホワイトソースのオーブン焼き。和食、洋食問わず熱燗や焼酎、ワインにもあうメニューが充実。2階は45席あり、新年会や歓送迎会などに最適。

markfw.gif尾笑さん(カフェ)2011年12月20日号掲載

お店イメージ
カフェ
尾笑さん
理事 向井久美子さん
住所 尾道市西久保町 11-43(西國寺山門そば)
TEL (0848)38-7721
営業 11:00〜18:00
休日 不定休

古民家再生カフェ、2号店「田面船」もオープン

 障害者就労支援団体として活動しているNPO法人SOURIRE(広島市南区仁保新町1丁目、℡082・288・7936)が運営するカフェ尾笑(おしょう)さん。尾道水道の東側が一望できる風光明媚な景色に時間を忘れてゆっくり過ごせるカフェ。旧保育園を改装して新たなコミュニティーの場として、広島の作業所で障害者が作った布製品や木工製品をはじめ、地元の手工芸愛好家の作った小物などをカフェの一画で販売している。1階はテーブル席で17席、2階は座敷席になっている。人気メニューの「尾道レモンうどん」700円は瀬戸田町のレモン果汁と出汁がきいたうどんが爽やかな味わい。2号店「田面船」(たのもぶね)も11月からオープンし、活動の拠点を広げている。

markfw.gif和洋遊膳 慶(居酒屋)2011年12月20日号掲載

お店イメージ
居酒屋
和洋遊膳 慶
店主 安藤慶さん
住所 尾道市御調町神字神東151-10
TEL (0848)76-1701
営業 11:00〜14:00(30食限定) 17:30〜24:00
休日 月曜日
P  あり

きれいに おしゃれに ごゆっくり

 御調の府中別れ交差点にある洒落た和風のエントランスの「慶」は常連さんで賑わう居酒屋だ。和洋遊膳とあるように、その日にお奨めの食材が楽しめ、和食以外にも定番の居酒屋メニューなどが並ぶ。一押しの「慶ご膳」1,100円は天ぷらやお造りにご飯、お椀、茶わん蒸しに煮物や焼き物の小鉢が4品も付く。日替わり定食950円やあとのせ天ぷらの「うどん定食」800円、煮魚定食950円(要予約)などバリエーションも豊富、夜でも注文できる。2階のお座敷では25名までの宴会にも対応。お造り、さきがけ、煮物、揚げ物、焼き物など8品の会席料理を提供、法事などにも重宝されている。

markfw.gif料匠 川の上(京会席)2011年11月20日号掲載

お店イメージ
京会席
料匠 川の上
店主 川の上学さん
住所 尾道市高須町1299-8
TEL (0848)56-0596
営業 11:30〜15:00(予約)
   17:30〜21:00(予約)
休日 水曜日

親しまれて10年。繊細な京懐石を尾道で

 京都で修行を積んだ川の上さんが尾道に店を構えて10年。料理は手作り湯葉と一汁三菜、水物の昼膳「料匠膳」が3000円、夕膳は懐石コース「雪月花・雅」が5000円から、完全予約制で楽しめる。坪庭を眺めながらいただくカウンター席5席とテーブル席は24席。各種会食や宴会なども受け付けている。出張料理や仕出しも行っており、点心弁当や懐石はお茶会や祝賀会などに喜ばれている。一品一品ひと手間かけた丁寧な料理。隠れ家のような静かな佇まいで、ゆっくりと料理と時間と空間が楽しめる。店主の懐石に対する思いを聞くのも旨さをより深くする。

markfw.gifつくし(お好み焼)2011年11月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼
つくし
女将 箱崎キヨ子さん
住所 尾道市因島土生町一江内区327-5
TEL (0845)22-6024
営業 11:00〜15:00
休日 日曜日、祝祭日

地元に愛され40年。大山神社前のお好み焼きの老舗

 大山神社の鳥居の前にある昭和45年に開業したお好み焼「つくし」。今年で創業40年になる。因島にはかつて何十軒ものお好み焼屋があり、独自の味を特徴に色々なお好み焼きがあったと話す女将の箱崎キヨコさん。女将さんのお勧めは地物のエビやイカが入った「つくし焼」で、麺は島内のふじかね、ソースは広島のミツワソースをブレンドして使っている。こちらの焼き方は、麺は別に炒めて味を付け、皮、麺、キャベツ、具材の順で載せていく。小エビは殻付きでパリパリと香ばしい。オーソドックスな肉玉そばやうどん(各600円)も人気。

markfw.gifTHE FLYING PIEMAN(ミートパイ)2011年11月01日号掲載

お店イメージ
ミートパイ
THE FLYING PIEMAN
オーナー トニー スティンソンさん
住所 尾道市土堂1-12-12
TEL 080・2917・1930
営業 金・土・日曜日の10: 00〜18:00
P  なし
www.FLYINGPIEMAN.com

いらっパイませ!

 「THE FLYING PIEMAN」(フライングパイマン)は伝統的なオーストラリアのミートパイのお店。スティンソンさんは来日9年、尾道で4年目、英語の教師をしながら週末だけ新婚の千由紀さんと開店している。パン屋だった祖父から伝わるレシピで作るパイはしっかりした味付け。ミートオニオン(280円)、ミートオニオンマッシュルーム(290円)、本格スパイスの効いたタイグリーンチキンカレー(300円)も評判。食べながら海岸沿いを散策するもよし。外から見た尾道の魅力が英語と日本語で書かれ、見やすいホームページは是非チェック!店内では手作りのポストカードなど尾道への愛情が満載、お土産にも最適。

markfw.gif味の伝道本店 アイスパイス(スイーツ)2011年10月20日号掲載

お店イメージ
スイーツ
味の伝道本店 アイスパイス

本店住所 広島市西区楠町1-13-16(販売は尾道市内)
TEL (082)296-8505
営業 9時から夕方、2カ月に1、2度
休日 土・日・祝日・年末年始
P  あり

神出鬼没!リアカーでスイーツを販売

 尾道の街角や商店街で2カ月に一度見かけるリアカーを押した若者。リアカーには塩大福餅やカステラ、ラーメンなどが積まれ、大きな声で「いかがですか!」と呼びかけている。このリアカー販売は、広島市内にある合同会社Loop Oneが運営する「味の伝道本店 アイスパイス」で、広島を拠点に呉市、尾道市など観光地を中心にスイーツを販売している。スイーツの一番の人気は塩大福餅。一度食べるとファンになり、次の販売日を心待ちにしているお客もいるという。神出鬼没のリアカー。日程は未定。

markfw.gif小 鉢(割烹)2011年10月20日号掲載

お店イメージ
割烹
小 鉢

住所 尾道市久保1-4-1
TEL (0848)37-1578
営業 17:00〜23:00
休日 日・祝・月

瀬戸内の鮮魚と確かな味。小路の奥の隠れた名店

 商店街のメニュー看板を目印に狭い小路を入っていくと白い看板に朱色で「小鉢」と書かれている。暖簾をくぐり店内に入るとL字にカウンター席が7席ほどあり、気さくな大将が迎えてくれる。老舗での修行経験が豊富なことから「味は確か」と定評通りの腕前。瀬戸の鮮魚や旬の味覚を思う存分楽しめる。一人からでも鍋料理ができることから、仕事帰りの常連客にも喜ばれている。座敷も2室あり、予算に合わせ本格的な日本料理が楽しめ、各種宴会や会食にも便利に利用できる。割烹と名がつくが気軽に入れるのは大将の人柄と安心価格。大将の楽しい会話と秋の味覚に笑顔がこぼれる。

markfw.gif港灯 Harbor Light(CAFE&BAR)2011年10月10日号掲載

お店イメージ
CAFE&BAR
港灯 Harbor Light

住所 尾道市東御所町9-1
TEL (0848)24-0100
営業 CAFE8:00〜17:30
   BAR17:30〜23:00
休日 なし
P  あり

平日女性限定カクテル飲み放題を開催

 グリーンヒルホテル尾道の2階ラウンジにオープンしたCAFE&BAR港灯(ハーバーライト)。尾道水道に面したラウンジから、対岸の造船所の灯りがゆらゆらと水面に映っては消える。尾道をテーマにしたオリジナルカクテル3種をはじめ、定番カクテル20種類。軽食も充実し、特製のブランデーを効かせたチョコケーキは大人の味わい。平日女性限定でカクテル飲み放題を開催。昼間のCAFEタイムは、モーニングやケーキなどが人気。女性同士の語らいやカップルや家族でゆっくりと過ごすことができる尾道の新名所。

markfw.gif中華料理 青島(中華料理)2011年10月10日号掲載

お店イメージ
中華料理
中華料理 青島
代表 坂本勝博さん
住所 尾道市高須町4794-6
TEL (0848)46-8007
営業 11:30〜14:30(L.O.14:15)
   17:30〜22:30(L.O.22:15)
休日 無休
P  25台

メニュー200種類!本格中華なのにリーズナブル!

 中華料理青島(福山市今津町)の2号店として8月22日にオープンした東尾道店。全席96席で60人までの宴会ができる座敷を完備し、少人数から団体まで対応。料理は北京料理を中心に、山椒がピリリと効いた特製麻婆豆腐630円や担々麺630円などの四川料理もある。宴会コースは3000円から3コースあり、内容は、前菜5種盛合せ、エビのチリソース煮、牛肉の黒胡椒炒め、ブロッコリと大貝柱のあっさり炒め、揚げ物2種、八宝菜、おまかせ季節料理、炒飯、デザートで、料金によりアワビやフカヒレなどの高級食材がプラスされていく。ラーメンやスープを除く全ての商品は全て持ち帰りができる。

markfw.gifJohn Burger & Cafe(ハンバーガーショップ)2011年10月01日号掲載

お店イメージ
ハンバーガーショップ
John Burger & Cafe
オーナー 岡本晴見さん
住所 尾道市東御所町3-25号
TEL (0848)25-2688
営業 11:00〜19:00
休日 水曜日

手作り店舗で手作りのおもてなし

 貸本屋の岡本タバコ店がかわいいバーガーショップに変身した。白木を基調にした明るい店内のリフォームをはじめテーブルなども家族5人で手作り。お肉感たっぷりの本格派ハンバーガー(400円)にはトマトやチーズ、ベーコンなどお好みのトッピングができる。バーガー、ポテト、かき氷や飲み物はテイクアウトもできる。お奨めは庭でできたユスラウメで作った自家製シロップを使う爽やかなドリンク。ユスラウメは梅とさくらんぼを掛け合わせた感じで、ソーダ割りやそこにジンを加えて大人の飲み物にもしてくれる。個室や広いフロアもありミーティングやパーティの相談にも応じてもらえる。

markfw.gif味 菜(お好み焼き)2011年10月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
味 菜
店主 渡辺寿子さん
住所 尾道市久保2丁目19-2
TEL (0848)37-8737
営業 12:00〜14:00
   18:00〜1:00
休日 不定休

下町の人情味あふれるお好み焼き屋

 新開の一画にお好み焼きの幟を立てた間口半軒ほどの居酒屋風のお店味菜。奥に広がるカウンター席と小座敷があり約15席。メニューはお好み焼きの他、ナポリうどんや鉄板焼きメニューはホルモン焼、砂ズリ焼、鶏皮焼、いか焼、とんぺい焼などがあり、どちらもリーズナブルなお値段。ソースは食欲をそそる三原市木原町のソースでお酢の効いたスッキリとした味が特徴。お好み焼きが大好きだと話す店主渡辺さんが1年半前に開業した。夜遅くまで開いているため、会合帰りや仕事帰りのサラリーマンが多い。昼間は迷路のような小路を探索中の観光客が立ち寄ることもしばしば。昼間の新開もまた新たな発見がある。

markfw.gif九鬼Bar(Bar)2011年10月01日号掲載

お店イメージ
Bar
九鬼Bar
代表 九鬼淳子さん
住所 尾道市栗原町12020
TEL (0848)24-8633
営業 18:00〜
休日 不定休

地域に親しまれ5年目を迎えた峠のBar

 男女問わず若者から年輩者まで幅広い客層でにぎわう九鬼Barは、オープンから5年目を迎えた。オープン当初、棚に並ぶお酒は約80種類だったが、月日を重ねるごとに増え、その数は約460種類。酒類や客層は多彩になったが、変わらないのは代表九鬼淳子さんの接客と心配り。一人ひとり違うシチュエーションと立場での来店だが、その人にあった対応に、居心地の良さを感じる。酒類にあうフード類も多数取り揃えてあり、中でもピザは不動の人気。ピザ目当ての来店客もいるという。184号線沿いでオレンジの看板が目印。

markfw.gifUZI(日本茶ばー)2011年09月10日号掲載

お店イメージ
日本茶ばー
UZI
住所 尾道市栗原西1丁目1-23
TEL (0848)25-3059
営業 10:00〜19:00(L.O.18:30)

本格的なお茶と和のスイーツを月替わりで!

 宇治園製茶の本店と併設している「日本茶ばーUZI」では月替わりで楽しめるスイーツ2種が新登場した。9月は敬老の日に因んで日本茶と大福餅がセットになった「長寿の誉」500円と手づくりの抹茶ババロアにクッキーやバニラアイスとお月見に見立てて大福をトッピングした「お抹茶とババロアお月見パフェ」650円。抹茶をたくさん使っているので、ビタミン豊富でヘルシーなスイーツとして、年齢を問わず喜ばれている。10月はリンゴとさつまいもを黒砂糖でたき、杜仲茶ゼリーをベースにした「秋の果菜パフェ」とまろやかな味わいの「壷切茶」の2種を提供する。旬のスイーツと本物のお茶が楽しめる専門店。

markfw.gif@toko kajiyashoji(バリ料理)2011年08月20日号掲載

お店イメージ
バリ料理
@toko kajiyashoji
管理人 上田ワヤンさん
住所 尾道市十四日元町1-8
TEL (0848)20-7076
営業 18:00〜22:00

バリ料理とリゾート気分を満喫

 国道2号線沿いのスタイリッシュな外観が気になるお店@toko kajiyashojiは、バリ料理のお店。管理人の上田ワヤンさんはインドネシア出身で、高級ホテルフォーシーズンズでコックとして修行後、日本人の奥さんと結婚し帰化した。お店のオープンは午後6時から午後10時までと短いが、これから徐々に延長する予定。バリ料理は、唐辛子やターメリック、しょうが、にんにくなどたくさんの香辛料を使ったピリッと辛い味が特徴。メニューはナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(焼そば)、アヤムゴレン(鶏の唐揚げ)、サテ(焼鳥)などで、飲み物はお任せのトロピカルなフルーツカクテルがお勧め。バリの音楽が流れる店内で、リゾート感覚で楽しめる。

markfw.gif尾道 花みずき(和食・居酒屋)2011年08月10日号掲載

お店イメージ
和食・居酒屋
尾道 花みずき
店長 門田知子さん
住所 尾道市栗原町6022
TEL 0848-23-6767
営業 11:00〜14:00、17:00〜22:00
休日 水曜日
P  あり

地域密着店!安心安全なお魚料理

 今月1日にオープンした「花みずき」は、地域密着型で家族連れや友達との会食、また会社などで利用しやすい和食店。20人までの各種宴会や少人数での会食に便利な2階の和室6室で、美味しい地元の魚料理を中心に創作和食、懐石料理が楽しめ、法要懐石にも対応。芽が高く伸び、爽やかに咲く花みずきのような清潔感とおもてなしの心を大切にした接客で、居心地の良い空間が女性客を中心に口コミで広まっている。お昼の日替わり定食は、数種の小鉢に品よく盛られた料理と毎日工夫を凝らしたメインの料理がお得。駐車場も完備されているので気軽に利用できる。

markfw.gif海鮮料理うおしま・大黒丸(海鮮料理)2011年08月01日号掲載

お店イメージ
海鮮料理
海鮮料理うおしま・大黒丸
店主 小合均さん
住所 尾道市久保2-3-15
TEL (0848)37-8727
営業 17:30〜22:00(ラストオーダー)
休日 水曜日

素材の味で勝負。捕れたて鮮魚に舌つづみ

 開店3周年を迎えたうおしま・大黒丸。魚島出身の大将の父親が漁師をしていることから、毎朝水揚げされた新鮮な魚が店に届けられる。旬の魚を繊細に盛りつけた刺身の盛り合わせをはじめ、上品な味に仕立てられた煮付け、カラッと揚げられた天ぷらなど、調理方法を変えても魚の鮮度が伝わってくる。素材の持つ味を最大限引き出したシンプルな料理のため、材料の吟味は手を抜かない。気取らず料理とお酒がゆっくり楽しめることから、一人でふらっと立ち寄るお客も多い。カウンター席と小上がりがあり、5、6人の少人数の会食にもお勧め。冷えた冷酒と旬の魚料理に夏の疲れもいやされる。

markfw.gifかき左右衛門(焼き牡蠣と尾道料理)2011年08月01日号掲載

お店イメージ
焼き牡蠣と尾道料理
かき左右衛門
店長 岡本佳大さん
住所 尾道市土堂2丁目9-20
TEL (0848)38-7871
営業 17:00〜23:00
   11:00〜14:30(土日祝のみ)
休日 毎週火曜日
P  あり

歴史を感じながら郷土の味が楽しめるかき専門店

 住吉神社前にオープンした牡蠣を中心に尾道の郷土料理が楽しめる「かき左右衛門」では、広島県産牡蠣が一年を通して楽しむことができるお店。七輪の上で焼いて食べる牡蠣は磯の香りが芳ばしく、レモンを絞れば風味もまた格別。七輪焼きセットは2人前1480円、かきの薫製480円やカキフライ680円、かきのシューター3種盛り880円、かきのオーブン3種盛り730円など和にこだわらず洋風の牡蠣メニューも豊富。尾道料理では丸々一匹オコゼの唐揚げ980円や穴子せいろ蒸しなどもある。歴史と風情を感じながら牡蠣が堪能できる。

markfw.gif10月のさくら(洋菓子店)2011年08月01日号掲載

お店イメージ
洋菓子店
10月のさくら
オーナー 藤井直美さん
住所 尾道市土堂2-3-23
TEL (0848)38-7562
営業 10:00〜18:00
休日 月曜日
P  あり

長く咲き続ける不断桜

 「10月のさくら」のお菓子は全て店内奥のオープンキッチンで、オーナーの藤井さんが作っている。藤井さんは世羅の出身。隣近所との結びつきの強い尾道商店街に惹かれ出店した。ショーケースにはフランス菓子をアレンジした繊細なケーキが並ぶ。また、それらのケーキの他にオーダーメイドにも応じている。目を引くのは、黒くて真ん丸なシュークリーム(150円)。少し苦みのあるココア風味の皮がパリパリと香ばしく、中のカスタードのあっさりした甘さとマッチしている。その他店内にある色々な焼き菓子はお中元などの贈答品にもぴったり。

markfw.gif外来食堂(食堂)2011年07月10日号掲載

お店イメージ
食堂
外来食堂
オーナー 宇根本一誠さん
住所 尾道市土堂2-8-15
TEL (0848)22-2037
営業 11:00〜19:00頃(日没)
休日 不定休

「おっちゃんの食堂」で自分定食完成

 尾道の海岸通りに登場した「外来食堂」では元気いっぱいの明るいお母さんとボクトツとしたおっちゃんがいる。「外来食堂」と聞くとご存じの方もいるだろう。オーナーの宇根本さんは奥さんの優子さんとその名の通り、2号線沿いにあった旧JA尾道総合病院の中で「外来」の方に食事を提供していた。その頃からファンの多いオムライス(味噌汁かサラダ付き)650円やうどん400円、ばらずし350円、大きな稲荷ずし一個100円などバリエーションも豊富。唐揚げやコロッケなど好きなおかずを取り、味噌汁とご飯を付けると、700円で自分好みの日替わり定食となる。

markfw.gifリトルマーメイド 尾道駅前店(パン)2011年07月01日号掲載

お店イメージ
パン
リトルマーメイド 尾道駅前店
店長 石本廷文さん
住所 尾道市東御所町1-1
TEL (0848)24-1268
営業 7:30〜20:00
休日 なし
P  なし

朝から焼き立ていい香り

 尾道駅前の新しいランドマーク「リトルマーメイド」からは朝早くからいい匂いが漂う。店頭に並ぶパンは70種類ほど、全てここで焼かれている。根強い人気のイギリスパン、大人気のトロトロクリームパン、関係の深いデンマーク産のソーセージを使った数々のペストリーもお奨め。特にハマるのは、フレッシュミックスジュース200円(ハーフ100円)。季節の新鮮果物4種を合わせ、今はリンゴ・パイン・メロン・バナナ、果物と砕けた氷の清々しさでサッパリした自然で爽やかな甘みが味わえる。イートインスペースは24席。くつろぎ過ぎて発車時刻に遅れないよう注意!

markfw.gif尾道ベッチャーらーめん(ラーメン)2011年07月01日号掲載

お店イメージ
ラーメン
尾道ベッチャーらーめん
脇田静成さん
住所 尾道市東御所町4-11
TEL (0848)23-2583
営業 11:00〜22:00 オーダーストップ21:30
休日 月曜日(祝祭日の場合は翌日)

らーめん食べて厄除け!福が舞い込むヘルシーらーめん。

 尾道に古くから伝わる厄除け神事「ベッチャー祭り」にあやかり、食べた人みんなが元気で幸せになるようにと名付けられた「尾道ベッチャーらーめん」は、あっさり醤油味としこしこ麺が特徴。磯のりとネギとヘルシーなチャーシューをトッピングした体に優しいらーめん。小さい子どもからお年寄りまで何度食べても飽きない美味しさと評判だ。モンドセレクション金賞2連覇に輝いた「ベッチャーらーめん」福盛(並580円)は、小魚入りのピリリと効いた尾道やくみを掛けていただく。ねぎらーめん680円、ベッチャーつけ麺680円、大吟醸味噌らーめん780円に加え、尾道焼飯(普)500円も人気。尾道駅に近い立地から仕事帰りに喉を潤わして帰宅するサラリーマンも多い。おつまみ系も充実している。

markfw.gifドルチェ尾道店(ジェラート)2011年06月20日号掲載

お店イメージ
ジェラート
ドルチェ尾道店
㈱ドルチェ代表取締役 高下功さん
住所 尾道市東御所町1-5-2駅ビル2F
TEL (0848)22-2330
営業 10:00〜18:00(夏季延長)
休日 なし

