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グルメのお店紹介

markfw.gifcafe TSURESHIO(カフェ)2012年08月01日号掲載

お店イメージ
カフェ
cafe TSURESHIO
店長 村上優さん
住所 尾道市因島土生町1899-31
TEL (0845)22-2019
営業 10:00〜16:00
   (ランチタイム11:00〜14:00) 休日 木曜日
P有料

ギャラリーでは作品展示も

 今年5月ポートピアはぶにオープンしたcafe TSURESHIO。村井石油が経営し、ガソリンスタンドスタッフだった村上優さんが店長となり、8月末までの浴衣での接客など工夫を凝らしたサービスで、岩城島に渡るサイクリストも立ち寄るなどファンが増加中。カフェがメーンで、ランチは日替わり3種。カレーやパスタなど750 円から。付け合せ野菜やサラダは地元野菜中心、レモン水には岩城島のレモンを絞るなど地元産使用を心がける。人気のオムライスはホワイトソースの日とデミグラスソースの日がある。店内の壁、棚などに作品を展示するギャラリーでは出展者を募集中。審査はあるが、展示料金は無料。

markfw.gif和彩酒膳 照月(和食)2012年08月01日号掲載

お店イメージ
和食
和彩酒膳 照月
店主 藤井貴志さん
住所 福山市延広町7-15
TEL (084)921-7456
営業 18:00〜23:00(LO22:00)
休日 日曜日・祭日となる月曜日
P  なし

夏の夕餉 旨い肴で冷酒を一杯

 「お客様の喜ぶ顔が見たいだけ」。店主の藤井さんは口数少なく丁寧に料理をつくる。ウエスギ福山店そばに開店し今年9月で丸3年。得意客は30代から50代の男性中心というが、神石の契約農家から取り寄せる米、自家菜園の野菜を使う安全へのこだわりや、季節に合わせて変わるコース、和にこだわらず工夫された単品メニューの豊富さから家族連れや女性同士の利用も多い。一番人気は「おまかせ懐石」(3,500円)。前菜からデザートまでゆっくり堪能できる。わいわい楽しみたいグループには「飲み放題付とりわけコース」(4,500円)。お値打ちの内容にびっくり。「今年は旨い」という鱧は天ぷら(800円)でどうぞ。

markfw.gif飛天楼(低糖質レストラン)2012年07月20日号掲載

お店イメージ
低糖質レストラン
飛天楼
オーナーシェフ 三箇孝志さん
住所 福山市新涯町6-12-26
TEL (084)983-3502
営業 11:30〜14:00
   18:00〜20:30
休日 月曜日
P  あり

大切な人のために作る低糖質メニュー

 生活習慣病の一種である糖尿病は一度疾患すると治療が困難、食生活の劇的な変化の話はよく耳にする。三箇シェフは、親しい人が糖尿病に罹り「もう君の料理が食べられないよ」と嘆く姿に一念発起、血糖値の上昇を気にせず美味しく食べてもらえる料理の研究を重ねた。100g中に糖質が5g以下の素材しか使わず、調味料やスパイスにも徹底的にこだわり、上質なたんぱく質など栄養にも配慮した低糖質メニューが誕生。美味しくて体に優しい、これから注目の食事だ。力を入れているのは大豆粉ベースのロールケーキやパン。酵母も生クリームも天然度100%。糖尿病の人だけでなく、美容や健康が気になる人にもお薦め。

markfw.gif尾道船弁 Sugamiya(お持ち帰り寿司)2012年07月20日号掲載

お店イメージ
お持ち帰り寿司
尾道船弁 Sugamiya
㈱コウノグループ社長 吉田スガミさん
住所 尾道市土堂1-12-13
TEL (0848)36-5838
営業 11:00〜18:30(売切れ次第終了)
休日 無
P  あり

駅弁、空弁…次は「船弁」

 尾道海岸通りの「尾道船弁 Sugamiya」のメニューは、尾道を盛り上げる「好きです尾道」事業部を立ち上げている㈱コウノグループ社長の吉田すがみさんが、港町尾道らしい新たな名物作りに取り組んだもの。瀬戸内産を中心に新鮮素材、旬の食材にこだわり、職人がひとつひとつ手作りする。一番人気は瀬戸内の蛸を使った蛸めし(880円)。蛸飯の上に蛸の天ぷらがのっている。他にも尾道名物穴子押し寿司(8貫、980円)やじゃこ飯(880円)、鯛めし(880円)のほか太巻き(780円)、ハモ寿司(880円)、うなぎ寿司(1,575円)など多彩。尾道の手土産にもぴったりだが、店内にはイートインスペースもある。

markfw.gifべじとん家(サムギョプサルのお店)2012年07月20日号掲載

お店イメージ
サムギョプサルのお店
べじとん家
店長 菅田希美彦さん
住所 福山市延広町2-6
TEL (084)922-8829
営業 11:30〜14:00
   17:00〜22:00(LO21:30) 休日 月曜日
P  あり

「レンガ」ってなに? ナニ?

 豚の三枚肉を香ばしく焼き生野菜でくるっと巻いてパクリ…女性客にも大人気のサムギョプサル専門店、福山久松通のべじとん家で新しく「レンガ」シリーズがメニューに加わった。レンガとは肉に格子状の切り目を入れる調理法のこと。肉を焼いた際、焼けた表面が広がりまるでレンガが積み重なっているように見えるから。豚ロース(1000円)、厚切りサムギョプサル(1000円)、厚切り牛タン(2400円)、ハラミ(1500円)と横綱揃い踏み。特に厚切り牛タンにはびっくり。牛1頭から3人前しかとれないタン元を150g、厚さはなんと平均15mm!「ここで焼き肉食べたら世界観が変わる」大袈裟なお客さんもいるようだ。

markfw.gifべぇちょう弐(居酒屋)2012年07月10日号掲載

お店イメージ
居酒屋
べぇちょう弐
専務 藪本千春さん
住所 尾道市西御所町2-4
TEL (0848)38-7325
営業 17:00〜23:00
休日 日曜日

このグレードでこの価格!手間かかってます

 三原で予約が取りにくい人気店「べぇちょう」の2号店「べぇちょう弐」が尾道にオープンして丸1年。落ち着いたカウンター席は堀炬燵で冬は床暖房になる。2階の座敷席は仕切りを取ると25名までの宴会場に。材料も冷凍を使わず、全てのメニューが手間のかかった手作りで、ササミなのにパサパサしない「ふわふわとり天」や「つくね」など鳥料理中心、竹原の峠下牛などもある。野菜、米などは地産地消、調味料なども産地や本物にこだわる。焼酎や梅酒などは手に入りにくいものも含め120種類ほどのお酒が用意されており、つまみは主に280円〜480円、焼酎は400円が主流でリーズナブル。

markfw.gifCaféterasse(イタリアンレストラン)2012年07月01日号掲載

お店イメージ
イタリアンレストラン
Caféterasse カフェ テラッセ
オーナー 東原末子さん
住所 尾道市瀬戸田町沢183-3
TEL (0845)27-1756
営業 10:00〜16:00
   18:00〜22:00(LO21:00) 休日 木曜日・水曜夜
P  あり

芸術に囲まれた陽だまりのテラス

 平山郁夫美術館斜め前の「カフェ テラッセ」にはその名の通り明るいオープンテラスがある。12年前にカフェとしてオープン、6年前から娘さん夫妻、田代竜二さん・圭美さんがイタリアンレストランとして運営している。お昼は「本日のパスタ」2種から選べるランチ、A945円(グリーンサラダ・自家製パン付)、B1260円(前菜盛り合わせ・パン・ドリンク付)、C1575円(B+デザート)のセットメニューのほか、ハンバーグやオムライスなど、定番のアラカルトにも隠れた人気がある。夜はワインに合う本格イタリアンとなる。店内にはピアノもあり、ミニコンサートなども開かれ、貸切パーティーにも応じる。

markfw.gif尾道国際ホテル(ビアホール)2012年06月20日号掲載

お店イメージ
ビアホール
尾道国際ホテル
支配人 寺岡靖治さん
住所 尾道市新浜1-13-6
TEL (0848)25-5931
営業 ビアホール18:00〜21:00
   (ラスト入店は20:00)
休日 期間中無休
P  あり

ホテルならではの「ビアホール」楽しんで

 今年の夏も暑くなるとの報道が続く。尾道国際ホテルでは、和洋中からスイーツまでバラエティ豊かなバイキング料理を食べ放題、生ビールはもちろん樽ハイ、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワイン、ハイボール、カクテル、ソフトドリンクなど約20種類のドリンクが飲み放題となっているビアホールを連日営業中。冷房の効いた空間でゆったりと過ごす時間が暑さを忘れさせてくれる。時間は2時間で、大人男性4,000円、女性3,700円ほか。特別宿泊プラン(4,800円)もあり、気軽に宿泊も可能。尾道ロイヤルホテルでも暮れていく尾道水道の絶景を楽しめる屋上ビアガーデンを実施中。

markfw.gifオステリア ブリランテ(イタリアンレストラン)2012年06月20日号掲載

お店イメージ
イタリアンレストラン
オステリア ブリランテ
オーナーシェフ 益原孝次さん
住所 尾道市高須町4807-2
TEL (0848)55-9115
営業 11:30〜14:00(LO)
   17:30〜21:00(LO)
休日 月曜日
P  あり

カジュアルだけど本格派

 東尾道の住宅街に昼ともなると車があふれるほど女性に人気の店「osteriaBRILLANTE」がオープンして1年ほどになる。オステリアとはイタリアンでカジュアルなレストランのこと。オーナーシェフの益原さんは尾道出身、広島市内や東京の店で働いたのち本場イタリアで1年ほど学んだ本格派。お昼のランチコース980円のパスタはオイル、クリーム、トマトの3種類のテイストから選ぶことができ、季節に合わせて内容も変化する。食後に選べるドルチェの付いたコースは1,380円。夜はワインに合う前菜がラインナップされたアラカルトとシェフチョイスのブリランテコース3,200円〜が用意されている。

markfw.gifみくに農園(青果店)2012年06月20日号掲載

お店イメージ
青果店
みくに農園
直売所オーナー 三國仁さん
住所 尾道市瀬戸田町沢204-10
TEL (0845)27-0743
営業 10:00〜16:00
休日 不定休
P  あり

シトラス香る島の店

 しまなみ海道生口島、平山郁夫美術館前の「みくに農園直売所」は、柑橘の町瀬戸田で長年農業を営むオーナーが生産物を直接消費者に販売するため15年前に開いた直営店。店先にはネーブル・デコポン・安政柑などの大きな名札をつけた多種類の柑橘類が並び、季節ごとの収穫に合わせ変化する。瀬戸田のお土産としてはもちろん、地元名産の旬の果物を地方発送で親戚や友人に送り喜ばれている。目を引くのは「プリンセス清見」という見慣れない品種。「清見」は通常オレンジ色の実をつけるが、3年ほど前、突然黄色い実をつけたのを発見、三國さんが名付けた。また、冬になると農園でみかん狩りも楽しめる。

markfw.gif鉄板焼きはっせい(広島お好み焼き)2012年06月10日号掲載

お店イメージ
広島お好み焼き
鉄板焼きはっせい
代表 河田忠治さん
住所 福山市船町4-6
TEL (084)922-0526
営業 17:30〜23:30(LO)
休日 日曜日
P  契約駐車場あり

こだわりのそばは生麺茹でたて

 毎回注文後に茹で上げる生麺が特徴の広島風お好み焼き。じっくり蒸らして焼き上げるため時間はかかるが「当店のお好み焼きは家庭では味わえない美味しさ」と胸を張る河田さん。広島の名店を食べ歩くうち、出会った最高の味が「八誠」。そこで極意を学び、福山で「はっせい」を開店した。一番人気は「はっせい焼き」1,050円。豚肉、イカ天、餅、チーズなど、お好み焼きにぴったりの具材が満載の一品。焼酎や梅酒の品揃えも豊富、合わせてサイドメニューも充実している。鶏せせりポン酢(560円)、ぷるぷるのホルモン焼き(820円)などをつまみながら、お好み焼きが焼き上がるまでの時間を楽しむのもおつなもの。

markfw.gifさかい茶舗(お茶・茶道具)2012年06月10日号掲載

お店イメージ
お茶・茶道具
さかい茶舗
代表 酒井倭樹さん
住所 福山市今町2-13(福山本通商店街)
TEL (084)923-0661
営業 9:00〜18:00(教室開催時は終了まで)
休日 不定休
P  あり

文久年間創業 日本の文化・お茶やお花楽しんで

 江戸時代より京都宇治のお茶を扱い、来年創業150年を迎えるさかい茶舗では、日本文化の継承を志し店舗内で茶道・生花の教室を開催している。若い人や男性にも気軽に立ち寄ってもらえるよう立礼(りゅうれい)入門コースは全6回でお菓子代も含み1万円、日常生活に役立つおいしい日本茶の淹れ方教室(3回分1,500円)も好評。昨年の東日本大震災には心を痛め、毎年実施している福山毎度夜店での茶道・華道体験教室の参加料をチャリティーと位置付け募金した。今年も7月7日から8月11日までの毎土曜日18:30〜20:30、自分でお茶をたてたり、花を生けたりする楽しさを一人500円で体験できる場を設け、引き続き被災地へ送金する。

markfw.gif藤井(季節料理)2012年06月01日号掲載

お店イメージ
季節料理
藤井
代表 藤井宏昭さん
住所 福山市千田町3‐52‐24
TEL (084)955-6200
営業 昼11:30〜14:00
   夜17:30〜22:00(LO21:30) 休日 水曜日

旬の食材ふんだんに 本格日本料理

 閑静な住宅街の真ん中で本格的な日本料理が気軽に楽しめる「藤井」。有名店やホテルで腕を磨いた藤井宏昭さんの繊細な料理が人気で、8年前のオープン以来地元のみならず神辺や岡山方面から訪れるファンも多い。昼は定食のみ。仕切られた箱の中にお造り、天ぷら、煮物などが並ぶ「松花堂」(1,155円)は目にも鮮やかで女性を中心に人気のメニュー。少し贅沢にお昼を楽しみたい時は「四季の定食」(1,680円)もお薦め。夜は鯛のカブト煮(840円)、鯛の骨むし(945円)など藤井さんが厳選して仕入れるその季節ならではの一品料理が楽しめる。前日までの予約で会席料理(3,150円〜)にも対応、宴会などにも利用できる。

markfw.gif美酒富朗〜ビストロ〜 万き乃(洋食)2012年05月20日号掲載

お店イメージ
洋食
美酒富朗〜ビストロ〜 万き乃
オーナーシェフ 牧野正幸さん
住所 福山市御船町1-1-3
TEL (084)926-3538
営業 昼11:30〜14:00
   夜17:00〜22:00 休日 日曜日
P  あり

今夜は街の洋食屋でゆっくりしますか

 福山市御船町にオープンして10年、カウンター12席ほどの小じんまりした店内だがお馴染みの洋食メニューとアルコールが楽しめる大人のスペースとして年配の女性客や夫婦連れに親しまれている。人気の自家製ロースハムは1皿700円、塩味が程良く添えられた野菜まで美味しくいただける。希少な和牛ほほ肉の赤ワインソース煮1400円はこれぞ洋食と言うべき満足の一品。カウンターには10種類ほどのおばんざい(400円〜)が並ぶ。料理が出来上がるまで好きなものを選んで待つのも楽しみのひとつ。ランチも日替り、レディースランチ700円。ステーキランチ1200円、体に優しい薬膳カレーランチ700円と充実。

markfw.gifお食事処 海華(食事)2012年05月20日号掲載

お店イメージ
食事
お食事処 海華
女将 徳永扶美枝さん
住所 福山市春日町7-6-17
TEL (084)943-4257
営業 11:00〜14:30、17:00〜23:00
休日 日曜日
P  あり

手作り・このボリュームで500円 驚きの昼定食

 魚も野菜も地元の旬のもの。全てが手作り。そしてこのボリュームで500円。3月にオープンした「海華」のランチには驚くばかり。味付けも飽きが来ず、毎日でも食べたくなる。焼き魚などの魚メーン、オリジナルの焼きダレも好評な鉄板料理など肉メーンのどちらかを選ぶ。鉄板料理はカウンターから見える鉄板で焼き、過程を見るのも楽しい。徳永扶美枝さんは「自慢の『ふわぁっふわぁのダシまき玉子』は出ない日がありません」と人気メニューを紹介、「ゆっくり落ちついた雰囲気で手作りの食事を楽しんで」との思いで今日も厨房に立つ。「混み合う場合は申し訳ございませんが、お待ちくださいね」と徳永さん。

markfw.gif夢街堂 伝(おでん)2012年05月10日号掲載

お店イメージ
おでん
夢街堂 伝
代表 舟橋大作さん
住所 三原市港町1-7-10
TEL (0848)67-3939
営業 17:00〜23:00
休日 日曜日
P  なし

こだわりの素材で関西風本格おでん

 今年1月、三原の帝人通り商店街にオープンしたおでん専門店「夢街堂 伝(でん)」。種には代表の舟橋さんが修業した大阪の関西風おでん専門店直伝の透き通っただし汁がしっかりしみ、わかめを敷いてイクラをのせた卵などを含むコースで提供する。生いものこんにゃく、鞆の浦のハモの入った練り物、ほのかな甘さが特徴の県内産大根、水にもこだわった市内の小西豆腐が製造する豆腐と素材にもこだわりを貫く。隠れメニューもお楽しみ。また「三原を、帝人通りを活性化したい。元気を見せたい」との思いから、店舗のシャッターボックスを集合看板として活用するなど、ユニークな取組みも注目されている。

markfw.gifごはん屋 がんぼ(食堂)2012年05月10日号掲載

お店イメージ
食堂
ごはん屋 がんぼ
オーナー 中濱真理子さん
住所 尾道市高須町4839-1
TEL (0848)46-7735
営業 ランチ11:30〜14:00(月〜金)
   18:00〜22:00(火〜土) 休日 日曜・祝日
P  あり

毎日「カエル」我が家のように

 東尾道の松永大橋手前の「ごはん屋 がんぼ」の入口に入るとオーナーのカエルコレクションがお迎えする。メインと小鉢、ご飯、味噌汁、デザートの付いた日替わり定食、カレー、ラーメン、そば飯、焼きそばのセットなどお昼の定食は全て750円。夜も夜定食やセットメニューがあり、850円で食べられお財布にうれしいごはん屋さんだ。定食、セットメニューいずれも味噌汁、ご飯のお代わり自由で満腹度満点。食後にはコーヒー、紅茶のドリンクサービスもあり、ゆっくり落ち着いた店内でのんびり会話も楽しめる。夜には一品料理とともにお酒も楽しめる居酒屋の顔もある。

markfw.gifスイーツラボミルク(マカロン専門店)2012年05月01日号掲載

お店イメージ
マカロン専門店
スイーツラボミルク
代表 園尾聖さん
住所 福山市南町16-1
TEL 084-983-3301
営業 平日10:30〜26:00(翌2:00)
   日曜10:00〜18:00 休日 なし
P  あり

今年の「母の日」はマカロンをプレゼント

 「満点ママ」などで紹介され、深夜2時まで営業するマカロン専門店として、甘いもの大好きな人たちから絶大な支持を得ている「スイーツラボミルク」。季節限定品を含め50種類以上のマカロン(1個180円、プレミアムマカロン230円)の中から好きな味が選べるのも人気の秘密。花を使ったロマンティックなラッピングにも対応、贈り物に迷う男性客にもありがたい。5月は、チーズケーキとマカロンをカラフルな風呂敷とかごに入れ「いつもありがとう」のメッセージカードとカーネーションを添えた母の日限定ギフト(大2,500円、小1,500円)が登場。8日から14日までは天満屋福山店でも販売している。

markfw.gif田面船(カフェ)2012年05月01日号掲載

お店イメージ
カフェ
田面船
NPO法人 SOURIRE(スーリール)理事 向井久美子さん
住所 尾道市久保1-1-1
TEL (0848)38-7721(カフェ尾笑さん)
営業 11:00〜17:00
休日 木曜日
P  P2台

新しい田面船がこぎ出した!!

 広島市のNPO法人が運営する西国寺参道脇の「カフェ 尾笑さん」の2号店・「カフェ 田面船」(たのもぶね)が、かつての制作場所跡にオープンした。尾道だけに伝わる郷土玩具・田面船は北前船を模した木工船で下にコロが付いている。8代目で途切れた田面船がNPOの作業所で作られ、貸ギャラリーでもある店内で展示・販売されている。初めて男子が産まれた農家へ送る祝いの品だったが、尾道ならではの縁起物として開店祝いなどにも重宝されている。カフェのおすすめは瀬戸田産無農薬レモンを使用した「元祖尾道レモンうどん」。オリジナル七味唐辛子は、要望に応えて今年から販売もしている。

markfw.gifめだか(もつ鍋・鉄板居酒屋)2012年04月10日号掲載

お店イメージ
もつ鍋・鉄板居酒屋
めだか

住所 福山市船町3−3
TEL (084)928-8810
営業 17:00〜翌1:00
   日曜17:00〜24:00
休日 月曜日

春夏新メニューぞくぞく!ちりとり焼きでビールがすすむ。

 春夏の新メニューが登場した「もつ鍋 鉄板居酒屋めだか」。新メニューのちりとり焼きは、1人前1480円。ピリ辛の特製ダレにキャベツ、もやし、ホルモンを焼く。辛いのが苦手な人には、あっさり味がある。また、試作に試作を重ねた自慢の1品「府中焼」は980円。このほか同店名物の「もつ鍋」は、新鮮国産牛ホルモンと広島県産味噌を6時間煮込んで作った味噌スープが絶品。人数に合わせて対応できるお座敷は、最大35人まで可能。障子で仕切ると個室としても利用できる。メニューも充実。少人数から大人数まで楽しめる。

markfw.gif松ちゃん(ラーメン)2012年04月01日号掲載

お店イメージ
ラーメン
松ちゃん
オーナー 新田みどりさん
住所 尾道市向島町6049-1
TEL (0848)45-3505
営業 11:30〜14:00、16:30〜20:00
休日 月曜日(祝日は営業)
P  あり

矢印の看板が目印!

 向島、国道沿いの「らうめん 松ちゃん」は、14年前から女将さんの「営業マンなど働く人々を応援したい」というモットーで地元に愛されている。特別、尾道ラーメンとうたっているわけではないが「醤油らうめん」(530円)には背油がのり基本形は押さえた感じ。ご主人が研究した味の特徴は極細麺と少し甘めで柔らかい背油。量を変えた「ちょっとらうめん」(370円)、「もりもりらうめん」(660円)のほか、「味噌らうめん」(660円)、「塩らうめん」(580円)などのバリエーションがある。平日限定の定食はお好きな「らうめん」にご飯、漬物、おかずが付いて+190円と超リーズナブル。働く庶民の味方だ。

markfw.gifデイホームてご家 レストラン(ランチバイキング)2012年04月01日号掲載

お店イメージ
ランチバイキング
デイホームてご家 レストラン
住所 尾道市吉和町 4810-1
TEL (0848)20-0606
営業 11:30〜15:00
休日 毎週日・水曜日
P  あり

栄養バランス抜群!約30種類の手づくりランチバイキング

 「個性」と「大切な時間」を過ごせるようにスタッフが一丸となってサポートするデイホームてご家。同所には利用者のみでなく、一般の人も利用できるレストランがある。日曜日と水曜日以外毎日30種類にも及ぶ日替り料理のランチバイキングが750円で味わえる。3歳から小学生未満は100円引き。旬の野菜や活きの良い魚や肉を使った和洋折衷料理は全て手づくり。四季の味が楽しめ、バランスが良い料理には定評がある。意見投書箱を設け、リクエストや要望を調理部門に伝え即座に反映させるのでリピーターも多い。

markfw.gifBAR MASH(バー)2012年03月20日号掲載

お店イメージ
バー
BAR MASH
代表 河野文治さん
住所 三原市城町1-11-18喜文ビル2階
TEL (0848)62-4656
営業 18:00〜翌2:00
休日 不定休
P  なし

「頭の中」うつした異空間でくつろいで

 オープンして6年目。店名は映画のタイトルから、店内の装飾は、サビニャックのポスターや、優しさのあふれる「TINTIN」のイラスト。「格式ばらず、お客さんが和める憩いの場に」の思いが強く、店内は日本語の文字を減らしちょっとした「異空間」を演出。飛行機や飛行機エンジンの模型も並び、「店内はまさに自分の頭の中です。好きな方に喜んでいただけたら…」と河野さん。自身が愛するレッドブルを使ったカクテルも提供する。地元活性化を願い「自分たちが動くことで賑やかな街になってほしい」と三原さつき祭りや三原浮城祭りにも食品販売+常連客のバンド演奏というスタイルで出店を続けている。

markfw.gifオエコモヴァ(レストパブ&ライブハウス)2012年03月10日号掲載

お店イメージ
レストパブ&ライブハウス
オエコモヴァ
店主 小合均さん
住所 尾道市久保1-5-18
TEL (0848)37-3001
営業  17:00〜0:00
休日 日曜日

気軽に立ち寄れるアットホームなライブハウス

 プロミュージシャンをはじめ、地元のミュージシャンのライブを数々開いているオエコモヴァ。キャリアもジャンルも越えた懐の深いライブハウスとして、沢山のファンがいる。オーナーの江頭さん夫妻も大の音楽好きで、ご主人は現役のバンドマン。毎月様々なライブイベントを開いているので、ホームページは必見。メニューも豊富で、特製スペアリブ(4本)&ポテトやビッグ・ハンバーガー&ポテトは人気。ドリンクを片手に音楽と美味しい料理とお酒が楽しめる。毎週木曜日はアコースティック飛び入りdayで演奏者は1000円(1ドリンク付き)。13、20、27日は1プレート&2ドリンクで一人1000円(午後5時〜午後9時まで)。17日オエコモThe Liveでは出演者を募集している。

markfw.gifゆういちのパン屋ムッシュ2012年03月10日号掲載

お店イメージ
パン
ゆういちのパン屋ムッシュ
㈲豊商事社長 広瀬優一さん
住所 尾道市高須町4778-2
TEL (0848)46-1782
営業 7:00〜19:00
休日 月曜日(祝日の場合火曜日)
P  あり

地元発掘商店!ゆういちのパン屋ムッシュ

 オーナーの広瀬さんは常に地産地消、地元の味造りにこだわってきた。始まりは店の代名詞ともいえる「イチジクあんぱん」(180円)。イチジクのプチプチした食感がたまらない。またイチジクパイもお土産として定着してきた。続いて因島の「はっさくあんぱん」(180円)。酸味に交わるかすかな苦味が特徴で、姉妹品に「はっさくメロンパン」(150円)もある。そしてこのたび広島菜漬けを刻んで生地に練りこんだ「ひろしま菜あんぱん」(180円)が新発売。粒あんと合う漬物の食感と塩味で新しい広島土産を目指している。クロワッサンも人気。シンプルなものからその生地で作った数々のデニッシュが評判となっている。

markfw.gifおきなわんふ〜ど ゆんたく(沖縄料理)2012年03月01日号掲載

お店イメージ
沖縄料理
おきなわんふ〜ど ゆんたく
店長 松本哲男さん
住所 尾道市高須町705-2
TEL (0848)47-4401
営業 17:30〜24:00(L.O.23:00)
休日 不定休
P  あり

沖縄ムードでゆったりおしゃべりを

 店名は沖縄弁で「おしゃべり」。沖縄音楽が流れる中、カウンター、テーブル、座敷に個室とお好みの席でゆったり会話を楽しめる。ミミガーねぎポン、もずくの天ぷらが人気メニュー。ゴーヤチャンプルーは苦味が少なく食べやすい。海ぶどう、サラダ、天ぷら、ゴーヤチャンプルーなどがセットとなるコース料理は4人から、前日までに要予約で1,500円、2,000円、2,500円の3種で、2時間の飲み放題は+1,500円。泡盛も「ゆんたく」「残波」「久米仙」「瑞仙」「珊瑚礁」など沖縄銘柄がずらりと並ぶ。ポイントが貯まるお得なメール会員も募集中。福山市駅家町の2号店「がちまやぁ(「食いしんぼう」の意味)」も人気。

markfw.gifロハスこころ(古民家カフェ)2012年03月01日号掲載

お店イメージ
古民家カフェ
ロハスこころ
住所 尾道市美ノ郷町三成1176-1
TEL (0848)36-5310
営業 10:00~17:00 ランチ11:30~14:30
休日 火曜日
P  あり

古民家カフェでほっこり過ごす癒しの空間

 古民家を手作りで改装してカフェとハンドメイド雑貨とリンパサロンを開いている「ロハスこころ」。昨年12月に本格オープン。口コミで幅広い女性客が来店している。ランチタイムは日替わりランチ、ハンバーグカレーランチが650円とリーズナブル。煮込みハンバーグランチは700円。カフェタイムには米粉を使ったワッフル380円やカフェオレ、生フルーツジュースがある。雑貨ではハンドメイドでは珍しい木工雑貨はベンチ、テーブルは3800円からとリーズナブル。スペースに合わせてオーダーメイドしてくれる。リンパケアは60分4500円、フルボディコースは初回のみ3000円。毎月第4水曜日午後2時〜3時までリンパヨガ教室も開いている。ゆったり癒しの空間で心身ともにリフレッシュできる。

markfw.gifパティスリー パンセ(洋菓子)2012年02月10日号掲載

お店イメージ
洋菓子
パティスリー パンセ
店長 稗田由子さん
住所 府中市府中町506−1
TEL (0847)41−2564
営業 10:00〜19:00
休日 月曜日、第2火曜日

すべては大切なお客様のために…

 店長の稗田由子さんは高校2年生の時に突然アトピー性皮膚炎を発症。原因が食べ物であることが分かり、それから母親とともに「食の安全」について勉強を重ね、数年かけて完治していった経験から、材料にこだわっている。こだわりは、1、お客様の健康を第一に考え、素材にこだわりを持って製造する。2、全ての商品に体に良い作用をすると言われている、酵素、パイロゲン、活性水を使用する。3、お客様の笑顔を想像しながら一つひとつ心を込めて製造する。材料は国産の小麦、生クリームも北海道産の生乳を100%使用。アレルギーを持つ子どもにも安心して食べられるように、注文時のカウンセリングは入念。地産地消も心がけ、地元金光味噌とのコラボ商品「みそクッキー」「ヘルシーみそド」「味噌ラスク」など話題のシリーズ商品もある。

markfw.gifさるかに君(おむすび)2012年02月10日号掲載

お店イメージ
おむすび
さるかに君
オーナー黒飛友彦さん
住所 尾道市十四日元町2−20
TEL (0848)29−8256
営業 7:30〜夕方
休日 木曜日

早起きおむすびころりん

 尾道本通り商店街の長江口にかわいく書かれた真っ赤な文字のお店「さるかに君」は早朝からオープンしているおむすび屋さん。お持ち帰りおにぎりとあるが店内にはお茶やポットも用意され、バス待ちの間に小腹に入れていくお客様もいるという。一番人気はたこめし(150円)。ポリフェノールたっぷりな美人玄米(120円)が続く。世羅の特別栽培米にこだわっており、お米だけの銀シャリ(80円)も根強い人気で、美人玄米との紅白セット(300円)も健康的だ。2階の「瀬戸内クリーン」(℡0848・29・8257)ではお墓の出張掃除(3,800円〜)を請け負っており、見積もりや詳細は1階で気軽に聞ける。

markfw.gif徳島ラーメン 東大(ラーメン)2012年02月01日号掲載

お店イメージ
ラーメン
徳島ラーメン 東大
㈱スリーワン 中国エリアマネージャー 越久雄一さん
住所 福山市南本庄1-4-19
TEL (084)925-6308
営業 11:00〜24:00
休日 なし
P  あり

目指せ!ラーメン界の東大!

