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恩師還暦祝い30日ポポロで記念演奏会

広島県立三原東高校で1989年から11年間音楽部顧問を務めた柳井弘文氏(現府中高校)の還暦を記念して演奏会を開こうと元部員が楽団を結成、30日(土)午後2時から三原市芸術文化センターポポロを会場に柳井氏の指揮の下、演奏を披露する。「柳井弘文先生還暦記念実行委員会」が主催、三原東高校同窓会、同校音楽部OBG会が後援する。
実行委員長は教え子「1期生」の荻路新吾(株)オギロパン社長。恩師の還暦を祝おうと元部員を集めパーティーを開く予定が演奏会の企画に拡大、昨年秋「ヤナイキネン吹奏楽団」結成を決め、今年1月から三原市防災センターで週1回練習を重ねてきた。トランペット歴25年で楽団団長も兼ねる荻路実行委員長は「先生はテノール歌手。技術だけでなく『歌うように奏でなさい』との指導が印象的だった」と振り返り、「同窓会感覚で練習も盛り上がっています」と期待を膨らませる。

2014年08月20日号掲載  

9月28日 三原 瀧宮神社で「縁結び」イベント

瀧宮神社(三原市中之町、竹田正宜宮司)、pisces(同宮浦、有木千登勢代表)、おのみちはぴねすくらぶ(尾道市向島町、奥田典子代表)の共催で9月28日(日)午前10時から午後3時まで、同神社を会場に縁結びイベント「はろ〜&すまいるMart in 瀧宮神社」を初めて開催する。
須佐之男命を祀り、御神徳を縁結びと厄除とする同神社の由諸は古く、第2代欽明天皇5(544)年とされている。701年に櫻宮から瀧宮に改称し、803年から現在地。大銀杏がシンボルとなっている同神社を舞台に、改めて縁結びの空間としての存在感を高めるのが狙い。主体となる神社の神聖さを守りながら地元の食、癒しのワークショップ、手作り品販売などで気軽に訪れやすい空間作りに努める。縁結び祈祷は午前10時からと午後2時からの2回。初穂料は3千円で予約優先。神社の銀杏の枝を再利用した縁結びのお守りも販売する。

2014年08月20日号掲載  

「たけはら海の駅」1日オープン

竹原港と大崎上島など周辺島しょ部を結ぶ竹原港北崎旅客ターミナル(竹原市港町)が改装され「たけはら海の駅」として8月1日(金)オープンする。
前日の7月31日(木)は午前11時から同ターミナルで開所式が開催され、国土交通省から「たけはら海の駅」の認定証授与式と、「みなとオアシスたけはら」本登録認定式が行われ、関係者によるテープカットで祝う。一般オープンとなる1日から3日までの3日間、グランドオープニングイベントが開催される。2日午後2時からと4時からの2回、人気アーティスト森本ケンタライブ&トークショーとサイン会などが開催される。午前9時30分からテレビでおなじみの「熟年ファイターズ番外編」公開録画が開催される。また3階レストラン「ブルーハーバー」では先着順でプレゼントがある。

2014年08月01日号掲載  

(株)古川製作所が本部工場内に歴史記念館

食品などの真空包装機メーカーとして知られる(株)古川製作所(三原市沼田西町小原、古川雅章社長)は、同所内の事務所棟内東側に建設していた同社の歴史記念館「創 HISTORY ROOM」を完成、7月2日(水)午前10時から同所に関係者約50人と社員らが出席して竣工式を開催した。
古川雅章社長の挨拶、来賓祝辞の後、創業社長夫人、九十歩前専務取締役らによるテープカットで開館、参加者が入館した。国産初の真空包装機チャンバー式F1の前では古川前社長夫人が担当者のアドバイスを受けながら包装機の操作を楽しんでいた。

2014年07月20日号掲載  

(公社)広島県建築士会会長に元廣清志氏

(公社)広島県建築士会は5月に総会を開き、新会長に同会副会長の㈲元廣建築設計事務所(尾道市)の元廣清志社長の就任を決めた。
元廣新会長昭和47年に一級建築士合格、同年広島県建築士会に入会し、尾道支部青年部長、本部理事、尾道支部長、常務理事、総務委員長などを経て、平成22年に副会長に就任。2期4年を務めた。広島県建築士会尾道支部の木村隆治支部長が発起人となって、会長就任祝賀会が7月28日(月)午後6時30分から尾道国際ホテルで開かれる。
広島県教委表彰、文部大臣表彰、日本建築士会会長表彰、国交省中郷地方整備局局長賞、全国法人会会長表彰など多数受賞している。

2014年07月20日号掲載  

古川技術振興財団が26年度助成贈呈式

(公財)古川技術振興財団(三原市沼田西町、古川雅章理事長)は6月23日(月)同所の㈱古川製作所本部広島工場で、平成26年度研究助成金・奨学金贈呈式を開催した。
当日は同工場事務所棟2階会議室に財団側から古川雅章理事長と吉村光男取締役技術開発部等管掌が出席。受賞者として研究助成を受ける4氏は小谷内範穂(近畿大学工学部ロボティクス学科教授・工学博士)、田上将治(同大学同学科助教・工学博士)、重安哲也(県立広島大学経営情報学部経営情報学科講師・工学博士)、貞末和史(広島工業大学工学部建築工学科准教授・工学博士)。奨学金を受ける6人は、幸田龍典(広島工業大学大学院工学系研究科博士前期電気電子工学専攻2年)、藤本昌平(広島工業大学大学院工学系研究科電気電子工学専攻1年)、磯田武志(近畿大学大学院システム工学研究科システム工学専攻博士前期1年)、元矢倫子(同)、渡辺恵太(福山大学大学院工学研究科情報処理工学専攻修士2年)、惣中英章(呉工業高等専門学校環境都市工学科5学年)の皆さん。

2014年07月01日号掲載  

7月「大震災を未来につなげる旅」

NPO法人みはらまちづくり兔っ兔(三原市港町、小川和子子代表理事)は昨年に続き今年も「東日本大震災を未来につなげる旅」を企画、7月27日(日)28日(月)の2日間、福島県いわき市を訪れる行程で参加者を募集している。主催旅行会社は㈱中国トラベル三原支店。三原市や同防災ネットワーク、木原こどもクリニックが後援、協力する。
昨年は宮城県の南三陸を訪問。子どもと大人のボランティアスタッフら約20人が参加した。今年は福島県いわき市小名浜沿岸部を訪れる。参加費は交通費、宿泊費、昼食夕食各1回、保険料込みで小学生は39,700円、中学生53,300円、大人60,600円。小学1年生から3年生は保護者の同伴が必要。定員30人。

2014年06月20日号掲載  

瀬戸田でみなとオアシスSea級グルメ全国大会

全国から港地域のご当地グルメが集まる「第5回みなとオアシスSea級グルメ全国大会in尾道 レモンの島瀬戸田」が7月19日(土)、20日(日)の2日間、尾道市瀬戸田町垂水の瀬戸田サンセットビーチを会場に、同実行員会とみなとオアシス全国協議会(長澤宏昭会長=NPOせとだ港房代表理事)の主催で開かれる。
「みなとオアシス」は海浜、旅客ターミナルなど港に関連する施設やスペースを活用した地域交流拠点。自治体が設置し、地元NPOなどが運営している。そのみなとオアシスの周辺地域で採れる海産物などを使って「海」の要素のあるご当地グルメで地域活性化を目指すのがみなとオアシスSea級グルメで、全国大会が各地で開かれており、今回で5回目。「瀬戸内しまのわ2014」の一環として開かれる。島での開催かつビーチが隣接している会場での全国大会は今回が初のケース。当日は瀬戸田サンセットビーチもリニューアルオープン、海に関連した多彩なイベントを企画している。

2014年06月10日号掲載  

7日 三原映画をつくる会が中間報告

三原を舞台とした映画作品の制作支援を通じて地域活性化につなげる活動を行っている「三原映画をつくる会」(中重伸夫会長)は設立から約半年を経過し、6月7日(土)午後3時からサン・シープラザ(三原市城町)2階多目的ホールを会場に活動中間報告会を開催するため、来場を呼びかけている。
2年前にロケハンで広島県を訪れた大森監督を案内したメンバーの縁から、「三原で映画を」との構想がスタート、昨年秋に設立準備総会を開催し、活動を本格化させた。2017年の三原城築城450周年を前に三原の知名度を高め、観光振興や経済を活性化させることを目的に映画撮影誘致、撮影支援などの活動を行っていく。

2014年06月01日号掲載  

三越日本橋本店で村上選油絵展

尾道市向島町在住の画家村上選さんの個展が6月11日から同月17日まで東京の三越日本橋本店で開かれる。
同展覧会は「〜南欧の光と風〜村上選油絵展」と題し、会場は本館6階美術特選画廊。開場時間は午前10時から午後7時(最終日午後4時)まで。
三越では「重厚なマチエールと陽光眩しい欧州風景を描く村上選画伯の7回目の個展を開催いたします。本展はギリシャ、イタリア、スペイン、クロアチアなどで取材した新作や牡丹、バラなどの花を一堂に展覧いたします」(一部抜粋)と紹介している。

2014年05月20日号掲載  

「スーパーローカルヒーロー」完成

尾道のセレクトCDショップ「れいこう堂」(尾道市西土堂)の信恵勝彦店主を追ったドキュメンタリー映画「スーパーローカルヒーロー」の完成を記念し、5日(月・祝)にシネマ尾道でプレミアム上映会が行われた。
自身の感性から国内外を問わず多くのミュージシャンを尾道に招き、音楽イベントを開催するなど「良い音楽を伝える」ことに対して情熱と行動力をもつ信恵さん。映画では福島第一原発事故後、東北・関東地方から尾道への避難者支援に奔走する姿や、関わりの深いミュージシャン等のインタビューを通じて「音楽」と「3・11後の生き方」をテーマに、タイトルとなった「スーパーローカルヒーロー」と称される由縁を紐解いていく。

2014年05月20日号掲載  

(株)古川製作所が創業社長伝を刊行

終戦直後、尾道市で食品製造業を創業した古川喬雄氏は、その経験から食品の真空パックの研究に着手、昭和32年国産初の真空包装機械の開発に成功、古川製作所を創業した。昭和47年には世界一の高速性能を誇るロータリー真空包装機を開発するなど食品産業界にトップシェアを確立、海外にも市場を広げ、現在では世界54カ国に輸出され、2万5千社以上への納入実績を持つ。今回、創業社長の古川喬雄氏の生誕100周年に当たり、「今は、過去古川喬雄伝」を3月1日発刊した。4月21日(月)には(株)古川製作所の古川雅章社長が三原市役所を訪れ天満祥典市長に贈呈した。
古川喬雄氏は大正2年3月1日、現在の三原市大和町で生を受けた。昭和9年志願して陸軍に入隊、終戦まで戦闘機のパイロットとして戦地を転戦している。陸軍の中尉として大分県別府氏の病院で終戦を迎えた。復員後は製パン業や製缶業、食品包装研究等の傍ら、真空包装機械の開発を始めた。昭和32年古川製作所を創業、真空包装機国産第1号を完成した。

2014年05月10日号掲載  

尾道まなび村が原田町に開村

不登校や中途退学、ニート、引きこもりなど学校や社会に馴染めない15歳から40歳の若者を元気にし、社会復帰を支援する新しい教育機関「尾道まなび村」が4月17日、尾道市原田町小原に開村した。
尾道まなび村はNPO法人尾道まなび村(元廣清志理事長)が運営する別名「元気回復塾」。通学や就職につまづいている若者を対象に、自然にあふれた田園環境の中で、農作業や工芸品の製作、農産物販売などの実習作業をしながら、教室で学び、資格を取得し、心と体を元気にする教育施設。同時に高校卒業資格も取得できる広域通信制の高校学習コース「清実高等学園」も開設。埼玉県春日部市の松実高等学園と提携しており、高校普通科卒業資格が最短3年間で取得できる。

2014年05月10日号掲載  

法光寺が人権落語などの降誕会

浄土真宗本願寺派の法光寺(尾道市美ノ郷町三成、季平博昭住職)は5月16(金)と17日(土)に落語とミニコンサートを交えた降誕会を行う。
浄土真宗を開いた親鸞聖人の誕生した5月21日を祝う降誕会の行事として季平住職と親交があり「新ちゃんのお笑い人権高座」で全国を口演して歩く落語家露の新治さんとともに、京都府の京都人権啓発推進会議が制作した人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」の普及に努める歌手近藤知世さんもバイオリンとキーボード奏者とのユニットで招き、ミニコンサートを行う。

2014年05月10日号掲載  

(株)古川製作所が創業社長伝を刊行

2014年05月10日号掲載  

尾道まなび村が原田町に開村

不登校や中途退学、ニート、引きこもりなど学校や社会に馴染めない15歳から40歳の若者を元気にし、社会復帰を支援する新しい教育機関「尾道まなび村」が4月17日、尾道市原田町小原に開村した。
尾道まなび村はNPO法人尾道まなび村(元廣清志理事長)が運営する別名「元気回復塾」。通学や就職につまづいている若者を対象に、自然にあふれた田園環境の中で、農作業や工芸品の製作、農産物販売などの実習作業をしながら、教室で学び、資格を取得し、心と体を元気にする教育施設。同時に高校卒業資格も取得できる広域通信制の高校学習コース「清実高等学園」も開設。埼玉県春日部市の松実高等学園と提携しており、高校普通科卒業資格が最短3年間で取得できる。

2014年05月10日号掲載  

法光寺が人権落語などの降誕会

浄土真宗本願寺派の法光寺(尾道市美ノ郷町三成、季平博昭住職)は5月16(金)と17日(土)に落語とミニコンサートを交えた降誕会を行う。
浄土真宗を開いた親鸞聖人の誕生した5月21日を祝う降誕会の行事として季平住職と親交があり「新ちゃんのお笑い人権高座」で全国を口演して歩く落語家露の新治さんとともに、京都府の京都人権啓発推進会議が制作した人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」の普及に努める歌手近藤知世さんもバイオリンとキーボード奏者とのユニットで招き、ミニコンサートを行う。

2014年05月10日号掲載  

世羅町がインフォメーションセンター建設

世羅町(奥田正和町長)は、中国横断自動車道尾道松江線の来春全線開通に向けて同町の世羅IC東側沿いでJA尾道市甲山支店前に仮称「インフォメーションセンター」の建設を決め7月着工に向けて準備が進んでいる。
計画では民有地を取得した9300㎡を敷地に、鉄骨造り平屋建て床面積500㎡の施設を建設、総事業費7億4千万円をかけて来年3月末の完成を予定して計画を進めており、4月末オープンを目指している。町内観光施設として催事、商品、交通、通信等、観光情報の提供と斡旋、イベント会場や休憩のための空間、施設サービスの提供、町内観光振興催事企画、ツアーの造成などを基本機能として、「道の駅」への登録を目指す。

2014年05月01日号掲載  

全国仮装大会inおのみち仮装大使決まる

「全国仮装大会inおのみち」が今年も9月27日(土)実と28日(日)の両日、尾道駅前から商店街、尾道市公会堂周辺を舞台に開かれる。
大会のPR活動を行う「仮装大使」の審査会が13日、尾道市公会堂別館で開かれ、仮装大使を決定した。仮装大使は次の皆さん。佐藤美穂さん(尾道市)、角谷彩さん(尾道市)、西川まどかさん(尾道市)、内畠ひかるさん(三原市)、榊昇さん(広島市)、竹下ひかりさん(広島市)の6人で、特別大使としてご当地アイドルの高見あいらさんが任命された。大使と特別大使の任期は2年。大会当日はもちろん、近隣地域のイベントに参加して仮装大会のPRに努める。

2014年04月20日号掲載  

ツネイシみらい財団 古民家再生助成事業

(一財)ツネイシみらい財団(福山市沼隈町常石、神原勝成代表理事)は尾道、鞆の浦地区での古民家再生活用への取り組みに対して改修費用の一部を助成する事業を初めて実施するため、1日から募集を始めた。
観光地としても知名度のある尾道、鞆の浦地区で空き家、空き店舗などの古民家活用を促進、出店や開業をサポートし、雇用創出や賑わいづくりにつなげることを目的とする。

2014年03月20日号掲載  

ツネイシみらい財団 古民家再生助成事業

(一財)ツネイシみらい財団(福山市沼隈町常石、神原勝成代表理事)は尾道、鞆の浦地区での古民家再生活用への取り組みに対して改修費用の一部を助成する事業を初めて実施するため、1日から募集を始めた。
観光地としても知名度のある尾道、鞆の浦地区で空き家、空き店舗などの古民家活用を促進、出店や開業をサポートし、雇用創出や賑わいづくりにつなげることを目的とする。

2014年03月20日号掲載  

本誌調査 結婚観・婚活の意識アンケート

本誌「経済レポート」はこのほど、備後地区の独身者の結婚観や婚活についての意識調査を行い、独身男女各100名から回答をいただいた。調査は各質問から該当する番号に○印を付けてもらい(複数回答可)集計した。
回答者の年齢は、男性が30歳未満39%、30歳以上35歳未満23%、35歳以上40歳未満23%、40歳以上50歳未満15%。女性は、30歳未満46%、30歳以上35歳未満22%、35歳以上40歳未満17%、40歳以上50歳未満15%。

2014年02月10日号掲載  

福山港初「ボートパーク福山」4月供用開始

広島県が県東部初のプレジャーポート係留施設として、同市新涯町2丁目地先の下福山―多度津フェリー乗り場周辺に約16億円をかけて施設整備を進めていた「ボートパーク福山」が完成、4月1日供用開始する。
事業の概要は、同所地先に浮桟橋14基、泊地4.0ha、防波堤470m。一時係留桟橋はAバース、Bバースでいずれも全長9m以下で収容6隻。海上桟橋は9mバース(全長9m以下)がAバースからCバースまでで92隻収容、8mバース(全長8m以下)はDバースからNバースまでで350隻収容、合計448隻。24時間利用が可能な海上桟橋で9mまでの小型船舶が係留できる。荷物の積み降ろし用として一時係留桟橋を駐車場から最も近いところに6隻分確保している。

2014年02月10日号掲載  

プロの技伝授 三原で初の「まちゼミ」

三原商工会議所青年部会(林大作会長)は、地元の商業と地域活性化を目的に、会員事業所が各分野の専門店としてのプロの技やコツを市民に無料で教えるゼミ形式の「まちゼミ〜得する街のゼミナール〜」を初めて企画した。10日(月)から16日(日)まで各店舗などを会場に実施することを決め、1月31日から参加者の募集を始める。
「まちゼミ」は各地の商工会議所や商店街などの主催で昨年80カ所、今年は130カ所で開催予定と広がりを見せている。店主が無料で教えるゼミ形式で新規客開拓や関係作りにつなげ、大手量販店やネット通販と差別化を図り、地元商業の活性化を目指す。三原商工会議所青年部会もまちゼミ委員会(吉永周平委員長)を組織し、各社の強みの見直しやキャッチコピー作成、模擬ゼミなど準備を進めてきた。会員のうち11社が計14講座を行う。

2014年02月01日号掲載  

シネマ尾道がネットで基金協力募る

NPO法人シネマ尾道(河本清純代表理事)は、映画作品のデジタル化に対応してデジタル映写機を昨年末に導入、その際の設備投資資金が運営に重くのしかかっており、存続を目指してインターネットを通じて基金を募る「クラウドファンディング」による協力を呼びかけている。
今年春に映画館のデジタル化が終了する見込み。フィルム配給はなくなり、デジタル化に対応できない映画館では上映が不可能に。対応には新たにデジタル映写機やサーバーなどの設備が必要となる。昨年末、廃業を決めた同業者から420万円で中古製品を譲り受けたが、急な負担増が経営を圧迫。存続を目指し、ネットを通じて基金を募るクラウドファンディングのサービスを提供しているサイトに登録。1月1日から、全国の映画ファンらに向けて基金協力の呼びかけを始めた。目標は導入資金の一部の300万円。5月1日までの4カ月間で集まった金額が渡される。基金提供者には金額により様々な特典がある。

2014年01月20日号掲載  

因島商議所が「ゆるキャラ」選挙

因島商工会議所は、因島のシンボルとして島の魅力をPRするイメージキャラクターのデザインを募集、全国から823件が集まり、最終候補を8作品に絞って、10日からホームページなどで投票の受付を始めた。
最終候補は、八朔や村上水軍、囲碁、除虫菊などをモチーフとした8作品。投票ページで、それぞれの生い立ちや性格などを解説している。まだ名前はなく、投票する人に考えてもらう。最優秀作品に選ばれた作品に投票した人の中から商品券1万円分を3人に、またゆるキャラ名が採用された人も抽選で1人に1万円分をプレゼントする。

2014年01月20日号掲載  

黒田官兵衛テーマ 府中法人会女性部会が講演

(公社)府中法人会女性部会は25日(土)午後2時から府中商工会議所を会場に2014年のNHK大河ドラマの主人公黒田官兵衛をテーマとした新春講演会を開催する。
講師は兵庫県立大学特任教授で播磨学研究所所長の中元孝迪氏。演題は「戦国最強のナンバー2 秀吉に天下を取らせた男」。講演会の前にはお茶会を開く。いずれも入場無料。会員以外でも参加できる。戦国時代、竹中半兵衛と並び、豊臣秀吉の参謀として活躍した黒田官兵衛は、調略や諸大名との交渉、築城などでその類まれな能力を発揮した名軍師。黒田官兵衛を主人公としたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送も5日からスタートしている。問い合わせは℡0847・46・3343事務局。

2014年01月10日号掲載  

おのみち海の駅活性化委員会が船のイルミネーション

おのみち海の駅活性化委員会(桑田文隆会長=尾道商工会議所副会頭)は12月22日、にぎわい創出のため、尾道商工会議所に近い尾道中央ビジター桟橋おのみち海の駅の清掃とイルミネーション飾り付け作業を行った。
 作業には桑田会長、山田幸一、村瀬保文両副会長をはじめ会員ら12人が集まり、星型やイルカ型の電飾、LEDロープライトを会員が協力して係留したヨット、ボートに飾り付けた。日没から午後10時までの毎夜、1月4日まで続けられる。

2014年01月01日号掲載  

因島商工会議所創立60周年で移転

因島商工会議所(尾道市因島土生町、村上祐司会頭)は創立60周年を迎え、11月12日(火)、同町のホテルいんのしまで記念祝賀会を開催し、平谷祐宏尾道市長、地元選出の松浦幸男県議会議員、藤本友行尾道市議会議長、各種団体代表ら来賓と会議所議員ら約90人が出席した。
議員改選で選任された3役就任披露の後、村上祐司会頭の挨拶、市長、議長、県議会議員が祝辞を述べた。12月10日(火)には記念行事として夫婦漫才大助・花子の、宮川花子さんを講師に招き記念講演会を開催する。12月16日(月)には、現在の会議所ビルのすぐ近くで同市土生中央区の元広島県信用組合因島支店の土地、建物を取得して全面改装しており、現在の会議所ビルから全面移転して新しい会議所ビルとしてオープンする。

2013年12月10日号掲載  

ミカンの皮から石鹸「Ja‐Pom」で向島活性化

向島中央小学校の元保護者グループが2年前から向島の活性化を目的に研究開発してきた、しまなみ地域特産のミカンを原料に使って作る石鹸がこのほど完成し、商品化した。
ミカンの皮の粉末を原料として作る石鹸で、製造は石鹸製造で実績のある(有)ライフベストテクノ(福山市松永町)健康事業部に依頼。皮の再利用はエコにつながり、また自然の成分だけで作られるので安心。ミカンの皮に含まれる成分のリモネンは油を落とす効果があり、洗浄力も強い。ブランド名は、柑橘を表すスペイン語の「ポン」と日本の「ジャパン」をかけて「Ja‐Pom」とした。価格は1554円で、尾道福屋1階で販売中。問い合わせは「Ja‐Pom」代表の吉田真里さん(得本医院院長、尾道市向島町)で、FAX(0848・45・0506)かメール(japomsmukaishima@yahoo.co.jp)で受け付けている。

2013年12月10日号掲載  

向島出身の海軍中将 安保清康の顕彰DVD発売

尾道市向島町出身で、坂本龍馬や西郷隆盛とともに活躍、日本海軍創設に半生を捧げた海軍中将、安保清康を顕彰するDVD「男爵と呼ばれた男 安保清康 〜坂本龍馬と西郷隆盛、そして安保清康〜」が発売され、予約を受け付けている。
DVDは11月にも千枚限定で発売。安保清康は鎌倉幕府の御家人からの系譜を持ち安保氏の研究では第一人者として知られる伊藤一美さんが監修。尾道市文化財保護委員でもある榊原恒治さんらが調査、編集に当たり、代表を務めるメディアOufe(株)(尾道市三軒家町)を発行元として(有)花本書店から発売される。予約価格は1部税込6,279円。安保清康は1843(天保14)年に現在の尾道市向島町で、3代にわたって医者を業とした林金十郎の四男として生誕。しかし林家3代は医業を成すとき林家を継ぐためか安保姓を林姓に改姓しており、元は安保姓。鎌倉幕府の御家人安保刑部丞実光を祖先として向島に逃れてきた安保家(現在の当主は向島に4人が土着して15代目の安保清和さん)が知られるが、最初に土着した4人とは別筋で少し後に同じように向島に土着した安保一族の流れを汲んでいる。

2013年11月20日号掲載  

「府中ノ木育フェスティバル」23・24日に出口公民館で

NPO法人府中ノアンテナ(府中市府中町、平地緑理事長)の主催で23日(土)午前10時から午後5時、24日(日)午前10時から午後4時までの2日間、出口公民館(旧府中市立西小学校、府中市出口町)を会場に木のおもちゃを一堂に集める「木とあそぼう。府中ノ木育フェスティバル」を開く。
地場産業の一つとして家具製造業者が多く立地する府中で、木のおもちゃとの触れ合いを通して豊かな感性を育む「木育」を推進すると同時に、地場産業に興味を持ってもらうことが狙い。東京おもちゃ美術館の協力で、バラエティ豊かな木のおもちゃを展示、実際に触って遊べる。木工職人から技術を学ぶワークショップや、おもちゃ作家による体験コーナー、飲食などのブースもある。

2013年11月20日号掲載  

福ミス新人賞 地元の若月香さんが優秀作に

島田荘司選第6回福山ミステリー文学新人賞の発表が行われ、新人賞に次ぐ特例の優秀作に地元福山市の若月香さんの作品「dog pound」が選ばれた。
若月さんの同新人賞への挑戦は初。幼少期の遊び場だった福山駅前の旧繊維ビルをモデルに「N市の駅前、秋葉ビル」を舞台としたミステリー作品を応募、最終選考4作品の内に選ばれていた。島田荘司さんは選評で「テンポが良く、楽しさという意味では候補作中随一」と高く評価、「改稿すれば充分に出版可能」と期待を寄せている。来年夏以降出版の可能性もあり、担当編集者と打ち合わせを進める予定。実現すれば自身4冊目の作品となる。
若月さんは「ミステリーにも初挑戦で、受賞は嬉しい。福山で認めてもらえたという感じで、故郷への情愛が増しました」と喜んでいる。若月さんは健康茶、化粧品製造の(株)カサリンカップス(福山市三之丸町13―4)代表取締役。

2013年11月20日号掲載  

三原の地元団体が実行委員会 12月に婚活パーティー

三原青年会議所、三原商工会議所、三原臨空商工会、みはらウイメンズネットワーク、三原市で組織する「みはらde婚活プロジェクト実行委員会」の主催で12月21日(土)午後2時30分から、三原市城町の三原国際ホテルを会場に「クリスマスカップリングパーティー」が開かれる。
アルコールを楽しめる出会いの場を創出、定住促進と少子化対策につなげる。対象は市内在住、在勤の25歳から45歳までの独身男女で、女性は市外からの参加も可。参加費は男女とも3千円で、定員は各25人ずつ。申し込み締め切りは11月18日(月)。問い合わせは℡(086)484-0020事務局。

2013年11月10日号掲載  

全国仮装大会inおのみち2日間で10万5千人

全国仮装大会inおのみち(平谷祐宏大会委員長・尾道市長、高橋貞昭実行委員長)が9月28日、29日の両日、尾道市本通り商店街と公会堂で開催され、両日で約1万5千人の人出でにぎわった。
28日午後4時から公会堂前広場で前夜祭が開かれ、仮装した観客やステージ上で繰り広げられたパントマイムやミニライブ、アクションなどのパフォーマンス、ベッチャー太鼓の演奏で盛り上がり、翌日29日は、全国から集まった101組と飛び入りの個人など、約800人がアニメのキャラクターや歴史上の人物、映画の主人公などに仮装して、商店街をパレードし、公会堂でコンテストが開かれた。パレードは午前10時から、広島県警音楽隊を先頭に、カープのユニフォーム姿の湯崎英彦広島県知事とアニメ「ドラゴンボール」の孫悟空に扮した平谷祐宏尾道市長がオープンカーに乗ってパレードに参加した。

2013年10月10日号掲載  

20日 因島JCが45周年記念式典

(一社)因島青年会議所(高橋圭司理事長)は創立45周年を記念し、20日(日)午前9時30分から尾道市因島大浜町のアメニティ公園で創立45周年記念セレモニーを開催、また午前10時から同所で「ランバイク選手権inいんのしま」を開催する。記念事業の担当は、創立45周年記念大会実行委員会(箱崎幹久実行委員長)。
45周年記念事業では、観光振興と地域活性化を目的に「ランニングバイクコース」を作成し、尾道市に寄贈する。ランバイクは小さな子ども向けのペダルのない自転車。足で地面を蹴って進む競技で、ブレーキもなく、遊んでいるうちにバランス感覚の発達にも役立つ。「ランバイク選手権inいんのしま」は未来創造委員会(毛利勇介委員長)が担当して実施する。

2013年10月01日号掲載  

道の駅よがんす白竜レストラン再オープン

今年4月に指定管理者がNPO法人ひろしま臨空飛来(鈴木章理事長)に変更、新たな運営体制となった道の駅よがんす白竜(三原市大和町和木)ではこのほどレストランがリニューアルオープンし、9月28日(土)と29日(日)の2日間、記念イベントを実施する。
レストランでは、地元の野菜を使ったメニューを提供する。入ってすぐの場所にある農産物売場も、ヒノキノの柱、杉板を使った外壁となり、自然の中の直売所を演出。記念イベントとして、地場の野菜を使ったスープの無料試飲を行う。果物も品揃えを充実、両日とも買い物客のうち先着50人に呉市豊島の無農薬レモンをプレゼントする。また特産品売場では2日間、買い物をした先着30人によがんす印の紅白餅をプレゼントする。

2013年10月01日号掲載  

しまなみなど4信金がビジネスフェア

しまなみ信用金庫ほか広島・呉・広島みどり各信金と広島県信用金庫協会で作る実行委員会主催で11月20日(水)午前10時から午後5時、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)を会場に第8回広島県信用金庫合同ビジネスフェアが開かれる。
信金取引先企業310社、大学など過去最多の330団体が出展、ビジネスマッチングの場となる。内容は機械器具や食品、生活、健康、IT・情報・通信ほか。また商談に応じるバイヤー企業は商社、デパート、スーパー、コンビニ、ホテル、福祉、貿易など37社。(公財)ひろしま産業振興機構、広島県商工会連合会は経営に関する相談に応じる。バイヤーとの商談や支援機関への相談は要予約。ホームページも開設した。

2013年09月20日号掲載  

府中の異業種がアートイベント

府中、福山市近辺の有志でつくる団体「府中フレーム」が、22日(日)「―アーティストと地元企業の響演―LIVE FRAME」を開催する。音楽や絵画などで活動する地元アーティストと異業種の地元企業10社が共通のテーマでイベントを企画、演奏や展示、空間作り、飲食提供などを行う活動をしている団体。
時開演で、会場は高橋工芸(株)(府中市高木町)2階ショールーム。コリャ・ボーレイ会で開発したツキ板の棺に花師の倉田安敏さん(花工房くらた)が花を生けるという、普段目にする機会の少ない棺を花器に見立てた展示を行うほか、エクステリア業の田坂京華園(有)は「情熱」をテーマにした和の庭園を創作。地元出身イのラストレーターヒラノトシユキさんの原画約20点を展示。ライブ演奏と本人、参加者による共演でパフォーマンスを行う。女流落語家葡萄亭わいんさんの落語、洋菓子店パティスリーパンセのバスケット販売もある。前売券1,500円で事前予約が必要。当日券は2千円。

2013年09月10日号掲載  

庄原でEVカー婚活ドライブイベント

「ゼロ・エミッションで動こう!ひろしま」の企業グループは、広島県補助事業「ひろしまEVタウン推進事業」で提供されたEV(電気自動車)と、マツダ㈱の協力を得て「SKYACTIVE TECHNОLОGY」搭載車両やEVを活用し、ドライブ婚活イベント「ドライブミッションin 庄原市」を開催する。
同グループの主体企業はニッポンレンタカー中国(株)(広島市中区千田町)。カーシェアリング部門を統括する(有)堀田輪業(府中市上下町)が同イベントの企画設計総合統括を担当する。9月22日(日)、国営備北丘陵公園第5駐車場で開催。EV、ディーゼル車の計15台前後が用意される予定。20歳以上40歳以下の独身男女を対象に、男女各20人を募集する。参加費は入場料、昼食代、諸経費込みで1人5千円、ドライバーはAT限定を含む自動車運転免許証所持者に限る。参加希望者は同性2人で申込み、当日は男女2人ずつの4名で1台の車に乗り、10グループがドライブを楽しむ。