爽やかな柑橘系 涼やかな口当たり

 瀬戸田生まれの人気ジェラート店「ドルチェ」が尾道駅福屋2階にオープン。瀬戸田特産のレモンを初め、デコポン・はるか・はっさくなど、地元のフルーツ天然もの100%を使い、乳化剤など化学的な添加物も入っていない。ジェラートの本場イタリアのアイスクリームマシンで、毎日作りたてのみを製造・販売。低脂肪・低カロリーで、ビタミンやミネラルを多く含み、安心安全を心掛けている。カップ・コーン共に250円。2種類味わえるダブル300円がおすすめ。柑橘系と伯方の塩の組み合わせで瀬戸内海を丸ごと味わえる。イートインスペースもある。

markfw.gif桃花園(中国料理レストラン)2011年06月01日号掲載

お店イメージ
中国料理レストラン
桃花園
チーフ 西本光賜さん
住所 尾道市因島土生町2009-3
TEL (0845)22-5646
営業 11:30〜14:00、17:00〜21:30(ラストオーダー))
ビアガーデン:17:00〜22:00(ラストオーダー)
休日 月曜日
P  あり

因島での屋上ビアガーデンと言えば…

 4階屋上でのビアガーデン歴は30年を超える夏の風物詩。桃花園では今年も6月初旬からスタートする。枝豆や冷奴、丁寧に串にさす手作りの焼き鳥や串カツなどを中心にバラエティ豊かな期間限定メニュー(中心は600〜700円台)も提供し、今年はひと口レバーフライなどB級グルメも登場。エビチリ、から揚げなど定番メニュー7品と飲み放題がセットの3500円のコースもお得。女性向けのスムージーカクテルまでアルコール類も充実させた。大震災の影響でチーフの西本光賜さん、みどりさん夫妻も悩んだが「やっぱりこっちが元気でやらなければ」と実施を決定、照明はLEDとして節電に配慮する。

markfw.gifハルディン(タコス)2011年06月01日号掲載

お店イメージ
タコス
ハルディン
オーナー 堂前晴美さん
住所 尾道市土堂2丁目7−19
TEL 090-2869-1009
営業 11:00〜20:00
休日 木曜日
P  あり

本物のメキシコの家庭の味

  渡し場通りのタコス屋「Jardin」(ハルディン)は中米メキシコ感満載。緑・白・赤を基調とした店構えで、簡単なカウンター席もありイートインもできる。オーナーの堂前さんは向島出身で、JICAの青年海外協力隊でメキシコに2年間派遣された。店内の棚にはそのころ集めたグッズが飾られ、冷蔵庫にはメキシコのビール(500円)が並んでいる。生地もソースもホームステイ先のお母さんのレシピを基本に手作り。特にサルサソースはきちっとした辛さと旨さが光る本物の味。タコスの具材は牛・鶏・豚から選べて200円。自家製ハイビスカスジュース200円もお奨め。

markfw.gif瀬戸田 梅月堂(和洋菓子)2011年05月10日号掲載

お店イメージ
和洋菓子
瀬戸田 梅月堂
シェフ 高下讓さん
住所 尾道市瀬戸田町瀬戸田546
TEL 0845)27-0132
営業 8:30〜18:30
休日 木曜日
P  なし

地元フルーツでギモーヴ・コンフィチュール

 まるで食べるフルーツジュース—。瀬戸田・梅月堂の本格マシュマロ「ギモーヴ」を一口食べると、そんな言葉が浮かんでくる。地元瀬戸田の契約農家が育てたデコポン、レモン、イチゴそれぞれの味わいがぎゅっと濃縮、なめらかできめ細かい舌触りでふわふわの食感、口どけも良く、食べた後は後味すっきり、さっぱり。淡い3色のギモーヴは3種入り1パックで販売しており、郵便局のフリーペーパー「モヨリノ」でも誌上通販している。また地元産イチゴやキウイ、尾道産のモモやイチジクをふんだんに使いフレッシュに仕上げたコンフィチュールも人気商品となっている。

markfw.gifマザーベア・ほっと蔵(洋菓子店)2011年04月20日号掲載

お店イメージ
洋菓子店
マザーベア・ほっと蔵
住所 尾道市十四日元町3-7
TEL (0848)37-7615
営業 10:00〜19:00
休日 月曜日
P  あり

あのマザーベアとほっと蔵がコラボレーション

 尾道の商店街長江口での古民家風のお店「ほっと蔵」と「アンティーク西洋菓子店 Mother bear」が合体した。ナッツをのせ香ばしく焼き上げたシュー生地に手作りカスタードをたっぷり入れたパリジャン¥170やパイ生地でできたシューパイ¥220、米粉を使ったロールケーキ、尾道お米ロール¥1,200(ハーフ¥600)など人気商品が並ぶ店内の奥にある蔵は「Museeほっと蔵」として無料で開放し、歴史的価値のある日本美術や工芸品、アンティークの看板などが展示されている。また店内では「こころぴあ」で製作された和小物の販売も行っている。

markfw.gifやぐら太鼓(飲食店)2011年04月10日号掲載

お店イメージ
飲食店
やぐら太鼓
オーナー 中谷清隆さん
住所 尾道市平原2丁目41-20
TEL (0848)29-8111
営業 11:30〜14:00 17:00〜22:00
休日 日曜日
P  あり

静かな高台でゆっくりのんびり

 食事処「やぐら太鼓」はさりげなく活けた花からも女将中谷利都江さんの心遣いが感じられる。腰掛型の座敷は落ち着いたプライベート空間、仕切りを外して20名までの宴会も可。カウンターの板さんは「六兵衛」の頃から天ぷらが評判。◎日替わり定食900円は、メインに、ご飯/汁物/香の物/小鉢3種が付く。小鉢なのにボリュームがあり大満足。お寿司から丼物まで様々。夜は◎晩酌セット980円がお奨め。小鉢3点にビールか焼酎どちらでもOk、お得。おつまみ類も充実、煮魚や刺身、その日のお奨めを尋ねてもよい。食後のコーヒーが無料で飲めるのもうれしい。

markfw.gif瀬戸田檸檬菓子工房 パティスリーオクモト(レモン菓子)2011年04月10日号掲載

お店イメージ
レモン菓子
瀬戸田檸檬菓子工房 パティスリーオクモト
代表 奥本隆三さん
住所 尾道市瀬戸田町中野407-29
TEL (0845)27-0353
営業 9:30〜18:30
休日 木曜日
P  あり

サイクリングにぴったり!リングシュー

 「サイク(319)リング」に語呂を合わせた3月19日、しまなみ海道を楽しむサイクリストも手軽に食べられるリングシュー「319リング」を発売した瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト。フランスの伝統菓子をヒントに、自転車をイメージしたリング状のシュークリームで、コーティングしたチョコレートと瀬戸田産レモンのジャムを使った香り高いクリームは相性抜群。同店は島をテーマとした雑誌「島へ。」の特集「しまなみ海道島散策」でも取り上げられており、全国から注目を浴び続けている。

markfw.gif旅館 浦島(法要・宴席・宿泊)2011年04月01日号掲載

お店イメージ
法要・宴席・宿泊
旅館 浦島
㈲浦島社長 川口新太郎さん
住所 尾道市美ノ郷町三成2500
TEL (0848)48-0143
営業 10:00〜15:30、18:00〜21:30
休日 なし
P  あり

日替わりメニューも「おもてなし」

 「地元の新鮮な魚、野菜をふんだんに使い、低価格ながら栄養バランスが良くボリュームのある日替わりメニューを心がけています」と創業以来引き継いでいるポリシーを話す旅館浦島の川口新太郎さん。ホテル日航大阪「弁慶」「花ざと」の和食レストランで修業、料理長として腕をふるう◆法要のほかPTAや体協など各種団体の会議、懇親会に加え、増えてきたのが会社関係。竜宮・乙姫の間の仕切りを取った25畳の大広間で、30人前後はもちろん、40人超の宴席も増えた。毎日朝4時過ぎ、川口さんが自ら市場で新鮮な魚介類を吟味。野菜も地域の生産者市から仕入れる。日替わりメニューなので同じお客さんが所属する別グループの宴会が金、土と続いても「またこの料理?」ということはない。「日替わりも、おもてなしです」と川口さん。「春はやはりタイとタケノコ」と旬の素材を紹介する◆食事は4人以上で昼2,000円〜、夜3,000円〜。食事+日帰り入浴と旅館ならではのサービスや無料駐車場完備で地元客、長期滞在客に一層愛される旅館を目指す。別館をリニューアルした。

markfw.gifたくちゃん本舗(ラーメン・お好み焼きなど)2011年03月10日号掲載

お店イメージ
ラーメン・お好み焼きなど
たくちゃん本舗
代表 小林拓広さん
住所 尾道市因島中庄町4754-7
TEL (0845)24-2491
営業 月〜土曜日11:00〜14:00、18:00〜23:00
   日曜日祝日は〜22:00
休日 水曜日
P  あり

尾道てっぱんラーメンがブレイク

 NHK「てっぱん」が佳境を迎える中、新たなご当地グルメとして注目を集めているのが「たくちゃん本舗」の「尾道てっぱんラーメン」。「実はドラマの話の以前から、全国ブランドの尾道ラーメンを鉄板で焼くという構想をあたためていたんですがね」と代表の小林拓広さんは笑う◆2009年11月に広島市宇品での海王丸寄港イベント出店で初披露。1日で出たのはわずか20食だった。しかし新メニュー普及に熱意を燃やして県内外でイベント出店を続け、昨年春から出店1日での販売実績が120食、150食と増え始めブレーク。10月の「尾道大てっぱん博」では3時間で350食を完売した。その後もスピードをゆるめず10月の広島フードフェスティバルでは2日で950食、11月の笠岡ラーメンパラダイスでは1日450食を売り切るなど快進撃を続ける。餅入りの二重焼き「水軍兵糧饅頭」も人気◆店内では尾道ラーメンをなんと300円で提供している。鯛飯用の「天然鯛の浜焼き」などお取り寄せにも注力し、人気メニュー「尾道豚角煮」は雑誌サライの挟み込み冊子で誌上通販も行われている。

markfw.gifカキ小屋尾道(焼きガキ販売)2011年02月20日号掲載

お店イメージ
焼きガキ販売
カキ小屋尾道
運営 ㈱クニヒロ
住所 尾道市東御所町 尾道港雁木憩いの広場
TEL (0848)46-7226
営業 11:00〜19:00
休日 月曜日
P  なし

大ぶりの地元産カキを格安で

 県内産のカキの消費向上を目的に、広島県の「瀬戸内 海の道構想」の実証事業として「ひろしまオイスターロード」が実施されているが、JR尾道駅前、グリーンヒルホテル東側のウッドデッキ、尾道港雁木憩いの広場の一画に1月9日オープンした「カキ小屋尾道」にも行列ができている◆県内では尾道のほか広島、呉、三原に開設、大ぶりのカキを客が自ら炭火で焼いて食べる体験がうけた。瀬戸内の海の幸を満喫できるスポットとして注目を集めており、テントの中は炭火で暖かく、観光客や地元客でごったがえしている◆広島産の殻付きカキが7個1,000円と格安、特大サイズの特選殻つきカキ2個で500円、尾道特産のデベラ10枚500円のほか甲イカ一夜干し、瀬戸内産サザエなど地元海産物が充実。1個100円で売っているレモンを絞れば風味もまた格別に。調味料もポン酢や醤油、マヨネーズなどがあり、好みの味で楽しめる。炊き込みご飯やみそ汁も。またお酒やビール、ジュースなど飲み物も充実、寒さを忘れる充実したひとときを過ごせる。炭火代は300円。

markfw.gifじゃか(居酒屋)2011年02月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
じゃか
住所 尾道市向島町5553-6
TEL (0848)44-4944
営業 11:30〜14:00
   17:00〜22:30(L.O.22:00)
休日 日曜日・第3月曜日

絶品のダシで食事や宴会もバッチリ

 尾道市民センター向島「こころ」の向いにかつてあった「ジャカランタ」がランチも楽しめるお食事居酒屋「じゃか」として再登場◆カウンター内で腕を振るうマスターのダシは絶品。そのため煮込みやうどんなどダシが決め手の料理は大評判。お昼は日替わりの「Aランチ」(今日のメイン・小鉢・サラダ・ご飯・味噌汁・香物)780円、「Bランチ」(Aランチ+お刺身)980円や「うどん定食」(小鉢・ご飯・香物付)のほか、丼物やうどんも選べる。「ちょっと贅沢したいな」と言う方は「じゃか膳」(特選牛肩ロースステーキ・お刺身・天ぷら・茶碗蒸し・小鉢・サラダ・ご飯・味噌汁・香物)1,580円、種類豊富でたっぷり楽しめる◆夜はにんにくの効いた甘い醤油ダレに味付けされた鶏の骨付きもも肉を串刺しにして焼く「山賊焼き」やニンニクを丸ごと揚げてお芋のようにほくほくした「ニンニク爆弾」など定番の居酒屋メニューに加え、その日に入った生ものなどが用意される。臭みの無い石見ポークのメニューもお勧め◆2階には20人前後までの宴会場もあり、夜だけでなくお昼のお食事会にも使える。

markfw.gif尾道ほるもん虎マル。(焼肉・ホルモン・韓国料理)2011年01月20日号掲載

お店イメージ
焼肉・ホルモン・韓国料理
尾道ほるもん虎マル。
店長 坂田敏彦さん
住所 尾道市高須町2-4788-13
TEL (0848)36-6078
営業 11:30〜14:30、17:00〜23:00
休日 不定休
P  あり

1周年の感謝企画で「365円」メニュー

 オープン1周年の感謝企画として「尾道ほるもん虎マル。」では1月21日から31日まで「365円メニュー」が登場◆牛カルビ、牛ハラミ、名物ハツ刺し、豚ニラチジミ、石鍋アイスなど通常480円〜650円の8品を期間限定の365円メニューで提供、気持ち良い接客とともに感謝の気持ちを伝える。また期間中、2月以降の来店時に使える牛タン無料券、上カルビ無料券、盛り合わせ半額券などが当たる空くじなしのくじ引きもあり、ファンには嬉しい企画が目白押し。坂田店長も「お客様も自分たちも楽しめる店作りに一層力を入れたい」と話す◆21日からは農園直送の野菜を使ったサラダバー、ドリンクバーもスタート。15種のお肉から3種選べる焼肉ランチ(サラダバー付き、980円〜)も始まる。ただし21日の営業は夜のみ。22日から再び昼夜とも営業◆今のイチ押しメニューは鶏1羽をまるごと特製スープで煮た「タッハンマリ」。韓国で行列ができる専門店を実際に訪問、スープとタレの研究を重ね、「その店を超える味」と自負する逸品。〆めのラーメンまで味わえば必ずホットになれる。

markfw.gifむらちゃん(飲食店)2011年01月10日号掲載

お店イメージ
飲食店
むらちゃん
オーナー 村岡輝夫さん
住所 尾道市十四日元町1-26
TEL (0848)37-1055
営業 11:00〜22:00
休日 不定休
P  あり

おふくろの味 いろいろ選ぶ定食の楽しさ

 長江口に近い尾道商店街の中にできた「まかない食堂 むらちゃん」はカウンターの中にはオーナーが撮影した尾道のパノラマ写真、壁には200年ほど前の尾道の地図が飾られ、日本酒ケースで作った椅子や木製のテーブルも手作りで優しい雰囲気を出している◆メーンメニューは、ご飯と豚汁の付いた「たまごかけセット」350円。毎日食べても飽きない家庭の味的な素朴なおばんざいも用意されていて自分好みの定食にできる。生が苦手な方は「温泉たまごセット」400円もある。「一品料理」200円〜。お米は岡山県新見市、たまごは東広島市豊栄の開放的な養鶏場から吟味して入れている。広島のかき醤油、熊本のだし醤油、温たまに合う丼タレが用意されており、揚げ玉など様々なトッピングによりワンランク上のたまごかけご飯が楽しめる◆夜は串カツで一杯、「ねぶとの唐揚げ」などもいいかもしれない。運が良ければ尾道ならではのでべらのお造りにも出会える◆尾道産の「ゆず&すだちソフト」350円もお勧め。昼休みも無いので時間に不規則なビジネスマンにもありがたい。

markfw.gifはっさく屋(はっさく大福・餅菓子)2010年12月10日号掲載

お店イメージ
はっさく大福・餅菓子
はっさく屋
代表 柏原伸亮さん
住所 尾道市因島大浜町246-1
TEL (0845)24-0715
営業 8:00〜17:00
休日 火曜日(年末は一部変更あり)
P  あり

移転で新たなステージへ

 約5年半営業した生口橋のたもとから、因島大橋やまっ白い灯台を臨むロケーションが特徴の尾道市因島レストハウスに移転したはっさく大福の「はっさく屋」。窓際に並べられたテーブルで一息つきながらはっさく大福(130円)をほおばれば、三面のガラス張り窓から島と海、橋の絶景が広がる。大浜公園も近く、サイクリング客も目立つ◆はっさく大福の人気の秘密は「石臼」で搗くこだわりの製法。石臼で力強く搗くため、滑らかな舌触りながら強いコシに仕上がる。甘さを抑えた白あんと、ほろ苦く甘酸っぱくジューシーな八朔のシャキシャキした歯触り、みかん餅の絶妙なハーモニーが多くのリピーターを呼んでいる◆「八朔は因島が発祥の地で、因島を代表する特産品。美味しいのに規格外とされていた八朔を生かすはっさく大福で、因島の魅力を全国に紹介したい」という先代の思いに突き動かされ、血縁もなにもない現代表の柏原さんが弟子入りして開業、移転により新たなステージが幕を開けた◆みかんを丸ごと一個入れた「菊みかん餅」(200円)も人気商品。

markfw.gif極とんらーめん 尾道店(豚骨らーめん)2010年12月01日号掲載

お店イメージ
豚骨らーめん
極とんらーめん 尾道店
オーナー 大田垣晶裕さん
住所 尾道市東御所町13-7
TEL 無し
営業 11:00〜23:00
休日 不定休

尾道と博多が絶妙にドッキング!

 尾道駅前、商店街の入り口にオープンした「極とんらーめん」は福山市に本店を置く本格的博多豚骨ラーメン店。尾道市の栗原出身のオーナーは九州の大学に進学し、初めて豚骨ラーメンに出会った。佐野ラーメンの栃木県、喜多方ラーメンの福島県などご当地ラーメンの地を巡るラーメン食べ歩きのような転勤族から福山での修業を経て暖簾分けされた◆看板でもある「極とんらーめん」600円はコクのある豚骨スープで味がしっかりとしているのに全く臭みが無い。博多ラーメン独特の極細麺は、秒単位のゆで時間の違いで硬さが変わり、「ハリガネ」「バリカタ」「かため」「普通」「柔らかめ」から選べる。「替え玉」100円もあり、壁にはたくさん食べたお客さんのサインが貼られているが、替え玉8玉、全部で9玉食したツワモノもいる◆特にお勧めするのは、独自に開発した「尾道とんこつ」700円。濃厚な豚骨に鶏ガラや尾道ならではの魚介系のダシを合わせた複雑なスープが受け、リピーターが一番多い。スープにご飯を入れ雑炊にするのも良い。閉店時間も遅いので締めの一品としてレパートリーに加えたいお店。

markfw.gif手 毬(お好み焼き)2010年11月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
手 毬
店主 大石まり子さん
住所 尾道市久保1丁目8-2
TEL (0848)37-1491
営業 11:00〜16:00
休日 木曜日

路地を入れば肝っ玉母さんの明るいお店

 尾道本通り商店街の中に「お好み焼き 手毬」と書いた立て看板が出ている。その細い路地を入るとお店がある。女将の大石まり子さんはかつてご主人と共に漁師をし、魚を売りさばいていた。ご主人が亡くなって平成元年にこの店を開いた。最近はお嫁さんもお手伝いしている。店内には大きな鉄板を取り囲む席があり、テーブル席、座敷にも鉄板が備え付けてある。山本モナさんとの2ショット写真にはニコニコ笑顔いっぱいの女将さんが写っている◆オタフクソースの広島風お好み焼きにはキャベツだけでなくネギやモヤシ、その上玉ねぎが入って、野菜たっぷりのヘルシー系。ボリュームがあって、さっぱりとしている。一番人気のメニューは「特選手毬」1,000円。エビ、イカ、モツ(砂ズリ)全部が入っている。今の季節なら冬季限定「広島産カキ入り」1,000円がお勧め、一度に何枚も出前を注文されることもしばしばあるという。漁師だったまり子さんのこだわりで魚介類も冷凍物は使わない。エビも生を殻むきからこしらえるので旨みが違う。定番の「肉玉」600円。

markfw.gifくるり(中華料理)2010年11月10日号掲載

お店イメージ
中華料理
くるり
代表取締役 中原訓さん
住所 尾道市美ノ郷町三成2014-1
TEL (0848)48-5515
営業 11:30〜14:30 17:00〜22:00(LO21:30)
休日 不定休
P  あり

お料理をくるりと囲んで大騒ぎ!