 ご当地ラーメンの中でも数年前からグッと盛り上がっている徳島ラーメン。特徴は豚骨醤油の濃い色のスープに中細麺、生卵がトッピングされる。福山の国道2号線沿いにオープンした「徳島ラーメン東大」は、徳島ラーメンで全国展開している。濃厚な豚骨と鶏ガラのスープで、トッピングの生卵は取り放題。生卵無しで少し楽しんだ後、卵を落として気分を変える。ライス(小100円)を頼んだ人は卵飯にして食べるのもよく、それ用の醤油も置いてある。ラーメン(600円)。徳島ラーメン独特の甘辛く煮込んだ豚ばら肉をトッピングした肉入りラーメン(800円)もお奨め。セットメニューも12種類と充実。

markfw.gif東方記(中華料理)2012年01月20日号掲載

お店イメージ
中華料理
東方記
店主 曽 建さん
住所 尾道市土堂 二丁目2−18
TEL (0848)21−0688
営業 11:30〜14:00 17:50〜22:00
休日 火曜日

薬膳鍋と火鍋で体あったか

 昨年11月末に尾道郵便局そばの商店街にオープンした「東方記」。同店では尾道初の中国の漢方薬でスープを取った「薬膳鍋」や唐辛子や山椒が入った辛い鍋として有名な「火鍋」が楽しめるお店。お昼は中国の家庭料理を中心にボリュームたっぷりのランチメニューが喜ばれている。山椒が効いた本場の麻婆豆腐も食べ応え十分。お薦めのラム肉しゃぶしゃぶ火鍋セット(二人前)1500円や唐揚げ(大)620円、焼飯420円も人気。店内入り口には中国の麩や調味料、お茶なども販売している。店主の曽建さんに調理方法や使い方を聞いて、家庭でも本格中華料理に挑戦できる。寒さが堪える時期、風邪予防にも体を温めるあったかメニューで、元気に冬を乗り切りたい。

markfw.gifらーめん 一紅(らーめん屋)2012年01月20日号掲載

お店イメージ
らーめん屋
らーめん 一紅
オーナー 山根英嗣さん
住所 福山市松永町2−29−7
TEL (084)909−1026
営業 11:00〜22:00
休日 不定休
P  あり

あえて豚骨! あえて太麺!

 松永中学校前「らーめん一紅 IKKO」では、豚骨、塩、醤油、味噌のあらゆる味を楽しめる。豚骨スープに絡んだ太麺を味わってほしい「一紅とんこつ」(650円)は、極力かん水を加えず、多加水のオリジナル麺は舌触りがよく太麺と細麺があり好みで選べる。「まろやか味噌」(680円)の柔らかで深い味も癖になる。オーナーの山根さんは和食で修業を重ね、かつ丼などのサイドメニューも続々登場しており、夜のおつまみもいける。辛ネギ(100円)などのトッピングや、餃子(300円)などの一品ものも充実し、セットメニューにもできる(+200円)。プレミアム一紅DAYには特別なサービスもあるので要チェック。

markfw.gifパティスリー プチフール(洋菓子)2012年01月10日号掲載

お店イメージ
洋菓子
パティスリー プチフール
代表 原山奈美さん
住所 尾道市因島中庄町3303-7
TEL (0845)24-0480
営業 10:00〜17:00
休日 日曜日
P  あり

店舗改装 柑橘使った新商品も続々

 昨年11月11日、因島中庄町の洋菓子店「プチフール」がリニューアルオープンした。同店は製菓学校での勉強、フランスでの修行、レストラン勤務の経験を活かして独立した原山奈美さんが手掛ける各種ケーキをはじめ、「はっさくジュレ」(はっさくゼリー)や新商品の八朔入り生チーズサンド「ふわるん」といった因島の特産である柑橘の魅力を打ち出したお菓子を提供している。人気商品は徳島産鳴門金時を使ったスイートポテト「島ぽてと」。オープンして5周年を迎え、リニューアル後は新規来店客も増えた。新商品開発にも積極的。そろそろバレンタインデーの準備も始まる。

markfw.gifかき左右衛門(かき専門店)2012年01月10日号掲載



お店イメージ

かき専門店
かき左右衛門
支配人 小林昭仁さん
住所 尾道市土堂2丁目9-20
TEL (0848)38-7871
営業 11:00〜14:30(土曜祝のみ)
   17:00〜23:00(LO22:30)
   17:00〜20:00(日曜日のみ)
休日 火曜日(火曜日が祝日の場合翌日休み)



本格的な寒さ到来!大きく育った牡蠣が美味しい季節



 本格的な寒さが到来し、大きく育った牡蠣が美味しい季節。グリコーゲンのほか必須アミノ酸などタンパク質やカルシウム、亜鉛が豊富で「海のミルク」と呼ばれ、美容と健康に欠かせない冬の味覚。牡蠣専門店のかき左右衛門では「名物!かき左右衛門の土手焼」680円や「かき鍋」1980円(2人前から)をはじめ、炭火で焼かれた大ぶりの焼きかきを1個190円で提供している。新メニューの「かきチャウダー」も女性客から人気。「オーブン焼き ロックフェラー風」630円は大富豪のロックフェラーが愛したといわれる、ホワイトソースのオーブン焼き。和食、洋食問わず熱燗や焼酎、ワインにもあうメニューが充実。2階は45席あり、新年会や歓送迎会などに最適。

markfw.gif水呑 Cafe Boneu(洋食)2012年01月10日号掲載

お店イメージ
洋食
水呑 Cafe Boneu
オーナー 鈴木大孝さん
住所 福山市水呑町4727-1
TEL (084)956-1939
営業 7:00〜18:00 ランチ9:00〜17:00
休日 日曜日・第2・4月曜日
P  あり

毎日飽きない、通いたい くつろぎ空間

 福山商業高校の真隣にある「水呑CafeBoneu」(みのみカフェボヌー)は気取らないけどおしゃれな気分を味わえる素敵な洋食屋さん。朝7時から始まるモーニングだけでなく9時から5時までと長めのランチタイムは仕事や食事の時間を調整しにくい人にも便利。モーニングも定番のトースト(450円)だけでなくカレー(550円)やベトナムの麺フォー(650円)、天然酵母ピタパンサンド(650円)、マフィン(750円)と色々なセットが楽しめる。オードブルからサラダ、肉系から魚系のおかずをワンプレートにした日替わりランチ(850円)や骨付き鶏もも肉のガーリックロースト(950円)もお奨め。

markfw.gif尾笑さん(カフェ)2011年12月20日号掲載

お店イメージ
カフェ
尾笑さん
理事 向井久美子さん
住所 尾道市西久保町 11-43(西國寺山門そば)
TEL (0848)38-7721
営業 11:00〜18:00
休日 不定休

古民家再生カフェ、2号店「田面船」もオープン

 障害者就労支援団体として活動しているNPO法人SOURIRE(広島市南区仁保新町1丁目、℡082・288・7936)が運営するカフェ尾笑(おしょう)さん。尾道水道の東側が一望できる風光明媚な景色に時間を忘れてゆっくり過ごせるカフェ。旧保育園を改装して新たなコミュニティーの場として、広島の作業所で障害者が作った布製品や木工製品をはじめ、地元の手工芸愛好家の作った小物などをカフェの一画で販売している。1階はテーブル席で17席、2階は座敷席になっている。人気メニューの「尾道レモンうどん」700円は瀬戸田町のレモン果汁と出汁がきいたうどんが爽やかな味わい。2号店「田面船」(たのもぶね)も11月からオープンし、活動の拠点を広げている。

markfw.gif手こねハンバーグ 極 -Goku-(ハンバーグデリバリー)2011年12月20日号掲載

お店イメージ
ハンバーグデリバリー
手こねハンバーグ 極 -Goku-
㈱グッドウィン社長 井出之上光洋さん
住所 福山市南蔵王町3-8-39
TEL (084)921-0232
営業 11:00〜21:00(受付10:00〜21:00)
P  あり

デリバリーの本格ハンバーグ テイクアウトがお得

 福山エリアで手作りハンバーグ、ステーキなどをご飯やサラダと一緒にお弁当としてデリバリーする「手こねハンバーグ極—Goku—」。ハンバーグはレギュラー650円、ビッグ920円でソースは5種からセレクト。伊万里鶏ステーキ、エビフライ、霧島高原ポークステーキ、カキフライなどとのミックスメニューも好評。こだわりのステーキメニューやロコモコも提供している、平日は午前11時から午後4時59分まで1品につき100円割り引く「ランチ割引」があり、さらにテイクアウトなら10%オフと2重の割引で一層お得。デザートのチーズケーキもリピーターを増やしている。

markfw.gif和洋遊膳 慶(居酒屋)2011年12月20日号掲載

お店イメージ
居酒屋
和洋遊膳 慶
店主 安藤慶さん
住所 尾道市御調町神字神東151-10
TEL (0848)76-1701
営業 11:00〜14:00(30食限定) 17:30〜24:00
休日 月曜日
P  あり

きれいに おしゃれに ごゆっくり

 御調の府中別れ交差点にある洒落た和風のエントランスの「慶」は常連さんで賑わう居酒屋だ。和洋遊膳とあるように、その日にお奨めの食材が楽しめ、和食以外にも定番の居酒屋メニューなどが並ぶ。一押しの「慶ご膳」1,100円は天ぷらやお造りにご飯、お椀、茶わん蒸しに煮物や焼き物の小鉢が4品も付く。日替わり定食950円やあとのせ天ぷらの「うどん定食」800円、煮魚定食950円(要予約)などバリエーションも豊富、夜でも注文できる。2階のお座敷では25名までの宴会にも対応。お造り、さきがけ、煮物、揚げ物、焼き物など8品の会席料理を提供、法事などにも重宝されている。

markfw.gif姫作(居酒屋)2011年12月10日号掲載

お店イメージ
居酒屋
姫作(Himesaku)
店長 須磨さん
住所 福山市昭和町10-16
TEL (084)926-7356
営業 18:00〜翌4:00
休日 年内は無休

ふところ気にせず 会話もはずむ

  新鮮野菜とコラーゲンたっぷりの豚足をメーンとした創作料理の「姫作」が1日に本格オープンした。しっかりゆでこぼして箸で切れるほどやわらかく下処理した沖縄産の豚足は、揚げてから甘酢あんかけや特製のこがし醤油、秘伝の味噌など色々な味付けで楽しめ、いずれも居酒屋価格でリーズナブル。季節の材料を使う「本日のおすすめ」のほかポテサラやコーンバターなど5、6品のおばんざいもある。ドリンクは10種類以上のサワーが特徴。3、4人常駐の女の子と会話が盛り上がっても、女の子のドリンクはどれでも1杯300円の明朗会計。ふところを気にせず心ゆくまで料理とコミュニケーションを楽しめる。

markfw.gif料匠 川の上(京会席)2011年11月20日号掲載

お店イメージ
京会席
料匠 川の上
店主 川の上学さん
住所 尾道市高須町1299-8
TEL (0848)56-0596
営業 11:30〜15:00(予約)
   17:30〜21:00(予約)
休日 水曜日

親しまれて10年。繊細な京懐石を尾道で

 京都で修行を積んだ川の上さんが尾道に店を構えて10年。料理は手作り湯葉と一汁三菜、水物の昼膳「料匠膳」が3000円、夕膳は懐石コース「雪月花・雅」が5000円から、完全予約制で楽しめる。坪庭を眺めながらいただくカウンター席5席とテーブル席は24席。各種会食や宴会なども受け付けている。出張料理や仕出しも行っており、点心弁当や懐石はお茶会や祝賀会などに喜ばれている。一品一品ひと手間かけた丁寧な料理。隠れ家のような静かな佇まいで、ゆっくりと料理と時間と空間が楽しめる。店主の懐石に対する思いを聞くのも旨さをより深くする。

markfw.gifつくし(お好み焼)2011年11月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼
つくし
女将 箱崎キヨ子さん
住所 尾道市因島土生町一江内区327-5
TEL (0845)22-6024
営業 11:00〜15:00
休日 日曜日、祝祭日

地元に愛され40年。大山神社前のお好み焼きの老舗

 大山神社の鳥居の前にある昭和45年に開業したお好み焼「つくし」。今年で創業40年になる。因島にはかつて何十軒ものお好み焼屋があり、独自の味を特徴に色々なお好み焼きがあったと話す女将の箱崎キヨコさん。女将さんのお勧めは地物のエビやイカが入った「つくし焼」で、麺は島内のふじかね、ソースは広島のミツワソースをブレンドして使っている。こちらの焼き方は、麺は別に炒めて味を付け、皮、麺、キャベツ、具材の順で載せていく。小エビは殻付きでパリパリと香ばしい。オーソドックスな肉玉そばやうどん(各600円)も人気。

markfw.gif茶山饅頭総本舗 谷口屋(和菓子製造販売)2011年11月20日号掲載

お店イメージ
和菓子製造販売
茶山饅頭総本舗 谷口屋
製造責任者 下宮洋一さん
住所 福山市神辺町川北641
TEL (084)962-0236
営業 8:00〜19:00
   (日曜日は〜18:00)
休日 水曜日
P  あり

「和」に「洋」取り入れた新商品続々

 自家製カステラにひと手間かけ、かりかりさくさくの食感と香ばしさが新しい「かすてらラスク」や、くずとクリーミーの2層の食感の違いを楽しめる低カロリーの「プルプル抹茶ぷりん」など、和のコンセプトに洋菓子の魅力も取り入れた新製品を次々発売している茶山饅頭総本舗谷口屋。神辺平野にのぼる月をイメージした和風チーズケーキ「神辺のお月様」は11月末までの販売予定。創業150年の同店の看板商品「茶山饅頭」は白あんを抹茶生地で包み、ロングランで支持され続けている饅頭。地元の天寶一の酒かすを餡と生地に練りこんだ「地酒饅頭」にも歴史ある和菓子へのこだわりが凝縮されている。

markfw.gifパティスリー パンセ(洋菓子店)2011年11月10日号掲載

お店イメージ
洋菓子店
パティスリー パンセ
代表 丸尾博文さん
住所 府中市府中町506-1
TEL (0847)41-2564
営業 10:00〜19:00
休日 月曜日・第2火曜日
P  あり

体にやさしいパンと洋菓子を

 和菓子屋から始まり130年以上続く府中の洋菓子パン店「パティスリー パンセ」は現在洋介さんで6代目となる老舗。定番のパンやケーキなど並んで、府中味噌を使った府中みそクッキー(157円)、みそラスク(94円)、ごぼうクッキーなど地元名物とのコラボ商品もある。アレルゲンとなりやすい卵を使わず、牛乳の代わりに豆乳、小麦粉の代わりに米粉を使用するなどアレルギーに考慮したパンやケーキを手掛けており、値札には材料が表示してあるので選びやすい。アレルギーの内容を伝えれば使う材料を代えてもらえる。また焼き菓子やロールケーキは地方発送にも対応している。

markfw.gifDRACAENA CONCINNA HOTEL(創作料理)2011年11月10日号掲載

お店イメージ
創作料理
DRACAENA CONCINNA HOTEL
住所 福山市引野町1-15-2
TEL (084)943-5491
営業 11:00〜24:00
休日 不定休

大切な時を創作料理と空間で演出

 リュクスなホテルをイメージして創られた創作料理店。ルネサンス美術を彷彿とさせる壁画や高級感漂う家具調度品で室内をトータルコーディネイト。店内の雰囲気とは異なり料理価格はリーズナブル。自慢の「コンシナ菜園のスティックサラダ3種マヨ」(650円)は、フレッシュ野菜にオリジナルソースが良く合う女性に人気のメニュー。このほど、ランチメニューに生パスタが登場。週替わりのプレートランチや伊太利亜天婦羅ランチもお勧め。2階の個室は少人数からの会食に、1階ホールは大人数でのパーティに適している。

markfw.gifTHE FLYING PIEMAN(ミートパイ)2011年11月01日号掲載

お店イメージ
ミートパイ
THE FLYING PIEMAN
オーナー トニー スティンソンさん
住所 尾道市土堂1-12-12
TEL 080・2917・1930
営業 金・土・日曜日の10: 00〜18:00
P  なし
www.FLYINGPIEMAN.com

いらっパイませ!

 「THE FLYING PIEMAN」(フライングパイマン)は伝統的なオーストラリアのミートパイのお店。スティンソンさんは来日9年、尾道で4年目、英語の教師をしながら週末だけ新婚の千由紀さんと開店している。パン屋だった祖父から伝わるレシピで作るパイはしっかりした味付け。ミートオニオン(280円)、ミートオニオンマッシュルーム(290円)、本格スパイスの効いたタイグリーンチキンカレー(300円)も評判。食べながら海岸沿いを散策するもよし。外から見た尾道の魅力が英語と日本語で書かれ、見やすいホームページは是非チェック!店内では手作りのポストカードなど尾道への愛情が満載、お土産にも最適。

markfw.gif好又来本店(重慶料理)2011年11月01日号掲載

お店イメージ

好又来(ハオユーライ)本店
代表 呉陸川さん
住所 福山市南本庄1丁目9-2
TEL (084)922-6312
営業 11:00〜14:00
   17:00〜22:00
休日 月曜日
P  あり

ピリ辛!本格的な重慶料理がリーズナブルな価格で楽しめる

 唐辛子とピリリと効いた山椒が特徴の重慶料理が楽しめる店「好又来」。四川省に属していた重慶市は先頃直轄市となったが、その重慶市出身の呉さん夫妻が「薬膳火鍋」を福山でも味わってもらいたいと開店、今年で13年になる。四川省や重慶市出身の腕の良い料理人を雇い入れているので、味は本場仕込みの本格派。1人1000円から薬膳火鍋が楽しめるほか、担々麺や麻婆豆腐、皮も手作りだという餃子や小龍包など美味しいうえにリーズナブルな価格がうれしい。本店のほか手城町に姉妹店があり、手城店では40人までの宴会も受け付けている。

markfw.gif味の伝道本店 アイスパイス(スイーツ)2011年10月20日号掲載

お店イメージ
スイーツ
味の伝道本店 アイスパイス

本店住所 広島市西区楠町1-13-16(販売は尾道市内)
TEL (082)296-8505
営業 9時から夕方、2カ月に1、2度
休日 土・日・祝日・年末年始
P  あり

神出鬼没!リアカーでスイーツを販売

 尾道の街角や商店街で2カ月に一度見かけるリアカーを押した若者。リアカーには塩大福餅やカステラ、ラーメンなどが積まれ、大きな声で「いかがですか!」と呼びかけている。このリアカー販売は、広島市内にある合同会社Loop Oneが運営する「味の伝道本店 アイスパイス」で、広島を拠点に呉市、尾道市など観光地を中心にスイーツを販売している。スイーツの一番の人気は塩大福餅。一度食べるとファンになり、次の販売日を心待ちにしているお客もいるという。神出鬼没のリアカー。日程は未定。

markfw.gif㈲シャルム菊寿堂(和洋菓子)2011年10月20日号掲載

お店イメージ
和洋菓子
㈲シャルム菊寿堂
オーナー 福田隆治さん
住所 福山市松永町4-14-20
TEL (084)933-3523
営業 9:30〜19:00(祝17:00)
休日 日曜日
P  あり

地元産「もち麦」使ってクッキーやケーキ

 50年ほど前から季節に合わせた生和菓子を販売している菊寿堂は、昭和63年に息子の俊昭さんが作る洋菓子を加え、和洋菓子の店「シャルム菊寿堂」と店名も改めた。このたび、農業生産法人㈲アグリインダストリー(福山市川口町)が栽培した、食物繊維豊富で瀬戸内の気候風土に最適な健康志向の瀬戸内大麦「もち麦」を使った「もち麦クッキー」(10本350円・2本70円)と「もち麦ケーキ」(150円)の発売を開始。クッキーはスティック状でカリッと焼きあげ、子どもからお年寄りまで美味しく食べられる。ケーキには写真も転写できるので、誕生日などの記念日にも最適。

markfw.gif小 鉢(割烹)2011年10月20日号掲載

お店イメージ
割烹
小 鉢

住所 尾道市久保1-4-1
TEL (0848)37-1578
営業 17:00〜23:00
休日 日・祝・月

瀬戸内の鮮魚と確かな味。小路の奥の隠れた名店

 商店街のメニュー看板を目印に狭い小路を入っていくと白い看板に朱色で「小鉢」と書かれている。暖簾をくぐり店内に入るとL字にカウンター席が7席ほどあり、気さくな大将が迎えてくれる。老舗での修行経験が豊富なことから「味は確か」と定評通りの腕前。瀬戸の鮮魚や旬の味覚を思う存分楽しめる。一人からでも鍋料理ができることから、仕事帰りの常連客にも喜ばれている。座敷も2室あり、予算に合わせ本格的な日本料理が楽しめ、各種宴会や会食にも便利に利用できる。割烹と名がつくが気軽に入れるのは大将の人柄と安心価格。大将の楽しい会話と秋の味覚に笑顔がこぼれる。

markfw.gifせんチャンファーム(自然薯・加工品販売)2011年10月10日号掲載

お店イメージ
自然薯・加工品販売
せんチャンファーム
㈲仙石組社長 仙石一博さん
住所 三原市久井町山中野2142
TEL (0847)32-8380
営業 ショップ9:30〜17:00
   自販機7:00〜19:00
休日 祝日
P  あり

自然薯や自然薯アイス・新鮮野菜の自販機が登場

 昼夜の寒暖差のある久井高原のロケーションを活かして土木建設業から自然薯栽培、加工品販売に参入し、「せんチャンファーム」としてメディア露出も増えている㈲仙石組。土作りにもこだわって高品質の自然薯を栽培、9月には東京ギフトショーにも出展した。9月1日には同所で運営する直売ショップ敷地内に自然薯アイス(300円)の自動販売機を設置。29日からはまかない用の自然薯、自然薯そうめんなど自然薯加工品の自販機も備え、新鮮な地元産野菜や、久井養鶏の新鮮卵(300円)も販売しており、ショップより営業時間も長く気軽に購入できる。直売ショップでは各種自然薯ギフトを受付中。

markfw.gif港灯 Harbor Light(CAFE&BAR)2011年10月10日号掲載

お店イメージ
CAFE&BAR
港灯 Harbor Light

住所 尾道市東御所町9-1
TEL (0848)24-0100
営業 CAFE8:00〜17:30
   BAR17:30〜23:00
休日 なし
P  あり

平日女性限定カクテル飲み放題を開催

 グリーンヒルホテル尾道の2階ラウンジにオープンしたCAFE&BAR港灯(ハーバーライト)。尾道水道に面したラウンジから、対岸の造船所の灯りがゆらゆらと水面に映っては消える。尾道をテーマにしたオリジナルカクテル3種をはじめ、定番カクテル20種類。軽食も充実し、特製のブランデーを効かせたチョコケーキは大人の味わい。平日女性限定でカクテル飲み放題を開催。昼間のCAFEタイムは、モーニングやケーキなどが人気。女性同士の語らいやカップルや家族でゆっくりと過ごすことができる尾道の新名所。

markfw.gif中華料理 青島(中華料理)2011年10月10日号掲載

お店イメージ
中華料理
中華料理 青島
代表 坂本勝博さん
住所 尾道市高須町4794-6
TEL (0848)46-8007
営業 11:30〜14:30(L.O.14:15)
   17:30〜22:30(L.O.22:15)
休日 無休
P  25台

メニュー200種類!本格中華なのにリーズナブル!