2013年09月01日号掲載  

三橋貴明氏招き福山商工会議所青年部が公開セミナー

福山商工会議所青年部(工藤秀樹会長)は9月26日(木)午後6時30分から8時30分まで、同会議所を会場にトップマネジメントセミナー「三橋貴明が斬る!!アベノミクスと所得、物価、為替、株式について」を開催する。
日本と世界の経済事情に精通した人気経済評論家の三橋貴明氏が、日本経済、世界経済の真相を解説する。講師は東京都立大学経済学部卒業。NECや日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。韓国経済の実態を分析した「本当はヤバい!韓国経済」はベストセラーとなった。自身のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の一日のアクセスユーザー数は12万人以上、推定ユーザ数は36万人に達し、今年5月現在、人気ブログランキングの政治部門1位、総合ランキング1位を獲得している。テレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」「ビートたけしのTVタックル」でも活躍している。

2013年08月20日号掲載  

三原浮城LC 歌手森山良子招きコンサート

三原浮城ライオンズクラブ(大東弘典会長)は10月24日(木)午後6時から、三原市芸術文化センターポポロ(三原市宮浦)を会場に、献眼啓発活動の一環として22回目となる「浮城ふれあいコンサート」を実施する。
同クラブは今年で創立50周年。活動を支えてくれた地元への恩返しとして企画すると共に、コンサートを通じて献眼協力を呼びかけ、登録者拡大を目指す。ゲスト歌手は森山良子。ピアノ、バイオリン奏者も同伴し、本格的なコンサートとなる予定。

2013年08月20日号掲載  

府中市らしさ全開「備後国府まつり」

「府中ドレミファフェスティバル」から新名称になった第1回「備後国府まつり」(同実行委員会主催、北川浩一郎実行委員長)が7月27、28日の2日間、府中市元町のお祭り広場や府中お祭り通り、府中学園南グラウンドなどで開催された。
会場には出店やステージ、イベント会場が設けられ、多くの観客で賑わった。前年から引き継いだ市内4校の中学校総おどり、府中焼き円盤投げや箪笥2種競技のほかパレードやおどりカーニバルなどが行われ、沿道から元気な声援が送られた。国府にちなんだ古代のまじない札「ひとがた」をかたどった木製の札に、備・後・国・府の4つのスタンプを集めるスタンプラリーは初の企画で好評だった。

2013年08月01日号掲載  

生口島で「レモン共和国2013」初開催

イベントプロデュースの(有)石鍋エンタープライズ(東京都、石鍋博子社長)を中心とした実行委員会の主催で8月1日(木)から9月1日(日)まで尾道の生口島を舞台とした音楽・アートイベント「生口島レモン共和国2013」(URL=http://ikuchijima.com/)が初めて開かれる。
島に惚れ込んだ石鍋博子社長をリーダーとする運営・制作チームが既存の観光スポットと連携。地元住民を巻き込みながら島の魅力を増幅させて発信し、多くの人に訪れてもらおうと企画した。レモン生産量日本一にちなみ、プロジェクト名は「レモン共和国」。10を超えるイベントで、「夏休みに島に住む」という感覚を楽しんでもらうことを目的としている。現代アート作家を支援するNPOの主宰者でもある石鍋社長がネットワークを活かし、多彩なアーティストが来島、島を盛り上げる。同社長同様島に惚れ込み「将来は島に住みたい」と考えるスタッフが準備に奔走。イベントをサポートするスタッフ「レモリアン」も随時募集中。

2013年07月20日号掲載  

因島商議所創立60周年で記念事業

因島商工会議所(尾道市因島土生町、村上祐司会頭)は、6月23日議員総会を開催、事業報告、決算を承認、平成25年度事業計画、重点事業などを決め、新年度事業が始動する。
同会議所は今年で創立60周年を迎え、記念事業を実施するほか、会議所会館の移転、10月末には会議所議員3年の任期が終了、全国一斉に議員改選も行われる。
創立60周年記念事業では、講師をまねいての記念講演の開催、記念誌の製作、祝賀会開催が予定されている。会議所会館は老朽化により移転を計画。すぐ近くで営業中の広島県信用組合因島支店が、今秋オープンの予定で、建設工事を進めている市内の複合商業施設「因島モール」近くに新店舗を建設して移転する計画で、移転後に同所の土地、建物を買収して全面改装、新しい商工会議所会館として入所する計画を決めている。

2013年07月01日号掲載  

古川技術振興財団が10氏を助成

公益財団法人古川技術振興財団(三原市沼田西町、古川雅章理事長)は6月24日(月)(株)古川製作所本部・広島工場(同所)で、平成25年度研究助成金・奨学金贈呈式を開催、研究助成者4氏と奨学金6氏、財団側から古川雅章理事長と、㈱古川製作所側から吉村光男取締役技術・開発部等管掌、岡田雅宏取締役総務部長が出席した。
古川雅章理事長は挨拶に続いて財団を支える古川製作所の現況説明や海外展開に伴う現地法人の設立など会社経営の推移や業界の概要を語り、今後とも公益財団は地域経済の振興や研究者の助成、奨学金の支援を続けていくと述べた。研究助成金・奨学金贈呈式では一人づつ理事長から研究助成者(百万円)と奨学金助成者(36万円)が手渡された。

2013年07月01日号掲載  

里仁会医師育英会で第1号奨学生

(社)里仁会興生総合病院(三原市円一町、藤原恒弘理事長)は、興生総合病院医師育英会特例奨学金制度を昨年12月からスタートさせ、この程、第1号となる奨学生を認定した。
この奨学金は、地域における医師の確保と充実を図るため、地元出身の学生を対象に医学部の入学から卒業する間の6年間、月額20万円を貸与する制度。最大貸与額は1440万円で、貸与開始及び中止は、希望により大学在学中にいつでもできる。
特例奨学生の対象は、三原市と近隣する尾道市、竹原市、福山市、東広島市の出身者で、国内の大学の医学生で、医師免許取得後に三原市及び近隣の医療機関に従事しようとする人。

2013年07月01日号掲載  

尾道市商連総会開催 新会長に中川氏

尾道市商店街連合会は12日グリーンヒルホテル尾道で総会を開き、新しい新役員を発表した。また名称も「尾道本通り連合会」に変更した。
新役員は、会長▽中川潤(センター街、中川硝子店、新任)、副会長▽山崎清光(一番街、山崎清春商店)、▽村上芳子(中商店街、山桂馬蒲鉾店、新任)、▽黒田武志(センター街、クロダ洋服店)、▽藤井央(油岩漆器店、中央街)、▽秋元晋太郎(秋元洋服店、尾道通り)、専務理事▽宮本秀一(杉原薬局、一番街)、活性化委員長▽佐藤彰洋(佐藤紙店、中央街)、女性部会部会長▽円福寺都(ギャラリー都、都絵手紙教室)。

2013年06月20日号掲載  

葉月美姫さん 11月に凱旋コンサート

尾道市出身でシンガーソングライターとして東京を中心に活躍している葉月美姫さんの凱旋コンサートが11月1日(金)午後7時から福山市のリーデンローズで開かれる。コンサート実現に向けて現在協賛募集などの準備が進められている。マネジメント会社はジャパンプロジェクト(株)(東京都)の芸能プロダクション事業部「リーフマネジメント」。
昨年10月、1枚目のミニアルバム「うたうたこ」をリリース。3曲目の「湖(うみ)」は尾道水道をイメージして作った曲。今年の尾道みなと祭りのふるさとステージでも歌声を披露したほか、オエコモヴァで行われたライブも満員となっている今年4月からは東京ネットラジオ「葉月美姫のみんなラブじゃ!」の放送も始まっている。

2013年06月10日号掲載  

尾道JCが参院選前に公開討論会

尾道青年会議所は、第23回参議医院議員通常選挙の公開討論会を6月23日(日)午後2時から4時まで、尾道市公会堂で開催する。
パネリストは5月17日現在で出演承諾した立候補予定者で、佐藤公治氏(生活の党)、灰岡香奈氏(日本維新の会)、日高順子氏(幸福実現党)、溝手顕正氏(自由民主党)、皆川恵史氏(日本共産党)、森本真治氏(民主党)。コーディネーターは広島大学大学院社会科学研究科川崎信文教授。当日は討論会の内容を同青年会議所ホームページで生放送をするほか、開催後は動画サイトe-みらせんでも視聴できる。

2013年06月10日号掲載  

竹原商議所 IT化で評価高まる

竹原商工会議所では、経営指導員が会員事業所を対象に行う巡回指導の質量の向上を目的に2011年に導入したタブレットをフル活用。会員事業所の情報化も進展するなど既に様々な成果が出始めていることが評価され、日本商工会議所から表彰も受けた。
その中心となっているのは中小企業振興課係長、経営指導員の田中雅一さん。同会議所は一昨年9月の機構改革から巡回指導に力を入れる方針を打ち出した。求められるのは効率の良い巡回と効果的な指導。指導員3人が多い日で1日10件を訪問し、現場で生の声を聞いて状況把握と適切な指導に努める。タブレットの活用で事務所の外でも業務が進む仕組みを作った。

2013年05月20日号掲載  

中小企業家同友会三原が支部昇格

広島県中小企業家同友会三原特別地区会(鈴木章会長=㈱アイテラサポート社長)は特別地区会から支部に昇格、6月15日(土)午後3時から三原国際ホテルで設立総会を開く。
中小企業家同友会は「よい会社、よい経営者、よい経営環境」の3つの実現を目指す異業種交流会。全国4万3千社、広島県内約2400社が加盟している。三原特別地区会ができたのは20年前。鈴木会長体制となって以降、本郷、久井、大和地域を中心に会員を拡大しながら存在感を高めてきた。支部昇格条件の50会員は既に昨年で超えていたが、周年記念事業として支部が設立されるという慣例に合わせ、広島県中小企業同友会創立40周年の年となった今年の総会で晴れて支部設立となる。

2013年05月20日号掲載  

尾道市文化協会会長 川口協治氏が死去

アマチュア漫画家として地域の様々な事業にイラスト作成等でかかわってきた(有)川口石油(尾道市)社長で尾道市文化協会会長の川口協治氏が4月30日死去した。1年ほど前に脳腫瘍が見つかり、手術後、リハビリをしながらの自宅療養中だった。64歳。
葬儀は5月5日に市内長者原のメモリアルホールで営まれ、約500人が遺された漫画、書籍等を思い起こしながら生前を偲んだ。川口氏の双子のお兄さんは「沈黙の艦隊」「ジパング」などで知られる日本漫画界の巨匠かわぐちかいじ氏。中学生のころから兄弟で漫画家を志したが、協治氏は家業の川口石油を継ぎ、給油船とガソリンスタンドによる石油販売を主とする事業の発展に尽くした。

2013年05月10日号掲載  

上野整形外科理事長が祖父回顧録

上野整形外科(尾道市高須町)の上野武久院長はこのほど、祖父の故・咲治郎郎さんの生涯を綴った「咲治郎の生涯」を自費出版した。
上野院長の祖父咲治郎さんは明治19年、農家の二男として生まれ、若くして旧朝鮮に渡り忠清南道天安に移住し、食料品及び諸雑貨の卸業のほか、店舗販売での商いに成功して長者になったが、敗戦後、無一文に近い状態で引揚者として高須町に帰郷。引き揚げ時に旧朝鮮の土地権利証や財産目録表、所有財産申告書など多数の権利証や古いアルバム、戸籍謄本などを持ち帰り、代々仏壇の中に保管されていた。上野院長は祖父の遺物やメモなどの多くの資料と親族から聞いた断片的な祖父の足跡や記憶をたどり回想録を制作。咲治郎氏が生きた時代の歴史や地域の様子が綴られている。

2013年05月01日号掲載  

道の駅よがんす白竜が新体制に

道の駅よがんす白竜(三原市大和町和木)を含む三原市白竜湖親水公園の指定管理者が4月1日、新たにNPO法人ひろしま臨空飛来(とらい、鈴木章理事長)に変更し、メンバーらで大掃除を行って12日(金)にプレ再オープン、13日(土)本格的な再オープンを予定している。道の駅の運営は新会社の(株)よがんす白竜(同所、伊藤京三社長)が委託を受け、新体制で周辺の活性化事業を展開していく。
国道432号沿いの「よがんす白竜」は1995年、当時の大和町が国の補助を受け白竜湖周辺整備事業の一つとして道の駅を登録、総事業費約3億5千万円をかけて翌96年9月にオープンした。建材には国際交流で縁のある米国の姉妹都市ギャロウェイからの輸入資材が使われている。地元のハト麦を使ったうどんなどを提供してきたレストランのほか売店、休憩所、身障者用トイレなどがあり、駐車場は普通車17台、大型車3台。

2013年04月01日号掲載  

5月 福山で「The Taste Markets 02」

備後地域の特徴ある製造業やデザイン業などの交流を促進し、地域活性化を目的に活動している備後デザインサロン(高橋伸幸代表)は昨年に続き2回目となる展示会「The Taste Markets(テイストマーケット)02」を5月17日(金)から19日(日)の3日間、kokon(福山市明治町2―5)を会場に開催するため、出展希望者を募集している。後援は福山商工会議所と中国経済産業局。
同展示会は製品供給側と消費者をつなぐマーケティングの機会として創出。備後デザインサロンでは供給側の製造、デザイン、販売店がプロジェクトごとに協業しながらプランニングや新製品開発を進めており、その発表の場となる。前回はサロン参加者のみの出展だったが、地域や対象を広げた。中日の18日(土)にはデザイン事務所graf代表で京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授としても活躍する服部滋樹氏が展示品へのアドバイスも行う。

2013年03月10日号掲載  

向島でサイクリストの気持ち学ぶ講演会

コンサルティングなどを手掛ける(株)サイクルポートプランニング(尾道市因島重井町、山中敏裕社長)は4月13日(土)午後1時30分から4時まで、尾道市民センターむかいしまを会場に、サイクリングの魅力やサイクリストの心理を前提としたおもてなしのあり方を考える講演会を開く。後援は尾道市、尾道商工会議所、因島商工会議所、瀬戸内しまなみ海道振興協議会、尾道観光協会ほか。
第1部は愛媛県今治市のNPO法人シクロツーリズムしまなみの宇都宮一成氏が「僕の人生を変えた自転車の話」をテーマに話す。第2部はNPO法人自転車活用推進研究会理事、(一社)日本自転車普及協会事業評価委員の瀬戸圭祐氏が「ここがツボだよ!サイクリストのおもてなし」と題して話す。

2013年03月01日号掲載  

三原臨空商工会が新たに2事業

三原臨空商工会(本所=三原市本郷南、梅本秀明会長)はこのほど2つの新事業を始めた。
ネット通販支援事業では、まず工業製品や食品、農産物などで特徴のある製品を販売している会員事業所の情報発信をサポートする。今年度内に「広島ど真ん中市場」のネーミングで参加事業所の製品情報をまとめて発信するサンプルサイトを開設する計画。会員の販路開拓を支援しながら、将来はネット通販サイトを加えて、通販自体の管理代行も同商工会が行う。もうひとつの事業は買い物弱者支援。管内地域でも個人商店が減少しており、高齢者や介護家庭、子育て家庭らが買い物に困るという課題の解決を目指すもの。参加店が宅配希望者からファックスや電話で直接注文を受け、車などで商品を届けるスタイルを推進、その環境整備に取り組む。

2013年02月20日号掲載  

(一社)人財共育研究所が講座開催など活動本格化

「共創・共育・共進」をテーマに能力開発やまちづくり活動に取り組む(一社)人財共育研究所(福山市笠岡町、桒田慶子代表理事)は、メンター養成講座や講演会を相次いで計画、活動を本格化させている。
「支援者」「助言者」を意味するメンターの普及を目指す人財共育研究所は昨年9月に設立。理事4人全員がメンタリングインストラクタースキル資格を取得している。前身の「人財サポートふくやま」の時から引き続き実施しているメンター養成講座のほか、コミュニケーションや傾聴に関する講座、メンタリングなどを手掛ける。

2013年02月10日号掲載  

歯周病テーマに府中法人会女性部会が講演会

(公社)府中法人会女性部会の主催で26日(土)午後2時から3時30分まで歯周病対策をテーマとした新春講演会が開かれる。
講演タイトルは「健康で快適な生活を送るために」。講師は医療法人社団東陽会和田歯科医院の和田圭祐副院長(非常勤)。歯周病治療の難しさ、歯周病と全身疾患との関係、インプラント治療、米国最先端の治療などについて解説する。講師は広島大学歯学部卒業。名古屋大学医学部大学院で博士課程を卒業、アメリカの大学で研究に取り組み、平成21年にアメリカ歯周病学会認定医取得。翌22年にはアメリカの若手教官の臨床研究と教育の最高栄誉とされる同学会ネビンス賞を受賞、23年にアメリカ歯科医師意免許も取得した。現在はペンシルバニア大学歯学部付属病院で歯周病専門医として教鞭を執っている。

2013年01月20日号掲載  

初の「因島キッズフェスタ」1千人来場

昨年12月23日、尾道市因島重井町の因島フラワーセンターを会場に「第1回因島キッズフェスタ」が同実行委員会の主催により「見て・遊んで・踊って・感じる」をテーマに行われた。
社会福祉法人若葉(尾道市因島大浜町)の副島宏克総合施設長の提案をもとに、尾道市や因島観光協会、尾道エフエム放送㈱が後援し、因島キッズフェスタ実行委員会(村上玉樹実行委員長)が発足。若葉内に事務局を置き、準備を進めてきた。当日はボランティアを含め1千人近くが来場。昔遊びや手作り教室のほか、ステージでは子供たちによる地元の馬神太鼓の演奏やキッズダンスなどのパフォーマンスを楽しんだ。

2013年01月10日号掲載  

平成24年 備後の話題・経済20大ニュース

今年を振り返ろうとするいまは自由民主党の歴史的逆転大勝利、与党で戦った民主党の地すべり的大敗北の最中。
備後地方でもいろいろ話題、経済ニュースがあったが、それらが今後どのように絡んで日本の未来を紡ぐことになるのか、大いに気になる師走を迎えている。

2012年12月20日号掲載  

「マチオモイ帖」がゆうちょカレンダーに

尾道市因島重井町出身、大阪のデザイン会社(株)一八八に所属するコピーライター村上美香さんが発案した「マチオモイ帖」がゆうちょ銀行のカレンダーに採用された。
マチオモイ帖は、震災を機にクリエーターの立場から可能な社会貢献を模索していた村上さんが「故郷への想いを自分の表現で伝える」との使命感から作成した小冊子「しげい帖」がきっかけ。「マチオモイは、ひと想い。」をタイトルとしたゆうちょ銀行のカレンダーは広げればA3サイズ。「しげい帖」も10月面に登場。配布は既に全国の郵便局で始まっている。偶然にも、表紙と1月面に選ばれたのは府中市河面町出身のイラストレーター、ヒラノトシユキさん。

2012年12月10日号掲載  

仮装大会 知事ら800人が尾道パレード

第1回全国仮装大会inおのみち2012(同実行委員会主催、平谷祐宏大会会長=尾道市長、髙橋貞昭実行委員長=山陽工業(株)会長)が11月17日の前夜祭と翌18日のパレード、審査発表会の日程で実施され、尾道市の中心市街地は約7万人の人出でにぎわった。
パレードは尾道本通り商店街を東から西へ進行。漫画や映画のキャラクターやビール缶、ロボット、オリンピック選手、ピエロ、天使など参加者87チーム約800人が思い思いの出で立ちでパレードした。

2012年12月01日号掲載  

尾道商議所120周年で記念式典

尾道商工会議所(福井弘会頭=(株)井亀之助商店社長、尾道市土堂)は11月27日、しまなみ交流館で創立120周年の記念式典と記念講演を開いた。
初めに福井会頭が「消費不況も続いており、先行きに予断は許せないが、尾道を取り巻く環境には明るい話もある。平成26年度には中国自動車横断道尾道松江線が全通、しまなみ海道全通15周年行事、瀬戸内海国立公園指定80周年に基づく瀬戸内しま博覧会が予定されている。その拠点都市尾道は飛躍のチャンス。尾道商人の知恵を出し合い、行政や関係諸団体と協力してチャンスを生かしたい。またきめ細やかな中小企業支援を行い、より信頼される会議所運営を目指したい」とあいさつ。続いて井辺國夫中国経済局長、湯﨑英彦広島県知事、平谷祐宏尾道市長らの来賓が祝辞を述べた。
記念講演は商工組合中央金庫代表取締役副社長の杉山秀二氏が「自ら考える中小企業」のテーマで経済産業省中小企業庁長官、同省事務次官などの経験を通じて得た人脈から感じた中小企業経営に大切な要素などを話した。

2012年12月01日号掲載  

創立120周年尾道商工会議所 27日に記念式典と講演

今年創立120周年を迎えた尾道商工会議所(福井弘会頭、尾道市土堂)は27日(火)午後2時から4時まで、しまなみ交流館で記念式典と記念講演を開く。
井辺國夫中国経済産業局長、湯崎英彦広島県知事らを招いて記念式典を実施。記念講演では商工組合中央金庫代表取締役副社長の杉山秀二氏が「自ら考える中小企業」のテーマで話す。また同日から記念特別展を行う。尾道商業会議所記念館で午前11時からオープニングで、文化勲章受章の圓鍔勝三氏のご家族から寄贈された作品「大黒天」の除幕式を実施。尾道が生んだ銀行史、豪商の所蔵品などを展示する。入館無料で、来年1月9日まで。

2012年11月20日号掲載  

西国寺で和作忌 洋画家瀬島匠氏に和作賞

西国寺(麻生章雄住職)で4日、第38回和作忌法要が営まれ、約70人が洋画家小林和作画伯の墓前で手を合わせた。持仏堂で小林和作賞の表彰式としのぶ会も開いた。
和作賞表彰式では受賞者の美術家(洋画・写真)瀬島匠氏に尾道市教育委員会の山北篤委員長から表彰状と目録が手渡された。瀬島氏は因島田熊町出身。昨年は上野の森美術館の大賞も受賞。尾道と東京を頻繁に往復し、造船をテーマにした作品を多数制作している。和作賞受賞について「画家だった父も作品を買ってもらうなど励まされ、和作先生の影響を受けた。賞に恥じないようがんばりたい」と抱負を述べた。

2012年11月10日号掲載  

福山のカフェ&スペースリンクで異業種交流会

今年8月オープンの「Café&Space Link」(福山市新涯町)が主催して27日(土)午後8時から11時まで同所で「あつまる・つながる」をテーマに異業種交流会を初めて開く。
参加者は、塾経営の横山塾(福山市南手城町、横山忠義塾長)が社会人向けに開講している「大人ゼミ」受講者が中心となる予定。「大人ゼミ」は教える力、伝える力を磨く講座。日常のコミュニケーションから業務改善まで応用できる範囲は幅広い。保険や建築会社の営業担当、飲食店オーナー、美容師、経営者、大学講師など、福山、尾道、岡山在住の様々な受講者が学んでいる。

2012年10月20日号掲載  

ワタミの渡邉氏招き「福の山フォーラム2012」

(社)福山青年会議所(細羽雅之理事長)と日創研福山経営研究会(高橋英樹会長)、広島県中小企業家同友会福山支部(能登伸一支部長)は、10月26日(金)と27日(土)の両日、まちづくりをテーマにした「福の山フォーラム2012」を開催する。
26日(金)午後7時からリーデンローズ大ホールで、第1部は東証一部に上場したワタミ(株)の渡邉美樹氏と羽田皓福山市長、福山青年会議所細羽雅之理事、日創研福山経営研究会高橋英樹会長、広島県広島県中小企業家同友会福山支部能登伸一支部の4氏によるパネルディスカッション「夢を語ろう」。第2部渡邉美樹氏を講師に「夢をかたちに」のテーマで講演を行う。受講料は2000円。

2012年10月01日号掲載  

三原法人会 社団化30周年で情熱のフラメンコ公演

(公社)三原法人会(勝村善博会長)は社団化30周年記念事業として11月17日(土)午後3時から市内宮浦の三原市芸術文化ホールポポロを会場にフラメンコ公演を実施する。
アリシア&ネストルフラメンコ舞踊団が歌、踊り、ギターと手拍子が会場を盛り上げる。終演は午後4時50分。5時30分からは舞踊団メンバーと一緒にポポロでのイルミネーション点灯イベントを行う。来場者が未来の三原への夢や希望を短冊ボードに記載し、電飾する樹木にかける。入場無料。整理券が必要で、三原法人会、三原商工会議所、三原臨空商工会、ポポロで配布している。

2012年10月01日号掲載  

(株)鈴木事務機30周年 フェアと「エコと福祉まつり」

(株)鈴木事務機(三原市本郷南、鈴木章社長)は21日(金)、同社を会場に創業30周年を記念したビジネスフェア、22日(土)は3回目の「エコと福祉まつり」を実施する。
ビジネスフェアではゼロックスの最新複合機や監視カメラを紹介。シュレッダー屑をトイレットペーパーに再生する装置で福祉施設などに導入実績のある「ホワイトゴート」のカタログを設置、機能や導入時の補助金に関する説明を行う。ほかに中古パソコンの特価販売、ドキュワークス研修会なども予定している。

2012年09月10日号掲載  

(株)菊屋マンション社長 能宗孝さんの紹介本が発刊

 (株)菊屋マンション社長で福山自動車時計博物館館長の能宗孝さんを紹介した著書が出版され、7月29日には菊屋マンションの法人化23周年と出版を祝うパーティーが福山ニューキャッスルホテルで開かれ、能宗さんをまちづくりのパイオニアとして知る人など全国から約250人が祝賀の宴に駆け付けた。
 「備後・福山の暴れン坊 能宗孝という男」という著書の副題は「福山市の天敵!直言士」。著者は㈱展望社(広島市)の弥山政之社長。B5サイズ本文180ページ。1995円で地元を中心に有名書籍店で販売されている。

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2012年08月10日号掲載  

「商工会議所知って」5日 竹原商議所が初の開放デー

竹原商工会議所(山本靜司会頭)は5日(日)午前10時から、商工会議所の存在価値やその仕事を広く知ってもらうことを目的に「開放デー」を初めて実施する。後援は竹原市教育委員会。
内容は、小学生を対象に仕事体験を楽しんでもらう「OSHIGOTOの国タッピーズ」と、地元の企業紹介、ゲームコーナー、飲食屋台。子どもだけでなく商工会議所の存在をよく知らない事業者などに対しても存在をアピールする。

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2012年08月01日号掲載  

拝見 銀座にオープン 広島ブランドショップ TAU

7月16日、広島県の事業として計画を進めてきた東京銀座の広島ブランドショップ「TAU〜SETOUCHI HIROSHIMA〜」(東京都中央区銀座、坂山博隆店長)がグランドオープンを迎え、午前8時前から並んだ福岡在住の男性を先頭に100人以上の一般客がガス灯通り両側に行列を作った。
それに先立つ15日にプレス内覧会を実施。湯崎英彦広島県知事から広島市出身の女優戸田菜穂さんへ「ひろしま観光大使」委嘱状と名刺、ハート型のレモンが渡された。16日は一般公開前に「おしい!委員会」の西城秀樹さん、モデルの相沢沙世さんを招きオープニングセレモニーを実施。広島を発った第一走者・湯崎知事から乗り継いで来た自転車が51番目の「おしい!委員会」秘書・杉原杏璃さんとともに到着し、鏡開き、フォトセッションなどの後、ショップがオープンした。

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2012年08月01日号掲載  

海フェスタおのみち 14日の開会式で開幕

海フェスタおのみち(主催=第9回海フェスタ実行委員会=平谷祐宏尾道市長)が7月14日、JR尾道駅前のしまなみ交流館で行われた開会式から始まった。
開会式には湯﨑英彦県知事、国土交通省中国運輸局次長代理、林正夫県議会議長らを来賓に、イベント会場を受け持つ尾道、福山、三原の3市首長(福山市は代理)が実行委員会側代表として出席。海の恩恵に感謝し、海に関する産業の発展を祈るイベントの主旨に応じた主催者、来賓のあいさつのほか、公募で選ばれた海フェスタおのみちのシンボルマークと標語の入賞作品受賞者表彰式、ベッチャー太鼓や書道のアトラクションなどが行われた。

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2012年07月20日号掲載  

いつでもツールドしまなみ始動 6橋で「ロケタッチ」

しまなみ海道に設置したポイントを回り、証拠を提示すると完走証明書が有料で得られる「いつでもツールドしまなみ」事業が同実行委員会(徳永修委員長=尾道冷凍工業(株)専務)の運営で海フェスタ開幕と同じ7月14日にスタートした。
 同事業は最新の位置情報システム「ロケタッチ」とサイクリング・ナビマップのコラボレーションにより実現。ロケタッチは大手企業が運営する新サービスでスマートフォンなどネット機能付き携帯電話、同タブレットのGPS機能を使って設定エリアに近づくとそのポイント独自の電子シールが手に入る。しまなみ海道には6橋にポイントが設定してあり、シール6枚を集めて完走証明書の発行を委託している尾道グリーンヒルホテルに行けば、いつでもしまなみ完走証が手数料1,000円で発行してもらえる。

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2012年07月20日号掲載  

尾道市商連 尾道本通り2020ビジョンを策定へ

尾道市商店街連合会(木織雅子会長)の総会と懇親会が6月27日グリーンヒルホテル尾道で開かれ65人が参加した。
佐藤彰洋活性化委員長が、前年実施したスノーイベントやクリスマスイルミネーションなどの活動報告と尾道市立大学小川ゼミを中心に実施したアンケート事業を報告。尾道本通りの2020ビジョンを発表したいと締めくくった。木織雅子会長はm商店街の後継者不足が問題で空き店舗が目立っていたが6月には新しく事業を始める人に有利な条件で店舗を賃貸する「チャレンジショップ」をスタートさせ、2店舗がオープンしたことを報告した。

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2012年07月10日号掲載  

災害時要援護者受入れ 三原市が社会福祉法人と協定

三原市は6月29日、災害発生時に高齢者や障害者など一般避難所での生活が困難な可能性のある要援護者を受け入れる施設として、市内の7社会福祉法人と福祉避難所の設置運営に関する協定書を締結した。
締結先は三原市社会福祉協議会、松友福祉会、三原福祉会、広島聖光学園、泰清会、本郷福祉会、亀甲会で、31施設が対象となっている。災害発生時に、要介護3以上の人、一人暮らしで75歳以上の高齢者や、75歳以上の高齢者だけの世帯、障害者、妊産婦や乳幼児といった要援護者の二次的避難先となる内容。

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2012年07月10日号掲載  

尾道で初「海辺のおのバル」 三原は3回目「はしご酒」

「はしご酒」「バル」など、お酒をテーマに中心市街地での回遊性を高め、市民や観光客の新店開拓支援を通じて飲食店を活性化させる仕組みが備後地域でも広がっており、主催者やスタイルを変えながら定着を見せている。
今年度は尾道市海フェスタ推進室内に事務局を設け、新たな企画として15日(日)に「海辺のおのバル」が行われる。次回以降の運営体制を見据え、市内外で居酒屋を展開する(有)いっとくの山根浩揮社長を中心に調理師会や飲食組合など民間を主なメンバーとしたプロジェクトチームを結成。行政を事務局とし、イベント成功に向けて準備が進んでいる。
三原では一昨年に初開催した「浮城・歩(ぶ)ラリ〜 はしご酒」が今年で3回目。昨年までは三原商工会議所サービス部会の藤原聖士部会長が実行委員長を務め、広島県飲食業衛生同業組合三原支部が協力する形で運営と仕組み作りを進めてきた。今回は過去2年で積み上げたノウハウをもとに、飲食組合が主体となって実行委員会を立ち上げ、池田斉実行委員長と5人の副実行委員長が中心となり準備を進めている。開催は26日(木)。

2012年07月01日号掲載  

尾道商店街の荒神堂通り チャレンジショップオープン

商店街を活性化させようと空き店舗を小さく分割して資金力のない若手事業主にも起業しやすいテナント店舗を提供するチャレンジショップが9日、尾道市土堂2丁目の荒神堂通りにオープンした。尾道市商店街連合会有志など若手を中心に集まった約20人が参加するおのみち街づくり会社が運営。県にNPOの認可を申請しており、理事長には尾道市商店街連合会活性化委員長の佐藤彰洋さん(佐藤紙店)が就任予定。
 チャレンジショップは経営者の高齢化から廃業したおもちゃ店跡。約114平方mの店舗を3区画に分割し、通り沿い正面にゆとりのスペースを設けた。向かって左側はフレッシュジュースを中心にしたカフェ、正面は雑貨系の販売店舗として入居交渉中、左側はお弁当・惣菜を販売する「くぼた」。

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2012年06月20日号掲載  

非営利法人が活動開始 備後まちづくり共議会

地域情報を発信しながら異業種の交流を進めようとNPO法人備後まちづくり共議会を福山市神辺町の田原健広さん(36)が中心となって5月9日に設立した。備後まちづくり共議会は事業に芸術家やこだわりを持つ中小企業の逸品を販売するネットショップの運営、会員らの交流、地域情報の発信という3本柱を持つ。
田原さんは神辺商工会にも所属し、そこで知り合った仲間も多く、会員は福山、府中、尾道の3市と神石高原町など備後地域から30代、40代の若手事業主を中心に24人。ネットショップは非営利主義。年間2,000円程度の費用で、1つの商品を販売できる仕組みにする。現在はこだわり生産の無農薬米を試験的に販売しており、販売力の弱い営業弱者の支援を基本とする。

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2012年06月20日号掲載  

バース整備から1年 おのみち海の駅活性化委員会発足

尾道商工会議所ビル東側に整備されたヨット等の係留施設海の駅が開設されて1年が経つことから、利用促進を目的に任意団体「おのみち海の駅活性化委員会」が発足した。
同活性化委員会はヨットやクルーザーで海を楽しむ経験者を中心に有志が集まり、5月29日に設立総会をグリーンヒル尾道で開いた。会長に桑田文隆氏(山丸汽船(株)=尾道商工会議所副会頭)が就任、顧問に平谷祐宏尾道市長を迎えた。アテンダント部会、バースアミューズメント部会、アテンダント部会からなる。問い合わせは(株)ホンダカーズ尾道(℡0848・20・3577)内の同委員会・山田幸一副会長まで。