 国道184号線沿いに登場した尾道中華の店「China Garden くるり」は駐車スペースも広く、座敷に赤ちゃん用の椅子まであり、家族連れ、営業マンのお昼のランチはもちろん、忘年会・新年会などの団体さんにも利用しやすい。尾道海岸通り「海王」が移転し、オーナーの中原訓さんと息子さんの崇雄店長が切り盛りしている◆お昼、中央のテーブルにはライス・スープ・サラダ・コーヒーが準備され、「くるりdeランチ(日替り料理・付け合わせ)」750円と「ラーメンランチ」700円はおかわり自由となる。丼物(麻婆・中華・天津)500円などの単品にも200円で付けられる。13時から注文できる「ゆったり飲茶コース」1,300円は奥様方のお集まりにぴったり。飲茶5種・付け合わせ・揚げ物2品・おかゆ付きで、コーヒーもおかわり自由◆夜はエビチリ、酢豚、麻婆豆腐などの一品料理に加え、これからの季節は鍋も始まる。今年はホルモンの中華鍋が登場するらしい。「くるりコース(2名様〜)」1,980円、「ほろよいコース」1,500円。少人数から宴会もでき、15人からは貸切で落ち着ける。飲み放題(90分)は1,500円。

markfw.gifふうらん(お好み焼き・鉄板焼き)2010年11月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き・鉄板焼き
ふうらん
オーナー 三宅朝子さん
住所 尾道市土堂1丁目7-6
TEL (0848)23-8218
営業 11:30〜未定
休日 不定休

具材から季節が感じられるお好み焼き

 尾道の商店街中心に位置する「ふうらん」はやさしい緑の文字が目印のお店◆お好み焼きは薄くのばした生地にキャベツを載せ、鉄板で炒めて味付けしたソバとイカ天、天かす、ネギをのせる広島風。仕上げはカープソースで味を決める。13年前のオープン時から焼いているのは三宅朝子さんとご主人。暖簾を出さなくても知ったお客様は次々と入って来る◆しっかり煮付けた牛スジとコンニャクをたっぷり入れた「スジコン」は1,000円。ご飯を入れ、もっちりした「米コメ焼」は900円。お勧めの「おまかせ」は1,300円。その日、その季節にお勧めの具材を入れてくれるのだが、この時期運がいい人はマツタケに出会えたり、時によってはデザートが付いたりもする◆入り口の棚では「尾道ラーメン」を販売。平打熟成乾麺なので賞味期限も長く尾道のお土産として喜ばれている。千光寺ロープウェーの後ろに尾道水道を望む写真のパッケージは知っている人も多いのでは? 実はこれ、「ふうらん」が10年前から企画販売している商品。スープは魚介と動物系のダシに背脂の入った尾道風で、さっぱり醤油味。2食入りパッケージ500円。

markfw.gifのぐち(お好み焼き)2010年10月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
のぐち
店主 野口秋治郎さん
住所 尾道市尾崎本町2-6
営業時間  9:00〜17:45
営業 金・土・日曜日
P  あり

手伝ってくれる4代目に5代目誕生!

 浄土寺下の60年以上続く「のぐち」はマスコミにたびたび取り上げられる有名店。外観は古いが鉄板の上にある換気扇フードはいつもピカピカ、皆に「じいじ」と呼ばれ親しまれている秋次郎さんが毎日磨き上げている。最近は体調に合わせ週末営業、娘さんの三阪道子さん、谷ナオコさん、お孫さんの村上裕香さんが随時手伝って切り盛りしている。じいじと亡くなった奥さんはなんと2代目、初代はじいじのご両親で、今年お孫さんに5代目が誕生◆お店のルールで注文は壁のメニューから番号を伝え、うどんかソバを選べ、お餅やこんにゃく(冬季)などがトッピングできる。紅ショウガが苦手な人は事前申告。シャバシャバした生地を広げ魚粉、キャベツ、ソバは尾道風に生のまま重ね、具材がのる。ここに入るスジが大きな特徴で独特のパリパリ感が生まれる。卵は半熟、「原宿」と呼ぶ。苦手な人は良く焼く「代々木」◆「ニューヨークに行く」と言って入浴したり、9番は「おばけのQ太郎」など、ダジャレが横行する店を後にする時は「グッナイベイビー」と声がかかる。「グッナイジイジ」と応えて帰ろう。

markfw.gif咲ちゃん(お好み焼き)2010年10月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
咲ちゃん
オーナー 対知咲江さん
住所 尾道市三軒家町9-9
TEL (0848)25-4125
営業 11:00〜17:00
休日 月・木曜日

とろろ昆布のダシの効いた独特のサッパリ味

 尾道駅北口から西に向かう小路を行くとすぐに「お好み焼き 咲ちゃん」がある。8年前に店を開いたオーナーは尾道生まれの対知咲江さん。サクエさんと読むのだが、かわいい響きが気に入って「サキチャン」と名付けた。店内にはちょっとした小上がりの座敷と鉄板を取り囲んだカウンター席があり、その上に全国各地の提灯が並んでいるのが目に入る◆ソースは自家製オリジナルブレンドで、甘みを抑えた大人の味。お好み焼きは広島風と関西風があるが、やっぱり人気があるのはお勧めの広島風。クレープ状の生地にキャベツ、モヤシ、ネギ、天かす、鉄板の上で崩して下味を付けたソバを載せるオーソドックスな広島風なのだが、ここからが変わっている。シンプルな肉玉にもコンニャクととろろ昆布が入る。コンニャクはミンチ状にすることで他の具となじみがよくなり、サッパリ感と独特の食感が出る。とろろ昆布からはダシが出て味に深みが増す。肉、野菜、昆布のコラボレーションが忘れられない味となり常連さんも多い。「お好み焼き肉玉」550円。「焼そば」550円。「焼うどん」550円。

markfw.gif裕(お好み焼き)2010年10月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き

オーナー 金山裕子さん
住所 尾道市向島町5552-34
TEL (0848)45-1120
営業 11:00〜19:00
休日 木曜日・第1水曜日

絶品!ふわとろたこ焼きもどうぞ!

 金山裕子さんが、向島、国道沿いにスナック「裕」を開いたのは25年前、お好み焼き・たこ焼きの店になって10年になる。脇の鉄板と窓際のたこ焼き器、店内のカウンターはスナックの頃の名残だ◆裕子さんは大阪出身だが、焼くのは広島風お好み焼き。「我流なんです」と言いながら試行錯誤を繰り返し、美味しさを追求している。クレープ状の生地を丸く流し、干しエビ、キャベツ、ネギ、天かす、イカ、餅、肉を載せる。ソバは焼そば麺と蒸し麺を半分ずつ混ぜている。これが「並」550円というから驚きだ。「関西人は具の種類が多いのが好きなの」と笑う。もちろん具材が全てたっぷり入った「ミックス」750円もある◆加えてのお勧めは尾道では少なくなった「たこ焼き」。ゴルフの大好きなご主人がゴルフボールのように、コロコロと転がしながら焼いてくれる。大阪のお店直伝で、味噌や鶏ガラなど7種類の材料をブレンドした生地はうまみが溶け合う。周りはパリッ、中はトロッと仕上がっているのに全く生の粉っぽさもない。タコも柔らかく味わいがある。関西風もあるが人気を受けてソースは広島風だ。絶品の「たこ焼き」は350円。

markfw.gifてっぱんや(鉄板焼)2010年09月20日号掲載

お店イメージ
鉄板焼
てっぱんや
オーナー 村上直史さん
住所 尾道市東御所町3-10
TEL (0848)24-6670
営業 11:00〜18:00
休日 水曜日

その名もズバリ"てっぱんや"

 今年、NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」の舞台が尾道から始まると発表されてから盛り上がること数カ月、9月5日日曜日には公会堂で初回週の試写会が行われた。このピックアップで続けてきたてっぱん特集、今回のお店はズバリ「てっぱんや」だ。尾道のシンボルの一つ林芙美子像の前、尾道商店街の入り口でドカンと大きな看板を構えて8年目のお好み焼き屋◆7席のカウンターのみ、こじんまりとまとまった店内の長い鉄板の前で焼いているオーナーは大阪から尾道に戻ってきた、逆パターン。クレープ状の生地にキャベツ、モヤシをうず高く載せる広島風でソースはオタフク。もちろんソバ入り。お好み焼きは「肉玉」580円。「イカ玉」630円。「エビ玉」630円。「ミックス」700円とリーズナブル。モヤシがシャキシャキしていてサッパリと食べられる広島風のお好み焼きは野菜が多くとれて、実は健康食品と呼べるかもしれない。ソバのダブルだけでなく、野菜をダブルにしたり、砂ズリなどのトッピングもある◆もちろんお持ち帰りもできるがソバが無くなり次第閉店となる。

markfw.gifおやつとやまねこ(菓子店)2010年09月20日号掲載

お店イメージ
菓子店
おやつとやまねこ
店長 きむらゆみこさん
住所 尾道市東御所町3-1
TEL (0848)23-5082
営業 11:00〜17:00
休日 月曜日

やまねこ印のやさしい「尾道プリン」

 尾道駅前、国道2号線沿いに「いっとく」グループ(山根浩揮社長)の新店舗としてお持ち帰り専門のお菓子屋さん「おやつとやまねこ」がオープンした。店内外は「いっとく」グループらしく昭和のレトロ感満載だが、ちょっとだけアメリカンテイストも入っている。そのテイストを演出しているディスプレイのうち値札が表示されている物は全て販売している◆メーンアイテムは小さな牛乳瓶に入った「尾道プリン」。爽やかな瀬戸田産のれもんソースが付いている「尾道プリン」300円、しっかり香りを保った「抹茶」300円。ほかにも季節のフルーツを使ったソースでバリエーションが変わっていく。それら全ては「おやつのお姉さん」きむら店長による手作り。現在の旬は尾道名産のイチジクを使った「いちじく」330円。材料にもこだわっており、使っているのは広島市の砂谷牛乳、生クリーム、尾道産の新鮮卵、瀬戸田のレモン、北海道のてんさい糖など◆ほかにもマカロンをもじったエカロンや焼き菓子もある。焼き菓子のビスコッティには「いっとく」の農場でできた小麦の全粒粉を使用している。

markfw.gifOYE COMO VA(ダイニング&ライブハウス)2010年09月10日号掲載

お店イメージ
ダイニング&ライブハウス
OYE COMO VA
オーナー 江頭徹さん
住所 尾道市久保1丁目5-18
TEL (0848)37-3001
営業 17:00〜24:00
休日 日祭日(イベントで営業の場合振替)
http://www.geocities.jp/oye_como_va_etoh/

僕のリズムを聞いとくれ !!

 尾道の飲食店街「新開」(しんがい)のビルの2階にある「LIVE MUSIC&DINING OYE COMO VA」(ライブ&ダイニング オエコモヴァ)が10月29日で丸5周年となる。「オエコモヴァ」はオーナー江頭徹さんが大好きなサンタナの曲のタイトルで、スペイン語で「僕のリズムを聞いとくれ」ということ。ドラムやギター、ヴォーカルをこなすオーナーの気持ちを表している◆店内の壁にかかるグッズなどデコレーションの多くがアメリカン・テイスト満載。奥にはライブスペースがあり、プロ、セミプロ、アマチュア、全ての音楽好きに開放している。特に木曜日は「モク?アコDAY」と称し、演奏者は1,000円(1ドリンク付き)で誰でも発表できる◆お勧めは「スペアリブ」1,400円(特製醤油味・バーベキュー味・塩味)、「チーズバーガー」900円だが「オムライス」850円も大人気。火曜日はレディースDAYで女性は食事をオーダーすると1ドリンクサービス◆これからのメーンイベントは9/18 「tamKore」 (田村直美・是方博邦)。9/25「HOME TAWN JAZZ LIVE」。10/7「金子マリ&石田長生」など。生の音をぜひ聞いてほしい。

markfw.gifアップルハウス(お好み焼き)2010年09月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
アップルハウス
オーナー 鎰広栄子さん
住所 尾道市栗原西2-6-16
TEL (0848)23-5050
営業 10:00〜14:30 16:30〜19:30(ラストオーダー19:00)
休日 木曜日

お持ち帰りだけではありませ〜ん

 国道184号線沿い、「アップルハウス」は赤いテントの下、小窓から焼いている姿が見え、お持ち帰り専門店のようにも見えるが、横に回ると中でもゆっくり食べられるように入り口がある。ドアを開けるとどこかのお宅に伺ったような感じの小上がりと清潔な店内が目に入る。思わず靴を脱いで上がりたくなるが「土足でどうぞ」とのこと。オーナーの鎰広栄子(かぎひろよしこ)さんは和歌山県出身で尾道生まれのご主人と大阪で知り合い、関西風のお好み焼きしか知らなかったため、広島風のお好み焼きに出会った時にはカルチャーショックを受けたという。お店を始めて12年。「あれ、もっと前からあるような」と思われるが、実は「アップル」というお店を引き継いだのだ◆ソースはオタフク系の広島風。肉・玉の「お好み焼き」500円、「デラックス」740円、「超デラックス」840円。新しいメニューの「自家製ハンバーグのせお好み焼き」700円も試してみたい◆学生さんに人気なのは中にさつまいものペーストを入れて揚げた「きんとんパイ」90円。定番は「たこ焼き」300円、「フライドポテト」200円、「イカゲソの唐揚げ」350円、「ソフトクリーム」200円。

markfw.gifあそう(お好み焼き)2010年09月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
あそう
代表 麻生敏司さん
住所 尾道市新浜1丁目12-7
TEL (0848)24-2414
営業 11:30〜15:00 17:00〜22:00
休日 未定

人生を変えた麺との出会い

 国道2号線沿い尾道警察署西の「お好み焼き あそう」は7月29日にオープンしたばかり。自動車会社に勤めていた麻生敏司さんは松永出身。出店場所を尾道に決めた理由は、ある麺との出会いがあった。井上製麺所のゆで焼きそばがそれ。麺が少し平たい尾道ラーメンと同じ形状なのが普通の焼きそばと違っている。この麺でお好み焼きを作り食べた時、「抜群にうまい!!」と実感、「絶対にこの味で店を開きたい」と思ったという。逆にいえばこの麺に出会わなければお店を出すなんて思いも寄らなかった◆そば・うどんを選べるお好み焼き「肉玉」「生イカ」「エビ玉」「砂ずり」は全て500円と超リーズナブル。ソースはカープ系、もっと辛い物が好みの方には辛いソースもある。焼き方は尾道風に麺を炒めずそのままのせていく◆お勧めは「尾道麺のカリカリ焼き」550円。前記の井上製麺所の平打ち麺を使いラードでパリパリに仕上がっている。カリカリにするため最後の仕上げの卵は溶いてから掛け、じっくり焼き上げる。スナック感覚でさらっと食べられてしまう。生ビールは450円。

markfw.gifキッチン くじらぐも(レストラン)2010年08月20日号掲載

お店イメージ
レストラン
キッチン くじらぐも
オーナー 小林幹治さん
住所 尾道市桜町8-21
TEL (0848)24-6826
営業 11:00〜16:00、17:00〜21:00
休日 日曜日
P  あり

お勧めは半熟ふわふわオムライスのトロート

 「くじらぐも」のようにゆっくりのんびりしたどこか懐かしい洋食屋さん「キッチン くじらぐも」が国道184号沿い桜土手に移転した。看板もロゴもメニューもそのまま、幹治さんの料理、奥様ひとみさんの接客も全く変わっていないのでファンの方はご安心を◆オムライスにはケチャップ以外にトマトソースやカレーなど数種類のテイストがあるが、ぜひトライしてほしいのが普通のオムライスとは違う「ライスオムレツ」550円。これにも色々なソースやトッピングができる。これは玉子かけご飯をイメージしたオリジナルでオムライスの中がフワフワとろとろ半熟の玉子ご飯状態。卵の旨み、鰹と醤油の香りが日本人なら誰でも「好き!」と叫びたくなる。また、半熟オムレツを載せたオムライス、トロートもお勧め◆「日替わりランチ」680円や「ご飯とミンチカツ」(12:00〜14:00)500円は数量限定なので早い者勝ち。ハンバーグ・エビフライ・唐揚げ・ミンチカツから2種類選べ、ご飯と豚汁の付いた「組み合わせ自由」880円。ティータイムの「ふんわりワッフル」380円〜。12歳未満のお子様メニューも充実している。

markfw.gifさっちゃん(お好み焼き)2010年08月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
さっちゃん
オーナー 橋本十三夫さん
住所 尾道市東久保6-27
TEL (0848)37-7772
営業 11:00〜20:00
休日 月曜日

たっぷりキャベツのサッパリ感が美味

 尾道市立中央図書館の前に2年前にオープンした「お好み焼き さっちゃん」。鉄板の前で焼くのは、吉和の叔母さんに手ほどきを受けた奥様のさっちゃんこと、幸美(さちみ)さん。オーナーの十三夫さんはタクシー運転手で、「さっちゃん」は還暦を迎えてから開店したのだという。「店は大変だけど、知らない人、出会えなかったはずの人と知り合えるのがとてもうれしい」と語る◆お好み焼きのソースはオタフクソースのオリジナルブレンド、焼きそばや焼きうどんには別のソースで味付けしている。生地は小麦粉をゆるーく溶くためかなりシャバシャバ、ヘラで反すのが難しいくらいだ。特盛りのキャベツの上にソバ、レンコン、具材、紅ショウガ、ネギ、天かす、そこにスジ油身を載せるため本当に大きい。大盛りを注文するお客様には「普通でも大きいですよ」と注意を促すほど。最大の特徴はレンコン。この歯触りは格別。かなり大きいのだがほとんどが具材で超さっぱり味のため、ペロッと入ってしまう。「お好み焼き 肉玉」600円。「さっちんスペシャル」1,000円。「焼きそば」550円。

markfw.gifすーちゃんさっちゃん(お好み焼き)2010年08月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
すーちゃんさっちゃん
オーナー 杉原進さん
住所 尾道市高須4809-13
TEL (0848)47-6301
営業 11:00〜14:00 17:00〜22:00
休日 水曜日

お魚屋さんがお好み焼き屋さんに!!

 「お好み焼き すーちゃん・さっちゃん」はまだ東尾道駅あたりに民家も少なかった13年前からハローズの裏手にある。コテを振るうのはオーナーの「すーちゃん」こと進さんと、奥様「さっちゃん」こと幸子さん、そしてお嫁さん。3人三様、味に微妙な個性が出るらしい◆お好み焼きは薄くのばした生地に大量のキャベツとモヤシ、ネギの入ったオーソドックスな広島風で、ソースはオタフク。「肉玉ソバ入り」580円。辛めがお好みの方はピリ辛にもしてもらえる。肉玉に生イカ、生エビ、餅、帆立、牛スジとこんにゃくを煮込んだスジコン入りの「すーちゃんさっちゃん焼き」1,050円。そしてここにしかない「ピザ風すーちゃん焼き」750円。サラミやピーマンのほかポテトチップスが入る変わり種にトマトソースで食べる◆ランチの「お好み焼きセット」890円にはミニサラダが付き、セットにはおむすび2個か飲み物が選べる◆お昼にも数種の一品料理があるのだが、お勧めはもちろん夜。鉄板による焼き物はもちろん、揚げ物も揚げたて、刺身など豊富なメニューは50種類を超える。元魚屋さんならではのラインナップだ。

markfw.gif菓子処 中島(和洋菓子)2010年08月10日号掲載

お店イメージ
和洋菓子
菓子処 中島
中島祐一さん
住所 尾道市因島重井町2260-18
TEL (0845)25-0107
営業 7:00〜19:00
休日 日曜日
P  あり

カフェオレ大福で知名度向上

 平成20年に全国菓子大博覧会栄誉大賞を受賞した「菓子処中島」のカフェオレ大福は、テレビ出演や口コミなどで島外のファンも増え、因島を代表する銘菓のひとつに成長しつつある。同店3代目の中島祐一さんが商品化した、たっぷりの生クリームと自家製コーヒーあんをやわらかな求肥で包んだ逸品。冷凍の状態から夏なら常温で30分、少しだけ凍った部分が残っている半解凍の状態でいただけば、まさに夏の暑さを忘れるひんやりスイーツに。1個157円◆また夏と言えば「わらび餅」。角切りにしたわらび餅とカスタードクリーム、生クリームの2層のクリームをシュー生地で挟み、カノコ豆をちらした「きなこわらび餅シュー」も夏を感じさせるお菓子。シュー生地にはきなこもまぶしてあり、まさに「和スイーツ」。1個230円でボリュームにも大満足。生クリームをパイシューで包んだ「生クリームパイシュー」(1個210円)も人気◆もちろん地元因島発祥のハッサクと白あんを、餅でなく求肥で包んだはっさく大福(1個136円)も同店の定番となっている。

markfw.gifまさこ(お好み焼き)2010年08月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
まさこ
オーナー 村上正子さん
住所 尾道市向東町1804-4
TEL (0848)45-1333
営業 11:00〜18:00
休日 火曜日
P  あり

教え子からも親しまれるお母さんの味

 向島のたんぽぽ幼稚園のすぐそばにある「お好み焼き まさこ」は創業24年、裏通りながら長く愛されている。オーナーの村上さんは元幼稚園の先生で子育ての両立のためにお好み焼き屋を自宅の一角で始めたのだという。末っ子の娘さんの年齢がそのまま営業年数となる。息子さんが学校から帰ったらお母さんとしてきちんと迎えてあげたいという親心。偏食の多かった息子さんが喜んで食べたのがお好み焼きだったという。幼稚園時代の教え子やその親も立ち寄ってくれた。今でも親子連れやお孫さん連れが気軽に立ち寄る気安いお店だ◆お好み焼きは「肉玉シングル」450円、「ダブル」600円、「生イカ玉」500円、「エビ玉」600円と超リーズナブル。広島風の中でもしっとり系なので揚げイカの香ばしさが際立つ。ソースはオタフクを入れているが甘さを抑えたオリジナルブレンドでさっぱりしている。席数は少ないがお持ち帰りも多い◆このお店のもう一つのお仕事はクロネコヤマトの「宅急便」の取次。みかんの季節などは利用者も増えるというのも地元密着の証拠かもしれない。

markfw.gif向島 味さい(海鮮料理 和食・仕出し)2010年08月01日号掲載

お店イメージ
海鮮料理 和食・仕出し
向島 味さい
代表 玉井英二さん
住所 尾道市向島町551
TEL (0848)44-5536
営業 12:00〜14:00(各種宴会に限り14:00以降も)
   17:00〜22:005
休日 水曜日、第3火曜日(不定休)
P  あり

