(株)中国バスが業界初の全席個室夜間高速バス
(株)中国バス(福山市多治米町、小嶋光信社長)は、8月18日、同社のスタッフを中心に開発した全個室14室の「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)」を完成し、広島―横浜線の夜間高速バスとして運行すると発表した。
韓国の現代(ヒュンダイ)の車両を改装した。全長11・99m、幅2・49m、高さ3・52m。定員は座席14席と乗務員2人の16人。車両価格は約5,200万円、2台で1億千万円で購入した。8月29日から広島横浜間の路線に1往復を増発して運行する。
(株)備後会のケアホーム「あいあい府中駅西」完成
サービス付き高齢者向け住宅、ケアホーム「あいあい府中駅西」を建設している(株)備後会(府中市府中町、門田悦治社長)は、棟内にモデルルームを開設、一般公開を始めた。
建設工事は順調に進んでおり、8月末に完成、9月4日から順次入居が始まる。
この施設はJR府中駅西側に建設している5階建て延べ床面積2334㎡の住宅棟。1階はデイサービス施設で利用定員50人、2階から4階までが入居施設で、個室41室、2人部屋5室で入居定員は51人。全室にトイレ、洗面所、ベッド、家具付、各階に共同浴室がある。入居対象者は65歳以上で介護認定を受けている人を優先。食事提供、日常ケア、医療・健康管理、機能訓練などが受けられる。
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(株)福山臨床検査センターが県内初「ISO15189」
臨床検査などの㈱福山臨床検査センター(福山市草戸町、近本肥于社長)は本社臨床ラボを対象とした臨床検査室マネジメントの国際規格ISO15189の認定を県内で初めて受けた。
ISO15189は臨床検査室の品質、能力に関する要求項目への適合を認める国際規格。健全な品質管理のための要求事項と、検査種類に応じた技術能力に関する要求事項の2つを満たすことが求められる。同社は検体の通り道と社員の動線の区分けを厳密にし、検査室の中に新たにエレベーターを設置。試薬保存の大型冷蔵庫や冷凍庫が示す温度の正確さの証明など、設備面の適合にも力を入れた。本社以外の検査室でも同等の要求事項に合格できる体制を整えている。認定機関は(公財)日本適合性認定協会。
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㈱無垢(ムーク)がトラック・バス用 高品質の尿素水
環境関連事業の(株)無垢(ムーク、三原市久井町、道原伸二社長)は、トラックやバスに搭載されている排出ガス浄化システム用の低価格の尿素水「エコツーライト」を製造販売する新事業をスタートさせた。
尿素水は、新長期排出ガス規制対応のために開発された排出ガス浄化システムを搭載したディーゼルエンジン車の、排出ガス中の窒素酸化物を低減するため必要なもの。現在流通しているのはドイツ自動車工業会登録商標商品の「アドブルー」。エコツーライトはアドブルーより安い、運送料込み1㍑59円(税別)で販売する。無垢の関連会社(有)道原運送(同所、同社長)では年間10万円近い経費が削減された。実績を元に運送会社やバス会社などに無垢が提案を行う。
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8月に来館者100万人 天然温泉尾道ふれあいの里
天然温泉尾道ふれあいの里(尾道市御調町高尾、指定管理者=(有)みつぎ交流館、森田治博社長)は、8月中に来館者100万人を突破する。100万人目の入館者には旅行券10万円分を贈り、達成から先着100人に入浴剤のプレゼントや、達成当日は入浴、食事も無料とする。
同温泉施設は、平成19年施設所有者の尾道市から㈲みつぎ交流館が指定管理者となり「天然温泉尾道ふれあいの里」として営業を始めた。西日本唯一のプラズマ大浴槽や源泉掛け流しの露天風呂もある。敷地内には体育館、多目的グラウンド、テニスコート、ゲートボール場、グランドゴルフ場、ソフトボール球場もある。
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三原市学校給食共同調理場 1日5500食で9月から供用
三原市は同市糸崎町の国道2号沿いで糸碕神社南側の埋立地に建設を進めていた「三原市学校給食共同調理場」が完成、9月から供用を開始する。
施設の規模は同所の敷地面積7904㎡に、鉄骨造り2階建て、延べ床面積2820㎡を建設、1日の調理能力は5500食、総事業費は約10億6000万円。調理場施設は完全ドライシステム仕様で、各種調理機をはじめ、安全で清潔な環境を整備している。調理場は汚染区域と非汚染区域を明確に区分し、区域間の移動は食品のみとし、容器や器具類も区域専用のものを使用し、洗浄も分けて行うなど相互汚染を防ぐ。温度管理は空調設備によって施設内を常に適切な温度、湿度を保ち衛生的な環境を実現する。
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CATVの(株)ケーブル・ジョイ開局20周年
府中市と福山市新市町、神石高原町をエリアにケーブルテレビ局を運営している(株)ケーブル・ジョイ(府中市元町、北川祐治社長)は開局20年を迎えた。
同社は、平成4年7月1日に開局。現在は地デジとBSやCSの多チャンネルとインターネットをセットに営業を展開。同昨年4月1日から神石高原町もエリアに加わり、現在、加入者は府中市と新市町で約3000世帯、神石高原町は約4000世帯。人的交流をテーマに、地域密着のニュースや20年間の映像をもとに古い映像の放送、インターネットでは地域密着型情報発信サイト「知っ得ネット」をアップし、神石高原町や帝釈峡などのイベント紹介も行っている。20周年事業として、夏休みにエリア内の小、中学生にケーブル・ジョイのキャラクターを募集し、秋には新キャラクターの発表を行う予定。
(株)ユーホーがハウスクリーニング「家ピカ」開始
ホームセンター展開の(株)ユーホー(福山市多治米町、佐藤哲士社長)はハウスクリーニング「家ピカ」のサービスを福山地域9店舗で開始した。
「家ピカ」のサービスは、エアコンクリーニング、キッチン周り清掃、洗面所、トイレ、浴室清掃、排水管洗浄、部屋掃除、墓掃除、フローリングクリーニング、都度見積業務など7項目21種類の清掃サービスで、ホームセンターユーホーの福山店、瀬戸店、福山南店、伊勢丘店、春日店、緑町店、神辺店、駅家店、高木店の9店舗のサービスカウンターで受け付けている。総合ビルメンテナンス業者の(株)ベッセルテクノサービス(福山市南本庄、渋谷誠社長)と提携し、実現した。
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