 中華料理青島(福山市今津町)の2号店として8月22日にオープンした東尾道店。全席96席で60人までの宴会ができる座敷を完備し、少人数から団体まで対応。料理は北京料理を中心に、山椒がピリリと効いた特製麻婆豆腐630円や担々麺630円などの四川料理もある。宴会コースは3000円から3コースあり、内容は、前菜5種盛合せ、エビのチリソース煮、牛肉の黒胡椒炒め、ブロッコリと大貝柱のあっさり炒め、揚げ物2種、八宝菜、おまかせ季節料理、炒飯、デザートで、料金によりアワビやフカヒレなどの高級食材がプラスされていく。ラーメンやスープを除く全ての商品は全て持ち帰りができる。

markfw.gifJohn Burger & Cafe(ハンバーガーショップ)2011年10月01日号掲載

お店イメージ
ハンバーガーショップ
John Burger & Cafe
オーナー 岡本晴見さん
住所 尾道市東御所町3-25号
TEL (0848)25-2688
営業 11:00〜19:00
休日 水曜日

手作り店舗で手作りのおもてなし

 貸本屋の岡本タバコ店がかわいいバーガーショップに変身した。白木を基調にした明るい店内のリフォームをはじめテーブルなども家族5人で手作り。お肉感たっぷりの本格派ハンバーガー(400円)にはトマトやチーズ、ベーコンなどお好みのトッピングができる。バーガー、ポテト、かき氷や飲み物はテイクアウトもできる。お奨めは庭でできたユスラウメで作った自家製シロップを使う爽やかなドリンク。ユスラウメは梅とさくらんぼを掛け合わせた感じで、ソーダ割りやそこにジンを加えて大人の飲み物にもしてくれる。個室や広いフロアもありミーティングやパーティの相談にも応じてもらえる。

markfw.gif味 菜(お好み焼き)2011年10月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
味 菜
店主 渡辺寿子さん
住所 尾道市久保2丁目19-2
TEL (0848)37-8737
営業 12:00〜14:00
   18:00〜1:00
休日 不定休

下町の人情味あふれるお好み焼き屋

 新開の一画にお好み焼きの幟を立てた間口半軒ほどの居酒屋風のお店味菜。奥に広がるカウンター席と小座敷があり約15席。メニューはお好み焼きの他、ナポリうどんや鉄板焼きメニューはホルモン焼、砂ズリ焼、鶏皮焼、いか焼、とんぺい焼などがあり、どちらもリーズナブルなお値段。ソースは食欲をそそる三原市木原町のソースでお酢の効いたスッキリとした味が特徴。お好み焼きが大好きだと話す店主渡辺さんが1年半前に開業した。夜遅くまで開いているため、会合帰りや仕事帰りのサラリーマンが多い。昼間は迷路のような小路を探索中の観光客が立ち寄ることもしばしば。昼間の新開もまた新たな発見がある。

markfw.gif九鬼Bar(Bar)2011年10月01日号掲載

お店イメージ
Bar
九鬼Bar
代表 九鬼淳子さん
住所 尾道市栗原町12020
TEL (0848)24-8633
営業 18:00〜
休日 不定休

地域に親しまれ5年目を迎えた峠のBar

 男女問わず若者から年輩者まで幅広い客層でにぎわう九鬼Barは、オープンから5年目を迎えた。オープン当初、棚に並ぶお酒は約80種類だったが、月日を重ねるごとに増え、その数は約460種類。酒類や客層は多彩になったが、変わらないのは代表九鬼淳子さんの接客と心配り。一人ひとり違うシチュエーションと立場での来店だが、その人にあった対応に、居心地の良さを感じる。酒類にあうフード類も多数取り揃えてあり、中でもピザは不動の人気。ピザ目当ての来店客もいるという。184号線沿いでオレンジの看板が目印。

markfw.gifSarrasin (蕎麦と鴨料理専門店)2011年09月20日号掲載

お店イメージ
蕎麦と鴨料理専門店
Sarrasin (さらざん)

住所 福山市明治町2-32
TEL (084)983-1310
営業 11:30〜14:00/17:30〜22:00(LO)
休日 水曜日
P  あり

こだわりの合鴨「河内鴨」フレッシュ肉の専門店

 中国地方でも唯一の河内鴨フレッシュ肉が食べられる専門店「Sarrasin」(さらざん)。外観からの予想以上に奥に広がる店内は黒で統一され、BGMにJAZZが流れるシックで落ち着いた雰囲気。ランチは石臼挽き自家製粉の手打ち蕎麦と最高級の河内鴨の「ランチセット」を用意し、1,000円から1,500円と蕎麦&鴨好きにはうれしいリーズナブル価格。夜のメニューは、ワイン、日本酒、焼酎などどのお酒にも合うようバリエーションが豊富。鴨と抜群の相性の蕎麦は飲んだ後の締めに欠かせない。

markfw.gifはるのんcafe(Coffee&Live)2011年09月20日号掲載

お店イメージ
Coffee&Live
はるのんcafe
代表 はるのとおるさん
住所 三原市城町2-2-4
TEL (0848)38-7227
営業 12:00〜21:00(ライブの時は変更あり)
休日 水・木曜日
P  あり
URL http://www.harunon.com/

女性も気軽に「音楽と食事」味わって

昨年7月、三原駅近くにオープンした「はるのんcafe」が9月10日にリニューアルした。店内はカフェ16席、ライブは30人程度まで、白を基調にした明るい空間。9カ月もかけての手づくり。壁・床・天井・扉・にいたるまで何層も重ねて仕上げ、防音性能を高めている。アジアンカレーやナシゴレンといったカフェメニューも個性的でリーズナブル。「工事中に前を通っていた小学生も遊びに来たりして。地域に溶け込んだ店になっていけばいいですね」と笑う代表のはるのさんは「ご飯を食べながら、軽い感じで音楽も楽しんでいただきたい」と話す。今後店の周囲の板塀を仕上げ、ひと段落の予定。

markfw.gifとうふ工房 ちだち(豆腐屋)2011年09月10日号掲載

お店イメージ
豆腐屋
とうふ工房 ちだち
店長 千達京子さん
住所 世羅郡世羅町本郷657-3
TEL (0847)22-1028
営業 10:30〜18:00
休日 月曜日(祝日は火曜日)
P  あり

世羅産大豆で濃厚な味を

 とうふ工房「ちだち」の豆腐は全て世羅産の大豆でできている。豆の味が濃い昔ながらの豆腐は250円。ざるに入った「今高野」450円、ピリ辛の「おお!うまいじゃん」280円など他にもバリエーションが豊富。つくねいものすりおろしが入った「山芋とうふ」300円が人気。「ええじゃん尾道」、「神石高原市場」、「道の駅」などで手に入る。お取り寄せもでき、何種類かを組み合わせたおすすめのセットもある。油揚げや湯葉からスイーツまで大豆や豆乳製品も扱っている。お店に行かないと食べられない豆乳のソフトクリームは滑らかで濃いのにさっぱり感が残る逸品。お買い上げの方にはおから1袋無料。

markfw.gifUZI(日本茶ばー)2011年09月10日号掲載

お店イメージ
日本茶ばー
UZI
住所 尾道市栗原西1丁目1-23
TEL (0848)25-3059
営業 10:00〜19:00(L.O.18:30)

本格的なお茶と和のスイーツを月替わりで!

 宇治園製茶の本店と併設している「日本茶ばーUZI」では月替わりで楽しめるスイーツ2種が新登場した。9月は敬老の日に因んで日本茶と大福餅がセットになった「長寿の誉」500円と手づくりの抹茶ババロアにクッキーやバニラアイスとお月見に見立てて大福をトッピングした「お抹茶とババロアお月見パフェ」650円。抹茶をたくさん使っているので、ビタミン豊富でヘルシーなスイーツとして、年齢を問わず喜ばれている。10月はリンゴとさつまいもを黒砂糖でたき、杜仲茶ゼリーをベースにした「秋の果菜パフェ」とまろやかな味わいの「壷切茶」の2種を提供する。旬のスイーツと本物のお茶が楽しめる専門店。

markfw.gifボブの酒場(アジアン居酒屋)2011年09月01日号掲載

お店イメージ
アジアン居酒屋
ボブの酒場
住所 福山市宝町7-26
TEL (084)922-7576
営業 17:00〜1:00
休日 日曜日
P  あり

異国情緒あふれるアートな空間で多国籍料理を堪能

 築60年を越えた古民家をスタッフで改装して作った店で温もりある店内。店の奥にはトルコの洞くつ風個室もあり、8人まで入ることができ、お誕生日やオフ会などにぴったり。料理はアジアの多国籍料理が中心で、サラダやつまみ系も充実。東南アジアのビールがずらりと揃い、限定メニューでレアなビールも楽しめまる。お勧め料理は、ミミガーとゴーヤのシーサン和え、タイ料理のヤムウンセンやトムヤム麻婆豆腐、ボブカリーとナン、インド料理のサモサ、タンドリーチキン、ベトナム料理のフォガーなどのアジアの料理がずらり。外壁に描かれた絵が目印。

markfw.gif八天堂 港町本店(クリームパン工房)2011年08月20日号掲載

お店イメージ
クリームパン工房
八天堂 港町本店
(株)八天堂社長 森光孝雄さん
住所 三原市港町1-5-20
TEL (0848)67-1077
営業 9:00〜17:00(売切次第閉店)
休日 水曜日
P  あり

広島みはら港町・八天堂のくりーむパン

 昭和8年創業以来、三原駅のすぐ近く帝人通り沿いにある「八天堂」港町本店は5月のリニューアルで裏に駐車場も完備した。全国的にも人気の冷たい「くりーむパン」はしっとり、なめらかな新食感の和風スイーツで手土産にぴったり、家でも会社でも取引先でも喜ばれること間違いなし。朝開店と同時に売れ始め、お昼前には売り切れてしまうので4日前に予約するのがお奨め。当日は正午までに受け取らないと次のお客様にまわってしまうので忘れずに。定番のカスタードなど5種(200円)に加え、黄金色の生梅ジャムを使った「金のくりーむパン」(250円)も新発売された。

markfw.gif@toko kajiyashoji(バリ料理)2011年08月20日号掲載

お店イメージ
バリ料理
@toko kajiyashoji
管理人 上田ワヤンさん
住所 尾道市十四日元町1-8
TEL (0848)20-7076
営業 18:00〜22:00

バリ料理とリゾート気分を満喫

 国道2号線沿いのスタイリッシュな外観が気になるお店@toko kajiyashojiは、バリ料理のお店。管理人の上田ワヤンさんはインドネシア出身で、高級ホテルフォーシーズンズでコックとして修行後、日本人の奥さんと結婚し帰化した。お店のオープンは午後6時から午後10時までと短いが、これから徐々に延長する予定。バリ料理は、唐辛子やターメリック、しょうが、にんにくなどたくさんの香辛料を使ったピリッと辛い味が特徴。メニューはナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(焼そば)、アヤムゴレン(鶏の唐揚げ)、サテ(焼鳥)などで、飲み物はお任せのトロピカルなフルーツカクテルがお勧め。バリの音楽が流れる店内で、リゾート感覚で楽しめる。

markfw.gif尾道 花みずき(和食・居酒屋)2011年08月10日号掲載

お店イメージ
和食・居酒屋
尾道 花みずき
店長 門田知子さん
住所 尾道市栗原町6022
TEL 0848-23-6767
営業 11:00〜14:00、17:00〜22:00
休日 水曜日
P  あり

地域密着店!安心安全なお魚料理

 今月1日にオープンした「花みずき」は、地域密着型で家族連れや友達との会食、また会社などで利用しやすい和食店。20人までの各種宴会や少人数での会食に便利な2階の和室6室で、美味しい地元の魚料理を中心に創作和食、懐石料理が楽しめ、法要懐石にも対応。芽が高く伸び、爽やかに咲く花みずきのような清潔感とおもてなしの心を大切にした接客で、居心地の良い空間が女性客を中心に口コミで広まっている。お昼の日替わり定食は、数種の小鉢に品よく盛られた料理と毎日工夫を凝らしたメインの料理がお得。駐車場も完備されているので気軽に利用できる。

markfw.gifマグダレーナ(自家焙煎コーヒー)2011年08月10日号掲載

お店イメージ
自家焙煎コーヒー
マグダレーナ
代表 新谷綾子さん
住所 三原市糸崎5-13-41
TEL (0848)36-6451
営業 12:00〜18:00
休日 不定休(8月は10、13〜15、24、26、31日が休み)
P  あり

三原のコーヒー文化高めたい

 製菓専門学校を卒業後、東京の自家焙煎珈琲屋バッハで製パン・製菓のトップを経験。コーヒー提供に科学的視点を持ち込んだ同社社長田口護氏に師事した新谷さんが、自宅併設ショップを3月に開業した。流通する豆としては最高のAAクラスを揃える。発酵し過ぎた豆は丁寧に手ではじき、すっきりした味わいに。豆の個性を最大限引き出すため、気温や湿度に合わせ温度や時間を微調整。「まず苦手な味を聞き出して、最適な豆を提案します」と新谷さん。試飲にも対応、淹れ方の指導もしてくれる。店名はコーヒー好きだった音楽家バッハをサポートした奥さんの名。三原の珈琲文化を高めつつ、カフェ開業を目指す。

markfw.gif海鮮料理うおしま・大黒丸(海鮮料理)2011年08月01日号掲載

お店イメージ
海鮮料理
海鮮料理うおしま・大黒丸
店主 小合均さん
住所 尾道市久保2-3-15
TEL (0848)37-8727
営業 17:30〜22:00(ラストオーダー)
休日 水曜日

素材の味で勝負。捕れたて鮮魚に舌つづみ

 開店3周年を迎えたうおしま・大黒丸。魚島出身の大将の父親が漁師をしていることから、毎朝水揚げされた新鮮な魚が店に届けられる。旬の魚を繊細に盛りつけた刺身の盛り合わせをはじめ、上品な味に仕立てられた煮付け、カラッと揚げられた天ぷらなど、調理方法を変えても魚の鮮度が伝わってくる。素材の持つ味を最大限引き出したシンプルな料理のため、材料の吟味は手を抜かない。気取らず料理とお酒がゆっくり楽しめることから、一人でふらっと立ち寄るお客も多い。カウンター席と小上がりがあり、5、6人の少人数の会食にもお勧め。冷えた冷酒と旬の魚料理に夏の疲れもいやされる。

markfw.gifかき左右衛門(焼き牡蠣と尾道料理)2011年08月01日号掲載

お店イメージ
焼き牡蠣と尾道料理
かき左右衛門
店長 岡本佳大さん
住所 尾道市土堂2丁目9-20
TEL (0848)38-7871
営業 17:00〜23:00
   11:00〜14:30(土日祝のみ)
休日 毎週火曜日
P  あり

歴史を感じながら郷土の味が楽しめるかき専門店

 住吉神社前にオープンした牡蠣を中心に尾道の郷土料理が楽しめる「かき左右衛門」では、広島県産牡蠣が一年を通して楽しむことができるお店。七輪の上で焼いて食べる牡蠣は磯の香りが芳ばしく、レモンを絞れば風味もまた格別。七輪焼きセットは2人前1480円、かきの薫製480円やカキフライ680円、かきのシューター3種盛り880円、かきのオーブン3種盛り730円など和にこだわらず洋風の牡蠣メニューも豊富。尾道料理では丸々一匹オコゼの唐揚げ980円や穴子せいろ蒸しなどもある。歴史と風情を感じながら牡蠣が堪能できる。

markfw.gif10月のさくら(洋菓子店)2011年08月01日号掲載

お店イメージ
洋菓子店
10月のさくら
オーナー 藤井直美さん
住所 尾道市土堂2-3-23
TEL (0848)38-7562
営業 10:00〜18:00
休日 月曜日
P  あり

長く咲き続ける不断桜

 「10月のさくら」のお菓子は全て店内奥のオープンキッチンで、オーナーの藤井さんが作っている。藤井さんは世羅の出身。隣近所との結びつきの強い尾道商店街に惹かれ出店した。ショーケースにはフランス菓子をアレンジした繊細なケーキが並ぶ。また、それらのケーキの他にオーダーメイドにも応じている。目を引くのは、黒くて真ん丸なシュークリーム(150円)。少し苦みのあるココア風味の皮がパリパリと香ばしく、中のカスタードのあっさりした甘さとマッチしている。その他店内にある色々な焼き菓子はお中元などの贈答品にもぴったり。

markfw.gifむらか美(居酒屋)2011年07月20日号掲載

お店イメージ
居酒屋
むらか美
代表 村上俊文さん
住所 三原市城町1-10-5
TEL (0848)63-6300
営業 17:00〜23:00
休日 日曜日
P  なし

真心込めた手作り料理を

 東京での居酒屋修行後、村上俊文さん(左)が地元で開業し11年目の「むらか美」は、和食をベースに、地元の魚介の良さを引き出す「真心込めた手作り料理」がモットー。三原特産の地ダコメニューは定番の「タコぶつ」のほか「タコがんも」「タコのさつま揚げ」などオリジナルメニューにも挑戦している。通常メニューもひと工夫したものばかり。青大豆で作る豆腐の冷奴、こぼうを丸のまま甘さを引き出すようにじっくり揚げたから揚げ、特製の肉ダレをかけた豆腐ステーキ…。個室もあり、コンパに、接待に…とシーンに応じて利用できる。7月28日の「浮城・歩ラリ〜 はしご酒」にも参加している。

markfw.gif虎 屋(菓子司)2011年07月20日号掲載

お店イメージ
菓子司
虎 屋
十六代目 高田信吾さん
住所 福山市曙町1-11-18
TEL (084)954-7455
営業 平日・祝日8:30〜19:00
   日曜日8:30〜18:00
休日 1月1日のみ
P  あり

400年の歴史とチャレンジ精神で作り出した話題満載スイーツ!

 福山商人道と城下風情を伝えてもうすぐ400年の老舗「虎屋」は歴史と伝統を受け継ぎ、郷土の自然と風物を大切にした繊細な季節の和菓子から、誰もが笑えるスイーツをテーマに「本物そっくりスイーツ」や「R20指定の虎焼」など、アイディアとチャレンジ精神で話題の絶えない商品づくりを行なっている。福山の郷土名物をスイーツで表現した「福山うずみ」は「うずみぜんざい」と「海鮮うずみスイーツ」の2種類。また、土用の丑の日に因んだ「うな重そっくりなミルフィーユ」も発売。うなぎの部分はアマンドクリームをパイで包んでココアパウダーを振りかけ、本物そっくりに仕上げている。見て楽しい、食べて美味しいスイーツで暑い夏を乗り切ろう。

markfw.gifとうふや まん天(豆腐屋)2011年07月20日号掲載

お店イメージ
豆腐屋
とうふや まん天
オーナー 竹原道之さん
住所 福山市明治町11-10
TEL (084)931-3000
営業 10:00〜19:00
休日 日祭日
P  あり

おいしさも笑顔も「満点」の豆腐

 朝、3時4時から仕込みの始まる昔ながらのお豆腐屋さんがある。戦後すぐから始まり、現在のオーナーは3代目。右から書かれた「まん天」の古びた木看板がその歴史を物語っている。一番人気は国産大豆を使った大ぶりの絹豆腐「まん天とうふ」270円、大豆の味が濃い。今なら夏季限定の滝川とうふ200円(麺のような豆腐)と、ざるとうふ200円もお奨めだ。がんもどきなどの豆腐屋の定番商品や、とうふドーナツなど豆乳を使ったデザート類もある。お買い上げの人には無料でおからも分けてくれる。この夏からは移動販売も始まるので電話注文すればお届けもしてもらえる。

markfw.gif外来食堂(食堂)2011年07月10日号掲載

お店イメージ
食堂
外来食堂
オーナー 宇根本一誠さん
住所 尾道市土堂2-8-15
TEL (0848)22-2037
営業 11:00〜19:00頃(日没)
休日 不定休

「おっちゃんの食堂」で自分定食完成

 尾道の海岸通りに登場した「外来食堂」では元気いっぱいの明るいお母さんとボクトツとしたおっちゃんがいる。「外来食堂」と聞くとご存じの方もいるだろう。オーナーの宇根本さんは奥さんの優子さんとその名の通り、2号線沿いにあった旧JA尾道総合病院の中で「外来」の方に食事を提供していた。その頃からファンの多いオムライス(味噌汁かサラダ付き)650円やうどん400円、ばらずし350円、大きな稲荷ずし一個100円などバリエーションも豊富。唐揚げやコロッケなど好きなおかずを取り、味噌汁とご飯を付けると、700円で自分好みの日替わり定食となる。

markfw.gifリトルマーメイド 尾道駅前店(パン)2011年07月01日号掲載

お店イメージ
パン
リトルマーメイド 尾道駅前店
店長 石本廷文さん
住所 尾道市東御所町1-1
TEL (0848)24-1268
営業 7:30〜20:00
休日 なし
P  なし

朝から焼き立ていい香り

 尾道駅前の新しいランドマーク「リトルマーメイド」からは朝早くからいい匂いが漂う。店頭に並ぶパンは70種類ほど、全てここで焼かれている。根強い人気のイギリスパン、大人気のトロトロクリームパン、関係の深いデンマーク産のソーセージを使った数々のペストリーもお奨め。特にハマるのは、フレッシュミックスジュース200円(ハーフ100円)。季節の新鮮果物4種を合わせ、今はリンゴ・パイン・メロン・バナナ、果物と砕けた氷の清々しさでサッパリした自然で爽やかな甘みが味わえる。イートインスペースは24席。くつろぎ過ぎて発車時刻に遅れないよう注意!

markfw.gif尾道ベッチャーらーめん(ラーメン)2011年07月01日号掲載

お店イメージ
ラーメン
尾道ベッチャーらーめん
脇田静成さん
住所 尾道市東御所町4-11
TEL (0848)23-2583
営業 11:00〜22:00 オーダーストップ21:30
休日 月曜日(祝祭日の場合は翌日)

らーめん食べて厄除け!福が舞い込むヘルシーらーめん。

 尾道に古くから伝わる厄除け神事「ベッチャー祭り」にあやかり、食べた人みんなが元気で幸せになるようにと名付けられた「尾道ベッチャーらーめん」は、あっさり醤油味としこしこ麺が特徴。磯のりとネギとヘルシーなチャーシューをトッピングした体に優しいらーめん。小さい子どもからお年寄りまで何度食べても飽きない美味しさと評判だ。モンドセレクション金賞2連覇に輝いた「ベッチャーらーめん」福盛(並580円)は、小魚入りのピリリと効いた尾道やくみを掛けていただく。ねぎらーめん680円、ベッチャーつけ麺680円、大吟醸味噌らーめん780円に加え、尾道焼飯(普)500円も人気。尾道駅に近い立地から仕事帰りに喉を潤わして帰宅するサラリーマンも多い。おつまみ系も充実している。

markfw.gif総合結婚式場みやび「ラピュタ」(ビアダイニング)2011年07月01日号掲載

お店イメージ
ビアダイニング
総合結婚式場みやび「ラピュタ」
企画管理室 係長 鈴木大孝さん
住所 福山市南蔵王4-5-18
TEL (084)925-3800
営業 8:00〜22:00 最終受付21:30
休日 不定休(営業期間5月20日〜9月初旬)
P  あり

天空で楽しむ本格派"和洋中"

 総合結婚式場みやびの6階「ラピュタ」のビアダイニングは食べ放題飲み放題。大人4,200円・65歳以上3,000円、19歳以下2,500円・小学生1,800円・幼児500円・3歳以下は無料。料理は地産地消にこだわった野菜を使い、船盛りなど境港直送の魚介の魅力を引き出す和食、ラーメンなどの中華、ステーキなどの洋食と盛りだくさんで本格的。定番のお酒は東北の地酒はもとより、カウンターではカクテルも作ってもらえる。浴衣の女性割引や家族割(保護者1名につき小学生1名1,000円、幼児は無料)など特典も色々、平日は抽選会やレディースデーなど(月〜木)各種イベントも充実。

markfw.gifチャイナダイニング祥(中華料理)2011年06月20日号掲載

お店イメージ
中華料理
チャイナダイニング祥
㈱祥社長 許成さん
住所 三原市城町1-10-15三原ステーションホテル2階
TEL (0848)63-2010
営業 昼11:00〜14:00(日・木・金・土)
   夜17:00〜23:00
休日 火曜日
P  なし

60人まで対応のおしゃれな中華料理店

 中国の家庭料理店だった祥が、本場中国の料理人が腕をふるう本格中華料理店として移転オープン。モダンなインテリアの店内でジャズが流れる新しいコンセプトのレストランとなった。エビチリ、牛肉ときくらげの炒め物など日替わりメニューがメーンで盛りつけも工夫された定食は680円とお得。定番の焼き餃子、水餃子のほか、これでもかと黒ゴマを擦り入れた黒ゴマ坦々麺(650円)が人気。「豚舌のスパイシー焼き」などそそられる単品も。座敷20人を含めて最大60人収容で、最近も54人という大人数の宴席に対応したばかり。コースは3,000円〜、飲み放題付き90分4,500円〜。週末は予約がおすすめ。

markfw.gifドルチェ尾道店(ジェラート)2011年06月20日号掲載

お店イメージ
ジェラート
ドルチェ尾道店
㈱ドルチェ代表取締役 高下功さん
住所 尾道市東御所町1-5-2駅ビル2F
TEL (0848)22-2330
営業 10:00〜18:00(夏季延長)
休日 なし

爽やかな柑橘系 涼やかな口当たり

 瀬戸田生まれの人気ジェラート店「ドルチェ」が尾道駅福屋2階にオープン。瀬戸田特産のレモンを初め、デコポン・はるか・はっさくなど、地元のフルーツ天然もの100%を使い、乳化剤など化学的な添加物も入っていない。ジェラートの本場イタリアのアイスクリームマシンで、毎日作りたてのみを製造・販売。低脂肪・低カロリーで、ビタミンやミネラルを多く含み、安心安全を心掛けている。カップ・コーン共に250円。2種類味わえるダブル300円がおすすめ。柑橘系と伯方の塩の組み合わせで瀬戸内海を丸ごと味わえる。イートインスペースもある。

markfw.gif大阪たこ焼き こなもん(たこ焼き屋)2011年06月20日号掲載

お店イメージ
たこ焼き屋
大阪たこ焼き こなもん
迫文子さん
住所 福山市高西町4-4-3
TEL 無し
営業 11:00〜21:00(夏季延長)
休日 不定休
P  あり

とろ〜りとろとろ、驚き食感!!

 世羅にある「大阪たこ焼き こなもん」の2号店が福山市高西町に登場。定番のソース味だけでなく、しょう油味、塩味を基本にマヨネーズやネギを組み合わせたものや、激辛ソース、ネギポン酢、スープで食べる明石焼きなど12種類。値段はどれも6個350円、8個450円、12個650円、16個850円。特徴は「生たこ焼き」的な、そのとろとろ感。柔らかすぎて「生じゃないの?」と聞くお客様もいると言う。味のある生地が口の中で広がるためサッパリした塩ネギの人気が高い。テイクアウト以外に、店内や、爽やかなテラス席で食べることもできる。

markfw.gifそば処さわやか茶屋(そば)2011年06月01日号掲載

お店イメージ
そば
そば処さわやか茶屋
宇山東営農組合
住所 東広島市河内町宇山1481
TEL (082)438-1540
営業 11:00〜15:00
休日 木曜日
P  あり

机、椅子、スリッパ…昔に帰れるそば処

 三原市大和町の隣町、東広島市河内町の旧宇山小学校の校舎を利用した手打ちそばの食堂。宇山はもともとそばの産地。地元グループが切り盛りしている。定番は薬味などを変えた3種のそばで食べ比べできる「さわやか三昧」。漬物や梅干しなども販売している。そば打ち体験も可能。若い年齢層の客も増えたことから、肉そばもメニューに加わった。机、椅子、スリッパ…懐かしい学校の備品に囲まれて、思わず昔話にも花が咲く。三原方面からの道中には、大和町・果実の森公園、白竜湖そばの道の駅「よがんす白竜」や、知る人ぞ知る道の駅向いの「たこやきニーズ」、河内町小田の「寄りん菜屋」など散策スポットも多い。

markfw.gif桃花園(中国料理レストラン)2011年06月01日号掲載

お店イメージ
中国料理レストラン
桃花園
チーフ 西本光賜さん
住所 尾道市因島土生町2009-3
TEL (0845)22-5646
営業 11:30〜14:00、17:00〜21:30(ラストオーダー))
ビアガーデン:17:00〜22:00(ラストオーダー)
休日 月曜日
P  あり

因島での屋上ビアガーデンと言えば…

 4階屋上でのビアガーデン歴は30年を超える夏の風物詩。桃花園では今年も6月初旬からスタートする。枝豆や冷奴、丁寧に串にさす手作りの焼き鳥や串カツなどを中心にバラエティ豊かな期間限定メニュー(中心は600〜700円台)も提供し、今年はひと口レバーフライなどB級グルメも登場。エビチリ、から揚げなど定番メニュー7品と飲み放題がセットの3500円のコースもお得。女性向けのスムージーカクテルまでアルコール類も充実させた。大震災の影響でチーフの西本光賜さん、みどりさん夫妻も悩んだが「やっぱりこっちが元気でやらなければ」と実施を決定、照明はLEDとして節電に配慮する。

markfw.gifハルディン(タコス)2011年06月01日号掲載

お店イメージ
タコス
ハルディン
オーナー 堂前晴美さん
住所 尾道市土堂2丁目7−19
TEL 090-2869-1009
営業 11:00〜20:00
休日 木曜日
P  あり

本物のメキシコの家庭の味

  渡し場通りのタコス屋「Jardin」(ハルディン)は中米メキシコ感満載。緑・白・赤を基調とした店構えで、簡単なカウンター席もありイートインもできる。オーナーの堂前さんは向島出身で、JICAの青年海外協力隊でメキシコに2年間派遣された。店内の棚にはそのころ集めたグッズが飾られ、冷蔵庫にはメキシコのビール(500円)が並んでいる。生地もソースもホームステイ先のお母さんのレシピを基本に手作り。特にサルサソースはきちっとした辛さと旨さが光る本物の味。タコスの具材は牛・鶏・豚から選べて200円。自家製ハイビスカスジュース200円もお奨め。

markfw.gifけん 福山松永店(ハンバーグ)2011年05月20日号掲載

お店イメージ
ハンバーグ
けん 福山松永店
店長 碕木茂樹さん
住所 福山市松永町6-187-2
TEL (084)939-6630
営業 11:00〜23:00 ラストオーダー22:30
休日 不定休
P  あり

サイドメニューまで充実のサラダバー

 「けん」はステーキハンバーグ&サラダバーで有名なフランチャイズ店。数種類のソースが選べるメイン(987円〜)を注文すると付いてくるサラダバーは、豊富な野菜だけでなく、カレーやパスタ、デザートまで充実のラインナップ。平日のみのランチタイム(11時〜17時)はドリンクバーが105円(通常210円)。子育て応援バーとして、大人のメインに幼児2人まで無料でサラダバーを楽しめる。ソフトな口当たりのベルギー産アイスクリームバイキング(210円)に、フレーバーティーが豊富なドリンクバーを付け、420円でティータイムを楽しむという裏ワザも存在する。

markfw.gif瀬戸田 梅月堂(和洋菓子)2011年05月10日号掲載

お店イメージ
和洋菓子
瀬戸田 梅月堂
シェフ 高下讓さん
住所 尾道市瀬戸田町瀬戸田546
TEL 0845)27-0132
営業 8:30〜18:30
休日 木曜日
P  なし

地元フルーツでギモーヴ・コンフィチュール

 まるで食べるフルーツジュース—。瀬戸田・梅月堂の本格マシュマロ「ギモーヴ」を一口食べると、そんな言葉が浮かんでくる。地元瀬戸田の契約農家が育てたデコポン、レモン、イチゴそれぞれの味わいがぎゅっと濃縮、なめらかできめ細かい舌触りでふわふわの食感、口どけも良く、食べた後は後味すっきり、さっぱり。淡い3色のギモーヴは3種入り1パックで販売しており、郵便局のフリーペーパー「モヨリノ」でも誌上通販している。また地元産イチゴやキウイ、尾道産のモモやイチジクをふんだんに使いフレッシュに仕上げたコンフィチュールも人気商品となっている。

markfw.gif空(喫茶・食事)2011年05月10日号掲載

お店イメージ
喫茶・食事
空(くう)
代表 佐々木清子さん
住所 三原市沼田東町片島243-3
TEL (0848)66-5300
営業 7:00〜16:00
休日 火曜日
P  あり