法要・仕出しにも力入れたい

 尾道渡船近く、生鮮スーパーオンリーワンが立地する敷地の一画で営業中の「向島味さい」。因島や瀬戸田の人が市内からの帰り際に寄るケースも増えている◆人気なのは手作り豆腐、和え物、茶碗蒸し、天婦羅にご飯、味噌汁、漬物が共通の定食3種。「おすすめ定食」はこれに小鉢が付いて950円。「彩り御膳」は共通メニューにもずくやサーモン、山くらげ、厚焼き玉子、ローストビーフ、黒豆、さらに天婦羅が海老に変わって1,150円。「味さい御膳」は共通メニューに刺身、ローストビーフ、サーモン、厚焼き玉子、黒豆がついて1,350円。「どれかが出始めると一気に同じ定食のご注文をいただくことが多いですね」と代表の玉井英二さん◆鶏のから揚げ定食950円、天婦羅定食1,300円や、刺身定食、天丼、うな重など定食、ご飯ものも充実。ブリかまやうなぎ白焼といった焼きもの、牛タンや和牛ユッケ、ヒレカツなど肉料理もバラエティに富む◆法要、仕出しにも力を入れる。定番のパックの会席料理(5,000円〜)が定番となっているほか、シーズンには6人用座敷5席が法事でいっぱいになる。

markfw.gifトマト(お好み焼き)2010年07月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
トマト
オーナー 山本岸江さん
住所 尾道市東御所町10-1-12
TEL (0848)25-2533
営業 11:00〜21:00
休日 月曜日・第3火曜日

子どもからお年寄りまで愛され続け12年

 尾道駅前のしまなみ交流館の一角にある「お好み焼き トマト」は駅前開発が行われた12年前からずっと地元に愛され続けている。店内にはお客さんから贈られた絵も飾られており、それを見てもわかる。オーナーの山本さんは「トマトでもにんじんでも良かったの。子どもからお年寄りまですぐに覚えてもらえるような名前なら」と名付けた。現在は忙しい時間帯を嫁の晶子さんが手伝ってくれる。嫁姑が仲良しというのも店の雰囲気を優しい空気にしているようだ◆オーソドックスなオタフク系の広島風。丸く伸ばした薄い生地に魚粉、たっぷり山もりのキャベツにモヤシ、そこに具材がのる。肉玉650円。トマトならではの特別メニューは鶏・チーズ・トマト・コーンの入った「スペシャル」900円。ピザのようなイタリアンテイストがお好み焼きにバッチリ。わざわざこれだけを求めて通ってくれるお客さんもいるという。エビ・イカ・タコ・貝柱の入った「瀬戸焼き」1,200円。エビ・イカ・肉入り「デラックス」900円◆鉄板焼きの一品も500円〜あり、夏はかき氷200円〜もお楽しみ。

markfw.gif□◯商店(尾道もっちり焼き)2010年07月10日号掲載

お店イメージ
尾道もっちり焼き
□◯商店
住所 尾道市東御所町3-2
TEL (0848)36-652
営業 10:30〜19:30
休日 不定休

早い!うまい!安い!尾道の新名物

 尾道駅前の国道2号線沿いに新しいタイプの鉄板焼き「尾道もっちり焼き」を出す「□◯商店(カクマルショウテン)」がオープンした。「尾道もっちり焼き」は鉄板と鉄板で生地や具材を一緒に挟み込んで焼くお好み焼きの薄いバージョンで、大阪では「イカ焼き」として親しまれている◆生地はダシなどで味を付け、スターチを混ぜ込むことでもっちり感を出している。その上焼き時間は1分弱。魚介などと焼いて尾道らしさも出ているので、新しい尾道名物「尾道もっちり焼き」として広めたいと考えている◆焼き上がったらソースを塗り、紙袋に挟んで食べ歩く、「早い!うまい!安い!」を兼ね備えたお持ち帰りファーストフード。原宿あたりのクレープの持ち帰り感覚だ。味は少し塩けのある生地と具材、ソースがマッチして街を散策しながら食べ歩くのにちょうどいい感じ◆「イカ焼き」「エビ」「豚ほうれん草」いずれも150円。「イカ玉」「エビ玉」各200円。上からトマトソースとチーズのせたもの(250円)はイタリアン感覚。お好みで焼き上がりにマヨネーズをかけてもらうこともできる。

markfw.gif肴や 花みづき(居酒屋)2010年07月10日号掲載

お店イメージ
居酒屋
肴や 花みづき
オーナー 大村友子さん
住所 尾道市三軒家町10-9
TEL (0848)24-0605
営業 17:30〜22:30
休日 日曜・祭日(11月3日を除く)

家庭的なおばんざいと家庭的なおしゃべりと

 尾道駅北口前に白木の文字に家庭料理「肴や 花みづき」と描かれた文字。平成19年11月2日にオープンしてから3年目になるというのに看板も店も清潔で、まだ開店して間もなく見えるほど。開店日にちなみ11月3日は祭日ながら記念日営業としている。「花みづき」は綺麗な名前にしたかったオーナーが付けた。みずきの「ず」を「づ」としたのもちょっとしたこだわり。駅前なのでお仕事帰りに立ち寄ってゆっくり飲み、のんびりおしゃべりしましょう◆暖簾をくぐり店内に入るとカウンターの上には酒のあてとなる10種類ほどのおばんざいが並び、ホワイトボードには刺身などその日の一品料理名が並ぶなど「肴や」と名付けただけのことはある。評判がいいのは手作りのポテトサラダやその時々で種類の変わるカレー。今なら夏野菜やスパイシーチキンなど◆最近は焼酎のほか、ハイボールが静かなブームのようだが、マッコリと呼ばれる韓国のどぶろくも試して欲しい。カウンター後方にあるお酒の並ぶ棚を見るとなんと「森伊蔵」の文字。常時あるとは限らないが手に入り難いお酒も色々と楽しめる。

markfw.gif博愛堂(和洋菓子)2010年07月10日号掲載

お店イメージ
和洋菓子
博愛堂
(有)博愛堂社長 川野眞吾さん
住所 尾道市因島土生町2085-10
TEL (0845)22-5421
営業 9:00〜19:30
休日 なし
P  あり

こだわり卵でプリンとロールケーキ

 こだわり抜いたえさ、純国産の親鶏、自然に近い環境を維持する開放鶏舎でひよこから一貫した飼育を実践、抗生物質を使用せずに健康的に育てることで、誠実な卵づくりを貫いている千葉県の大松農場。その安心安全な卵をふんだんにつかったプリンに力を入れているのが和洋菓子の博愛堂◆「こだわりたまごプリン」(240円)は、しっかり感じられる卵の味となめらかな食感が口コミで広がり、グルメ情報サイト「食べログ」でもユーザーから評価されている。また同じ卵を使ったふわふわな食感が特徴の「ふわふわたんぽぽロールケーキ」(1050円)も人気商品となっている。しっかりと卵の味を残しながらも、あまりの軽さに、いくらでも食べてしまう恐れあり◆また餡と生クリームを別々にしぼることで素材の良さを活かすドラ焼き「生ドラ」も同店を代表するお菓子に成長した。高速道路SAでも販売されている◆もちろん地元因島の八朔を使った和洋菓子の商品化を進めているほか、お酒を使った菓子の展開にも力を注いでいる。

markfw.gifみつばち(レストラン・喫茶・仕出し)2010年07月01日号掲載

お店イメージ
レストラン・喫茶・仕出し
みつばち
㈲みつばち社長 小林恒和さん
住所 尾道市因島重井町2234-3
TEL 0845)25-1388
営業 日10:30〜16:00、17:00〜22:00
   土日10:30〜22:00
休日 月曜日
P  あり

看板メニューは「鳥のから揚げ」

 喫茶、大衆食堂として創業して40年、因島重井のゴルフ練習場近くの前住所から現在地に移って24年。老舗のレストラン「みつばち」は、甘い蜜を持つ花にみつばちが集まるように、会社帰りの人が楽しみや元気を求めて集まってくる店になるように、との思いを形にしたお店◆看板メニューは国産若鶏の「鶏のから揚げ」。ニンニクが効きジューシーな大ぶりの唐揚が5個入りで890円。帰省シーズンの「ふるさとの味」にと持ち帰りも多い◆小林恒和社長の息子さん、小林晃和さん(33歳)が24歳から本格的に手伝い始めた。「水軍祭りなどイベントで提供する時も店の名前は汚せないので、鶏の質を落とすなんて妥協は一切しません」と強いこだわりを説明する。人気の鳥のから揚げ定食は1,050円。鳥のから揚げに八宝菜がついた中華定食は1,260円◆モーニング450円、昼定食630円に夜はビーフカツ、ステーキ、エビフライ、ハンバーグなど洋食、揚げ物中心の一品料理、麺類などバラエティ豊か。80人以上対応の大型座敷にはステージもあり、暑気払いの宴会もカラオケで盛り上がれる。

markfw.gifブン太(お好み焼き)2010年07月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
ブン太
オーナー 安本伊勢子さん
住所 尾道市天満町4-8
TEL (0848)25-2169
営業 11:00〜14:00 17:00〜22:00
休日 日曜日

キャベツの2度乗せで尾道風にひと工夫

 尾道駅北口側に出て三原の方に向かって歩くと線路沿いにあるのが「お好み焼き ブン太」だ。鮮やかな緑色の暖簾と玄関マットには店の名前の由来であるシーズー犬ペットのブン太君が描かれている。尾道生まれ、尾道育ちのオーナー安本さんは30年ほど前まで尾道の繁華街でスナックをしていたが、長いブランクを経てお好み焼き屋を開き、丸3年を迎えようとしている◆店内はカウンターの一角に鉄板が置かれ、その向かいには15名ほどの座敷もあり、宴会などの予約も受け付ける。お客さんの要望に押されて導入したのはカラオケ。最近は昼間、アルコール抜きでお好み焼きを食べながら練習する人も多いという。お昼のカラオケは2曲で100円、夜は1曲100円◆お好み焼きのソースは定番オタフク。クレープ状の生地にキャベツを乗せ、尾道風にそのまま生麺を重ねるのだが、その上にまたまたキャベツを二度乗せするところが他に無い特徴だ。また、肉を最後に乗せて焼く時間を短くしている。これは肉が固くならないためで、もうひとつの気遣い。肉玉600円。刺身や鉄板焼きの一品も500円からある。

markfw.gif街路樹(居酒屋)2010年06月20日号掲載

お店イメージ
居酒屋
街路樹
住所 尾道市瀬戸田町瀬戸田439
TEL (0845)27-1186
営業 17:00〜翌0:00
休日 月曜日
P  あり

巨大タコ焼き「タコボウズ」に驚愕

 まさに居酒屋らしい居酒屋といった風情の「街路樹」は、もともと食べ歩きが好きだったという菊池俊介さんと母親の美千代さんが切り盛りする店。午後5時から7時まで生ビール350円のタイムサービスが好評という◆人気メニューはモツ煮込み、塩コショウでシンプルな味付けの手羽先の唐揚、明太子を入れて揚げたピリ辛の手羽先など。60種を超えるメニューに目移りしてしまう方には、生ビールに焼き鳥3本と手羽先をセットにした焼き鳥セット、生ビールにフライドポテト、クリームコロッケなどをセットにしたポテトセット(いずれも1,500円)などお得なセットメニューもある◆そんな中、異彩を放つのが「うまデカタコボウズ」。瀬戸田のタコをぶつ切りにして揚げ、たっぷり混ぜ込んだ直径8㎝の巨大なタコ焼き。冷めにくいので最後までアツアツなのが嬉しい◆もちろんメバルの煮付けなど新鮮な地魚を使った日替わりのメニューも。締めは尾道ラーメンをベースにショウガ、ニンニクを効かせた「街路樹ラーメン」や、卵の黄身を中心にネギを散らした「ネギ玉ブタ丼」もお勧め。

markfw.gif笑 門(お好み焼き)2010年06月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
笑 門
オーナー 日松淳子さん
住所 尾道市栗原西1丁目-1-6
TEL (0848)23-7301
営業 11:00〜20:00
休日 不定休

食べて実感!「笑う門には福来る」

 尾道サティ北出入口の前でオレンジ色の暖簾が明るさを出す「お好み焼き 笑門」は小道の角にあるため、明るい角の意味と、門のカドをかけて名付けた。そのオレンジのように明るく若々しいオーナーは三原出身で、なんと6人ものお孫さんがいるというから驚いてしまう◆お好み焼きのソースはカープソース系のオリジナルブレンド。ソバだけでなくキャベツも鉄板で炒めてから乗せるのが特徴的で、超薄い生地をひっくり返す技には感動する。シンプルな「モダン焼き」630円。高校生以下なら「学生モダン」530円になるのもうれしい。色々入った「スペシャルモダン」(肉・生イカ・エビ・餅・揚げイカ入り)830円。お好み焼きか焼きそばにご飯とお味噌汁の付く「定食」680円はお得でお腹もいっぱいになる◆一品料理で人気なのは定番のホルモンなど。そのほか珍しいのは、牛スジとこんにゃくの煮込みや普通の砂ズリより油の入ったものが美味しい。おやつにぴったりな、野菜と一品と卵だけの「お好み焼き」 530円は小腹が空いた時にお勧め◆食後にはもれなくコーヒーがサービスで付く。

markfw.gifやなぎ(お好み焼き)2010年06月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
やなぎ
オーナー 岡柳三さん
住所 尾道市栗原町5083-1
TEL (0848)23-2801
営業 11:00〜18:00
休日 月曜日
P  あり

仲間が集まり、ときにカラオケ教室に変身!

 184号線から尾道大学に向かう旧道にある「お好み焼きやなぎ」には開店の1時間も前からモーニングコーヒーを飲みに中高年の方が集まってくる。コーヒー一杯350円。それはこの店の、女将の、ご夫婦の気安さからだろう。熊本天草から集団就職で福山に来て尾道に嫁いできた奥様・幸子さんがご主人・柳三さんの会社「岡インテリア」の一角を仕切り、お好み焼き屋を開いてから30年近くにもなる◆お好み焼きは定番「オタフクソース」、豚玉530円、特製お好み焼き(生イカ・生エビ入り)750円、スペシャルジャンボ(生エビ・生イカ・のしイカ・餅の全部入れ)900円と超リーズナブル◆かなりゆる〜い生地の上にキャベツがたっぷりの広島風、仕上げにエプロンから卵を出しサッと半熟気味に焼き上げる。特に是非入れて欲しいのはお餅!普通はそのままトッピングして蒸し焼きにするが、先に鉄板でじっくり焼いてから入れるため、もっちり感に加えてカリッとした食感も味わえる◆ここに集まる仲間たちには別のお楽しみがある。毎週月曜日には三原から先生を招き、夫婦二人の大好きなカラオケ教室がにぎやかに開かれ、このときはリズミカルな笑顔があふれるお好み焼き店に変わる。

markfw.gif尾女庵(らーめんカフェ)2010年06月01日号掲載

お店イメージ
らーめんカフェ
尾女庵
女性4人による運営
住所 尾道市土堂2丁目8-15
TEL (0848)22-2037
営業 11:00〜20:00
   11:00〜22:00 金・土曜日(第3金曜日を除く)
休日 年中無休
P  1台

HappyでHealthy!女性と社会のための店

 尾道の海岸通りに登場したらーめんカフェ「尾女庵」のテーマカラーは女性のためのDV防止活動のパープルと乳がん予防活動のリボンの色のピンク。この店は文字通り美女4人(友野晴己・谷元絢子・京楽千恵美・井上明美の皆さん)でプロデュース、運営している。目的は「女性が自分の能力、時間に合わせて働ける場所」「週に何時間か働ける所」を作り出すこと◆メーンメニューは大きめの背脂を浮かべた尾道風ラーメン。添加物を出来るだけ使わず素材を選び、手間暇をかけ、自分たちが納得した食べたい味を真面目に出している。鶏ガラと豚骨をじっくり煮込んだダシからはコラーゲンもたっぷり、そのためかお店の洗い物をしていると手荒れどころかツルツルしてきたという人もいる。「尾女庵ラーメン」580円その他、手作りのオカズやお菓子、デザートなどを揃えている◆NGOピースウイングジャパンの協力で、東ティモール産の自然焙煎フェアトレードのコーヒー400円は1杯飲むごとに50円ずつ募金されていく◆2階の千光寺の見える洋間では、喫茶・軽食・食事付きでミーティングや会合が開ける。

markfw.gifキャビン(お好み焼き)2010年06月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
キャビン

住所 尾道市久保2丁目9-1
TEL (0848)37-6484
営業 11:00〜22:00
休日 月曜日

自分で焼くのも楽しい関西風専門店

 尾道の繁華街・新開のメーンストリートにあるお好み焼き「キャビン」は尾道では珍しい25年ほど前からある関西風専門のお店。オーナーは叔父叔母から8年前に引き継いだ。座敷席にもテーブル席にも鉄板があり、東京や関西ではおなじみの自分で焼くタイプだ◆キャベツと卵の基本に自分の好みのトッピング(豚・エビ・イカ・揚げイカ・餅)を色々な組み合わせで選んで混ぜ込む文字通りのお好み焼き。トッピングは150円。お好み焼きを焼く時にはお好み焼き奉行が生まれ、「まだまださわるなよ」「もう、ひっくり返せよ」「押さえるな」「押せ」「ソースをかけてから焼け」などそれぞれのこだわりが出て面白い。何が正しいのかは決まってないが、生地に練り込む関西風ではキャベツから発生する水蒸気でフワフワするため、押しつけない方が良いようだ。もちろん、自分で焼かなくてもマスターに頼めばきちんと焼いてもらえるのでご安心を◆焼きそばを上にのせるとモダン焼き。焼きそばやうどんを中に混ぜ込むと空気が入ってフワッとするので是非一度試してほしい。

markfw.gifとしくん(お好み焼き)2010年05月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
としくん
オーナー 岩井俊憲さん
住所  尾道市栗原西1丁目1-1
TEL (0848)24-5004
営業 11:00〜19:30
休日 日曜日

笑顔の絶えない明るいテラス

 尾道サテイの前にあるお好み焼き「としくん」で10年間ずっとコテを振るうのは笑顔の絶えない岩井明美さん。店内は明るい喫茶店のように白いレースのカーテン、出窓の前のテーブルにはお花が飾られ、壁にはお孫さんの絵が貼ってあり、アットホームで落ち着く◆お好み焼きのソースはオタフクソースをオリジナルブレンドしている。基本のお好み焼き500円に100円からのトッピング(豚肉・生エビ・生イカ。揚げイカ・餅など)を加えることができる。薄いクレープ状の生地にキャベツやソバをのせる広島風にかまぼこのスライスがのるのが特徴◆生イカ・生エビ・肉・卵と盛りだくさん入ったフワフワの「関西風お好み焼き」でも750円と超リーズナブル◆お持ち帰りは普通のサービスだが、尾道には珍しく来店できないお客様向けに出前もやっている。もちろん夜の部だけ、ご近所だけのサービスで、お店にいらっしゃるお客さんが優先となる。常連さんが集い笑いの絶えない明るいお店だが、本当の常連になると鉄板の上で温められているコーヒーを飲むことができたりする。

markfw.gif兆治因島店(居酒屋)2010年05月10日号掲載

お店イメージ
居酒屋
兆治因島店
㈲ホシノ社長 星野光男さん
住所 尾道市因島中庄町新開区4699-1
TEL (0845)24-3039
営業 17:00〜23:00
休日 火曜日
P  あり

気兼ねなく楽しめる因島の大衆居酒屋

 神戸から因島に帰ってきた星野光男さんが兆治因島店をオープンして約10年、スーパーやホームセンターの増加など発展目覚ましい因島中庄町で、平日も多くの客で賑わっている。和洋中とバラエティ豊か、かつ気取りのないメニューで、気兼ねなくワイワイガヤガヤできるお店。もちろんゆったりと過ごせる個室もある◆人気メニューの第1位は、オーダーが入ってから焼き始めるというボリュームたっぷりのだしまき玉子(580円)。2位は脂の乗った特大焼きホッケ(880円)。3位は地元瀬戸内産サザエの壺焼き(480円)。そのほか地元市場から仕入れるタコを使った天ぷらや、因島の岡野製パン所のパンで作るハニートースト、地海老を香ばしくあぶったエビ串など、地域特産を活かしたメニュー展開にも力を入れている◆定休日の火曜日をはさむ月曜日と水曜日は、生ビール350円、チュウハイ各種250円、ソフトドリンク150円とお得なサービスデー◆元「甲子園ボーイ」の星野さんが尊敬するメジャーリーグ・イチロー選手のグッズを集めた野球一色の部屋もある。

markfw.gif山ちゃん(お好み焼き)2010年05月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
山ちゃん
代表 山内篤さん
住所 尾道市向東8626-8
TEL (0848)41-2883
営業 11:00〜14:00 17:00〜23:00
休日 月曜日 第1・3火曜日
P  あり

生春巻きなど鉄板焼き以外のメニューも豊富

 向島の向東小学校前の「お好み焼き 山ちゃん」は山内さんが2年前に瓦職人から脱サラしてオープンした。鉄板のテーブルが並んだ掘り炬燵式のお座敷は50席ほどあり、宴会に使われることも多い◆お好み焼きはカープソース、麺に唐辛子が練り込まれたピリ辛(プラス80円)もできる。◎豚玉580円。辛いもの好きの方は唐辛子を混ぜ込んだオリジナルマヨネーズをかけるとより美味。隣の因島ではお好み焼きにこんにゃくを入れるのは珍しくないが、ネギ焼きにも入れている。◎ネギコン豚780円◆メニューにはお好み焼きや鉄板焼きだけでなく居酒屋のような一品料理もあり、ホワイトボードに書かれたおすすめも合わせると100種類を超える。おすすめはエビにレタス・キャベツ・玉ねぎ・水菜など野菜をたっぷり使った「生春巻き」(550円)は甘酸っぱいアジアンテイストのチリソースで女性に大人気◆気になるのは「ビッチ」という変わった名前のメニュー。例えば、ナスビッチはナスの上にケチャップやチーズをのせて焼いたもの、和風イタリアンという感じでオリジナリティーあふれる一品だ。

markfw.gifみつわ(お好み焼き)2010年05月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
みつわ
オーナー 子迫千鶴さん
住所 尾道市三軒家町13-5
TEL (0848)22-8680
営業 11:00〜22:00
休日 不定休

