(株)システムイン国際が自動電話催告システム
(株)システムイン国際(三原市宮浦、水馬久司社長)は、税未納者への電話催告業務などを効率化する自動音声電話・応答システムを開発、県内の自治体を中心に提案を強化している。
税未納者への催告業務を自動化するため、自動音声電話、音声自動応答、自動ファックス、メール一斉配信、応答情報集計の各機能を網羅したシステムを開発。市町村税や水道料金催告などを効率化するシステム「さいこく君」としてパッケージ化した。エクセルで作成した未納者電話番号リストを基に指定した時刻に自動で電話し、応答すれば自動音声で納付を催告するメッセージを流す。つながらない場合は日時を変えて何度か自動でかけ直す。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
福山東エリアで宅配クリーニング「ラクーンデリバリー」
(株)ミッションパワー(福山市南蔵王町、田辺敏幸社長)は専用車での宅配クリーニング「ラクーンデリバリー」を展開する(株)トゥトゥモロウ(福岡市)とFC契約し、福山東店として宅配クリーニング事業を開始、5月24日から営業を始めた。
備後エリアでは同社は2店目。福山東店はスタッフの翁(おきな)佳昭さんが担当し、東福山駅、大門駅を中心に約3万5千世帯を対象とする。
電話一本で一時間以内にワイシャツ一枚からでも集荷し、通常メニューでは中二日で届ける。新サービス「匠抜き」も始めた。法人向けなどまとまった量のクリーニングにも対応し、要望に応じて見積もりする。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
(株)海総研テクノフィールドイベント向け操船システム提案
(株)海総研テクノフィールド(尾道市因島重井町、山中敏裕社長)は、訓練用に開発した内航船舶用の操船シミュレータシステムを応用し、模擬操船体験を通じて船の挙動や航法ルールを楽しみながら学べる一般向けのアミューズメントバージョンを開発、提案している。
リアルなCGが特長で、貨物船を操船する。シナリオはぴったりドックインする着桟体験、狭い航路を渡る通狭体験、横切る船を避けながら安全に航行する横切り船避難体験の三種。名古屋、広島、長崎で開かれた海フェスタや内航海運PRイベントに出展した地方運輸局や財団法人に貸出し、年齢性別を問わず安全に船舶操縦の楽しさを感じてもらえるシステムとして好評を得た。レンタル価格は条件にもよるが、パソコンと投影用のスクリーン、専用の操作盤と技術員サポートなどが込みで一週間50万円程度から。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
旅館つつ井100周年事業 2階大広間を全面ガラス張りに
旅館つつ井(㈲筒井旅館、尾道市瀬戸田町、筒井正社長)は創業100周年記念で2階大広間を改装し、今年3月末に完成した新瀬戸田港と行き交う船を全面ガラス張りの窓から見下ろせる優雅な空間となり、利用客から喜ばれている。
同旅館は明治43年創業。3年前に和風モダンな「江戸時代の着物の柄」をイメージした外観にリニューアル。同時に一日一組限定の和洋室を4階に設置している。
今回の大広間改修のデザインは福山市の後藤亜貴建築設計事務所、室内の庭造作は「作庭衆庭譚」が担当。「レモンの香るモダンな和の空間」をコンセプトに、畳の間からリノリウムのL字状通路、和紙の畳を使い「島」をイメージした浮き床で室内庭園を多用した座敷にリニューアルした。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
(有)メイプル交通が車椅子でバスに乗れるエレベーター装置試作
(有)メイプル交通(三原市大和町)は車椅子利用者や高齢者が安心して乗降できる大型バス実用化に向けオリジナルのエレベーター装置を試作した。特許も取得し、バスメーカーとの共同開発を目指す。
試作に合わせ、デモ用にスーパーハイデッガーを中古で購入。トランク部分を改良して装置を搭載できる仕様とした。搭載部に余計な力はかからず、強度への影響はないという。通常走行とデモは可能。車外で小型車椅子に乗り換え、バス下部のトランク部分に搭載したエレベーター装置で乗車し、室内の通路を移動する。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
公共工事「電子納品」体験を (株)システムイン国際がセミナー
システム開発などの(株)システムイン国際(三原市宮浦)は建設業向け「電子納品実践セミナー」に力を入れている。5月21日開催の3回目のセミナーは告知後すぐに定員となったため、急きょ5月27日(金)午後1時から5時30分まで追加セミナーを開く。後援は三原商工会議所。
実際にパソコンを操作しながら成果物作成を体験してもらう。電子納品の概要、基礎知識の説明後、写真データ作成や保存、管理、写真アルバムの作成の演習、同社の電子納品支援システムによる文書整理と、検査官がどう検査するかシミュレーションするための操作などを体験する。参加費3,000円。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
寺岡整形外科病院が東病棟を増築 快適な治療・療養環境目指す
医療法人社団宏仁会(福山市南本庄町)は、同所の寺岡整形外科病院(寺岡俊人病院長)に東病棟を増築する。
建物の耐震化・老朽化の観点から、より快適な治療・療養環境を提供するため改築するもの。計画では同所の敷地5347平方mに、建築面積2364平方m、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り7階建て、延べ床面積9808平方m、高さ約28mの東病棟を新築する。5月1日に着工、来年9月中旬の完成を予定している。東病棟が完成すると新館を除く2棟は取り壊し、跡地は駐車場として整備される予定。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
両備・県信組が合併で県内首位級に 来年2月対等合併
県内の信組で預金量4位の両備信用組合(府中市元町、内海正之理事長)は、2位の広島県信用組合(広島市、吉田貞之理事長)は4月21日、来年2月を目途に合併すると発表した。営業区域がほとんど重複していないこともあり、経営資源を統合することで、総合力の強化、経営の健全性と信頼性を高めることで、多様で高度な金融ニーズに対応できる等として合併を決めた。
対等合併で名称は今後協議する。県信組の本店を本店・本部とし、両備信組の本店を東部本部とする。会長は県信組理事長の吉田貞之氏、理事長は両備信組理事長の内海正之氏が就任し、他の役員は今後協議して決める。合併の効力は11月に開催予定の臨時総代会決議及び中国財務局長の認可を条件とする。合併準備委員会を設けて準備を進める。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)