朝ごはんもがっちり、ブランチでばっちり

 三原市立沼田東小学校の前の「くう」は街かどの喫茶店。そこでは朝7時から軽いモーニングの他にボリュームのあるピザトーストやホットサンドなどブランチも提供している。「GOODトーストセット」420円はトースト1/2にゆで玉子、サラダ、コーヒーが付く。それにスープとデザートを付けても520円。和食ブランチは630円でご飯、味噌汁、おかず、小鉢、目玉焼き、焼き海苔、おしんこ、サラダ、デザート、コーヒーと盛りだくさん。午前11時から午後2時のランチタイムには日替わり定食850円などお食事メニューも豊富。隣の系列店からお好み焼きも注文できる。

markfw.gifびふ豚屋 福山南蔵王店(ステーキ専門店)2011年05月01日号掲載

お店イメージ
ステーキ専門店
びふ豚屋 福山南蔵王店
店長 大田洵さん
住所 福山市南蔵王町5-11-12
TEL (084)983-1299
営業 11:00〜21:00
   オーダーストップ20:30
   (ランチ11:00〜15:00)
休日 なし
P  あり

安くてボリューム満点 ステーキで福山元気に

 ビフテキ定食980円、トンテキ定食980円など、ボリュームのあるメニューを中心に揃え「毎日通える大衆的な雰囲気と驚きの安さ」がコンセプトの「びふ豚屋 福山南蔵王店」が4月14日オープンした。既に昨年オープンした広島の店舗が人気を博しており、福山は2号店となる。利用客の声に真摯に耳を澄まし、変えるべきと感じたことはすぐ実行。徹底した「お客様目線」を貫く。お肉を「がっつり」食べたいカップルからファミリーまで、多くの人に愛される店を目指す。ステーキ、フライなど元気が出るメニュー構成で、ご飯はおかわり自由。福山の胃袋を応援する店。

markfw.gifマザーベア・ほっと蔵(洋菓子店)2011年04月20日号掲載

お店イメージ
洋菓子店
マザーベア・ほっと蔵
住所 尾道市十四日元町3-7
TEL (0848)37-7615
営業 10:00〜19:00
休日 月曜日
P  あり

あのマザーベアとほっと蔵がコラボレーション

 尾道の商店街長江口での古民家風のお店「ほっと蔵」と「アンティーク西洋菓子店 Mother bear」が合体した。ナッツをのせ香ばしく焼き上げたシュー生地に手作りカスタードをたっぷり入れたパリジャン¥170やパイ生地でできたシューパイ¥220、米粉を使ったロールケーキ、尾道お米ロール¥1,200(ハーフ¥600)など人気商品が並ぶ店内の奥にある蔵は「Museeほっと蔵」として無料で開放し、歴史的価値のある日本美術や工芸品、アンティークの看板などが展示されている。また店内では「こころぴあ」で製作された和小物の販売も行っている。

markfw.gifやぐら太鼓(飲食店)2011年04月10日号掲載

お店イメージ
飲食店
やぐら太鼓
オーナー 中谷清隆さん
住所 尾道市平原2丁目41-20
TEL (0848)29-8111
営業 11:30〜14:00 17:00〜22:00
休日 日曜日
P  あり

静かな高台でゆっくりのんびり

 食事処「やぐら太鼓」はさりげなく活けた花からも女将中谷利都江さんの心遣いが感じられる。腰掛型の座敷は落ち着いたプライベート空間、仕切りを外して20名までの宴会も可。カウンターの板さんは「六兵衛」の頃から天ぷらが評判。◎日替わり定食900円は、メインに、ご飯/汁物/香の物/小鉢3種が付く。小鉢なのにボリュームがあり大満足。お寿司から丼物まで様々。夜は◎晩酌セット980円がお奨め。小鉢3点にビールか焼酎どちらでもOk、お得。おつまみ類も充実、煮魚や刺身、その日のお奨めを尋ねてもよい。食後のコーヒーが無料で飲めるのもうれしい。

markfw.gif瀬戸田檸檬菓子工房 パティスリーオクモト(レモン菓子)2011年04月10日号掲載

お店イメージ
レモン菓子
瀬戸田檸檬菓子工房 パティスリーオクモト
代表 奥本隆三さん
住所 尾道市瀬戸田町中野407-29
TEL (0845)27-0353
営業 9:30〜18:30
休日 木曜日
P  あり

サイクリングにぴったり!リングシュー

 「サイク(319)リング」に語呂を合わせた3月19日、しまなみ海道を楽しむサイクリストも手軽に食べられるリングシュー「319リング」を発売した瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト。フランスの伝統菓子をヒントに、自転車をイメージしたリング状のシュークリームで、コーティングしたチョコレートと瀬戸田産レモンのジャムを使った香り高いクリームは相性抜群。同店は島をテーマとした雑誌「島へ。」の特集「しまなみ海道島散策」でも取り上げられており、全国から注目を浴び続けている。

markfw.gifどさん子(飲食店)2011年04月10日号掲載

お店イメージ
飲食店
どさん子
店長 宮川望さん
住所 福山市松永町603-18
TEL (084)933-8184
営業 11:00〜23:00 LO22:45
休日 不定休
P  あり

道産子じゃけぇ 味噌じゃろ〜

 明るく元気な「どさん子」の一番人気は野菜たっぷり太麺でコクのある味噌だが醤油・塩・とんこつ・カレーなど他も捨て難い。◎ラーメン各種¥550。辛さと旨さの◎黒ごま坦々¥750もお奨め。麺の太さも使い分けていて細麺は替え玉可。一品は◎黒豚餃子や◎唐揚げが¥380など多数有り。ラーメンなどのサイドには◎唐揚げや◎餃子が3個で¥200。唐揚げはこだわりで1個が大きく、肉汁があふれ出る。曜日により月=シルバー(65歳以上)・水=レディース・土=よんさま(4名以上)・毎月10日=どさんこデーなどうれしいサービスがたくさん!◎生ビール¥350→¥200、ラーメン¥100引き他

markfw.gif旅館 浦島(法要・宴席・宿泊)2011年04月01日号掲載

お店イメージ
法要・宴席・宿泊
旅館 浦島
㈲浦島社長 川口新太郎さん
住所 尾道市美ノ郷町三成2500
TEL (0848)48-0143
営業 10:00〜15:30、18:00〜21:30
休日 なし
P  あり

日替わりメニューも「おもてなし」

 「地元の新鮮な魚、野菜をふんだんに使い、低価格ながら栄養バランスが良くボリュームのある日替わりメニューを心がけています」と創業以来引き継いでいるポリシーを話す旅館浦島の川口新太郎さん。ホテル日航大阪「弁慶」「花ざと」の和食レストランで修業、料理長として腕をふるう◆法要のほかPTAや体協など各種団体の会議、懇親会に加え、増えてきたのが会社関係。竜宮・乙姫の間の仕切りを取った25畳の大広間で、30人前後はもちろん、40人超の宴席も増えた。毎日朝4時過ぎ、川口さんが自ら市場で新鮮な魚介類を吟味。野菜も地域の生産者市から仕入れる。日替わりメニューなので同じお客さんが所属する別グループの宴会が金、土と続いても「またこの料理?」ということはない。「日替わりも、おもてなしです」と川口さん。「春はやはりタイとタケノコ」と旬の素材を紹介する◆食事は4人以上で昼2,000円〜、夜3,000円〜。食事+日帰り入浴と旅館ならではのサービスや無料駐車場完備で地元客、長期滞在客に一層愛される旅館を目指す。別館をリニューアルした。

markfw.gif蔵(タコ料理・タコ加工品販売)2011年04月01日号掲載

お店イメージ
タコ料理・タコ加工品販売

㈲蔵社長 森重光裕さん
住所 三原市港町1-4-14
TEL (0848)64-3200
営業 11:30〜13:00、17:00〜21:30
休日 日曜日
P  P有料

「たこしゃぶセット」キャンペーン中

 刺身に天ぷら、たこしゃぶ…。三原のタコ料理専門店と言えばユーモラスな看板が目印、港町の「蔵」。同店では、新鮮な瀬戸内産マダコを加工したせんべいや調味料などユニークな自社製品の普及にも取り組んでいる◆ベースは瞬間高温圧縮製法で作る「たこせんべい」。つなぎなし、タコ100%のせんべいにはタコの旨みがぎゅっと凝縮、鍋の具として煮込んでも煮崩れせず、独特の歯ごたえが残るのが嬉しい。たこせんべいをチップ化し、オリジナルポン酢に混ぜて2カ月以上熟成させた「たこぽんず」を新発売した。タコの旨みでまろやかに熟成した味で、サラダのドレッシングとして、また焼肉や餃子のタレにも向く。たこせんべいの粉末「焼きだしたこ」はスープの素や「たこ茶」に。焼きだしたこ、昆布粉末を塩にブレンドした「たこ塩」と商品がますます充実◆新商品発売を記念し、たこしゃぶ・焼きだしたこ・たこぽんずのセット「たこしゃぶセット」をキャンペーン価格で提供する。3人前通常3,500円が2,980円、5人前5,250円が4,980円とお得な価格で販売中。しめはもちろん雑炊で。

markfw.gifたくちゃん本舗(ラーメン・お好み焼きなど)2011年03月10日号掲載

お店イメージ
ラーメン・お好み焼きなど
たくちゃん本舗
代表 小林拓広さん
住所 尾道市因島中庄町4754-7
TEL (0845)24-2491
営業 月〜土曜日11:00〜14:00、18:00〜23:00
   日曜日祝日は〜22:00
休日 水曜日
P  あり

尾道てっぱんラーメンがブレイク

 NHK「てっぱん」が佳境を迎える中、新たなご当地グルメとして注目を集めているのが「たくちゃん本舗」の「尾道てっぱんラーメン」。「実はドラマの話の以前から、全国ブランドの尾道ラーメンを鉄板で焼くという構想をあたためていたんですがね」と代表の小林拓広さんは笑う◆2009年11月に広島市宇品での海王丸寄港イベント出店で初披露。1日で出たのはわずか20食だった。しかし新メニュー普及に熱意を燃やして県内外でイベント出店を続け、昨年春から出店1日での販売実績が120食、150食と増え始めブレーク。10月の「尾道大てっぱん博」では3時間で350食を完売した。その後もスピードをゆるめず10月の広島フードフェスティバルでは2日で950食、11月の笠岡ラーメンパラダイスでは1日450食を売り切るなど快進撃を続ける。餅入りの二重焼き「水軍兵糧饅頭」も人気◆店内では尾道ラーメンをなんと300円で提供している。鯛飯用の「天然鯛の浜焼き」などお取り寄せにも注力し、人気メニュー「尾道豚角煮」は雑誌サライの挟み込み冊子で誌上通販も行われている。

markfw.gifカキ小屋尾道(焼きガキ販売)2011年02月20日号掲載

お店イメージ
焼きガキ販売
カキ小屋尾道
運営 ㈱クニヒロ
住所 尾道市東御所町 尾道港雁木憩いの広場
TEL (0848)46-7226
営業 11:00〜19:00
休日 月曜日
P  なし

大ぶりの地元産カキを格安で

 県内産のカキの消費向上を目的に、広島県の「瀬戸内 海の道構想」の実証事業として「ひろしまオイスターロード」が実施されているが、JR尾道駅前、グリーンヒルホテル東側のウッドデッキ、尾道港雁木憩いの広場の一画に1月9日オープンした「カキ小屋尾道」にも行列ができている◆県内では尾道のほか広島、呉、三原に開設、大ぶりのカキを客が自ら炭火で焼いて食べる体験がうけた。瀬戸内の海の幸を満喫できるスポットとして注目を集めており、テントの中は炭火で暖かく、観光客や地元客でごったがえしている◆広島産の殻付きカキが7個1,000円と格安、特大サイズの特選殻つきカキ2個で500円、尾道特産のデベラ10枚500円のほか甲イカ一夜干し、瀬戸内産サザエなど地元海産物が充実。1個100円で売っているレモンを絞れば風味もまた格別に。調味料もポン酢や醤油、マヨネーズなどがあり、好みの味で楽しめる。炊き込みご飯やみそ汁も。またお酒やビール、ジュースなど飲み物も充実、寒さを忘れる充実したひとときを過ごせる。炭火代は300円。

markfw.gifじゃか(居酒屋)2011年02月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
じゃか
住所 尾道市向島町5553-6
TEL (0848)44-4944
営業 11:30〜14:00
   17:00〜22:30(L.O.22:00)
休日 日曜日・第3月曜日

絶品のダシで食事や宴会もバッチリ

 尾道市民センター向島「こころ」の向いにかつてあった「ジャカランタ」がランチも楽しめるお食事居酒屋「じゃか」として再登場◆カウンター内で腕を振るうマスターのダシは絶品。そのため煮込みやうどんなどダシが決め手の料理は大評判。お昼は日替わりの「Aランチ」(今日のメイン・小鉢・サラダ・ご飯・味噌汁・香物)780円、「Bランチ」(Aランチ+お刺身)980円や「うどん定食」(小鉢・ご飯・香物付)のほか、丼物やうどんも選べる。「ちょっと贅沢したいな」と言う方は「じゃか膳」(特選牛肩ロースステーキ・お刺身・天ぷら・茶碗蒸し・小鉢・サラダ・ご飯・味噌汁・香物)1,580円、種類豊富でたっぷり楽しめる◆夜はにんにくの効いた甘い醤油ダレに味付けされた鶏の骨付きもも肉を串刺しにして焼く「山賊焼き」やニンニクを丸ごと揚げてお芋のようにほくほくした「ニンニク爆弾」など定番の居酒屋メニューに加え、その日に入った生ものなどが用意される。臭みの無い石見ポークのメニューもお勧め◆2階には20人前後までの宴会場もあり、夜だけでなくお昼のお食事会にも使える。

markfw.gifTHE GRILL(ダイニング&カフェ)2011年02月01日号掲載

お店イメージ
ダイニング&カフェ
THE GRILL(瀬戸内ゴルフリゾート内)
支配人 島田敏郎さん
住所 竹原市吉名町831
TEL (0846)23-4141
営業 9:00〜17:30
   (夜の利用は予約で相談)
休日 定休日なし
P  多数

瀬戸内海を望む屈指のリゾートで食事を!

 瀬戸内ゴルフリゾートは全18ホールから瀬戸内海の多島美を眺望できる全国屈指のシーサイドコース。クラブハウスには眺望抜群のウッドデッキを備えたダイニング&カフェ「THE GRILL」があり、和洋中のグルメ料理が楽しめる。ゴルフコースを回る人の利用はもちろんだが、ゴルフはまったく関係ないという人も気軽に利用できるレストランだということはあまり知られていない◆経験豊富な青木文範チーフを中心に調理される本格的な料理の数々が気軽に楽しめるのが、好評を得ている「ランチバイキング」フリードリンク付1,500円〜。デザート類も豊富で、テレビ等でも紹介されほど人気が高い「シュークリーム」2個入り525円と「上揚げたてゴマ団子」8個入り800円はお持ち帰りもできる。また甘党の人にはときおり企画される「スイーツバイキング」が要チェック。各種イベントも企画されており、2月はバレンタイデーの特別企画が用意されている◆海と島が織り成す夕日を眺めながらの夕食は記念日の思い出づくりに最適。もちろん夜は予約で宴会場としても利用でき、時間が許せばお風呂も利用できる。

markfw.gif尾道ほるもん虎マル。(焼肉・ホルモン・韓国料理)2011年01月20日号掲載

お店イメージ
焼肉・ホルモン・韓国料理
尾道ほるもん虎マル。
店長 坂田敏彦さん
住所 尾道市高須町2-4788-13
TEL (0848)36-6078
営業 11:30〜14:30、17:00〜23:00
休日 不定休
P  あり

1周年の感謝企画で「365円」メニュー

 オープン1周年の感謝企画として「尾道ほるもん虎マル。」では1月21日から31日まで「365円メニュー」が登場◆牛カルビ、牛ハラミ、名物ハツ刺し、豚ニラチジミ、石鍋アイスなど通常480円〜650円の8品を期間限定の365円メニューで提供、気持ち良い接客とともに感謝の気持ちを伝える。また期間中、2月以降の来店時に使える牛タン無料券、上カルビ無料券、盛り合わせ半額券などが当たる空くじなしのくじ引きもあり、ファンには嬉しい企画が目白押し。坂田店長も「お客様も自分たちも楽しめる店作りに一層力を入れたい」と話す◆21日からは農園直送の野菜を使ったサラダバー、ドリンクバーもスタート。15種のお肉から3種選べる焼肉ランチ(サラダバー付き、980円〜)も始まる。ただし21日の営業は夜のみ。22日から再び昼夜とも営業◆今のイチ押しメニューは鶏1羽をまるごと特製スープで煮た「タッハンマリ」。韓国で行列ができる専門店を実際に訪問、スープとタレの研究を重ね、「その店を超える味」と自負する逸品。〆めのラーメンまで味わえば必ずホットになれる。

markfw.gifむすび弁当のトモワ(弁当製造販売)2011年01月10日号掲載

お店イメージ
弁当製造販売
むすび弁当のトモワ
(株)トモワ取締役 高畦国治さん
住所 三原市糸崎2-8-13(本社横に糸崎店あり)
TEL (0848)64-7501
営業 7:30(一部店舗は6:00)〜12:30(売り切れ次第閉店)
休日 無休(日曜日休みの店舗あり)
P  店舗により異なる

「特製たこまい弁当」を発売

 地産地消を考えるきっかけに、と(社)三原青年会議所が昨年実施したご当地おむすび企画「みはらおむすびぃグランプリ」で「たこまい レンコンと共に」が大賞レシピに選ばれた。企画に協力した「むすび弁当のトモワ」(㈱トモワ)が商品化し、同11月から「たこまい」として三原、尾道、竹原、東広島の19店舗で販売を始め、話題となっている。目印はオレンジと緑の店舗◆「たこまい」は、干しダコのダシが味わい深い十六穀米の炊き込みご飯を味付けレンコンではさみ、海苔で巻いたおむすび。炊き込みご飯にはワケギやアクセントのショウガも入っている。2個入り300円で販売中。またファンの要望に応え、昨年12月25日からは「たこまい」にトモワ自慢のおかずをセットにした「特製たこまい弁当」を480円で試験的に一部店舗で売り出した。メディアで紹介される機会も増え、ブログも開設。弁当作りへのこだわりのほか、「近くのトモワ、どこにあったっけ」の疑問も解消する◆同社取締役の高畦国治さんも「定番商品に育ってほしい」とご当地おむすびへの期待を話す。

markfw.gifむらちゃん(飲食店)2011年01月10日号掲載

お店イメージ
飲食店
むらちゃん
オーナー 村岡輝夫さん
住所 尾道市十四日元町1-26
TEL (0848)37-1055
営業 11:00〜22:00
休日 不定休
P  あり

おふくろの味 いろいろ選ぶ定食の楽しさ

 長江口に近い尾道商店街の中にできた「まかない食堂 むらちゃん」はカウンターの中にはオーナーが撮影した尾道のパノラマ写真、壁には200年ほど前の尾道の地図が飾られ、日本酒ケースで作った椅子や木製のテーブルも手作りで優しい雰囲気を出している◆メーンメニューは、ご飯と豚汁の付いた「たまごかけセット」350円。毎日食べても飽きない家庭の味的な素朴なおばんざいも用意されていて自分好みの定食にできる。生が苦手な方は「温泉たまごセット」400円もある。「一品料理」200円〜。お米は岡山県新見市、たまごは東広島市豊栄の開放的な養鶏場から吟味して入れている。広島のかき醤油、熊本のだし醤油、温たまに合う丼タレが用意されており、揚げ玉など様々なトッピングによりワンランク上のたまごかけご飯が楽しめる◆夜は串カツで一杯、「ねぶとの唐揚げ」などもいいかもしれない。運が良ければ尾道ならではのでべらのお造りにも出会える◆尾道産の「ゆず&すだちソフト」350円もお勧め。昼休みも無いので時間に不規則なビジネスマンにもありがたい。

markfw.gifオイスターロード かき小屋三原丸(焼きガキ)2010年12月20日号掲載

お店イメージ
焼きガキ
オイスターロード かき小屋三原丸
運営 広島O・Rシステム(株)
住所 三原市糸崎9 松浜埋立地
TEL (0848)68-0717
営業 10:30〜日没
休日 12月30・31日 来年1月1・2日
P  あり

地産地消で「焼きガキ」「タコ足」

 三原市糸崎の松浜埋立地に11月末オープンした「オイスターロード かき小屋三原丸」。広島県の「瀬戸内 海の道構想」実証事業として、県特産のカキを手軽に楽しんでもらえるスペースとして人気を集めている。三原は2カ所目。飲食業の広島O・Rシステム㈱(広島市中区)が実施主体となって運営している◆瀬戸内海を臨む会場には2棟のビニール製大型テントを設置して、県内産カキや地元産のタコなどの海産物や野菜、ご飯類などを提供し、テント内に設営した炭火で焼いて食べるセルフサービス。メニューは焼きガキ1kg1,000円、海鮮焼きセット1,200円のほか一夜干しセット900円、三原名物としてタコ足・串焼き600円、カキめし300円など。炭代は300円。アルコール類の持ち込みも可能◆また旧広島市民球場の外野席シートが座席となっており、「おらが県」の魅力を強く感じてもらう仕組みとなっている。今月16日には3号店として呉ポートピアパーク東隣に「焼きガキ呉ポー」もオープンした。実証実験は来年3月31日まで続けられる予定。

markfw.gifはっさく屋(はっさく大福・餅菓子)2010年12月10日号掲載

お店イメージ
はっさく大福・餅菓子
はっさく屋
代表 柏原伸亮さん
住所 尾道市因島大浜町246-1
TEL (0845)24-0715
営業 8:00〜17:00
休日 火曜日(年末は一部変更あり)
P  あり

移転で新たなステージへ

 約5年半営業した生口橋のたもとから、因島大橋やまっ白い灯台を臨むロケーションが特徴の尾道市因島レストハウスに移転したはっさく大福の「はっさく屋」。窓際に並べられたテーブルで一息つきながらはっさく大福(130円)をほおばれば、三面のガラス張り窓から島と海、橋の絶景が広がる。大浜公園も近く、サイクリング客も目立つ◆はっさく大福の人気の秘密は「石臼」で搗くこだわりの製法。石臼で力強く搗くため、滑らかな舌触りながら強いコシに仕上がる。甘さを抑えた白あんと、ほろ苦く甘酸っぱくジューシーな八朔のシャキシャキした歯触り、みかん餅の絶妙なハーモニーが多くのリピーターを呼んでいる◆「八朔は因島が発祥の地で、因島を代表する特産品。美味しいのに規格外とされていた八朔を生かすはっさく大福で、因島の魅力を全国に紹介したい」という先代の思いに突き動かされ、血縁もなにもない現代表の柏原さんが弟子入りして開業、移転により新たなステージが幕を開けた◆みかんを丸ごと一個入れた「菊みかん餅」(200円)も人気商品。

markfw.gif極とんらーめん 尾道店(豚骨らーめん)2010年12月01日号掲載

お店イメージ
豚骨らーめん
極とんらーめん 尾道店
オーナー 大田垣晶裕さん
住所 尾道市東御所町13-7
TEL 無し
営業 11:00〜23:00
休日 不定休

尾道と博多が絶妙にドッキング!

 尾道駅前、商店街の入り口にオープンした「極とんらーめん」は福山市に本店を置く本格的博多豚骨ラーメン店。尾道市の栗原出身のオーナーは九州の大学に進学し、初めて豚骨ラーメンに出会った。佐野ラーメンの栃木県、喜多方ラーメンの福島県などご当地ラーメンの地を巡るラーメン食べ歩きのような転勤族から福山での修業を経て暖簾分けされた◆看板でもある「極とんらーめん」600円はコクのある豚骨スープで味がしっかりとしているのに全く臭みが無い。博多ラーメン独特の極細麺は、秒単位のゆで時間の違いで硬さが変わり、「ハリガネ」「バリカタ」「かため」「普通」「柔らかめ」から選べる。「替え玉」100円もあり、壁にはたくさん食べたお客さんのサインが貼られているが、替え玉8玉、全部で9玉食したツワモノもいる◆特にお勧めするのは、独自に開発した「尾道とんこつ」700円。濃厚な豚骨に鶏ガラや尾道ならではの魚介系のダシを合わせた複雑なスープが受け、リピーターが一番多い。スープにご飯を入れ雑炊にするのも良い。閉店時間も遅いので締めの一品としてレパートリーに加えたいお店。

markfw.gifゑびす家(菓子製造販売)2010年12月01日号掲載

お店イメージ
菓子製造販売
ゑびす家
営業部長 桑田忠昌さん
住所 三原市城町1-8-2
TEL (0848)62-5121
営業 8:00〜19:30
休日 なし
P  なし

タコをまるごと!やっさたこせん

 三原銘菓「たこせん」で人気のゑびす家が今年夏に発売した新商品は、なんと28cm×21cmの「やっさたこせん踊り焼き」(350円)。イイダコを1匹まるごと豪快にプレスしてせんべい生地と一緒に焼き上げた。「割れないように、袋詰め作業も極めて慎重です」と笑う営業部長の桑田忠昌さん。同じ理由でネット通販はしていないが、ぜひお店でその迫力を確かめたい。お土産として持っていけば驚かれること間違いなし◆パッケージに使った「三原やっさ踊り」の絵は、同社が四十年前から使っている包装紙のデザイン(写真左上)の一部。先代の祖母が京都から呼んだデザイナーが描いた。仏通寺や三原城跡、筆影山など三原の名所を一枚で表現した傑作で、店内にも掲示してある◆タレにつけた三原産イイダコとマダコをこれまたまるまる1匹プレスして焼いた「たこ水軍焼」も香ばしさとうま味が凝縮した絶品で、本店、マリンロード店、ニコニコモール店(パルディ三原駅前店内)で好評販売中。三原の名産であるタコの知名度向上へ「たこもみじ」「たこパイ饅頭」などアイデア満載のお土産もずらり。

markfw.gifせんチャンファーム(自然薯栽培・加工品販売)2010年11月20日号掲載

お店イメージ
自然薯栽培・加工品販売
せんチャンファーム
㈲仙石組社長 仙石一博さん
住所 三原市久井町山中野2142
TEL (0847)32-8380
営業 9:30〜17:00
休日 日曜日・祝日
P  あり

初収穫終え12月4日に「収穫祭」

 強い粘りと深い味わいが特徴の自然薯を栽培し、自然薯粉末入りアイスやそうめんなどの加工品を販売する「せんチャンファーム」。今年の自然薯は11日に初収穫した。本格的な収穫シーズンに合わせ、12月4日午前10時から午後3時まで、直売ショップを会場として初の「収穫祭」を実施する◆自然薯だんご入りの特製すいとん汁を先着30人にふるまうほか、収穫したばかりの新鮮な自然薯を500g1,500円で販売。むかごはお得な詰め放題(1000円、先着30人)を実施するほか、300g800円、500g1000円、1kg2,000円の特価で販売。また掘り立ての自然薯を自分で摺ってダシでのばし、ご飯にかけて食べる自然薯ご飯は200円で味わえ、親子で楽しめる企画となっている。さらにせんチャンファームの自然薯粉末を使い町内の餅店「杉原風月堂」が開発した「自然薯大福もち」も販売する。自然薯の歳末ギフトの注文も受け付ける◆11月13日には、久井南小学校の生徒や保護者40人が同所を訪れ、むかご採り体験を満喫した。世代を超えて新たな交流が生まれるスポットへの成長を目指している。

markfw.gif手 毬(お好み焼き)2010年11月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
手 毬
店主 大石まり子さん
住所 尾道市久保1丁目8-2
TEL (0848)37-1491
営業 11:00〜16:00
休日 木曜日

路地を入れば肝っ玉母さんの明るいお店

 尾道本通り商店街の中に「お好み焼き 手毬」と書いた立て看板が出ている。その細い路地を入るとお店がある。女将の大石まり子さんはかつてご主人と共に漁師をし、魚を売りさばいていた。ご主人が亡くなって平成元年にこの店を開いた。最近はお嫁さんもお手伝いしている。店内には大きな鉄板を取り囲む席があり、テーブル席、座敷にも鉄板が備え付けてある。山本モナさんとの2ショット写真にはニコニコ笑顔いっぱいの女将さんが写っている◆オタフクソースの広島風お好み焼きにはキャベツだけでなくネギやモヤシ、その上玉ねぎが入って、野菜たっぷりのヘルシー系。ボリュームがあって、さっぱりとしている。一番人気のメニューは「特選手毬」1,000円。エビ、イカ、モツ(砂ズリ)全部が入っている。今の季節なら冬季限定「広島産カキ入り」1,000円がお勧め、一度に何枚も出前を注文されることもしばしばあるという。漁師だったまり子さんのこだわりで魚介類も冷凍物は使わない。エビも生を殻むきからこしらえるので旨みが違う。定番の「肉玉」600円。

markfw.gifくるり(中華料理)2010年11月10日号掲載

お店イメージ
中華料理
くるり
代表取締役 中原訓さん
住所 尾道市美ノ郷町三成2014-1
TEL (0848)48-5515
営業 11:30〜14:30 17:00〜22:00(LO21:30)
休日 不定休
P  あり

お料理をくるりと囲んで大騒ぎ!