フワフワでとトローッの明石焼もお勧め

 尾道駅北口にほど近いお好み焼き「みつわ」の入り口には「学割」の文字が書かれている。◎たこ焼き400円→300円◎お好み焼き大600円→480円◎お好み焼き小500円→380円。20年以上前に学生さんが自分たちで書いて通って来ていたそうだ。そんなざっくばらんな女将さんは昭和37年に久保の新涯にお好み焼き屋を開き、62年から現在の場所に移った。不定休とあるが常連さんには「やってないのは元旦や大晦日くらいよ」と言われ、昼休みも無い超働き者。お店がお家のようにくつろげる◆尾道風のお好み焼きにレンコンが入りフワフワの中にも歯触りのいいサクサク感がある。ご希望でゆるいマヨネーズをたっぷりかけてもらえる◆お勧めは尾道では珍しい「明石焼」400円。外はパリッとして中がフワフワでトローッとしたたこ焼きをだし汁に浸けて食べる。今では有名な明石焼きだが、神戸で働いていた女将さんがレシピを持ち帰りやり始めた頃はだし汁だけを飲んでしまったり、ダシに入れる三つ葉をつまみにしてしまう人もいたらしい◆おつまみの一品やおでんもあるので焼いている間に一口どうぞ。

markfw.gifまり(鉄板焼き)2010年04月20日号掲載

お店イメージ
鉄板焼き
まり
オーナー 内海満里子さん
住所 尾道市新浜1丁目13-32
TEL (0848)24-5300
営業 11:30〜14:00
   17:00〜20:30(ラストオーダー)
休日 月曜日・第3日曜日

ひき肉と溶き卵で更に引き立つお好み焼き

 尾道警察署に近い国道2号線沿いの鉄板焼き「まり」。7年前にオープン、娘のトモちゃんと親子2人で切り盛りするアットホームなお店だ。カウンターと座敷席には鉄板が備え付けられている◆広島風のお好み焼きにはひき肉が入り、府中焼きのテイストが入る。ソースはカープソースのオリジナルブレンドでしっかりした辛めの味。卵は「半熟」か「よく焼く」を選べる。鉄板に卵を割り、すぐお好み焼きをのせ、ひっくり返すのが一般的な半熟だが、ここでは焼き上がったお好み焼きにソースを塗った後、溶き卵がかけられる。ほぼ生の卵の甘みでお好み焼きがまろやかになる。シンプルな「肉玉」(そばorうどん)620円、お勧めの「まりスペシャル」890円は肉玉・いか・えび・揚げイカ入り。トッピングはどれでも1品100円◆鉄板焼きの売れ筋はオープン当時からずっと「ホルモン」650円◆お昼に食べたい「まりのランチ」700円は牛肉か豚肉かを選べる鉄板焼き定食。付けタレは焼き肉のタレかポン酢を選べ、ごはん・味噌汁・小鉢・漬物がセットになっている。ご飯の大盛りもサービスなのでうれしい。

markfw.gifあぐさ(お好み焼き)2010年04月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
あぐさ
女将 あぐさまつこさん
住所 尾道市久保2丁目7-6
TEL (0848)37-3897
営業 12:00〜23: 00
休日 不定休

戦後から受け継がれている母娘の味

 尾道の繁華街・新開の入り口、「祇園祭」や「かんざし燈籠」で知られる「八坂神社」に向かう参道にお好み焼き「あぐさ」がある。こじんまりしたお店でコテを振るまつこ女将はかわいいおばあちゃま。実はこのお店、終戦後間もない昭和20年から女将さんの母が切り盛りする「二三吉」という割烹料理屋なのだ。女将さんが一人で切り盛りするようになってからお好み焼き「あぐさ」になった◆肉玉は600円。魚粉たっぷり尾道風、ソースも数種類ブレンドされている。豚の背脂も入り、パリッとしっかり焼かれた感じと色々な味が複雑に絡み合い本当に美味しい!◆スジやズリ(砂肝)などの焼き物のおつまみはもちろん、その日に入る材料を使ったバリエーションもあるのが、若いころから割烹を手伝っていた女将さんならではの特徴だ。旬の野菜の煮物や尾道名産のワケギと貝やタコを酢味噌で和えたぬたなどの一品もうれしい。ホワイトボードに書かれた「アナゴのワタ」は穴子の肝で作った自家製の塩辛で、他では見られない特別なメニュー。他にも色々なつまみが楽しめ、予約をすれば2階の座敷で宴会もできる。

markfw.gif桂馬蒲鉾商店(蒲鉾専門店)2010年04月10日号掲載

お店イメージ
蒲鉾専門店
桂馬蒲鉾商店
店主 村上博志さん
住所  尾道市土堂1丁目9-3
TEL (0848)25-2490
営業 9:00〜18:00
休日 年始とお盆過ぎ以外無休
P  海岸通りに自社パーキング

志賀直哉が愛した味も守りつつ新商品開発

 大正2年に創業、その前年尾道に滞在した志賀直哉の小説「暗夜行路」に登場する隣の「親切な婆さん」は桂馬商店初代・桂造の祖母。その縁で東京へ蒲鉾を送る付き合いが始まり、文豪の愛した蒲鉾となった。グチ、エソ、ハモ、イカなど、厳選した生魚を原料に職人が丁重につくり上げる老舗として有名◆本店のほか尾道福屋でも販売。広島市内では月曜日を除き、三越広島店で手に入り、東京では日本橋三越で金曜日のみ販売されている◆社是は「一味同心」。心を一つにして一つの味を求めていく姿勢はそのまま、新商品開発にも積極的で、近年は「天宝一」「誠境」といった地酒とのコラボレーション商品や、昆布とコラボレーションさせた「桂馬流おでん竹篭盛と天然お出汁のもと」なども期間限定で販売する◆インターネット店舗を中心に企画商品も充実させ、平成20年秋には「甘味・柿果」。今年は「おやつ天・つまみ天」シリーズの「あずきわんず」「ちょこわんず」「おっとどっく」を月替わりで発表、4月は完熟バナナをのせた「ばななが〜る」(写真)を販売中。守りと開発の両面で伝統の継承を図っている。

markfw.gifてっぱん茶食楽(鉄板焼き)2010年04月01日号掲載

お店イメージ
鉄板焼き
てっぱん茶食楽
オーナー 橘高佳代さん
住所 尾道市栗原西2丁目1-1
TEL 080-1946-0450
営業 11:30〜14:00 18:00〜22:00
休日 不定休
P  2台

ゆるやかな時間!自分らしさの演出!

 栗原通りの新しい鉄板焼き屋「茶食楽」。「お客様の要望には出来るだけ応えたいんです。メニューにない注文も言える店にしたい」と言うオーナーの橘高さんは、ヨガやインドの健康法などで体の中心を走ると言われる「チャクラ」から店名をとった◆木で統一された店内はカウンターとテーブル席、カウンターの一角には鉄板がある。昼間は主にお好み焼きで◎肉玉550円。子どもの頃からのおやつとして気軽に食べれたお好み焼きを求める気持ちから、学生には◎学割500円のワンコインとしている。お薦めは◎茶食楽焼き850円。豚ではなく牛のホルモンとズリが入っているのが珍しい。ソースは辛めのカープに4つの秘伝をブレンド。辛い物好きの方は唐辛子を練り込んだソバを使ったピリ辛をどうぞ◆夜にはカウンターの上におばんざいの大皿が並び、週末にはレバ刺しも加わる。茶食楽焼きに使う牛のホルモン、ロースやレバ刺し、ズリなど焼き物が充実しているのも、オーナーの実家が尾道駅北口前の「肉の中村屋」だからである。食べたいものがあったらぜひ我がままを言ってみたいお店だ。

markfw.gif一味(鉄板焼き)2010年03月20日号掲載

お店イメージ
鉄板焼き
一味(カズミ)
オーナー 笹井和巳さん
住所 尾道市栗原西1丁目8-16
TEL (0848)24-5670
営業 18:00〜23:00
休日 日曜日

健康・元気にこだわる鉄板焼き

 栗原通りから少し入った住宅街にある「一味」はママの和巳さんの名前から「カズミ」と呼ぶアットホームなお好み焼き屋さんだ。10年前、スナックのカウンターに鉄板をはめ込み、鉄板焼きのお店にした◆お好み焼きは広島の定番の一つオタフクソース、ソバはそのまま重ねる尾道スタイル。干しエビの粉が入って香ばしい旨みが特徴、油はオリーブオイルを敷く。居合わせた女性のお客さんが「キャベツもきれいに洗うし、たくさん入っていてサッパリ。満腹でも食べられちゃうの」と言うお好み焼きは600円。カキなど季節に合わせた焼きものもある◆食べたい物があるとき「『肉じゃが食べたい』とか電話で頼むと作ってくれるのが超うれしい」言う常連さんもいる。ママは「材料が手に入って出来る物だけですけど…」と要望に応えるのが楽しいらしい◆洗剤は口に入っても安全なものを使用、料理や飲み物に使用するのはアルカリイオン水。アルコールを飲まない方にはママが煮出したルイボスティを出す。これはノンカフェインで安眠・解毒作用が期待できると言われる健康茶で夜飲んでも平気。健康志向もこの店の魅力だ。

markfw.gifよしや(手打ちうどん)2010年03月20日号掲載

お店イメージ
手打ちうどん
よしや
住所 尾道市土堂1丁目11-5
TEL (080)4084-7154
営業 11:00〜18:00
休日 木曜日
P  あり

喉越しもなめらかなツルツル麺

 駅前商店街の芙美子像から入ってすぐ、「うどん」と書いた大きな幕を張った「よしや」は手打ちうどんのお店だ◆大将の打つうどんは細めで滑らかな舌触り、喉を通るときのツルツル感は爽やかで、シコシコもっちりの讃岐うどんと比べるとその違いがハッキリ分かる。ダシは鰹が強め、出されたときプーンとくる香りが食欲をそそる。◎うどん350円。◎きつねうどん500円には100円でおあげを足すこともできる。注文を受けてから揚げている◎天ぷらうどん550円にはエビ天だけでなく、季節の野菜揚げものっている。◎鍋焼きうどん850円。爽やかさをより味わえる◎ざるうどん500円◆おにぎりかお稲荷さんを選べる◎うどんセットは500円のワンコイン。他のお店ではセットには稲荷がよく出ると言うが、ここではおにぎりをチョイスするお客さんの方が多い。なぜなら大将のこだわりがご飯にも現れているからだ。お米は世羅産のコシヒカリ、海苔にもこだわり、注文を受けてから握るため磯の香りが漂う◆そんなご飯で作る◎天丼750円、◎かきあげ丼750円。うどんが付いた◎小うどんセット900円。

markfw.gif青柳(活魚・和食)2010年03月10日号掲載

お店イメージ
活魚・和食
青柳
(有)青柳社長 青澤忠純
住所 尾道市久保1-5-24
TEL (0848)37-2131
営業 11:30〜14:00、平日夜17:00〜22:00、
   日祝夜17:00〜21:00
休日 水曜日
P  有料

プレゼントあり 歓送迎会にどうぞ

 尾道の代表料理のひとつが「オコゼの唐揚げ」。青柳では、イケスで出番を待っている新鮮な地元のオコゼは、注文があって初めて調理を始める。おせじにも美しいとは思えない外見の魚ながら、丁寧に中骨を抜いてからりと揚げれば、生前の面影とは似ても似つかぬ上品な味かつ柔らかい食感に仕上がる◆オコゼを含め地元の魚介を確かな腕で調理し、ゆったりくつろげる空間と一緒に提供する同店は、歓送迎会のシーズンに合わせて、送別会では尾道の食の思い出を、歓迎会では尾道の味を強く印象づける機会として利用を呼び掛けており、プレゼント特典も用意している。予算に合わせて献立を立てるが、オコゼにこだわらず品数を増やすなど柔軟な対応も魅力となっている。座敷や個室の予約も可能で、10人以上で利用する場合、なんと飲み物の持ち込みもできる(持ち込み料は不要)◆また5人以上、1人5,000円以上で利用したグループには、実際の調理にも使っている同店オリジナル「合わせ酢」のプチボトルをプレゼント。家庭でも本格的な味わいが楽しめる。

markfw.gif四一餃子(餃子専門店)2010年03月10日号掲載

お店イメージ
餃子専門店
四一餃子
代表 川端眞一さん
住所 尾道市土堂2丁目3-14
TEL (0848)23-3770
営業 11:00〜20:00
休日 月曜日(祝祭日の場合は翌日)

店内限定の一口餃子「41個」もペロッ!

 天寧寺に続く小路の下に太陽やニンニク坊やの村上隆風のポップな壁画を配したお店がある。福山出身のオーナー川端眞一さんは尾道がお気に入り。向島出身の妻・香織さんと切り盛りしている餃子専門店「四一(ヨンイチ)餃子」は、名前の語呂合わせから名付けた。偶然にも祖母が4月1日生まれだった◆メニューはシンプル、◎一口餃子(6個)280円、◎豚骨スープ120円、それに餃子が5個入った◎豚骨餃子スープ380円、◎ご飯120円全て持ち帰り可能、スープ類は容器代20円が要るが入れ物を持参すればそのままの価格◆注文を受けてから皮に餡を詰め、蒸し焼きにしてからごま油で揚げ焼きするためパリパリ感とジューシーさが味わえる。四一にちなんだ◎一口餃子41個1,500円は店内のみのサービスメニューでお持ち帰りは出来ない。「41個!」と言ってもそのくらいペロッと平らげてしまいそうだ◆商店街のさくらパーキングと絵のまち館の駐車券を提示すれば一口餃子1人前をサービスしてもらえる。今ならギリギリ、冬限定、夫妻が「美味しい!」と惚れ込んだ種子島特産の「安納焼芋」も食べられるかも。

markfw.gif高原誠吉食堂(居酒屋)2010年03月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
高原誠吉食堂
大将 高原邦宏さん
住所 尾道荒神堂中浜東入ル南側(尾道市土堂2丁目9-3)
TEL (0848)24-6880
営業 17:30〜22:30(ラストオーダー)
休日 木曜日

香りと味わいで季節を感じる京風の料理店

 尾道の商店街で昔から買い物している方々は「高原誠吉」と聞くと「ピン!」と来る。大将の祖父が古くから営む荒物屋「高原誠吉商店」から名を取り「高原誠吉食堂」とした◆カウンターとテーブル席のこじんまりした店内は毎日、大将の料理を求めるお客様で埋まり、2階には4人と6人の座敷席もある◆京都で修業を重ねた大将の作る料理は京風でメニューには「えびいもの炊いたん」などの野菜料理も多い。「出し巻き玉子」や「メンチカツ」なども人気で、メンチカツには地元の日山精肉店の和牛ミンチが使われ、肉汁もジューシー◆お酒は日本酒や焼酎、洋酒などが各種あるが、今ちょっと気になるのがインドのドンペリと言われる「スラ・ヴィンヤーズ ブリュット」。スパークリングワインなのにグラスでも飲めるのがうれしい。グラス600円、ボトル3,200円◆お酒のイメージが強いかもしれないが、お酒抜きの食事のファンも多い。京風のお料理とご飯と赤だしで大満足。旬の美味しい物を少しずつ味わう、そんな隠れ家。締めにお勧めの「鶏塩ラーメン」も要チェック。

markfw.gif村上(お好み焼き)2010年03月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
村 上
店主 村上紀美子さん
住所 尾道市久保2丁目1-15
TEL (0848)37-3100
営業 12:00〜20:00
休日 水曜日

地元の人が集う味柄、通う人柄

 尾道の繁華街・新開にある「お好み焼き 村上」は鉄板1枚を囲む小さなお店。路地を下るとある「村上」は45年ほど前から紀美子さんの両親が営んでいた。閉じていたが、15年ほど前に紀美子さんが復活させた。現在は商店街に面した場所に移って5年になるが、地元ではお馴染みの味◆実はこのお店、ちょっと取材嫌い。というか「おばちゃんて、ちょっとお客さんが増えるとすぐよその店を紹介しちゃうんだよね」とお客さんが言うほど紀美子さんはのんびりマイペース。その人柄に惹かれ、いつでも賑やか、ピークを過ぎた夕方前でも後ろの椅子に順番待ちが出るほど◆薄くのばした生地にこれでもかと刻みキャベツが盛られ、尾道風にそばもそのまま重ね、ネギも入る。珍しい「びぶとんソース」にしっとり感としゃっきり感、間に入ったネギの風味が効いてくる。シンプルな肉玉は500円。砂ずりも大人気◆今、広島風とは別に尾道風お好み焼きの波も来ている。お人好しの紀美子さんを心配して店に「現金払い」の張り紙をしてくれた子息の英次さんは大阪で「尾道風」のお好み焼き屋を開いていて、まるでリアルの「てっぱん」ストーリーのようだ。

markfw.gifカズン(喫茶・軽食)2010年03月01日号掲載



お店イメージ

喫茶・軽食
カズン
店主 吉田久夫さん
住所 尾道市因島田熊町竹長区4513-7
TEL (0845)22-5206
営業 平日9:00〜22:00(モーニング9:00〜11:00)
   日曜日9:00〜18:00

休日 火曜日

P  あり



コーヒーと一緒に快適な時間を



 因島と生口島をつなぐ金山港近く、日立造船因島生協本部の隣にある喫茶、軽食の「カズン」はオープンして38年で、因島では老舗の喫茶店。まるで家の中に友達を招いたような、アットホームな雰囲気の中で快適な時間を過ごせる。ブレンドコーヒー(400円)でやわらかい香りにすっと包まれ、ほんのりしつつ確かな余韻が嬉しい◆店を切り盛りするのは店主の吉田久夫さんと京子さん夫妻。結婚を機に東京から因島に引っ越してきた久夫さんは、初めてのお客さんでも自然なトークですぐに和める空間にしてしまう聞き上手。「実は、カレーうどんが隠れたベストセラーです」と話してくれるのは地元出身の京子さん。ふるさとの味としてファンの心に強く刻まれており、「久しぶりに因島に帰省した際に寄っていただいたお客さまから『懐かしい』と必ずご注文をいただきます」との人気ぶり。カレーを丸一日かけて仕込むという久夫さんも「試行錯誤しながらですが、いい味に仕上がっています」と笑う。カレーうどん650円、カレー(サラダ付)650円、チキンカレー(同)とカツカレー(同)はそれぞれ900円◆店内には常連客などから送られた花が飾られ、「コーヒーと一緒に快適な時間を」と静かに語りかけている。

markfw.gifいのうえ(お好み焼き)2010年02月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
いのうえ
店主 井上寿子さん
住所 尾道市土堂1-16-9
TEL (0848)22-3375
営業 11:30〜17:00
休日 火曜日、日・祝日

安くないですか〜ミックス450円!

 尾道海岸通りのお好み焼き「いのうえ」はカウンターだけのこじんまりしたお店。仕込みから焼きまで一人で切り盛りする店主の寿子さんは20年ほど前、地元で長年お好み焼き屋を営む友人から手ほどきを受け、自宅を改装、この店を開いた。のれんを掛ける前から近所の人が話しに来たり、「いつもの」と言いながら入って来るお客さんや持ち帰りの電話注文などで大忙し、店内も明るく賑やかになる◆焼き方はクレープ状の生地にキャベツ、そば、具材、玉子を載せていくのだが、そばを鉄板の上で少し炒め、下味を付ける広島風とは違いそのままそばを載せていく、尾道では主流の焼き方だ。ソースは甘めのオタフク、そばも昔から使っている物にこだわっている◆基本メニューは全部入った「ミックス」450円だけ。肉、玉子に生エビ、生イカが入ってこの値段。やはり生エビ、生イカは食感が違う。常連さんが「これでも去年値上げしたのよね〜」と笑う驚きのリーズナブルプライス。ミックスだけでもオプションはある。大はプラス50円。餅入りもプラス50円。うどんか、そばかも選べる。それでもまだ安くないですか!

markfw.gifたかす亭(てっぱん焼き)2010年02月10日号掲載

お店イメージ
てっぱん焼き
たかす亭
オーナー 上村一矢さん
住所 尾道市高須町大新5239
TEL (0848)46-1531
営業 11:00〜15:00 17:00〜22:00
   日祝日 11:00〜22:00
   ラストオーダー 21:30 P  あり

広島風にします?大阪風にします?

