7日 三原映画をつくる会が中間報告
三原を舞台とした映画作品の制作支援を通じて地域活性化につなげる活動を行っている「三原映画をつくる会」(中重伸夫会長)は設立から約半年を経過し、6月7日(土)午後3時からサン・シープラザ(三原市城町)2階多目的ホールを会場に活動中間報告会を開催するため、来場を呼びかけている。
2年前にロケハンで広島県を訪れた大森監督を案内したメンバーの縁から、「三原で映画を」との構想がスタート、昨年秋に設立準備総会を開催し、活動を本格化させた。2017年の三原城築城450周年を前に三原の知名度を高め、観光振興や経済を活性化させることを目的に映画撮影誘致、撮影支援などの活動を行っていく。
三越日本橋本店で村上選油絵展
尾道市向島町在住の画家村上選さんの個展が6月11日から同月17日まで東京の三越日本橋本店で開かれる。
同展覧会は「〜南欧の光と風〜村上選油絵展」と題し、会場は本館6階美術特選画廊。開場時間は午前10時から午後7時(最終日午後4時)まで。
三越では「重厚なマチエールと陽光眩しい欧州風景を描く村上選画伯の7回目の個展を開催いたします。本展はギリシャ、イタリア、スペイン、クロアチアなどで取材した新作や牡丹、バラなどの花を一堂に展覧いたします」(一部抜粋)と紹介している。
「スーパーローカルヒーロー」完成
尾道のセレクトCDショップ「れいこう堂」(尾道市西土堂)の信恵勝彦店主を追ったドキュメンタリー映画「スーパーローカルヒーロー」の完成を記念し、5日(月・祝)にシネマ尾道でプレミアム上映会が行われた。
自身の感性から国内外を問わず多くのミュージシャンを尾道に招き、音楽イベントを開催するなど「良い音楽を伝える」ことに対して情熱と行動力をもつ信恵さん。映画では福島第一原発事故後、東北・関東地方から尾道への避難者支援に奔走する姿や、関わりの深いミュージシャン等のインタビューを通じて「音楽」と「3・11後の生き方」をテーマに、タイトルとなった「スーパーローカルヒーロー」と称される由縁を紐解いていく。
(株)古川製作所が創業社長伝を刊行
終戦直後、尾道市で食品製造業を創業した古川喬雄氏は、その経験から食品の真空パックの研究に着手、昭和32年国産初の真空包装機械の開発に成功、古川製作所を創業した。昭和47年には世界一の高速性能を誇るロータリー真空包装機を開発するなど食品産業界にトップシェアを確立、海外にも市場を広げ、現在では世界54カ国に輸出され、2万5千社以上への納入実績を持つ。今回、創業社長の古川喬雄氏の生誕100周年に当たり、「今は、過去古川喬雄伝」を3月1日発刊した。4月21日(月)には(株)古川製作所の古川雅章社長が三原市役所を訪れ天満祥典市長に贈呈した。
古川喬雄氏は大正2年3月1日、現在の三原市大和町で生を受けた。昭和9年志願して陸軍に入隊、終戦まで戦闘機のパイロットとして戦地を転戦している。陸軍の中尉として大分県別府氏の病院で終戦を迎えた。復員後は製パン業や製缶業、食品包装研究等の傍ら、真空包装機械の開発を始めた。昭和32年古川製作所を創業、真空包装機国産第1号を完成した。
尾道まなび村が原田町に開村
不登校や中途退学、ニート、引きこもりなど学校や社会に馴染めない15歳から40歳の若者を元気にし、社会復帰を支援する新しい教育機関「尾道まなび村」が4月17日、尾道市原田町小原に開村した。
尾道まなび村はNPO法人尾道まなび村(元廣清志理事長)が運営する別名「元気回復塾」。通学や就職につまづいている若者を対象に、自然にあふれた田園環境の中で、農作業や工芸品の製作、農産物販売などの実習作業をしながら、教室で学び、資格を取得し、心と体を元気にする教育施設。同時に高校卒業資格も取得できる広域通信制の高校学習コース「清実高等学園」も開設。埼玉県春日部市の松実高等学園と提携しており、高校普通科卒業資格が最短3年間で取得できる。
法光寺が人権落語などの降誕会
浄土真宗本願寺派の法光寺(尾道市美ノ郷町三成、季平博昭住職)は5月16(金)と17日(土)に落語とミニコンサートを交えた降誕会を行う。
浄土真宗を開いた親鸞聖人の誕生した5月21日を祝う降誕会の行事として季平住職と親交があり「新ちゃんのお笑い人権高座」で全国を口演して歩く落語家露の新治さんとともに、京都府の京都人権啓発推進会議が制作した人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」の普及に努める歌手近藤知世さんもバイオリンとキーボード奏者とのユニットで招き、ミニコンサートを行う。
(株)古川製作所が創業社長伝を刊行
尾道まなび村が原田町に開村
不登校や中途退学、ニート、引きこもりなど学校や社会に馴染めない15歳から40歳の若者を元気にし、社会復帰を支援する新しい教育機関「尾道まなび村」が4月17日、尾道市原田町小原に開村した。
尾道まなび村はNPO法人尾道まなび村(元廣清志理事長)が運営する別名「元気回復塾」。通学や就職につまづいている若者を対象に、自然にあふれた田園環境の中で、農作業や工芸品の製作、農産物販売などの実習作業をしながら、教室で学び、資格を取得し、心と体を元気にする教育施設。同時に高校卒業資格も取得できる広域通信制の高校学習コース「清実高等学園」も開設。埼玉県春日部市の松実高等学園と提携しており、高校普通科卒業資格が最短3年間で取得できる。