2012年06月10日号掲載  

今年も笠岡で「全英への道〜ミズノオープン」

スポーツ用品大手のミズノ(株)主催、社団法人日本ゴルフツアー機構が主管して開催する「〜全英への道〜ミズノオープン」が、昨年に続いて今年もJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(笠岡市鋼管町)で開催される。
期間は6月21日(木)から24日(日)までの4日間。21・22日の予選ラウンドは両日とも午前7時10分スタート。23・24日の決勝ラウンドは午前8時スタート。(財)日本ゴルフ協会、(社)日本ゴルフトーナメント振興協会、中国ゴルフ連盟、岡山県、笠岡市、福山市に地元メディア、岡山県ゴルフ協会、広島県ゴルフ協会、西日本旅客鉄道㈱が後援、R&A全英オープン実行委員会、英国大使館が特別後援。協力は笠岡商工会議所、福山商工会議所、笠岡市ゴルフ協会、福山市ゴルフ協会、中四国プロゴルフ研修会、PGA近畿地区研修会。特別協力はJFEスチール㈱、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部、各メディア。賞金総額1億1000万円、優勝賞金2200万円。

2012年06月01日号掲載  

三原で清掃奉仕 警備の(有)エイチ・アイ カンパニー

各種警備の(有)エイチ・アイ カンパニー(尾道市新浜、宮元博明社長)は4月28日、三原市新倉2の市沼田川河川防災ステーションで恒例の清掃ボランティア活動を行った。
平成12年に創業した同社は、翌13年に初の大型案件として三原バイパス頼兼工事に関する警備業務を受注。無事故で業務を終え、その縁に感謝すると共に、「自分たちが関わった工事現場では、工事終了後もきれいな環境を続けて欲しい」との思いから、平成16年に防災ステーションの清掃ボランティアをスタート。その後も2年毎の4月に実施している。今年3月には三原バイパスが新倉町から糸崎まで全線開通し、工事も一区切り。5回目となった今回は同社のスタッフ約20人が参加した。


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2012年05月10日号掲載  

広島県からダブル受賞 三原の陶芸家稲留さんと世羅の芳賀さん

陶芸家の稲留清彩さん(清彩苑主宰、三原市本郷町)と、芳賀(はが)稔さん(世羅町)の2人が第5回現代茶陶展でそれぞれ「TOKI織部奨励賞」を受賞した。37都道府県の280人から380点の応募があり、今回の入賞は大賞1点ほか優秀賞、奨励賞で計9点。広島県から2人が奨励賞をダブル受賞した。14日(土)から22日(日)までセラトピア土岐(土岐市)で入選作の展示が行われる。
稲留清彩さんは「三ツ足花器」、芳賀稔さんは「茶埦」で受賞。芳賀さんは全国公募展への応募、受賞ともに初。

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2012年04月10日号掲載  

日本商工会議所表彰 永年勤続表彰50年で高橋貞昭さん

第115回日本商工会議所表彰の永年勤続表彰50年で、尾道商工会議所常議員で(株)山陽工業会長の高橋貞昭さんが受賞した。
商工会議所は全国に514あり、そのうち50年の勤続表彰を受けたのは高崎商工会議所と尾道商工会議所。尾道商工会議所は今年120周年を迎えるが、同賞受賞は初めて。高橋常議員は1961年12月に議員に就任、1969年10月から常議員、1985年12月から副会頭、1988年12月から現在常議員を勤めている。

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2012年04月10日号掲載  

尾道市社会教育委員会議議長の元廣清志さん 委員連合表彰受賞

尾道市社会教育委員会議議長で(有)元廣建築設計事務所の元廣清志社長はこの度、平成23年度全国社会教育委員連合表彰を受賞した。
全国社会教育委員連合は、社会教育関係者との連絡、協力体制を確立して、社会教育に関する諸事業を行い、社会教育の振興に寄与することを目的とする一般社団法人。
元廣清志さんは、平成3年に尾道市の社会教育委員の委嘱を受け、市社会教育委員連絡協議会議長、尾三地区社会教育委員連絡協議会会長、広島県社会教育委員連絡協議会副会長として活動。長年にわたりこうした社会教育推進に尽力し、県内において指導的役割を果たしていることから受賞した。

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2012年04月10日号掲載  

「だるま」にあやかる限定商品多数 道の駅みはら神明の里開業

三原商工会議所など地元団体やケーブルテレビの出資を受けた指定管理会社(株)道の駅三原(伊達和仁社長=三原商工会議所副会頭)が運営する「道の駅みはら神明の里」(三原市糸崎、今井惠一駅長)が3月24日オープンした。同31日には三原バイパスも開通し、地元の魅力の情報発信と市内回遊を促進する拠点としての期待が高まっている。
初日は約3千人、2日目は5千人以上、その後も3000〜5600人とオープン景気が続いている。市観光課によると1週間で持ち帰られた三原市観光パンフレットは約3千枚。道の駅パンフも増刷、城下町マップも飛ぶようになくなる。約80台収容の駐車場で見かけるのは福山、広島ナンバー車が多いが「数日の間に三原に関する膨大な情報が持ち帰られたのは確か」と今井駅長は話す。

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2012年04月10日号掲載  

尾道・庄原・竹原・府中・三原 ご当地お好み焼が「広島てっぱん同盟」

「お好み焼き」を中心にした食の地域連携を目指す「広島てっぱん同盟」が3月24日、湯﨑英彦県知事を立会人に迎え、尾道ロイヤルホテルで結成・調印式を開いた。
広島てっぱん同盟に参加する地域は尾道、庄原、竹原、府中、三原の5地域で、地域それぞれの特徴を生かしたご当地お好み焼きの普及に取り組む市民団体が参加した。参加したのは尾道てっぱん料理くらぶ(宇根本茂会長)、庄原焼きプロジェクト連絡会議(西田学会長)、たけはら焼応援隊(土居龍二会長)、備後府中焼きを広める会(粟根克哉会長)、三原てっぱん研究会(大川琢治会長)の5団体。庄原商工会議所内に事務局を置く。地域特性を生かしたお好み焼きの全国発信を行いながら、観光客の周遊性を高め、広域連携の地域づくりを目指した活動を行っていく。

2012年04月01日号掲載  

京都相国寺で七類堂天谿個展 日本初雪舟ゆかりの水墨画展

雪舟ゆかりの中国天童禅寺から雪舟再来と認められ、日本で雪舟が修行した京都・相国寺の有馬賴底管長から「天谿」の号を受けた七類堂天谿氏(アトリエ=尾道市潮見町)がいよいよ相国寺の承天閣美術館で国内最初の個展を開く。
副題は「雪舟を超えよ―奕々たるその神彩―」。主催は同美術館と読売新聞社。後援は中国天童禅寺、寧波市天一閣博物館、尾道市、日中臨黄友好交流協会など。6月10日までで会期中無休。七類堂天谿氏は昭和36年尾道市生まれ。大阪芸術大学在学中から水墨画の中の道釈画の研究を始め、その道を究める。平成18年に雪舟ゆかりの中国天童禅寺より雪舟以来となる「天童第一座」の称号を受け、21年6月には同寺のある寧波市で文化の中心的施設となっている天一閣博物館を会場として日本人初の個展も開催。今回の個展はいよいよ雪舟ゆかりの総本山相国寺(金閣寺を持つ寺院)での個展となる。

2012年04月01日号掲載  

「福山駅前広場バスのりば」行き先別10バースに専用化

福山市はJR福山駅前広場バスのりばの整備を進めていたが、3カ所に分散しバス会社別だったのりばも10バースに集約、到着専用の2バースと合わせ12バース体制で3月20日から運用を開始した。
のりばは1番が北部方面、2番東部方面、3番高速バス、4番南部方面、5番南西部方面、7番北西部方面、8番北東部方面、9番南東部方面、10番中心部循環線。
駅舎近くにバス案内所、広場南側にバスの待機バースも8台分を開設しており、タクシー乗り場も整理し、29日には現地で完成式を行った。1日約1800便の路線バス、東京、大阪、高知、松江、広島などへの高速バスが発着する「福山駅前広場バスのりば」が完成し、乗降場の全面運用により利用者の利便性も向上している。

2012年04月01日号掲載  

情報発信拠点「アヲハタジャムデッキ」4月5日オープン

家庭用ジャムで高いシェアを持つアヲハタ(株)(竹原市忠海中町、野澤栄一社長)は、ジャムを中心にした情報発信の拠点施設として本社工場隣接地に「アヲハタジャムデッキ」を新設した。4月5日(木)来賓や関係者が出席してオープンを祝うテープカットを行い、利用を始める。
鉄骨造り平屋建て約600㎡規模。ミニジャム工場を約2億5千万円かけて改装した。ジャム作り体験室「ジャム工房」、150インチの大画面を備えた「オリエンテーションシアター」、商品ギャラリーやショップ、瀬戸内海を展望できるスカイデッキもある。創業80周年記念事業の一環ともなっている。

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2012年03月20日号掲載  

三原出身フォトグラファー冨田寿一郎さん 新宿で4月に個展

三原市東町出身のフリーフォトグラファーで、東京を中心に活動している冨田寿一郎さん(31歳、東京都杉並区)が、4月13日(金)から26日(木)まで新宿のイメージングギャラリーエプサイト(東京都新宿区西新宿、新宿三井ビル1F)で個展を開く。有名雑誌の写真や商業写真撮影で活躍中の冨田さんは広島でも営業活動を始め、近い将来帰郷を計画。個展を東京での活動に一区切り付ける集大成と位置付け、準備を進めている。
実家は冨田酒店(三原市東町)。日本大学芸術学部写真学科を卒業後写真事務所で修業し、独立して5年。東京をベースに、小学館「BE―PAL」や宝島社「田舎暮らしの本」など雑誌の地方ロケ写真や広告写真の撮影を手掛ける。東日本大震災を機に郷土への思いが強まり、将来の帰郷を決め、今までの活動の集大成としてエプソンが運営するギャラリーの公募展に応募した。

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2012年03月20日号掲載  

尾道観光協会が因島でイベント「アップ トゥ ライフ」

尾道観光協会しまなみ海道サイクリング事業の主催で17日(土)午前10時から午後3時まで、「さいくるぽーと・いんのしま」(因島マリーナ、尾道市因島重井町)を会場に、健康を考えるイベント「アップ トゥ ライフ」を初めて実施する。後援は地元商議所などのほか、姉妹都市となった松江市、松江観光協会。
午前2講演と紙芝居、午後から3講演のほか飲食、自転車試乗会、子ども楽しめる企画などバラエティ豊か。自転車ブースではアンデックス㈱が開発したオリジナル自転車「凪スピード」の試乗、福山の専門店LIBERTYSがモトクロスバイクの試乗会を行う。その他展示ブースでは、宮地真一さんの似顔絵コーナー、重井出身のコピーライター村上美香さんが手掛けた「しげい帖」の展示、缶バッチ制作体験など。入場無料。

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2012年03月10日号掲載  

三原JCが50周年記念事業 18日ポポロで田原総一朗講演

(社)三原青年会議所(三原JC、小林正典理事長)は創立50周年記念事業として18日(日)午後2時30分から三原市芸術文化センターポポロを会場にジャーナリストの田原総一朗氏を講師に迎えて講演会を行う。テーマは「先の見えない時代を読む〜他では聞けないここだけの話〜」。情報が氾濫する時代に、その情報を見極めて生かすヒントを話す。
講師は早稲田大学卒業後、映画会社やテレビ東京勤務を経て独立し、政治や経済、メディアなどに関して活発な評論を行っている。人気番組「サンデープロジェクト」「朝まで生テレビ」などで活躍、98年には「テレビジャーナリズムの挑戦を評価され、「ギャラクシー35周年記念賞」を受賞した。参加無料で定員1,200人。入場整理券を三原商工会議所とポポロで配布中。講師への事前の質問も9日まで受け付ける。

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2012年03月01日号掲載  

村上美香さんの「しげい帖」 全国に共感広がる

尾道市因島重井町出身で、現在大阪のデザイン会社に所属するコピーライター村上美香さんが、故郷重井の思い出や愛情を写真や文章で表現した小冊子作品「しげい帖」から新たなムーブメントが起こっている。
コンセプトに共感したデザイナーなどクリエーターが出身地や住んでいる町への思いを詰め込んだ「マチオモイ帖」を集めた展示会「my home townわたしのマチオモイ帖」が26日まで東京ミッドタウンで開かれており、きっかけを生んだ村上さんも運営者側として携わりつつ、今後の広がりに期待を高めている。

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2012年02月20日号掲載  

中高生がイベント企画団体「みはらUC」 三原JCが活動支援

(社)三原青年会議所が昨年、子どもの自立心や協調性を育むことを目的に、中高生主導で三原やっさ祭りを盛り上げるイベントを行ってもらおうと呼びかけて結成した「やっさchildren」をきっかけに、11月に地元高校生による「みはらUC(United Children)」が設立された。
UCは、国内約50地域で中高生が自主的に設立、運営している団体。地域貢献などを目的にイベントやプロジェクトを企画から準備、運営まで自分たちで行い、仲間の輪を広げながら成長を目指す。卒業後もOB、OGとして可能な範囲でサポートに関わる仕組みができている。1月15日には市内城町のサン・シープラザで6回目のミーティングを行い、メンバーは10人に。次は2月の神明市に関連する企画の実現を目指す。

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2012年01月20日号掲載  

20周年で「お楽しみ企画」 三原のギャラリーK 16日から

画廊のギャラリーK(三原市和田、小林久男代表)は開廊20周年を迎えたことを記念し、16日(月)から2月18日(土)までの約1カ月間、「お楽しみ企画」を実施する。
国内外の作家が手掛けた絵画や版画、オブジェ、陶芸などバラエティ豊かな約100点を出品。宮元政治、須田剋太、吉岡一、前川雅章、マリノ・マリーニ、イカール、加山又造、千住博、藤浪理恵子、愛謳、日比野克彦、篠田桃紅、戸谷成雄など、陶磁器はオールドノリタケ。掘り出し物も多い。午前10時から午後6時で、日曜と祝日は休み。
ギャラリーKは平成3年12月に開廊。コレクション展を皮切りに、金工やジュエリーアート、万華鏡などを含め多彩なジャンルの作家を紹介。コンサート企画も積極的に実施、国道185号線沿いのアート発信拠点として存在意義を高めてきた。

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2012年01月10日号掲載  

松江市と姉妹都市盟約 2月5日松江市で両市長と関係者出席

尾道市は昨年12月議会で、島根県松江市(松浦正敬市長)との姉妹都市を議決した。
尾道市と松江市は、中国横断自動車道尾道松江線が平成26年全線開通目指して建設工事が進んでいることから、その完成を契機として産業、芸術文化、スポーツなど幅広い分野において市民主体の交流を進め、相互の友好と親善を深めるため、姉妹都市盟約の締結に向けて準備を進めている。
2月5日(日)、松江勤労者総合福祉センター「松江テルサ」(JR松江駅前)において、両市関係者が出席して調印式が行われる。

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2012年01月10日号掲載  

尾道出身でカープへ入団 土生翔平選手を激励

尾道市美ノ郷町出身で広島東洋カープへ昨年秋入団を決めた土生翔平選手の激励祝賀会が1月1日、地元の木頃小学校体育館で開かれ、地域の応援者ら約300人が本人を取り囲んで地元での成長を振り返りながら今後の活躍を願った。
 平谷尾道市長、檀上尾道市議会議長ら来賓も祝いに駆け付けた。会の主催は木頃地区社会福祉協議会(眞神田嘉英会長)、木頃小学校育友会(宗本順二会長)、木頃地区体育協会(大本和英会長)。開催委員長の橋本信美氏が「カープをしっかり引っ張っていってほしい」と激励、土生選手が感謝の言葉の後「入団できたのは地域の方の支援があってこそ。これからもよろしくお願いします」と応えた。土生選手は平成元年9月生まれの22歳。木頃小学校、三木中学校を経て広陵高校へ進学、同高校を夏の甲子園準優勝に導いた。その後早稲田大学に入学、4年生の現在は野球部主将を務めている。

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2012年01月10日号掲載  

少年サッカー12チームが熱戦 笠岡で第3回サンラヴィアン杯

里庄フットボールクラブが主催し、洋菓子製造の(株)サンラヴィアン(浅口郡里庄町、占部守弘社長)が特別協賛して、4日、笠岡市平成町の笠岡市総合スポーツ公園を会場に「第3回サンラヴィアン杯 里庄少年サッカー大会」が開かれた。
近隣の県からを含めて計12チームが出場し、家族らの力強い応援を受けて白熱した熱戦を繰り広げた。里庄フットボールクラブが優勝を果たし、2位は笠岡フットボールクラブ、3位は鴨方サッカースポーツ少年団だった。

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2011年12月10日号掲載  

臨空エリアの活性化目指しNPO法人ひろしま臨空飛来(トライ)

三原市本郷町善入寺の広島空港を中心とした臨空エリアの活性化を図ろうと隣接する3市1町からの多業種のメンバーで構成されるNPO法人ひろしま臨空飛来(トライ)の設立総会が11月15日、市内大和町の白竜湖リゾートで開かれた。
総会には社員予定者約20人が出席し、来賓には広島空港ビルディング(株)の玉川博幸社長、三原臨空商工会の梅本秀明会長らが招かれた。理事長には(株)鈴木事務機(三原市本郷町)鈴木章社長が、常務理事には(有)ITOテクノ(同大和町)伊藤京三社長が就任。その他の理事には地元社会福祉法人や運送、建設、中小企業診断士事務所などの代表者ら8人が就任。構成メンバーの居住地や会社所在地は三原市本郷・大和・久井町、世羅町、竹原市東野・忠海町東、東広島市西条・河内町と広域にわたる。業種も農業、グラウンドゴルフ場運営、スーパー、士業、食品加工、竹炭製造、養魚場などバラエティ豊か。農商工連携も視野に入れながら各社が強みを生かし活性化のための事業推進を目指す。事務所は鈴木事務機(本郷南)内。来春にはNPOとして認可される。

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2011年12月01日号掲載  

笠岡で「ラーメンパラダイス」 物産展や道の駅とコラボ企画も

笠岡商工会議所「ラーメンの町笠岡全国展開プロジェクト」推進委員会が主催の「第3回笠岡ラーメンパラダイス」が11月6日(日)JA倉敷かさや笠岡営農センターで開かれる。
午前10時オープニングでマスコットキャラクターの愛称発表、関連商品販売、ラーメンクイズ王選手権、午後1時からはシンガーソングライター千里ライブ、岡山龍谷高校地産地消ラーメン研究発表、大抽選会があり、午後3時で販売終了、4時にイベントを終える。
ラーメン横丁には笠岡ラーメンの9店が出展。飲食は焼喰、豊味、JCカネたこハウス、笠岡魚市場、味の店福助食堂、笠岡市漁協青壮年部潮会などが出店、備中備後麺の道&デモンストレーション販売コーナーには鴨方町手延べ素麺生産者協議会、福山ラーメンぶんぶん、キムチ美人本舗が出店。物産展にはアサムラサキ、カネソ22などが出店する。

2011年11月01日号掲載  

センスあるイベント 福山で「WITH THE SUNHOTEL」

ファッション雑貨卸などを手掛ける磯崎雅一さん(福山市多治米町)が企画し、11月2日(水)から5日(土)までの4日間、SUNHOTEL福山(㈱サンホテル、同城見町、坂田光徳社長)を会場に、地元作家やショップの展示販売、コンサート、講演、ファッションショーを内容としたイベント「WITH THE SUNHOTEL」が開かれる。3月に続いて今回が2回目。入場無料。
地元作家らによる出展のほか、3日(木・祝)はポップスバンド「月」によるライブ、4日(金)午後3時と6時からTVやCMで活躍中のヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さんのトーク、5日は午後1時から2時まで(株)ビュートリス(福山市水呑町、村上彗麗々社長)の自社ブランドの洋服をまとうモデルに山本さんとLaLa Verde竹下玲子さんがヘアメイクと顔のメイクアップを施し、ファッションショーを行う。

2011年10月20日号掲載  

9月25日(株)サンモルトなどが「とも潮待ち軽トラ市」

リフォームや増改築を手がける(株)サンモルト(福山市鞆町、小川真平社長)が中心となって、鞆鉄鋼団地内で9月25日(日)午前8時から午前11時30分まで、地元でとれた鮮魚や野菜、練製品、洋服などを軽トラックで運び、荷台で販売する「第一回とも潮待ち軽トラ市」を開く。
同団地内の駐車場約1,600平方メートルを無償で借り、最大60台分の出店スペースを設け、新たな観光スポットをつくって地元をPRする。今回は30社37ブースが出店する。今後は第4日曜日の同時間帯に継続的に開催し、参加者も近隣市町村など広域に募集していく。軽トラック以外に軽乗用車での出店も認めてお、出店料は1500円。参加問い合わせは、事務局・岡崎瑞穂さん℡(084)982-3258まで。

2011年09月10日号掲載  

ハート瀬戸田未来計画事務所が無声映画上映

ハート瀬戸田未来計画事務所(尾道市瀬戸田町荻、川原真奈美代表)は8月6日(土)午後7時から8時30分まで、瀬戸田市民会館2階で、活弁士の夫婦を招き無声映画の上映会を実施する。
伝統文化の継承が目的。上映する「豪傑児雷也」は1921年の日活作品で、岡山出身の尾上松之助が主演。「子宝騒動」は1935年の松竹作品で、チャップリンそっくりの主人公の貧乏子沢山家族の悪戦苦闘ぶりを描く。「喜劇の王様」と呼ばれた齊藤虎次郎監督作品。矢吹むつみ、勝利夫妻が活弁で無声映画に命を吹き込み、上映後、活弁の魅力を語る。チケットは500円で、観光案内所と瀬戸田サンプラザ、橋本屋、チューリップ生口店、みのりや電業、友文館で販売中。問い合わせは℡090・4899・3791同代表まで。

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2011年08月01日号掲載  

ミッキーに4万5千人の歓声 尾道シーサイドパレード

来年に延期された全国行事「海フェスタ」に代わって開催された「おのみち灯りプロジェクト」のメーンイベント「シーサイドパレード」が7月23日、尾道市新浜の新浜海岸通りであり、沿道約500mを約4万5千人が埋め尽くし、東京ディズニーリゾートの人気キャラクター・ミッキーマウスらが行進した。
平谷祐宏尾道市長、手塚淳三尾道青年会議所理事長ら主催関係者のテープカットで始まり、IPU・環太平洋大学マーチングバンド、尾道ベッチャー祭り、尾道水軍まつりの武者行列、近隣のダンスチーム、福山ハーレー会など全九組が行進、ミス日本「海の日」も参加。会場では東日本大震災への募金を呼び掛けるボランティアチームが回っていた。

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2011年08月01日号掲載  

第1回みなとオアシスSea級グルメ全国大会in三原開催

海フェスタ三原市実行委員会(三原市港湾課内)は7月30日(土)31日(日)の2日間、三原駅前市民広場、JR三原駅前、三原港北側と周辺を会場に「第一回みなとオアシスSea級グルメ全国大会in三原」を開催する。
30日は午後3時から8時、31日は午前11時から午後7時まで開催。三原駅前市民広場西側の道路を歩行者天国にする。全国各地の「みなとオアシス」からは特選・特産の海の幸等を活かしたSea級グルメの飲食と特産品を販売。参加するのは北海道、東北、中国、四国、九州から十五地区のSea級グルメのほか、特産品・土産品等の物販もある。地元を中心としたたこ天、たこラーメン、たこ入りお好み焼きなど三原特産グルメや飲食、三原ブランド認定品も販売する。

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2011年07月20日号掲載  

夏休みに親子ものづくり工場見学会 竹原商工会議所が実施

竹原商工会議所(山本静司会頭)は6回目となる夏休み特別企画「親子ものづくり工場見学会」を7月29日(金)開催する。
午前10時出発、最初に(株)川崎フードモデルを訪問、フードモデルがひとつひとつ丁寧に作り上げられて行く工程の様子を見学する。2カ所目はJA広島果実連ダンボール工場で野菜や果物を安全に店まで運ぶダンボール箱が何枚も用紙を貼り合わせて組み立てられる工程を見学。昼食は竹原シーサイドホテル。午後からはマダイやヒラメ、ガザミなど八種類の魚介類を育て、瀬戸内海に放流して豊かな海を取り戻す仕事に従事している広島県栽培漁業センターで作業を見学。最後に今年3月に開局したケーブルテレビの㈱たけはらケーブルネットワークの本社を訪問し、放送設備や施設、スタジオなども見学する。

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2011年07月20日号掲載  

島活性化へNPOせとだ港房 17日から瀬戸田で「ビアテラス」

NPO法人せとだ港房(長澤宏昭理事長)は7月17日から8月22日まで、土日を中心に瀬戸田港海岸で「港ビアテラス」を実施する。
今年はしおまち商店街、瀬戸田旅館飲食業組合が協力。メニューはタコ飯、ローストチキン、コロッケ、レモンを練り込んだ麺を使った冷麺など一日5種を日替わりで販売。土産物店も乾物などを販売するほか、猟友会の協力も得て猪肉ソーセージなどの提供を計画している。地元特産のレモンを活かしたオリジナルのメニュー開発も進めており、レモンビールも披露する予定。
また16日には、3月から供用が始まった新瀬戸田港の完成を祝う記念イベントも実施する。3月開催の予定だったが、東日本大震災の影響を考慮して延期した。

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2011年07月01日号掲載  

「ショージとタカオ」尾道で公開 桜井さん、井手監督舞台挨拶

シネマ尾道(尾道市東御所町、河本清順支配人)は、「布川事件」の再審で今年無罪となった2人を追い掛けたドキュメンタリー映画「ショージとタカオ」を16日から公開する。上映に先立ち特別企画として13日に桜井昌司(ショージ)氏の舞台挨拶、17日に井手洋子監督による舞台挨拶を行う。
「ショージとタカオ」は1967年に茨城県利根町で起きた強盗殺人事件「布川事件」の犯人とされ、冤罪を訴え続けた桜井昌司と杉山卓男(タカオ)の2人にカメラを向けたドキュメンタリー映画。無期懲役が確定し二十九年間の獄中生活を送った後、失われた時間を取り戻そうとする2人の姿を追った作品。

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2011年07月01日号掲載  

因島重井町にテント市・屋内休憩所が相次ぎオープン

サイクリストが増えているしまなみ海道・尾道市因島重井町内に、物産販売のテント市と屋内休憩所が相次いでオープン、サイクリストに憩いのスペースを提供している。
テント市はローソン因島重井店隣接地。来年2月の産直センターオープンを目指す因島重井産直センター準備委員会(村上徳博会長)が企画し、5月31日にオープンした。
また無料屋内休憩所「さいくるぽーと・いんのしま」を6月1日にオープンしたのは因島マリーナ(運営=(株)海総研テクノフィールド)。併設の因島重井ゴルフ練習場受付ロビーの一部を開放し、入口に自転車専用スタンドを設置した。休憩所、自動販売機、トイレ、シャワーを備える。シャワー(150円)は男女とも二室ずつ、ドライヤーもある。「はっさくゼリー」の販売も始めた。

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2011年06月10日号掲載  

三原「道の駅」運営会社 年間利用者数約44万人を見込む

三原市は同市糸崎町、三原バイパス沿いで時広ランプ近くに建設を計画している三原「道の駅」の事業計画をまとめた。1日の利用者数3500人、年間利用者数44万4780人、売上高3億4356万円、経常利益2143万千円を見込む。5年後の平成28年度試算では売上高3億8990千円、経常利益3131万円を見込む増収増益での推移を試算している。
道の駅の運営会社は「㈱道の駅みはら」で、5月31日に設立した。6月に事業運営会社として委託契約を結び駅長を公募する。9月に議会へ提出、12月に指定管理者へ移行する。道の駅オープンは平成24年春の三原バイパス供用開始に合わせて開業する。

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2011年06月10日号掲載  

中国の古法体得 純陽子さんが23〜27日地元で初の書画展

3年前京都から福山に帰郷した書画作家の純陽子(じゅんようし)さんが3月23日から27日までふくやま書道美術館市民ギャラリーで地元では初となる書画作品の個展「透明で生動する」を開く。
日中書画篆刻協会会長の周之江氏から中国の正統的用筆法「屋漏痕(おくろうこん)」を修得し、書画同根の思想で創作活動を展開。3年前に帰郷し「玉筍庵」で教室も主宰。個展では、墨で染めた唐紙に書の技法を用いて白の絵具で表現した「玄の世界」シリーズの「竹」「桜」や、「黄金竹」「千手千眼観世音菩薩」といった8号から屏風まで約40点を展示する。入場無料で、午前10時から午後7時まで。
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2011年03月20日号掲載  

親子和菓子作りなど 13日に (有)共楽堂が「三原元気まつり」

和洋菓子製造販売の(有)共楽堂(三原市皆実)は13日、同社と隣の福山日産三原営業所駐車場を会場に、和菓子教室など親子で楽しめる企画を盛り込む「三原元気まつり」を初めて開く。
地元への恩返しと活性化を目的に、市内業者の協力を得て実施する。同社社長の芝伐敏宏さんが講師となり、春の上生菓子「さくら」など本格的な和菓子を家庭にある道具で作ってもらう和菓子教室のほか、ストレッチ教室、スクラップブッキング教室など親子で楽しめる教室のほか、ゲームや飲食屋台などを計画している。三原だるま工房の久保等さんを招くだるま面相書き体験も行われる。
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2011年03月10日号掲載  

守成クラブ福山 今年は100会員で100回例会目指す

商機拡大に特化した異業種交流を行う守成クラブ福山(55会員)は昨年末に50会員を超え、今年11月に100回目を迎える例会に100会員で臨めるよう、引き続き会員増強を図っていく。
守成クラブの例会「仕事バンバンプラザ」は月1回。名刺交換と二度のテーブル商談会、飲食ありの商談懇親会で、一度に多くの人と交流できる。会員同士で人脈を共有して販路開拓など提携先の発掘機会を増やし、商談につなげることが目的。月刊誌「商工にっぽん」発行元の㈱日本商工振興会(札幌市)が運営主体で、全国ネットワークがある。
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2011年02月10日号掲載  

既に熱い学生が活発に出入り 尾道大学キャリア演習室

4月に「大学生の就業力育成支援事業」が本格的にスタートする尾道大学は、就職のための「人間力開発」を目的に昨年12月1日、「キャリア演習室」を開設。夢を追う学生が早くも相談に殺到、担当の河野正夫特任教授(ロゴス(株)社長)とスタッフも学生からの期待と強い手応えを感じている。
尾道市ニュービジネス懇話会が窓口となり地元経済界と連携する、文科省の平成22年度選定取組事業。学生が自ら目標や課題を決めて挑戦し、失敗や成功を繰り返して人間としてのキャリアを磨き、社会人、国際人として活躍するための基礎能力を養成する実践支援を目的とした全国でも珍しいプログラム。科目はカフェテリア形式で企業訪問するキャリア演習のほかパブリック・リレーションズ、ヴォイストレーニング、プレゼンテーション&ディベート。全科目に「実践」を組み込む。キャリア演習室では学生の出入りが早くも始まり、「就職に必要な基礎能力は」「夢を見つけたい」と連日学生が訪れ、同特任教授とスタッフ2人が対応に追われている。
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2011年01月10日号掲載  

福山市医師会が基幹病院と遠隔読影ネットワーク

福山市医師会は定住自立圏等民間投資促進交付金事業として、最新のデジタルエックス線透視装置を導入、基幹病院とのインターネットによる遠隔読影ネットワークを構築し、生活習慣病予防検診やがん検診の精度向上が図られ、早期診断、早期治療につなげる。
胸部・胃部画像は遠隔サーバーを用い、福山市内主要病院7拠点に設置した端末に送信することで、内科、外科・放射線科の専門医により1次読影(判定)される。その後、同会医師により2次読影(判定)を行い、受信者へ報告する。過去に撮影された画像も添付するので、前回との比較もでき、より精度の高い判定が行なえるようになる。
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2010年11月10日号掲載  

「はっさく屋」が因島大濱町のレストハウスへ移転

「はっさく大福」を製造販売する「はっさく屋」は10月22日、尾道市因島田熊町の旧店舗から同因島大浜町、因島大橋公園内の尾道市因島レストハウスに移転オープンした。
昨年9月から空き店舗だった施設で、尾道市が入店者を募集、今年5月に同店が入店を申請、夏から休業して移転準備を進めてきた。新店舗は3面がガラス張りで、因島大橋や灯台を望む絶景が楽しめる。2階の厨房を製造スペース、フロアを販売と飲食スペースとした。窓際にはテーブルを並べ、風景を楽しみながらはっさく大福を味わえる空間とし、サイクリング客らに好評。駐車場も多数備える。
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2010年11月10日号掲載  

商機拡大特化の異業種交流「守成クラブ福山」50人例会へ

異業種交流会「守成クラブ福山」(福山市)は12月6日午後7時から89回目となる例会を福山ニューキャッスルホテルで実施するが、スケールメリットを感じてもらえる例会になるよう初の50人規模での開催を目指している。
守成クラブは会員が自分の人脈を相互に紹介しあい、販路や仕入れ、提携先の発掘につなげる異業種交流会。(株)日本商工振興会(札幌市)が主体となり全国ネットワークを構築。月1回「仕事バンバンプラザ」の名称で例会が開かれている。例会は名刺交換会、車座商談会、商談懇親会で、一度に多くの会員と情報交換できる。
入会金は初年度のみ10,500円、年会費は18,900円。例会費は飲食費込みで毎月5,000円で、会員には会報誌「守成クラブ」が毎月送られる。
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2010年11月10日号掲載  

