3校を統合する因島南中学校の概要発表
尾道市は合併地区の因島南部の土生、三庄、田熊の3中学校を統合する「因島南中学校」の実施設計を終え今秋に着工するが、このほど設計の概要を発表した。
建設地は尾道市因島土生町の旧県立因島高校跡地、建築は、校舎が鉄筋コンクリート造り3階建て。屋内運動場は鉄筋コンクリート一部鉄骨造り、一部2階建てで武道場も備える。建設費は29億9200万円。
太陽光発電、地中熱交換システム、井水・雨水の利用、木材の利用などエコスクールを予定している。また、校舎隣接地にはテニスコート二面、バレーボールコート一面、バスケットボールコート一面も整備。今秋着工して22年4月に開校する。
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尾道しまなみ商工会が開所式
尾道市内の御調町、向島町、向東町の三商工会が合併、「尾道しまなみ商工会」として新発足した。
尾道市向島町の旧向島町商工会事務所が本所となり、4月1日、同所に関係者が出席して開所式を行い、新しいスタートを祝った。
会長は内海和男氏(前御調町商工会長)、副会長は村上雄治氏(前向東町商工会長)と森数光男氏(前向島町商工会長)。
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因島の本因坊秀策記念館が完成
尾道市因島外浦町に生まれた幕末の天才棋士・本因坊秀策(1829~1862年)の生家を復刻、資料館を併設した「本因坊秀策記念館」の建物がこのほど完成した。
囲碁は、旧因島市から合併後の尾道市に引き継がれた「市技」。その礎となった本因坊秀策の偉業を顕彰しようと、旧因島市の記念建設計画を市技同様引き継ぎ、尾道市が実現したもの。昨年7月に着工し、総事業費約2億1千万円を投じた事業。
記念館(尾道市因島外浦町69)は、生家のあった因島石切神社南側の敷地に、木造平屋建てを復元。資料館は鉄骨コンクリート造平屋建て。生家は碁盤もあり、対局のほか茶会にも対応する。資料館は愛用の碁盤や碁石、手紙など遺品約30点の展示を計画。オープンは秋の予定。
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2008年県東部の公示地価
国土交通省は24日、平成20年1月1日現在の公示地価を発表した。
岡山県の平均は住宅地が0.6%下落(前年は1.4%下落)、商業地が0.2%下落(同0.9%下落)となり、前年より下落幅は縮小した。 広島県の平均は住宅地が1.7%下落(前年は2.5%下落)、商業地が0.5%下落(1.6%下落)となり、前年より下落幅は縮小した。
広島県内で最も価格の下落率が大きかった商業地は尾道市因島土生町塩浜1899-7の8.3%下落(1平方m当たり価格11万円、前年12万円)だった。
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福山市のびんごエコ団地完成4月分譲開始
広島県が福山市箕沖地区に造成していた「びんごエコ団地」がほぼ完成し4月から分譲を始める。
「びんごエコ団地」は、廃棄物等を再使用・再生利用する企業向けに特化した団地で、リサイクル事業に限定した企業団地は県内初となる。近隣には不燃破砕ごみなどを処理する「福山クリーンセンター」や、ごみ固形化燃料(RDF)を使用する「福山リサイクル発電所」などもあり、ごみ処理、再生地域としての拠点性も高まる。
平成12年に「びんごエコタウン構想」が策定され、同14年に箕沖地区がモデル地区として指定、18年から同団地の造成を進めてきた。
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本郷町商工会が東京ギフトショーで手応え
本郷町商工会(三原市本郷町)が、一昨年6月の「地域資源∞全国展開プロジェクト」採択で製品化を進めている、コーヒー殻・茶殻原料の健康酢などを2月5日から8日まで東京ビッグサイトで開かれた東京ギフトショーに出展し、大きな手応えを得た。
展示品は飲料工場の産業廃棄物だったコーヒー殻を独自製法で醸造する無添加100%醸造酢「コーヒービネガー」と、はとむぎ、玄米など12種の健康茶の茶殻を使う「ティービネガーⅠ」、緑茶の茶殻を使う「ティービネガーⅡ」、茶殻などを詰めた多目的発泡材「にょろちゃん」。健康酢は調味料、ドレッシングのほか薄めて飲料用に、発泡材は手芸材料として開発した。
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安倍前首相が土堂小学校視察
文部科学省の研究開発学校に指定されている尾道市立土堂小学校(松原隆二校長)を安倍晋三前首相が25日、同校前校長で政府の教育再生会議委員だった陰山英男立命館大学教育開発・支援センター(京都市)教授の案内で視察した。全11学級を回り、45分授業を3分割したモジュール授業や「百ます計算」に取り組む様子などを参観、児童と給食もともにした。
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道路建設現場で児童が絵画制作
建築・土木工事の井上建設(株)(三原市久井町)は8日、中国横断自動車道尾道松江線の工事現場(世羅町川尻)に近くの町立中央小学校から1-4年生36人を招き、コンクリート構造物(カルバート)の上をキャンバスに絵を描くイベント「尾道・松江自動車道に思い出を刻もう!」を実施した。
現場は甲山インターチェンジ部分で、カルバートは本線の下をくぐる進入路がトンネルとして利用する構造物。上は約14m四方の平らなスペースで、完成すると舗装により本線表面から1mほど下に埋まる。舗装工事が始まるまでの期間を利用して児童たちに思い出に残る絵を描いてもらおうと井上建設が企画した。
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