 今秋から放送のNHK連続テレビ小説「てっぱん」の舞台が尾道と大阪、テーマがお好み焼きと発表された。「広島風と大阪風ってどうちがうんじゃろ?」という方にお勧めが国道2号線沿いの「たかす亭」だ。椅子席と座敷席、カウンター席があり、コテをふるう上村さんは母から受け継いだ2代目、創業から36年になる。全ての席に鉄板があり、アツアツが楽しめる◆ソースは広島のカープソースをオリジナルブレンドしたものでちょっと濃い目の大人の味。お好み焼きは練った小麦粉の生地に具材を混ぜ込んで焼く大阪風と小麦粉をゆるく溶いたクレープ状の生地にキャベツ、広島風の特徴であるソバ、具材、卵を積み上げてミルフィーユ状に焼く広島風が選べる◆鉄板焼系おつまみも充実。今話題の「ホルモン焼」750円では、後でそのまま、その味のまま、焼きうどんにするのもプチブームとか。鉄板横のおでん鍋は冬に限らず1年中湯気を昇らせ、どれでも100円とリーズナブル。待ち時間無し◆試してほしいのは地元漁師さんの要望で始めた裏メニュー「尾道焼」600円〜。こんにゃくや牛スジ、玉子などおでんの具を刻んで入れる。お持ち帰りもよろしく!

markfw.gif和み処 真(和食・居酒屋)2010年02月01日号掲載

お店イメージ
和食・居酒屋
和み処 真
店長 岡田真吉さん
住所 尾道市土堂1丁目16-6
TEL (0848)23-2722
営業 11:00〜14:00 17:00〜21:00
休日 水曜日
P  あり

尾道海岸通り 海の見える和食・居酒屋

 尾道海岸通りに「海の見える店」の大きな文字が目立つ店、和み処「真」がある。尾道出身の岡田店長は「店を持ちたい」と一念発起、脱サラし、静岡県の沼津で修業、福山のお店を経て1年前に「真」を構えた◆店に入ると奥にある大きな窓、文字通り尾道水道がバッチリ一望できる。店内は落ち着いたお座敷とカウンターでゆったりとしている◆まず、一番のお勧めは◎和風御膳980円、天ぷらとお刺身の両方が付いてこのリーズナブルな価格。一品料理は300円〜、その日に仕入れた新鮮な魚などを中心に居酒屋メニューから御膳や◎海鮮丼1,000円や◎天丼1,000円までお昼も夜も同じように楽しめる。ビール・日本酒・ワイン・焼酎など飲み物のバリエーションもある◆また、平日お昼のみの◎日替わり定食(メイン・ご飯・味噌汁・小鉢・香の物)880円のメインには焼き魚と刺身など和食の魅力満載。ランチタイムがちょっとゴージャスに。パーティーは3,000円からご予算に応じてコーディネイト、要望に応える。◆夜の海を往きかうフェリーと夜空に浮かぶ尾道大橋を見ながら「おこぜで一杯!」なんていかが。

markfw.gifいわべぇ(お好み焼き)2010年02月01日号掲載



お店イメージ

お好み焼き
いわべぇ
経営 藤井央・旦枝さん夫妻
住所 尾道市十四日元町1-23
TEL (0848)37-2325
営業 11:30〜15:00
   17:00〜19:30(オーダーストップ)

休日 木曜日



一晩寝かせた生地を16mmのてっぱんで焼く



 長江口から駅方面に商店街を入ってすぐのところに立派な土蔵造りの漆器店「油岩」があり、その脇に暖簾がかかる。経営は「油岩」と同じ藤井央さんと奥さんの旦枝さん。江戸時代後期から続く漆器店を守りながら、20年ほど前にお好み焼き店「いわべぇ」を開業した◆鉄板の厚さは16mm。厚い鉄板から放たれる熱はじわじわと生地に挟まれた具材を焼き上げ、素材そのものが持つ旨味を凝縮していく。生地は小麦粉を水で溶いただけではない。8種類の素材を組み合わせ、じっくり一晩寝かせたものを使う。お好み焼きの味を決めるのは生地ばかりではなく、新鮮な具材、キャベツ、深みのあるソースと焼き方、それぞれに心を配る◆関西方面から毎年のように顔を覗かせるお客さんなど、味と人情に魅せられたリピーターは遠方にも多い。お好み焼きの原点といわれる「一銭洋食」も10年ほど前からメニューに加わり、懐かしさからビールのあてに欠かさず注文する年配のお客さんもいるとか。いか天、ずり、かきなど豊富な具材を自由な組み合わせで楽しめる。

markfw.gifKITCHEN&CAFE 膳屋(洋食・カフェ)2009年12月10日号掲載

お店イメージ
洋食・カフェ
KITCHEN&CAFE 膳屋
代表 木戸雅司さん
住所 尾道市因島土生町1899-31
   市営中央駐車場1階
TEL (0845)22-3600
営業 11:00〜20:00
休日 木曜日
P  P有料

5周年メニュー「シャリアピンステーキ」

 行き交う船、季節により装いを変える島々…瀬戸内の風景を眺めながらゆったりした時間を過ごせる因島土生町の市営中央駐車場一階にあるレストラン「KITCHEN&CAFE膳屋」。このほどオープン5周年を記念し、2日から期間限定の新メニュー「シャリアピンステーキ」の提供を始めた◆フランスのオペラ歌手、シャリアピン氏が約50年前に日本に訪れた時、帝国ホテルで出されたすき焼きを食べ、「牛肉と玉ねぎ、醤油の組み合わせが絶妙」と喜んだ。そこで当時の村上信夫総料理長が、玉ねぎすりおろしに牛肉を漬け込んでマリネにし、それを焼き上げてデミグラスソースを添えて料理。その美味しさにびっくりしたシャリピアン氏にちなみ、「シャリアピンステーキ」と名付けられたという。膳屋ではそのステーキにサラダ、ライス、コーヒー付き950円で。玉ねぎのうまみと香ばしさが絶品◆数々の受賞や総領事館での要人料理担当などの経歴を持つ木戸雅司さんは、洋食の魅力を、ルーツを含めて伝えることも料理人としての使命だと考えている。光と影が時間を刻むおしゃれな時計も一見の価値あり。

markfw.gif壱六拾(居酒屋)2009年12月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
壱六拾
店主 鈴木勝三さん
住所 尾道市久保1-6-10
TEL (0848)37-1610
営業 17:00〜22:00
休日 火曜日
P  なし

鮮度抜群 素材の良さ活かす漁師の居酒屋

 朝は漁師、夜は居酒屋。壱六拾の店主、鈴木勝三さんは、毎朝5時に起きて横島漁港から出港し、旬の魚介類を獲る。今の季節ならシャコ、カニ、エビ、カレイ、デベラなど。獲れたてをすぐに現地で〆め、鮮度抜群のまま、素材の味を活かした料理として提供している◆仙台出身の鈴木さんが漁師になろうと脱サラしてたどり着いたのが横島で、縁あって尾道で居酒屋を開業して3年半。「今の味は、尾道のお客さんに教えてもらったもの」と感謝を忘れない◆蒸したカニやシャコの濃厚な甘みに、宮城の地酒がマッチ。イカやタコは刺身だけでなく、さつま揚げの種にもなり、違った食感で。トゲで刺されると激痛が走ることから敬遠されるカラコゲも、きれいに処理されてから揚げに。質の良い塩とお酒で茹でた小エビボイルもあなどれない。4種のエビの味の違いを楽しんで。牛タン塩焼き、盛岡冷麺など故郷ゆかりの品もある。奥さんの幹子さんによる手作りギョーザも好評◆忘年会シーズン。市内だけでなく、三原など市外の予約も多く、じわじわとファンが増えている。宮城の観光パンフも揃う。

markfw.gifママカフェ(喫茶店)2009年12月01日号掲載

お店イメージ
喫茶店
ママカフェ
オーナー 高垣美希さん
住所 尾道市西則末5-3
TEL (0848)36-6900
営業 11:30〜22:00(ラストオーダー)
休日 日曜日
P  10台

迷える子羊のためのカフェ

 尾道バイパスに近い、旧栗原通り沿いに白い扉の喫茶店「ママカフェ」がある。店内は基調となる白にピンクがポイント◆14:30までのランチタイムには「日替わりランチ」(メーン、小鉢2個、ご飯、汁)750円がお勧め。これにはこってりとあっさりがある。ラーメンに16雑穀米と小鉢の付いた「ママそばランチ」は680円。「ママカレー」(16雑穀米)580円などもある。「ママそば」480円はオーナー高垣美希さんのおばあちゃん(力石製麺所)から代々伝わるラーメンで、ダシは鶏と小魚のうまみが効いたあっさり系醤油味。細麺はスープがからみやすい◆各種カクテルは600円〜。牛のたたきやレバ刺しなどの一品、おつまみ類も充実している◆ティータイムには「ホットケーキセット」650円などもあるが、変わり種のお楽しみはよく当たると評判のオーナー美希さんの★タロット占い2,000円(ワンドリンク付き)。お悩みを色々ゆっくり相談できる。陰に隠れた奥のブースなので他のお客様に見られることもなく、落ち着いてしっくりと視てもらい、迷いを振り払って帰りましょう。

markfw.gif美味百楽ととぼし屋(乾物屋)2009年11月10日号掲載

お店イメージ
乾物屋(食料品店)
美味百楽ととぼし屋
オーナー 住田英香さん
住所 尾道市土堂2丁目7-19
TEL (0848)36-6150
営業 10:00〜17:30
休日 木曜日
URL http://totoboshiya.com

海の街 尾道百景 美味百楽

 千光寺山がよく見える渡し場通り。海岸通りまで下る少し手前にある「ととぼし屋」は女性スタッフばかりでがんばる魚の一夜干しのお店だ◆前日獲れたての魚を自社で加工、一夜干ししたものが並ぶ。今ならメバルやハモ、アナゴなどがおすすめだが、季節や天候により種類は毎日異なる。買って帰るだけでなく、お店でサッとあぶってその場でいただくのも絶品、出来たてならではの美味しさに感動する。特にタコは新鮮さにこだわるため、発送もできないので店内で焼くか、持ち帰ってすぐに食べることができる地元っ子だけのお楽しみ◆扱っているのは一夜干しの他にチリメンやいりこなど瀬戸内の海の恵み。その中には尾道の漁師町・吉和の家庭でよく食べられていた「えび味噌」300円や「ちりめん味噌」300円、オーナーの住田さんが毎朝揚げる「元祖とと揚げ」120円、いま評判の鶴翔高校3年A組の生徒が作った「鹿児島豚味噌の缶詰」(小)250円などがある◆これらは色々組み合わせて地方発送可能。尾道らしいお土産やお歳暮など贈答品にぴったり!(1,000円〜送料別)

markfw.gif一升瓶(居酒屋)2009年11月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
一升瓶
オーナー 薮本正子さん
住所 尾道市新浜1-11-5
TEL (0848)23-6768
営業 17:00〜23:00
休日 日曜日
P  あり

漁師が育てた旬のお魚が味わえる店

 尾道警察署のやや東側前の小道を海岸に向けて入ると季節の花や木で飾られた小さな間口の小料理屋「一升瓶」がある。女将の薮本正子さんが美容室をする傍ら20年ほど前から始め、2足のわらじで頑張ってきた◆カウンター前の冷蔵ショーケースにはその日に仕入れた旬の魚が並んでいる。夜はカラオケも楽しめるが、夕食どきはゆっくりと食事をしていただきたいので、夜8時からに制約している◆お薦めはお魚。新鮮なお造りや煮魚、天ぷらの魚ももちろん、サバも自分で絞める。今の季節なら、独自に配合した味噌を使い、ごぼうの食感とぷりぷりのカキの土手焼きを是非食べてほしい。焼き鳥も串打ちして自家製のタレでじっくりと焼く◆メニューはその日の仕入れで毎日変わる。実は店のある新浜や吉和地域は古くからの漁師町なので魚にはうるさい。「夏はあこうなどの『あ』の付く魚が旬じゃけ」など、「お客様が色々教えてくださるのよ」と薮本さん。尾道を味わえる尾道の居酒屋なのだ◆今からの季節、入店したらアツアツのおでん100円〜でも楽しみながら、お料理が出てくるのを待とう!

markfw.gifステーキ瀬里奈(レストラン)2009年10月20日号掲載

お店イメージ
レストラン
ステーキ瀬里奈
オーナー 下田覚治さん
住所 尾道市高須町5114
TEL (0848)46-6930
営業 11:30〜14:30
   17:00〜21:00(オーダーストップ20:30)
休日 日曜定休(祝日は営業)
P  あり

ランチもディナーも生活応援プライス!

 尾道の東、高須町のステーキ「瀬里奈」が戻ってきた。下田覚治さんは昭和55年からステーキハウスを開き、途中10年ほど焼肉店にしていたが、今夏復活となった◆一人でも周りが気にならない窓に向かったカウンター席とテーブル席◆メニューは◎オリジナルソースとさっぱりポン酢が選べるビーフステーキ、◎手造りハンバーグ◎エビフライとイカリングにミニステーキが付いたミックスグリルA◎ハンバーグが付いたミックスグリルB◎シーフードミックスフライ。価格は全て驚きの880円! その上全てライス付き! その上おかわり自由! その上食後のソフトドリンク120円! その上ランチだけでなく1日中同じメニュー同じ価格でみんな大満足! 食事をして食後のコーヒーを楽しんで1,000円というリーズナブルプライスが実現した◆もちろんおつまみや一品、ビールやチューハイ、ステーキに合うワイン(赤・白)、ソフトドリンクもある◆お肉をガッツリ食べたい方は◎BIGステーキ1,280円がお薦め。もちろんライス付き、おかわり自由の生活応援価格となっている。

markfw.gifテルちゃんキムチ(食品製造・販売)2009年10月10日号掲載

お店イメージ
食品製造・販売
テルちゃんキムチ
オーナー 朴(平松)輝子さん
住所 尾道市御調町市1214-2
TEL (0848)76-2086
営業 朝から夕方まで
休日 不定休(ほぼ無休)

みちの駅とともに生まれたロングセラー

 山陽自動車道の尾道、三原久井ICともに近い道の駅「クロスロードみつぎ」で棚に並べたとたんに売れていくロングセラーの人気商品がある。平松輝子さんの漬ける「テルちゃんキムチ」がそれ。自家製のキムチをご近所に分けているうちに評判となり、「地産地消」を目指し、御調町内の生産品を探していた道の駅関係者に口説きおとされた◆特徴は辛さよりもその甘みにある。韓国産のトウガラシを使用し、きつい辛さが無いため子どもにも喜ばれている。本格キムチというと魚介類などを漬けこんで発酵させたものが多いが、食べやすさを優先し、出来たてを販売している。魚介類の入ったキムチは温めると生臭さが出てしまうが、この商品は鍋にしても美味しい◆工場兼店舗は御調町内にあるがJAの「ええじゃん尾道」でも買うことができる。食べやすくカットされた「白菜キムチ」1㎏1,575円、500g788円のほか、おつまみに最高のサキイカのキムチ「サキイカジャン」840円など。「地産地消」の観点からほかにも尾道の特産品で作るキムチをただ今開発中だそうだ。

markfw.gif起 立(お弁当・巻き寿司)2009年10月01日号掲載

お店イメージ
お弁当・巻き寿司
起 立
経営 (株)フーヅフジワラ(藤原進一社長)
住所 尾道市土堂2-6-2
TEL (0848)23-6950
営業 9:00〜15:00(売切れ次第閉店)
休日 年中無休

自分の家族に食べさせる安心の手作り

 惣菜「わら工房」が尾道中央郵便局の前にお持ち帰り弁当・巻き寿司の店「起立」をオープンした。お魚が立っている暖簾が目印◆藤原社長の奥さんで責任者の藤原直美さんは「多分、出来合いやインスタントなどを使うことに比べると3倍位時間がかかる」というが、あくまでも手作りにこだわっている。それほどレパートリーが無くても飽きないのがお母さん味。特に自信を持っているのは「卵焼き」で、巻き寿司の巻き芯の玉子も自ら焼いている。そのため冷めても美味しいのだ◆自慢の「巻き寿司」580円、「同ハーフ」295円、観光客などが食べ歩きできる「同一切」130円。一切れといってもおにぎり位のボリュームがある。アナゴの入った「ささら巻き」、煮た小エビと桜エビを入れ、尾道をイメージした「さくら」、瀬戸内の香りチリメンを使った「ジャコジャコ巻き」の3種類◆おにぎりの入った「日替わり弁当」500円(ご飯大盛同価格)、おかずだけは400円。お昼には温かい出来たてが買える。おすすめは時間がたっても柔らかいおはぎ。特にきなこは絶品。

markfw.gifすみチャン(お好み焼き)2009年09月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
すみチャン
店長 住田勝紀さん
住所 尾道市東御所町11-17-1F
TEL (0848)24-2480
営業 11:00〜14:00、17:00〜22:00
   土日祝日 11:00〜22:00
休日 火曜定休
P  あり

駅から西へ248歩の店内には絵手紙も

 尾道駅近くの鉄板焼とお好み焼の店「すみチャン」のキャッチコピーは「にしへ248ぽ」。電話番号24-2480のゴロ合わせで考えたのは住田氏の叔母で絵手紙作家の円福寺都さん。テーマカラーのオレンジで統一された店内には、叔母の絵手紙の仲間から送られた絵が飾られ、ミニギャラリーのようだ。住田氏は東広島市のお好み焼屋で働き、故郷尾道に店を開いた。地元で「すみちゃん」と呼ばれているお母さんもフル回転、親子で頑張っている◆一番のお薦めは広島風お好み焼き。注文が入ってから茹でた生麺を使ったしっとり系。シンプルな肉玉から生エビやイカの入った広島風スペシャルまで、トッピングも色々あるのでネギ・玉子のせなどバッチリ。鉄板焼きや関西風はセルフで焼くこともできる◆数に限りのある「日替わりランチ」500円(ご飯・味噌汁・メーン・小鉢)、「ほろ酔いセット」700円(生ビール中+枝豆+小鉢)、「晩酌セット」900円(生中+プチ関西風)など、お得メニューも数種類が揃う◆最近では珍しい生ビール「大ジョッキ」800円もある。市営ベルポール・駅前港湾駐車場1時間サービス(2000円以上利用)

markfw.gif勉強堂 東尾道 暢適庵(御菓子処)2009年09月10日号掲載

お店イメージ
御菓子処
勉強堂 東尾道 暢適庵
専務取締役 門田治己さん
住所 尾道市高須町4795-1
TEL (0848)36-6225
営業 9:00〜19:30 喫茶 11:00〜
休日 年中無休

本物の味を求め 慢心せずに日々勉強

 尾道市の尾道東公園隣に昭和4年創業の御菓子所「勉強堂」(福山市熊野町)が6店舗目のカフェを開いた。料亭のような入口を入ると、ショーケースに並べられた生菓子や積まれたお菓子類。奥は落ち着いた甘味処、外には涼しげなテラスもある◆一番の売れ筋「むぎっこ栗っこ」160円は「勉強堂」を代表する焼き菓子。はったい粉で作られた香ばしくサクサクした皮に餡、ほっくりとした栗が丸ごと一つ入っていて、贈答にも喜ばれている◆飲み物は「ブレンド珈琲」450円、甘くまろやかな「薄茶銀緑」550円など数種類。200円をプラスすると、日によって職人が選ぶ「旬な朝生菓子セット」、抹茶にぴったりの細工菓子「四季の上菓子」、コーヒーにも合う「季節のロールセット」などを付けることができる。店内にあるお菓子をチョイスしてイートインもできる◆こだわりは全て自店の手作り。夏なら、かき氷のシロップも苺から作った果肉入りや生レモンの果汁に甘みを付けたものなど。これからはぜんざいや七輪で焼くお団子などがお目見えする。

markfw.gifばんや(お食事処)2009年09月01日号掲載

お店イメージ
お食事処
ばんや
代表 井上利晴さん
住所 尾道市向島町5543-6
TEL (0848)44-8780
営業 11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)
休日 火曜日

漁と養殖を営みながらの地産地消の店

 尾道市民センターむかいしま「ココロ」の周辺で飲食店がにぎわってきた。新しくオープンしたのは「お食事処 ばんや」。オーナーの井上利晴さんは大阪の料亭で修業した後、父の後を継ぎ向東町で魚の養殖や鮮魚店を営んできた◆ランチタイム(11:00〜14:00)はワンコインで食べられる「日替わりランチ」500円。「ひれかつカレー」など毎日変わるものと、定番としての「海鮮丼」もある。養殖や漁をしているからこそできるぎりぎり価格で、不況も吹っ飛ばす。ワンコインランチは月から金曜日の平日のみ。土日・祝日は「海鮮丼」780円。「尾道ラーメン」450円や「うどん」380円も提供している。「もう少し贅沢に…」という方は終日メニューの「海の恵定食」(天ぷら・お造り・小鉢・酢の物・ご飯・味噌汁)1,580円、「ばんや定食」(海の恵+煮魚)1,980円がある。「お子様ランチ」は480円◆ティータイム(14:00〜16:30)は「ケーキセット」でゆっくりできて480円◆ディナータイム(17:00〜21:00)のおかずも刺身の「ヒラメ」350円、「鯛」350円など格安。「ちょっと早く閉店しますが、漁や魚のお世話があるのでごめんなさい」とのこと。2階の個室も予約可。

markfw.gif(有)やすもと(惣菜卸・仕出し・弁当)2009年08月20日号掲載

お店イメージ
惣菜卸・仕出し・弁当
(有)やすもと
社長 安本皇(やすもとこう)さん
住所 尾道市正徳町6-1
TEL (0848)25-5050
休日 木曜日

郷土の味 漁師町のいなり・ばら寿司

 尾道市の漁師町“吉和”で44年続く、惣菜卸、仕出し、弁当の「やすもと」が直営のお持ち帰り専用寿司、弁当、惣菜の小売店「やすもと」を次々にオープンしている。昨年7月に本通り商店街に出した1店舗目(土堂1-3-33、TEL0848-24-4430、営業時間9:00〜17:00)に続いて長江に2店舗目(十四日元町3-32、TEL0848-37-8811、9:00〜18: 00)をオープン◆一番の売れ筋は「尾道いなり」137円。中身は昔から漁師町“吉和”で作られているえび粉の入った具沢山のばら寿司。そのばら寿司に穴子を散らした「ばら寿司」680円は看板商品で昼には売り切れてしまうことも多い。もちろん普通のお稲荷さんが欲しいという人には「いなり寿司」1個¥63もある。尾道名物「地穴子巻き」1,050円、「穴子入り巻き寿司」525円。500円の各種お弁当や色々なお惣菜も1パック100円以下からありその日によってメニューも変わる◆元からある祝い膳や法要の仕出しも予約可能。店頭の商品は昼前に売り切れてしまうことも多いのでお取り置きがお勧め。

markfw.gifゑびす総本家 尾道駅前店(和菓子店)2009年08月01日号掲載

和菓子店
ゑびす総本家 尾道駅前店
オーナー 木村圭子さん
住所 尾道市東御所町3-17
TEL 無し
営業 11:00〜19:00

平成和菓子司が送る 白いたいやき

 尾道駅前芙美子像の前に白いたいやき屋さん、平成和菓子司「ゑびす総本家」がオープンした。尾道駅前店は今年5月に天満屋福山店近くのトライアングル広場にある1号店(福山市元町15-28、年中無休、10:00〜21:00営業)に続く2店舗目である◆白いたいやきの生地には餅粉が入っているためもっちり伸びる感じで、その上、歯応えにはしっかりとコシもある。中に入る餡の小豆は100%北海道十勝産。オーソドックスな温かい白いたいやきは白あん、黒あん、カスタード各¥130。一日限定数の抹茶¥150◆温かいのも良いがこの暑さの中のおススメは冷たいたいやき! メロンクリーム、豆乳クリーム、紫芋あんの他、近日発売予定のプリンクリーム、カフェオレクリームなど全て¥150◆現在オープン記念セール、全品20円引きなのでお試しのチャンス。テイストのバリエーションも豊富で和風スイーツ感覚なのか、学校帰りの女の子なども立ち寄っている。冷蔵庫で冷やしておける冷たいたいやきはお子様のおやつにもばっちり!

markfw.gif天 津(中華料理)2009年07月20日号掲載

中華料理
天 津
オーナー 趙 淑賢(チョウシュクケン)さん
住所 尾道市土堂2丁目2-18
TEL (0848)24-3378
営業 11:00〜20:00
休日 木曜日

媽媽の作る、ラーメン・冷麺・ボク天津麺!