ウガンダ大使来尾 学生にアフリカ紹介、経営者とも交流

アフリカ東部のウガンダ共和国ワスワ・ビリグア駐日特命全権大使が10月28、29日に尾道市を訪れた。尾道市ニュービジネス懇話会(田邊耕造座長=アンデックス(株)社長)が招待した。
尾道大学で学生にアフリカの魅力を紹介する講演に続いて尾道市役所を訪れ、平谷祐宏市長と市長室で面談。また尾道市ニュービジネス懇話会とも懇談し、夜は尾道国際ホテルで懇親会も開かれ、平谷市長、足立英之尾道大学学長ら大学関係者、企業経営者など約30人がウガンダとの交流方法などについて可能性を探った。
翌日は食品メーカー今岡製菓(株)と最新自動車塗装設備メーカーのアンデックス(株)を視察、午後からしまなみ海道でサイクリングを楽しみ、平山郁夫美術館の見学、ジェラートの(株)ドルチェ視察などを行った。
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2010年11月10日号掲載  

3年目 「映画の秋」でシネマ尾道が舞台挨拶や美術館コラボ企画

シネマ尾道(尾道市)は11月、映画監督の舞台あいさつや市立美術館などとのコラボ企画やといった文化の秋、映画の秋を彩るイベントを展開する。

7日は第60回ベルリン国際映画祭で寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した「キャタピラー」の先行上映と、上映後に若松孝二監督の舞台挨拶を実施する。尾道市立美術館開館30周年記念の協賛上映会「画家と映画」も実施、「カラヴァッジョ/天才画家の光と影」映画鑑賞と「小林和作展—収蔵コレクションで辿る開館三十年の歩み」展示会入場に相互割引が適用される。また市内のCDショップれいこう堂の主催で22日(月)「ミツバチの羽音と地球の回転」上映後、鎌仲ひとみ監督の舞台挨拶が行われる。

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2010年11月01日号掲載  

ニュービジネス懇話会窓口に尾大が就業力育成講座

尾道市立尾道大学は12日、尾道ニュービジネス懇話会を窓口として地元経済界と連携する「大学生の就業力育成支援事業」の概要を発表した。科学省が発表した取組180件の一つ。尾道大学では尾道ニュービジネス懇話会を窓口に広島経済同友会尾道支部尾道商工会議所など各種事業者団体の協力を仰ぎ、「キャリア教育プロジェクト」としてインターシップとは違った形で学生に企業体験をしてもらうなど多様なプログラムを実施、来年度からは全学年を対象とした授業として正規科目にも組み込む。
キャリア教育プロジェクトは11月から実行予定で、専任講師として就業力アップ講座で実績豊富なロゴス(株)(尾道市)の河野正夫社長を招くほか、特別講義の講師として経営者など20人ほどを招く。
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2010年10月20日号掲載  

「三原道の駅」概要発表 24年春オープンへ

三原市は三原バイパス時広ランプ近くに開設する三原「道の駅」整備事業について計画地や地域振興施設計画の平面図や施設の概要を発表。
外観は、建物中央にアーチ曲線の屋根をかけたシンボル的な特徴のあるデザイン。設備関係では省エネ、環境、バリアフリー対策に配慮して、太陽光発電システム等を設置する。
1階には事務室、レストラン、厨房、展示コーナー、情報コーナー、特産品売店、地場産品の直売場、加工場、冷凍冷蔵室などを配置。2階の南側には瀬戸内海や市街地の景色が広がる展望デッキ。市民サロンや利用者間の交流スペースを設け、ミーティングルーム二室、キッズスペースもある。駐車場は大型車用7台、バス3台、小型車70台、身障者用2台が収容できる。
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2010年10月01日号掲載  

未来心の丘10周年で杭谷氏講演やコンサート

耕三寺博物館(尾道市瀬戸田町)の大理石製オブジェの広場「未来心の丘」が十周年を迎え、10月9日から11日までの3日間、コンサートや制作した彫刻家・杭谷一東氏に関する多彩なイベントを開催する。
コンサートはサックスとエレクトーンで構成する今注目のインストゥルメンタルユニット「大瀬戸千嶋」が演奏。9日午後6時30分から未来心の丘のカフェクオーレでワンドリンク付2,000円。10日の午後2時からと3時30分からの2回は同広場で約45分間の無料(入館料は必要)の演奏。
11日午後2時から大講堂で杭谷一東氏の記念講演会(無料・入館料は必要)が開かれる。
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2010年10月01日号掲載  

観光誘致へ県知事・市長・台湾企業トップがしまなみサイクリング

ビジット・ジャパン・キャンペーンの一環として広島県と尾道市は12日、サイクリング人気が盛り上がっている台湾からチャイナエアライン(中華航空)の孫洪祥社長、世界最大の自転車メーカー「ジャイアント」の何友仁社長、マスコミ関係者らを招いて第2弾のしまなみ海道サイクリングツアーを実施。
自転車で多々羅大橋、瀬戸田サンセットビーチを廻った後、クルージングを楽しみ、ベラビスタ境ガ浜で意見交換した。
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2010年09月20日号掲載  

NHKドラマ「てっぱん」先行上映

9月27日から放映が始まるNHK連続テレビドラマ「てっぱん」の公開上映会が9月5日、尾道市公会堂で開かれ、エキストラをつとめた市民ら800人が鑑賞、「てっぱん」ブームへボルテージを高めた。
上映に先立ち、出演した俳優二人と海辺潔チーフプロデューザーが会場入りして挨拶。海辺さんは「今日は来れませんでしたがヒロイン村上あかり役の瀧本美織さんからも尾道の方によろしくとのことでした。この作品は自信作。楽しんでいただきたい」、ヒロインの長兄・欽也を演じた遠藤要さんは「全シーンが見どころ。特に今日は弟(森田さん)との兄弟げんかのシーンをじっくり見てほしい」、次兄・鉄平役の森田直幸さんも「この作品の良さを一人でも多くの方に伝えてほしい」と話した。
尾道らしい「人情」を中心に千光寺南斜面の坂道、渡船、寺、祭り、お好み焼きなど尾道の地域資源を魅力的に伝える演出が施され、あかりがセーラー服で海に飛び込むシーン、あかりの実家「村上鉄工所」となった(株)新栄機工(向島町)、造船所「篠宮造船建設(株)」としてロケに協力した石田造船建設(株)(因島三之庄町)のシーンも登場。来場者はエキストラで自分や家族が映ったシーンなどに歓声を上げるなど満喫、本放送への期待を高めた。
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2010年09月10日号掲載  

ひろしまLED応用技術研究会発足

省エネ効果に優れるLED(発光ダイオード)製品の開発力向上や関連産業振興を目指し、県や地元企業、研究機関ら約70団体からなる「ひろしまLED応用技術研究会」が10日、設立された。設立総会が福山ニューキャッスルホテル(福山市)で開かれ、会長にはシャープ(株)で電子デバイス事業を担当しているシステムデバイス第三事業部(三原市)の種谷元隆事業部長が選ばれた。
参加しているのは県、県内の製造業や代理店のほか広島工業大学、福山大学の教授ら。同研究会では講演会による情報発信やテーマ別のワークショップ、県立総合技術研究所東部工業技術センター(福山市東深津町)に今秋導入予定の光学計測・評価機器の操作研修などを行う。
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2010年08月20日号掲載  

グリーンヒルホテル尾道が新社章コンペ

(株)グリーンヒルホテル尾道(尾道市)は9日、尾道大学芸術文化学部美術学科の学生がコンペ方式で新しい社章とロゴマーク等を提案する審査会を同ホテルで開き、5人のプレゼンテーションを審査後、2年生の志牟田夏紀さんが考案したリボンの結び目と桜の花びらを組み合わせたグリーンとピンクのデザインを採用した。
新社章は同社の提案を受け、尾道大学のデザインコース視覚伝達領域に所属する学生12人が実践的な授業の一部として取り組み、2カ月ほどかけてプレゼンテーション作品に仕上げた。大学内部審査で絞られた5作品を当日発表、同社の幹部役員らが審査を担当して決めた。
採用された志牟田さんの作品は尾道と人を結ぶコンセプト。結ぶをイメージするリボンと市の木・花の桜を使用した。ロゴは高級感のあるレトロなタイプ。名刺や便箋、封筒などの使用例も提案されており、同ホテルでは九月中旬から順次新デザインに切り換えていく。
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2010年08月20日号掲載  

おのみち100km徒歩の旅の参加児童が完歩

子どもたちが尾道市内を4泊5日の設定で100kmを歩き抜く「おのみち100km徒歩の旅」が8月6日に千光寺公園グラウンドを出発、8月10日に市民センターむかいしま「こころ」に無事ゴールした。
8回目の今回は参加者100人。小学4年生から6年生の男女半々。千光寺公園を出発して、浄土寺山に登り、美ノ郷町、原田町を経由して尾道市北部の御調町に入り、国道184号線のわき道沿いにびんご運動公園を経て南下、尾道水道を渡り、向島を縦断して因島大橋を渡り、因島の因島大橋記念公園を南端として戻り、再び向島に入って高見山登山後に「こころ」のゴールを目指し、参加した児童全員がゴールした。
1日約20kmずつ。ほぼ晴天の連続で猛暑となった中、10班に分かれた子ども達は班対抗で掛け声を競い合い、班内で互いに励まし合いながら走破した。62人の学生ボランティアや社会人ボランティア、中高校生の研修生ら合計100人近くが交通安全、給水、食事、レクリエーション、輸送、記録など子どもたちの旅を献身的に支援した。
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2010年08月20日号掲載  

JR尾道駅にサイクルトレイン到着

自分の自転車も積み込んだサイクルトレインが7月25日朝、JR尾道駅に到着、しまなみ海道や鞆ノ浦方面に向かうなど約80人が思い思いのサイクリングを楽しんだ。
広島駅を出発した四両編成の特別列車が午前9時47分に到着。前2両に自転車を積み、後ろ2両に乗っていた参加者はホームに下ろされた自転車を手に階段通路を経て構外へ向かった。自転車を下ろす作業は尾道観光協会や尾道サイクリング協会の会員が手伝い、途中の階段も子どもの自転車を運んだ。
今回のサイクルトレインはしまなみ海道などのサイクリング振興を目指す広島県が実行委員会(観光課内に事務局)を組織、広島県サイクリング協会なども協力して実施したもの。今回は様子をみるモニター運行で、9月18日から10月17日までの秋の観光シーズン期間に7日(1日1往復)のサイクルトレインを運行する。大人の参加費は往復運賃と保険料を含む3000円。
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2010年08月01日号掲載  

三原駅周辺で「はしご酒」

浮城・歩ラリ~実行委員会の主催、三原市や商工会議所、三原食品衛生協会などの後援で7月29日午後6時から三原駅周辺を会場に、市内では初のイベント「浮城・歩ラリ~ はしご酒」が開かれる。
市中心部飲食店の賑わい創出が目的。前売りチケット(2500円)を購入し、当日三原駅前市民広場の受付会場で引き換えとなるラリーカードに掲載された3店舗を1ドリンク、1チャーム、時間にして約20分間の滞在を原則として回る。8時30分までに同広場に戻ると景品として当日限り有効の3000円分の飲食券が160人に当たる。参加者全員に運転割引代行券を進呈する。
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2010年07月10日号掲載  

おやじ日本広島が発足

尾道市向島町の市民センターむかいしま「こころ」で7月4日、「おやじ日本広島」の設立記念事業が開催された。
おやじ日本広島は子どもたちが安心して育っていく環境づくりを目指す「おやじ日本」の広島支部となる任意団体。おやじ日本は広島県警本部長、東京都副知事を歴任した竹花豊氏が平成16年に設立し21年にNPO法人化した組織。
記念事業では竹花豊おやじ日本理事長が「青少年問題と大人の責任」と題して基調講演を行い、続いて竹花氏のほか五人が加わり、パネルディスカッションを行った。
おやじ日本広島の設立発起人にはコーディネーターを務めた堀川寛氏(牧師・広島刑務所教誨師)、パネラーの中原好治広島県議会議員、山下哲夫前広島弁護士会会長の三氏と内海正憲氏(公立みつぎ総合病院室長・尾道市P連OB会理事)、折笠廣司氏((株)椿き家社長・広島県倫理法人会幹事長)、竹内光弘氏(元広島県吉田警察署長・広島県更生保護協会評議員)の3氏の合計6人が名前を連ねている。会長には堀川寛氏が就任した。
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2010年07月10日号掲載  

商店街連合会が「尾道本通り活性化計画」発表

尾道市商店街連合会(木織雅子理事長)は6月16日、グリーンヒルホテル尾道で総会を開き、活性化委員会が策定した「尾道本通り活性化計画」を承認、古くて新しい商店街に向けた第一歩を踏み出した。
総会後、来賓を招いた懇親会の冒頭で「尾道本通り活性化計画」を対外的に初めて発表した。
「遊ぶ、住む、楽しむ」と題した尾道本通り活性化計画は平安期の港まちに自然発生的にできた市街地に端を発する歴史認識の下、昭和21年に土堂中央商店街が結成されてから現在までの歩みで始まり、現状認識、抱える問題、立地環境、達成目標などを明確化、新しいコンセプトを「幸福のための進化・遊ぶ、住む、楽しむ」と定め、具体的な実行計画を短期、中期、長期に分けて列挙している。
その中で、急速な商店街の過疎化が起きている現状を認識、将来は商店街を維持することができなくなる危機感を持った上で、観光地、街医者が多いこと、有力な公立高校や小学校の通学圏であること、尾道らしい祭りの主要舞台など立地メリットを生かした取り組みを掲げている。
■尾道本通り活性化計画
具体的には次の7つの柱に沿って取り組む。
「花と緑の潤いのある空間」。アーケードの柱の根元に花を設置するなど。
「居住人口増加・空き家対策」。低層マンションや高齢者専用賃貸マンションの整備など。
「若者に支持される個性ある商店街」。ゾーニングして若者が増える施設の導入など。
「各イベントへの対策」。誓文払いに替わってさくら祭りを最大のイベント位置づけ、土曜夜店を帰郷者の多いお盆まで実施するなどの改善と人が集まるイベントに向けた販売戦略など。
「音響・照明」。統一した照明と音響、夜間の危険性を低下させる常夜灯の点灯、若者の意見を取り入れた音響の午後8時または9時までの実施など。
「システム」。共通券ではなく市域の駐車場の駐車券を連合会で一括購入して個店で活用するなどの駐車場策、10~15人乗りの小型低床無料バスの時速15キロ以下での運行を目指す低床バス社会実験。
「インフォメーション」。「尾道本通り」の冠を付した各商店街の呼称方法の統一、インターネットなどの積極活用、商工会議所の実施する元気な店表彰制度の活用など。
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2010年07月01日号掲載  

キューピータウンプロジェクトが始動

ローズオニールが描き、誰からも愛され、天使の赤ちゃんをイメージさせる「キューピー」を福山のシンボルキャラクターに位置づけ、まちづくりを行おうと有志が集まり、6月25日に福山市内で「ふくやま『ローズオニールキューピータウン』プロジェクト」(中川理会長)が発足した。
「ローズオニールキューピー」は1909年にアメリカのローズオニールがキューピットをヒントに生み出した愛くるしい赤ちゃんのようなイラストが原点で、昨年誕生100周年を迎えた。
生活雑貨をはじめ、あらゆる分野で利用可能なキャラクターのアジアでの著作使用権は童話画家でもある㈱ローズオニールキューピー・インターナショナル(大阪市)社長の北川和夫氏が管理者。キューピーを使った雑貨を取り扱う商売繁盛研究所(福山市神辺町)の有吉伸一所長が友人の(有)中川塗装(福山市引野町)の中川理社長と夢を語る中でキューピーを福山のシンボルキャラクターにするアイデアが生まれ、二人が北川氏に提案したところ、北川氏が抱いていた夢と一致、まちづくりを前提にした使用許可が得られたもの。
キューピーを生んだローズオニールは名前に因み、バラも愛した。そのため誰からも愛されるキューピーとバラを組み合わせた作品も多く、キューピーがバラと大勢の仲間に囲まれたまち「キューピーヴィレ」を理想郷としている。この「キューピーヴィレ」をバラのまち福山で実現させようという目標も掲げた。
発足に先立ち六月二十日には北川氏が㈱ローズオニールキューピー・インターナショナル取締役でもある美佐子夫人と福山市を訪れ、福山とバラとキューピーを組み合わせたイラストとキューピーヴィレをイメージした横断幕作品を有志に手渡しで寄贈した。
発起人には高橋秀年ウエスギ㈱専務、倉田安彦クラタ食品(有)社長、寺田雅一㈱寺田鉄工所社長なども加わっており、14人で発足した。
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2010年07月01日号掲載  

「AEDの使い方知って」とライブ+講習

けいれんで血液を流すポンプ機能を失った心臓に電極パッドを通して電気ショックを与える医療機器、AED(自動体外式除細動器)の普及が自治体や公共施設を中心に進んでいる。一方、使い方や設置場所などが広く知られていないのも事実。行政が開く講習会でも参加者は高齢者が多く、若者には浸透していない。
そこでAEDの使い方を知ってもらおうと若者向けライブにAED講習やシンポジウムを組み合わせるイベントが7月18日(日)午後2時からライブハウス「Cable」(福山市)で行われる。
主催するのは事務機器販売などの(株)サンエイ(福山市)営業部主任でインターネットテレビにも出演している徳永明彦さんらでつくる実行委員会。「Chain Of Survival!! 命の連鎖」と銘打った企画で、昨年7月の広島を皮切りに小倉、神戸、下関で開かれ福山が5度目。初回から司会を務める徳永さんが地元で開こうと実行委員会を組織し、広島開催の発起人でAEDの普及に努める広島大学病院高度救命救急センターの貞森拓磨医師らと準備を進めている。
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2010年06月20日号掲載  

尾道で「てっぱん」クランクイン

尾道が舞台に選ばれているNHK連続テレビ小説「てっぱん」が5月24日の尾道ロケでクランクインし、26日には尾道市向島町の鉄工所前で出演者らが会見した。
主人公村上あかり役のヒロイン瀧本美織さんと家族役を演じる母親役の安田成美さん、祖母役の富司純子さんの家族役3人がそろって会見した。
瀧本さんは「素敵なお二人と共演でき、楽しみたい。尾道はホテルや道の合間から海が見え、すごく和むところ。そんな雰囲気が肌から心に染み透っている」と抱負を述べ、質問に答えて「お魚も空気も、何もかもおいしい」と滞在する尾道の印象に触れた。
尾道ロケは14日間。しまなみ球場での野球応援シーンでは村上あかりがトランペットを吹きながら、尾道大学野球部員扮する尾道第一高校(土堂小学校が校舎設定)チームを応援。応援観客には一般のエキストラや尾道東高生徒ら416人が参加した。
会見を行った鉄工所は船具を製作する(株)新栄機工。ロケのために看板を舞台美術のスタッフが「村上鉄工所」に架け替え、自販機を危険物保管庫に変身させるなど、手間をかけて舞台づくりを行った。
実家の設定で、鉄工所前のロケではあかりの母親(安田成美)が大阪からの帰宅を複雑な思いで待つシーンを尾道水道をバックに撮影した。放送予定は10月4日の第7回予定。
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2010年06月10日号掲載  

たけはらケーブルネットワーク始動

竹原市内全域をエリアに有線テレビジョン放送事業の計画を進めている(株)たけはらケーブルネットワーク(竹原市)は5月14日、中国総合通信局で福本憲司局長から山本静司社長に有線テレビジョン放送法に基づく有線テレビジョン放送施設設置許可状が交付された。
また、施設設置に当たり総務省から「地域情報通信基盤整備推進交付金」13億9千5百万円の補助金も受納している。
これにより竹原市内での有線テレビ事業がサービス事業の開始に向けて具体的な取り組みが始動する。
なお、同市港町、旧中四国フェリー事務所2階、竹原市役所総務課情報推進室分室内に、たけはらケーブルネットワークの現場事務所を開設した。
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2010年06月01日号掲載  

ガラス破片のアクセサリー尾道シーグラス誕生

ピアス、イヤリング等のショップ「LA・FORET」(尾道市)では、5月からエコ活動に協賛して「尾道シーグラス(尾道ビーチグラス)」と銘打ったアクセサリー等の販売協力を始めた。
尾道シーグラスは尾道を中心とした海岸砂浜に打ち上げられたガラス破片が素材。波に洗われ、安全に丸まった美しいガラス破片をシーグラスと呼ぶが、自然環境保護を目的に清掃活動を行う中で見つかるシーグラスをアクセサリーとして販売することで活動の輪を広げようと、今回のアクセサリー販売が始まった。
白、青、茶、透明など色も多様で形状も豊富。そんなシーグラスに装飾ワイヤーなどをアレンジしてペンダント等に加工した手づくり作品を店舗に展示、300円から500円で販売していく。ラ・フォーレと同じ経営の宝石・時計のモリシタ(尾道本町センター街)でも展示、販売している。
製作は市民グループL’s企画が行っており、所属メンバーがそれぞれ尾道市内の向島や因島、生口島などの海岸でガラス等の清掃活動を行いながら、きれいなシーグラスを見つけ出し、尾道の海を感じた観光客へのお土産にもしてもらえる「尾道シーグラス」に商品化している。
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2010年06月01日号掲載  

「海フェスタ」尾道で開催決定

平成23年に「海フェスタ」が尾道で開催されることが決まった。
「海フェスタ」は毎年、海の日を中心に全国の主要港湾都市で開催されているイベント。皇族のご臨席をいただいての記念式典、祝賀会、海の総合展、港湾施設一般公開、各種講演会、地域行事などがこれまでの海フェスタで行われている。
尾道市では海フェスタおのみち実行委員会(仮称)を組織し、平成23年7月18日の海の日を中心に7月16日から31日までの開催へ準備に動き出す。
今年は長崎などの開催予定、昨年実績の神奈川は「海フェスタよこはま」と題して開催、約55万人が参加している。
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2010年05月20日号掲載  

(社)三原法人会青年部会が20周年

(社)三原法人会(勝村善博会長)の青年部会(大名毅部会長)は4月23日、三原国際ホテルを会場に創立20周年を祝う記念式典と祝賀会を開いた。第10代部会長の大名毅部会長があいさつ、勝村会長も激励の挨拶を行った。来賓紹介に続き宇佐伸次二十周年記念事業委員長から、現在の三原の写真を広く募集して資料的な価値のある冊子をまとめる記念事業「2010年の三原を写真で残そう」について説明があった。
また歴代青年部会長に感謝状を贈呈した。
祝賀会は広島県立大学三原キャンパスアカペラ同好会によるコンサートでオープニング。マジックショーを楽しみながら歓談した。
記念事業の「2010年の三原を写真で残そう!!」は、10年前の10周年で実施した記念事業に続くもの。今の記録として残したら、将来2010年を振り返った時に時代を感じられると思われる写真を募集し、20周年記念誌「2010年の三原」として発行する。
撮影テーマは流行や会社の制服、学生の行動や若者の習俗、世相、街角の風景、生活用具や乗り物、祭礼、建物、イベント、自然などを想定している。応募作品の中から掲載作品を選ぶ。A4判、30ページ、300部の予定で、市内小学校や図書館、郷土資料館などに寄贈する計画。
郵送か写真データファイルをメールに添付して送る。携帯電話のメールでも可能。添付ファイルは3MBまで。テーマ名、郵便番号、住所、名前、性別、年齢、連絡先を記入して申し込む。応募無料、応募先は〒723―8555、三原市皆実4-8-13原商工会議所内(社)三原法人会青年部会「記念誌 2010年の三原」係まで。問い合わせは℡0848・62・0524。
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2010年05月01日号掲載  

尾道てっぱんグランプリ2010開催

尾道みなと祭の2日間、尾道青年会議所(鍜治川立章理事長)は市役所南側駐車場を会場に「尾道てっぱんグランプリ2010」を初めて開催、B級グルメで人気の模擬店が全国から集まり、地元店と合わせて20店舗が腕を競った。
会場には静岡の富士宮焼きそば、岡山の津山ホルモンうどん、福岡の小倉焼きうどん、今治の焼豚玉子飯、焼き鳥、呉の焼きカレー、竹原の竹原焼、地元尾道のいかフライ焼きなどが並び、来場客が食べ終わった箸で投票した。
初のてんぱんグランプリは今治の焼豚玉子飯が選ばれた。
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2010年05月01日号掲載  

世羅町内初児童デイサービス事業所が開所

世羅町内初となる児童デイサービス事業所「すずらん」(同町)が4月10日、同所施設内に関係者や地域住民ら約100人を集め、開所報告会と記念講演会を開いた。
すずらんは昨年3月末に統合のため閉所した東保育所の施設を再利用して今年4月1日にオープン。コミュニケーション能力や衝動的行動などの悩みを抱え、発達障害のある未就学児を通所で預かるほか、保護者の相談に応じる。
定員10人。世羅町内には同様の施設が無かったため、町外施設に通っていた6人が既に利用を始めている。
報告会では運営する(株)のとテックの能登哲夫社長が感謝のあいさつ。来賓の山口寛昭町長が開所を喜んだ。
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2010年04月20日号掲載  

万田発酵(株)が新農場「万田びっくりファーム」

健康食品など製造販売の万田発酵(株)(尾道市)は、本社敷地内の駐車場だった土地を新農場としてリニューアル、農業分野での情報発信強化を目的に、4月13日「万田びっくりファーム~健康農法~」としてオープンした。
同社が「健康農法」をキーワードに農業に関する情報発信を強化する目的で開設した。約3千3百平方mの敷地でハクサイなどの野菜類や現在11種類nのハーブ類など育てるほか、重さ20㎏を超えるジャンボ大根も展示した。
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2010年04月20日号掲載  

住宅団地「星の里いせき」分譲開始

神石高原町が同町井関の、国道182号沿いに造成工事を進めている定住型住宅団地「星の里いせき」の分譲を4月下旬から始める。
同団地を取得すると特典として子育て世代の人は土地価格10%引き、木造住宅建築費最大100万円まで助成、固定資産税額相当額5年間半額助成、住宅建築用に町有林の木を無料で進呈する。
団地の一区画は約540平方m、坪単価2万円から2万1千円。
問い合わせ℡0847・89・3332まちづくり推進課。
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2010年04月20日号掲載  

三原フィッシャリーナ8月運用開始

三原市内では須波PBSに次いで三原市が初めて整備するプレジャーボート専用の係留・保管施設の整備が幸崎町能地の能地漁港内で進んでいる。海上係留施設70隻分の工事はすでに完成、現在は暫定的に50数隻が利用している。
21年度で完成したのは海上係留施設(オーナーバース)65隻と臨時係留施設(ビジター)5隻の合計70隻。両施設には旧能地漁港内に係留していたプレジャーボートを施設工事で移動していた50数隻を暫定利用させているもので、一般募集する暫定利用も駐車場施設が完成する8月には供用が始まるため未契約利用分とともに使用料契約して利用料徴収を始める。
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2010年04月10日号掲載  

因島技術センター安全体感施設が開所

因島技術センター運営協議会(尾道市因島土生町)は、内海造船㈱因島工場内に整備を進めていた「因島技術センター安全体感施設」が完成、3月22日に同所で開所式を開いた。
この施設は、高所、回転、電気、玉掛作業など危険体感の設備を設置している。
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2010年04月01日号掲載  

尾道ではしご酒イベント初開催

尾道市役所に近い尾道の伝統的な飲食店街「新開」で3月17日、参加店のマップを手に3軒のお店を飲み歩く「尾道しんがい覇酒互(はしご)ざけ」が初めて行われ、404人が参加した。
チケットを購入した参加者は、午後7時にハッピー久保をスタート、企画に参加する69店舗の中から3店を回ってラリーカードに押印を集め、午後8時30分までにスタート地点へゴール、抽選に臨んだ。抽選はその日から使える参加店共通飲食券3000円分が参加者の半数に当たった。
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2010年04月01日号掲載  

県東部運転免許センターの立駐が完成

広島県東部運転免許センター(福山市)北側に隣接して建設していた立体駐車場が完成、4月から供用を始める。
同駐車場は新庁舎の完成後、旧庁舎を取り壊して立体駐車場の建設を進めていたもので、規模は鉄骨造り5階建て6層、約340台を収容できる。
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2010年03月20日号掲載  

三菱OBらが瀬戸田町にキャンプ場など開設

一昨年に三原の三菱重工業を定年退職した岡本侑祥さん(62)とその仲間が、生口島南側の海沿いに広がる塩田埋立地を整備してキャンプ場や多目的グラウンドを備えた農園併設の施設「安らぎ農園 ポルト侑遊」(尾道市瀬戸田町宮原)を開設し、試験的に運営を始めた。
生口島北ICから車で約10分、同南ICから3分で、岩城島が真正面に見えるロケーション。一昨年春に三菱を退職した三原市在住の岡本侑祥さんが親戚の保有する土地の有効活用を兼ね、「仲間同士で気兼ねなく、楽しく過ごせる場所を作ろう」との思いで同じ三菱OBなど有志三人と一緒に整備。荒れ地だった埋立地をブルドーザーなどで約5カ月かけて整地し、4人が設計や電気工事など得意分野を担当してログハウス風の2階建て管理棟を建築した。管理棟とグラウンドの間にはシャワースペースを備えたトイレも設置。日除けのガゼボも手作り。夏までに倉庫を増築する。
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2010年03月01日号掲載  

神辺町商工会が初の展示・即売会

古くから繊維産業の町として知られる福山市神辺町、伝統産業の繊維製品の復活を目指して神辺町商工会が主催して「来て見て!わが街産品市」のキャッチフレーズで初の展示・即売会を開催する。
会期は3月20日から22日までの3日間同市御幸町の県立ふくやま産業交流館(ビッグローズ)小展示室、時間は10時から17時まで(最終日は16時)まで。
展示・即売会には地場関連企業18社で、自信の自社製品を揃え「わが街にこの商品あり」と得意の製品を出展する。
出展企業は▼(有)アルファ企画(デニム雑貨)、▼(株)アモロッソ(癒しの人形、婦人衣料)、▼運竹工房(竹酒、竹製品)、▼遠行工房(木工製品・おもちゃ)、▼川崎撚糸(株)(和紙のバスマット)、▼カーショップコヤマ(オートバイ)、▼金島商店(クロスタニン)、▼川上被服(手作り雑貨・衣料品)、▼サンバレイ社(食器・ボディ洗い布)、▼(株)サンエス(衣料品)、▼サン・ビネット(木製品)、▼田中細幅(有)(ベルト・テープ)、▼(有)中村金襴工場(金襴)、▼(有)藤井リボン(真田紐)、▼神勝寺焼陶津窯(陶器)、▼松永下駄工房(有)(下駄)、▼(株)吉岡システム(木工製品)、▼LLP和楽美(風呂敷バッグ)
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2010年03月01日号掲載  

尾道に日本3大桜の子孫樹そろう

尾道市が実施する「おのみちマイ桜制度」の植樹会が21日、千光寺公園の市美術館南西部の斜面(金花園跡付近)であった。
マイ桜の管理者に選ばれた15組が参加、市職員や尾道市造園安全協力会、樹木医の村上幸弘さん(大信産業(株))、桜保存基金から苗木代金を寄付している尾道青年会議所会員ら指導スタッフも含む約150人がソメイヨシノ15本などを植樹した。
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2010年03月01日号掲載  

漫画家かわぐちかいじ氏が故郷で講演

尾道青年会議所は2月16日、ベイタウン尾道内尾道産業会館を会場に、尾道出身で日本を代表する漫画家かわぐちかいじ氏を講師に講演会を行い、予定を上回る会員と一般市民を合わせた約320人が熱心に聴講した。
テーマは「リーダーの条件~誇りある明日の為に~」。第1部で講演を行い、第2部で鍛治川立章理事長と対談した。
かわぐち氏は、明治維新の印象深いリーダーとして西郷隆盛と大久保利通を挙げ、革命には壊す力とつくる力がいり、2人が持つ魅力を説明した。またキューバのゲバラとカストロについて取材を基に、21世紀のリーダーを考えるとき大きな存在として、その魅力を話した。最後に身の回りの話として、尊敬する編集長を例に「この人となら安心して仕事ができると思った」などのリーダー像を示した。
そして、「いまのままではいけないと多くの人が考えるが、はっきりした形はできていない。いまの若い人は苦労すると思う。青年会議所は自分の中になる熱意を信じ、理事長の熱意に付いて行ってほしい」と締めくくった。
その後、鍛治川理事長との対談に移り、自作の漫画「ジパング」での話では、この人となら安心というキャラクターと、目が離せない不安はあるが天才的にやれる人というキャラクターを描いたと、第一番の読者である自分が信じるリーダー像を説明し、若者にエールを送った。
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2010年03月01日号掲載  

平山郁夫さん「お別れの会」に800人

昨年12月2日に79歳で逝去した尾道市名誉市民の日本画家、平山郁夫さんを偲ぶ「お別れの会」が13日午後1時から、尾道市瀬戸田町のベル・カントホールを会場に行われた。平谷祐宏尾道市長を委員長とする実行委員会が主催し、約800人の参列で満員となった。
シルクロードの月と太陽の屏風を背にほほ笑む平山さんの遺影に向かい黙とうを捧げた後、故郷である瀬戸内海の海を創作の原点としてシルクロードやしまなみ海道を舞台とした画業、文化財保護への世界的な貢献など平山さんの偉業を讃える追悼映像を上映した。
続いて平谷尾道市長、前県知事の藤田雄山氏、中国新聞社社長の川本一之氏、最後に平山さんとは修道中学での同級生でもある東京広島県人会会長の林有厚氏((株)東京ドーム会長)がお別れの言葉を贈った。
謝辞では遺族代表で平山さんの長男、廉氏が感謝を述べた。
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2010年02月20日号掲載  

尾道浜問屋協同組合が伝統の初市開催

300年以上の伝統を誇る尾道浜問屋協同組合の恒例初市が5日、尾道市土堂2丁目の住吉神社境内で開かれ、関係者約100人が集まる中、仲買人らの威勢のいい競り声が響いた。
晴天の境内では、開始とともにいりこ、ちりめん、昆布、えび、するめなど57品目の海産物が次々に競り落とされていった。
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2010年01月10日号掲載  

