ウガンダ大使来尾 学生にアフリカ紹介、経営者とも交流
アフリカ東部のウガンダ共和国ワスワ・ビリグア駐日特命全権大使が10月28、29日に尾道市を訪れた。尾道市ニュービジネス懇話会(田邊耕造座長=アンデックス(株)社長)が招待した。
尾道大学で学生にアフリカの魅力を紹介する講演に続いて尾道市役所を訪れ、平谷祐宏市長と市長室で面談。また尾道市ニュービジネス懇話会とも懇談し、夜は尾道国際ホテルで懇親会も開かれ、平谷市長、足立英之尾道大学学長ら大学関係者、企業経営者など約30人がウガンダとの交流方法などについて可能性を探った。
翌日は食品メーカー今岡製菓(株)と最新自動車塗装設備メーカーのアンデックス(株)を視察、午後からしまなみ海道でサイクリングを楽しみ、平山郁夫美術館の見学、ジェラートの(株)ドルチェ視察などを行った。
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3年目 「映画の秋」でシネマ尾道が舞台挨拶や美術館コラボ企画
シネマ尾道(尾道市)は11月、映画監督の舞台あいさつや市立美術館などとのコラボ企画やといった文化の秋、映画の秋を彩るイベントを展開する。
7日は第60回ベルリン国際映画祭で寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した「キャタピラー」の先行上映と、上映後に若松孝二監督の舞台挨拶を実施する。尾道市立美術館開館30周年記念の協賛上映会「画家と映画」も実施、「カラヴァッジョ/天才画家の光と影」映画鑑賞と「小林和作展—収蔵コレクションで辿る開館三十年の歩み」展示会入場に相互割引が適用される。また市内のCDショップれいこう堂の主催で22日(月)「ミツバチの羽音と地球の回転」上映後、鎌仲ひとみ監督の舞台挨拶が行われる。
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ニュービジネス懇話会窓口に尾大が就業力育成講座
尾道市立尾道大学は12日、尾道ニュービジネス懇話会を窓口として地元経済界と連携する「大学生の就業力育成支援事業」の概要を発表した。科学省が発表した取組180件の一つ。尾道大学では尾道ニュービジネス懇話会を窓口に広島経済同友会尾道支部尾道商工会議所など各種事業者団体の協力を仰ぎ、「キャリア教育プロジェクト」としてインターシップとは違った形で学生に企業体験をしてもらうなど多様なプログラムを実施、来年度からは全学年を対象とした授業として正規科目にも組み込む。
キャリア教育プロジェクトは11月から実行予定で、専任講師として就業力アップ講座で実績豊富なロゴス(株)(尾道市)の河野正夫社長を招くほか、特別講義の講師として経営者など20人ほどを招く。
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「三原道の駅」概要発表 24年春オープンへ
三原市は三原バイパス時広ランプ近くに開設する三原「道の駅」整備事業について計画地や地域振興施設計画の平面図や施設の概要を発表。
外観は、建物中央にアーチ曲線の屋根をかけたシンボル的な特徴のあるデザイン。設備関係では省エネ、環境、バリアフリー対策に配慮して、太陽光発電システム等を設置する。
1階には事務室、レストラン、厨房、展示コーナー、情報コーナー、特産品売店、地場産品の直売場、加工場、冷凍冷蔵室などを配置。2階の南側には瀬戸内海や市街地の景色が広がる展望デッキ。市民サロンや利用者間の交流スペースを設け、ミーティングルーム二室、キッズスペースもある。駐車場は大型車用7台、バス3台、小型車70台、身障者用2台が収容できる。
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未来心の丘10周年で杭谷氏講演やコンサート
耕三寺博物館(尾道市瀬戸田町)の大理石製オブジェの広場「未来心の丘」が十周年を迎え、10月9日から11日までの3日間、コンサートや制作した彫刻家・杭谷一東氏に関する多彩なイベントを開催する。
コンサートはサックスとエレクトーンで構成する今注目のインストゥルメンタルユニット「大瀬戸千嶋」が演奏。9日午後6時30分から未来心の丘のカフェクオーレでワンドリンク付2,000円。10日の午後2時からと3時30分からの2回は同広場で約45分間の無料(入館料は必要)の演奏。
11日午後2時から大講堂で杭谷一東氏の記念講演会(無料・入館料は必要)が開かれる。
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観光誘致へ県知事・市長・台湾企業トップがしまなみサイクリング
ビジット・ジャパン・キャンペーンの一環として広島県と尾道市は12日、サイクリング人気が盛り上がっている台湾からチャイナエアライン(中華航空)の孫洪祥社長、世界最大の自転車メーカー「ジャイアント」の何友仁社長、マスコミ関係者らを招いて第2弾のしまなみ海道サイクリングツアーを実施。
自転車で多々羅大橋、瀬戸田サンセットビーチを廻った後、クルージングを楽しみ、ベラビスタ境ガ浜で意見交換した。
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NHKドラマ「てっぱん」先行上映
9月27日から放映が始まるNHK連続テレビドラマ「てっぱん」の公開上映会が9月5日、尾道市公会堂で開かれ、エキストラをつとめた市民ら800人が鑑賞、「てっぱん」ブームへボルテージを高めた。
上映に先立ち、出演した俳優二人と海辺潔チーフプロデューザーが会場入りして挨拶。海辺さんは「今日は来れませんでしたがヒロイン村上あかり役の瀧本美織さんからも尾道の方によろしくとのことでした。この作品は自信作。楽しんでいただきたい」、ヒロインの長兄・欽也を演じた遠藤要さんは「全シーンが見どころ。特に今日は弟(森田さん)との兄弟げんかのシーンをじっくり見てほしい」、次兄・鉄平役の森田直幸さんも「この作品の良さを一人でも多くの方に伝えてほしい」と話した。
尾道らしい「人情」を中心に千光寺南斜面の坂道、渡船、寺、祭り、お好み焼きなど尾道の地域資源を魅力的に伝える演出が施され、あかりがセーラー服で海に飛び込むシーン、あかりの実家「村上鉄工所」となった(株)新栄機工(向島町)、造船所「篠宮造船建設(株)」としてロケに協力した石田造船建設(株)(因島三之庄町)のシーンも登場。来場者はエキストラで自分や家族が映ったシーンなどに歓声を上げるなど満喫、本放送への期待を高めた。
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ひろしまLED応用技術研究会発足
省エネ効果に優れるLED(発光ダイオード)製品の開発力向上や関連産業振興を目指し、県や地元企業、研究機関ら約70団体からなる「ひろしまLED応用技術研究会」が10日、設立された。設立総会が福山ニューキャッスルホテル(福山市)で開かれ、会長にはシャープ(株)で電子デバイス事業を担当しているシステムデバイス第三事業部(三原市)の種谷元隆事業部長が選ばれた。
参加しているのは県、県内の製造業や代理店のほか広島工業大学、福山大学の教授ら。同研究会では講演会による情報発信やテーマ別のワークショップ、県立総合技術研究所東部工業技術センター(福山市東深津町)に今秋導入予定の光学計測・評価機器の操作研修などを行う。
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