 国道184号線沿いに登場した尾道中華の店「China Garden くるり」は駐車スペースも広く、座敷に赤ちゃん用の椅子まであり、家族連れ、営業マンのお昼のランチはもちろん、忘年会・新年会などの団体さんにも利用しやすい。尾道海岸通り「海王」が移転し、オーナーの中原訓さんと息子さんの崇雄店長が切り盛りしている◆お昼、中央のテーブルにはライス・スープ・サラダ・コーヒーが準備され、「くるりdeランチ(日替り料理・付け合わせ)」750円と「ラーメンランチ」700円はおかわり自由となる。丼物(麻婆・中華・天津)500円などの単品にも200円で付けられる。13時から注文できる「ゆったり飲茶コース」1,300円は奥様方のお集まりにぴったり。飲茶5種・付け合わせ・揚げ物2品・おかゆ付きで、コーヒーもおかわり自由◆夜はエビチリ、酢豚、麻婆豆腐などの一品料理に加え、これからの季節は鍋も始まる。今年はホルモンの中華鍋が登場するらしい。「くるりコース(2名様〜)」1,980円、「ほろよいコース」1,500円。少人数から宴会もでき、15人からは貸切で落ち着ける。飲み放題(90分)は1,500円。

markfw.gifふうらん(お好み焼き・鉄板焼き)2010年11月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き・鉄板焼き
ふうらん
オーナー 三宅朝子さん
住所 尾道市土堂1丁目7-6
TEL (0848)23-8218
営業 11:30〜未定
休日 不定休

具材から季節が感じられるお好み焼き

 尾道の商店街中心に位置する「ふうらん」はやさしい緑の文字が目印のお店◆お好み焼きは薄くのばした生地にキャベツを載せ、鉄板で炒めて味付けしたソバとイカ天、天かす、ネギをのせる広島風。仕上げはカープソースで味を決める。13年前のオープン時から焼いているのは三宅朝子さんとご主人。暖簾を出さなくても知ったお客様は次々と入って来る◆しっかり煮付けた牛スジとコンニャクをたっぷり入れた「スジコン」は1,000円。ご飯を入れ、もっちりした「米コメ焼」は900円。お勧めの「おまかせ」は1,300円。その日、その季節にお勧めの具材を入れてくれるのだが、この時期運がいい人はマツタケに出会えたり、時によってはデザートが付いたりもする◆入り口の棚では「尾道ラーメン」を販売。平打熟成乾麺なので賞味期限も長く尾道のお土産として喜ばれている。千光寺ロープウェーの後ろに尾道水道を望む写真のパッケージは知っている人も多いのでは? 実はこれ、「ふうらん」が10年前から企画販売している商品。スープは魚介と動物系のダシに背脂の入った尾道風で、さっぱり醤油味。2食入りパッケージ500円。

markfw.gifアーリーサンタ(洋菓子)2010年11月01日号掲載

お店イメージ
洋菓子
アーリーサンタ
オーナー 有貞厚太郎さん
住所 三原市本郷南5-26-14
TEL (0848)86-6951
営業 10:00〜18:00
休日 月曜日

かわいいデコレーションが大好評!

 三原市、本郷駅前にかわいいお菓子の店がある。オープンは1996年、名前は「EARLY SANTA」。由来はオーナー有貞さんのアリサダからとったらしい。広島市内で修業したお店が「サンタクロース」で、有貞さんはサンタクロースとの縁も深い◆店内は季節ごとのテーマでディスプレーされている。ショーケースの中のケーキはどれもどこから崩していいのか迷うほどかわいいデザインで、ひと工夫されたフルーツのデコレーションはバースデーケーキとしても大好評。そんなキャラクターで飾られたバースデーケーキやクリスマスケーキの予約も受け付けている◆一番人気は苺のショートケーキ。モンブランは信じられない柔らかさで、評判のロールケーキも数種類ある。しかし売切れていることもあるので早めに行くことをお勧めしたい。季節や味覚を考え、生クリームなどは冬になると微妙に甘みを強めている◆焼き菓子など日持ちするものは贈答やお土産にぴったり。贈答向けとして、瓶入りで常温では液体、冷凍するとシャーベットになるフルーツのソルベなど、新しい商品のレシピ開発も常に行っている。

markfw.gifのぐち(お好み焼き)2010年10月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
のぐち
店主 野口秋治郎さん
住所 尾道市尾崎本町2-6
営業時間  9:00〜17:45
営業 金・土・日曜日
P  あり

手伝ってくれる4代目に5代目誕生!

 浄土寺下の60年以上続く「のぐち」はマスコミにたびたび取り上げられる有名店。外観は古いが鉄板の上にある換気扇フードはいつもピカピカ、皆に「じいじ」と呼ばれ親しまれている秋次郎さんが毎日磨き上げている。最近は体調に合わせ週末営業、娘さんの三阪道子さん、谷ナオコさん、お孫さんの村上裕香さんが随時手伝って切り盛りしている。じいじと亡くなった奥さんはなんと2代目、初代はじいじのご両親で、今年お孫さんに5代目が誕生◆お店のルールで注文は壁のメニューから番号を伝え、うどんかソバを選べ、お餅やこんにゃく(冬季)などがトッピングできる。紅ショウガが苦手な人は事前申告。シャバシャバした生地を広げ魚粉、キャベツ、ソバは尾道風に生のまま重ね、具材がのる。ここに入るスジが大きな特徴で独特のパリパリ感が生まれる。卵は半熟、「原宿」と呼ぶ。苦手な人は良く焼く「代々木」◆「ニューヨークに行く」と言って入浴したり、9番は「おばけのQ太郎」など、ダジャレが横行する店を後にする時は「グッナイベイビー」と声がかかる。「グッナイジイジ」と応えて帰ろう。

markfw.gif咲ちゃん(お好み焼き)2010年10月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
咲ちゃん
オーナー 対知咲江さん
住所 尾道市三軒家町9-9
TEL (0848)25-4125
営業 11:00〜17:00
休日 月・木曜日

とろろ昆布のダシの効いた独特のサッパリ味

 尾道駅北口から西に向かう小路を行くとすぐに「お好み焼き 咲ちゃん」がある。8年前に店を開いたオーナーは尾道生まれの対知咲江さん。サクエさんと読むのだが、かわいい響きが気に入って「サキチャン」と名付けた。店内にはちょっとした小上がりの座敷と鉄板を取り囲んだカウンター席があり、その上に全国各地の提灯が並んでいるのが目に入る◆ソースは自家製オリジナルブレンドで、甘みを抑えた大人の味。お好み焼きは広島風と関西風があるが、やっぱり人気があるのはお勧めの広島風。クレープ状の生地にキャベツ、モヤシ、ネギ、天かす、鉄板の上で崩して下味を付けたソバを載せるオーソドックスな広島風なのだが、ここからが変わっている。シンプルな肉玉にもコンニャクととろろ昆布が入る。コンニャクはミンチ状にすることで他の具となじみがよくなり、サッパリ感と独特の食感が出る。とろろ昆布からはダシが出て味に深みが増す。肉、野菜、昆布のコラボレーションが忘れられない味となり常連さんも多い。「お好み焼き肉玉」550円。「焼そば」550円。「焼うどん」550円。

markfw.gif裕(お好み焼き)2010年10月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き

オーナー 金山裕子さん
住所 尾道市向島町5552-34
TEL (0848)45-1120
営業 11:00〜19:00
休日 木曜日・第1水曜日

絶品!ふわとろたこ焼きもどうぞ!

 金山裕子さんが、向島、国道沿いにスナック「裕」を開いたのは25年前、お好み焼き・たこ焼きの店になって10年になる。脇の鉄板と窓際のたこ焼き器、店内のカウンターはスナックの頃の名残だ◆裕子さんは大阪出身だが、焼くのは広島風お好み焼き。「我流なんです」と言いながら試行錯誤を繰り返し、美味しさを追求している。クレープ状の生地を丸く流し、干しエビ、キャベツ、ネギ、天かす、イカ、餅、肉を載せる。ソバは焼そば麺と蒸し麺を半分ずつ混ぜている。これが「並」550円というから驚きだ。「関西人は具の種類が多いのが好きなの」と笑う。もちろん具材が全てたっぷり入った「ミックス」750円もある◆加えてのお勧めは尾道では少なくなった「たこ焼き」。ゴルフの大好きなご主人がゴルフボールのように、コロコロと転がしながら焼いてくれる。大阪のお店直伝で、味噌や鶏ガラなど7種類の材料をブレンドした生地はうまみが溶け合う。周りはパリッ、中はトロッと仕上がっているのに全く生の粉っぽさもない。タコも柔らかく味わいがある。関西風もあるが人気を受けてソースは広島風だ。絶品の「たこ焼き」は350円。

markfw.gifてっぱんや(鉄板焼)2010年09月20日号掲載

お店イメージ
鉄板焼
てっぱんや
オーナー 村上直史さん
住所 尾道市東御所町3-10
TEL (0848)24-6670
営業 11:00〜18:00
休日 水曜日

その名もズバリ"てっぱんや"

 今年、NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」の舞台が尾道から始まると発表されてから盛り上がること数カ月、9月5日日曜日には公会堂で初回週の試写会が行われた。このピックアップで続けてきたてっぱん特集、今回のお店はズバリ「てっぱんや」だ。尾道のシンボルの一つ林芙美子像の前、尾道商店街の入り口でドカンと大きな看板を構えて8年目のお好み焼き屋◆7席のカウンターのみ、こじんまりとまとまった店内の長い鉄板の前で焼いているオーナーは大阪から尾道に戻ってきた、逆パターン。クレープ状の生地にキャベツ、モヤシをうず高く載せる広島風でソースはオタフク。もちろんソバ入り。お好み焼きは「肉玉」580円。「イカ玉」630円。「エビ玉」630円。「ミックス」700円とリーズナブル。モヤシがシャキシャキしていてサッパリと食べられる広島風のお好み焼きは野菜が多くとれて、実は健康食品と呼べるかもしれない。ソバのダブルだけでなく、野菜をダブルにしたり、砂ズリなどのトッピングもある◆もちろんお持ち帰りもできるがソバが無くなり次第閉店となる。

markfw.gifおやつとやまねこ(菓子店)2010年09月20日号掲載

お店イメージ
菓子店
おやつとやまねこ
店長 きむらゆみこさん
住所 尾道市東御所町3-1
TEL (0848)23-5082
営業 11:00〜17:00
休日 月曜日

やまねこ印のやさしい「尾道プリン」

 尾道駅前、国道2号線沿いに「いっとく」グループ(山根浩揮社長)の新店舗としてお持ち帰り専門のお菓子屋さん「おやつとやまねこ」がオープンした。店内外は「いっとく」グループらしく昭和のレトロ感満載だが、ちょっとだけアメリカンテイストも入っている。そのテイストを演出しているディスプレイのうち値札が表示されている物は全て販売している◆メーンアイテムは小さな牛乳瓶に入った「尾道プリン」。爽やかな瀬戸田産のれもんソースが付いている「尾道プリン」300円、しっかり香りを保った「抹茶」300円。ほかにも季節のフルーツを使ったソースでバリエーションが変わっていく。それら全ては「おやつのお姉さん」きむら店長による手作り。現在の旬は尾道名産のイチジクを使った「いちじく」330円。材料にもこだわっており、使っているのは広島市の砂谷牛乳、生クリーム、尾道産の新鮮卵、瀬戸田のレモン、北海道のてんさい糖など◆ほかにもマカロンをもじったエカロンや焼き菓子もある。焼き菓子のビスコッティには「いっとく」の農場でできた小麦の全粒粉を使用している。

markfw.gifOYE COMO VA(ダイニング&ライブハウス)2010年09月10日号掲載

お店イメージ
ダイニング&ライブハウス
OYE COMO VA
オーナー 江頭徹さん
住所 尾道市久保1丁目5-18
TEL (0848)37-3001
営業 17:00〜24:00
休日 日祭日(イベントで営業の場合振替)
http://www.geocities.jp/oye_como_va_etoh/

僕のリズムを聞いとくれ !!

 尾道の飲食店街「新開」(しんがい)のビルの2階にある「LIVE MUSIC&DINING OYE COMO VA」(ライブ&ダイニング オエコモヴァ)が10月29日で丸5周年となる。「オエコモヴァ」はオーナー江頭徹さんが大好きなサンタナの曲のタイトルで、スペイン語で「僕のリズムを聞いとくれ」ということ。ドラムやギター、ヴォーカルをこなすオーナーの気持ちを表している◆店内の壁にかかるグッズなどデコレーションの多くがアメリカン・テイスト満載。奥にはライブスペースがあり、プロ、セミプロ、アマチュア、全ての音楽好きに開放している。特に木曜日は「モク?アコDAY」と称し、演奏者は1,000円(1ドリンク付き)で誰でも発表できる◆お勧めは「スペアリブ」1,400円(特製醤油味・バーベキュー味・塩味)、「チーズバーガー」900円だが「オムライス」850円も大人気。火曜日はレディースDAYで女性は食事をオーダーすると1ドリンクサービス◆これからのメーンイベントは9/18 「tamKore」 (田村直美・是方博邦)。9/25「HOME TAWN JAZZ LIVE」。10/7「金子マリ&石田長生」など。生の音をぜひ聞いてほしい。

markfw.gifアップルハウス(お好み焼き)2010年09月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
アップルハウス
オーナー 鎰広栄子さん
住所 尾道市栗原西2-6-16
TEL (0848)23-5050
営業 10:00〜14:30 16:30〜19:30(ラストオーダー19:00)
休日 木曜日

お持ち帰りだけではありませ〜ん

 国道184号線沿い、「アップルハウス」は赤いテントの下、小窓から焼いている姿が見え、お持ち帰り専門店のようにも見えるが、横に回ると中でもゆっくり食べられるように入り口がある。ドアを開けるとどこかのお宅に伺ったような感じの小上がりと清潔な店内が目に入る。思わず靴を脱いで上がりたくなるが「土足でどうぞ」とのこと。オーナーの鎰広栄子(かぎひろよしこ)さんは和歌山県出身で尾道生まれのご主人と大阪で知り合い、関西風のお好み焼きしか知らなかったため、広島風のお好み焼きに出会った時にはカルチャーショックを受けたという。お店を始めて12年。「あれ、もっと前からあるような」と思われるが、実は「アップル」というお店を引き継いだのだ◆ソースはオタフク系の広島風。肉・玉の「お好み焼き」500円、「デラックス」740円、「超デラックス」840円。新しいメニューの「自家製ハンバーグのせお好み焼き」700円も試してみたい◆学生さんに人気なのは中にさつまいものペーストを入れて揚げた「きんとんパイ」90円。定番は「たこ焼き」300円、「フライドポテト」200円、「イカゲソの唐揚げ」350円、「ソフトクリーム」200円。

markfw.gifあそう(お好み焼き)2010年09月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
あそう
代表 麻生敏司さん
住所 尾道市新浜1丁目12-7
TEL (0848)24-2414
営業 11:30〜15:00 17:00〜22:00
休日 未定

人生を変えた麺との出会い

 国道2号線沿い尾道警察署西の「お好み焼き あそう」は7月29日にオープンしたばかり。自動車会社に勤めていた麻生敏司さんは松永出身。出店場所を尾道に決めた理由は、ある麺との出会いがあった。井上製麺所のゆで焼きそばがそれ。麺が少し平たい尾道ラーメンと同じ形状なのが普通の焼きそばと違っている。この麺でお好み焼きを作り食べた時、「抜群にうまい!!」と実感、「絶対にこの味で店を開きたい」と思ったという。逆にいえばこの麺に出会わなければお店を出すなんて思いも寄らなかった◆そば・うどんを選べるお好み焼き「肉玉」「生イカ」「エビ玉」「砂ずり」は全て500円と超リーズナブル。ソースはカープ系、もっと辛い物が好みの方には辛いソースもある。焼き方は尾道風に麺を炒めずそのままのせていく◆お勧めは「尾道麺のカリカリ焼き」550円。前記の井上製麺所の平打ち麺を使いラードでパリパリに仕上がっている。カリカリにするため最後の仕上げの卵は溶いてから掛け、じっくり焼き上げる。スナック感覚でさらっと食べられてしまう。生ビールは450円。

markfw.gifキッチン くじらぐも(レストラン)2010年08月20日号掲載

お店イメージ
レストラン
キッチン くじらぐも
オーナー 小林幹治さん
住所 尾道市桜町8-21
TEL (0848)24-6826
営業 11:00〜16:00、17:00〜21:00
休日 日曜日
P  あり

お勧めは半熟ふわふわオムライスのトロート

 「くじらぐも」のようにゆっくりのんびりしたどこか懐かしい洋食屋さん「キッチン くじらぐも」が国道184号沿い桜土手に移転した。看板もロゴもメニューもそのまま、幹治さんの料理、奥様ひとみさんの接客も全く変わっていないのでファンの方はご安心を◆オムライスにはケチャップ以外にトマトソースやカレーなど数種類のテイストがあるが、ぜひトライしてほしいのが普通のオムライスとは違う「ライスオムレツ」550円。これにも色々なソースやトッピングができる。これは玉子かけご飯をイメージしたオリジナルでオムライスの中がフワフワとろとろ半熟の玉子ご飯状態。卵の旨み、鰹と醤油の香りが日本人なら誰でも「好き!」と叫びたくなる。また、半熟オムレツを載せたオムライス、トロートもお勧め◆「日替わりランチ」680円や「ご飯とミンチカツ」(12:00〜14:00)500円は数量限定なので早い者勝ち。ハンバーグ・エビフライ・唐揚げ・ミンチカツから2種類選べ、ご飯と豚汁の付いた「組み合わせ自由」880円。ティータイムの「ふんわりワッフル」380円〜。12歳未満のお子様メニューも充実している。

markfw.gifさっちゃん(お好み焼き)2010年08月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
さっちゃん
オーナー 橋本十三夫さん
住所 尾道市東久保6-27
TEL (0848)37-7772
営業 11:00〜20:00
休日 月曜日

たっぷりキャベツのサッパリ感が美味

 尾道市立中央図書館の前に2年前にオープンした「お好み焼き さっちゃん」。鉄板の前で焼くのは、吉和の叔母さんに手ほどきを受けた奥様のさっちゃんこと、幸美(さちみ)さん。オーナーの十三夫さんはタクシー運転手で、「さっちゃん」は還暦を迎えてから開店したのだという。「店は大変だけど、知らない人、出会えなかったはずの人と知り合えるのがとてもうれしい」と語る◆お好み焼きのソースはオタフクソースのオリジナルブレンド、焼きそばや焼きうどんには別のソースで味付けしている。生地は小麦粉をゆるーく溶くためかなりシャバシャバ、ヘラで反すのが難しいくらいだ。特盛りのキャベツの上にソバ、レンコン、具材、紅ショウガ、ネギ、天かす、そこにスジ油身を載せるため本当に大きい。大盛りを注文するお客様には「普通でも大きいですよ」と注意を促すほど。最大の特徴はレンコン。この歯触りは格別。かなり大きいのだがほとんどが具材で超さっぱり味のため、ペロッと入ってしまう。「お好み焼き 肉玉」600円。「さっちんスペシャル」1,000円。「焼きそば」550円。

markfw.gifすーちゃんさっちゃん(お好み焼き)2010年08月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
すーちゃんさっちゃん
オーナー 杉原進さん
住所 尾道市高須4809-13
TEL (0848)47-6301
営業 11:00〜14:00 17:00〜22:00
休日 水曜日

お魚屋さんがお好み焼き屋さんに!!

 「お好み焼き すーちゃん・さっちゃん」はまだ東尾道駅あたりに民家も少なかった13年前からハローズの裏手にある。コテを振るうのはオーナーの「すーちゃん」こと進さんと、奥様「さっちゃん」こと幸子さん、そしてお嫁さん。3人三様、味に微妙な個性が出るらしい◆お好み焼きは薄くのばした生地に大量のキャベツとモヤシ、ネギの入ったオーソドックスな広島風で、ソースはオタフク。「肉玉ソバ入り」580円。辛めがお好みの方はピリ辛にもしてもらえる。肉玉に生イカ、生エビ、餅、帆立、牛スジとこんにゃくを煮込んだスジコン入りの「すーちゃんさっちゃん焼き」1,050円。そしてここにしかない「ピザ風すーちゃん焼き」750円。サラミやピーマンのほかポテトチップスが入る変わり種にトマトソースで食べる◆ランチの「お好み焼きセット」890円にはミニサラダが付き、セットにはおむすび2個か飲み物が選べる◆お昼にも数種の一品料理があるのだが、お勧めはもちろん夜。鉄板による焼き物はもちろん、揚げ物も揚げたて、刺身など豊富なメニューは50種類を超える。元魚屋さんならではのラインナップだ。

markfw.gif菓子処 中島(和洋菓子)2010年08月10日号掲載

お店イメージ
和洋菓子
菓子処 中島
中島祐一さん
住所 尾道市因島重井町2260-18
TEL (0845)25-0107
営業 7:00〜19:00
休日 日曜日
P  あり

カフェオレ大福で知名度向上

 平成20年に全国菓子大博覧会栄誉大賞を受賞した「菓子処中島」のカフェオレ大福は、テレビ出演や口コミなどで島外のファンも増え、因島を代表する銘菓のひとつに成長しつつある。同店3代目の中島祐一さんが商品化した、たっぷりの生クリームと自家製コーヒーあんをやわらかな求肥で包んだ逸品。冷凍の状態から夏なら常温で30分、少しだけ凍った部分が残っている半解凍の状態でいただけば、まさに夏の暑さを忘れるひんやりスイーツに。1個157円◆また夏と言えば「わらび餅」。角切りにしたわらび餅とカスタードクリーム、生クリームの2層のクリームをシュー生地で挟み、カノコ豆をちらした「きなこわらび餅シュー」も夏を感じさせるお菓子。シュー生地にはきなこもまぶしてあり、まさに「和スイーツ」。1個230円でボリュームにも大満足。生クリームをパイシューで包んだ「生クリームパイシュー」(1個210円)も人気◆もちろん地元因島発祥のハッサクと白あんを、餅でなく求肥で包んだはっさく大福(1個136円)も同店の定番となっている。

markfw.gifまさこ(お好み焼き)2010年08月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
まさこ
オーナー 村上正子さん
住所 尾道市向東町1804-4
TEL (0848)45-1333
営業 11:00〜18:00
休日 火曜日
P  あり

教え子からも親しまれるお母さんの味

 向島のたんぽぽ幼稚園のすぐそばにある「お好み焼き まさこ」は創業24年、裏通りながら長く愛されている。オーナーの村上さんは元幼稚園の先生で子育ての両立のためにお好み焼き屋を自宅の一角で始めたのだという。末っ子の娘さんの年齢がそのまま営業年数となる。息子さんが学校から帰ったらお母さんとしてきちんと迎えてあげたいという親心。偏食の多かった息子さんが喜んで食べたのがお好み焼きだったという。幼稚園時代の教え子やその親も立ち寄ってくれた。今でも親子連れやお孫さん連れが気軽に立ち寄る気安いお店だ◆お好み焼きは「肉玉シングル」450円、「ダブル」600円、「生イカ玉」500円、「エビ玉」600円と超リーズナブル。広島風の中でもしっとり系なので揚げイカの香ばしさが際立つ。ソースはオタフクを入れているが甘さを抑えたオリジナルブレンドでさっぱりしている。席数は少ないがお持ち帰りも多い◆このお店のもう一つのお仕事はクロネコヤマトの「宅急便」の取次。みかんの季節などは利用者も増えるというのも地元密着の証拠かもしれない。

markfw.gif向島 味さい(海鮮料理 和食・仕出し)2010年08月01日号掲載

お店イメージ
海鮮料理 和食・仕出し
向島 味さい
代表 玉井英二さん
住所 尾道市向島町551
TEL (0848)44-5536
営業 12:00〜14:00(各種宴会に限り14:00以降も)
   17:00〜22:005
休日 水曜日、第3火曜日(不定休)
P  あり

法要・仕出しにも力入れたい

 尾道渡船近く、生鮮スーパーオンリーワンが立地する敷地の一画で営業中の「向島味さい」。因島や瀬戸田の人が市内からの帰り際に寄るケースも増えている◆人気なのは手作り豆腐、和え物、茶碗蒸し、天婦羅にご飯、味噌汁、漬物が共通の定食3種。「おすすめ定食」はこれに小鉢が付いて950円。「彩り御膳」は共通メニューにもずくやサーモン、山くらげ、厚焼き玉子、ローストビーフ、黒豆、さらに天婦羅が海老に変わって1,150円。「味さい御膳」は共通メニューに刺身、ローストビーフ、サーモン、厚焼き玉子、黒豆がついて1,350円。「どれかが出始めると一気に同じ定食のご注文をいただくことが多いですね」と代表の玉井英二さん◆鶏のから揚げ定食950円、天婦羅定食1,300円や、刺身定食、天丼、うな重など定食、ご飯ものも充実。ブリかまやうなぎ白焼といった焼きもの、牛タンや和牛ユッケ、ヒレカツなど肉料理もバラエティに富む◆法要、仕出しにも力を入れる。定番のパックの会席料理(5,000円〜)が定番となっているほか、シーズンには6人用座敷5席が法事でいっぱいになる。

markfw.gifトマト(お好み焼き)2010年07月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
トマト
オーナー 山本岸江さん
住所 尾道市東御所町10-1-12
TEL (0848)25-2533
営業 11:00〜21:00
休日 月曜日・第3火曜日

子どもからお年寄りまで愛され続け12年

 尾道駅前のしまなみ交流館の一角にある「お好み焼き トマト」は駅前開発が行われた12年前からずっと地元に愛され続けている。店内にはお客さんから贈られた絵も飾られており、それを見てもわかる。オーナーの山本さんは「トマトでもにんじんでも良かったの。子どもからお年寄りまですぐに覚えてもらえるような名前なら」と名付けた。現在は忙しい時間帯を嫁の晶子さんが手伝ってくれる。嫁姑が仲良しというのも店の雰囲気を優しい空気にしているようだ◆オーソドックスなオタフク系の広島風。丸く伸ばした薄い生地に魚粉、たっぷり山もりのキャベツにモヤシ、そこに具材がのる。肉玉650円。トマトならではの特別メニューは鶏・チーズ・トマト・コーンの入った「スペシャル」900円。ピザのようなイタリアンテイストがお好み焼きにバッチリ。わざわざこれだけを求めて通ってくれるお客さんもいるという。エビ・イカ・タコ・貝柱の入った「瀬戸焼き」1,200円。エビ・イカ・肉入り「デラックス」900円◆鉄板焼きの一品も500円〜あり、夏はかき氷200円〜もお楽しみ。

markfw.gif□◯商店(尾道もっちり焼き)2010年07月10日号掲載

お店イメージ
尾道もっちり焼き
□◯商店
住所 尾道市東御所町3-2
TEL (0848)36-652
営業 10:30〜19:30
休日 不定休

早い!うまい!安い!尾道の新名物

 尾道駅前の国道2号線沿いに新しいタイプの鉄板焼き「尾道もっちり焼き」を出す「□◯商店(カクマルショウテン)」がオープンした。「尾道もっちり焼き」は鉄板と鉄板で生地や具材を一緒に挟み込んで焼くお好み焼きの薄いバージョンで、大阪では「イカ焼き」として親しまれている◆生地はダシなどで味を付け、スターチを混ぜ込むことでもっちり感を出している。その上焼き時間は1分弱。魚介などと焼いて尾道らしさも出ているので、新しい尾道名物「尾道もっちり焼き」として広めたいと考えている◆焼き上がったらソースを塗り、紙袋に挟んで食べ歩く、「早い!うまい!安い!」を兼ね備えたお持ち帰りファーストフード。原宿あたりのクレープの持ち帰り感覚だ。味は少し塩けのある生地と具材、ソースがマッチして街を散策しながら食べ歩くのにちょうどいい感じ◆「イカ焼き」「エビ」「豚ほうれん草」いずれも150円。「イカ玉」「エビ玉」各200円。上からトマトソースとチーズのせたもの(250円)はイタリアン感覚。お好みで焼き上がりにマヨネーズをかけてもらうこともできる。

markfw.gif庵ーいおり(らーめん屋)2010年07月10日号掲載

お店イメージ
らーめん屋
庵ーいおり
店長 山下浩二さん
住所 福山市高西町2丁目2-38
TEL (0848)934-2299
営業 11:00〜15:00 17:00〜24:00
休日 火曜日
P  16台前後

10時間煮込んだスープの旨みをぜひ!