 尾道本通り商店街、中央郵便局の東寄りにまた中華のお店がオープンした。中国天津から来たオーナーの趙淑賢さんが付けた店名は「天津」。真っ赤に黄色の文字の看板が目印。12年前に日本に来て福山市内で中華まんのお店をしていた◆まずお勧めはカニ玉にとろみのあるタレをかけた「天津飯」¥600。出身地天津の本場の媽媽(マァマ)が作るご飯を食べてほしい◆ラインナップは「麻婆豆腐」¥550、「酢豚」¥750、「エビチリ」¥800など。もちろん「唐揚げ定食」¥700、「麻婆豆腐定食」¥700、「酢豚定食」¥800のように全て定食になる◆麺類も豊富。まずお約束の背脂の浮いた「尾道ラーメン」¥550。ゴマのテイストがきいたピリ辛「坦々麺」¥700は超美味。暑い夏ならではの「冷麺」¥650は野菜たっぷりで夏バテも吹っ飛ぶ◆点心では手作りの「餃子」¥380。本場中国では一般的な「水餃子」¥380をぜひ味わってみたい。◆このたび長年愛されてきた中華まんも登場し、大人気で夜店の時は売り切れ御免◆休憩もなく一日中定食が食べられるのは時間に不規則な方にはありがたい。

markfw.gif手作り弁当 みさき(お弁当・惣菜)2009年06月20日号掲載

お弁当・惣菜
手作り弁当 みさき
オーナー 松本絹恵さん
住所 尾道市久保1丁目14-14
TEL (0848)37-2374
営業 7:00〜15:00
休日 日曜日・祝日

生活を応援する250円のお弁当

 今、東京のオフィス街で勃発している激安弁当競争。価格帯は250円。そんな250円弁当の店が尾道市役所の前にオープンした。製造場所は自宅(尾道市山波町1528-1)で店は朝7時から開店。朝ごはんや出勤前に買うこともできる◆メーンのおかずにご飯の入った◎手作り弁当¥250。他にうどんと炊き込みご飯を組み合わせたものもある。メーンはトンカツ・煮魚・焼き魚・唐揚げ・海老フライなど250円ながら種類もボリュームもある◆お弁当以外に◎天ぷら¥130。◎ジャンボ稲荷¥300など物足りない人にはもう一品!もある◆店の奥にはお菓子などが全て¥100で並んでいて飲み物やヨーグルトなどのデザートも揃ってしまう◆数や内容、予算に応じることができるので会議や集会などには予約するとよい。元は魚屋さんだったのでお魚料理も充実できるため、会席料理の仕出し相談もOK。本格的な煮魚が弁当になっている理由も理解できる◆オープン初日に訪れた90歳の男性のお客様は「一人分でこれだけ作ったら250円じゃできんじゃろ」と喜んで買っていった。

markfw.gifことぶき(喫茶・食事処)2009年06月10日号掲載

喫茶・食事処
ことぶき
オーナー 久保恵子さん
住所 尾道市向島町9570-12
TEL (0848)45-0515
営業 9:30〜20:00
休日 水・木曜日

向島の中の暖かい家庭ムードの隠れ家

 向島の有井、県道377号沿いから民家の中に「ことぶき」と書かれた木の看板が見える。普通のお宅を訪ねた感じに玄関を入ると中はカウンターとテーブル席の喫茶店ムードで、ウッディな店内は落ち着いて食事ができる。30年以上前から地元で愛され主婦のランチタイムにも使われている。オーナーの久保恵子さんは「歳のもんが2人でバタバタやってるのよ」と笑う。2人の女性が振舞うのは暖かい家庭の味◆朝は◎モーニング(コーヒー・トースト・サラダ)¥500もある。休憩はなく、日替わりの◎おひる定食¥750◎夕食¥850その他◎ことぶき定食¥1100◎刺身定食¥1000などの定食類から◎親子丼¥600や◎かつ丼¥750、◎オムライス¥800、◎サンドウィッチセット(飲み物・サラダ付き)¥750など丼ものや麺類、軽食まで色々◆お弁当の仕出しも¥850〜。少数なら当日の朝でも応じることができる。法事などの会席料理やオードブルの場合は予算に合わせて受けるので前もって予約するとよい◆夜飲みたくなったら一品料理もあるのでご近所から歩いて行くのもいいかも!!

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markfw.gif藤屋(菓子たいやき本舗)2009年06月10日号掲載

菓子たいやき本舗
藤屋
店長 神田正弘さん
住所 尾道市天満町17-23
TEL (0848)24-2886
営業 9:00〜21:00
   (売り切れ次第閉店
P  あり

噂の白いたいやき君 尾道で初水揚げ

 サティ尾道店に新しくたいやきの持ち帰り店「たいやき本舗 藤屋」が広島県に初出店した。福岡生まれのこのたいやきは真っ白く、白いたいやきと呼ばれ、最近テレビなどでも話題だ◆よくたいやきのほめ言葉として「しっぽまであんこが入ってる」と言うがこの生地は生地だけを食べてもモチモチとして美味しい。餡と一緒に食べるとその甘みとのコントラストでほんのりと塩味も感じる。餡に使用されているのは北海道十勝産の小豆100%◆味のバリエーションも色々。白いたい焼きの中身は、「黒餡」「白」「カスタード」各¥130、「チョコ」¥140◆他には季節によりバリエーションが変わる50個限定の特別テイストもある。お茶の香りが高く甘みが抑えられた緑色の「抹茶」¥150。尾道ならではの桜餅のようなピンク色の「さくら」¥150。特におすすめなのはキャラメルの柔らかい甘さで甘いモノ好きにはたまらない「キャラメル」¥150。限定数があるので夕方までには行かないと。タイミングが合えば、味噌汁などに入れられるたい焼きの耳を無料でもらえるのもうれしい。夏からタピオカジュースも始まる。

markfw.gifネコノテパン工場(パン製造販売)2009年06月10日号掲載

パン製造販売
ネコノテパン工場
代表 永井智子さん
住所 尾道市東土堂7
TEL 050-5532-4716
営業 8:00〜16:00
休日 火曜日、第1第3火曜日
P  なし

ご近所も応援 山手に漂う香りの主

 千光寺南斜面、光明寺付近の路地に、香ばしい香りが漂い始めた。香りのもとは、新しい立ち寄りスポットとして尾道好きの間で早くも話題になっている「ネコノテパン工場」。近所のおじさんも「とにかくうまい。小麦が違う。北海道産じゃけえの。この場所から、新しい食文化を発信するんじゃ!」と絶賛、期待を込めて熱っぽく話す◆音楽家として活動している永井真介さんと、製パン業や飲食店などで修業してきた智子さんの夫妻が5月16日にオープンさせた。毎朝3時に起きて、食パンとカンパーニュをメーンにピザやキッシュ、スコーンなど手作りのパンや焼き菓子を手掛けている。パンによって小麦も替えるなど品質、味重視はもちろん、たっぷり加えるのは「まごころ」だ。飲食店などへ卸す話も進展中。「地元に愛される、小回りの効くパン工場に」と夢を語っている◆「工場」は真介さんが空き家を改装、NPO空き家再生プロジェクトのメンバーの協力も得た。天井や壁も貼り替えて、窓枠も古材の再生にこだわり、窓ガラスもよく見ると不揃いで味わい深い。

markfw.gif月天心(China Bar)2009年06月01日号掲載

China Bar
月天心
オーナー 桑田朋典さん
住所 尾道市東御所町1-5-4
TEL (0848)23-8878
営業 1:30〜14:00(ラストオーダー)
   17:00〜23:00(食事ラストオーダー22:00)
    休日 月曜日

今日は本格中華で飲みませんか?

 尾道駅前福屋2階テラスに登場した本格中華の店「China Bar 月天心」(チャイナバル・つきてんしん)。月が天の中心に輝くというイメージから店名を名付けた。オーナーの桑田朋典さんは浦崎出身の32歳◆Barとあるように実はお酒をゆっくり楽しんで欲しいお店で、お酒の種類も多い。特に梅酒の種類はかなり充実、紹興酒も欄亭国宴酒の10年ものなど中華に合うものも多い◆お昼は2〜3種類用意された◎日替わり定食¥850。◎マーボー丼¥800などがある。◎デザートと飲み物¥150◆夜はもちろん本格中華。きちっとピリ辛感のある麻婆豆腐やエビチリなどの定番から◎フカヒレの姿煮・小¥1,500大¥6,000など色々。他にも◎カラフル海老せん¥250などリーズナブルなおつまみも充実◆注文を迷いそうな方はシェフを信じて、前菜からスープ・一品・チャーハンなどの〆まで入った◎お任せコース¥3,000〜・¥5,000・¥8,000。ご予算に合わせてくれる◆元テレビ東京八塩圭子アナウンサーによく似た女性が料理をサーブしてくれるヨ。

markfw.gifそば鴻(手打ち蕎麦)2009年06月01日号掲載

手打ち蕎麦
そば鴻
店主 鴻上和雄さん
住所 尾道市十四日元町3-34
TEL (0848)37-1313
営業 11:00〜15:00(売り切れるまで)
休日 月曜日(その他不定休あり)

そば粉、小麦粉、水の調和を探求したそば

 大阪の写真家鴻上和雄(こうがみかずお)さんがそばへの思いを尾道で自分の店という形に変えて5月16日、「そば鴻」をオープンさせた。器は尾道に店を構える備前焼作家佐藤苔助さんと正徳さん親子の作品を使う。ここ10年ほど佐藤さんの陶芸作品を写真に収めてきた鴻上さんはその縁で尾道を訪れる機会も増え、尾道で写真展を2回開催しているほど◆「備前焼はシンプルで奥が深いことが魅力。そばも同じ。そこに惹かれた」とそば探求を始めた動機を話す。2年半ほど前から独学で道を探り始め、昨年夏には東京のプロ養成コースで修業、徹底的においしいそばの作り方を研究し、そば粉、小麦粉、水というシンプルな素材を最高の状態で調和させる術を身に付けた◆店は福山市出身の奥さん、三恵さんと二人三脚で切り盛りするが、真剣勝負でつくるそばは一日に多くはできない。そのため売り切れ御免の営業となり、開店後は「やっと食べられた」という人が続出した◆もりそば700円、とろろそば900円、なめこおろしそば900円。近く森川酒造(呉市)の日本酒「白鴻」も扱う予定。

markfw.gifクィーン クィーン亭(ステーキ・海鮮)2009年05月20日号掲載

ステーキ・海鮮
クィーン クィーン亭
オーナー 黒飛友彦さん
住所 尾道市高須町4839-1
TEL (0848)29-8256
営業 ランチ 11:00〜14:30
   ディナー18:00〜23:00 休日 火曜定休
P  あり

>東尾道の隠れ家でぐるりとグリル!

 東尾道の新しい商業通り東奥にオープンしたステーキ海鮮「クィーンクィーン亭」は鉄板焼きの店だ。オーナーの黒飛友彦さんは若干30歳。カウンター席の鉄板で焼いている姿はちょっと絵になる◆売りはもちろんステーキ。国産牛と黒毛和牛は価格でも倍違う。食べ比べてみよう。例えば◎国産牛ロース100g¥2,000◎黒毛和牛ロース100g¥4,300など◆5月末まで限定で◎シェフのお薦めコース(前菜/スープ/サラダ/国産フィレステーキフォアグラ添え/パスタ/デザート)¥2,980、がっつり系には大盛りご飯に国産ロース300gの◎シェフのお薦めしないコース¥6,000がある◆ランチタイムにはステーキの◎クィーンクィーン丼¥1,000。メーン、パスタ、サラダ、パン、デザート飲み物まで付いた◎レディースセット¥1,500。◎牛すじ丼¥650の他、普通の◎日替わり定食¥680がある。また本格的グリルコースを楽しみたい方は要予約の◎ご予約ランチ¥2,500がある。こちらはオードブルからスペイン語でおつまみを表すタパスなどが付いていてお手軽に楽しむことができる。

markfw.gif花登 Hanato(中華そば・うどん)2009年05月20日号掲載

中華そば・うどん
花登 Hanato
オーナー 船越郁美さん
住所 尾道市向島町5543-6
TEL (0848)44-0478
営業 11:00〜15:00 17:00〜20:00
休日 木曜日

受け継いだ味がココロの前に新オープン

 このたびオープンした尾道市民センターむかいしま(愛称:ココロ)の斜め向かいに「中華そば・うどん『花登』」と黒地に白抜きの文字で大きな看板が目に付く。時期を同じくしてオープンしたこの店は渋い入り口を入るとポップな店内。女性スタッフばかりの店の様子は明るく女性一人でも入りやすい◆屋号の「花登」はオーナーの船越郁美さんの祖父・登さん、祖母・花子さんの名前からとった。二人は吉和でうどん屋を営み、店の味は母を通して郁美さんに受け継がれた◆メニューは「うどん」¥350、「肉うどん」¥450、「カレーうどん」¥450などリーズナブル。「中華そば」は尾道ラーメンの特徴である背油は浮いているが、透き通ってさっぱりしたスープで¥500。背油は浮いていないが同じスープで食べさせるうどんは¥450。暑い日には冷たい「ぶっかけうどん」¥450もいいだろう◆麺類+ご飯類ご希望の人にはいなり¥100、ミニカレー¥400、ちらし¥200などサイドメニューも充実。てんぷらや唐揚げなどトッピングは一個¥100、自由にピックアップして個数を申告する。

markfw.gifボラーチョ(欧風酒場)2009年04月01日号掲載

欧風酒場
ボラーチョ
オーナー 武内政浩さん
住所 尾道市土堂1丁目4-14
TEL (0848)23-8951
営業 17:00〜24:00
休日 月曜日

ワインと欧風料理で尾道の食材を楽しむ

 尾道本通り商店街の中ほどに、ヨーロッパの裏通りにあるような居酒屋がある。スペイン語で「酔っ払い」「酒飲み」の意味である「ボラーチョ」は、奥にある小上がりのテーブル席で仲間と飲むもよし、カウンターで落ち着いてグラスを傾けるのもいい欧風酒場◆新しさの中に伝統的な落ち着きを感じる訳は、内装を依頼した先が空き家再生プロジェクトのメンバーであるため。梁などは改装前の駄菓子屋のころのまま、奥の壁に張り巡らされているのは畳の下板など歴史を刻んだ木材が活かされている。そんな中、イギリスのタンティークのランタンがアクセントとなっている◆欧風といってもビールから焼酎まで飲み物は豊富。ワインとビールが大好きなオーナーの武内さんが用意したワインは国産から世界各国のものまで常時50〜60種類、価格もほとんどが3,000円までとなっている。ワイン選びに困ったら武内さんに気軽にご相談を…。他にもベルギーのビールが6種類など美味しいと思ったものを取り揃えている◆つまみはその日に仕入れた尾道の魚介を使ったものやスペインのハモンセラーノやイタリアのプロシュートなどの生ハム。その2種の生ハムとチョリソーの盛り合わせ¥1,380、野菜のマリネ¥380、ラタトゥユ¥480

markfw.gif後藤のでべら屋(海産物店)2009年03月20日号掲載

海産物店
後藤のでべら屋
店主 後藤鈴子さん
住所 尾道市土堂1-8-3近く
TEL (090)2804-4180
営業 10:00頃〜15:30頃(12月初め〜3月中旬のシーズンのみ営業)    雨の日などは休業

尾道名産・冬の風物詩—縄のでべら

 尾道の冬の味覚を代表する「デベラ」。魚の学術名は「タマガンゾウビラメ」。尾道水道の西側に位置する吉和漁港を中心に生産され、寒風でカラカラに干してつくられる。一匹一匹を丁寧に加工処理して縄に通し、海からの寒風で旨みを凝縮させてつくる◆シーズン中の12月初め〜3月中旬までは、尾道本通り商店街(三井住友銀行の近く)に荷車にでべらを積み上げて販売する「後藤のでべら屋」さんが現れ、尾道の風物詩ともなっている。祖母の代から受け継ぎ、現在の後藤鈴子さんが販売を始めてからかれこれ20年ほどという◆「温暖化のせいか、いお(魚)が獲れなくなった」と瀬戸内海産のでべらを集める苦労を話す。「昔から漁船で瀬戸内海の島々にある小さな漁港を回っては、でべらを集めてきた」という◆焼き過ぎないようあぶるように焼き、ポン酢や醤油(好みで砂糖、ミリン入り)で食べる。濃厚な旨みはスルメにも劣らず、天ぷらも旨い。フグのヒレ酒と似た熱燗も美味◆リピーターも多く、メーンシーズン以外も尾道市吉浦町2-17の自宅店舗で地方発送などに応じてくれる。

markfw.gifおばんざい あんこ(料理店)2009年03月10日号掲載

料理店
おばんざい あんこ
店主 大高美代子さん
住所  尾道市向東町437-2
TEL (0848)45-2002
営業 12:00〜(11時までに要電話)
   17:00〜22:00
休日 火・水曜日

みかんの花咲く丘の上でおばんざい

 尾道大橋を向島に渡って左、隠れ家のようにのれんのが出ているおばんざいの店「あんこ」。その響きのように柔らかなお店だ◆◎ランチ¥1,000。毎朝玄米を精米したものに、玄米・黒米・赤米・緑米・押麦・はだか麦・はと麦・あわ・ひえ・きび・大豆・黒大豆・コーン・アマランサスなどをブレンドした15穀米はおかわり自由、もっちりとして美味しい。かごの中には小さな器が6個、サラダや煮物、ぬた、おひたしなどのおばんざいが入り、その脇には茶碗蒸し、お漬物、天ぷらなど盛りだくさん。汁物と竹原から取り寄せているよもぎこんにゃくの刺身が必ず付く。柔らかくこんにゃく独特のにおいもしない◆どれも手の込んだ手作りで女性なら感動もの!店主の大高さんは、かつて普通の料理を振舞う店を構えたが、自身の病気をきっかけに趣向を変えた。おばあちゃんが作るような節分や節句など季節の料理も出される。ゆったりとした店内はテーブルも広く時を忘れる。法要や祝い膳などの会席やパックなども受け付ける。スローフードと共にエコへの感心の高さから春からマイ箸のポイントカードも計画中だそうだ。

markfw.gif近藤製菓店(菓子製造)2009年03月01日号掲載

菓子製造
近藤製菓店
オーナー 近藤修司さん
住所 尾道市御調町神104
TEL (0848)76-0113
営業 8:00〜20:00
休日 不定休

幸せは 昔から 甘いものから

 尾道北部にある道の駅「クロスロードみつぎ」で常に人気の上位にいるのが近藤製菓店のどら焼き。前駅長が1年がかりで口説き落として並んだ商品だ。休日などは増産の要請があっても一人で手作りしているため数に限りがある◆製造販売している店は国道184号線の府中分かれの交差点の近くにある昭和の匂いのする木枠のガラス戸の店で、店番はお母さん。近藤製菓店はオーナーの近藤修司さんの父昇さんが昭和30年に煎餅屋として創業、その「みつきせんべい」は小麦粉で作る和風のビスケットのようで、現在でも御調名物として茶の子などにも使われている◆どら焼きは24、5年前から始めた。タイミングがよければ、お店の鉄板の上でどら焼きの皮を焼いたり、煎餅を作っている近藤さんの姿を見ることができ、焼き立てを食べられる◆どら焼きの特徴は昔ながらの優しい甘さ。「甘いのは甘いもの」というようにちゃんと甘さを出していて、甘いものを食べた満足感と幸せが残る。◎みつきせんべい(4枚入り)1袋¥80、箱入り(8袋入り〜)¥750〜◎どら焼き1個¥105。

markfw.gifレストラン・オ・ゼルブ(レストラン)2009年02月10日号掲載

レストラン
レストラン・オ・ゼルブRestaurant aux herbes
オーナーシュフ 杉原啓太さん
住所 尾道市美ノ郷町三成1066-3
TEL (0848)20-5078
営業 11:30〜14:00 17:30〜21:00
休日 月曜日・第2火曜日

 184号線に並行した三成の旧道沿いの住宅街に、フランスの下町に多い食堂、ビストロをイメージした「レストラン・オ・ゼルブ」がある。お昼ともなるとランチと会話を楽しむ主婦などでいっぱいになる◆オーナーシェフの杉原啓太さんは東京のフレンチレストランで修業、フランスのリヨンのビストロも経験した後、故郷尾道に戻り、両親の自宅をお店兼用に建て替えた◆こだわりは「地産地消」。野菜はほとんど祖母や近くの農家のものを使っている◆お昼のメニューは◎ランチコース¥1,680(オードブル・メーン・デザート・ドリンク)◎ランチ¥1,050(メーン・ドリンク)。嬉しいことにオードブル・メーンは5〜6種類、デザートは7〜8種類の中から選べる。さらに300円プラスするとシェフの選んだ5種類のデザートの盛り合わせも楽しめる◆食後のドリンクには奥様の美幸さんが丹精を込めて入れる自家製ハーブティーがおススメ。店名の「ゼルブ」とはフランス語でハーブを意味するとのこと◆夜は◎ディナーコース¥2,730◎シェフのおまかせ¥4,000などがあり、ゆっくりくつろげる。

markfw.gif尾道ベッチャーらーめん門池(ラーメン)2009年01月20日号掲載

ラーメン
尾道ベッチャーらーめん門池
オーナー 宮崎景三さん
住所 尾道市東御所町4-11
TEL (0848)23-2583
営業 11:30〜15:00、17:00〜22:00
休日 火曜日

福よ 近うよれ、尾道やくみで厄払い!!

