(有)ITMツーリストと因の島運輸(株)が合同でツアー企画
JTB、近畿ツーリスト提携の旅行代理店、(有)ITMツーリストサービス(尾道市)と、バス事業の因の島運輸(株)(同)は、謝恩の気持ちを込めたカニ会席と山陰の温泉を楽しむ日帰りツアーを合同で企画し、参加者を募っている。
「かにで恩返し」ツアーは2コース。来年1月の皆生温泉コース。3月の三朝温泉コースでとも定員200人。同一地域内の旅行代理店とバス会社は通常、競合関係にあることから、合同で企画する例は全国的にも珍しいという。
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ダイヤクリーニングが福山で急展開
岡山県内にクリーニング直営店とオーナー委託店等で約100店舗を展開しているダイヤクリーニング(株)(倉敷市)は、県外進出の第1号店を福山市に「多治米店」として出店、今秋オープン、引き続いてコインランドリー併設の「曙店」を開店している。
9月1日には同社の100%出資による(株)ダイヤクリーニング福山(福山市)を設立、同所には工場を併設しており、店舗はスーパードラッグひまわりの閉店跡を全面改装して出店、12月1日オープンした。
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備三タクシーがグリーン経営認証
備三タクシー(株)(尾道市)は10月30日付で「グリーン経営認証」の登録を受けた。
グリーン経営認証は国土交通省の環境貢献型経営の促進に基づき交通エコロジー・モビリティ財団がトラック、バス、ハイヤー、タクシー運送事業におけるグリーン経営(環境負荷の少ない事業運営)を推進するためのマニュアルを作成、そのマニュアルに基づいて環境改善に取り組む企業を認証、登録する制度。
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須波―瀬戸田フェリー運航決まる
三原市須波港と尾道市瀬戸田町沢港を結ぶフェリー航路を運航している三原観光汽船(株)(三原市)が、原油高に次ぐ高速道路の土・日・祝日ETC特別割引で利用客が減少するなど経営の先行きに希望が持てないとして航路廃止を決め、中国運輸局に廃止届を提出し、11月末で運航を休止するとしていた。
この航路廃止の話が伝わり、生活航路としていた利用客から航路存続を求める声が高まり、同社の支配人を務めていた久保清司さん(65)が航路を引き継ぐことを決断、さる10月6日付けで、(株)須波航路サービス(三原市)を設立、中国運輸局へ「一般旅客定期航路事業運航許可」申請を提出していたが、運輸局の審査の結果、11月10日付けで運航許可が下り、12月1日から新会社により須波港―瀬戸田沢港間の航路の継続運航が正式に決まった。
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福山ガスが福山初の天然ガススタンド開設
福山ガス(株)(福山市)は、関連会社ダイヤ石油(株)(同市)セルフ福山東給油所敷地内に福山市初の天然ガススタンドを併設、10月28日オープンする。
環境と人に優しいクリーンエネルギーを自動車のエネルギーとすることで、ガソリン車に比べて二酸化炭素排出量が少ない天然ガス自動車の普及拡大を図るとして第一号の天然ガススタンドの開設に踏み切った。設備は二台が同時に供給できる。
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興生総合病院が円一町に全面移転
社会医療法人里仁会は、運営する興生総合病院を三原市皆実三丁目から東約1Kmの同市円一町二丁目に新築移転し、10月5日から診療業務を始めた。
新しい施設は鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り免震構造8階建て。病床数は323床で従来どおりだが、病室面積の拡張や廊下の拡幅、バリアフリー対応の設備を整備するなど利用者が快適に過ごせるよう利便性を向上させ、屋上にはヘリポートを設置、災害医療や患者搬送にも対応できるなど市内の地域医療をリードする施設を構築している。
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保永犬猫専門病院が病院併営の犬猫の総合ショップ
保永犬猫専門病院(三原市)は9月17日、トリミングやホテル、グッズなど犬猫に関する総合ショップ「ペットケアタウン」(三原市宮浦三)をオープンした。
犬猫専門病院併営のショップは中四国でも珍しいケース。健康相談に対して病院と連携できる体制が特徴。またフードアドバイザーが、犬猫の健康管理に適切な食事のアドバイスを行う。
また県内の契約ブリーダーが設置したウェブカメラによる子犬の映像配信も特長。生育状況をリアルタイムで確認できるモニターを店内に五台備え、気に入った犬を予約できる。映像はホームページ(アドレス=http://www10.plala.or.jp/mivet/petcaretown/)でも配信中。メール会員も募集している。獣医師歴37年の保永院長が開設した。
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知的障害者福祉の福山六方学園が50周年式典
社会福祉法人創樹会(福山市水呑町)が運営する知的障害者福祉施設「福山六方学園」(同所)の創立50周年記念式典が9月19日、近くの水呑小体育館で開かれ、学園関係者や地域の支援者ら約200人が半世紀の節目を祝い、さらなる発展を誓った。
壇上来賓席に宮沢洋一前内閣府副大臣、羽田皓市長、小川眞和市議会議長、門田峻徳県議、川崎俊和県身体障害者施設協議会会長、縄手建県知的障害者福祉協議会会長らが並ぶ中、深川理事長があいさつ。来賓祝辞に続いて支援団体など17団体・個人に感謝状が贈られた。
福山六方学園は昭和34年10月1日に知的障害児の施設としてスタートした。
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