 広島市内でラーメン店を運営していた山下浩二店長が、ラーメン職人として研究を究めた味で勝負に出たのが「らーめん屋 庵」。今年3月8日にオープン、オープン時期の混雑も落ち着き、売り切れから営業時間を短縮する心配もほぼなくなった◆スープに入れる材料も一つ一つ吟味、添加物は使わず、健康的で天然のコラーゲンをたっぷり含むスープを10時間煮込んでじっくり作る。らーめんは2種類。醤油ベースの「庵らーめん」600円、豚骨醤油の「チャッチャ系正油らーめん」600円。チャッチャ系とは東北地方の呼び名で、煮込んだ豚の背油をチャッチャと小粒に振り分ける動作に由来している◆10時間煮込むスープの火加減にこだわり、ともにあっさりとした口当たりながら素材本来の旨みを引き出している。チャーシューも自家製のタレで炊き込み、出す前に炭火であぶって余分な油を落とす。煮玉子もタレに漬け込んだ味玉。メンマも自家製タレで作る◆夏は濃厚な温かいスープで冷たい麺を食べる新感覚の「つけ麺」もお勧め。

markfw.gif肴や 花みづき(居酒屋)2010年07月10日号掲載

お店イメージ
居酒屋
肴や 花みづき
オーナー 大村友子さん
住所 尾道市三軒家町10-9
TEL (0848)24-0605
営業 17:30〜22:30
休日 日曜・祭日(11月3日を除く)

家庭的なおばんざいと家庭的なおしゃべりと

 尾道駅北口前に白木の文字に家庭料理「肴や 花みづき」と描かれた文字。平成19年11月2日にオープンしてから3年目になるというのに看板も店も清潔で、まだ開店して間もなく見えるほど。開店日にちなみ11月3日は祭日ながら記念日営業としている。「花みづき」は綺麗な名前にしたかったオーナーが付けた。みずきの「ず」を「づ」としたのもちょっとしたこだわり。駅前なのでお仕事帰りに立ち寄ってゆっくり飲み、のんびりおしゃべりしましょう◆暖簾をくぐり店内に入るとカウンターの上には酒のあてとなる10種類ほどのおばんざいが並び、ホワイトボードには刺身などその日の一品料理名が並ぶなど「肴や」と名付けただけのことはある。評判がいいのは手作りのポテトサラダやその時々で種類の変わるカレー。今なら夏野菜やスパイシーチキンなど◆最近は焼酎のほか、ハイボールが静かなブームのようだが、マッコリと呼ばれる韓国のどぶろくも試して欲しい。カウンター後方にあるお酒の並ぶ棚を見るとなんと「森伊蔵」の文字。常時あるとは限らないが手に入り難いお酒も色々と楽しめる。

markfw.gif博愛堂(和洋菓子)2010年07月10日号掲載

お店イメージ
和洋菓子
博愛堂
(有)博愛堂社長 川野眞吾さん
住所 尾道市因島土生町2085-10
TEL (0845)22-5421
営業 9:00〜19:30
休日 なし
P  あり

こだわり卵でプリンとロールケーキ

 こだわり抜いたえさ、純国産の親鶏、自然に近い環境を維持する開放鶏舎でひよこから一貫した飼育を実践、抗生物質を使用せずに健康的に育てることで、誠実な卵づくりを貫いている千葉県の大松農場。その安心安全な卵をふんだんにつかったプリンに力を入れているのが和洋菓子の博愛堂◆「こだわりたまごプリン」(240円)は、しっかり感じられる卵の味となめらかな食感が口コミで広がり、グルメ情報サイト「食べログ」でもユーザーから評価されている。また同じ卵を使ったふわふわな食感が特徴の「ふわふわたんぽぽロールケーキ」(1050円)も人気商品となっている。しっかりと卵の味を残しながらも、あまりの軽さに、いくらでも食べてしまう恐れあり◆また餡と生クリームを別々にしぼることで素材の良さを活かすドラ焼き「生ドラ」も同店を代表するお菓子に成長した。高速道路SAでも販売されている◆もちろん地元因島の八朔を使った和洋菓子の商品化を進めているほか、お酒を使った菓子の展開にも力を注いでいる。

markfw.gifみつばち(レストラン・喫茶・仕出し)2010年07月01日号掲載

お店イメージ
レストラン・喫茶・仕出し
みつばち
㈲みつばち社長 小林恒和さん
住所 尾道市因島重井町2234-3
TEL 0845)25-1388
営業 日10:30〜16:00、17:00〜22:00
   土日10:30〜22:00
休日 月曜日
P  あり

看板メニューは「鳥のから揚げ」

 喫茶、大衆食堂として創業して40年、因島重井のゴルフ練習場近くの前住所から現在地に移って24年。老舗のレストラン「みつばち」は、甘い蜜を持つ花にみつばちが集まるように、会社帰りの人が楽しみや元気を求めて集まってくる店になるように、との思いを形にしたお店◆看板メニューは国産若鶏の「鶏のから揚げ」。ニンニクが効きジューシーな大ぶりの唐揚が5個入りで890円。帰省シーズンの「ふるさとの味」にと持ち帰りも多い◆小林恒和社長の息子さん、小林晃和さん(33歳)が24歳から本格的に手伝い始めた。「水軍祭りなどイベントで提供する時も店の名前は汚せないので、鶏の質を落とすなんて妥協は一切しません」と強いこだわりを説明する。人気の鳥のから揚げ定食は1,050円。鳥のから揚げに八宝菜がついた中華定食は1,260円◆モーニング450円、昼定食630円に夜はビーフカツ、ステーキ、エビフライ、ハンバーグなど洋食、揚げ物中心の一品料理、麺類などバラエティ豊か。80人以上対応の大型座敷にはステージもあり、暑気払いの宴会もカラオケで盛り上がれる。

markfw.gifブン太(お好み焼き)2010年07月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
ブン太
オーナー 安本伊勢子さん
住所 尾道市天満町4-8
TEL (0848)25-2169
営業 11:00〜14:00 17:00〜22:00
休日 日曜日

キャベツの2度乗せで尾道風にひと工夫

 尾道駅北口側に出て三原の方に向かって歩くと線路沿いにあるのが「お好み焼き ブン太」だ。鮮やかな緑色の暖簾と玄関マットには店の名前の由来であるシーズー犬ペットのブン太君が描かれている。尾道生まれ、尾道育ちのオーナー安本さんは30年ほど前まで尾道の繁華街でスナックをしていたが、長いブランクを経てお好み焼き屋を開き、丸3年を迎えようとしている◆店内はカウンターの一角に鉄板が置かれ、その向かいには15名ほどの座敷もあり、宴会などの予約も受け付ける。お客さんの要望に押されて導入したのはカラオケ。最近は昼間、アルコール抜きでお好み焼きを食べながら練習する人も多いという。お昼のカラオケは2曲で100円、夜は1曲100円◆お好み焼きのソースは定番オタフク。クレープ状の生地にキャベツを乗せ、尾道風にそのまま生麺を重ねるのだが、その上にまたまたキャベツを二度乗せするところが他に無い特徴だ。また、肉を最後に乗せて焼く時間を短くしている。これは肉が固くならないためで、もうひとつの気遣い。肉玉600円。刺身や鉄板焼きの一品も500円からある。

markfw.gif街路樹(居酒屋)2010年06月20日号掲載

お店イメージ
居酒屋
街路樹
住所 尾道市瀬戸田町瀬戸田439
TEL (0845)27-1186
営業 17:00〜翌0:00
休日 月曜日
P  あり

巨大タコ焼き「タコボウズ」に驚愕

 まさに居酒屋らしい居酒屋といった風情の「街路樹」は、もともと食べ歩きが好きだったという菊池俊介さんと母親の美千代さんが切り盛りする店。午後5時から7時まで生ビール350円のタイムサービスが好評という◆人気メニューはモツ煮込み、塩コショウでシンプルな味付けの手羽先の唐揚、明太子を入れて揚げたピリ辛の手羽先など。60種を超えるメニューに目移りしてしまう方には、生ビールに焼き鳥3本と手羽先をセットにした焼き鳥セット、生ビールにフライドポテト、クリームコロッケなどをセットにしたポテトセット(いずれも1,500円)などお得なセットメニューもある◆そんな中、異彩を放つのが「うまデカタコボウズ」。瀬戸田のタコをぶつ切りにして揚げ、たっぷり混ぜ込んだ直径8㎝の巨大なタコ焼き。冷めにくいので最後までアツアツなのが嬉しい◆もちろんメバルの煮付けなど新鮮な地魚を使った日替わりのメニューも。締めは尾道ラーメンをベースにショウガ、ニンニクを効かせた「街路樹ラーメン」や、卵の黄身を中心にネギを散らした「ネギ玉ブタ丼」もお勧め。

markfw.gif笑 門(お好み焼き)2010年06月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
笑 門
オーナー 日松淳子さん
住所 尾道市栗原西1丁目-1-6
TEL (0848)23-7301
営業 11:00〜20:00
休日 不定休

食べて実感!「笑う門には福来る」

 尾道サティ北出入口の前でオレンジ色の暖簾が明るさを出す「お好み焼き 笑門」は小道の角にあるため、明るい角の意味と、門のカドをかけて名付けた。そのオレンジのように明るく若々しいオーナーは三原出身で、なんと6人ものお孫さんがいるというから驚いてしまう◆お好み焼きのソースはカープソース系のオリジナルブレンド。ソバだけでなくキャベツも鉄板で炒めてから乗せるのが特徴的で、超薄い生地をひっくり返す技には感動する。シンプルな「モダン焼き」630円。高校生以下なら「学生モダン」530円になるのもうれしい。色々入った「スペシャルモダン」(肉・生イカ・エビ・餅・揚げイカ入り)830円。お好み焼きか焼きそばにご飯とお味噌汁の付く「定食」680円はお得でお腹もいっぱいになる◆一品料理で人気なのは定番のホルモンなど。そのほか珍しいのは、牛スジとこんにゃくの煮込みや普通の砂ズリより油の入ったものが美味しい。おやつにぴったりな、野菜と一品と卵だけの「お好み焼き」 530円は小腹が空いた時にお勧め◆食後にはもれなくコーヒーがサービスで付く。

markfw.gifポ チ(ペットきっさ)2010年06月10日号掲載

お店イメージ
ペットきっさ
ポ チ
店主 佐々木清子さん
住所 三原市円一町1丁目1-7
TEL (0848)63-3911
営業 10:00〜19:00
休日 フジグラン三原に準ず

愛犬とホッと一息、イートイン!

 フジグラン三原内、高山ペットショップの一角にできた「ペットきっさ ポチ」はペットと一緒に飲食できるカフェだ。飲食店を営む佐々木清子さんは愛犬連れのお客様を見て店内に入れてあげたいと思うようになったという◆シンプルな店内には、ビニール製の椅子、犬用のトイレや遊び場もあり、同伴の飼い主に基本的なマナーを守ってもらう◆犬用の食事はケーキやパンなどで見た目がとてもかわいい。材料はきちんとしたものを使っていて、もちろん人間も食べられる。特に塩分を制限されている方や糖尿病食を続けている方に向いている。「豆乳ホットケーキ」400円。お誕生日やパーティーにはホールのデコレーションケーキもある。「バナナキャロブ」3,800円。これらは全て冷凍でお持ち帰りもできる◆人間専用のメニューもあり、お買いものに疲れたら、ペットのあどけない表情を眺めながら一息つくのもいい。フリードリンク利用は350円。食事にはプラス200円で付けることができる。「お好み焼きセット」780円、「かつカレー(サラダ付き)」780円、「焼きそば」480円など。

markfw.gifやなぎ(お好み焼き)2010年06月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
やなぎ
オーナー 岡柳三さん
住所 尾道市栗原町5083-1
TEL (0848)23-2801
営業 11:00〜18:00
休日 月曜日
P  あり

仲間が集まり、ときにカラオケ教室に変身!

 184号線から尾道大学に向かう旧道にある「お好み焼きやなぎ」には開店の1時間も前からモーニングコーヒーを飲みに中高年の方が集まってくる。コーヒー一杯350円。それはこの店の、女将の、ご夫婦の気安さからだろう。熊本天草から集団就職で福山に来て尾道に嫁いできた奥様・幸子さんがご主人・柳三さんの会社「岡インテリア」の一角を仕切り、お好み焼き屋を開いてから30年近くにもなる◆お好み焼きは定番「オタフクソース」、豚玉530円、特製お好み焼き(生イカ・生エビ入り)750円、スペシャルジャンボ(生エビ・生イカ・のしイカ・餅の全部入れ)900円と超リーズナブル◆かなりゆる〜い生地の上にキャベツがたっぷりの広島風、仕上げにエプロンから卵を出しサッと半熟気味に焼き上げる。特に是非入れて欲しいのはお餅!普通はそのままトッピングして蒸し焼きにするが、先に鉄板でじっくり焼いてから入れるため、もっちり感に加えてカリッとした食感も味わえる◆ここに集まる仲間たちには別のお楽しみがある。毎週月曜日には三原から先生を招き、夫婦二人の大好きなカラオケ教室がにぎやかに開かれ、このときはリズミカルな笑顔があふれるお好み焼き店に変わる。

markfw.gif尾女庵(らーめんカフェ)2010年06月01日号掲載

お店イメージ
らーめんカフェ
尾女庵
女性4人による運営
住所 尾道市土堂2丁目8-15
TEL (0848)22-2037
営業 11:00〜20:00
   11:00〜22:00 金・土曜日(第3金曜日を除く)
休日 年中無休
P  1台

HappyでHealthy!女性と社会のための店

 尾道の海岸通りに登場したらーめんカフェ「尾女庵」のテーマカラーは女性のためのDV防止活動のパープルと乳がん予防活動のリボンの色のピンク。この店は文字通り美女4人(友野晴己・谷元絢子・京楽千恵美・井上明美の皆さん)でプロデュース、運営している。目的は「女性が自分の能力、時間に合わせて働ける場所」「週に何時間か働ける所」を作り出すこと◆メーンメニューは大きめの背脂を浮かべた尾道風ラーメン。添加物を出来るだけ使わず素材を選び、手間暇をかけ、自分たちが納得した食べたい味を真面目に出している。鶏ガラと豚骨をじっくり煮込んだダシからはコラーゲンもたっぷり、そのためかお店の洗い物をしていると手荒れどころかツルツルしてきたという人もいる。「尾女庵ラーメン」580円その他、手作りのオカズやお菓子、デザートなどを揃えている◆NGOピースウイングジャパンの協力で、東ティモール産の自然焙煎フェアトレードのコーヒー400円は1杯飲むごとに50円ずつ募金されていく◆2階の千光寺の見える洋間では、喫茶・軽食・食事付きでミーティングや会合が開ける。

markfw.gifキャビン(お好み焼き)2010年06月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
キャビン

住所 尾道市久保2丁目9-1
TEL (0848)37-6484
営業 11:00〜22:00
休日 月曜日

自分で焼くのも楽しい関西風専門店

 尾道の繁華街・新開のメーンストリートにあるお好み焼き「キャビン」は尾道では珍しい25年ほど前からある関西風専門のお店。オーナーは叔父叔母から8年前に引き継いだ。座敷席にもテーブル席にも鉄板があり、東京や関西ではおなじみの自分で焼くタイプだ◆キャベツと卵の基本に自分の好みのトッピング(豚・エビ・イカ・揚げイカ・餅)を色々な組み合わせで選んで混ぜ込む文字通りのお好み焼き。トッピングは150円。お好み焼きを焼く時にはお好み焼き奉行が生まれ、「まだまださわるなよ」「もう、ひっくり返せよ」「押さえるな」「押せ」「ソースをかけてから焼け」などそれぞれのこだわりが出て面白い。何が正しいのかは決まってないが、生地に練り込む関西風ではキャベツから発生する水蒸気でフワフワするため、押しつけない方が良いようだ。もちろん、自分で焼かなくてもマスターに頼めばきちんと焼いてもらえるのでご安心を◆焼きそばを上にのせるとモダン焼き。焼きそばやうどんを中に混ぜ込むと空気が入ってフワッとするので是非一度試してほしい。

markfw.gifとしくん(お好み焼き)2010年05月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
としくん
オーナー 岩井俊憲さん
住所  尾道市栗原西1丁目1-1
TEL (0848)24-5004
営業 11:00〜19:30
休日 日曜日

笑顔の絶えない明るいテラス

 尾道サテイの前にあるお好み焼き「としくん」で10年間ずっとコテを振るうのは笑顔の絶えない岩井明美さん。店内は明るい喫茶店のように白いレースのカーテン、出窓の前のテーブルにはお花が飾られ、壁にはお孫さんの絵が貼ってあり、アットホームで落ち着く◆お好み焼きのソースはオタフクソースをオリジナルブレンドしている。基本のお好み焼き500円に100円からのトッピング(豚肉・生エビ・生イカ。揚げイカ・餅など)を加えることができる。薄いクレープ状の生地にキャベツやソバをのせる広島風にかまぼこのスライスがのるのが特徴◆生イカ・生エビ・肉・卵と盛りだくさん入ったフワフワの「関西風お好み焼き」でも750円と超リーズナブル◆お持ち帰りは普通のサービスだが、尾道には珍しく来店できないお客様向けに出前もやっている。もちろん夜の部だけ、ご近所だけのサービスで、お店にいらっしゃるお客さんが優先となる。常連さんが集い笑いの絶えない明るいお店だが、本当の常連になると鉄板の上で温められているコーヒーを飲むことができたりする。

markfw.gif100円ベーカリーショップ(エブリイ本庄店)2010年05月20日号掲載

お店イメージ
生鮮&業務スーパー「エブリイ本庄店」内
100円ベーカリーショップ
本庄店店長 小野直樹さん
住所 福山市南本庄1丁目11-19
TEL (084)929-1130
営業 9:00〜10:00
休日 正月を除き無休
P  あり

オール100円の出来立てパンが50種類も

 広島、岡山県で食品スーパーを展開する㈱エブリイ(福山市南蔵王町)が㈱阪急ベーカリー(大阪府池田市)と業務提携して展開する「100円ベーカリーショップ」。第1号店は今年4月16日にインストアタイプとして生鮮&業務スーパー「エブリイ本庄店」内にオープンしている。オール100円(税込み105円)の価格と圧倒的な品揃えはこれまでのパン屋さんの概念を打ち破り、大きな話題となっている◆本庄店の一番奥にガラスで仕切ったベーカリー専用の調理場があり、その外に出来立てのパンがずらりと並ぶ。人気の高いウインナーデリカ、明太フランスなどに、定番のミニバケット、ガーリックフランス、メロンパン、クリームパン、惣菜パン、クロワッサンなど30〜50ほどのアイテムがあり、曜日や月ごとに限定した新メニューも登場する◆オープン以来1日平均3,000個が売れ、多い日は5,000個を超える。自分で選びながら専用トレイに載せ、トレイごとビニールに入れ、ほかの買い物品といっしょにレジで支払う。6月中旬には御幸店にも登場する予定となっている。

markfw.gif兆治因島店(居酒屋)2010年05月10日号掲載

お店イメージ
居酒屋
兆治因島店
㈲ホシノ社長 星野光男さん
住所 尾道市因島中庄町新開区4699-1
TEL (0845)24-3039
営業 17:00〜23:00
休日 火曜日
P  あり

気兼ねなく楽しめる因島の大衆居酒屋

 神戸から因島に帰ってきた星野光男さんが兆治因島店をオープンして約10年、スーパーやホームセンターの増加など発展目覚ましい因島中庄町で、平日も多くの客で賑わっている。和洋中とバラエティ豊か、かつ気取りのないメニューで、気兼ねなくワイワイガヤガヤできるお店。もちろんゆったりと過ごせる個室もある◆人気メニューの第1位は、オーダーが入ってから焼き始めるというボリュームたっぷりのだしまき玉子(580円)。2位は脂の乗った特大焼きホッケ(880円)。3位は地元瀬戸内産サザエの壺焼き(480円)。そのほか地元市場から仕入れるタコを使った天ぷらや、因島の岡野製パン所のパンで作るハニートースト、地海老を香ばしくあぶったエビ串など、地域特産を活かしたメニュー展開にも力を入れている◆定休日の火曜日をはさむ月曜日と水曜日は、生ビール350円、チュウハイ各種250円、ソフトドリンク150円とお得なサービスデー◆元「甲子園ボーイ」の星野さんが尊敬するメジャーリーグ・イチロー選手のグッズを集めた野球一色の部屋もある。

markfw.gif山ちゃん(お好み焼き)2010年05月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
山ちゃん
代表 山内篤さん
住所 尾道市向東8626-8
TEL (0848)41-2883
営業 11:00〜14:00 17:00〜23:00
休日 月曜日 第1・3火曜日
P  あり

生春巻きなど鉄板焼き以外のメニューも豊富

 向島の向東小学校前の「お好み焼き 山ちゃん」は山内さんが2年前に瓦職人から脱サラしてオープンした。鉄板のテーブルが並んだ掘り炬燵式のお座敷は50席ほどあり、宴会に使われることも多い◆お好み焼きはカープソース、麺に唐辛子が練り込まれたピリ辛(プラス80円)もできる。◎豚玉580円。辛いもの好きの方は唐辛子を混ぜ込んだオリジナルマヨネーズをかけるとより美味。隣の因島ではお好み焼きにこんにゃくを入れるのは珍しくないが、ネギ焼きにも入れている。◎ネギコン豚780円◆メニューにはお好み焼きや鉄板焼きだけでなく居酒屋のような一品料理もあり、ホワイトボードに書かれたおすすめも合わせると100種類を超える。おすすめはエビにレタス・キャベツ・玉ねぎ・水菜など野菜をたっぷり使った「生春巻き」(550円)は甘酸っぱいアジアンテイストのチリソースで女性に大人気◆気になるのは「ビッチ」という変わった名前のメニュー。例えば、ナスビッチはナスの上にケチャップやチーズをのせて焼いたもの、和風イタリアンという感じでオリジナリティーあふれる一品だ。

markfw.gifみつわ(お好み焼き)2010年05月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
みつわ
オーナー 子迫千鶴さん
住所 尾道市三軒家町13-5
TEL (0848)22-8680
営業 11:00〜22:00
休日 不定休

フワフワでとトローッの明石焼もお勧め

 尾道駅北口にほど近いお好み焼き「みつわ」の入り口には「学割」の文字が書かれている。◎たこ焼き400円→300円◎お好み焼き大600円→480円◎お好み焼き小500円→380円。20年以上前に学生さんが自分たちで書いて通って来ていたそうだ。そんなざっくばらんな女将さんは昭和37年に久保の新涯にお好み焼き屋を開き、62年から現在の場所に移った。不定休とあるが常連さんには「やってないのは元旦や大晦日くらいよ」と言われ、昼休みも無い超働き者。お店がお家のようにくつろげる◆尾道風のお好み焼きにレンコンが入りフワフワの中にも歯触りのいいサクサク感がある。ご希望でゆるいマヨネーズをたっぷりかけてもらえる◆お勧めは尾道では珍しい「明石焼」400円。外はパリッとして中がフワフワでトローッとしたたこ焼きをだし汁に浸けて食べる。今では有名な明石焼きだが、神戸で働いていた女将さんがレシピを持ち帰りやり始めた頃はだし汁だけを飲んでしまったり、ダシに入れる三つ葉をつまみにしてしまう人もいたらしい◆おつまみの一品やおでんもあるので焼いている間に一口どうぞ。

markfw.gif上海軒(中華料理)2010年05月01日号掲載

お店イメージ
中華料理
上海軒
代表取締役 田中敬泰さん
住所 三原市港町1-5-2
TEL (0848)63-4592
営業 11:00〜20:30
休日 月曜日
P  あり

う〜〜、すごい!思わずうなる「うー麺」

 三原の海岸通りから入った「上海軒」は4月26日で創業40年を迎えた。店内には掘り炬燵式の座敷とテーブル席があり、奥のカウンター上のテレビには厨房内が映し出され、待ち時間も気にならない。30歳の時、脱サラでこの店を開いた田中さんはこの長く愛される味を作りあげてきた◆中華前菜定番のくらげの酢の物やピータンから、春巻き、青淑絲肉、フカヒレスープなどの単品料理に◎酢豚定食850円(ご飯・スープ・サラダ・漬物)などの定食類(日祭日を除く)も多数、中華には珍しい◎トンカツ定食750円まである。麺類、ご飯類も充実、デザートには関西特有のいものあめ煮もどうぞ。どれも満腹になる上、休憩時間も無し、一日中食べられる◆特にお勧めは◎北京烏麺800円で「うーめん」と呼ばれている。取り分ける中華スープの器の大きさで、出されると「あ!」と驚く。野菜たっぷりのちゃんぽん風で、肉類がチャーシュー・ミートボールを含め数種、エビ・イカ・帆立や白身魚のフライなど魚介類、すごい種類と量の野菜、25〜6種類の具材から出るダシがピリ辛のスープに溶け出している。

markfw.gifまり(鉄板焼き)2010年04月20日号掲載

お店イメージ
鉄板焼き
まり
オーナー 内海満里子さん
住所 尾道市新浜1丁目13-32
TEL (0848)24-5300
営業 11:30〜14:00
   17:00〜20:30(ラストオーダー)
休日 月曜日・第3日曜日

ひき肉と溶き卵で更に引き立つお好み焼き

 尾道警察署に近い国道2号線沿いの鉄板焼き「まり」。7年前にオープン、娘のトモちゃんと親子2人で切り盛りするアットホームなお店だ。カウンターと座敷席には鉄板が備え付けられている◆広島風のお好み焼きにはひき肉が入り、府中焼きのテイストが入る。ソースはカープソースのオリジナルブレンドでしっかりした辛めの味。卵は「半熟」か「よく焼く」を選べる。鉄板に卵を割り、すぐお好み焼きをのせ、ひっくり返すのが一般的な半熟だが、ここでは焼き上がったお好み焼きにソースを塗った後、溶き卵がかけられる。ほぼ生の卵の甘みでお好み焼きがまろやかになる。シンプルな「肉玉」(そばorうどん)620円、お勧めの「まりスペシャル」890円は肉玉・いか・えび・揚げイカ入り。トッピングはどれでも1品100円◆鉄板焼きの売れ筋はオープン当時からずっと「ホルモン」650円◆お昼に食べたい「まりのランチ」700円は牛肉か豚肉かを選べる鉄板焼き定食。付けタレは焼き肉のタレかポン酢を選べ、ごはん・味噌汁・小鉢・漬物がセットになっている。ご飯の大盛りもサービスなのでうれしい。

markfw.gifあぐさ(お好み焼き)2010年04月10日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
あぐさ
女将 あぐさまつこさん
住所 尾道市久保2丁目7-6
TEL (0848)37-3897
営業 12:00〜23: 00
休日 不定休

戦後から受け継がれている母娘の味

 尾道の繁華街・新開の入り口、「祇園祭」や「かんざし燈籠」で知られる「八坂神社」に向かう参道にお好み焼き「あぐさ」がある。こじんまりしたお店でコテを振るまつこ女将はかわいいおばあちゃま。実はこのお店、終戦後間もない昭和20年から女将さんの母が切り盛りする「二三吉」という割烹料理屋なのだ。女将さんが一人で切り盛りするようになってからお好み焼き「あぐさ」になった◆肉玉は600円。魚粉たっぷり尾道風、ソースも数種類ブレンドされている。豚の背脂も入り、パリッとしっかり焼かれた感じと色々な味が複雑に絡み合い本当に美味しい!◆スジやズリ(砂肝)などの焼き物のおつまみはもちろん、その日に入る材料を使ったバリエーションもあるのが、若いころから割烹を手伝っていた女将さんならではの特徴だ。旬の野菜の煮物や尾道名産のワケギと貝やタコを酢味噌で和えたぬたなどの一品もうれしい。ホワイトボードに書かれた「アナゴのワタ」は穴子の肝で作った自家製の塩辛で、他では見られない特別なメニュー。他にも色々なつまみが楽しめ、予約をすれば2階の座敷で宴会もできる。

markfw.gif桂馬蒲鉾商店(蒲鉾専門店)2010年04月10日号掲載

お店イメージ
蒲鉾専門店
桂馬蒲鉾商店
店主 村上博志さん
住所  尾道市土堂1丁目9-3
TEL (0848)25-2490
営業 9:00〜18:00
休日 年始とお盆過ぎ以外無休
P  海岸通りに自社パーキング

志賀直哉が愛した味も守りつつ新商品開発

 大正2年に創業、その前年尾道に滞在した志賀直哉の小説「暗夜行路」に登場する隣の「親切な婆さん」は桂馬商店初代・桂造の祖母。その縁で東京へ蒲鉾を送る付き合いが始まり、文豪の愛した蒲鉾となった。グチ、エソ、ハモ、イカなど、厳選した生魚を原料に職人が丁重につくり上げる老舗として有名◆本店のほか尾道福屋でも販売。広島市内では月曜日を除き、三越広島店で手に入り、東京では日本橋三越で金曜日のみ販売されている◆社是は「一味同心」。心を一つにして一つの味を求めていく姿勢はそのまま、新商品開発にも積極的で、近年は「天宝一」「誠境」といった地酒とのコラボレーション商品や、昆布とコラボレーションさせた「桂馬流おでん竹篭盛と天然お出汁のもと」なども期間限定で販売する◆インターネット店舗を中心に企画商品も充実させ、平成20年秋には「甘味・柿果」。今年は「おやつ天・つまみ天」シリーズの「あずきわんず」「ちょこわんず」「おっとどっく」を月替わりで発表、4月は完熟バナナをのせた「ばななが〜る」(写真)を販売中。守りと開発の両面で伝統の継承を図っている。

markfw.gif下町人情酒場 金ぎょ(居酒屋)2010年04月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
下町人情酒場 金ぎょ
代表 森安俊之さん
住所 三原市城町2-2-10
TEL 0848)64-7774
営業 18:00〜翌0:00(オーダーストップ23:00)
休日 不定休
P  なし

びっくりサイズ・価格でお祭り気分

 不景気を笑い飛ばす「お祭り気分を—」。祭りと言えば屋台、屋台と言えば金魚すくい。「というわけで、店名は金ぎょに決まりました」と笑う代表の森安さん。もともとバーテンダーとしてシェーカーを振っていたが、常連客から「食べるものがあれば嬉しい」との声が多く、「わいわいがやがや楽しくて、なおかつ自分もくつろげる空間を作りたい」と一念発起して居酒屋に挑戦。2月13日にオープンした◆炭火で焼く焼き鳥は、その日の朝にしめた地元の朝挽き鶏を、通常よりもかなり大きなびっくりサイズで提供。おまかせでは8串1,000円の低価格に2度びっくり。地元農家と契約し、同店専用の野菜の栽培も始まるなど地産地消にも力を入れる。バーテンダーだからカクテルにも自信あり。もちろんメニューにないオーダーにも応える◆内装にはトタンの波板を貼ったり、ブリキの照明など、全て手作りで仕上げた。「いろんな方々の応援やアドバイスででき上がった人情の店です」と感謝を忘れない森安さん。近隣には焼き鳥店も多いため「焼き鳥ロードのようなエリアになれば…」と夢を話す。

markfw.gifてっぱん茶食楽(鉄板焼き)2010年04月01日号掲載

お店イメージ
鉄板焼き
てっぱん茶食楽
オーナー 橘高佳代さん
住所 尾道市栗原西2丁目1-1
TEL 080-1946-0450
営業 11:30〜14:00 18:00〜22:00
休日 不定休
P  2台

ゆるやかな時間!自分らしさの演出!

