(株)山本屋 「誕生餅」の注文販売を本格的に開始
菓子製造業の(株)山本屋(尾道市美ノ郷町、山本浩矢社長)はこのほど、「誕生餅」の注文販売を本格的に開始した。
山本社長は、満一歳の子どもが餅を背負いやすく、後々思い出に残る入れ物がないかと考えていたところ、NPO法人工房おのみち帆布が販売している幼児用リュックサックとの組み合わせを思いついた。丸形のリュックサックタイプ(直径約20㎝、厚み10cm)とひょうたん形のショルダータイプ(縦27cm、最大幅17cm、最小幅12・5cm、厚み7cm)の2通りを作成。バックは19種類の色から好きなものを選んで注文できる。
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(株)マーベラスジャパンクッキー生地でマシュマロ挟む「ウーピーパイ」
全国の商業施設内でアイスクリームショップ「マーベラスクリーム」をチェーン展開する㈱マーベラスジャパン(福山市曙町、伊藤慶太社長)は新食感のスイーツ「ウーピーパイ」を第一弾商品として販売する新ブランド「M+マーケット(エムマーケット)」を立ち上げ、9月29日に東京、神奈川などに常設の四店舗を同時オープンし、話題のスイーツを提案していく。
イメージキャラクターにはウーピーパイの大ファンという人気女優の木下優樹菜さんが就任。同日に東京都のマルイシティ渋谷で就任発表会を行い、自らがプロデュースした「バナナ&ストロベリー」など3種を女性読者モデル30人が審査員となって試食し、人気1位となった商品は限定商品としてマルイジャム渋谷の期間限定店で販売を始める。
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アヲハタ(株)が中国へ海外子会社 ジャム製造の生産ライン新設
ジャムなど製造のアヲハタ(株)(竹原市、福山二郎社長)は7月20日開催した取締役会で、中国に製販子会社の設立を決め発表した。
計画では、8月に中華人民共和国浙江省杭州経済技術開発区に、杭州碧幟食品有限公司を設立する。資本金は約1億7千万円、代表者中久尊司、アヲハタが100%出資する。
海外進出は初。同社の大株主でグループのキユーピーが杭州市に開設している工場の約500平方mを確保して、ジャムの製造ラインを新設する。現地で原材料を調達して1日2tのジャムを生産する。ジャムはキユーピーの現地法人の販売網にのせて中国のパンメーカーを中心に販売する。
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「尾道ジャンボニンニク」元気丸(株)が新ニンニク販売
尾道市御調町の耕作放棄地を活用してジャンボニンニクを生産、特産品化を目指している元気丸(株)(尾道市御調町、上田龍男社長)が今年収穫した「尾道ジャンボニンニク元気丸」を生ニンニクとしては初めて出荷し、道の駅クロスロードみつぎや市内の三谷屋、ゆきひろストアなどに並んだ。
「元気丸」は通常の五〜六倍の大きさ。辛みや刺激、匂いがマイルドでうまみ成分のグルタミン酸が多く含まれている。1個5〜600円。地元御調町をはじめ市内の学校給食に使われ、地産地消を推進している。すりつぶしたジャンボニンニクやニンニクの芽の粉末を入れて焼きあげた「尾道ジャンボニンニクせんべい」も開発、クロスロードみつぎで販売を始めた。冷凍ジャンボニンニク餃子も販売中。
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レモンケーキのオクモト 百貨店や進物店など販路急拡大
瀬戸田特産のレモンを使った菓子を製造販売する瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト(尾道市瀬戸田町、奥本隆三代表)は、今年4月から主力のレモンケーキの卸先が急拡大、従来の2店から県内百貨店や高速道PAなど十数店に増え、瀬戸田の土産から「広島の土産」へのステップアップを目指す。
昨年末に工場を拡張。GW前から引き合い増加が本格化した。瀬戸田PAに加え大浜上下PAで販売開始。百貨店も福屋をはじめ県内の8店で取引。広島の進物店の大進でも中元カタログの通販がスタート。近く山陽道下りの小谷SAでの販売も始まる。月7〜8千個だった生産量を現在は1万4千個に引き上げ、卸しはうち3割程度まで増した。
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浅野味噌㈱が「鷹屋」をリニューアル ゆずみそソフトも発売
府中味噌の老舗メーカー浅野味噌㈱(府中市府中町、浅野利夫社長)は7月8日、市内中須町の直営店「鷹屋」(浅野裕子店長)をリニューアルオープンさせた。同2、3日にはプレオープンイベントで店舗前の駐車場にテントを張り、味噌を隠し味に共同開発したオリジナル商品「ささみチーズカツ」などをその場で揚げて特売、多彩なイベントを行った。
またユズと府中味噌を使った特製ソースをソフトクリームにかけた「ゆずみそソフト」(300円)をリニューアル記念として発売。白味噌にユズを加え、甘酒でほのかな甘さに仕上げた特製ソースが特徴。バニラソフトクリームにトッピングのようにかける。奥行きのあるほのかな甘味とユズの香りが絶妙にマッチしており、爽やかな味わいが人気を呼んでいる。
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(有)YMGのベッチャーらーめんとつけ麺がモンドセレクション金賞
弁当、介護食製造販売の(有)YMG(尾道市東尾道、井口友稀社長)は「モンドセレクション」に出品した「尾道ベッチャーらーめん」と「尾道ベッチャーつけ麺」で金賞に輝いた。同社は過去二年連続で「尾道ベッチャーらーめん」で金賞を受賞しており、今回「尾道つけ麺」も金賞を受賞。ダブル受賞で話題を呼んだ。
同社が運営する尾道駅前の「尾道ベッチャーらーめん」のメニュー「ベッチャーらーめん福盛」としても人気。店内ではお土産用ラーメンに使われている乾麺と大差なく食べられるよう生麺でありながら乾麺の食感に近いものを作りだすのに試行錯誤したと井口友稀社長は話す。
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今川玉香園 昭和30年代の味復活へ日本一の農家と企画
茶卸販売などの今川玉香園(尾道市久保、今川吉弘代表)は5月20日(金)から22日(日)まで同店土蔵を開放して新茶を楽しんでもらうイベント「新茶CAFE」を開く。
初登場のオリジナル茶葉は、昭和30年代に消滅してしまった、香りが高くすっきりしていたという味の再現を目指すもの。ファンが増えている「尾道紅茶」など、紅茶を含めて多様なお茶を研究してきた今川さんと、キロ30万円と日本一高い茶を生産する若い農家がタッグを組んだプロジェクト。茶摘みまでの気象条件を記録し、茶摘み後の工程で太陽光や気温を管理しながら、萎凋時間をコントロールすることで香りや爽やかな味に近づけていく。今回はその第一弾の新茶も選べる。
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