建設機械販売修理業向けソフト PCスペースが基本機能無料公開
PCスペース(福山市南蔵王町、三成秀和代表)は「誰でも使える販売管理ソフト」シリーズ6種目の建設機械販売修理業向けソフトを開発、HPで基本機能の無料配布を始めた。
見積り、注文、在庫、販売、仕入まで一連の販売管理業務を効率化する。伝票入力中でも業者、機械、商品、単価の追加修正が簡単に行える。サポート希望の利用者は8000円の継続利用ライセンス購入が必要。業者機械を100件以上、商品を300件以上登録したい利用者には4年間10万円の制限解除ライセンスを購入してもらう。
なお販売管理ソフトの基本機能を高めた新バージョンも開発した。開発言語のバージョンアップに伴い、検索機能を拡充、SQLサーバに対応、帳票のレイアウト機能もある。Accessとの互換性もあり、ハングル語やタイ語などにも対応するユニコード仕様で、4月から稼働中。新たな機能は既存のシリーズ商品にも必要に応じて徐々に移行させていく。
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因島マリーナやゴルフ練習場注力 (株)海総研テクノフィールド
海洋技術コンサルティング、各種事故の実験検証業務といった特殊な事業を手掛ける(株)海総研テクノフィールド(尾道市因島重井町)は昨年、敷地内のマリーナとゴルフ練習場の運営を関連開社から相次いで受託し「地域事業」に進出した。
同社は3年前、海洋技術コンサルタント会社の(株)海洋総合技研(広島市)の技術開発部門として分社独立。本社地として因島を選び、業務を開始。昨年1月に敷地内の因島マリーナ、5月に因島重井ゴルフ練習場運営の委託を受けた。因島マリーナでは休憩スペースの床を貼り替え、薪ストーブを設置するなど、オーナー仲間でゆったり過ごせる空間作りを進展。因島重井ゴルフ練習場では試打会などイベントを開くほか、清掃や補修などの整備作業にも力を入れ、愛される練習場を目指す。
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食育指導士重森美由紀さん 「思わず微笑む楽しい食育」出版
食育指導士として福山市内で講演活動を積極的に行っている重森美由紀さん(福山市日吉台)が3月31日、食育をイラストなどで分かりやすく解説した自身初の書籍「思わず微笑む楽しい食育」を出版した。しげもり歯科医院(同春日町)の重森文弥院長の奥さんで、同医院では経理を担当している。
書籍では作る喜び、食べる喜びを分かりやすく執筆した地元誌での連載や講演で話し切れなかった内容をまとめた。栄養や調理の基本、年齢に合った食事、歯と身体の話のほか、日本の食文化の根底に流れる知恵などもコラムで紹介する全6章。子育てに忙しい若い母親も気軽に読めるよう字は大きく、イラストや表も多く、食育や栄養学に興味を持つきっかけにしてもらう。付録DVDには重森院長による食育と密接な関係を持つ歯の話と、著者のオリジナルレシピを収録している。
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春海会が12階建て複合特養施設建設 平成25年春開所
社会福祉法人春海会(福山市)は、福山市水呑町三新田、芦田川大橋南詰めに複合施設「エクセル水呑三新田」(仮称)の建設を進めている。
隣接地にはスーパーハローズ、医薬品等のひまわりが営業、周辺の商業集積が進み住宅街も形成されている。敷地面積約18000平方m、鉄筋コンクリート造り地下1階地上12階、延べ床面積約19300平方m。地域密着型の施設で、ショートステイ、デイサービス、ケアハウス、有料老人ホーム(84人定員)も併設しており、平成25年春のオープンを目指している。春海会は平成7年、県知事により法人設立認可を受けている。
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(株)鈴木事務機の障害者施設支援システム 中四国シェア50%に
(株)鈴木事務機(三原市本郷南)は1昨年発売した障害者就業・生活支援センター向けの業務支援システム「かけはし」の引合いが増え、4月中に中四国シェアが50%を超える。
労働局など関係機関への提出資料の出力や、ワーカー管理などのデータ作成、分析を効率化するシステム。マウスでクリックして入力する選択入力方式で操作も簡略化。エクセル出力もでき一覧性もある。またアクセス記録が残り、個人情報漏洩防止にも配慮。対象となる就業者の四半期、年次報告書のほか項目別業務状況も把握できる。スタッフが日報や書類の作成にかける時間を減らし、その分を本来の就業支援や相談業務にあててもらう。
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JA尾道総合病院5月6日開院 平原にがん診療連携拠点
JA広島厚生連(広島市)はJA尾道総合病院(尾道市古浜町)の新築移転を決め、市内平原で進めていたが、このほど完成、5月6日から新病院での外来診療を始める。
新病院は7階建て延べ床面積35600平方mを完成、病床は393床で49床減少するが、個室は108床で、各病室にトイレを設け、アメニティーにも配慮した。手術室は6室から10室に増える。外来がん化学療法室も15床に増加。地域のがん診療連携拠点病院として高度な専門医療を提供する。大型器械はCT・MRI等は複数機、スペクト検査機などを設置、既に導入稼働中のものもある。総事業費は150億円。医師、看護職、技術職、事務職等は合わせて約800人。
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山丸汽船(株)が高須町へ4階建て本社ビル建設 6月完成予定
山丸汽船(株)(尾道市浦崎町)は、市内高須町字東新涯1丁目で4階建て本社ビルの建設に着工した。完成予定は6月。
同社は、大正年間の後期から昭和初期に海運業で創業、昭和32年に会社設立している。業歴は80年を超える老舗で、法人化54年、この間、堅実経営により事業を拡大し、現在ではパナマに海外子会社2社を設立、所有船舶は20隻の優良企業。
桑田文隆社長は尾道商工会議所副会頭として地域商工業の発展にも尽力している。
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「日本縦断バスの旅10泊11日」井笠鉄道創立100周年記念
井笠観光(株)(笠岡市)が今年7月で創業百周年を迎えるのを記念し、創立百周年記念シリーズを展開しているが、特別企画として「日本縦断の旅10泊11日」を発表、参加者募集を始めた。
出発日は7月1日。1日目が鹿児島県の櫻島観光から霧島温泉泊、2日目は大分港から乗船する観光客船「さんふらわぁ」船中泊、3日目は神戸港から石川県金沢観光で和倉温泉泊、4日目輪島の朝市から富山県の小川温泉泊など。鹿児島から北海道まで約3000kmの大半を観光バスで巡る日本縦断の旅となる。井笠鉄道グループでは初めての企画として話題を呼んでいる。
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