尾道木鶏クラブの鈴木啓之講演会盛会

尾道木鶏クラブは12月18日、ベイタウン尾道組合会館会議室で「鈴木啓之講演会」を開いた。
鈴木啓之氏はヤクザから牧師に転身した劇的人生の体現者。現在は塾「時代遅れ」の専任講師、ふるさと志絆塾(しはんじゅく)の塾長、シロアムキリスト教会(千葉県船橋市)の牧師として働く傍ら、国内外で青少年育成のための活動に従事している。
「誰だって人生はやり直せる」の演題の講演には約200人が参加、鈴木氏のどん底から転身した実体験に耳を傾けた。
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2010年01月10日号掲載  

高見山でサンタがゴミ拾い

尾道市向島町の高見山周辺で12月23日、サンタクロースのコスチュームに身を包んだグループがゴミを拾って歩いた。
クリスマスにきれいな街をプレゼントしたい…との思いで行うSanta Projectの楽しみながらゴミを拾うイベント。広島に住む若者が立ち上げた市民グループ「from grasroots 広島」の呼びかけで、広島県内の3カ所で行われた1会場が高見山。尾道大学ゴミ部などが協力、約60人が参加した。

2010年01月01日号掲載  

尾道観光協会が海外版ホームページ運営

社団法人尾道観光協会では、海外に向けて観光情報を発信するため、「ONONAVI.com」の運営を始めた。
海外へ向け尾道の観光施設、イベント情報、グルメ情報などの観光情報を提供するもので、内容は尾道市概要、歴史、グルメ、土産、イベント、モデルコース、体験プラン、宿泊、アクセス、観光ビデオ、パンフレットダウンロード、問い合わせ(英語)など。当面は英語だけだが、来年度以降に中国語、韓国語、フランス語など順次拡張する予定。
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2010年01月01日号掲載  

開業100周年の神原病院で神楽奉納祭

社会医療法人定和会(神原浩理事長)の経営する神原病院(福山市)は12月15日、開業百周年の記念事業の一環として裏山にある愛宕神社の記念奉納祭を行った。
愛宕神社は地域の守り神としても地域住民から信仰を集めており、入院患者の健康祈願も多い神社。神原病院のすぐ裏にあり、無医村になっていた赤坂村(当時)に昭和13年に招かれた神原定氏(故人)が診療所を開設して以後、同病院が管理してきた経緯を持つ。
神原病院記念事業の相談を受けた地域住民が神楽の奉納を発案、神事を行って発展を祈り、赤坂町一番組神楽保存会(上田茂男会長)が奉納神楽を舞う記念事業となった。
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2009年12月20日号掲載  

尾道しまなみ商工会で合併調印式

尾道しまなみ商工会(尾道市)は、12月1日、同市向東町のサンボル尾道で、瀬戸田町商工会(同市瀬戸田町)との合併契約調印式を行なった。
平成22年4月1日付けで新しい「尾道しまなみ商工会」が誕生する。この合併により尾道市内の4商工会の一本化が実現した。
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2009年12月10日号掲載  

尾道ニュービジネス発表会で6組が新事業発表

「尾道ニュービジネス発表会2009」が11月27日、尾道市東御所町のグリーンヒルホテル尾道で開かれ、昨年より1組多い6組が自らの事業を約10分間のプレゼンテーションにまとめ、プロジェクター利用や実演を交えて発表、地元経営者ら約100人が参加した。
発表したのは▽長粒種米「尾道サリークイーン」の栽培と販売について発表したカジコーポレーションの上梶迫雅人氏、▽向島での自然体験プログラムの企画運営などについて発表したゆるりずむ向島の宗近朗・幸子さん夫妻、▽健康野菜きくいも推進プロジェクトについて発表した社会福祉法人若菜の上門田政之氏、▽家庭菜園で利用する防寒・防虫・防鳥効果の便利グッズについて発表したサトウ板金の佐藤匡則氏、▽尾道の食材を活かした飲食店展開について発表したタバインターナショナル(株)の大束良一氏、▽下駄にシンバルを組み込んだゲタップを使った体操について発表した(株)VIENTOの山口信哉氏の六組。
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2009年12月10日号掲載  

尾道通りに写真のバナーフラッグ設置

尾道通り旧本陣・石畳地区商店街振興組合は11月27日からアーケードの柱や街路灯ごとに尾道らしい風景を写真で紹介するバナーフラッグを全部で63種類設置した。
これまで招き猫のバナーフラッグを設置していたが、老朽化にともない新企画でリニューアル。今後2年間の掲出期間を予定している。
バナーフラッグは写真のまち尾道四季展入選作品や住吉花火まつり写真コンテストグランプリ作品、しまなみ海道の写真など評価の高い尾道らしい写真作品を採用している。
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2009年12月01日号掲載  

ラーメンパラダイス笠岡賑わう

笠岡商工会議所が主催して11月5日(日)、JR笠岡駅からすぐ近くの複合商業施設、笠岡シーサイドモール駐車場東側を会場に「ラーメンパラダイス笠岡」を開催、買い物客やラーメン好きなどで賑わった。
当日は市内のラーメン店8店が出店して「ラーメン横丁」を設営、午前10時開会セレモニーの後、食券を買い求めて好みの店でラーメンの味を楽しんだ。1杯550円、各店200杯限定で1600杯を販売。
午後からは「日本一ラーメンを食べた男」としてTV、ラジオ、雑誌などマスコミにもたびたび登場するラーメンデータバンク代表取締役の大﨑裕史さんを講師に招き、ラーメンセミナー「地産地消とご当地ラーメン」のテーマで講演を聞いた。
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2009年11月20日号掲載  

高橋玄洋先生台本お披露目の会を開催

尾道ロータリークラブ(RC)と尾道東RCの主催する「高橋玄洋先生台本お披露目の会」が11月4日、尾道市の尾道国際ホテルで開催された。
尾道ゆかりの脚本家・作家の高橋玄洋氏はテレビドラマを中心に約2000本の脚本を制作。NHK連続テレビ小説「繭子ひとり」(1972年)、「野々村病院物語」「さようなら三角またきて四角」など全国の茶の間が沸きあがったテレビドラマの脚本を数多く手がけ、日本の文化に多大な影響を与えている。
そうした意味で日本文化が凝縮された高橋氏の台本、資料を保存、顕彰する施設を尾道に開設しようと、昨年6月に尾道RCと尾道東RCが寄贈予定資料の目録を尾道市に贈呈していた。このほど製本された台本ができ、お披露目となったもの。
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2009年11月10日号掲載  

社会福祉法人創造「創造まつり」に200人

社会福祉法人創造(三原市)は10月31日、同所を会場に4回目となる「創造まつり」を開き、約200人が来場し、利用者や家族、地域住民らが交流を楽しんだ。
会場では焼きそばやカレーなどの飲食屋台のほか、リサイクル品の販売、活動紹介などを行い、晴天にも恵まれて賑わった。同所の新事業として授産施設「ワークセンター創造」の利用者が制作し販売を始めているオリジナルの七宝焼き携帯ストラップもお披露目。感性が光る作品が話題を呼び、小学生が「宝物に」と買っていくなど30個が完売した。
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2009年11月10日号掲載  

福山市医師会館に立体駐車場建設

社団法人福山市医師会(福山市)は、同所で運営する福山市医師会館が関連施設の相次ぐ増設で利用者向け駐車場が不足し民間借上げ駐車場に頼っていたが、さきに同会館南側に隣接する賃貸用駐車場跡地の譲渡を受け、大規模駐車場の建設を進めている。
この駐車場は、鉄骨造り5階建ての自走式駐車場で、収容能力は350台。来春オープンの予定で工事が進んでいる。
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2009年11月10日号掲載  

県東部運転免許センターが完成

福山市津之郷町の国道2号沿い北側の広島県福山自動車学校の敷地内に建設していた「広島県東部運転免許センター」が完成し、11月1日から業務を開始する予定。
引き続き同センター北側に現在庁舎を取り壊して立体駐車場を建設する。
敷地南側には技能試験コースがすでに完成している。
同センターの直轄エリア警察署は福山東警察署、福山西警察署、尾道警察署で、3署で行なっていた業務を担当。同センターに集約する業務は、免許更新、再交付、原付試験等。警察署に残す存続業務は運転免許証の本籍・氏名・住所の更新等の記載事項変更手続など。
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2009年10月10日号掲載  

尾道中・高等学校が向島キャンパスで開校式

学校法人尾道学園の運営する尾道中学校・高等学校が尾道市栗原町から尾道水道を渡った市内向島町の向島キャンパスに全面移転したことから、同校は9月1日に新キャンパスの講堂・体育館で開校式を行った。
尾道学園は尾道市小中学校PTA連合会が母体となり、昭和31年9月に学校法人尾道学園を設立、翌32年4月に高等学校を開学している。
向島キャンパスは老朽校舎を解体し、鉄筋コンクリート造り4階建て、延床面積4088平方mの本館・管理室と鉄骨造り平屋建て、延床面積349平方mの食堂を新築、総工事費約14億円をかけて整備した。
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2009年09月10日号掲載  

市民劇団「尾道テゴー座」が10周年祝賀会

NPO法人尾道てごう座は8月30日、尾道国際ホテルで市民劇団「尾道テゴー座」創立10周年記念祝賀会を開き、来賓や関係者ら約100人がこれまでの歩みを振り返り、10年の節目を祝った。
はじめにテゴー座のこれまでの演劇作品や活動を紹介するビデオ映像が紹介され、第1回公演「ふみこ」から最新作の第13回公演「秀策・虎次郎ものがたり~神童の目~」までのワンシーンや舞台づくりなどが紹介され、また大正浪漫着物着付けや西御所県営上屋倉庫のにぎわいを創出するみなとオアシス事業として運営を担当した花道家の假屋崎省吾氏を招いたトークショーなどの取り組みも紹介された。
NPO法人尾道てごう座は平成11年6月に結成。しまなみ海道開通記念イベントが華々しく展開されていた同年10月9日には早くもプレ国民文化祭の一事業として旗揚げ公演「ふみこ」を行っている。
同法人は旗揚げの経緯から10周年のあゆみを「てごうして結んで」と題した記念誌(入船裕二氏監修)にまとめ、発刊。市内主要書店にて1部1575円で販売している。A4判カラー本文72ページ。
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2009年09月10日号掲載  

創立100周年の尾道東高で校門と庭園整備

広島県立尾道東高等学校(尾道市)の創立100周年記念事業としてリニューアルしていた校門周辺が「羽ばたきの庭」として完成、8月24日に竣工式を開いて完成を祝った。
式には平谷祐宏尾道市長、城間和行市議会副議長、石川悟尾道商工会議所会頭、吉井清介県議、三宅敬一浦曙会(同窓会)元会長らの来賓や木原康孝浦曙会会長らが出席。全校生徒と教職員、PTA関係者、来賓らが校門を囲むように集まり、号砲花火の合図で竣工式が始まった。
東高百周年記念事業実行実行委員会の手塚弘三実行委員長((株)啓文社会長)が「誇り思える記念事業を考え、校門を整備した」と協力者へのお礼とともに校門に込めた思いを伝えた。
庭全体の設計は尾道市出身で愛・地球博ランドスケープディレクターも務めた(株)戸田義樹風景計画(東京都)社長の戸田義樹氏。門扉制作は世界を舞台に活躍する(株)アトリエ遊火山(埼玉県)社長の小峰貴芳氏。
式の最後に岩本校長、手塚実行委員長を中心に来賓、関係者がテープカット。はさみが入れられるのと同時に再び号砲花火が上げられ、鶴に見立てた白い鳥型の紙風船百個が真っ青な空に放たれ、式を終了した。
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2009年09月01日号掲載  

福山夏まつり45万人でにぎわう

福山夏まつりが13~15日の3日間、福山市の中心部や芦田川周辺で開催され、にぎわった。
13日には前年の駅前通りから中央公園、商店街などに会場を移した二上がり踊り。29団体、約2000人が県無形民俗文化財の二上がりおどりを披露した。
14日は同会場などで初めて開催の「いろは丸YOSAKOI」。高知から招いたチームも含め11チーム約310人が力強い踊りを披露した。NHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなんで龍馬の歌詞と伝わる「いろは丸舟歌」の歌詞も演舞曲に盛り込んだ。
最終日の15日夜には芦田川大橋上流で打ち上げられた約10000発の花火でフィナーレ。約30万人が夜空を焦がす光のショーを楽しんだ。
3日間で合計約45万人が「福山夏まつり」に繰り出した。
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2009年08月20日号掲載  

三原やっさ祭り32万人でにぎわう

8月7日、8日、9日の3日間、JR三原駅前などを会場に第34回三原やっさ祭りが同実行委員会の主催で開かれ、7日、8日にはやっさ踊り、9日は沼田川河口で花火大会が開かれた。3日間の来場者数は約32万人(主催者発表)だった。
7、8日両のやっさ踊りは107チーム6690人が参加。7日の正調やっさ部門では三原役所が大賞に選ばれ、初出場チームで最高得点だった三原三中が新人賞を受賞。8日の正調やっさ部門は三原市・湯河原町親善都市交流踊り連が大賞が輝いた。
9日は雨が弱まった中、約5000発の花火が夏の夜空を彩った。
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2009年08月20日号掲載  

三原ペアシティ東館跡地を広場利用

三原市は7月29日開いた議員全員協議会で、JR三原市駅前のペアシティ三原東館跡地の活用基本法新案を示した。
また、30日には三原駅前活性化検討会議が開かれ、市が策定する活用基本方針を了承した。
活用基本方針は、ペアシティ三原東館跡地の活用にあたり、基本的な考え方や活用のための諸条件を整理するとともに、市議会、経済界、市民団体等との幅広い合意形成を図ることを目的としている。基本的な考え型は民間主導で開発、整備するため、公募型プロポーザルを行ない、開発整備工事着手までの間、跡地の埋め戻しを行い、多目的広場として暫定活用を図る。
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2009年08月10日号掲載  

しまなみ地域の資源創造へ尾道で綿々サミット

しまなみ海道で結ばれた尾道帆布と今治タオルの共通素材として綿に注目した「綿々サミット」が7月25日、尾道市東御所町のグリーンヒルホテル尾道で開かれた。
NPO法人工房おのみち帆布は市内向島町の立花自然活用村の管理委託を受け、テキスタイル研究所を設置、綿の栽培や染色素材、利用商品などの開発を目的に「コットン・プロジェクト」を進めており、今治タオルとの交流促進を求めてサミットを主催した。
サミットには約50人が参加、木織理事長、平谷祐宏尾道市長のあいさつに続き、尾道大学芸術文化学部の稲田全示教授が基調講演。
その後、帆布メーカーの高橋裕尾道帆布(株)、工房おのみち帆布立花テキスタイル研究所、オーキッド向島の尾道側代表4人に、今治から迎えた織鶴タオル(有)、山本機料(株)の代表者2人が加わった6人のパネラーによる意見交換があった。
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2009年08月10日号掲載  

「平成いろは丸」の市営渡船建造

福山市は平成22年のNHK大河ドラマが「龍馬伝」に決定したことから、鞆―仙酔島間に就航させる市営渡船に、坂本龍馬率いる海援隊が乗り込んでいた「いろは丸」を模した渡船「平成いろは丸」を建造する。
福山市の新たな観光資源として全国に情報発信し、観光振興に役立てる計画。
今年12月末までに完成の予定で、乗船定員は99人。
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2009年08月01日号掲載  

豊後高田市へボンネットバス出発式

福山自動車時計博物館(福山市)の駐車場で7月16日、大分県豊後高田市へ譲渡されるボンネットバスの出発式が行われた。
出発式には豊後高田市から観光関係者も参加、テープカット後に出発した。
譲渡されたボンネットバスは昭和32年式いすゞ自動車(株)製。穴と錆だらけの状態から同博物館が再生、取引先の修理エンジニアが1年5カ月かけて忠実に復元した。いすゞ製ボンネットバスとしては鞆鉄道で運行中の車両に続いて3番目に古い。
豊後高田市では観光拠点として「昭和の町」をテーマに商店、展示館、体感施設を整備しており、同ボンネットバスを熱望していた。
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2009年08月01日号掲載  

尾道市で囲碁サミット開催

日本棋院、尾道市などの主催する「囲碁サミット」が7月18日、同市向島町の市民センターむかいしま「ココロ」で開かれ、囲碁にゆかりのある10市の関係者が集まった。
同サミットは昨年十月に神奈川県平塚市で開かれたのに続く2回目。前記の2市のほか秋田県大仙市、長野県大町市、埼玉県北本市、山梨県北杜市、京都府綾部市、島根県益田市、島根県太田市、宮崎県日向市から参加があった。
東京大学教養学部附属教養教育開発機構の兵頭俊夫教授による基調講演に続いて、パネルディスカッション。
最後に平谷佑宏尾道市長が各市の代表者とともに登壇、「地域の個性を尊重しながら連携、囲碁文化振興事業を充実させます」などと取り組みを誓ったサミット宣言文を読み上げた。
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2009年08月01日号掲載  

ツネイシ子会社がセブ島の大学建設を支援

ツネイシホールディングス(株)(福山市)のフィリピン子会社のツネイシ・ヘビー・インダストリーズ・セブ(THI)が建設費を全額支援したセブ島の大学附属キャンパスが完成、小学生と高校生を合わせ約300人の規模で6月から授業を始めた。
支援先はサンホセ・レコレトス大学。同大学附属のバランバン・キャンパスの建設費約7億5,000万円を全額支援したもの。
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2009年08月01日号掲載  

福山港の一文字地区ボートパーク着工

広島県は7月初旬、福山市の福山港で「一文字地区ボートパーク」(仮称)に着工した。市内では初の本格的な公設マリーナとして建設。浚渫、防波堤、桟橋を整備、450籍の係留施設とする計画。
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2009年07月20日号掲載  

尾道市商連新会長に木織氏

尾道市商店街連合会は6月17日、尾道ロイヤルホテルで開いた総会で、新会長にNPO法人工房おのみち帆布(同市)理事長の木織雅子氏(69)を選んだ。
総会後に開かれた懇親会で、木織新会長は「尾道の商店街が将来から見放されないよう五年先、十年先を見据え、若い人を中心に、どうやって店同士をつなげていくか勉強し、それを実践していきたい」とあいさつ。2年の任期で商店街の活性化に全力投球する。
木織新会長は今年3月まで同連合会の女性部会会長を務め、商店街の女性経営者がお勧め商品を詰めた「龍の玉手箱」や、育児サポートとしてのベビーカー無料貸し出し、商店街のマップ作りなどの事業を推進してきた。
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2009年07月01日号掲載  

広島県商工会青年部連合会藤岡会長再任

5月19日に開かれた広島県商工会青年部連合会(以下広島県青連)の総会で、福山市神辺町の(有)フィリオサプライの藤岡誠治代表が再選された。
広島県青連は1年前に「県青連部員10%の経営革新計画の承認」という目標を掲げ、全国に先駆けて次世代経営者へリーダーとしての意識改革を推進。その結果、広島県青連として前年度比の10倍以上に当る21件の経営革新計画の認定取得が達成されている。
この活動が全国商工会青年部連合会(全青連)の注目を浴び、全国モデルにまで発展している。
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2009年06月20日号掲載  

福山ロータリークラブが創立55周年記念式典

福山ロータリークラブ(内海康仁会長=光和物産㈱社長)は5月23日、福山市のホテルで創立55周年記念式典と祝賀会を開き、集まった約160人が節目を祝った。
式典のテーマは「奉仕GOGOこれからもず~と」。内海会長が挨拶で55周年記念事業を紹介した後「百年に一度という世界的な金融危機の中での開催、こういう時だからこそ相互扶助という104年前のロータリー創始の精神に立ち返り、職業奉仕の実を上げるべく、今後も努力することを決意します」と奉仕への揺るぎない取り組み姿勢を示した。
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2009年06月01日号掲載  

3万人の来場でにぎわった府中産業メッセ

府中商工会議所主催で5月23日、24日の2日間、ウッドアリーナ(府中市土生町)で「2009府中産業メッセ」が開かれ、2日間で3万人(主催者発表)が来場した。
機械や家具、アパレル、味噌など多彩な製造業が集積する府中市のものづくり技術や製品を市民に紹介するイベントで、今回が26回目。「多士同心~すぐれた技能(ものづくり)で心をひとつに~」をテーマに、会場では多彩な75の企業や団体が、ゲームや木工加工体験など参加型企画を盛り込んだブースを構え、家族連れらを楽しませた。
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2009年06月01日号掲載  

工房おのみち帆布が綿栽培の地域づくり開始

帆布を素材にした生活雑貨を製造しているNPO法人工房おのみち帆布(尾道市)は市内向島町の旧立花自然活用村の管理委託を受け、綿の栽培を中心に地域活性化への取り組みを始めた。
旧立花自然活用村の南側には観光用花畑があり、その畑を綿畑にするための種植えが5月6日、平谷祐宏尾道市長を始め、支援する広島県中小企業家同友会メンバー、工房おのみち帆布関係者ら約50人が集まって実施された。
南斜面の畑は向島洋らんセンターを運営する農業法人オーキッド向島(林原透代表理事)が管理する。
水やりが大切で、夏場に枯らさないように気をつけると10月ごろ黄色の綿の花が咲き、花の後にゴルフボール大の綿が各色でできる。綿摘み作業のころ、旧立花自然活用村の施設を利用して様々なワークショップを行う予定で、テキスタイルの研究拠点にする計画。
綿は1万粒を用意。5,000粒を既に植え付けた。残りは工房おのみち帆布や向島洋らんセンターで栽培希望者に無料で配布、賛同者を募り、栽培面積を広げる。摘み取った綿花は工房帆布で帆布製コースターなどと交換する制度を考えている。
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2009年05月20日号掲載  

尾道市民センターむかいしま完成

尾道市は同市向島町の天満屋ハピータウン南側に建設していた、尾道市民センターむかいしま(愛称ココロ)が完成、5月7日(木)10時から来賓や関係者を招いて竣工記念式典を開き、同庁舎の完成を祝った。
ココロは鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造り2階建て、延べ床面積4,504平方m。
一階の図書館は児童向け図書を中心に一般向けで14,000冊を揃え、子ども専用のスペースや施設も設けている。文化ホールは、舞台付き400席規模。
向島支所は建物南側が正面入口、住民福祉課、地域対策課、中央公民館がはいる。駐車場は124台を収容できる。住民サービスの拠点となる事務室を設けている。
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2009年05月10日号掲載  

しまなみ海道開通10周年を祝う

尾道市と愛媛県今治市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)が全通して5月1日で開通10周年を迎えるのを祝う、しまなみ海道10周年記念事業が4月29日、大三島の今治市上浦町井口上浦歴史民俗資料館多目的ホールと周辺で行われた。
ホールでは広島、愛媛両県関係者や来賓ら約400人が出席して「しまなみ海道10周年記念式典」が開かれた。
オープニングには全国的に活躍している県出身の林英哲率いる英哲風雲の会3人としまなみ海道太鼓衆選抜の海響10人による太鼓演奏で開幕、高校生3人による書道パフォーマンス、こども宣言「島・愛・美」などがあった。
式典後には多目的前広場で太鼓の演奏があり、最後に愛媛県知事、広島県副知事、本四連絡高速道路社長の3人が桜の苗木を記念植樹して記念式典を終えた。
屋外ステージでは太鼓演奏、郷土芸能、ふるさとアーティストライブなどのパフォーマンスがあった。
しまなみ物産フェアには、尾道市から観光土産品協会や向島町、因島生口島などの特産品売場、大三島・上島町、伯方島・大島、今治市などから24業者が展示販売した。
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2009年05月10日号掲載  

ゲタとタップが融合したゲタップデビュー

松永の下駄とタップダンスを組み合わせた「ゲタップBINGO」が4月に東京と尾道で発表された。
4月18日には東京・秋葉原にあるオノミッティーガー((株)河原会長の河原栄氏のアート)提供「ライブスペースinアキバ」で初めて「ゲタップBINGO」が発表され、25、26日の尾道みなと祭ではタップダンサーの粟村勝さん率いるダンスチーム「ウドペッカーズ」のダンスが軽快なっリズムを刻んだ。
「ゲタップBINGO」は松永下駄を基本に、一部をくりぬいて小さなタンバリンのシンバルを内蔵させた特製下駄を使ったタップダンスのパフォーマンス。東京で映像番組の制作等を手がける(株)ビエントの山口信哉社長と劇団四季にも出演したタップダンサーの粟村勝さんが考案、ともに尾道出身の2人が全国普及を目指している。
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2009年05月10日号掲載  

尾道サイクリング協会設立

しまなみ海道十周年の節目に尾道サイクリング協会が設立された。
尾道観光協会が音頭をとり、サイクリング愛好者を募って4月17日市内向島町の向島洋らんセンターで設立総会を開催、規約や役員などを決めた。設立時の会員数は30人。
尾道サイクリング協会の会員は日本サイクリング協会の会員となるために必要な年額4,000円が会費として必要になる。事務局は向島洋らんセンター(℡0848・44・8808)に置かれている。
愛媛県側には今治サイクリング協会が既にあり、今後は、しまなみ海道の両端を拠点にする2つのサイクリング協会が互いに情報を交換しながら日本一のサイクリングロードづくりに取り組む。
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2009年05月01日号掲載  

昭和20年の商都尾道・旧築出町の地図復元

戦前(昭和20年以前)の尾道市土堂二丁目界隈(旧築出町)の地図を当時そこに住んでいたお年寄りの記憶を基に復元した「尾道のヘソ、建物疎開で消えた町―築出町内会復元図」が3月26日、完成、福利物産㈱の店舗「北前亭」(尾道市土堂二)内のサロンで展示が始まった。
「味付けちりめん」で知られる福利物産(株)(尾道市東尾道、福島光宏社長)は自社発祥の地に創作珍味の直営店「北前亭」を昨年三月にオープンさせ、店舗脇の小路に旧町名の築出町の守り神だった築姫稲荷も復活させている。北前亭の開設プランを煮詰める中、自社発祥の地への思いを深めていた福島社長は同じように築出町に深い思いを持つ人たちが健在であることを知り、文化の伝承に意味深い復元を決意する。戦後63年以上が経過、当時の記憶が風化して行く中、今しかできないと福島社長が呼びかけ、13人のお年寄りが参集、「尾道・築出町マップ復元の会」を結成して復元された。
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2009年04月10日号掲載  

尾道観光土産品協会の尾道ええもんやオープン

尾道観光土産品協会はしまなみ交流館内に開設していた土産品売り場を千光寺山ロープウエー乗り場にも近い尾道本通り商店街の中へ借りた呉服店跡の店舗へ移転、団体向け食事コーナーも備えた本格的土産品販売店舗「尾道ええもんや」として4月10日にオープンする。
店舗は明治時代の木造建築物。改して店頭側に協会会員の土産品を並べ、奥に団体50人収容の食事コーナーなどを設けている。食事は前日までに予約する仕出し方式。ソフトクリーム等も販売する。地元野菜の朝市なども定期開催を予定する。
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2009年04月10日号掲載  

三原浮城ライオンズCN45周年記念大会開催

三原浮城ライオンズクラブは3月22日、三原国際ホテルを会場にCN45周年記念大会を開き、五藤康之三原市長、伏見暁三原商工会議所会頭らを来賓に迎え、歴史を振り返りながら一層の社会貢献を誓った。
記念事業報告は浮城ふれあいコンサート、三原小学校北の桜山への桜植樹、三原市芸術文化センターポポロへのベンチ基寄贈などをパワーポイントで発表した。
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2009年04月01日号掲載  

三原市と三原テレビ放送(株)が災害情報で協定

三原市とCATV事業の三原テレビ放送(株)(三原市)は3月17日、災害時の情報提供に関する協定を結んだ。
災害発生時や発生の可能性がある場合、同社のCATVサービスを、市立三原小学校(館町)屋内運動場など市内32カ所の小中学校に臨時設置されるテレビで無料視聴できるようになった。
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2009年04月01日号掲載  

介護賃貸住宅備後NPOセンターが発足

不動産売買・賃貸・管理の(株)タカハシ(尾道市)を経営する高橋大蔵社長はこのほど、特定非営利活動法人介護賃貸住宅備後NPOセンター(同社2階に事務局)を設立した。
同センターは国土交通省が進めている「あんしん賃貸支援事業」に貢献し、高齢者世帯、障害者世帯、外国人世帯、子育て世代など一般的な探し方では賃貸住宅にスムーズに入居できない世帯の入居をサポートするために設立されたもので、「あんしん賃貸住宅」を掲げる空き住宅に希望者がたどりつけるよう、情報を集め、条件整備を行う。
具体的には同センターが空き室の長い部屋や車椅子などでも生活しやすい住宅に改造してもいい部屋もしくは一戸建てを募集、登録することで希望者に紹介、同時に貸主の不安を解消するため、同センターが借り上げ、転貸する。
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2009年03月20日号掲載  

しまなみ海道の自転車活用法を発表

尾道市や尾道観光協会などでつくる「尾道市しまなみネクスト観光協議会」の主催で8日、尾道市瀬戸田町のベル・カントホールを会場に、沿線や島内での自転車活用社会実験の成果発表会が開かれた。
尾道大学の稲田全示教授が「しまなみ海道沿線の地域連携」と題して講演。北に位置する御調から南の瀬戸田まで各地の特産品を使った果実リキュールのラベルなど、デザインで尾道を活性化する企画に取り組んできた事例を紹介しながら「無形文化と人のコミュニティでしまなみの『みち創り』を進め、新たな地域遺産にしよう」と呼び掛けた。また「世界中で潮力発電などグリーンエネルギーエコノミーの研究が進む。しまなみには造船をはじめ水に強い会社が多い。ぜひ水流発電の研究所を発足させ、グリーンエネルギーパークをつくればどうか」と話し、環境対策先進地域としてのしまなみ海道の発展を提案した。
発表は7テーマ。自転車活用によるしまなみ海道の観光活性化、沿線の安全確保などの課題に関して、国歩補助事業としてインターネット上の招待制情報交換サイト「おのみっち」で収集、共有した情報などを基にした社会実験の成果も報告された。
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2009年03月20日号掲載  

県東部運転免許センター11月開設へ

福山市津之郷町の国道2号沿いに設置している広島県福山自動車学校の敷地内に「広島県東部運転免許センター」を開設する建設工事が進んでおり、11月1日(日)開庁の予定となっている。
東部運転免許センターは、鉄骨造り3階建て。隣接して6層の立体駐車場棟を建設、約340台を収容できる。
直轄エリアは、福山東警察署、福山西警察署、尾道警察署の三署で行なっていた免許更新、再交付、原付試験等を東部運転免許センターに集約する。
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2009年03月20日号掲載  

第34回芦辺会友書作展が盛況に開催

第34回芦辺会友書作展が3月12日から16日まで、福山市元町の天満屋福山店8階催場で開かれ、芦辺書苑の指導者ら174人の作品が来場者の目を楽しませた。
入り口正面奥には髙橋会長、中塚博子、藤井壽峰、藤岡松遠の三副会長、大田桂水理事長ら芦辺書苑役員の力作が並び、毎日書会評議員で東洋大学教授も務める書家、三宅相舟氏(東京)から寄せられた作品も出品されていた。
会場には広島、東広島、笠岡、三原、尾道、福山、府中、三次、庄原の各市、世羅町など幅広い地域から芦辺書苑の指導者として活躍している人たちから寄せられた作品が個性を競うように展示されていた。
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2009年03月20日号掲載  

啓文社の児玉さんが「尾道坂道書店事件簿」発刊

書籍販売地場大手の(株)啓文社(尾道市)に勤務する商品部部長の児玉憲宗さん(47)がエッセイ集「尾道坂道書店事件簿」を発刊、2月17日から啓文社もちろん、全国の主要書店で販売が始まった。
同書は啓文社に入社して以来、地元出身者の著書から地元を題材にした本までほぼ全てを把握する立場にあり続ける児玉さんが、先輩から聞いた古き良き時代の逸話も含めて本にまつわる多面的なエピソードをつづっている。
同エッセイは出版元の(株)本の雑誌社(東京都)の「WEB本の雑誌」に3年半にわたって連載したエッセイコラムを加筆、修正して出版した。
本が好きで入った仕事現場で出くわすクレーム処理。「棚がかすんでいる」と禅問答のような注意を与える先輩。店舗面積の違う店ごとに違う品揃えの工夫。そして人一倍自信があった体を悪性リンパ種に侵されて始まった闘病と車椅子での生活。作家光原百合さんに指導してもらえる尾道大学の学生と出版された「尾道草紙」への賛意。小林和作と啓文社社長の逸話。漫画家かわぐちかいじ誕生秘話。島田荘司選福山ミステリー文学新人賞に選考委員として関わった感想―など本を販売する立場ならでの視点で本を取り巻く人との出会いを中心に紹介している。

2009年03月01日号掲載  

50周年の尾道LCが盛大に高等学校合同演奏

尾道ライオンズクラブは15日、結成50周年を記念した第28回「青少年健全育成のための高等学校合同演奏会」をJR尾道駅前のしまなみ交流館で開催した。
50周年記念となった合同演奏会はNTT西日本中国吹奏楽クラブをゲストに迎え、尾道北高等学校、尾道中学校・高等学校、尾道東高等学校、尾道商業高等学校の吹奏楽関係の演奏グループが出演、4校が競い合うように日頃の練習成果を約600人の聴衆を前に思う存分発揮、盛んな拍手を浴びた。また最後には4校合同での演奏も行った。
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2009年02月20日号掲載  

