笠岡湾干拓地に「道の駅」建設計画
笠岡市は9月6日、笠岡湾干拓地に整備する国道2号笠岡バイパス沿いに「道の駅」を国土交通省と共同で建設することを明らかにした。
構想によると、笠岡市茂平から西大島新田7.6 kmの同バイパスのほぼ中央部の牧草栽培農地1.3haが建設予定地。同所内に地場特産品直売所、レストラン、休憩所、トイレ、イベント広場、百数十台規模の駐車場等を整備する。
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NPOシネマ尾道が募金活動開始
尾道での映画館復活を目指し上映会などを行ってきたNPOシネマ尾道は8月1日、建設費や運転資金確保を目的とした「尾道シネマ基金」を創設し、個人や法人、団体などを対象に募金活動をスタートさせた。
7月にはJR尾道駅近くの元映画館「尾道松竹」の建物を借りて改装することを決定。個人、法人・団体ともに1口1万円で、募集期間は来年3月31日まで。募金協力者の氏名はオープン後にロビーに掲示、会報にも掲載して感謝の意を表す。
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三原やっさ祭りに33万人来場
三原の夏の風物詩「三原やっさ祭り」(同実行委員会主催)が8月10日から12日までJR三原駅前を中心に開かれ、3日間で約33万人が来場、100チーム8,000人によるやっさ踊りや花火大会などを楽しんだ。
キャンペーンテーマは「みたかきいたか♪浮城物語2007」。十日に初めて行われた創作やっさのコンテストでは、大賞を「みたか連」、やっさ賞を「お祭りスタジオアイ・ウィル土居写場」、新人賞を「TANE'NDS」が受賞。11日のやっさ大賞は三原市医師会病院が三連覇、準やっさ大賞には三原病院が輝いた。実行委員会賞は三原市役所。事業所チームや子ども会らによる踊りチームが駅前通りを埋め、観客もやっさのリズムに体を揺らせていた。
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商工会議所議員が改選期迎える
備後地域の各商工会議所では、議員任期満了の年を迎え、11月の改選に向けて選挙選任の日程を進めている。全国統一の改選事務がスタート、11月には正副会頭、専務理事、三号、二号、一号各議員が一斉に選任される。
尾道、福山、三原、府中、因島、竹原の県東部六商工会議所と岡山県西部の笠岡、井原の8商工会議所の中では、尾道商工会議所の佐藤忠男会頭が退任を決めている。
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なかた美術館が10周年記念の「ボーシャン展」開催
尾道市のなかた美術館で開館10周年を記念した「ボーシャン展」が開催されている。9月2日まで。
フランス・ロワール地方生まれのアンドレ・ボーシャン(1873―1958)は、ヨーロッパで注目された素朴派の巨匠。
なかた美術館は平成9年2月、船舶塗装・船舶各種装置製造、海運事業の(株)ナカタ・マックコーポレーションの新本社ビル完成とともに同ビル内にレストラン「ロセアン」と併せて誕生。同社を創業し、尾道商工会議所会頭も務めた故・中田貞雄氏が集めたポール・アイズピリのコレクションや中川一政、伊藤清永らが描いた尾道風景、林武、梅原龍三郎、デュフィーらのばら、ピカソ、ルオー、ルノアール、ユトリロ、サンローランなど巨匠の作品を収蔵。常設展と一画の小林和作記念室を中心に通常は展示し、平成14年2月から企画展を始めている。
開催中の「ボーシャン展」入館料は一般800円、中・高・大学生500円。開館時間は午前9時から午後5時30分(入館は5時)まで。月曜日休館。
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尾道市に教育特区で不登校の受け皿校
尾道市は国に申請していた「市人間教育特区」が認定されたことから4日、株式会社による主に不登校や中途退学者を対象にした広域通信制・単位制高校の計画を明らかにし、来年4月開校へ動き出した。株式会社による通信制高校は中国地方初となる。
計画では兵庫県などで不登校生徒を対象にした塾「リバースアカデミー師友塾」(大越俊夫塾長)を経営する(株)オーアイシーの子会社(株)文学の館が、同市東久保町にあるおのみち生涯学習センター(元筒湯小学校)の4階5教室などを有償で借り受け、また向島町立花に自社所有する旧保養所を宿泊施設として全国の不登校の生徒や中途退学者を通信教育と年1回の集中スクーリング(5泊6日)で受け入れる。全国から生徒を募集し、定員は600人。
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(株)アヲハタ興産が市民ギャラリー
アヲハタグループの(株)アヲハタ興産(竹原市)は、地元の絵画や陶芸などの愛好家らの発表の場として同所一階にあるギャラリーを市民に無料で貸し出す。
国道一八五号線沿いの同社一階、約五十平方mの「ギャラリー3A」は、これまでは社員のみの利用に限られていたが、作品発表の場を求める地元のアマチュア画家らの声に応え、無料貸し出しをスタート。陶芸など造形作品も飾れるよう専用棚も増やした。会期は出展希望者と相談して決め、作品の販売はしない。会場には健康管理の一環にと血圧計が設置され自由に使用できるほか、コーヒーはセルフサービスで無料、エアコンも完備。地元学校の芸術系クラブや、趣味に打ち込む団塊の世代、高齢者など世代を超えた交流の場としての発展と地域貢献を目指す。
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駅家町・加茂町商工会が合併促進協設置
福山市内の北部に位置する、駅家町商工会(福山市駅家町)と加茂町商工会(同市加茂町)は、平成二十一年四月一日の合併を決め、さる五月十九日に駅家町商工会、二十二日には加茂町商工会が開いた通常総代会で、合併について基本的な考え方や合併についての協議の経過についてそれぞれ報告を行なった。
今後は、両会で合併促進協議会を立ち上げ、具体的な協議を始める予定。なお、合併の方式は新設方式で、本部は駅家町商工会に置き、加茂町商工会は支部とする。
合併後の新名称、役員構成は今後の促進協で決める。六月十九日に第一回目の協議を開く。
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