 尾道駅前シネマ尾道と同じ通りに新しい尾道ラーメンの店、尾道ベッチャーらーめん「門池」が開店した◆鶏がらと魚介系のWスープで、こだわりの細ちじれ生麺を使用、毎日でも食べられるあっさりとした醤油味ながら深みがある。尾道の小魚の入った薬味で辛さを調節しながら食べる。トッピングの磯のりも絶品◆ラーメンは小吉(小盛)¥400、福盛(並)¥580、大吉(大盛)¥760。「ベッチャー定食」(ベッチャーらーめん・日替わりトッピング・ご飯・おまかせ1品)¥880。にんにく唐辛子野菜入りの「門池ラーメン」¥680も通にはこたえられない味◆5時からの夜は、お酒と共に箸が進む「もつ鍋」¥1,050、イタリアンテイストの「トマト鍋」¥1,550など居酒屋メニューもある。春には「つけ麺」も加わる予定◆店内には「尾道花膳」のお土産タイプの「ベッチャーらーめん」お徳用5食入り(尾道やくみ入り) ¥1,500。ベッチャー祭りでベタ・ショーキー・ソバの面を被った鬼が子供たちの無病息災を祈願して叩く祝い棒をかたどったパッケージで尾道らしさ満開のギフト用は1箱¥1,380。お土産にはもってこいだ。

markfw.gif喫茶&軽食 ひろ(喫茶と軽食)2009年01月10日号掲載

喫茶と軽食
喫茶&軽食 ひろ
店主 高橋博恵さん
住所 尾道市十四日元町5-11
TEL (0848)37-6220
営業 9:00〜18:00
休日 年中無休

>絵画と栄養士が考える健康志向の定食!

国道2号線から尾道本通り商店街を市役所に抜ける道(薬師堂小路)沿いに、今は死語となってしまった“純喫茶”というたたずまいの喫茶&軽食「ひろ」がある。店内には本通り駅側入り口にある芙美子像の作者高橋秀幸氏の処女作である絵画や友人所蔵の絵、エッチングなどが壁に飾られ、その絵がお気に入りのお客様もいる◆オーナーの高橋博恵さんは30年数年前にここにパン屋を開き、その後喫茶店とパン屋を併設、喫茶店だけに絞ってから30年以上になる。「来てくださる方に悪くて、お休みできないのよね」と元旦から大晦日まで年中無休で頑張って来た。現在は栄養士だった娘の美恵さんと切り盛りしている◆月曜日〜金曜日の日替わり定食¥700(メーン・小鉢2点・ご飯・味噌汁)は栄養士の美恵さんが考える野菜中心でヘルシーなメニューが多く、毎日通っているうちに「健康診断の結果が改善された」という常連さんもいる。安全にこだわりコロッケなども全て手作り、野菜も安全なものをつかっている。コーヒーセット(サラダ・玉子・フルーツ・トースト)¥600、抹茶セット(餅付き)¥550  

markfw.gif有木屋(ラーメン店)2009年01月10日号掲載

ラーメン店
有木屋
店主 有木克行さん
住所 尾道市土堂1丁目11-22
TEL (0848)24-7797
営業 11:30〜スープが切れるまで
休日 火曜定休

マイアミ暮らしの店主が創造した海味そば

 海岸通りから商店街に抜けるうず潮小路に昨年の12月11日新しいラーメン店「有木屋」がオープンした◆オーナーの有木克行さんは和歌山県出身。10年ほどアメリカのマイアミで寿司を握り、広島市内でラーメン屋を営んでいたが、このたび奥様の出身地尾道に店を構えた◆尾道にあって珍しく尾道ラーメンではない。魚のあらだけを使っただしに、塩味のさっぱり風味、自ら「海味(うみ)そば」と名付けた◆香り油の量であっさりかこってりを選ぶことができる「海味そば」¥600。こってりでもかなりさっぱり系のラーメンとなっている。チャーシューの代わりに鶏団子の入った「うず潮そば」¥600。ご飯に刻み海苔やお漬物を付け、残ったスープを磯の香りとさっぱりした味で楽しむ「お茶漬けセット」¥800。トッピングの味付け玉子もトロッと甘い「チャーシュー丼」¥300◆レスリング経験のあるガッチリとした大将はラーメン屋での修業経験はないが店内にある製麺機を使って麺も自分で打っている。少し太めの縮れ麺は塩味と実によく合う。

markfw.gifいなり食堂(食堂)2008年12月10日号掲載

食 堂
いなり食堂
オーナー 稲荷英子
住所 尾道市向島町7993-3
TEL (0848)44-0736
営業 11:00~21:00 ラストオーダー 20:30
休日 月曜・第4日曜
P  あり

人に優しい!財布に優しい!伝統の食堂

 尾道市の向島支所の前を通る道は現在の産業道路が整備されるまでバスも通るメーンロードだった。昭和39年からある「いなり食堂」はその道が川尻交差点から西の有井方面へ抜ける途中にある◆オーナーの稲荷英子さんは岡山県出身、17年前に夫の母が27年間やっていた店を引き継いだ。会社勤めからの転身、全く経験の無い所から一人で始めたのは3カ月も悩んだ末のこと。現在は同じく向島に嫁いできた妹さんが手伝っている◆開店当初からの定番◎お好み焼き1品入り¥350を始め◎日替わり定食¥550◎カレー¥400◎カツカレー¥600◎ラーメン(塩・醤油)¥350◎うどん¥250◎そばめし¥500と驚くほど安い。引き継いだ時に50円ほど値上げしただけで今も同じ◆評判のお好み焼きは店内で食べてももちろん、お持ち帰りでもとっても美味!!「肉玉大」と注文しても¥450ですむ◆もう一つ癖になるおすすめは◎辛いラーメン¥400。普通の辛い系のように粉末の唐辛子ではなく、数本の鷹の爪とにんにく、ひき肉、もやしの入った絶品。辛いもの好きにはたまらない、味わい深い辛さのラーメンで、癖になるから要注意。

markfw.gif壱 歩(ごはん家)2008年12月01日号掲載

ごはん家
壱 歩
代表 清水しおりさん
住所 尾道市東御所町1-5-2
   駅前再開発ビル2階 TEL (0848)23-8005
営業 11:00~21:00
休日 火曜

一人でも安心、一日中定食が食べられる店

 尾道駅前福屋の2階にある尾道のごはん家「壱歩」(いっぽ)には始めの一歩、コツコツやっていくという意味が込められている◆お勧めの「尾道ごはん」は地穴子の天ぷら。観光客だけでなく地元の人も足しげく通う◆オーナーの清水しおりさんは愛媛県松山の出身。醤油は香川、評判のみそ汁の味噌も松山のモノにこだわっている。出てくる料理は温かく、家庭の味を求めている人にはもってこい◆選べるように2種類以上用意される日替わり定食は¥750〜。また5時を過ぎると一品料理がプラス300円で定食として食べられ、一人暮らしの夕飯にも嬉しい。昼休憩は無く夜まで定食を出す。ご飯、味噌汁もお代わり自由◆食後のコーヒー・紅茶は¥150。人気メニューの一つは「お母さんの玉子焼き」¥350。オーナーは「こんな普通の料理を喜んでいただけるのが申し訳ないような気がする」と謙遜する◆夜、ちょっと一杯という人には、お好きな飲み物につまみ3品がついた「ほろ酔いセット」¥1,100。辛いつまみ3品の「やけ酒セット」¥1,100。寒い冬を迎えたが、鍋¥600〜も一人で食べられる。

markfw.gif北前亭(創作珍味本舗)2008年12月01日号掲載

創作珍味本舗
北前亭
店長 井村和恵さん
住所 尾道市土堂2-8-13
TEL (0848)22-5555
営業 10:00〜18:00
休日 水曜日(年末年始は12月31日〜1月3日休み)

福利物産(株)発祥の地で伝統の味を発信

 江戸中期の天明6(1786)年創業の歴史を持つ福利物産(株)(尾道市東尾道、福島光宏社長)が今年3月、同社発祥の地にオープンさせた創作珍味本舗「北前亭」。主力商品でバラエティーも豊富な「味付ちりめん」のほか、佃煮、煮豆など自社工場で丁重に製造した商品を販売している◆鯛、穴子、広島菜などちりめんと相性のいい素材を絶妙なバランスで混ぜ合わせた味付ちりめんは、素材別に八種類を用意、詰め合わせた「ちりめん八珍」(2,625円)がお土産に喜ばれている。丹波産の大粒黒大豆をじっくり煮込んだ「べっぴんさん(黒豆美人)」は120gの瓶詰め735円。黒鯛を釜飯の素に調理した「まるごと黒鯛めし」は3合用1,260円。「たこめし」もある◆佃煮は昆布、くるみ小魚、くるみ小女子、アナゴ山椒煮など6種を100g単位で計り売り。素材と素材が口の中で競演する味わいが特長となっている。12月初旬からは主要商品を詰め合わせたギフト商品(3,150円、5,250円)も並ぶ◆店舗奥ではオリジナルTシャツ、手ぬぐいなども販売。猫キャラの本染め手ぬぐい(945円)は観光客に人気。

markfw.gif大亀食堂(食堂)2008年11月20日号掲載

食堂
大亀食堂
代表 大亀美技枝さん
住所 尾道市美ノ郷町三成1097
TEL (0848)48-0254
営業 10:00〜21:00
P  あり
休日 年中無休

地域の歴史が溶け込んだ昔ながらの食堂

 国道184号に並行する旧道、三成小学校の入り口に位置する「大亀食堂」は昭和38,9年頃、市内の栗原町でお姉さんの食堂を手伝っていた大亀美技枝(みきえ)さんが独立して一人で始めた。ここはかつて尾道交通のバスが行き来するメーン通りで、運転手に弁当も提供していたという。昭和43年にはお嫁に来た千恵子さんが加わり、喜怒哀楽を重ねながら嫁姑2人で切り盛りしてきた。昨年店内を初めて改装し、今年息子夫婦が賃貸だった土地も買い取った◆84歳の美技枝さんの早朝からの仕込みを知っているお客さんは10時の営業時間などお構いなく8時頃から食べに来る◆少し色の濃い透き通ったスープにしっかりと形の残った背油の入った尾道風ラーメンは¥450。常に煮込んでいるおでん1個¥100は自分で取る。焼き魚や煮魚、玉子焼きなど色々な1品皿¥300〜も好きなものを自分で選択でき、生ビールのアテにもちょうどいい。ラーメンとご飯やオカズを合わせた定食は¥1,000◆お店の裏には20人ほど入れる座敷もあり、ほかのお客さんに気兼ねなく宴会も楽しめる。

markfw.gif雑兵(ラーメン・居酒屋)2008年11月01日号掲載

ラーメン・居酒屋
雑兵
オーナー 鎌倉均・明子さん
住所 尾道市十四日元町3-23
TEL (0848)37-6755
営業 11:00〜19:00
休日 月曜

激戦区に新しいラーメン屋さん、「雑兵」

 尾道の飲食街・新涯にある「雑兵」(久保2丁目9-13、℡0848-37-2649日曜日定休・18:00〜2:00)はレンガ通り沿いで28年続く居酒屋だ。その「雑兵」が長江口から2号線と海岸通りをつなぐ薬師堂通り沿いに、新しく姉妹店としてラーメン屋さん「雑兵」を開いた◆大きな朱色に黄色で書かれた「雑兵」の看板の下をくぐり、中に入ると、カウンターだけのシンプルな店内。中で切り盛りするのは鎌倉均さん、奥様明子さんのオーナー夫妻。「雑兵」はかつて均さんがやっていた草野球のチーム名からつけた◆メニューには尾道らーめんのみでなく各種ラーメンのラインナップで観光客より地元のお客様が多い。醤油ベースに背油の浮いた◎尾道ラーメン¥530、◎こってり味噌ラーメン¥630、豚骨ベースの◎たっぷり野菜ラーメン¥630、◎さらっと塩ラーメン¥600。一風変わって目を引くのは◎名物塩焼きそば¥700。実はこれ、居酒屋の方では一番人気のメニューだという。ラーメンの次には是非トライしてみたい。美人奥様のもてなしも嬉しい。

markfw.gif白ッコリィー(中華料理)2008年10月10日号掲載

お店イメージ
中華料理
白ッコリィー
オーナー 中原幸子さん
住所 尾道市高須町4962-3
TEL (0848)55-9060
営業 11:30〜14:00 18:00〜21:30 (ラストオーダー)
休日 不定休
P  あり

トッピングチャーハンなど本格中華の味わい

 東尾道のボーリング場1階に、9月11日でオープン1周年を迎えた中華料理店「白ッコリィー」がある◆シェフの中原徹さんは大阪や東京のホテルのチャイニーズレストランで働いていたため、町の中華屋さんのリーズナブルな価格で本格中華の香りを楽しめる◆平日のみの日替わり定食¥650(1品・ライス・スープ・付け合せ付き)、サービスランチ¥650(ラーメン+半チャーハン)は超お得。ラーメン¥480はチャイニーズレストランで出されるような、透きとおった醤油ベースのスープにストレート系の麺、白髪ねぎのトッピング。ほかに中華ならではの一品料理が並ぶ◆この店ならではのメニューにトッピングチャーハンがある。チャイニーズレストランにある餡かけチャーハンのバリエーションと考えるとわかり易い。チャーハンに中華の一品をのせたもので、エビチリチャーハン¥750などがある◆「本格中華で会食」ならコース料理もある。¥3,000〜。3千円で8人、5千円で6人から貸し切りになるためゆっくり落ち着いて味わえる◆パーティー用のオードブルや昨今流行の中華お節も承っている。

markfw.gif噂のこの串かつあのおでん大阪新世界尾道倶楽部(串かつ・おでん)2008年10月01日号掲載

お店イメージ
串かつ・おでん
噂のこの串かつあのおでん大阪新世界尾道倶楽部
オーナー 宇根本茂さん
住所 尾道市土堂2-10-14
TEL (0848)23-7887
営業 17;00〜22:00
休日 火曜日

大阪新世界の串かつと京風割烹のおでん

 尾道の海岸通り住吉神社の並びに新装オープンした居酒屋。「噂のこの串かつあのおでん大阪新世界尾道倶楽部」と看板にあるが、なんとこの長い文字が店名なのだ。(有)大丸日本料理場が東京のデザイン事務所プロデュースのフランチャイズ1号店としてオープンしたこの店は、今大流行の大阪新世界の串かつの店。細かいパン粉をまぶした揚げたての串かつをテーブルの上のソースに付けて食べる。マナーとしてソースへの二度付けは御法度である◆こだわり京風割烹おでんは東京の会社プロデュースとあって、関東では大人気のふわふわのはんぺんやちくわ麩も入っている◆店長おすすめ◎満腹セット12品¥1480[串かつ:牛・エリンギ・キス・紅しょうが・はんぺん・ウインナー・海老、おでん、ピンチョス:うずにん・ちいとま・もろきゅう]。社長おすすめ◎贅沢セット¥1980[満腹+イカげそ・もち・デザート:尾道アイス物語]◆ピンチョスとはスペイン・バスク地方の言葉で串の意味があり、串や楊枝に小さなパンを刺しその上におつまみをのせた軽食で、にんにく醤油漬けなどの前菜がでる。海を見ながら1杯どうでっか!

markfw.gif向島 味さい(居酒屋風料亭)2008年10月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋風料亭
向島 味さい
オーナー 玉井英二さん
住所 尾道市向島町551
TEL (0848)44-5536
営業 12:00〜14:00 17:00〜22:00
休日 水曜日
P  あり

居酒屋料理と会席風料理のランチが人気

 尾道大橋を向島に渡ってすぐ、東西橋の近くに9月5日、「向島 味さい」がオープンした◆ホテルおか島の厨房を任されていた2人が開いた和食ダイニングは活きの良い魚がメーンの居酒屋料理が並ぶ◆明るい店内で会席風料理が楽しめるランチタイムは、味に厳しい女性に人気だ。お昼のメニューは3種類50食限定なので予約しておくのがおすすめかも◎おすすめ定食¥950[手作り豆腐・和え物・小鉢・茶碗蒸し・天麩羅・ご飯・味噌汁・漬物]◎彩り御膳¥1,150[手作り豆腐・和え物・茶碗蒸し・もずく・サーモン・山くらげ・厚焼き玉子・ローストビーフ・黒豆・海老天・ご飯・味噌汁・漬物]◎味さい御膳¥1,350[刺身・手作り豆腐・和え物・小鉢・茶碗蒸し・天ぷら・サーモン・厚焼き玉子・ローストビーフ・黒豆・ご飯・味噌汁・漬物]◆カウンター、テーブル席に加え個室があり落ち着ける。食後のコーヒー¥100、アイスコーヒー¥150でのんびり◆個室は仕切りを取ると人数に合わせた宴会場に変身。法要や結納、百日の祝い膳などにピッタリ。団体の予約は店休日や営業時間外でも相談にのっている。

markfw.gifTOM(カフェバー)2008年09月20日号掲載

お店イメージ
カフェバー
TOM
オーナー 須賀貴庸さん
住所 尾道市十四日元町1-23
TEL 0848)37-1883 080-6334-6303
営業 10:00〜17:00 19:00〜2:00
休日 不定休

昔のTOM時代から受け継がれたレシピ

長江の観光バス停車場から本通商店街入ってすぐにカフェバー「TOM」がある◆昼間の人気メニューは◎レアチーズケーキセット¥680◆薄明かりの中、ジャズナンバーが流れ、小さな裏庭に面した奥のスペースは時を忘れてしまう。そんな異空間に観光客などは昼間もカクテルなどのアルコールを楽しむという◆オーナーの須賀さんの父、須賀勉さんは1967年から2号線沿いにバー「TOM」を開いていた。その姿に憧れた彼はいつしか父と同じ名前のカフェバーをオープンさせて、同じようにシェーカーを振っている◆受け継がれたのは名前だけではない。ざくろリキュールベースの「TOMフィズ」も1967年に誕生、息子の手によって再び蘇った。◎TOMフィズ¥600◎TOMソーダ¥600。ノンアルコールなのでハンドルキーパーでも楽しめる上、夜は¥550となる◆カフェバーといってもカクテル¥500〜、焼酎や日本酒・泡盛などもあり、つまみは◎オードブル¥300〜や◎ピザ¥780。ゆっくりとした時間と空間を楽しむのもいいかもしれない。

markfw.gif花苑(喫茶軽食)2008年09月20日号掲載

お店イメージ
喫茶軽食
花 苑
オーナー 山根明美さん
住所 尾道市向島町東富浜5525-2
TEL (0848)44-1416
営業 7:00〜19:00
休日 年中無休
P  あり

30年以上同じ味が続く懐かしい喫茶店

 駅前渡船で向島に渡るとすぐに「花苑」と大きく書かれた喫茶店の看板が目に入る。オーナーの山根明美さんは昭和50年から自宅近くで喫茶店を開いている◆人気メニューは◎焼き飯(スープ付き)¥550◎野菜炒め定食¥600◆「30年以上同じように作っているだけです」というメニューはどれも懐かしい。例えば◎ナポリタン&サラダ¥600。本格イタリアンが続々と並ぶ中、ハムや野菜、柔らかめのスパゲティーをたっぷりのケチャップで絡めた甘めの味は懐かしい日本食と言える。日本食といえばジャガイモや人参がコロコロ入った我が家の味◎ビーフカレー¥500も「子どもが成長してから家でカレーを作らない」というお客さんにも喜ばれている◆朝7時からやっている◎モーニングサービス¥450〜。好きな飲み物の代金に100円プラスするだけで、ミニサラダ・トースト・ゆで卵・ヤクルトが付く。そんなメニュー目当てに6時半からやって来るお客さんもいる。◎そうめん¥500◎鍋焼きうどん¥600など、リーズナブルな価格と満足のいくボリュームも変わらない。1回お得な回数券もある。

markfw.gifゴッドサマー(カフェバー)2008年09月01日号掲載

カフェバー
ゴッドサマー
オーナー あき坊さん
住所 尾道市栗原西2丁目2-19
TEL (0848)24-2825
営業 20:00〜ラスト
休日 日祭日定休

三線を奏でるマスターの沖縄ん・カフェ

 国道184号沿いにタコライスののぼりが目印のカフェバー「ゴッドサマー」がある。一歩中に入ると沖縄一色のその店は、マスターあき坊さんが第二の故郷、沖縄にこだわって2年前に開店した◆出される食べ物はタコライス(¥700)。飲み物はもちろんオリオンビール(¥600)。各種泡盛は¥500〜。泡盛カクテル¥700◆沖縄風なのは店やメニューだけではない。マスターの奏でる三線(サンシン)や歌、太鼓なども楽しみの一つだ。みんなで三線を楽しむ「尾道ゆらてぃくくらぶ」というサークルを立ち上げ、希望者に沖縄音楽を教えている。興味があれば誰でも参加できる◆マスターはこの店の営業の傍らコンサートやイベントで三線を披露、日祭日は福山の居酒屋「沖縄58酒場」で唄者(三線の弾き語りのこと)として演奏している。最近では口コミで聞きつけた中高校生などにも教え、発表もしている◆弾き語りだけでなく、三線に合わせてお客さんが歌ったり、踊ったりとノリも沖縄。夜8時からの営業でラストもノリで決まる沖縄時間。「かちゃーしー」で踊りだしたら閉めとなる。

markfw.gifパル(お好み焼き)2008年08月01日号掲載

お好み焼き
パル
店主 奥上力夫
住所 尾道市久保町1698-1
TEL (0848)37-1003
営業 水・木・金・土11:00~14:00 17:00~23:00
   日・祝11:00~23:00 火17:00~23:00
休日 月曜日・第二火曜日

北海道の食材で宴会もできるお好み焼き店

 尾道市民病院先のふくし村、番所バス停前に広い駐車場を擁した「お好み焼き パル」がある。高台に一軒だけの目立つ飲食店だ。街中や住宅街、駅前など数ある立地の中、三成・吉和・高須・山波・栗原・尾道駅・新尾道駅など旧尾道市内どこからも車で10分以内ということでここを選んだ◆入口に水槽もある、店内は思いのほか広く、40名までの宴会も開ける◆店主の奥上さんは8年前ピアノ運送業から畑違いのお好み焼き屋を夫婦でオープンした。釣りが趣味でお酒のつまみを色々出しているうちに一品料理は60種にも増えた◆現在は純生さん・慎二さん、2人の息子さんも一緒に切り盛りしている。長男の純生さんは北海道の大学を卒業、お嫁さんと二人で北海道から戻った。酪農を営む同級生の農場から肉やホルモンなどを取り寄せている◆お好み焼きは◎豚玉¥600トッピングも各種ある。◎サーロイン定食¥1500◎とんかつ定食¥700◎ホルモン焼き定食¥850◎豆腐ステーキ・生姜焼き・レバニラ・肉ニラの¥650の定食以外に一品料理にご飯・味噌汁・ポテトサラダを付けて定食にすることもできる。

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