シネマ尾道をサポートする会が800万円寄贈
10月18日に開館した「シネマ尾道」の開業を支援するため発足していた「シネマ尾道をサポートする会」(川口協治代表)は10月21日、尾道国際ホテルでチャリティの「シネマ尾道支援パーティー」を開き、チケット販売等で集めた利益と篤志家による大口寄付を合わせた800万円をシネマ尾道に寄贈した。
パーティーにはシネマ尾道の河本代表理事が教え子という平谷祐宏尾道市長のほか約100人が出席。はじめに川口代表が「経済情勢の厳しさを実感。よくご協力いただいた。寄付した方の気持ちを汲み、初心を忘れず運営してほしい」とあいさつした。
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尾道市瀬戸田支所が起工式
尾道市は10月13日、同市瀬戸田町鹿田原で、尾道市瀬戸田支所の起工式を行なった。
新しい支所は、鉄筋コンクリート造り平屋建て、建築面積957平方m。外観は切妻の大屋根が特徴の庁舎となる。内部には事務所のほか、多目的な会議室・相談室、防災無線も設ける。行政の窓口のほか、住民の交流や地域活動の拠点、災害時の防災拠点の役割も果たす。
完成は平成21年7月末の予定。
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NPOぬまくま民家を大切にする会が作品展
古民家再生に取り組むNPOぬまくま民家を大切にする会(倉田久士会長)は10月17日から20日までの4日間、松永のギャラリーを会場に、市内の古民家に眠っていた食器やカゴなど多様な民具を現代の生活シーンに馴染む演出で紹介する展示会を開催する。
歴史ある民具を今の生活に取り入れる利用法や表現の提案を通して、古いものの価値を考え直すきっかけにしてもらう。題材は沼隈平家谷などの古民家に眠っていた古民具で、江戸から昭和までの歴史が色濃く刻まれた手作り品。煙草盆や竹カゴ、壺、竿計り、糸車、食器、農具など職人の思いが込められた庶民の生活用品を、花活けやリビングに飾るオブジェ、テーブルコーディネートなど現代風のアレンジで甦らせる。
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都道府県地価(基準地価)は下落の方向
国土交通省は9月18日、全国の都道府県地価(基準地価)を発表した。広島県では景気後退の影響から下落傾向が再び強まり、住宅地が平均2.1%下落、商業地も同1.5%下落でともに17年連続の下落。住宅地は2年連続で縮小していた下落幅が拡大に転じ、3年連続で縮小していた商業地も横ばいとなった。
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本因坊秀策囲碁記念館が開館
尾道市が同市因島外浦町の秀策生家近くに建設していた「本因坊秀策囲碁記念館」が完成し、9月27日開館する。
本因坊秀策は尾道市因島出身で、江戸時代に活躍した天才碁士。囲碁は尾道市の「市技」に指定されており、囲碁記念館には秀策ゆかりの品々を保存、展示するほか、囲碁に関する資料も展示する。
記念館内には玄関、エントランスホール、受付け・事務室、休憩ロビー、常設展示室、企画・囲碁展示室、展示ホール、収蔵庫、研修室、囲碁情報ブース等を設備している。
生家は、和室6畳2室、4・5畳1室、4畳1室、台所、土間、戸棚、物入れ、湯殿などを現存する旧生家家相図を元に再建しており、秀策の子ども時代を偲ぶことができる。
開館時間は午前10時から午後5時、休館日は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日から翌年1月3日まで。入館料は大人300円(20人以上は団体扱いで240円)、中学生以下は無料。
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10月1日から尾道で多彩にグルメイベント
第21回グルメ・海の印象派―おのみち―(同実行委員会主催)が市内飲食店や特設会場で10月1日から多彩なイベントを組み合わせて行われる。
「おのみち味めぐり」は17店舗が参加。10月1日から11月5日までの36日間、参加店で趣向を凝らした料理が楽しめる。「ベッチャーの胃袋」「たまがんぞう」「きたまえ」の3店は鯨肉を食材にした料理。そのほかの店舗は海の幸、山の幸をどんぶり、弁当、コース料理に盛り込んでいる。
「おのみち菓子まつり」は10月18、19日の2日間、しまなみ交流館で工芸菓子の展示、菓子作り体験と販売を行う。菓子細工の妙とケーキなどのデコレーションが見物。
「おのみち食彩まつり」は尾道駅前港湾緑地帯で10月19日に開催。尾道調理師会所属の飲食店を中心に約20店が野外店を設営。「食と音楽と芸術の祭典」をテーマに潮風の特別席とバンド演奏などを楽しむ。また再生しやすいエコトレーを料理皿に使い、エコステーションを設置して環境に優しい気持ちのいいイベント運営を目指す。
「ナイトフェスタinおのみち2008」は10月25日午後6時から開催。尾道商工会議所南側と桟橋の上に席を設け、「福本バンド」の演奏と特別料理を楽しむ。会場はイルミネーションとイルミネーション装飾を施した約十隻のヨットによる海上パレードで特別な夜を演出する。前売りチケット制で一人4,500円。定員200人。
「グルメ・マップ」は市内中心部の参加店約180店を紹介。参加店や市内観光拠点でマップを無料配布し、参加店で飲食した印(店名の記入またはスタンプ押印)を残したマップの一部の切り取りとともにはがきで応募、抽選会を行う。12月31日が応募締め切りで来年1月中旬に抽選。参加店で通用する5,000円分の食事券が60人に当たる。
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「府中家具木工資料館」が再開
府中家具工業協同組合(府中市)は、3月末に閉館した「府中家具木工資料館」を10月19日に再開することを決めた。
旧資料館は、土地・建物を所有する県が府中市への無償貸与を打ち切ることで閉館に追い込まれたもので、今回の再開には同組合が所有する府中家具協同会館1階を1部改装してオープンする。
同組合では江戸時代から明治、大正、近代までの家具と古くから職人が手づくりしていた当時の家具作りの道具類など約600点を保存しており、10月19日、府中市中心市街地活性化協議会と府中商工会議所が主催して開く「第1回ふちゅう玉手箱市」の開催日に合わせて再びオープンする。
入場は無料で、土・日・祝日は休館する。
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福山商工会議所が「風呂敷」デザイン作品募集
福山商工会議所は福山のPRとエコ推進を目的に、福山らしさを表現した風呂敷のデザインコンテストを行う。10月1日から11月28日まで作品を募集する。福山市中心市街地活性化推進事業。
名称は「The Furoshikiデザインコンテスト」。エコバックと比べて包むものの大きさに左右されない風呂敷の良さを「便利な道具」として見直し、環境問題への意識を高めてもらうと同時に、福山の魅力を伝える福山らしさのあるデザインで、「持ち歩きたい風呂敷」「商品を包んでもらいたい風呂敷」「人に贈りたい風呂敷」を考えてもらう。
ホームページからもダウンロードできる所定の応募用紙で応募。賞金は、最優秀作品1点副賞10万円ほか。
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