アシードが不動産事業に進出
自動販売機運営のアシード(株)(福山市)は、10月1日付けで持株会社制に移行するが、このほどグループで保有する不動産の開発や運用、売買等を行なう、全額出資会社「アオンズエステート(株)」を8月21日設立したと発表した。
本社所在地は同所、資本金五千万円、代表者はアシード取締役執行役員経営企画部長の橋本義徳氏。新会社はグループが所有する不動産の有効運営を始め、不動産の開発、売買、賃貸事業等も手掛け、不動産事業による収益の拡大を図る。
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「府中みやげ」開発へ菓子製造業者を募集
府中商工会議所は昨年11月の「恋しき」リニューアルオープンを機に観光客が市内を訪れる機会が増えたことを機に、お土産ニーズに応えようと新しいお菓子の土産品開発に取り組むプロジェクトをスタートさせ、参加事業所の募集を始めた。
中小企業庁の補助を受けた事業で、名称は「地域資源∞全国展開プロジェクト 『恋しき』を活用した観光資源発掘事業」。商品開発やマーケティングの専門家が協力し、府中らしいお菓子を企画、地元菓子製造業者と一緒に商品化を目指す。開発するのは洋菓子、和菓子、氷菓子。条件は府中商工会議所会員の菓子製造業者。アドバイザーへの謝礼は商工会議所が負担し、材料費や試作開発に必要な費用は自己負担。(既に募集終了)
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興和不動産開発(株)が巖聖水6500発売
興和不動産開発(株)(尾道市)は7月11日、自社取水の名水を詰め込んだペットボトル飲料「巖聖水(がんせいすい)6500」が完成、全国へ向け販売を始めた。
巖聖水は福山市東村町で同社が掘削した源泉からくみ上げる水。成分分析により、日本では珍しいサルフェート成分、ラドン、シリカ、炭酸水素イオンなどの含有量にも優れた名水。
巖聖水は500ml、1.5リットル詰めペッドボトルのほか、樹脂袋に詰めた水をダンボールに入れた5、10、20リットル入りの各バッグインボックスを商品化した。価格は500ml入りペッドボトルで1本180円(当面は発売記念特価で150円で販売)、1.5リットル入りで380円(同350円)。
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尾道ラーメン壱番館が袋詰め全国3位に
フジレックス(株)(尾道市)は全国放送のランキング番組で袋詰めラーメンが全国3位に輝いた。
同社の「尾道ラーメン壱番館・尾道しょうゆ生ラーメン」(3食入り730円)は、5月30日全国放送のTBS系テレビ番組「ランキンの楽園」で3位に入賞した。番組は全国34都道府県からご当地を代表する袋詰めラーメンを集め、大食いで知られるタレントのギャル曽根さんが食べ比べる企画。販売店推薦から広島県の代表となった尾道ラーメン壱番館が見事3位に選ばれ、尾道で収録された店の行列の様子も放送された。スタジオでは袋詰めラーメンが先にできて人気となり、その人気が実店舗を生んだとして、開店経緯も話題となった。
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天野実業がアサヒビールと資本・業務提携
フリーズドライ食品、粉末調味量、レトルト食品等製造で国内トップレベルの技術力を持つ天野実業㈱(福山市)は、6月24日開催した取締役会において、アサヒビール㈱(東京都)との資本・業務提携を決議した。
同社は、アサヒビールグループの和光堂㈱から受託の業務としてベビーフードを永年にわたり生産供給するなどの関係があった。今回の提携内容は、資本提携についてアサヒビールは平成20年7月をめどに同社の発行済み株式の80%を取得、同社は連結子会社となり、取締役の派遣を受け入れる。業務提携については、研究開発、原材料の調達、物流その他の各機能面における協業に加えて、同社とアサヒビールグループ相互の技術力および営業力を活用した協力関係を構築することで乾燥食品事業分野での圧倒的なトップグループとなることを目指す。
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チャイサロン・ドラゴンが「尾道チャイダー」発売
チャイサロン・ドラゴン(尾道市)は5月1日、ご当地ドリンクとして売り出し中のお茶味のサイダー「尾道チャイダー」ボトル版を発売する。
「こどもびいる」でヒットを飛ばす㈱友桝飲料(佐賀県)へ生産を試験的に委託した。ボトル版は国産緑茶の抽出原液とサイダーのブレンドでそのまま飲める。95ml入りで1本390円、3本セット1390円。
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浅野味噌が府中味噌ラーメンリニューアル
明治37年に創業した府中味噌の老舗、浅野味噌㈱(府中市)はこのほど、「府中味噌ラーメン」をリニューアル、新商品として販売を始めた。
「府中味噌ラーメン」は平成14年に府中味噌を使ったバラエティー商品の一つとして開発。このほど、核となるスープの味は変えず、こまでの太麺をより味噌スープが麺にからむちぢれ麺タイプに変更、府中味噌の特徴である風味の濃い味噌あじがしっかりと感じてもらえる商品になった。
1袋315円。ギフト用に用意した3袋入り化粧箱セットは1箱1050円。
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(株)いしいの石井社長がタコ飯の特許取得
事業所向け給食弁当製造・調理受託の(株)いしい(尾道市)の石井照章社長がこのほど、タコ飯とその製造方法に関する特許を取得した。
タコ飯はイカ飯と同様にタコの頭部をくり抜き、味付けしたごはん類を詰め込んだ食品。しかしイカと違って船形の骨がないタコの頭部は身が厚く硬いため、おいしいタコ飯の製造方法は難しかった。石井社長は頭部の身を薄く削って製造する方法などを故平岡健一氏(当時(有)ジャパンテクノ社長)と考案、平成11年7月に特許申請していた。
石井社長は「詰めるお米の種類などおいしさを追求し、ほかの特産品との組み合わせも考え、尾道の特産になるタコ飯を商品化したい」と今後の計画を話している。
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