 栗原通りの新しい鉄板焼き屋「茶食楽」。「お客様の要望には出来るだけ応えたいんです。メニューにない注文も言える店にしたい」と言うオーナーの橘高さんは、ヨガやインドの健康法などで体の中心を走ると言われる「チャクラ」から店名をとった◆木で統一された店内はカウンターとテーブル席、カウンターの一角には鉄板がある。昼間は主にお好み焼きで◎肉玉550円。子どもの頃からのおやつとして気軽に食べれたお好み焼きを求める気持ちから、学生には◎学割500円のワンコインとしている。お薦めは◎茶食楽焼き850円。豚ではなく牛のホルモンとズリが入っているのが珍しい。ソースは辛めのカープに4つの秘伝をブレンド。辛い物好きの方は唐辛子を練り込んだソバを使ったピリ辛をどうぞ◆夜にはカウンターの上におばんざいの大皿が並び、週末にはレバ刺しも加わる。茶食楽焼きに使う牛のホルモン、ロースやレバ刺し、ズリなど焼き物が充実しているのも、オーナーの実家が尾道駅北口前の「肉の中村屋」だからである。食べたいものがあったらぜひ我がままを言ってみたいお店だ。

markfw.gif一味(鉄板焼き)2010年03月20日号掲載

お店イメージ
鉄板焼き
一味(カズミ)
オーナー 笹井和巳さん
住所 尾道市栗原西1丁目8-16
TEL (0848)24-5670
営業 18:00〜23:00
休日 日曜日

健康・元気にこだわる鉄板焼き

 栗原通りから少し入った住宅街にある「一味」はママの和巳さんの名前から「カズミ」と呼ぶアットホームなお好み焼き屋さんだ。10年前、スナックのカウンターに鉄板をはめ込み、鉄板焼きのお店にした◆お好み焼きは広島の定番の一つオタフクソース、ソバはそのまま重ねる尾道スタイル。干しエビの粉が入って香ばしい旨みが特徴、油はオリーブオイルを敷く。居合わせた女性のお客さんが「キャベツもきれいに洗うし、たくさん入っていてサッパリ。満腹でも食べられちゃうの」と言うお好み焼きは600円。カキなど季節に合わせた焼きものもある◆食べたい物があるとき「『肉じゃが食べたい』とか電話で頼むと作ってくれるのが超うれしい」言う常連さんもいる。ママは「材料が手に入って出来る物だけですけど…」と要望に応えるのが楽しいらしい◆洗剤は口に入っても安全なものを使用、料理や飲み物に使用するのはアルカリイオン水。アルコールを飲まない方にはママが煮出したルイボスティを出す。これはノンカフェインで安眠・解毒作用が期待できると言われる健康茶で夜飲んでも平気。健康志向もこの店の魅力だ。

markfw.gifよしや(手打ちうどん)2010年03月20日号掲載

お店イメージ
手打ちうどん
よしや
住所 尾道市土堂1丁目11-5
TEL (080)4084-7154
営業 11:00〜18:00
休日 木曜日
P  あり

喉越しもなめらかなツルツル麺

 駅前商店街の芙美子像から入ってすぐ、「うどん」と書いた大きな幕を張った「よしや」は手打ちうどんのお店だ◆大将の打つうどんは細めで滑らかな舌触り、喉を通るときのツルツル感は爽やかで、シコシコもっちりの讃岐うどんと比べるとその違いがハッキリ分かる。ダシは鰹が強め、出されたときプーンとくる香りが食欲をそそる。◎うどん350円。◎きつねうどん500円には100円でおあげを足すこともできる。注文を受けてから揚げている◎天ぷらうどん550円にはエビ天だけでなく、季節の野菜揚げものっている。◎鍋焼きうどん850円。爽やかさをより味わえる◎ざるうどん500円◆おにぎりかお稲荷さんを選べる◎うどんセットは500円のワンコイン。他のお店ではセットには稲荷がよく出ると言うが、ここではおにぎりをチョイスするお客さんの方が多い。なぜなら大将のこだわりがご飯にも現れているからだ。お米は世羅産のコシヒカリ、海苔にもこだわり、注文を受けてから握るため磯の香りが漂う◆そんなご飯で作る◎天丼750円、◎かきあげ丼750円。うどんが付いた◎小うどんセット900円。

markfw.gif青柳(活魚・和食)2010年03月10日号掲載

お店イメージ
活魚・和食
青柳
(有)青柳社長 青澤忠純
住所 尾道市久保1-5-24
TEL (0848)37-2131
営業 11:30〜14:00、平日夜17:00〜22:00、
   日祝夜17:00〜21:00
休日 水曜日
P  有料

プレゼントあり 歓送迎会にどうぞ

 尾道の代表料理のひとつが「オコゼの唐揚げ」。青柳では、イケスで出番を待っている新鮮な地元のオコゼは、注文があって初めて調理を始める。おせじにも美しいとは思えない外見の魚ながら、丁寧に中骨を抜いてからりと揚げれば、生前の面影とは似ても似つかぬ上品な味かつ柔らかい食感に仕上がる◆オコゼを含め地元の魚介を確かな腕で調理し、ゆったりくつろげる空間と一緒に提供する同店は、歓送迎会のシーズンに合わせて、送別会では尾道の食の思い出を、歓迎会では尾道の味を強く印象づける機会として利用を呼び掛けており、プレゼント特典も用意している。予算に合わせて献立を立てるが、オコゼにこだわらず品数を増やすなど柔軟な対応も魅力となっている。座敷や個室の予約も可能で、10人以上で利用する場合、なんと飲み物の持ち込みもできる(持ち込み料は不要)◆また5人以上、1人5,000円以上で利用したグループには、実際の調理にも使っている同店オリジナル「合わせ酢」のプチボトルをプレゼント。家庭でも本格的な味わいが楽しめる。

markfw.gif四一餃子(餃子専門店)2010年03月10日号掲載

お店イメージ
餃子専門店
四一餃子
代表 川端眞一さん
住所 尾道市土堂2丁目3-14
TEL (0848)23-3770
営業 11:00〜20:00
休日 月曜日(祝祭日の場合は翌日)

店内限定の一口餃子「41個」もペロッ!

 天寧寺に続く小路の下に太陽やニンニク坊やの村上隆風のポップな壁画を配したお店がある。福山出身のオーナー川端眞一さんは尾道がお気に入り。向島出身の妻・香織さんと切り盛りしている餃子専門店「四一(ヨンイチ)餃子」は、名前の語呂合わせから名付けた。偶然にも祖母が4月1日生まれだった◆メニューはシンプル、◎一口餃子(6個)280円、◎豚骨スープ120円、それに餃子が5個入った◎豚骨餃子スープ380円、◎ご飯120円全て持ち帰り可能、スープ類は容器代20円が要るが入れ物を持参すればそのままの価格◆注文を受けてから皮に餡を詰め、蒸し焼きにしてからごま油で揚げ焼きするためパリパリ感とジューシーさが味わえる。四一にちなんだ◎一口餃子41個1,500円は店内のみのサービスメニューでお持ち帰りは出来ない。「41個!」と言ってもそのくらいペロッと平らげてしまいそうだ◆商店街のさくらパーキングと絵のまち館の駐車券を提示すれば一口餃子1人前をサービスしてもらえる。今ならギリギリ、冬限定、夫妻が「美味しい!」と惚れ込んだ種子島特産の「安納焼芋」も食べられるかも。

markfw.gifムーミンハウス(鉄板焼・お好み焼き)2010年03月10日号掲載

お店イメージ
鉄板焼・お好み焼き
ムーミンハウス
店主 佐々木清子さん
住所 三原市沼田東町片島243-3
TEL (0848)66-5300
営業 9:30〜22:00
休日 火曜日
P  あり

早寝・早起き・お好み焼き !!!

 三原の2号線から竹原方面に入った沼田東小学校の前にある「ムーミンハウス」は、朝からお好み焼きが食べられる広島人にはうれしいお店だ。ママは18年前にノンオイルのお好み焼きを生み出し、地方発送もしている。その名の通りアットホームで癒される店にしようとスタッフも家族のように頑張っている◆ボリューム満点の広島風お好み焼きはムーミン風とも言える。◎明太子900円は切り口が明太子で真っ赤。スパイシーで本格的な香りの◎カレー焼き750円。山芋をすりおろしてネギやすじ肉を入れた◎山芋スジ焼き900円はフワフワ感がなんとも癖になる美味しさ◆おやつ感覚で玉子・ネギ・肉を生地に練りこんで焼く、関西風のお好み焼きに似た◎1銭焼き500円、スジ・竹輪お好みでマヨネーズをトッピングした◎2銭焼き900円もおすすめ。ホルモンやイカの姿焼などおつまみも充実◆ランチタイム(10:00〜14:00)にはお好み焼きに味噌汁・ご飯・サラダ・小鉢の付いた◎日替わり定食800円、◎カレー600円もある。食後に美味しいコーヒーが付くのもうれしい終日サービスだ。

markfw.gif高原誠吉食堂(居酒屋)2010年03月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
高原誠吉食堂
大将 高原邦宏さん
住所 尾道荒神堂中浜東入ル南側(尾道市土堂2丁目9-3)
TEL (0848)24-6880
営業 17:30〜22:30(ラストオーダー)
休日 木曜日

香りと味わいで季節を感じる京風の料理店

 尾道の商店街で昔から買い物している方々は「高原誠吉」と聞くと「ピン!」と来る。大将の祖父が古くから営む荒物屋「高原誠吉商店」から名を取り「高原誠吉食堂」とした◆カウンターとテーブル席のこじんまりした店内は毎日、大将の料理を求めるお客様で埋まり、2階には4人と6人の座敷席もある◆京都で修業を重ねた大将の作る料理は京風でメニューには「えびいもの炊いたん」などの野菜料理も多い。「出し巻き玉子」や「メンチカツ」なども人気で、メンチカツには地元の日山精肉店の和牛ミンチが使われ、肉汁もジューシー◆お酒は日本酒や焼酎、洋酒などが各種あるが、今ちょっと気になるのがインドのドンペリと言われる「スラ・ヴィンヤーズ ブリュット」。スパークリングワインなのにグラスでも飲めるのがうれしい。グラス600円、ボトル3,200円◆お酒のイメージが強いかもしれないが、お酒抜きの食事のファンも多い。京風のお料理とご飯と赤だしで大満足。旬の美味しい物を少しずつ味わう、そんな隠れ家。締めにお勧めの「鶏塩ラーメン」も要チェック。

markfw.gif村上(お好み焼き)2010年03月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
村 上
店主 村上紀美子さん
住所 尾道市久保2丁目1-15
TEL (0848)37-3100
営業 12:00〜20:00
休日 水曜日

地元の人が集う味柄、通う人柄

 尾道の繁華街・新開にある「お好み焼き 村上」は鉄板1枚を囲む小さなお店。路地を下るとある「村上」は45年ほど前から紀美子さんの両親が営んでいた。閉じていたが、15年ほど前に紀美子さんが復活させた。現在は商店街に面した場所に移って5年になるが、地元ではお馴染みの味◆実はこのお店、ちょっと取材嫌い。というか「おばちゃんて、ちょっとお客さんが増えるとすぐよその店を紹介しちゃうんだよね」とお客さんが言うほど紀美子さんはのんびりマイペース。その人柄に惹かれ、いつでも賑やか、ピークを過ぎた夕方前でも後ろの椅子に順番待ちが出るほど◆薄くのばした生地にこれでもかと刻みキャベツが盛られ、尾道風にそばもそのまま重ね、ネギも入る。珍しい「びぶとんソース」にしっとり感としゃっきり感、間に入ったネギの風味が効いてくる。シンプルな肉玉は500円。砂ずりも大人気◆今、広島風とは別に尾道風お好み焼きの波も来ている。お人好しの紀美子さんを心配して店に「現金払い」の張り紙をしてくれた子息の英次さんは大阪で「尾道風」のお好み焼き屋を開いていて、まるでリアルの「てっぱん」ストーリーのようだ。

markfw.gifカズン(喫茶・軽食)2010年03月01日号掲載



お店イメージ

喫茶・軽食
カズン
店主 吉田久夫さん
住所 尾道市因島田熊町竹長区4513-7
TEL (0845)22-5206
営業 平日9:00〜22:00(モーニング9:00〜11:00)
   日曜日9:00〜18:00

休日 火曜日

P  あり



コーヒーと一緒に快適な時間を



 因島と生口島をつなぐ金山港近く、日立造船因島生協本部の隣にある喫茶、軽食の「カズン」はオープンして38年で、因島では老舗の喫茶店。まるで家の中に友達を招いたような、アットホームな雰囲気の中で快適な時間を過ごせる。ブレンドコーヒー(400円)でやわらかい香りにすっと包まれ、ほんのりしつつ確かな余韻が嬉しい◆店を切り盛りするのは店主の吉田久夫さんと京子さん夫妻。結婚を機に東京から因島に引っ越してきた久夫さんは、初めてのお客さんでも自然なトークですぐに和める空間にしてしまう聞き上手。「実は、カレーうどんが隠れたベストセラーです」と話してくれるのは地元出身の京子さん。ふるさとの味としてファンの心に強く刻まれており、「久しぶりに因島に帰省した際に寄っていただいたお客さまから『懐かしい』と必ずご注文をいただきます」との人気ぶり。カレーを丸一日かけて仕込むという久夫さんも「試行錯誤しながらですが、いい味に仕上がっています」と笑う。カレーうどん650円、カレー(サラダ付)650円、チキンカレー(同)とカツカレー(同)はそれぞれ900円◆店内には常連客などから送られた花が飾られ、「コーヒーと一緒に快適な時間を」と静かに語りかけている。

markfw.gifいのうえ(お好み焼き)2010年02月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
いのうえ
店主 井上寿子さん
住所 尾道市土堂1-16-9
TEL (0848)22-3375
営業 11:30〜17:00
休日 火曜日、日・祝日

安くないですか〜ミックス450円!

 尾道海岸通りのお好み焼き「いのうえ」はカウンターだけのこじんまりしたお店。仕込みから焼きまで一人で切り盛りする店主の寿子さんは20年ほど前、地元で長年お好み焼き屋を営む友人から手ほどきを受け、自宅を改装、この店を開いた。のれんを掛ける前から近所の人が話しに来たり、「いつもの」と言いながら入って来るお客さんや持ち帰りの電話注文などで大忙し、店内も明るく賑やかになる◆焼き方はクレープ状の生地にキャベツ、そば、具材、玉子を載せていくのだが、そばを鉄板の上で少し炒め、下味を付ける広島風とは違いそのままそばを載せていく、尾道では主流の焼き方だ。ソースは甘めのオタフク、そばも昔から使っている物にこだわっている◆基本メニューは全部入った「ミックス」450円だけ。肉、玉子に生エビ、生イカが入ってこの値段。やはり生エビ、生イカは食感が違う。常連さんが「これでも去年値上げしたのよね〜」と笑う驚きのリーズナブルプライス。ミックスだけでもオプションはある。大はプラス50円。餅入りもプラス50円。うどんか、そばかも選べる。それでもまだ安くないですか!

markfw.gifたかす亭(てっぱん焼き)2010年02月10日号掲載

お店イメージ
てっぱん焼き
たかす亭
オーナー 上村一矢さん
住所 尾道市高須町大新5239
TEL (0848)46-1531
営業 11:00〜15:00 17:00〜22:00
   日祝日 11:00〜22:00
   ラストオーダー 21:30 P  あり

広島風にします?大阪風にします?

 今秋から放送のNHK連続テレビ小説「てっぱん」の舞台が尾道と大阪、テーマがお好み焼きと発表された。「広島風と大阪風ってどうちがうんじゃろ?」という方にお勧めが国道2号線沿いの「たかす亭」だ。椅子席と座敷席、カウンター席があり、コテをふるう上村さんは母から受け継いだ2代目、創業から36年になる。全ての席に鉄板があり、アツアツが楽しめる◆ソースは広島のカープソースをオリジナルブレンドしたものでちょっと濃い目の大人の味。お好み焼きは練った小麦粉の生地に具材を混ぜ込んで焼く大阪風と小麦粉をゆるく溶いたクレープ状の生地にキャベツ、広島風の特徴であるソバ、具材、卵を積み上げてミルフィーユ状に焼く広島風が選べる◆鉄板焼系おつまみも充実。今話題の「ホルモン焼」750円では、後でそのまま、その味のまま、焼きうどんにするのもプチブームとか。鉄板横のおでん鍋は冬に限らず1年中湯気を昇らせ、どれでも100円とリーズナブル。待ち時間無し◆試してほしいのは地元漁師さんの要望で始めた裏メニュー「尾道焼」600円〜。こんにゃくや牛スジ、玉子などおでんの具を刻んで入れる。お持ち帰りもよろしく!

markfw.gif和み処 真(和食・居酒屋)2010年02月01日号掲載

お店イメージ
和食・居酒屋
和み処 真
店長 岡田真吉さん
住所 尾道市土堂1丁目16-6
TEL (0848)23-2722
営業 11:00〜14:00 17:00〜21:00
休日 水曜日
P  あり

尾道海岸通り 海の見える和食・居酒屋

 尾道海岸通りに「海の見える店」の大きな文字が目立つ店、和み処「真」がある。尾道出身の岡田店長は「店を持ちたい」と一念発起、脱サラし、静岡県の沼津で修業、福山のお店を経て1年前に「真」を構えた◆店に入ると奥にある大きな窓、文字通り尾道水道がバッチリ一望できる。店内は落ち着いたお座敷とカウンターでゆったりとしている◆まず、一番のお勧めは◎和風御膳980円、天ぷらとお刺身の両方が付いてこのリーズナブルな価格。一品料理は300円〜、その日に仕入れた新鮮な魚などを中心に居酒屋メニューから御膳や◎海鮮丼1,000円や◎天丼1,000円までお昼も夜も同じように楽しめる。ビール・日本酒・ワイン・焼酎など飲み物のバリエーションもある◆また、平日お昼のみの◎日替わり定食(メイン・ご飯・味噌汁・小鉢・香の物)880円のメインには焼き魚と刺身など和食の魅力満載。ランチタイムがちょっとゴージャスに。パーティーは3,000円からご予算に応じてコーディネイト、要望に応える。◆夜の海を往きかうフェリーと夜空に浮かぶ尾道大橋を見ながら「おこぜで一杯!」なんていかが。

markfw.gifいわべぇ(お好み焼き)2010年02月01日号掲載



お店イメージ

お好み焼き
いわべぇ
経営 藤井央・旦枝さん夫妻
住所 尾道市十四日元町1-23
TEL (0848)37-2325
営業 11:30〜15:00
   17:00〜19:30(オーダーストップ)

休日 木曜日



一晩寝かせた生地を16mmのてっぱんで焼く



 長江口から駅方面に商店街を入ってすぐのところに立派な土蔵造りの漆器店「油岩」があり、その脇に暖簾がかかる。経営は「油岩」と同じ藤井央さんと奥さんの旦枝さん。江戸時代後期から続く漆器店を守りながら、20年ほど前にお好み焼き店「いわべぇ」を開業した◆鉄板の厚さは16mm。厚い鉄板から放たれる熱はじわじわと生地に挟まれた具材を焼き上げ、素材そのものが持つ旨味を凝縮していく。生地は小麦粉を水で溶いただけではない。8種類の素材を組み合わせ、じっくり一晩寝かせたものを使う。お好み焼きの味を決めるのは生地ばかりではなく、新鮮な具材、キャベツ、深みのあるソースと焼き方、それぞれに心を配る◆関西方面から毎年のように顔を覗かせるお客さんなど、味と人情に魅せられたリピーターは遠方にも多い。お好み焼きの原点といわれる「一銭洋食」も10年ほど前からメニューに加わり、懐かしさからビールのあてに欠かさず注文する年配のお客さんもいるとか。いか天、ずり、かきなど豊富な具材を自由な組み合わせで楽しめる。

markfw.gifオランジュ ドゥ ソレイユ(洋菓子)2009年12月20日号掲載

お店イメージ
洋菓子
オランジュ ドゥ ソレイユ
統括マネージャー 黒川ゆきこさん
住所 三原市港町3-3-1
TEL (0848)63-3210
営業 9:00〜14:00、17:30〜10:00br /> 休日 夜のみ月曜日・木曜日
P  あり

「港のクリームチーズプリン」好評

 創業50年を迎える三原の老舗レストラン・かねしょうの洋菓子部門として3年前にオープンした「オランジュ ドゥ ソレイユ」に、新たな魅力が加わった◆それは「港のクリームチーズプリン」。フランス産クリームチーズを使って仕上げた口どけ滑らかなプリンで、女性を中心に、ちょっとリッチなティータイムやお土産向けに喜ばれている◆同店は、三原港のすぐ近くに立地しており、二階からは瀬戸内のおだやかな景色が楽しめるかねしょうのロケーションにちなんで、「港」を冠したシリーズを展開。クリームチーズプリンは「港のスフレ 半熟チーズ」「港のロールケーキ」に続く新商品として発売したもの。パティシエールでもある黒川さんは「今のところ販売は二階で行っていますが、もちろんお菓子のお買い求めだけでもお気軽にご来店ください」と話している。一個300円。瓶を再利用する「エコ瓶」を採用しており、返却時に20円をキャッシュバック。地球にも優しいプリンで女性の心を掴む◆最近は洋菓子作りのデモンストレーションにも力を入れている。

markfw.gifKITCHEN&CAFE 膳屋(洋食・カフェ)2009年12月10日号掲載

お店イメージ
洋食・カフェ
KITCHEN&CAFE 膳屋
代表 木戸雅司さん
住所 尾道市因島土生町1899-31
   市営中央駐車場1階
TEL (0845)22-3600
営業 11:00〜20:00
休日 木曜日
P  P有料

5周年メニュー「シャリアピンステーキ」

 行き交う船、季節により装いを変える島々…瀬戸内の風景を眺めながらゆったりした時間を過ごせる因島土生町の市営中央駐車場一階にあるレストラン「KITCHEN&CAFE膳屋」。このほどオープン5周年を記念し、2日から期間限定の新メニュー「シャリアピンステーキ」の提供を始めた◆フランスのオペラ歌手、シャリアピン氏が約50年前に日本に訪れた時、帝国ホテルで出されたすき焼きを食べ、「牛肉と玉ねぎ、醤油の組み合わせが絶妙」と喜んだ。そこで当時の村上信夫総料理長が、玉ねぎすりおろしに牛肉を漬け込んでマリネにし、それを焼き上げてデミグラスソースを添えて料理。その美味しさにびっくりしたシャリピアン氏にちなみ、「シャリアピンステーキ」と名付けられたという。膳屋ではそのステーキにサラダ、ライス、コーヒー付き950円で。玉ねぎのうまみと香ばしさが絶品◆数々の受賞や総領事館での要人料理担当などの経歴を持つ木戸雅司さんは、洋食の魅力を、ルーツを含めて伝えることも料理人としての使命だと考えている。光と影が時間を刻むおしゃれな時計も一見の価値あり。

markfw.gif八天堂三原港町本店(スィーツぱん)2009年12月01日号掲載

お店イメージ
スィーツぱん
八天堂三原港町本店
(株)八天堂社長 森光孝雅さん
住所 三原市港町1-5-20
TEL (0848)62-2645
営業 9:00〜15:00(売り切れ次第閉店)
休日 日曜日
P  なし

「スイーツぱん」専門店にリニューアル

 「今まで食べたことのない味」と女子アナやタレントが絶賛、注目を集めている「とろけるくりーむパン」の(株)八天堂が、本店の港町店をスイーツパン専門店として11月16日にリニューアルオープン。広島や岡山からも来店がある◆北海道産生クリームなど素材はもちろん厳選、ふわふわの生地で口どけが良く、カスタード、抹茶、小倉、チョコ、生クリーム(各200円)の5種が定番。このほど新顔が加わった◆ひとつは和歌山の梅専門店・紀州紅梅園の生梅ジャムを使ったスイーツぱん。国際味覚審査機構から2年連続三ツ星を受賞している手作り生梅ジャムをぜいたくに使い、1個250円、数量限定で早い者勝ち。もう一つは生あんぱん◆同店は昭和8年、現社長の祖父が出身地の世羅にあるお堂の名を背負い三原で和菓子店を開業。父が洋菓子に、現社長がパンに挑戦と食のDNAを受け継ぎ、昇華したともいえるスイーツぱん。11月25日には日テレ「おもいッきりPON!」で放映、関東の駅構内ミニ店舗では行列が並ぶなど、スイーツぱんが三原の名を全国にPRしている。

markfw.gif壱六拾(居酒屋)2009年12月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
壱六拾
店主 鈴木勝三さん
住所 尾道市久保1-6-10
TEL (0848)37-1610
営業 17:00〜22:00
休日 火曜日
P  なし

鮮度抜群 素材の良さ活かす漁師の居酒屋

 朝は漁師、夜は居酒屋。壱六拾の店主、鈴木勝三さんは、毎朝5時に起きて横島漁港から出港し、旬の魚介類を獲る。今の季節ならシャコ、カニ、エビ、カレイ、デベラなど。獲れたてをすぐに現地で〆め、鮮度抜群のまま、素材の味を活かした料理として提供している◆仙台出身の鈴木さんが漁師になろうと脱サラしてたどり着いたのが横島で、縁あって尾道で居酒屋を開業して3年半。「今の味は、尾道のお客さんに教えてもらったもの」と感謝を忘れない◆蒸したカニやシャコの濃厚な甘みに、宮城の地酒がマッチ。イカやタコは刺身だけでなく、さつま揚げの種にもなり、違った食感で。トゲで刺されると激痛が走ることから敬遠されるカラコゲも、きれいに処理されてから揚げに。質の良い塩とお酒で茹でた小エビボイルもあなどれない。4種のエビの味の違いを楽しんで。牛タン塩焼き、盛岡冷麺など故郷ゆかりの品もある。奥さんの幹子さんによる手作りギョーザも好評◆忘年会シーズン。市内だけでなく、三原など市外の予約も多く、じわじわとファンが増えている。宮城の観光パンフも揃う。

markfw.gifママカフェ(喫茶店)2009年12月01日号掲載

お店イメージ
喫茶店
ママカフェ
オーナー 高垣美希さん
住所 尾道市西則末5-3
TEL (0848)36-6900
営業 11:30〜22:00(ラストオーダー)
休日 日曜日
P  10台

迷える子羊のためのカフェ

 尾道バイパスに近い、旧栗原通り沿いに白い扉の喫茶店「ママカフェ」がある。店内は基調となる白にピンクがポイント◆14:30までのランチタイムには「日替わりランチ」(メーン、小鉢2個、ご飯、汁)750円がお勧め。これにはこってりとあっさりがある。ラーメンに16雑穀米と小鉢の付いた「ママそばランチ」は680円。「ママカレー」(16雑穀米)580円などもある。「ママそば」480円はオーナー高垣美希さんのおばあちゃん(力石製麺所)から代々伝わるラーメンで、ダシは鶏と小魚のうまみが効いたあっさり系醤油味。細麺はスープがからみやすい◆各種カクテルは600円〜。牛のたたきやレバ刺しなどの一品、おつまみ類も充実している◆ティータイムには「ホットケーキセット」650円などもあるが、変わり種のお楽しみはよく当たると評判のオーナー美希さんの★タロット占い2,000円(ワンドリンク付き)。お悩みを色々ゆっくり相談できる。陰に隠れた奥のブースなので他のお客様に見られることもなく、落ち着いてしっくりと視てもらい、迷いを振り払って帰りましょう。

markfw.gif萬よし(寿司)2009年11月20日号掲載

お店イメージ
寿司
萬よし
下宮智久さん
住所 福山市南町9-6
TEL (084)922-2703
営業 18:00〜翌3:00(オーダーストップ2:30)
休日 日曜日、祭日の月曜日
P  無料1台・近くに有料あり

