㈱無垢がBDFでオフセットクレジット創出認定
環境関連事業を行う(株)無垢(三原市本郷町)はこのほど、BDF燃料を学校給食配送車両に活用することで削減された二酸化炭素を販売できる「オフセットクレジット」認証を取得した。
オフセットクレジット(J—VER)は環境省が運営する制度。国内における自主的なCO2排出削減・吸収プロジェクトで生じた排出削減量のこと。カーボン・オフセットなどに活用でき、金銭的価値を持つことから市場で流通させることができる。プロジェクト実施者は、クレジット売却で収益を上げることが可能。
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グリーンヒルホテル尾道に CAFE&BAR 港灯オープン
グリーンヒルホテル尾道(尾道市東御所町)は10日、2階フロント前の尾道水道に面したラウンジを改装し、CAFE&BAR港灯(Habor Light)を新設オープンした。
カウンター席8席、ボックス席4席、2人用テーブル席4席で、午前8時から午前10時30分まではモーニング(700円)や朝粥セット(850円)、ランチタイムには平日限定15食の旬彩弁当(880円)、軽食のほか、ナチューレのケーキセットなどのデザートメニューも充実している。午後5時30分からはバータイムとなり、通路も一部変更しBARならではの密室的な雰囲気を演出。尾道水道の夜景を眺めながらリラックスした時間が過ごせる。
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安芸典礼㈲が15周年記念ツアー 高野山・永平寺など3コース
葬祭業の安芸典礼(有)(三原市宗郷、笹山あつ子社長)は創業15年を記念し、高野山、永平寺、西本願寺をそれぞれメーンの参拝先とした3コースの「安芸典礼15周年記念ツアー」を実施するため、参加者を募集している。
同社は1996年4月開業。記念ツアーは地元へ謝恩企画として行うもの。現地での納骨や法要などの要望にも柔軟に対応する。会員でも非会員でも参加できる。また15周年特別企画として希望者には10万円分の特別葬儀割引券を進呈。葬儀利用を呼びかけながら、葬儀の際だけでなく普段も身近に親しまれる施設を目指す。各コースとも1泊2日5食付、有名旅館泊ながら1人2万9千8百円と格安。2日目の夕食は著名店の料亭「雑穀」が提供する特注弁当を味わえる。
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ツネイシホールディングス㈱ 研修施設を「神石高原ホテル」へ
ツネイシホールディングス㈱(福山市沼隈町、神原勝成社長)は7月1日、宿泊型研修施設として運営していた「三和の森リゾート&カンファレンスセンター」を「神石高原ホテル」(神石郡神石高原町、久保島正裕総支配人)に改め、新たに営業を開始した。
研修施設としての機能は残しつつ、70室の客室と20棟40室のログハウスを活用して宿泊を強化。また高原のロケーションを活かしたリゾートホテルならではの教会挙式、ガーデンやレストランでのパーティーといった魅力を発信してウェディングにも力を入れ、5年後の高稼働を目指す。約1万坪の日本庭園東林苑内にある茶室四室も、茶会や茶事をはじめ一般利用を促進していく。5年後は70人程度の従業員確保を想定しており、うち5割は地元からを見込む。
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デジタルサイネージで差別化・集客支援 ㈱リョーイン三原営業所
印刷、販促物制作などの(株)リョーイン三原営業所(三原市糸崎南、土田榮二所長)は、写真や映像、ホームページなどのコンテンツ配信で訴求力を高めるデジタルサイネージ(電子看板)「アドボード」の販売を始めた。尾道観光協会に無料でレンタルし、反応を見る。
同社長崎営業所が開発し、病院や結婚式場、ホテルなど約20件で導入され実績もあり、三原営業所でも販売を開始。コンテンツ制作から配信計画管理、フォローまで一貫して請け負う。タッチパネルでない42インチ型のタイプはリースで月1万円〜。既存コンテンツの再利用で制作費用を抑えるなど、予算に応じて活用できるノウハウも提供する。
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しまなみ信金が新体制 信金中央金庫が出資と役員派遣
県東部を営業区域とするしまなみ信用金庫(三原市港町)は、6月17日、平成22年度第67期決算概要を発表した。期中は資金需要の低迷や利回り低下で貸出金利息が大きく減少し、経営損益は損失となり当期純損失37億円で2期連続の赤字決算となった。
今期は経常収益65億円で4億円の減少、経常利益4億4000万円、当期純利益5億600万円で黒字転換を見込んでいる。
3月には上部組織の信金中央金庫から30億円の出資を受け、役員2人の派遣を受け入れ、今回の役員人事で常勤理事に就任、経営体質強化を図る。通常総代会後の理事会では新しい役員構成が決まり、会長で理事長を兼務していた大藤直也氏は任期満了により退任。新理事長には前常務理事の出雲智氏が就任、同金庫では初の生え抜きのトップが誕生した。
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山丸汽船(株)がJR東尾道駅近くに本社ビル完成
海運業の老舗、山丸汽船(株)(尾道市浦崎町、桑田文隆社長)は、同市高須町、JR東尾道駅近くの幹線道路沿いに建設していた本社ビルが完成、7月14日から本社を全面移転して業務を始める。新本社は同所の敷地1580平方mに、鉄骨造り4階建て、延べ床面積1468平方mの規模。設計は広島市の大旗連合建築設計(株)、施工は大手ゼネコンの清水建設(株)。
同社は大正年間の創業で、昭和32年会社設立。法人化54年、この間海運業として着実に業容を拡大、現在はパナマに海外子会社2社を設立、所有船舶は20隻。優良企業として安定経営を続けている。
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両備信組と広島県信組 合併後は「広島県信用組合」
県内信組2位の広島県信用組合(広島市、吉田貞之理事長)と4位の両備信用組合(府中市、内海正之理事長)は、来年2月、対等合併することで合意し、合併作業を進めているが、合併の期日を平成24年2月20日とすることを決めた。新組合の名称は広島県信用組合とする。コーポレートカラーは、両備信用組合のブルーを基調とする。
両備信用組合は県東部に出店している本支店など15店舗は、来年2月20日以降、広島県信用組合に変更する。現在の広島県信組の本部(広島市中区富士見町)を新信組の本部とする。吉田貞之氏(県信組)が会長、内海正之氏が理事長に就任することを決めている。
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