大林宣彦監督と南原清隆さんが舞台挨拶

映画館「シネマ尾道」(尾道市)で11日、上映中の作品「その日のまえに」を手掛けた地元出身の映画監督、大林宣彦さんと、主演した南原清隆さんが舞台あいさつを行い、立ち見も出るなど満員となった観客を前に作品と尾道への思いを語った。
大林監督の「用意、スタート」の声で南原さんが登場。監督とナンちゃん南原清隆さん)は映画製作の思い出や作品に込めた思いなどを話した。
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2009年02月20日号掲載  

尾道の第2回スローフードパーティーが盛会

NPO法人おのみちアート・コミュニケーション(尾道市)は1月31日夜、同市潮見町のなかた美術館及びレストラン「ロセアン」を会場に第2回「スローフードパーティー」を開催した。
第1部の岡田菜穂子ピアノコンサートには61人が参加。パリ市立音楽院を一等賞で修了、ディプロマ取得という岡田さんの実力を名画に囲まれ、ピアノが身近に感じられる贅沢な空間で堪能した。
第2部は食談。地元で獲れたイノシシ肉を食材として竹内省三ロセアン料理長が腕を振るい、バラ肉ベーコンのサラダ、ソーセイジのポアレ・キャベツ添え、モモ肉の赤ワイン煮込み、イノシシ肉のカレーなど各部位の特徴を生かして調理した。平谷祐宏尾道市長も含む81人が、ローマ大学文哲学部教授のピノ・マラス氏の話を聞きながら、イノシシの料理を楽しんだ。
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2009年02月10日号掲載  

因島ロータリークラブが創立40周年の記念祝典

因島ロータリークラブ(尾道市因島土生町)は、今年で創立40周年を迎えた。
2月1日、同町の芸予文化情報センターで創立40周年記念祝典が開かれ、会員、来賓ら65人が出席した。
記念事業として40周年記念誌作製を発表、県立因島高等学校では県警音楽隊と同高校吹奏楽部の演奏もあり、同校に記念品も贈られた。
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2009年02月10日号掲載  

府中商議所が「府中みやげ開発事業」の成果発表

府中商工会議所が進めてきた「地域資源∞全国展開プロジェクト 恋しきを活用した観光資源発掘事業」の「府中みやげ開発事業 小売・雑貨部門」で参加事業所が開発した新商品が1月28日に発表された。2月3日から6日まで東京ビッグサイトで開かれる東京ギフトショーに出展し、バイヤーらに売り込みながらビジネスチャンスをつかむ。
参加したのは木工、縫製、茶小売店など14事業所。アドバイザーとして地元のプロダクトデザイン事務所、ナッツデザインスタジオ(福山市霞町)の高橋伸幸代表、(株)ワラビーデザイン(府中市中須町)の寺延匤昭社長、ウェイドデザイン(三次市)の渡鍋雅士代表、広島県立総合技術研究所西部工業技術センター生産技術アカデミー製品設計研究部が参画し、昨年夏から打ち合わせをスタート。コンセプト毎にグループに分かれ、半年間試作や改良を重ねてきた。
参加事業所は次の通り。▼ウッド近藤(木材部品加工)▼小川工芸(有)(家具・小物雑貨製造)▼和産業(有)(オリジナル商品企画開発、木製品製造販売)▼橘高被服(有)(婦人用スラックス加工)▼和布工房くりじん(創作小物製造販売)▼COCORON(宝飾品のデザイン・製造)▼皿田木工(株)(高級和洋家具・別注家具製造)▼恋しきCAFEすいれん(喫茶)▼豊田産業(株)(桐製品・インテリア製品の製造販売)▼中谷木工(株)(家具・木製ベッド製造)▼(有)フルブル(日用雑貨などアイデア商品企画開発)▼(有)松坂茶舗(茶・コーヒー・器・雑貨販売)▼(有)丸木産業(各種包装資材販売・金属加工)▼LIFE ART SYSTEMのモリタ(ペーパークラフトの加工販売)。
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2009年02月01日号掲載  

国際ソロプチ府中が認証25周年祝賀会

国際ソロプチミスト府中(児玉恵子会長)は1月20日、府中市府中町の末広殿で認証25周年の記念祝賀会を開催した。
同クラブが継続事業としている児童俳句コンテストの選者を務める竹下陶子氏らにに感謝状や表彰状、金一封などを寄贈した。
また府中商工会議所にロビー向け42型液晶テレビを、社会福祉法人静和会に金一封を寄贈した。
続い会員の表彰を行い、漆谷社中に琴の演奏などで懇親を深めた。
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2009年02月01日号掲載  

尾道テゴー座が碁聖秀策の人生を好演

尾道市が建設した本因坊秀策囲碁記念館の開館を記念し、市民劇団尾道テゴー座が制作、公演している演劇「秀策・虎次郎ものがたり『神童の目』」の2回目公演が11日、JR尾道駅前のしまなみ交流館で行われ、約600人が碁聖本因坊秀策の才能と人生に驚嘆と感銘を受けながら観賞した。
演劇は本因坊秀策が因島外浦町に生まれ、五歳のとき尾道旧市街地の艮神社で行われた奉納相撲見物に連れ出されたことから、豪商橋本吉兵衛と出会うエピソードに始まり、三原城主浅野甲斐守忠敬との対局で認められ、本場江戸の本因坊家へ弟子入りする過程、因島への帰郷と赤耳の一手を生んだ名勝負などを織り交ぜた実力向上期、御城碁負けなしの19連勝という偉業を成しながらも流行したコレラのため34歳で死去した最期までを感動的に描いた。
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2009年01月20日号掲載  

日本郵政の無料誌で尾道・福山を特集

日本郵政グループの商品紹介のほか生活、地域情報などを発信する季刊フリーペーパー「モヨリノ」が民営化1周年の昨年10月に創刊されたが、同12月発行の2号目「2008冬号」で尾道市、福山市が6頁にわたり特集されている。
「モヨリノ」はフルカラー、58頁。簡易郵便局を含む全国2万4千の郵便局とゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の支店で配布されている。
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2009年01月10日号掲載  

経営アンケートで景気は「悪くなる」が86%

当紙ではご購読者の協力を得て毎年11月末から12月初めにかけて経営環境アンケートを実施。
毎年恒例の設問「新年度あなたの業界の見通しについて」には、「よくなる」とする会社が昨年の20.2%から5.0%まで大幅に減少した。さらに「悪くなる」とする会社は昨年の36.3%から86.0%まで急上昇。平成15年の「悪くなる」68.5%も一気に超えた。
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2009年01月01日号掲載  

福山医療センター建て替え着工

福山、府中地区の医療圏で、初めて地域医療支援病院に指定された県東部の中核的医療機関、独立行政法人福山医療センター(福山市)が、施設の老朽化から昨年12月10日、建て替え工事に着工した。平成23年1月の完成を目指している。
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2009年01月01日号掲載  

尾道市立御調西小に日本一の巨大ツリー

「ペットボトルで日本一のツリーを作りたい」と、尾道市立御調西小学校5年生の豊田連伊那(れいな)さんが応募した、社団法人青少年育成広島県民会議(広島市)が昨年度募集した「夢配達人プロジェクト推進事業」に選ばれた。
この決定を受けて地元関係者による夢プロジェクト実行委員会を立ち上げ、御調西小、同PTAら地域の協力で夢の実現に向けて準備が進められた。児童と地域の人で集めたペットボトル約24,000本を使って、高さ24mの巨大なツリーと、校庭に大小6基のツリー、サンタクロースの顔などを完成させた。
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2009年01月01日号掲載  

バイク雑誌がしまなみ海道を特集

全国のバイクファンに向けて発行されているバイク雑誌「Zeppan BIKES」の12月増刊号でしまなみ海道をツーリングする特集が掲載された。
掲載された特集は「そうだ、四国行こう。」のタイトルで、「尾道からはじまる『しまなみ海道』原2小旅行。」のサブタイトル。
来年開通10周年を迎えるしまなみ海道は歩いても、自転車でも渡れる架橋として知られるが、50cc以下の原動機付自転車及び125cc以下の原動機付自転車2種も自転車道を走行することができ、通行料金も格安となっている。そこに目を付けたのが今回の企画。
尾道のバイク愛好者なども案内役として登場、景色を中心に地元料理や特産品なども紹介、しまなみ海道の魅力をたっぷり紹介した内容になっている。
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2008年12月20日号掲載  

繊維ビル跡マンションのクラブ会員募集開始

JR福山駅前の繊維ビル跡で工事が始まっている福山駅前再開発事業の住宅部分「フローレンス福山ローズタワー」のクラブメンバーズ募集がいよいよ始まった。
平成23年1月の完成予定となっている「フローレンス福山ローズタワー」は章栄不動産(株)(広島市)が開発、28階建ての5階から28階までのマンション部分で福山初の地上100mという超高層複合レジデンスになる。
再開発は18階建てのホテルやショッピングモール(1、2階)、スーパーマーケット(地下1階)、オフィス・クリニック(3、4階)、立体駐車場などが複合的に集積する計画で、福山の新しいランドマークとなる。全体は「ines FUKUYAMA(アイネス フクヤマ)」の愛称で呼ばれる。
マンション部分の「フローレンス福山ローズタワー」は140戸の計画で、建築基準法が超高層建築物を対象に定める特別な検証法に基づく構造計算を行い、指定性能評価機関の評価に基づき国土交通大臣による認定を受けている。その特長は中間免震構造でワンランク上の耐震性能を実現、揺れを3分の1から5分の1に軽減する構造を採用した。さらに完成時には建設住宅性能評価も取得予定で、品質重視の住宅建築を目指している。
住宅部分を開発する章栄不動産(株)は「フローレンスマンション」シリーズを開発、供給戸数では4年連続中国地区、10年連続広島都市圏でナンバーワン実績を誇っており、福山市内にも10棟がある。
このほど「フローレンス福山ローズタワー」紹介のため、「ローズクラブ」を発足させ、メンバーの募集を始めた。メンバーにはマンションギャラリーの一般公開に先駆けて行う優先内覧会を案内するほか、会報誌や「フローレンス福山ローズタワー」に関する最新情報を送付する。
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2008年12月20日号掲載  

東部工業技術センターが研究成果発表会

県立総合技術研究所東部工業技術センター(福山市)は3日、地元企業の製造技術者ら約50人を対象に同センター2階講堂で職員による研究成果発表会を行った。
はじめに節家孝志所長が同研究所の組織概要を説明、続いて来年春には日本初の「電子・ロボット工学科」を置く福山大学工学部の千葉利晃工学部長(情報工学科教授)が、同学科にはロボカップ世界大会で5連覇し、米専門誌で「未来を変える33人」にも選ばれているロボットクリエイター高橋智隆氏を客員教授に招いたカリキュラムを実施するなど大学の特長を説明した。
職員の発表では「新しい接合ツールを用いた鋼板用摩擦攪拌点接合技術の開発」「鋳鋼への鋳込み同時表面硬化層の作製とその改質層特性」「周波数特化型自動車用吸音材料の開発」「人間工学による園芸はさみの開発」「高セキュリティ・低コストの遠隔監視システム」「樹脂含浸及び熱処理による低比重重材の寸法安定化及び表面の強度化」のテーマで各担当者が現況を発表した。
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2008年12月10日号掲載  

尾道市立美術館で「福島瑞穂の世界」開催中

尾道市立美術館で11月15日から12月28日までの会期で「福島瑞穂の世界〈愛と死―Eros et Thanatos―〉」が始まった。
福島瑞穂さんは1936年尾道市生まれの画家で、現在は神奈川県在住。独立美術協会会員、女流画家協会委員。中央画壇では人間の心の奥底を写す独特の世界観が高く評価されている。
県立尾道東高等学校在学中に独立展で初入選。女子美術大学洋画科に進み、卒業した1959年に独立美術協会会友になり、翌年の上流画家展で上流画家協会賞、独立展奨励賞を受賞、1986年には安井賞佳作賞を受賞している。
尾道初のとなった今展覧会は初期の作品から最新作まで約50点を展示、150F、200Fといった大作が連続して眼前に迫る迫力いっぱいの展示となっている。
福島瑞穂さんの絵画に魅せられた文化勲章受章者、新藤兼人監督は「彼女の描きたい絵だけを描きつづける。わたしは異論を唱えながらも、毎年、彼女の絵の前に立ち、その奥に秘められた彼女のエネルギーに圧倒される」と福島さんの絵に対峙している。
醜く描かれた赤ちゃんについて、福島さんは「子どもが生まれると親は喜ぶのが普通。しかし赤ちゃんは不幸なのかも知れない。自分と同じ不幸な道を歩くとすると生まれたことは不幸」と独自の観点に立つ。
制作する心構えについて「絵は心の問題。人間を描くことは贅沢、表情一つで絵になる。人に見せる絵ではなく、自分の魂の中に深く入っていく絵を描く。絵は難しくない。分かるはず。例えば泣いている顔とか。分からないのは拒絶反応があるからかも。パリの展覧会では日本人のような感想は少ない。新藤監督は日本人では珍しくまっすぐ受け止められる人」と話す。
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2008年12月01日号掲載  

広島県労働基準協会が三原で産業安全衛生大会

社団法人広島県労働基準協会は13日、三原市宮浦2の市芸術文化センター(ポポロ)で「広島県産業安全衛生大会」を開催、県内事業所から職場管理者ら担当者約900人が参加した。
大会は和木坂史生大会実行委員長の開会の辞で始まり、続いて福田昌則会長が大会式辞を述べ、労働者福祉の向上などに貢献した10人を功労賞として表彰した。
第2部では快適職場推進フォーラム、 第3部ではテレビ、新聞でも活躍しているNPO法人お笑い研究会プロデューサーでオフィス・なかがわ代表の中川政雄氏が「笑いと安全~笑いは職場の潤滑油~」と題して講演を行った。
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2008年11月20日号掲載  

三原で「ドリーム・ベースボール」

県、三原市、財団法人自治総合センターが主催して三原市で、宝くじスポーツフェアとして「ドリーム・ベースボール~名球会、OBクラブがやって来る~」が開催される。
11月23日、三原市運動公園三原市民球場で、9時開場。9時30分から名球会・OBクラブ23人を講師に「少年少女ふれあい野球教室」が開かれる。11時30分まで、約600人の参加者を指導する。
また10時30分からは市立第五中学校屋内運動場(沼田東町)で日本プロ野球名球会会長の金田正一さんを講師に講演。
12時30分から開会式、13時から「ホームラン競争」などのアトラクション。
「ドリーム・ゲーム」は、13時30分試合開始で、名球会の金田正一、山本浩二、村田兆治、北別府学衣笠祥雄、野村謙二郎、張本勲、広瀬叔功各会員、OBクラブの長内隆市川和正各会員ら計24人のドリームチームと三原市選抜チームが90分7回戦で対戦する。
(この催しは既に終了しています)

2008年11月10日号掲載  

尾道JC主催の尾道大物産展が盛況

尾道青年会議所(JC)が主催する「2008尾道大物産展」が県営上屋2号(尾道市西御所町)を会場に初めて開かれ、事前予想を大きく超える来場者でにぎわった。
会場には「おのみち 丸ごと食べよう!」のコンセプトに沿う地元食品が大集合。海産物、農産物、加工食品、菓子、生鮮魚介類などを扱う企業61社が出展。試食品をたくさん準備して味見をしながら買い物が楽しめるムードがあり、一時的に通路は身動きできないほど人があふれ、大盛況となった。
県営上屋2号を観光拠点として考えるときのポテンシャルを示す社会実験ともなった。
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2008年11月01日号掲載  

SNS「おのみっち」が尾道市の市民提案事業第1号に

市民グループ「おのみち地域SNS研究会」が10月27日から運営を開始したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)事業の情報交換サイト「おのみっち」が尾道市の市民提案事業の第1号に選ばれた。
同会は市内のNPO法人や事業主など7会員で組織。知り合いの招待で参加資格が得られ、実名登録をすることで安心、安全な地域社会サービスを提供する。
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2008年11月01日号掲載  

シネマ尾道をサポートする会が800万円寄贈

10月18日に開館した「シネマ尾道」の開業を支援するため発足していた「シネマ尾道をサポートする会」(川口協治代表)は10月21日、尾道国際ホテルでチャリティの「シネマ尾道支援パーティー」を開き、チケット販売等で集めた利益と篤志家による大口寄付を合わせた800万円をシネマ尾道に寄贈した。
パーティーにはシネマ尾道の河本代表理事が教え子という平谷祐宏尾道市長のほか約100人が出席。はじめに川口代表が「経済情勢の厳しさを実感。よくご協力いただいた。寄付した方の気持ちを汲み、初心を忘れず運営してほしい」とあいさつした。
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2008年11月01日号掲載  

尾道市瀬戸田支所が起工式

尾道市は10月13日、同市瀬戸田町鹿田原で、尾道市瀬戸田支所の起工式を行なった。
新しい支所は、鉄筋コンクリート造り平屋建て、建築面積957平方m。外観は切妻の大屋根が特徴の庁舎となる。内部には事務所のほか、多目的な会議室・相談室、防災無線も設ける。行政の窓口のほか、住民の交流や地域活動の拠点、災害時の防災拠点の役割も果たす。
完成は平成21年7月末の予定。
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2008年10月20日号掲載  

NPOぬまくま民家を大切にする会が作品展

古民家再生に取り組むNPOぬまくま民家を大切にする会(倉田久士会長)は10月17日から20日までの4日間、松永のギャラリーを会場に、市内の古民家に眠っていた食器やカゴなど多様な民具を現代の生活シーンに馴染む演出で紹介する展示会を開催する。
歴史ある民具を今の生活に取り入れる利用法や表現の提案を通して、古いものの価値を考え直すきっかけにしてもらう。題材は沼隈平家谷などの古民家に眠っていた古民具で、江戸から昭和までの歴史が色濃く刻まれた手作り品。煙草盆や竹カゴ、壺、竿計り、糸車、食器、農具など職人の思いが込められた庶民の生活用品を、花活けやリビングに飾るオブジェ、テーブルコーディネートなど現代風のアレンジで甦らせる。
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2008年10月10日号掲載  

都道府県地価(基準地価)は下落の方向

国土交通省は9月18日、全国の都道府県地価(基準地価)を発表した。広島県では景気後退の影響から下落傾向が再び強まり、住宅地が平均2.1%下落、商業地も同1.5%下落でともに17年連続の下落。住宅地は2年連続で縮小していた下落幅が拡大に転じ、3年連続で縮小していた商業地も横ばいとなった。
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2008年10月01日号掲載  

本因坊秀策囲碁記念館が開館

尾道市が同市因島外浦町の秀策生家近くに建設していた「本因坊秀策囲碁記念館」が完成し、9月27日開館する。
本因坊秀策は尾道市因島出身で、江戸時代に活躍した天才碁士。囲碁は尾道市の「市技」に指定されており、囲碁記念館には秀策ゆかりの品々を保存、展示するほか、囲碁に関する資料も展示する。
記念館内には玄関、エントランスホール、受付け・事務室、休憩ロビー、常設展示室、企画・囲碁展示室、展示ホール、収蔵庫、研修室、囲碁情報ブース等を設備している。
生家は、和室6畳2室、4・5畳1室、4畳1室、台所、土間、戸棚、物入れ、湯殿などを現存する旧生家家相図を元に再建しており、秀策の子ども時代を偲ぶことができる。
開館時間は午前10時から午後5時、休館日は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日から翌年1月3日まで。入館料は大人300円(20人以上は団体扱いで240円)、中学生以下は無料。
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2008年09月20日号掲載  

10月1日から尾道で多彩にグルメイベント

第21回グルメ・海の印象派―おのみち―(同実行委員会主催)が市内飲食店や特設会場で10月1日から多彩なイベントを組み合わせて行われる。
「おのみち味めぐり」は17店舗が参加。10月1日から11月5日までの36日間、参加店で趣向を凝らした料理が楽しめる。「ベッチャーの胃袋」「たまがんぞう」「きたまえ」の3店は鯨肉を食材にした料理。そのほかの店舗は海の幸、山の幸をどんぶり、弁当、コース料理に盛り込んでいる。
「おのみち菓子まつり」は10月18、19日の2日間、しまなみ交流館で工芸菓子の展示、菓子作り体験と販売を行う。菓子細工の妙とケーキなどのデコレーションが見物。
「おのみち食彩まつり」は尾道駅前港湾緑地帯で10月19日に開催。尾道調理師会所属の飲食店を中心に約20店が野外店を設営。「食と音楽と芸術の祭典」をテーマに潮風の特別席とバンド演奏などを楽しむ。また再生しやすいエコトレーを料理皿に使い、エコステーションを設置して環境に優しい気持ちのいいイベント運営を目指す。
「ナイトフェスタinおのみち2008」は10月25日午後6時から開催。尾道商工会議所南側と桟橋の上に席を設け、「福本バンド」の演奏と特別料理を楽しむ。会場はイルミネーションとイルミネーション装飾を施した約十隻のヨットによる海上パレードで特別な夜を演出する。前売りチケット制で一人4,500円。定員200人。
「グルメ・マップ」は市内中心部の参加店約180店を紹介。参加店や市内観光拠点でマップを無料配布し、参加店で飲食した印(店名の記入またはスタンプ押印)を残したマップの一部の切り取りとともにはがきで応募、抽選会を行う。12月31日が応募締め切りで来年1月中旬に抽選。参加店で通用する5,000円分の食事券が60人に当たる。
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2008年09月20日号掲載  

「府中家具木工資料館」が再開

府中家具工業協同組合(府中市)は、3月末に閉館した「府中家具木工資料館」を10月19日に再開することを決めた。
旧資料館は、土地・建物を所有する県が府中市への無償貸与を打ち切ることで閉館に追い込まれたもので、今回の再開には同組合が所有する府中家具協同会館1階を1部改装してオープンする。
同組合では江戸時代から明治、大正、近代までの家具と古くから職人が手づくりしていた当時の家具作りの道具類など約600点を保存しており、10月19日、府中市中心市街地活性化協議会と府中商工会議所が主催して開く「第1回ふちゅう玉手箱市」の開催日に合わせて再びオープンする。
入場は無料で、土・日・祝日は休館する。
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2008年09月10日号掲載  

福山商工会議所が「風呂敷」デザイン作品募集

福山商工会議所は福山のPRとエコ推進を目的に、福山らしさを表現した風呂敷のデザインコンテストを行う。10月1日から11月28日まで作品を募集する。福山市中心市街地活性化推進事業。
名称は「The Furoshikiデザインコンテスト」。エコバックと比べて包むものの大きさに左右されない風呂敷の良さを「便利な道具」として見直し、環境問題への意識を高めてもらうと同時に、福山の魅力を伝える福山らしさのあるデザインで、「持ち歩きたい風呂敷」「商品を包んでもらいたい風呂敷」「人に贈りたい風呂敷」を考えてもらう。
ホームページからもダウンロードできる所定の応募用紙で応募。賞金は、最優秀作品1点副賞10万円ほか。
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2008年09月10日号掲載  

シネマ尾道が10月18日オープン

映画のまち尾道にいまは一館もなくなっている映画館を復活開館させようと活動しているNPO法人シネマ尾道(河本清順代表理事)は22日、映画館の改装工事着工とオープン予定日を発表した。
映画館はこれまで検討してきたJR尾道駅前の尾道松竹跡(東御所町)で、「シネマ尾道」の名称で今秋10月18日にオープンする。
8月20日に避難通路の新設も含む改装工事に着手、110席の映画館に生まれ変わる。コンサート会場などイベント利用もできるようステージ部分を広めにする。
開館記念の上映作品は夫婦の絆を描いた「ぐるりのこと。」(2008年、橋口亮輔監督)。橋口監督を招いたトークイベントも予定している。
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2008年09月01日号掲載  

第1回広島県東部スミングフェスティバル開催

財団法人広島県東部スイミング財団(福山市)は8月17日、福山市蔵王町の蔵王スミングスクールで「第1回広島県東部スミングフェスティバル」を開催した。
同フェスティバルは水泳を始めたばかりの子どもや水泳の魅力を感じ始めた子どもたちの泳力を認定する認定会と記録会を行い、子どもたちがより楽しく水泳に取り組めるようにと始まった。
開会式につづき、神伝流三段の丸山高司さんによる古式泳法の披露と体験レッスン、模範泳法のデモンストレーションも行われた。
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2008年09月01日号掲載  

「府中みやげ」開発へ菓子製造業者を募集

府中商工会議所は昨年11月の「恋しき」リニューアルオープンを機に観光客が市内を訪れる機会が増えたことを機に、お土産ニーズに応えようと新しいお菓子の土産品開発に取り組むプロジェクトをスタートさせ、参加事業所の募集を始めた。
中小企業庁の補助を受けた事業で、名称は「地域資源∞全国展開プロジェクト 『恋しき』を活用した観光資源発掘事業」。商品開発やマーケティングの専門家が協力し、府中らしいお菓子を企画、地元菓子製造業者と一緒に商品化を目指す。開発するのは洋菓子、和菓子、氷菓子。条件は府中商工会議所会員の菓子製造業者。アドバイザーへの謝礼は商工会議所が負担し、材料費や試作開発に必要な費用は自己負担。(既に募集終了)
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2008年08月10日号掲載  

県労働基準協会が県東部初の技能講習施設

社団法人広島県労働基準協会(広島市)は、福山市瀬戸町山北(広島県東部花き地方卸売市場と太陽家具の隣接地)に県東部では初の施設となる「広島県労働基準協会福山教習所」を開設する。
事務所棟は講習等の教室や県協会の教習所事務所と、現在福山商工会議所ビル5階に開設している福山支部の事務所が移転して入室する。実技棟はガス溶接など技能講習の実技に使う。敷地内にはフォークリフト運転実技の3コースも設けられる。
建設中の建物は9月15日に施設の引渡し、10月から利用を始める予定で準備を進めている。
最近は受講者数が増加を続けており、平成19年度の福山支部実績では、講習会開催回数79回、3,570人が受講している。
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2008年08月01日号掲載  

なかた美術館で金の星社「こどもの本の世界」開幕

なかた美術館(尾道市)で、日本最古の子どもの本の専門会社㈱金の星社創業90周年記念「こどもの本の世界」展が始まった。9月21日まで。
7月23日に行われたテープカットには、前日から尾道入りしていた金の星社の斎藤健司社長、来賓の平谷祐宏尾道市長らがテープにはさみを入れた。
金の星社の斉藤社長は「金の星社は祖父斉藤佐次郎が26歳で児童童話雑誌を発刊した大正8年に創業。初代編集長の野口雨情をはじめ、島崎藤村、有島生馬、若山牧水らを迎え、皆さんもよくご存知の『七つの子』『青い目の人形』なども誕生しました。しかし残念ながら創業当時からの資料は非難させた世田谷で空襲によって焼失しました。いま残っているのはその後収集した資料です。資料の展示は今回が2回目。初めて現在の人気作家の原画も集めた企画となりました。多くの方に楽しんでいただきたい」とあいさつをした。
展示は入り口付近に絵本など現在の出版物紹介コーナー、入ってすぐのところに児童童話雑誌「金の船」創刊号からの歴代表紙と一年ほどして「金の星」に改題してからの歴代表紙を展示している。
そのほかの展示では若かりしころの東山魁夷が表紙を描いた塗り絵が長い歴史を物語る。また2階の絵本原画展示ではあきやまただし、飯野和好、長新太、やなせたかしといった著名な現代作家ものが並び、子どもたちに詩の投稿を呼びかけるコーナーもある。
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2008年08月01日号掲載  

常石造船紹介するDVD・写真集発売

常石造船カンパニー(福山市)が製作に全面協力した写真集とDVDが6月20日、全国発売された。書店の啓文社も重要商品として専用コーナーを設け後押しする。
東京書籍から昨年発行された、関東などの工場鑑賞スポットを紹介する写真集「工場萌え」がベストセラーになるなど、巨大建造物鑑賞が新しいムーブメントとして定着しつつある。愛好家は自身のブログで写真やレポートを報告したり、グループで工場見学、撮影旅行などを楽しんでおり、「工場萌え」「ダム萌え」などの言葉も生まれている。そんな流れの中で注目されたのが常石造船カンパニー。制作陣も実力派が揃い、今年1月中の5日間、新造船を建造する常石工場の第一・第二工場と常石鉄工カンパニーで撮影が行われ、エースデュースエンタテイメント発行・文苑堂発売の写真集「THE・造船 常石造船」(税込み2,381円)と、エースデュース社発売の同タイトルDVD(同3,990円)の同時発売となった。
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2008年07月01日号掲載  

福山CAPA会が福山市に鏡を寄贈

経営者や社員らが個人の立場で異業種交流を求めて集まる「福山CAPA会」が14日、福山市沖野上町の宴会施設で開かれ、福山市へ公共施設で利用する姿見(鏡)を寄贈した。
今回のCAPA会には会員ら約70人が出席。このほど衆議院議員に繰り上げ当選した和田隆志氏の司会で、羽田皓市長や石井耕二福山商工会議所専務理事、大田祐介市議らも出席するなか、羽田市長に姿見が寄贈された。
福山市ではばら祭のパレードにも参加する市民団体らが公民館で踊りを練習しており、姿見の要望が高かった。
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2008年06月20日号掲載  

尾道の映像コンテスト大賞は永田淳さん

「五分間ノ尾道物語リ」映像コンテストの最終審査と表彰式が7日、尾道市東御所町のしまなみ交流館で開かれた。
会場で本選に残った15作品を上映して公開審査、賞金30万円のグランプリに永田淳さん(20)の「尾道の坂や」が選ばれた。
永田さんは尾道市出身で福山市霞町在住の倉敷芸術科学大学三年生。作品は都会から帰郷した若者が跡継ぎとして酒販店で働く姿を描き、同じく帰郷した友人や家族と絆を確認する物語。
本審査では審査委員長を脚本家の高橋玄洋氏が務めた。
同コンテストは尾道、尾道東の二ロータリークラブが主催。尾道フィルム・コミッションや因島、瀬戸田ロータリークラブなどの協力を得て田邊良造実行委員長(尾道東ロータリークラブ会長)をトップに実行委員会を組織、昨年11月から全国に映像作品を公募、一次審査で集まった56作品から15作品に絞って最終審査を迎えていた。
グランプリ(大賞)以外の受賞作品(ノミネート作品外から審査員特別賞として5作品追加)は次の通り。(敬称略)
◎準グランプリ=「僕のひいばあさん」高岡尚司(倉敷市)
◎シニア賞「尾道黒兵衛の便りに寄せて」大平皓一(福山市)
◎優秀賞=「Onomichi Soul」浅原裕貴(広島市)、「尾道ベッチャー祭り~祭りの絆~」田村禎英(尾道市)、「めばるの眼」井ノ原智子(福山市)
◎入賞=「尾道につつまれて」松本信行(三重県志摩市)、「あの時と同じ風が吹いた」赤瀬周次(福山市)、「尾道物語り」臼木邦江(東京都渋谷区)、「その時代に光をあてた写真家・原田富夫」麻生祥代(尾道市)、「御袖天満宮天神祭」麻生泰江(尾道市)
◎佳作=「尾道カレンダー」坂本洋一(三原市)、「うみねこ」住元謙太(尾道市)、「雁木の夢」真野洋介(東京都豊島区)、「桜色の思い出」河上えり菜(愛媛県松山市)
◎審査員特別賞=「Road of Tail」越智和寛(広島市)、「つながりの町」光藤博明(広島市)、「こころの原風景誇れる里山の再生」和泉義弘(尾道市)、「縁~父から子に託す仏法の絆~」堀川文雄(尾道市)、「胎内回帰」浜下幸世(尾道市)。
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2008年06月20日号掲載  

ヒット中の少女漫画家・海里真弓さん

瀬戸田出身、在住の少女漫画家・海里(かいり)真弓さん(33)の原画展が5月1日から29日まで尾道市立瀬戸田図書館で開かれ、多数のファンらで賑わった。海里さんは近作が累計で9万部を記録。平成12年のデビューから、徐々に人気漫画家への道を歩み始めている。
海里さんは尾道市瀬戸田町名荷に生まれ、広島市内の短大を経て就職、会社に勤務しながら独学で学んだ。2年後に講談社の少女漫画雑誌「デザート」の「デビュードリーム」で選外となり、プロになる決意を固めた。23歳で退職し、コンビニや中古本店でアルバイトをしながら本格的な執筆活動に入った。
26歳の時「始発点」でプロデビュー。平成15年発売の初の単行本「DV」(エトウケイコ原作)は恋人同士のドメスティックバイオレンスをテーマとした問題提起的な作品で、発売前から反響は大きく、現在は9万部を突破、一躍知名度を上げた。
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2008年06月10日号掲載  

ティ・ナ・ナの田んぼ教室で田植え

健康生活提案の「ティ・ナ・ナ」(尾道市高須町、℡0848-56-1715)は6月1日、ふれあい田んぼ教室の田植え体験を開き、子どもやその家族、スタッフら総勢約150人が参加、素足で田んぼに入り、一列に並んでの田植えを体験した。
世羅郡世羅町黒川上谷で減農薬栽培を行っている田んぼが会場。世羅町で独自ブランドのお米を契約栽培している㈱オクモトと農事組合法人くろがわ上谷の協力を得て実現した。
ティ・ナ・ナは㈱純正食品マルシマの経営。杢谷正樹社長のあいさつで始まり、㈱啓文社の手塚淳三社長や山本コーポレーション㈱の山本伸社長などベイタウン尾道に本社を置く企業関係者も家族で参加した。
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2008年06月10日号掲載  

今田竜二・谷原秀人両選手が続けて優勝

日本が誇るトッププロゴルファーの実家はともに尾道市内。しかも尾道市役所、尾道大橋のそば。歩いても20分ほどの距離。今田竜二選手と谷原秀人選手は中学生のとき、同じゴルフ練習場で顔を合わせていた知り合いだった。その二人がこの一週間の間に、プロゴルフ界の大舞台で優勝した。不思議な縁に地元で大きな話題になっている。
今田竜二選手は米男子ゴルフツアー「AT&Tクラシック」(ジョージア州)で5月18日、初優勝を果たした。谷原秀人選手は5月25日、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズGCで行われた「マンシングウェアKSBカップ」で、今季ツアー初優勝を飾った。
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2008年06月01日号掲載  

元ユニクロ社長の玉塚元一氏が尾大で講演

尾道市立の尾道大学で5月21日、ユニクロで知られる㈱ファーストリテイリング元社長で、現在、㈱リヴァンプ代表、㈱ロッテリア会長の玉塚元一氏(45)を講師に招いた特別講演会が行われ、学生約200人が日本ビジネス界の最前線を行く玉塚氏の講演を熱心に聴講した。
同講演は尾道ニュービジネス懇話会の提案で学生に実学の機会を提供する目的で開催されたもの。㈱アンデックス(尾道市)の寄付講座として実現した。
玉塚氏は自分にベクトルを向けた、他人のせいにしない成長型人間の重要性を説き、学生は著名な経営者の実体験に基づく貴重な話を熱心に聴講していた。
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2008年06月01日号掲載  

福山市松永図書館で稼動するICタグ管理

西福山市民センター(福山市松永町)が新築されたのに伴い、併設されている市松永図書館もリニューアルされ、蔵書にはICタグが内蔵された。
ICタグによる管理は県内公立図書館では初めて。7月1日にオープンする福山市中央図書館(旧市民センター跡)にも導入される。
利用方法は簡単。受発信機(リーダー/ライター)の上に本を置き、自分の図書カードを読み取らせるだけで貸し出し業務が終了し、防犯のためのゲートを通過できる。
非接触なので磨耗による機械的故障がない、透過性が有り本の内側でも読み取れる、複数を同時に読み取れるなどの特長がある。
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2008年05月20日号掲載  

福山大学孔子学院開学記念で中国書家が講義

福山大学(福山市東村町)と中国政府が共同で4月4日に福山大学孔子学院をオープンした記念に「書道で始める中国文化入門講座」が同月25、26の両日、市内のホテルで開かれ、書道愛好者ら約110人が日本文化にも造詣が深い中国の書家、張信上海師範大学美術学院准教授から漢字の形が持つ意味など書の源流や日中の違いなど書道文化を学んだ。
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2008年05月10日号掲載  

好評・やまねみわこさんのCD「おのみちこみち」

尾道を題材に尾道出身のやまねみわこさん(24、東京都在住)が作詞作曲、自ら歌ったCDアルバム「おのみちこみち」(@RECORDS発売)が尾道中央商店街のBGMで流れるなど話題になっている。
やまねさんは丸美運輸の山根司社長の三女。尾道北高を経て日本大学芸術学部音楽学科を平成十八年春に卒業、作曲家を目指しながら東京のIT関連企業で働いている。
作曲家志望ながらファーストアルバムでは作詞、作曲に加え、歌まで担当。澄んだ声と高い歌唱力で心地好い作品に仕上げている。
「おのみちこみち」、「SHIMANAMI ROAD」など全10曲を収録。
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2008年05月10日号掲載  

福山藩水野家の夢と重なる姫谷焼展覧会

福山市西町の広島県立歴史博物館で幻の焼き物「姫谷焼」を紹介する展覧会「姫谷焼―備後に花開いた初期色絵磁器―」が6月8日までの会期で始まった。
姫谷焼は十七世紀後半の一時期に福山市加茂町百谷で製作された色絵磁器。当時、高度な生産技術を必要とした色絵磁器を製作していたのは有田焼、伊万里焼で知られる肥前窯(佐賀県・長崎県)、九谷窯(石川県)と姫谷窯の三カ所のみ。姫谷焼は日本の焼き物文化を研究する上で重要な位置にある。
展覧会は「備後の宝である姫谷焼を知ってもらいたい」との思いを持つ福山ロータリークラブ(平地茂雄会長)との共催で実現した。
 ■姫谷焼の窯跡
福山市加茂町百谷に姫谷焼の窯跡が見つかっており、昭和10年の試掘調査後、12年に県史跡に指定された。江戸時代初期の1660~80年ごろの20年間のみ生産したとされ、色絵磁器のほか白磁や青磁、染付の破片も見つかっている。
形態では皿のほか瓶や茶道具の破片も見つかったが、庶民的な生活雑器はほとんどなく、当時、同地域を所領とした福山藩(藩主水野家)の藩窯的な性格が想像されるものの、福山藩との関係を裏付ける記録などは確認できていない。唯一、江戸時代後期になって現在の福山市駅家町の庄屋だった馬屋原重帯によって編纂された地誌「西備名区」に水野勝成が中国地方を放浪中に焼き物を製作し、これが姫谷焼として伝えられることになったという説話が記されているが、時代や出来事に錯誤が認められることから説話の内容を信じるには至っていない。
 ■姫谷焼ロマン
姫谷焼の企画を担当した県立歴史博物館の鈴木康之主任学芸員によれば、姫谷焼は「いつ、だれが、何のために製作したのか、その実体は明らかでない点が多く、伝世品のすばらしさからロマンが広がる」とのこと。ここから先は一観覧者として弊紙でロマンを広げてみた。
姫谷焼の製作された1660~80年はほぼ福山藩第四代藩主水野勝種の時代。勝種は1663~1697年の間藩主だった。姫谷焼が1660年代に始まったとすれば、ピタリと当たる。しかし勝種が藩主になったのは2歳のころ。高度な技術を要した窯の生産開始には相応の準備期間が必要だったはずで、第3代の勝貞(1655~1662年藩主)が準備期間を担ったと思える。
その勝貞は藩主になったとき30歳。鞆の浦生まれとあってか、文化的素養も高かく、藩主着任ごろは何か殖産興業のため、ベンチャー起業を考える適齢期にあった。当時の磁器は現在で言えばセラミックのような新技術。セラミックにかけた京セラが巨大産業を担ったように、異国伝来の新技術「磁器」の可能性に勝貞はかけたのではないか。
では、どこで磁器と出会ったのだろうか。勝貞は祖父水野勝成、父水野勝俊とともに、親子3代がそろって1638年の島原の乱に出兵している。島原の乱を収めた陣営の多くは九州の大名だが、唯一、九州以外から出兵したのが福山藩の水野家。参じた軍勢の中で最大は佐賀藩の鍋島勝茂で兵力3万5千。福山藩も5千6百を注いでいる。
鍋島家と水野家の情報交換が密に行われたことは間違いなく、既にベンチャーとして磁器の生産を始めていた佐賀藩に水野家3代のトップは興味津々だったに違いない。
また水野勝俊と言えば天下無敵の二刃流で知られる宮本武蔵。父勝成と懇意だった武蔵は大坂の役で勝重(後に勝俊に改名)付けとして出陣した間柄だった。その武蔵も福岡黒田藩から島原の乱に出兵しており、島原の乱では水野、鍋島両家と宮本武蔵が「これからの藩運営」と題して懇親会をもったやも知れぬ。
いずれにせよ、当時は高度な最新技術だった磁器生産の日本発祥の地からほど近い島原に水野家3代が1638年に集っていた。華麗なる一族の交流には贈り物が付き物。珍しい色絵磁器は高級調度品としてもてはやされたに違いなく、一流ブランドになり始めていた磁器は戦に集った大名をもてなす宴でも使われ、新しい技術を取り入れた殖産興業の成功例として語られたに違いない。
島原の乱で戦功を挙げ、磁器生産の先進地視察もできた水野家。そして落ち着き始めた世情。1655年勝貞が3代藩主に着任するといよいよベンチャー育成の期は熟し、磁器の生産地となるべく準備に取り掛かったのではなかろうか。陶工の手配もさることながら、何より難しかったのは原料(石粉)の探索。1651年、死の間際に初代藩主勝成は夢を見た。中国地方をさまよい、現在の姫谷焼窯跡の近くで捜し求めた原料(石粉)と出会う。遺言のように磁器生産を命じ、息を引き取ったのかも知れない。
 ■姫谷焼は福山の誇り
姫谷焼の伝世品は窯跡から出土した破片の図柄との一致によって正に姫谷焼と裏付けられた。鈴木主任学芸員の話では作品として確認できるのは100点から150点とのこと。枝ごと摘み取った花を載せているように見える地の白を生かした絵柄が特長。「幻」の姫谷焼としてコレクターの間でも高く評価されている。
福山藩と姫谷焼の関係を裏付ける記録は見つかっていないが、姫谷焼が途絶えたとされる1680年から20年ほど後となる1698年、福山藩5代藩主水野勝岑がわずか数え2歳で夭逝したことから福山藩主としての水野家も断絶している。
姫谷焼は美術工芸品としても美しく、福山の歴史を思わせる文化財としても一級の輝きを放っている。福山市の誇りとして市民の食卓で話題に登ることが望まれている。
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2008年05月10日号掲載  

3校を統合する因島南中学校の概要発表

尾道市は合併地区の因島南部の土生、三庄、田熊の3中学校を統合する「因島南中学校」の実施設計を終え今秋に着工するが、このほど設計の概要を発表した。
建設地は尾道市因島土生町の旧県立因島高校跡地、建築は、校舎が鉄筋コンクリート造り3階建て。屋内運動場は鉄筋コンクリート一部鉄骨造り、一部2階建てで武道場も備える。建設費は29億9200万円。
太陽光発電、地中熱交換システム、井水・雨水の利用、木材の利用などエコスクールを予定している。また、校舎隣接地にはテニスコート二面、バレーボールコート一面、バスケットボールコート一面も整備。今秋着工して22年4月に開校する。
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2008年04月20日号掲載  

尾道しまなみ商工会が開所式

尾道市内の御調町、向島町、向東町の三商工会が合併、「尾道しまなみ商工会」として新発足した。
尾道市向島町の旧向島町商工会事務所が本所となり、4月1日、同所に関係者が出席して開所式を行い、新しいスタートを祝った。
会長は内海和男氏(前御調町商工会長)、副会長は村上雄治氏(前向東町商工会長)と森数光男氏(前向島町商工会長)。
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2008年04月10日号掲載  

因島の本因坊秀策記念館が完成

尾道市因島外浦町に生まれた幕末の天才棋士・本因坊秀策(1829~1862年)の生家を復刻、資料館を併設した「本因坊秀策記念館」の建物がこのほど完成した。
囲碁は、旧因島市から合併後の尾道市に引き継がれた「市技」。その礎となった本因坊秀策の偉業を顕彰しようと、旧因島市の記念建設計画を市技同様引き継ぎ、尾道市が実現したもの。昨年7月に着工し、総事業費約2億1千万円を投じた事業。
記念館(尾道市因島外浦町69)は、生家のあった因島石切神社南側の敷地に、木造平屋建てを復元。資料館は鉄骨コンクリート造平屋建て。生家は碁盤もあり、対局のほか茶会にも対応する。資料館は愛用の碁盤や碁石、手紙など遺品約30点の展示を計画。オープンは秋の予定。
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2008年04月10日号掲載  

2008年県東部の公示地価

国土交通省は24日、平成20年1月1日現在の公示地価を発表した。
岡山県の平均は住宅地が0.6%下落(前年は1.4%下落)、商業地が0.2%下落(同0.9%下落)となり、前年より下落幅は縮小した。 広島県の平均は住宅地が1.7%下落(前年は2.5%下落)、商業地が0.5%下落(1.6%下落)となり、前年より下落幅は縮小した。
広島県内で最も価格の下落率が大きかった商業地は尾道市因島土生町塩浜1899-7の8.3%下落(1平方m当たり価格11万円、前年12万円)だった。
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2008年04月01日号掲載  

福山市のびんごエコ団地完成4月分譲開始

広島県が福山市箕沖地区に造成していた「びんごエコ団地」がほぼ完成し4月から分譲を始める。
「びんごエコ団地」は、廃棄物等を再使用・再生利用する企業向けに特化した団地で、リサイクル事業に限定した企業団地は県内初となる。近隣には不燃破砕ごみなどを処理する「福山クリーンセンター」や、ごみ固形化燃料(RDF)を使用する「福山リサイクル発電所」などもあり、ごみ処理、再生地域としての拠点性も高まる。
平成12年に「びんごエコタウン構想」が策定され、同14年に箕沖地区がモデル地区として指定、18年から同団地の造成を進めてきた。
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2008年03月10日号掲載  

本郷町商工会が東京ギフトショーで手応え

本郷町商工会(三原市本郷町)が、一昨年6月の「地域資源∞全国展開プロジェクト」採択で製品化を進めている、コーヒー殻・茶殻原料の健康酢などを2月5日から8日まで東京ビッグサイトで開かれた東京ギフトショーに出展し、大きな手応えを得た。
展示品は飲料工場の産業廃棄物だったコーヒー殻を独自製法で醸造する無添加100%醸造酢「コーヒービネガー」と、はとむぎ、玄米など12種の健康茶の茶殻を使う「ティービネガーⅠ」、緑茶の茶殻を使う「ティービネガーⅡ」、茶殻などを詰めた多目的発泡材「にょろちゃん」。健康酢は調味料、ドレッシングのほか薄めて飲料用に、発泡材は手芸材料として開発した。
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2008年03月01日号掲載  

安倍前首相が土堂小学校視察

 文部科学省の研究開発学校に指定されている尾道市立土堂小学校(松原隆二校長)を安倍晋三前首相が25日、同校前校長で政府の教育再生会議委員だった陰山英男立命館大学教育開発・支援センター(京都市)教授の案内で視察した。全11学級を回り、45分授業を3分割したモジュール授業や「百ます計算」に取り組む様子などを参観、児童と給食もともにした。
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2008年03月01日号掲載  

道路建設現場で児童が絵画制作

 建築・土木工事の井上建設(株)(三原市久井町)は8日、中国横断自動車道尾道松江線の工事現場(世羅町川尻)に近くの町立中央小学校から1-4年生36人を招き、コンクリート構造物(カルバート)の上をキャンバスに絵を描くイベント「尾道・松江自動車道に思い出を刻もう!」を実施した。
現場は甲山インターチェンジ部分で、カルバートは本線の下をくぐる進入路がトンネルとして利用する構造物。上は約14m四方の平らなスペースで、完成すると舗装により本線表面から1mほど下に埋まる。舗装工事が始まるまでの期間を利用して児童たちに思い出に残る絵を描いてもらおうと井上建設が企画した。
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2008年02月20日号掲載  

三原神明市に過去最多31万8千人来場

山陽路に春の訪れを告げる風物詩「三原神明市」が2月8、9、10日の3日間開かれ、三原市東町、館町、本町一帯とJR三原駅周辺でだるまや植木、飲食など約400の露店が並び、多くの来場客で賑わった。来場者は過去最多だった昨年の30万8千6百人を上回る31万7千7百人(主催者発表)だった。
「だるま市」とも呼ばれており、東町には祭りのシンボルでもある高さ4.3mの迫力ある大だるまが据えられたほか、細長い頭に豆絞りをした三原ダルマも本町の一画やだるま工房などで販売。広島大附属三原小学校の生徒も手作りだるまの店を出し、好評だった。また期間中「青山コレクション達磨記念館」が公開された極楽寺では、全国各地の多様なだるまが話題を呼んだ。
また三原商工会議所が主催する「ダルマーレみはら2008」も駅前浮城広場などで同時開催され、陶器市やフリーマーケット、スタンプラリーなどを実施、家族連れでにぎわった。
三原神明市は、三原が港町として栄えていた室町末期、9町が合同で伊勢神宮を祀ったことが起源とされている。備後の春を呼ぶ祭りとして400年以上続く伝統の祭り。
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2008年02月20日号掲載  

三原に梅1000本の新観光スポット開発


三原市深町に、約1,000本の梅の花が春の訪れを告げる観光農園「満汐梅林」(三原市深町)が2月16日にプレオープンする。
如水館中学高等学校の400m東から南に入って登る「菰口山」(こもくちやま)北側のなだらかな斜面約2万平方mに広がる梅林。運営する万汐農園(尾道市)が道路整備や看板、売店設置などの準備を進めている。
2月下旬からの開花予想に伴い、今期の開園期間は2月16日から3月20日まで。期間中、クイズを楽しむウォークラリー、短歌や俳句、川柳の応募と公開、絵手紙や写真コンテストも計画している。売店も農園入り口に設置し、向島で手がける農産物加工品を販売する。
入園料は大人500円、小学生300円、20人以上は団体割引。駐車場は梅林隣に50台分。
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2008年02月10日号掲載  

広島経済同友会三原支部が三原市へ提言書

広島経済同友会三原支部(三原市)は、同支部の提言作成特別委員会(勝村憲明委員長)がまとめた「快適都市三原をめざして」の提言書を昨年12月17日、村上正司支部長、勝村憲明委員長、本井俊一副委員長が市役所を訪れ、五藤康之市長と真嶋智議長に提出した。
提言書は、まえがき、基本的な考え方、現状の問題点と望まれる姿では福祉分野、経済活性化分野、観光分野について述べ、最後に提言をまとめている。
村上正司支部長は「福祉・経済・観光に絞って問題を検証することにより、今後あるべき姿を考察した。その結果、産・学・官及び市民を自由につなぐことのできる組織を中心としたリーダーが必要であるとの結論を持って提言書を作成した。この提言の種子を行政、経済界、大学、市民の皆様に広くご理解を頂き、21世紀の三原市のより豊かな市民生活や快適な都市作りに役立てていただきたい」と述べている。
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2008年01月20日号掲載  

4月開学の師友塾高等学校が記念講演会開催

教育特区に基づき今年4月に開校する通信制・単位制高等学校「師友塾高等学校」の開校記念講演会が16日、しまなみ交流館で開かれた。
講演会に先立ちは師友塾生による師友塾高等学校校歌のコーラスと和太鼓演奏があり、平谷祐宏尾道市長がお祝いのあいさつを行った。
講師は筑波大学の村上和雄名誉教授。「生命(いのち)の暗号~あなたの遺伝子が目覚めるとき~」をテーマに講演。話題はアメリカで教鞭をとっていた頃の体験やナチュラルキラー細胞、ダライ・ラマ、吉本興業まで多岐にわたり、満席会場からはたびたび笑いや感嘆の声があがった。村上氏は昭和58年に高血圧の黒幕であるレニンの遺伝子解読に成功、世界的な脚光を浴びている。
第2部は「スイッチオンの人生」というテーマで師友塾高等学校の大越俊夫理事長が聞き手となって対談が行われた。
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2008年01月20日号掲載  

福山市西部市民センター始動

福山市では松永支所跡に建設していた「福山市西部市民センター」が12月25日から業務を始めた。
同センターは、旧支所跡と一部隣接地を買収した敷地、11,595平方mに、鉄筋コンクリート造り5階建て延べ床面積8,760平方m。建物西側の1階から3階に支所が入る。
公民館は1月15日オープン、2月25日にはステージ付き500人収容のホールも供用を始める。図書館は9万冊の蔵書を備え、4月下旬の開館を目指して準備を進めている。ほかに会議室、児童室、交流サロン、和室なども備える。
建物は支所・生涯学習棟、図書館・ホール棟の二棟を連結して一体化している。駐車場は120台、駐輪場は140台の収容能力に拡大する。
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2008年01月01日号掲載  

ピースウィンズ・ジャパン尾道事務所が初報告会

国際人道支援を行うピースウィンズ・ジャパン(PWJ、本部=東京都、大西健丞統括責任者)が昨年12月19日、尾道商業会議所記念館で初の活動報告会を開いた。
PWJは1996年日本で生まれた国際支援のNGOで昨年11月に国内初の地方拠点を尾道に開いた。
報告会では尾道事務所の國田博史氏が地方拠点を尾道にした理由を述べ、3回にわたって行った広島県立世羅高校での出張授業や尾道市立山波小学校の総合学習、県内各地での講演の様子を発表した。また、東京から来た海外事業部チーフの山本理夏さんがパキスタン地震支援の際のドキュメント映像などを使って、海外での支援活動や現状、現地の苦労などを語った。
PWJへの協力方法は、毎月1,200円以上を継続的に寄付するピースサポーターになることや、フェアトレード商品の購入、ホームページでキーワードをクリックすると協賛企業から一日30円が寄付され、本人はお金のかからないクリック募金などもある。古本やCDなどの買取金がそのまま寄付になる「ブックキフ」という仕組みもあり、ペリカン便の集荷で無料。イラクでは3,000円で15人に1カ月分の薬を配る事ができると説明している。
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2008年01月01日号掲載  

三原市と宅建協会三原支部が空き家バンク

三原市(五藤康之市長)は、定住促進に向け空き家バンク事業を活発化させるため、(社)広島県宅地建物取引業協会と12月4日、相談や媒介に関する協定を締結した。調印式は三原市役所で行われ、五藤康之三原市長、松尾会長、播磨副市長らが出席した。
空き家の売買や賃貸借を希望する「空き家バンク」登録者と、空き家を利用したい人の相談に応じ、不動産のプロ集団が媒介する。
要請に応じて適切な会員業者を選び無料で派遣。媒介手数料も受け取らない。メリットとして、宅建協会の物件検索サイト「不動産オンライン広島」活用によるPR効果、物件所有者と利用希望者の契約トラブルへの早期対応などを想定する。
また三原市は定住促進の一環として一日、市ホームページ内の地域振興課ページにに交流・定住専門コーナー「三原市交流・安定情報コーナー」を開設した。定住や交流に関するイベントの告知や報告、空き家バンク登録物件紹介、移住者からのアドバイスのほか、就労、就農、教育、各種生活関連情報サイトへのリンクをまとめている。
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2007年12月10日号掲載  

尾道市民センターむかいしま着工

尾道市は11月6日、尾道市向島町の天満屋ハピータウン向島店南側の建設地に、「尾道市民センターむかいしま」を新築するため、安全祈願祭を行なった。
同センターは、鉄骨造り一部3階建て、延べ床面積4504平方m。文化ホールは半円形でステージと400席のシートがある。一階には向島支所が現庁舎から全面移転し、図書室は幼児コーナー・ITコーナー、AVコーナーも設け、50人分の椅子席がある。完成は平成21年3月の予定。
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2007年12月01日号掲載  

福山繊維ビル再開発が具体化

JR福山駅前の福山繊維ビル(福山市東桜町)の再開発計画が着工へ向けて大きく踏み出した。
施主の福山駅前開発(株)は10月下旬、権利変換計画を県に申請、地権者89人中9割以上の同意を得ていることから年内にも認可される見通しとなった。
認可後、来年2月末までにビル内のテナントに明け渡しを求め、同5月にも繊維ビルの取り壊しにかかる計画。計画通りなら同9月には着工でき、平成23年1月の完成へ筋道を明確化させた。
再開発の複合ビルは住宅棟、ホテル棟の高層2棟、低層の商業施設棟1棟の構成。延べ51,000平方mで総事業資金は124億円。
西側のホテル棟は全国展開する「リッチモンドホテル」の進出が決まった。また、住宅棟については章栄不動産(株)が分譲マンションを計画する。
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2007年11月20日号掲載  

NGOピースウィンズ・ジャパンが尾道に拠点

国際人道支援のピース ウィンズ・ジャパン(PWJ、東京都渋谷区本部、大西健丞統括責任者)が国内初の地方事務所を尾道本通り商店街に開設した。
尾道市を選んだ理由は、これまでジャパン・プラットフォームの活動などを通じて広島県や広島県内のNGOなどと連携してきたことに加え、地域コミュニティがしっかり残っている、古くからの商港都市として外部に開かれた風土がある、市民活動が活発など。
PWJ尾道事務所(尾道市土堂1-7-8-2F、℡&fax0848-22-8899、國田博史国内事業部チーフ)
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2007年11月10日号掲載  

三原市皆実に「東洋古美術資料館」オープン

三原警察署向かいに10月4日、日本、中国、朝鮮の骨董美術品を展示する「東洋古美術資料館」(三原市)がオープンした。骨董を販売する「骨董のこまつ屋」も併設し、珍しい東洋古美術の魅力をPRしている。
資料館では約100点を中国、朝鮮、日本の国別、ほぼ時代順に陳列。中国は先史、殷、漢、南北朝、隋、唐、宋など幅広い時代に使われていた名品が並ぶ。
朝鮮は高麗など10世紀以降を中心に約20点。龍をあしらった朝鮮後期の官窯や、李朝時代の壷など。
全部で約300点を展示販売する。館主の小松さんは、インテリアの老舗「インテリアコマツ」の創業者。約40年間にわたり収集してきた骨董コレクションをほとんど公開していなかったが、約230平方mの倉庫を和風の内外観に改装して開館した。
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2007年11月01日号掲載  

みはらTEPPEN倶楽部」が巨大お好み焼計画

「お好み焼き」を切り口に、三原市民が協働のまちづくりを実践し、地域活性化につなげていくことを目的として六月に発足した「みはらTEPPEN倶楽部」の活動が本格化している。
合併前の電話帳データで、市民1人当たりに対するお好み焼き店舗数の比率は、西日本では広島市に次いで三原市が2位という調査もある。県内では、神辺町商工会による秋のお祭り「ウッドフェスティバル」での巨大お好み焼きが定着。最近は府中商工会議所も「府中焼き」の特徴に注目し、マップ製作やイベントを行うなど、県内でも地元の食としてPRに力を入れる地域が増えている。
三原では、(社)三原青年会議所(三原JC)協働委員会が発案。「三・色・感事業」として、三原の食文化で馴染みの深いお好み焼きを通じたまちづくりを推進し、地元に誇りを持ってもらおうと参加を呼びかけ、6月に発足した市民主導の地域活性化プロジェクトが同倶楽部。市内のお好み焼き店主や行政、県立広島大学生ら約20人からなる。
11月11日にJR三原駅前を中心に開かれる三原浮城祭りに参加。午前9時から直径2mのお好み焼きを焼き始め、焼き上がる12時30分頃から約500人に無料でふるまう。
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2007年10月20日号掲載  

備後地域8商工会議所で改選進む

備後地域の尾道、福山、三原、府中、因島、竹原、笠岡、井原の八商工会議所では、三年任期が満了し、議員改選が一斉に進められている。
八商工会議所でも健康問題などで今期限りで退任する会頭も三商工会議所で予想されるなど11月からスタートする新体制が近く決定する。正副会頭人事や常議員、3号、2号、1号の各議員も近く確定し、総会を開催して新体制が発足する。
10月10日現在、確定した各所の議員名(社名)は紙面に掲載。
【福山商工会議所】3号議員(18人)
【尾道商工会議所】3号議員(12人)
【三原商工会議所】3号議員(12人)
【府中商工会議所】3号議員(12人) 2号議員(28人)
【竹原商工会議所】3号議員(12人) 2号議員(28人)
【因島商工会議所】3号議員(9人)
【笠岡商工会議所】3号議員(10人) 2号議員(12人)
【井原商工会議所】1号議員(38人) 2号議員(26人)

2007年10月10日号掲載  

商品券の上下小判による町の活性化スタート

世界遺産登録で注目される石見銀山(島根県大田市)から続く「銀の道」の宿場町として栄えた府中市上下町、同町と周辺にスーパーを展開する、(有)いまよしマート(府中市上下町)会長の藤井徳夫氏(71歳)が、地域活性化と石見銀山にあやかろうと「銀山街道上下宿・銀の道記念上下小判」を商品券として使い、土産品としても販売を始めた。
この小判は真鍮製で、縦5.7cm、横3.7cm、重さ23g、表面は額面1,000円が金色、500円が銀色にメッキしている。表面の中央に天領分水嶺「上下小判」、裏面には上下代官所跡予想図をデザインしている。
今年7月に完成し、8月から上下町、神石高原町の系列八店舗で使える商品券として使用を始めている。従来の商品券は順次、小判型に切り替える。土産品としても話題になり、敬老会では長寿の祝やゴルフコンペの賞品、内祝、上下土産品としての利用にも期待できるとしている。すでに商品券として流通しており、一部では買い物に使う住民もあるなど地域通貨としての期待もある。
土産品用には金、銀小判2枚に記念切手2枚を貼付した台紙に上下代官所の予想図をデザインして1セット2,000円で販売している。
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2007年10月01日号掲載  

三原出身の抽象画家加納達則さんが個展

三原市出身でイタリア・ボローニャ在住の抽象画家、加納達則さんが、同地で開かれているイタリアと日本の文化交流イベント「ニッポニカ2007」で11月4日から18日まで個展を開く。加納さんの作品が、日本文化の代表の一つとして広く関係者らに披露され、両国の芸術・文化交流に寄与する栄誉に授かったことで、地元でも祝福ムードに沸いており、関連イベントも企画されている。
「ニッポニカ2007」はイタリアに日本の文化や芸術を広めることを目的に行われており、ボローニャ大学DAMUS演劇映画機美術批評学科のマテオ・カザーリ教授を中心とした主催団体による文化活動。ボローニャ市のあるエミリアロマーニャ州、県、日本国際交流基金、ミラノ総領事館、イタリア政府イタリア日本財団が協賛し、比較文化の視点から2005年にスタートし、今回で3回目。公演、セミナー、展覧会が主な内容で、今年も3月から日本語教室、舞踏公演やワークショップ、狂言公演、茶道体験、日本建築の紹介などのほか、和紙作り体験や友禅といった日本文化の体験やワークショップなどが随時行われている。
加納さんの作品の個展会場は120m四方の宮殿「パラッツオ・アクルーシオ」内ギャラリー。インスタレーションやビデオ映像も含め40点を展示する。「魂のかたち」をテーマに、作品を通して日伊の比較文化を語ることを主旨としている。
加納さんは1954年三原市糸崎町で生まれた。80年に日本大学芸術学部研修室からシエナ大学奨学生としてイタリアに留学。ボローニャ国立美学院での個展を初め、イタリアやドイツを中心に美術館やギャラリーで個展を開催。作品が成熟さを増す中で、日本でも2001年から作品発表をスタート。活動の初期から強く支援しているギャラリーK(三原市)や百貨店などで個展を開き、好評を博した。
また10月14日に三原市宮浦にオープンする三原市芸術文化センター「ポポロ」の2階ロビーに常設展示されることも決定した。三原パイロットクラブが購入し、三原市に寄贈する。
なおプレイベントとして、10月1日から15日まで三原市民ギャラリー(城町、ベアシティ三原西館二階)で作品約20点を展示する「加納達則 魂のかたち展」を実施。コンサートも入場無料。
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2007年10月01日号掲載  

府中に「備後芸術の館」開館

府中市のユニフォームメーカー、クロダルマ(株)の男子寮を全面改装して絵画、書、工芸品等を展示する「備後芸術の館」愛称「来夢来人(ライムライト)」が10月23日(火)オープンする。
同館は鉄筋コンクリート造り4階建て延べ床面積428平方m、駐車場は十五台を収容できる。一階は一般に無料で開放するが、来年三月までは洋画の北川実さんや高橋秀さん、書家の高尾泉石さん、岡田芦舟(ろしゅう)さんの企画展が決まっている。3月以降については同所で受け付ける。2階から4階までが備後地区の絵画、書、工芸品など約百点を常設展示している。
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2007年10月01日号掲載  

笠岡湾干拓地に「道の駅」建設計画

笠岡市は9月6日、笠岡湾干拓地に整備する国道2号笠岡バイパス沿いに「道の駅」を国土交通省と共同で建設することを明らかにした。
構想によると、笠岡市茂平から西大島新田7.6 kmの同バイパスのほぼ中央部の牧草栽培農地1.3haが建設予定地。同所内に地場特産品直売所、レストラン、休憩所、トイレ、イベント広場、百数十台規模の駐車場等を整備する。
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2007年09月20日号掲載  

NPOシネマ尾道が募金活動開始

尾道での映画館復活を目指し上映会などを行ってきたNPOシネマ尾道は8月1日、建設費や運転資金確保を目的とした「尾道シネマ基金」を創設し、個人や法人、団体などを対象に募金活動をスタートさせた。
7月にはJR尾道駅近くの元映画館「尾道松竹」の建物を借りて改装することを決定。個人、法人・団体ともに1口1万円で、募集期間は来年3月31日まで。募金協力者の氏名はオープン後にロビーに掲示、会報にも掲載して感謝の意を表す。
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2007年09月01日号掲載  

三原やっさ祭りに33万人来場

三原の夏の風物詩「三原やっさ祭り」(同実行委員会主催)が8月10日から12日までJR三原駅前を中心に開かれ、3日間で約33万人が来場、100チーム8,000人によるやっさ踊りや花火大会などを楽しんだ。
キャンペーンテーマは「みたかきいたか♪浮城物語2007」。十日に初めて行われた創作やっさのコンテストでは、大賞を「みたか連」、やっさ賞を「お祭りスタジオアイ・ウィル土居写場」、新人賞を「TANE'NDS」が受賞。11日のやっさ大賞は三原市医師会病院が三連覇、準やっさ大賞には三原病院が輝いた。実行委員会賞は三原市役所。事業所チームや子ども会らによる踊りチームが駅前通りを埋め、観客もやっさのリズムに体を揺らせていた。
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2007年08月20日号掲載  

商工会議所議員が改選期迎える

備後地域の各商工会議所では、議員任期満了の年を迎え、11月の改選に向けて選挙選任の日程を進めている。全国統一の改選事務がスタート、11月には正副会頭、専務理事、三号、二号、一号各議員が一斉に選任される。
尾道、福山、三原、府中、因島、竹原の県東部六商工会議所と岡山県西部の笠岡、井原の8商工会議所の中では、尾道商工会議所の佐藤忠男会頭が退任を決めている。
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2007年08月20日号掲載  

なかた美術館が10周年記念の「ボーシャン展」開催

尾道市のなかた美術館で開館10周年を記念した「ボーシャン展」が開催されている。9月2日まで。
フランス・ロワール地方生まれのアンドレ・ボーシャン(1873―1958)は、ヨーロッパで注目された素朴派の巨匠。
なかた美術館は平成9年2月、船舶塗装・船舶各種装置製造、海運事業の(株)ナカタ・マックコーポレーションの新本社ビル完成とともに同ビル内にレストラン「ロセアン」と併せて誕生。同社を創業し、尾道商工会議所会頭も務めた故・中田貞雄氏が集めたポール・アイズピリのコレクションや中川一政、伊藤清永らが描いた尾道風景、林武、梅原龍三郎、デュフィーらのばら、ピカソ、ルオー、ルノアール、ユトリロ、サンローランなど巨匠の作品を収蔵。常設展と一画の小林和作記念室を中心に通常は展示し、平成14年2月から企画展を始めている。
開催中の「ボーシャン展」入館料は一般800円、中・高・大学生500円。開館時間は午前9時から午後5時30分(入館は5時)まで。月曜日休館。
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2007年08月10日号掲載  

尾道市に教育特区で不登校の受け皿校

尾道市は国に申請していた「市人間教育特区」が認定されたことから4日、株式会社による主に不登校や中途退学者を対象にした広域通信制・単位制高校の計画を明らかにし、来年4月開校へ動き出した。株式会社による通信制高校は中国地方初となる。
計画では兵庫県などで不登校生徒を対象にした塾「リバースアカデミー師友塾」(大越俊夫塾長)を経営する(株)オーアイシーの子会社(株)文学の館が、同市東久保町にあるおのみち生涯学習センター(元筒湯小学校)の4階5教室などを有償で借り受け、また向島町立花に自社所有する旧保養所を宿泊施設として全国の不登校の生徒や中途退学者を通信教育と年1回の集中スクーリング(5泊6日)で受け入れる。全国から生徒を募集し、定員は600人。
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2007年07月20日号掲載  

(株)アヲハタ興産が市民ギャラリー

アヲハタグループの(株)アヲハタ興産(竹原市)は、地元の絵画や陶芸などの愛好家らの発表の場として同所一階にあるギャラリーを市民に無料で貸し出す。
国道一八五号線沿いの同社一階、約五十平方mの「ギャラリー3A」は、これまでは社員のみの利用に限られていたが、作品発表の場を求める地元のアマチュア画家らの声に応え、無料貸し出しをスタート。陶芸など造形作品も飾れるよう専用棚も増やした。会期は出展希望者と相談して決め、作品の販売はしない。会場には健康管理の一環にと血圧計が設置され自由に使用できるほか、コーヒーはセルフサービスで無料、エアコンも完備。地元学校の芸術系クラブや、趣味に打ち込む団塊の世代、高齢者など世代を超えた交流の場としての発展と地域貢献を目指す。
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2007年07月10日号掲載  

駅家町・加茂町商工会が合併促進協設置

福山市内の北部に位置する、駅家町商工会(福山市駅家町)と加茂町商工会(同市加茂町)は、平成二十一年四月一日の合併を決め、さる五月十九日に駅家町商工会、二十二日には加茂町商工会が開いた通常総代会で、合併について基本的な考え方や合併についての協議の経過についてそれぞれ報告を行なった。
今後は、両会で合併促進協議会を立ち上げ、具体的な協議を始める予定。なお、合併の方式は新設方式で、本部は駅家町商工会に置き、加茂町商工会は支部とする。
合併後の新名称、役員構成は今後の促進協で決める。六月十九日に第一回目の協議を開く。
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2007年06月10日号掲載  

島田洋七さん迎え三原JCが45周年記念講演会

(社)三原青年会議所は六月二十五日午後七時から三原リージョンプラザを会場に、創立四十五周年記念事業として、タレントで作家活動も行い波乱万丈の人生が大きな笑いを感動を呼んでいる島田洋七さんを講師に迎え「笑顔が未来を引き拓く」をテーマに講演会を開く。
島田洋七さんは広島市東区出身。一九八〇年代の漫才ブームで人気を獲得したが、少年期は常に心に不安を抱えてを過ごした。希望を持ち明るい心で困難を乗り越えてきた経験を題材とした自伝的小説「佐賀のがばいばあちゃん」は今年四月でシリーズ計四百万部と大ヒット、映画も国内外で高い評価を受け、DVD化に続き舞台劇になることも決まった。全国で行われている講演会では、波乱万丈の人生を巧みな話術で語り会場を沸かせており、大入りが続いている。
三原JCは一九六二年、尾道JCがスポンサーとなり創立、一九七六年に社団法人化した。スローガンは昨年に続き今年も「誇想 創力(こそう そうりょく)」とし、社会開発活動に力を尽くしている。
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2007年06月10日号掲載  

府中産業メッセに3万人

府中市の企業が持つ技術や製品をPRするイベント「府中産業メッセ」が5月26、27日、同市土生町の市立総合体育館ウッドアリーナで開催、2日間で約3万人が訪れた。
今年で24回目となる同イベントでは、木工家具をはじめ地元企業を中心とした約70団体が館内や屋外会場で商品の展示販売を実施した。
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2007年06月01日号掲載  

「本因坊秀策記念館」来秋開館

尾道市は、囲碁の館「本因坊秀策記念館」(仮称)の建設計画をまとめ、5月23日発表した。
計画によると秀策の生家跡近くで、市内因島外浦町。名称は囲碁の館「本因坊秀策記念館」とする。
敷地内に木造平屋建ての生家を復元、隣接して鉄筋コンクリート造り平屋建て416平方mの資料館を建設、秀策の生れ育った環境を当時の風景を忠実に再現する。
近く建設業者を決めて着工し、平成20年秋の開館を目指す。
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2007年06月01日号掲載  

千宗室家元を招き「明喜庵」茶室披き

尾道市が久保二丁目で整備した庭園「爽藾軒(そうらいけん)」内の茶室「明喜庵(みょうきあん)」の扁額除幕式と茶室披きが13日、現地に茶道裏千家の千宗室家元を招いて行われた。
千宗室家元が揮毫した扁額の除幕式では土地と建物を寄贈した江戸時代の豪商橋本家(加登灰屋)当主の橋本宗利氏(広島ホームテレビ社長)が、荒れていた庭と茶室を整備、活用してもらえることになったことに感謝を述べた。
茶室は三室の構成で別の茶室もあるが、にじり口から入る茶室はわずか2畳(隅炉)。家元、平谷市長、裏千家淡交会尾道支部の長坂寿夫支部長の3人が同席して一服の茶を楽しんだ。
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2007年05月20日号掲載  

尾道豪商を彷彿とさせる爽藾軒庭園の公開開始

江戸時代の豪商、橋本家(加登灰屋橋本吉兵衛家)の別荘だった庭園の一部が「爽藾軒庭園(そうらいけんていえん)」(尾道市久保二)として4月27日から一般公開された。
園内は広さ約858平方mに四つの築山、池、茶室などが配置され、樹木と石の造形が見事。現当主の橋本宗利(株)広島ホームテレビ社長(広島市)から市が寄贈(一部購入)を受け、整備、今年3月に市は庭園を名勝、茶室を重要文化財に指定した。
茶室は整備中、千利休が建てたとされる国宝「妙喜庵待庵」(京都府大山崎町)を模したもの。約160年前の橋本竹下が当主だった嘉永3(1859)年に建築された後、当地へ移築されたもので「明喜庵」と名付けられていたことも判明。京都以外にはほとんど例がない貴重な建築様式と分かった。
庭園の築庭時期は江戸期と推定され、築庭者は真宗僧木翁、あるいは小堀遠州とも伝わる。
茶室は1回3000円で茶会に利用できる。入園は無料。開園は土、日曜日、祝日と1月2,3日のみで開園時間は午前10時から午後5時(11月1日から3月31日の期間は閉園が午後4時)。問い合わせは℡0848・25・7367市政界遺産推進課まで。
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2007年05月10日号掲載  

200周年でベッチャークリアファイルとストラップ発売

尾道市で11月3日に行われる奇祭「尾道ベッチャー祭」の200周年を記念した写真展と記念グッズの販売、ベッチャー太鼓の演奏と神輿展示など5、6日を中心に行われた。
ベッチャー祭は同市東土堂町の吉備津彦神社(通称=一宮神社)の祭りで文化四(1807)年に流行した疫病平癒の祈願として始まったとされる。200年を記念し、同神社ではお守りとして「ベッチャークリアファイル」と「ベッチャーストラップ」を発売した。
クリアファイルは三種の鬼神それぞれと三鬼神が集合した構図の4種類を各2000枚製作。1枚300円。
携帯電話向けストラップは三種の鬼神に獅子を加え、それぞれの4種を各1000個製作。1個500円。
ともに一宮神社で厄除けを祈願した限定品。クリアファイルで商売繁盛、ストラップで無病息災と運気上昇などを願う。千光寺公園頂上売店や尾道商業会議所記念館などで土産物として販売される。
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2007年05月10日号掲載  

アクセが福山で一流モデル出演の大規模ショー初開催

(株)アクセ(尾道市)が4月20日から22日までの3日間、広島市内2カ所と福山市御幸町のビッグ・ローズで大々的にファッションショーを開催、福山ビッグ・ローズは雨にもかかわらず立見の場所もないほど熱気あふれた会場となり、その集客力に関係者も驚いた。
福山市での開催は初めて。ショーの来場者数は約3000人に膨れ、全国でも稀な規模となった。
3日間に出演したモデルはメンズノンノ、グラマラス、ViVi、JJなど業界をリードする雑誌の表紙を飾るトップモデル延べ20人。世界で活躍する杏(渡辺謙の娘)、タレントとしても人気があるSHIHOなど有名モデルばかりだった。
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2007年05月01日号掲載  

(株)中島商店が福山ふるさと特産・観光まっぷ作成

保命酒やブドウなど福山市の特産品を使用した菓子等の企画開発に力を入れている(株)中島商店(福山市)はこのほど、市内中高生の協力を得て「福山ふるさと特産・観光まっぷ」を作成、市内で配布を始めた。
同地図は広島大学付属福山中高等学校の生徒が描いたもので、地名や路線図のほかクワイやブドウ、アンズなどの特産品と福山城や阿伏兎観音、山野峡などの観光地を表記し、裏面では市の歴史や文化の説明文を掲載し、同市の魅力を紹介している。
地図で紹介する名産品を使用した九種類の飴菓子を企画。飴に折りばらとローズキャンディーを加えた詰め合わせセット「備後ふるさと便~オリーブの宝石箱~」などが企画に応じたメーカーから販売されている。
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2007年04月01日号掲載  

尾道にマリンリーフ館がオープン

食紅で着色した鯛のうろこ「マリンリーフ」を使用して、様々なアート作品を生み出す日本マリンアート協会(三原市)の田中京子会長は三月三日、尾道市内にアトリエ兼ギャラリーの「マリンリーフ館」(尾道市十四日元町)をオープンさせ、海の恵みを生かした新素材での作品制作を精力的に行っている。
約二年間の研究を経て、美しい着色を実現する方法を発見し、特許を取得。赤青黄の三色を調合して着色するリーフの種類はおよそ三十色を数え、混ぜる加減によって色は無限に変化する。また食紅に漬ける時間が短ければ華やかなグラデーションに、長ければ深みのある濃い色に変わり、四季や山海などを描く素材となる。
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2007年04月01日号掲載  

尾道市商連女性部が尾道商店街界隈路地マップ作製

尾道市商店街連合会女性部はこのほど、商店街を中心とした観光地図「尾道商店街界隈路地マップ」を製作し、三月三、四両日に同市商業会議所記念館広場で開催された物産イベントで配布を行った。商店街の女性店主らの情報を蓄積した地図として、市内外の人々に利用を呼びかけている。
路地マップは商店街に無数存在する路地の名前や寺、神社の位置を掲載。またトイレや駐車場といった実用的な場所、優れた景観地点、シャッターポイント、写生地などをそれぞれのアイコンで表示し、併せて地元住民ならではの商店街周辺にまつわる逸話やお勧めの店舗、場所を紹介している。
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2007年03月10日号掲載  

御調町商工会青年部が40周年で熱気球

御調町商工会(尾道市御調町)青年部(高田展明部長)は創立四十周年を迎えることから、三月十日に天然温泉尾道ふれあいの里で記念式典、十一日には同所のグランドで熱気球を飛ばす記念イベントを開いて節目を祝う。
十日は記念式典。熱気球のデモフライトで、バーナーの炎が周囲を幻想的に照らす演出を楽しむ。
翌十一日は熱気球イベント。フライト時間を可能な限り長く取ろうと、午前七時からのスタート。高さ二十五m、直径二十m、容積三千立方mの熱気球。パイロットのほかに二~三家族が搭乗でき、地上三十m程度まで上昇、眼下に広がる景色を楽しむ。料金は子ども三百円、大人七百円。午後一時までの予定で、五百人程度の搭乗を予想。
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2007年03月01日号掲載  

ペアシティ東館建替え決まる

三原市城町、JR三原駅前の商業ビル「ペアシティ三原東館」は、昨年三月に天満屋三原店閉店の後、地元専門店十八店が営業を続けていたが、二月二十八日に閉店した。うち六店舗は西館内のスーパーマーケット内に移転することが決まっている。
また、二月二十二日には地権者総会が開かれ、同ビルの建替え計画を承認した。三原市も同館の所有分の土地、建物を開発業者に売却する財産処分案を可決しており、これにより建替えに向けた準備が加速されることになる。
開発業者のライフコート(株)(東京都千代田区)は、平成二十年中に解体、二十一年秋完成を目途に商業棟とマンション棟の建設を行い、三原駅前に新施設を完成させる。
東館建替えにより、県東部では最高層となる十九階建てマンションビルが登場する。
現在の東館は、七階建て延べ床面積約三万五千三百平方m。昭和五十六年駅前再開発ビルとして完成し、福屋と競合した天満屋三原店を核に、専門店が入店してオープンした。
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2007年03月01日号掲載  

「筆文字工房すゞり」飲食向け講座が人気

書道教室経営、筆文字デザイン製作などの「筆文字工房すゞり」(福山市)は、今月から飲食店を対象としたメニュー作成講座を開講、事業者向けサービスの拡充を図る。
既存フォントの活字と異なり、表現力豊かな筆文字デザインによるメニュー作成指導で、飲食店のブランド力、訴求力アップを支援する。
毎週木曜日午後七時~九時まで福山市民参画センターで「表現を楽しむ総合書道講座」も開く予定。
バイクイベント「人楽交感まつり」や「夢現乃翔舞」のポスター用筆文字製作をきっかけに、一昨年夏から筆文字の会社ロゴや商品、イベントロゴの受注が増加。福山市の「和処なかくし」の弁当箱に「宝箱」のコピー提案も採用され、ビジュアル表現だけでなく感性の評価も高い。
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2007年01月10日号掲載  

ご購読者経営環境アンケート結果

ご購読者の協力を得て毎年十一月末から十二月初めにかけて実施している経営環境アンケートの結果は次の通り。今年は百二十六社の方から回答をいただいた。
毎年恒例の設問「新年度あなたの業界の見通しについて」には、「よくなる」とする会社が二七・八%あり、昨年の二三%からわずかに増加した。しかし同時に「悪くなる」とする会社も一六%から二三・〇%へ増加、「よくなる」まで僅差に迫った。このまま景気回復が地方に及ぶことなく、戦後最長の景気が萎むのか、気になる景気の見通しは難しくなった。
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2007年01月01日号掲載  

尾道白樺美術館が閉館

財団法人清春白樺美術館(山梨県北杜市)の分館として運営されてきた尾道白樺美術館(尾道市)が一月末で閉館することになった。
同美術館で十二月二十一日、記者会見が行われ、吉井理事長が「歴史的景観を守る運動を機に建設された美術館だったが、一定の役割を果たした」と閉館理由を説明、石田館長が経緯を説明した。
閉館後、所蔵品は全て清春白樺美術館へ戻され、平成十七年三月までに市へ寄贈されている敷地(約八百九十平方m)と洋画家・梅原龍三郎の旧居を復元した平屋の建物(鉄筋コンクリート造り)は、市が絵のまち尾道四季展の作品展示など文化振興に活用する方向で検討する。
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2007年01月01日号掲載  

三原で地域SNS「みはらのもんよ」スタート

共通の趣味や話題の仲間作りなどを目的に、Iネット上で日記形式のブログや掲示板などで情報交換するコミュニティ型サイト「ソーシャルネットワーキングサービス」(SNS)。十二月二十一日には、三原でも地域SNS「広島県三原市のソーシャル・ネットワーキングサービス みはらのもんよ!」がスタートした。
この実験的な試みを主導するのは、三原商工会議所職員で、情報化推進室担当として会員らのIT化を支援している有志グループ「MML(Mihara Mailing List)の会」。自由なテーマでの情報交換を活発化させる場を提供することで行政や観光団体も参加しやすくなり、市民にとって身近に感じられるようになるうえ、まちおこしグループやボランティ団体なども活動情報を発信しやすくなり交流が促進される、と効果に期待する。
会員になれば、ブログ形式で自分の日記を書いてほかの会員に自由に公開でき、コメントを受けられるほか、会員が立てる各テーマの討論に参加可能。気の合う人同士で友達登録すれば、同じテーマに関心のある人たちと交流できるチャンスも広がる。
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2007年01月01日号掲載  

岩子島のゆるぎ岩は方位岩?

十二月二十二日の冬至の日。今年も太陽が尾道の千光寺本堂正面に上がる。冬至の日の出を千光寺境内から眺めるイベントが今年も計画されている。
例年七時十五分に向島の山から太陽が顔を出し、約百人が歓声をあげる。冬至の太陽はこの日を境に夏至の日まで南中高度を上げていく。
次々に新しい発見が新たな謎を呼ぶ尾道の古代ロマン。解明に挑む尾道大学芸術文化学部美術学科の稲田全示教授と田村禎英講師は今年、尾道水道の西端に位置する岩子島の山頂付近にある奇岩「ゆるぎ岩」の不思議を発見している。
幅約二m、細長い岩は大人なら揺るがすことができそうなほど危うい様子で台座の岩に載る。旧向島町が昭和五十九年に天然記念物に指定した「ゆるぎ岩」の危うさは全国に多いゆるぎ岩の中でも突出している。
台座に載った細長い岩は矢印のように一つの方向をさす。稲田教授はこの方向が真北であることに気がつき、方位岩であった可能性を指摘する。加えて近くの大岩に人工的にあけられた小さな穴を基準点にすると冬至の太陽が沈む方向に海を挟んで峰の薬師(三原市鉢ケ峰町の鉢ケ峰中腹)が鎮座し、真北にゆるぎ岩という位置関係が成り立つ。
尾道水道の西の入り口にあった不思議な岩は、また一つ大地の記憶をよみがえらせようとしている。

2006年12月20日号掲載  

尾道市が「景観計画」策定

尾道市(亀田良一市長)の景観計画が十一月十七日に決定され、全体像が明らかになった。残る建物の高さや意匠などの景観地区基準事項と十二月の市議会で審議される尾道市屋外広告物条例が決まれば、ほぼルール全てが決まり、来年四月一日施行へ手順を踏むばかりとなる。
景観地区の都市計画は十二月二十五日の都市計画審議会から答申され、県知事の同意も得られる見込みで、屋外広告物条例は十二月の市議会で決議されれば、来年四月一日施行となる。
尾道水道を挟み、JR尾道駅付近から尾道大橋付近までの見通せるエリアは「景観地区」に指定され、これまでの都市計画に加えて厳しい制限が設けられる。建築物の新築や増改築、外観変更などを行う際には申請が必要となり、認定を受けて着工することになる。認定証を表示しなかった場合は三十万円以下の罰金、認定を受けずに茶工した場合は五十万円以下の罰金、変更命令に違反した場合は一年以下の懲役または五十万円以下の罰金となる。
景観地区内には高さ制限区域が設けられる。七区域に分けられ、建築物の高さが最高二十七m、低い区域で最高十五mの四段階の高さ制限区域になる。
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2006年12月10日号掲載  

高校生にプロが魚のさばき方を指導

尾道鮮魚仲買協同組合(波多野吉成組合長、二十社)と鮮魚、魚介類卸のケンスイ(株)(尾道市東尾道、柏野宏社長)は十一月二十日、広島県立尾道東高等学校で課題研究として家庭科を選択している三年生十四人を対象に「魚のさばき方」を実演、指導した。
指導者はプロとして魚をさばく九人。各グループに分かれて実習。初めて魚をさばく生徒がほとんどで、指導を受けながら恐る恐る魚をさばいて調理した。
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2006年12月01日号掲載  

三原で産学官連携シンポジウム

三原市や商議所、県立広島大学などでつくる三原地域連携推進協議会は十一月二十四日、三原グランドパレスで産学官連携シンポジウムを開催。「既存技術と先端技術の融合~産学官連携の課題と展望~」をテーマに講演とパネル討論を行い、約四十人が聴講した。
県立広島大学地域連携センター長の野原建一教授が「これからの産学公民連携のあり方」と題して講演。「出前講座など県全域で成果を紹介する事業を展開中。金融機関とも提携し、企業とのネットワークも拡大している」と取り組みを報告した。また大学人材、シーズ、施設の効果的活用を提案し、従来の「産学官」から地域住民も含めた「産学公民」によるコミュニティビジネスでの地域活性の必要性を訴えた。
大阪大学工学研究科の金子真教授は人間とロボットの共生を「超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界」とのテーマで提案。発想の転換を呼びかけた。
パネル討論は、二氏と県立広島大学の小野武也教授、(株)DNPプレシジョンデバイス(三原市沼田西町)の花本恵嗣常務取締役工場長、(株)ニホンケミカル(同本郷町)村上正司社長、(株)広島情報シンフォニー(広島市)森隆男取締役がパネリスト、推進協産学官連携コーディネータの前田祐司氏を司会に進められた。
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2006年12月01日号掲載  

七類堂墨呑氏が雪舟と同じ「天童第一座」拝号

水墨画の代名詞のように著名な室町時代の画聖、雪舟が平成の現代に再来した。しかも尾道市で。にわかには信じられないような、世界も驚く事実が静かに進行している。
尾道市潮見町に「アトリエ鴉笑舎(あしょうしゃ)」を構える七類堂墨呑氏が中国南宋五山の一つであの栄西、道元も学び、雪舟が新境地の画法を得たという天童禅寺(浙江省寧波市)から五月十八日、「天童第一座」の称号を授与された。
「天童第一座」とは平たく言えば雪舟と名乗っても許されるほど位の高い称号を得たということ。実に「天童第一座」を授与されたのは五百四十年ぶり。千七百年の歴史を誇る天童禅寺にとっても栄西、雪舟についで日本人三人目という快挙になる。
■天童禅寺
天童禅寺の正式名は太白山天童禅寺で中国浙江省・寧波(ニンポー)市にある南宋五山の一つ。
臨済宗開祖で茶道の元を日本へ伝えた栄西禅師(1141―1215)、曹洞宗開祖の道元禅師(1200―1253)が天童禅寺に渡り、禅宗の教えを持ち帰った。
■天童第一座
天童禅寺の「天童第一座」は高位を表す称号。「天童首座(てんどうしゅそ)」の証としてこれまでに日本人では栄西、雪舟の二人に与えられたのみ。特に中国では「天童首座」=雪舟との認識を持つ。中国が世界の十大芸術家の一人に雪舟を挙げていることからも「天童首座」の重みが分かる。
■七類堂墨呑氏
七類堂墨呑氏は昭和三十六年八月九日広島県尾道市の因島生まれ。大阪芸術大学在学中から道釈画の研究を始めたが、専攻は洋画。卒業後東洋画に転向、十三年間は尾道市内で中学校教諭を務めながら制作活動を続ける。平成二年第三十一回日本南画院展初出品で入選。以降連続入選を果たす一方、平成七年から臨済宗大本山佛通寺管長璞翁宗訓老大師に師事、参禅を始める。
今年三月にはスペイン国立プラド美術館に作品が永久収蔵されるなど国際的な評価が一気に高まっている。
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2006年12月01日号掲載  

三原「浮城まつり」に甲冑武者行列

三原の秋祭りとしての定着を目指し今回で三回目となった「三原浮城祭り」が十一月十二日にJR三原駅周辺や市街地商店街などで開かれ、好天に恵まれて家族連れら二万八千人(実行委員会発表)が来場。城下町らしい演出が盛りだくさんとなったイベントを楽しんだ。
会場では、甲冑を身にまとった三原青年会議所メンバー二十人の武者行列が駅周辺を練り歩く姿に歓声が上がった。駅前ステージでは午前の太鼓演奏、子ども神楽の上演に続いて午後一時からは三原市大和町の雅良会により雅楽演奏が披露され、国民文化祭出演経験もある同会の雅やかな音色を味わった。
三原市武道館では広島藩三原領武術の佐分利(さぶり)流槍術と信抜(しんぬき)流居合剣法の特別演武を披露。観客は息を呑んで見守った。
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2006年11月20日号掲載  

笠岡でラジコンヘリの国際大会

ヒロボー(株)(府中市)は十一月五日、笠岡市の笠岡ふれあい空港でラジコン・ヘリコプターの操縦技術を競う第十九回「ヒロボーカップ 2006 インターナショナル グランドファイナルin笠岡」を開催、国内予選を勝ち抜いた地区チャンピオン八人、中国、韓国、イタリアといった海外からの八人、特別シード一人、永久シード五人の合計二十一選手が規定プログラムの飛行で熱戦を繰り広げた。
会場ではヒロボー製ラジオ・コントロール(R/C)ヘリコプターによるデモフライトや今話題の室内専用電動R/Cヘリコプターの飛行実演、模型関連の協賛各社がミニチュアモデルやコントローラーを並べた販売ブース、フリーマーケット、チャリティ百円宝くじなどがあり、大勢の来場者はイベント気分で競技を楽しんでいた。
審査の結果、埼玉県から出場した山本慎太郎君(14)と栃木県からの高山裕志選手が同点でグランドチャンピオンの座を分け合った。
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2006年11月10日号掲載  

因島重井商工業団地が完売

尾道市因島重井町、因島重井商工業団地に地元企業の(有)柏原工業の進出が決まり、同団地の全区画を完売した。
十月二十日、尾道市と柏原工業の間で土地売買契約を締結し正式に同団地への進出が決まった。
金属加工部品製造工場及び保管倉庫、事務所棟を建設する工事に着工し、平成十九年四月から従業員五人で操業を始める予定。
因島重井商工業団地は、平成十年、旧因島市が造成工事に着手し、十五年四月から分譲を始めた。造成面積三万三千二百平方m、分譲面積二万八十六平方m。
これまでに地元企業の(株)岡恒鋏工場、(有)四辻製作所、(有)はと印刷、市外からは今治市に本社を置く四国溶材(株)の合計四社が進出し、操業を始めている。
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2006年11月01日号掲載  

外国人観光客誘致「ビジット尾道」好評

民間レベルで尾道への外国人観光客誘致に取り組む「ビジット尾道プロジェクト」の第一弾が十月九日に実現した。豪高校生二十四人が研修旅行の一環で尾道を訪れ、尾道帆布の絵付け体験や尾道ラーメン、茶席、海産物試食などを満喫し、生徒や引率の日本語教師からも「充実した体験だった」と好評を得た。
午前は工房おのみち帆布でコースターに絵付け、妙宣寺(長江一)で説法や落語を味わい、 艮神社(同)で日本の国技の相撲も楽しんだ。尾道ラーメンとおにぎりの昼食後、慈観寺(同)で裏千家淡交会尾道支部会員の高垣宗園さんが茶席でおもてなし。最後は(有)藤本乾物で海産物を試食してもらった。
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2006年10月20日号掲載  

尾道で元首相の細川護熙氏が講演

広島経済同友会尾道支部は今年創立五十周年を迎えたことから、市内の尾道国際ホテルで十月十三日、創立五十周年記念式典と細川護熙元首相を講師に招いた記念講演会及び懇親会を備後都市懇話会の一環として行った。
記念式典に続いて同じ会場で行われた講演会は細川護熙元首相と中国新聞副社長で広島経済同友会代表幹事の山本一隆氏が対談する形で行われ、山本氏の質問に応じて細川元首相が近況や人生観などを話した。
□今はテレビも見ず、新聞も読まない生活。気にかければ情報過多になって本質を見失う気がする。読むのは歴史的に評価の定まった古典だけをたくさんでなく丁寧に繰り返し読んでいる。
陶芸との出会いは白洲正子さん、次郎さんの娘婿さんの個展に出かけたとき。これならできそうだと思い、現代作家の本をめくり、自分の好みに合う作家を選んで電話した。それが奈良県の山奥で陶芸生活を送る辻村史朗さん。「あほなオッサンやな」「ほかせ(捨てろ)」の二つだけ。それでも朝から晩まで一年半ほどろくろを回す日々を過ごした。
茶室の一夜亭は斜面に杭で建つおもしろい建物ですが、東京大学で建築を教える藤森照信さんと主宰する縄文建築団の人たちがつくってくれました。俳優座の大道具さんのご協力で室内装飾パーツが見事一夜でできたことから秀吉の一夜城にならって一夜亭と名づけた次第です。
細川美術館には美術品が六千六百点、古文書が四万四千点あり、古文書の解読が三分の一ほど進んでいるようです。宮本武蔵は三十分後ぐらいに息を吹き返した小次郎に止めを刺し、島原の乱では吉原の遊郭から見物人が出る騒ぎの中、出陣しています。大石内蔵助の討ち入りの日は雪のイメージですが、記録では曇りだったり、いろいろ細川家の古文書から分かってきています。
陶芸の感性は「いちばんの勉強は人物論を読むこと、伝記的な人物に合うこと」と言っていた祖父の影響を受けています。吉田茂さん、横山大観さんなどのところへ行かせてくれました。風圧、威圧感を肌で感じることができ、自信にもなるし何かが身に付いたと思っています。
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2006年10月20日号掲載  

尾道市中心部初の大型温泉施設着工

本格的日帰り温泉施設の来年五月オープンを目指し、尾道市の中心部に近い住宅団地の平原台で工事の無事を祈る起工式が行われた。
オープンを目指す温泉施設は仮称「尾道湯屋 つかりゃんせ」。総木造建て平屋の温泉施設で、オープンは来年連休明けの五月前半あたりを予定。
尾道市内で百台以上の大駐車場を完備する温泉施設は旧市街では初めて。同施設は国道二号バイパス平原インターから近い好立地となる。

2006年10月01日号掲載  

外国人観光客誘致の「ビジット尾道」計画

国土交通省が外国人旅行者の訪日促進を目的にグローバル観光戦略として打ち出している「ビジットジャパンキャンペーン」。尾道では、市が観光パンフの四カ国語翻訳、NPOを中心とした「どこでも博物館」の多言語化計画などで外国人誘致推進に向けた活動を進めている。
第一弾は、広島の業者から依頼のあったオーストラリア・パースの高校生二十四人の一行の研修旅行コーディネート。広島市の旅行代理店、ジャパンツゥリスト㈱が組んだ九月三十日~十月十二日までの日程の内広島県を訪れる十月九日、尾道の商店主らが協力して体験型観光コースを設定し、日帰りながら、尾道らしい企画でもてなす計画が進んでいる。

2006年10月01日号掲載  

因島でJC広島ブロックOB大会

尾道市の因島、瀬戸田で開かれた青年会議所(JC)広島ブロック協議会会員大会に合わせた同ブロックOB大会が十日、因島青年会議所OB会(弓場敏男会長)の主管により同市因島土生町の土生港とフェリー船上で開かれ、県内からJCのOB会員約二百人が集まった。
はじめに弓場会長があいさつ。続いてOB会員でもある亀田良一尾道市長と佐藤志行尾道市議会議長による来賓あいさつなどがあり、桟橋からフェリーに乗り込んだ。
懇親会はフェリーの車載エリアに二百人分のテーブル席をセット。潮風としまなみ海道の景観を楽しみながら互いに懇親を深めた。
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2006年09月20日号掲載  

上海の家具展に県東部の家具五社が出展

財団法人備後地域地場産業振興センター(福山市)は、日本貿易振興機構(ジェトロ)の平成十八年度地場産業展示事業を活用し、地場の家具メーカーに呼びかけ、中国の上海新国際博覧中心を会場に開かれる「第十二回中国国際家具展覧会」に出品を決めた。
昨年初めて四社の家具会社を取りまとめて出品したが、今年は五社が参加し、中国市場の中でも富裕者層をターゲットに優れた技術を生かした日本製家具の販路開拓を進める。
今回は五社共同で「JAPAN BINGO」の統一ブランドを立ち上げ、日本語と英語による製品の総合カタログを作成、カラー写真で五社の作品を紹介している。
出展は(株)中山家具、(有)常盤家具製作所、宇野木工(株)、高橋工芸(株)、平井木工(株)の五社三十九点。

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2006年09月10日号掲載  

福山市が中央図書館建設着工

福山市は七月三十一日、市内霞町の中央公園で、中央図書館建設の安全祈願祭を行なった。
 羽田皓市長ら市幹部や蔵本久市議会議長ら市議、工事関係者約百二十人が出席した。近く基礎工事など建設工事に着手し、平成二十年七月の開館を目指す。
中央図書館は、敷地面積四千八百三十七平方mに、図書館棟が建築面積三千八百六十二平方m、鉄骨鉄筋コンクリート造り一部鉄筋コンクリート造り、地下一階地上四階、延べ床面積九千八百七平方m。一・二階に一般開架図書コーナー(国際、ビジネス、ヤング、マルチメディア、調査・研究の各コーナー設置)のほか、児童図書コーナー、新聞・雑誌・専門誌コーナー、エントランス、カウンター、事務室、移動図書館等のスペース。三階は閉架書庫、会議室、歴史的文書(公文書)等保管施設、放送大学サテライトスペースも配置する。四階に、大・中・小の会議室、和室、子育て支援スペースの情報・相談コーナー等、交流スペースには国際交流コーナー、ロビー等を設けるほか、事務室もある。地下一階は機械室等。
駐車場棟は鉄骨造り四階立て、延べ床面積三千九百八十二平方m、百三十一台を収容できる。 図書館棟、駐車場棟は平成二十年三月に完成し、開館準備を進め、七月に開館する。
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2006年08月10日号掲載  

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