幹事に朗報!メニュー多彩に

 リニューアルした2階が雰囲気のある個室としても使える宴会場となった萬よし。7月から帰ってきた店主の息子さん、下宮智久さんが、それまでの新鮮な地魚の素材の良さを活かした寿司を中心とした和食に加え、A5の黒毛和牛ステーキ、国産豚の角煮など肉料理、ドレッシングも手作りしたサラダ、さつま芋アイスや栗のムースといったオリジナルデザートなど幅広いメニューを提供、女性を中心に新たなファンが増えている◆忘年会といえば鍋。しっかり和だしをきかせた海鮮よせ鍋、ふぐ鍋、美酒鍋などでじっくりあたたまりたい。ハモやカキ、カワハギ、鴨など好みの材料にも対応する◆日替わりメニューは毎日手書き。定番と合わせれば100種を超えるが、「メニューにない注文にもお応えします」と智久さん◆見逃せないのがお酒の充実。純米酒は地酒も合わせ650円から1合8,000円の「石田屋」まで、芋焼酎は530円からワンショット5,000円の「ちんたらり」まで、利用シーンに応じた楽しみ方を提供する◆宴会メニューは1人前4,200円から。飲み放題は90分1,500円、120分2,000円。

markfw.gif美味百楽ととぼし屋(乾物屋)2009年11月10日号掲載

お店イメージ
乾物屋(食料品店)
美味百楽ととぼし屋
オーナー 住田英香さん
住所 尾道市土堂2丁目7-19
TEL (0848)36-6150
営業 10:00〜17:30
休日 木曜日
URL http://totoboshiya.com

海の街 尾道百景 美味百楽

 千光寺山がよく見える渡し場通り。海岸通りまで下る少し手前にある「ととぼし屋」は女性スタッフばかりでがんばる魚の一夜干しのお店だ◆前日獲れたての魚を自社で加工、一夜干ししたものが並ぶ。今ならメバルやハモ、アナゴなどがおすすめだが、季節や天候により種類は毎日異なる。買って帰るだけでなく、お店でサッとあぶってその場でいただくのも絶品、出来たてならではの美味しさに感動する。特にタコは新鮮さにこだわるため、発送もできないので店内で焼くか、持ち帰ってすぐに食べることができる地元っ子だけのお楽しみ◆扱っているのは一夜干しの他にチリメンやいりこなど瀬戸内の海の恵み。その中には尾道の漁師町・吉和の家庭でよく食べられていた「えび味噌」300円や「ちりめん味噌」300円、オーナーの住田さんが毎朝揚げる「元祖とと揚げ」120円、いま評判の鶴翔高校3年A組の生徒が作った「鹿児島豚味噌の缶詰」(小)250円などがある◆これらは色々組み合わせて地方発送可能。尾道らしいお土産やお歳暮など贈答品にぴったり!(1,000円〜送料別)

markfw.gif溶岩焼焼鳥なごみ(焼き鳥)2009年11月01日号掲載

お店イメージ
自分で焼く焼き鳥
溶岩焼焼鳥なごみ
店長 山中正さん
住所 三原市城町1-20-14ファーストビル1階
TEL (0848)67-6229
営業 17:00〜23:00
休日 日・祝日(相談により営業可)
P  有料

自分で焼く焼き鳥「溶岩焼」

 焼肉のように、自分好みに焼き具合を調整できる「自分で焼く」スタイルがファンを増やしている「溶岩焼焼鳥なごみ」◆カセットコンロ上の桜島産天然溶岩板で新鮮な鹿児島地鶏を焼き、遠赤外線効果で外はパリっと、中はふっくら、ジューシーな焼き上がり。肉本来の甘みも強くなる。煙も気にならない。素材の持つうまさを引き立てる天然岩塩や鹿児島産醤油など、調味料にもこだわりを見せる◆お得に一通り味わってみたいなら盛り合わせ。独自ルートから仕入れる地鶏・カタ・砂ずり・野菜(1,000円)、地鶏・つくね・せせり・ハラミ・野菜(1,500円)、地鶏・つくね・せせり・ハラミ・カタ・野菜(1,800円)で、わいわい楽しめる◆新鮮さが命のモモや心臓、砂ずりなどの刺し盛り(2,200円)も人気。誰もがはじめは疑って注文するも食べてみてそのうまさに驚く「鹿児島限定インスタントラーメン」など、他店にないオリジナルメニューが話題を呼んでいる◆もう一つの自慢は焼酎。マニアが喜ぶ品揃えはホームページ(URL=http://www.nagomi-jidori.com/)でご確認を。

markfw.gif一升瓶(居酒屋)2009年11月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
一升瓶
オーナー 薮本正子さん
住所 尾道市新浜1-11-5
TEL (0848)23-6768
営業 17:00〜23:00
休日 日曜日
P  あり

漁師が育てた旬のお魚が味わえる店

 尾道警察署のやや東側前の小道を海岸に向けて入ると季節の花や木で飾られた小さな間口の小料理屋「一升瓶」がある。女将の薮本正子さんが美容室をする傍ら20年ほど前から始め、2足のわらじで頑張ってきた◆カウンター前の冷蔵ショーケースにはその日に仕入れた旬の魚が並んでいる。夜はカラオケも楽しめるが、夕食どきはゆっくりと食事をしていただきたいので、夜8時からに制約している◆お薦めはお魚。新鮮なお造りや煮魚、天ぷらの魚ももちろん、サバも自分で絞める。今の季節なら、独自に配合した味噌を使い、ごぼうの食感とぷりぷりのカキの土手焼きを是非食べてほしい。焼き鳥も串打ちして自家製のタレでじっくりと焼く◆メニューはその日の仕入れで毎日変わる。実は店のある新浜や吉和地域は古くからの漁師町なので魚にはうるさい。「夏はあこうなどの『あ』の付く魚が旬じゃけ」など、「お客様が色々教えてくださるのよ」と薮本さん。尾道を味わえる尾道の居酒屋なのだ◆今からの季節、入店したらアツアツのおでん100円〜でも楽しみながら、お料理が出てくるのを待とう!

markfw.gifステーキ瀬里奈(レストラン)2009年10月20日号掲載

お店イメージ
レストラン
ステーキ瀬里奈
オーナー 下田覚治さん
住所 尾道市高須町5114
TEL (0848)46-6930
営業 11:30〜14:30
   17:00〜21:00(オーダーストップ20:30)
休日 日曜定休(祝日は営業)
P  あり

ランチもディナーも生活応援プライス!

 尾道の東、高須町のステーキ「瀬里奈」が戻ってきた。下田覚治さんは昭和55年からステーキハウスを開き、途中10年ほど焼肉店にしていたが、今夏復活となった◆一人でも周りが気にならない窓に向かったカウンター席とテーブル席◆メニューは◎オリジナルソースとさっぱりポン酢が選べるビーフステーキ、◎手造りハンバーグ◎エビフライとイカリングにミニステーキが付いたミックスグリルA◎ハンバーグが付いたミックスグリルB◎シーフードミックスフライ。価格は全て驚きの880円! その上全てライス付き! その上おかわり自由! その上食後のソフトドリンク120円! その上ランチだけでなく1日中同じメニュー同じ価格でみんな大満足! 食事をして食後のコーヒーを楽しんで1,000円というリーズナブルプライスが実現した◆もちろんおつまみや一品、ビールやチューハイ、ステーキに合うワイン(赤・白)、ソフトドリンクもある◆お肉をガッツリ食べたい方は◎BIGステーキ1,280円がお薦め。もちろんライス付き、おかわり自由の生活応援価格となっている。

markfw.gifかつ処 豚笑(トンカツ)2009年10月20日号掲載

お店イメージ
トンカツ
かつ処 豚笑
代表 小幡浩太郎さん
住所 福山市南蔵王町2-25-33
TEL (084)982-7520
営業 11:00〜15:00(オーダーストップ14:30)
   17:00〜22:00(同21:30)
休日 不定休
P  あり

開店1カ月 常に進化中の豚カツ店

 飲食店で経験を積んだ小幡浩太郎さんが縁あって9月11日に開業した「かつ処 豚笑」がじわりとファンを増やしている。「きなこ豚」を使うが、理想を求めて最近出会った山形の平田牧場の豚も研究中。大きめのパン粉と県内では同店だけの業務用油で、テイクアウトでもサクサク◆人気は昼の日替わりミックスフライ(1080円)。ミンチカツ、ホタテ、串カツなど3種盛りで、北海道産ジャガイモコロッケ、天然エビフライ、タラバのカニクリームコロッケなどを日替わりで。単品も270円、370円で追加可能。ご飯、味噌汁か豚汁、手を抜かないサラダのおかわり自由も嬉しい。オリジナルの「豚まぶし」も好評で、最初は醤油ベースのたれをからめた豚とご飯、次に白ネギ、ワサビ、キザミノリなどの薬味で、最後はお茶漬けで満喫◆夜はメニューが増え、「重ねカツ」は梅しそ、チーズベーコン、ニンニク白ネギをそれぞれ挟んだ3種類を楽しめる。各種カツをメインに「定食」と「膳」の2通りあり、「膳」は食前酢、サラダ、白米か雑穀米、味噌汁か豚汁、デザートとバランスに気を配っている。

markfw.gifDonna(ジェラート工房)2009年10月10日号掲載

お店イメージ
ジェラート工房
Donna
店長 岡田典子さん
住所 世羅郡世羅町青近女鹿56-3
TEL (0847)24-0654
営業 10:00〜18:00(11〜3月は17:00まで)
休日 無休(11〜3月は水曜日)
P  あり

牧場そだちのジェラート工房

 世羅町北部の女鹿山(めじかやま)中腹で酪農を営んでいる岡田牧場を中心とした世羅高原ファームランドが平成13年春にオープンさせたジェラート工房「Donna(ドナ)」。ストレスを与えない方法で愛情たっぷりに育った乳牛から搾り取った新鮮な牛乳を使って、自然の味そのままにつくったジェラートを提供している◆人里離れた高原にあり、ちょっと探すのに苦労するが、突然、カップルが行列する店に出くわす。隣は馬の牧場でふれあい乗馬も体験できる◆おしゃれなコーンやカップに盛られるジェラートは20種類以上。生産者の顔が見える地元産の素材にこだわり、ミルク、抹茶、バニラ、ブルーベリー、かぼちゃ、味噌、きなこなど味も多彩で、シングル300円、ダブル400円、Sカップ290円、Lカップ950円。クール宅急便での全国発送もできる◆店長の岡田典子さんは「珍しい果実のぽぽもお試しください。南国風の不思議な味のフルーツです」と地元産情報をいち早く商品に取り入れている◆いま売り出し中なのは「のむヨーグルト」。無添加の手作りヨーグルトで、搾りたての味が魅力。評判もよく、贈答用に人気上昇中。

markfw.gifテルちゃんキムチ(食品製造・販売)2009年10月10日号掲載

お店イメージ
食品製造・販売
テルちゃんキムチ
オーナー 朴(平松)輝子さん
住所 尾道市御調町市1214-2
TEL (0848)76-2086
営業 朝から夕方まで
休日 不定休(ほぼ無休)

みちの駅とともに生まれたロングセラー

 山陽自動車道の尾道、三原久井ICともに近い道の駅「クロスロードみつぎ」で棚に並べたとたんに売れていくロングセラーの人気商品がある。平松輝子さんの漬ける「テルちゃんキムチ」がそれ。自家製のキムチをご近所に分けているうちに評判となり、「地産地消」を目指し、御調町内の生産品を探していた道の駅関係者に口説きおとされた◆特徴は辛さよりもその甘みにある。韓国産のトウガラシを使用し、きつい辛さが無いため子どもにも喜ばれている。本格キムチというと魚介類などを漬けこんで発酵させたものが多いが、食べやすさを優先し、出来たてを販売している。魚介類の入ったキムチは温めると生臭さが出てしまうが、この商品は鍋にしても美味しい◆工場兼店舗は御調町内にあるがJAの「ええじゃん尾道」でも買うことができる。食べやすくカットされた「白菜キムチ」1㎏1,575円、500g788円のほか、おつまみに最高のサキイカのキムチ「サキイカジャン」840円など。「地産地消」の観点からほかにも尾道の特産品で作るキムチをただ今開発中だそうだ。

markfw.gif起 立(お弁当・巻き寿司)2009年10月01日号掲載

お店イメージ
お弁当・巻き寿司
起 立
経営 (株)フーヅフジワラ(藤原進一社長)
住所 尾道市土堂2-6-2
TEL (0848)23-6950
営業 9:00〜15:00(売切れ次第閉店)
休日 年中無休

自分の家族に食べさせる安心の手作り

 惣菜「わら工房」が尾道中央郵便局の前にお持ち帰り弁当・巻き寿司の店「起立」をオープンした。お魚が立っている暖簾が目印◆藤原社長の奥さんで責任者の藤原直美さんは「多分、出来合いやインスタントなどを使うことに比べると3倍位時間がかかる」というが、あくまでも手作りにこだわっている。それほどレパートリーが無くても飽きないのがお母さん味。特に自信を持っているのは「卵焼き」で、巻き寿司の巻き芯の玉子も自ら焼いている。そのため冷めても美味しいのだ◆自慢の「巻き寿司」580円、「同ハーフ」295円、観光客などが食べ歩きできる「同一切」130円。一切れといってもおにぎり位のボリュームがある。アナゴの入った「ささら巻き」、煮た小エビと桜エビを入れ、尾道をイメージした「さくら」、瀬戸内の香りチリメンを使った「ジャコジャコ巻き」の3種類◆おにぎりの入った「日替わり弁当」500円(ご飯大盛同価格)、おかずだけは400円。お昼には温かい出来たてが買える。おすすめは時間がたっても柔らかいおはぎ。特にきなこは絶品。

markfw.gifすみチャン(お好み焼き)2009年09月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
すみチャン
店長 住田勝紀さん
住所 尾道市東御所町11-17-1F
TEL (0848)24-2480
営業 11:00〜14:00、17:00〜22:00
   土日祝日 11:00〜22:00
休日 火曜定休
P  あり

駅から西へ248歩の店内には絵手紙も

 尾道駅近くの鉄板焼とお好み焼の店「すみチャン」のキャッチコピーは「にしへ248ぽ」。電話番号24-2480のゴロ合わせで考えたのは住田氏の叔母で絵手紙作家の円福寺都さん。テーマカラーのオレンジで統一された店内には、叔母の絵手紙の仲間から送られた絵が飾られ、ミニギャラリーのようだ。住田氏は東広島市のお好み焼屋で働き、故郷尾道に店を開いた。地元で「すみちゃん」と呼ばれているお母さんもフル回転、親子で頑張っている◆一番のお薦めは広島風お好み焼き。注文が入ってから茹でた生麺を使ったしっとり系。シンプルな肉玉から生エビやイカの入った広島風スペシャルまで、トッピングも色々あるのでネギ・玉子のせなどバッチリ。鉄板焼きや関西風はセルフで焼くこともできる◆数に限りのある「日替わりランチ」500円(ご飯・味噌汁・メーン・小鉢)、「ほろ酔いセット」700円(生ビール中+枝豆+小鉢)、「晩酌セット」900円(生中+プチ関西風)など、お得メニューも数種類が揃う◆最近では珍しい生ビール「大ジョッキ」800円もある。市営ベルポール・駅前港湾駐車場1時間サービス(2000円以上利用)

markfw.gif勉強堂 東尾道 暢適庵(御菓子処)2009年09月10日号掲載

お店イメージ
御菓子処
勉強堂 東尾道 暢適庵
専務取締役 門田治己さん
住所 尾道市高須町4795-1
TEL (0848)36-6225
営業 9:00〜19:30 喫茶 11:00〜
休日 年中無休

本物の味を求め 慢心せずに日々勉強

 尾道市の尾道東公園隣に昭和4年創業の御菓子所「勉強堂」(福山市熊野町)が6店舗目のカフェを開いた。料亭のような入口を入ると、ショーケースに並べられた生菓子や積まれたお菓子類。奥は落ち着いた甘味処、外には涼しげなテラスもある◆一番の売れ筋「むぎっこ栗っこ」160円は「勉強堂」を代表する焼き菓子。はったい粉で作られた香ばしくサクサクした皮に餡、ほっくりとした栗が丸ごと一つ入っていて、贈答にも喜ばれている◆飲み物は「ブレンド珈琲」450円、甘くまろやかな「薄茶銀緑」550円など数種類。200円をプラスすると、日によって職人が選ぶ「旬な朝生菓子セット」、抹茶にぴったりの細工菓子「四季の上菓子」、コーヒーにも合う「季節のロールセット」などを付けることができる。店内にあるお菓子をチョイスしてイートインもできる◆こだわりは全て自店の手作り。夏なら、かき氷のシロップも苺から作った果肉入りや生レモンの果汁に甘みを付けたものなど。これからはぜんざいや七輪で焼くお団子などがお目見えする。

markfw.gifばんや(お食事処)2009年09月01日号掲載

お店イメージ
お食事処
ばんや
代表 井上利晴さん
住所 尾道市向島町5543-6
TEL (0848)44-8780
営業 11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)
休日 火曜日

漁と養殖を営みながらの地産地消の店

 尾道市民センターむかいしま「ココロ」の周辺で飲食店がにぎわってきた。新しくオープンしたのは「お食事処 ばんや」。オーナーの井上利晴さんは大阪の料亭で修業した後、父の後を継ぎ向東町で魚の養殖や鮮魚店を営んできた◆ランチタイム(11:00〜14:00)はワンコインで食べられる「日替わりランチ」500円。「ひれかつカレー」など毎日変わるものと、定番としての「海鮮丼」もある。養殖や漁をしているからこそできるぎりぎり価格で、不況も吹っ飛ばす。ワンコインランチは月から金曜日の平日のみ。土日・祝日は「海鮮丼」780円。「尾道ラーメン」450円や「うどん」380円も提供している。「もう少し贅沢に…」という方は終日メニューの「海の恵定食」(天ぷら・お造り・小鉢・酢の物・ご飯・味噌汁)1,580円、「ばんや定食」(海の恵+煮魚)1,980円がある。「お子様ランチ」は480円◆ティータイム(14:00〜16:30)は「ケーキセット」でゆっくりできて480円◆ディナータイム(17:00〜21:00)のおかずも刺身の「ヒラメ」350円、「鯛」350円など格安。「ちょっと早く閉店しますが、漁や魚のお世話があるのでごめんなさい」とのこと。2階の個室も予約可。

markfw.gif(有)やすもと(惣菜卸・仕出し・弁当)2009年08月20日号掲載

お店イメージ
惣菜卸・仕出し・弁当
(有)やすもと
社長 安本皇(やすもとこう)さん
住所 尾道市正徳町6-1
TEL (0848)25-5050
休日 木曜日

郷土の味 漁師町のいなり・ばら寿司

 尾道市の漁師町“吉和”で44年続く、惣菜卸、仕出し、弁当の「やすもと」が直営のお持ち帰り専用寿司、弁当、惣菜の小売店「やすもと」を次々にオープンしている。昨年7月に本通り商店街に出した1店舗目(土堂1-3-33、TEL0848-24-4430、営業時間9:00〜17:00)に続いて長江に2店舗目(十四日元町3-32、TEL0848-37-8811、9:00〜18: 00)をオープン◆一番の売れ筋は「尾道いなり」137円。中身は昔から漁師町“吉和”で作られているえび粉の入った具沢山のばら寿司。そのばら寿司に穴子を散らした「ばら寿司」680円は看板商品で昼には売り切れてしまうことも多い。もちろん普通のお稲荷さんが欲しいという人には「いなり寿司」1個¥63もある。尾道名物「地穴子巻き」1,050円、「穴子入り巻き寿司」525円。500円の各種お弁当や色々なお惣菜も1パック100円以下からありその日によってメニューも変わる◆元からある祝い膳や法要の仕出しも予約可能。店頭の商品は昼前に売り切れてしまうことも多いのでお取り置きがお勧め。

markfw.gif川原食品(株)尾道佃松(佃煮)2009年08月10日号掲載

佃煮
川原食品(株)尾道佃松
責任者 専務・川原浩太さん
住所 福山市元町1-1
   天満屋福山店地下1階 TEL (084)927-2019
営業 10:00〜19:30

長〜く永〜く愛される老舗の昆布

 しそ昆布で有名な尾道佃松・川原食品(株)(尾道市東尾道15-12)が4月に天満屋福山店地下1階上りエレベーター横にオープンした「尾道佃松」が7月1日マイナーチェンジを行った。試食台を新たに設置、ディスプレー部分に赤と黒のパネルを入れコントラストを出した◆この店は尾道佃松・川原食品(株)唯一の直営店で従来の商品とともに新製品などを販売、お客様の生の声を聞くアンテナショップとして運営している◆この店舗でも1番の売れ筋は特上しそ昆布。店長の亀川美智子さんは「特に法要のお供えや茶の子、内祝いなどのご贈答品にご利用いただいております」と話す。昆布は喜ぶということにつながり、古くからお祝い事に使われているため、内祝いや誕生日のプレゼント、敬老の日の贈り物などにぴったり◆客層は中高年が圧倒的だが、このたび若い年齢層向けにそのまま食卓に出してもかわいいパッケージを開発した。品揃えはトーンを落とした色とりどりの和紙に飾られた11種類。特にこんにゃく昆布は糸こんにゃくの水分を飛ばし独特の食感が楽しめ、ダイエットにも向いている。

markfw.gifゑびす総本家 尾道駅前店(和菓子店)2009年08月01日号掲載

和菓子店
ゑびす総本家 尾道駅前店
オーナー 木村圭子さん
住所 尾道市東御所町3-17
TEL 無し
営業 11:00〜19:00

平成和菓子司が送る 白いたいやき

 尾道駅前芙美子像の前に白いたいやき屋さん、平成和菓子司「ゑびす総本家」がオープンした。尾道駅前店は今年5月に天満屋福山店近くのトライアングル広場にある1号店(福山市元町15-28、年中無休、10:00〜21:00営業)に続く2店舗目である◆白いたいやきの生地には餅粉が入っているためもっちり伸びる感じで、その上、歯応えにはしっかりとコシもある。中に入る餡の小豆は100%北海道十勝産。オーソドックスな温かい白いたいやきは白あん、黒あん、カスタード各¥130。一日限定数の抹茶¥150◆温かいのも良いがこの暑さの中のおススメは冷たいたいやき! メロンクリーム、豆乳クリーム、紫芋あんの他、近日発売予定のプリンクリーム、カフェオレクリームなど全て¥150◆現在オープン記念セール、全品20円引きなのでお試しのチャンス。テイストのバリエーションも豊富で和風スイーツ感覚なのか、学校帰りの女の子なども立ち寄っている。冷蔵庫で冷やしておける冷たいたいやきはお子様のおやつにもばっちり!

markfw.gif天 津(中華料理)2009年07月20日号掲載

中華料理
天 津
オーナー 趙 淑賢(チョウシュクケン)さん
住所 尾道市土堂2丁目2-18
TEL (0848)24-3378
営業 11:00〜20:00
休日 木曜日

媽媽の作る、ラーメン・冷麺・ボク天津麺!

 尾道本通り商店街、中央郵便局の東寄りにまた中華のお店がオープンした。中国天津から来たオーナーの趙淑賢さんが付けた店名は「天津」。真っ赤に黄色の文字の看板が目印。12年前に日本に来て福山市内で中華まんのお店をしていた◆まずお勧めはカニ玉にとろみのあるタレをかけた「天津飯」¥600。出身地天津の本場の媽媽(マァマ)が作るご飯を食べてほしい◆ラインナップは「麻婆豆腐」¥550、「酢豚」¥750、「エビチリ」¥800など。もちろん「唐揚げ定食」¥700、「麻婆豆腐定食」¥700、「酢豚定食」¥800のように全て定食になる◆麺類も豊富。まずお約束の背脂の浮いた「尾道ラーメン」¥550。ゴマのテイストがきいたピリ辛「坦々麺」¥700は超美味。暑い夏ならではの「冷麺」¥650は野菜たっぷりで夏バテも吹っ飛ぶ◆点心では手作りの「餃子」¥380。本場中国では一般的な「水餃子」¥380をぜひ味わってみたい。◆このたび長年愛されてきた中華まんも登場し、大人気で夜店の時は売り切れ御免◆休憩もなく一日中定食が食べられるのは時間に不規則な方にはありがたい。

markfw.gifかすが(食事処)2009年07月20日号掲載

食事処
かすが
店主 笹部浩二さん
住所 神石高原町上豊松1755-1
TEL (0847)84-2017
営業 11:00〜
休日 木曜日

創作料理で新しいトマトの楽しみ方も発見!

 トマトのジャム、シャーベットなど特産品を販売する「豊松プラザ21」に店を構える「御食事処かすが」。夏場に旬を迎える、神石高原町の名産野菜であるトマトをメーンにした「トマトのフルコース(要予約)」は、7月から始まる期間限定の特別人気メニュー。和洋折衷のコース料理で、前菜から、メーン料理、デザートに至るまでのすべてがトマトづくし。見た目も楽しく、新たなトマトの楽しみ方を発見できる◆「御食事処かすが」は平成13年にオープン。もともとは創業70年の老舗料亭旅館「春日屋」がルーツ。神石高原の会席・仕出しを引き受けた名店。その老舗技術を受け継ぐ若店主の笹部浩二さん。オリジナリティーへの探究心が奏でる創作料理は食する人に驚きと感動を提供する。例えば、まだ熟れる前の青いトマトを寿司ネタとした発想。酸味が利いたさっぱりした風味と独特の歯応えが組み合わさり、食欲と不思議な食感が楽しめる◆「今は仕出し料理に力を入れています。地元密着の縁の味をテーマとして、よりよい提案により楽しんでいただける料理を提供していきたい」と意欲的に話す。

markfw.gifそらまめ(パン屋)2009年07月10日号掲載

パン屋
そらまめ
店主 石田正江さん 横儀泰子さん
住所 神石高原町相渡2169(直売)
TEL (0847)85-2323
営業 7:00〜18:00
休日 不定休

神石高原町地産食材をベースに

 生まれも育ちも神石高原の「そらまめ」工房のオーナー石田さんと横儀さん。「神石高原で採れた新鮮な野菜やフルーツにこだわったパン、お菓子のお店を持ちたい」との夢を叶え、新たな目標に向かっている◆「そらまめ」の1日は、神石高原で採れた野菜、フルーツなどの食材を使ったオリジナルパンやお菓子作りから始まる。早朝に作ったパンやお菓子を、神石高原町のスーパーや道の駅などの契約店に届ける。その後は、車を使っての移動販売と汗を流す。「たくさんの人に届けたいから、がんばれるし、楽しい」と笑顔で話す◆7月には、神石高原町の特産品の一つであるトマトが旬を迎える。この度、このトマトを活かした新しい食感のパンが完成した。パン生地にまるごとトマトが入った逸品。バジルペーストが風味にアクセントを加え、トマトのジューシーさが新しい食感を楽しませてくれる。日本人の食として浸透したイタリアンの味ゆえに、だれもが楽しめるオリジナルパンに仕上がった。7月からの製造販売開始する◆福山市では南蔵王にある神石高原まるごと市場で、そらまめの味を身近に楽しむことが出来る。

markfw.gifア・マ・ファソン(洋菓子の店)2009年06月20日号掲載

洋菓子の店
ア・マ・ファソン
オーナー 田中純子さん
住所 三原市宮浦2丁目2-30
TEL (0848)63-5769
営業 9:30〜19:30
休日 日曜日・月曜日

宮浦発の「宮浦ポテト」が人気!

 三原市芸術文化センター「ポポロ」近くに洋菓子のお店「パティスリーア・マ・ファソン」がある◆平成4年のオープン以来、このお店で評判の焼菓子が「宮浦ポテト」¥190。10個入り¥2,100。箱詰めの数や組み合わせは好みに合わせてくれる。ご主人がこの地で作り、この地の名をとったこの菓子は、宮崎産のサツマイモにたっぷりの生クリームとバターを使用。丸くて生感覚のスウィートポテトと言った感じ。常温(25℃)で10日間もつため、お供物や引出物、茶の子などに使われているが、その土地の名の付くお菓子、お土産を探す場合には持ってこい!◆洋菓子として焼菓子はもちろんだが、定番のショートケーキやチーズケーキなどが並ぶ生のケーキ屋さんでもある。特にしっとりやわらかなシフォンケーキは絶品。カットでは◎キャラメルシフォン¥300◎ストロベリー¥300。ホールでの販売のみだが◎紅茶・抹茶・チョコ¥1,680のテイストがある。甘味を抑えたカスタードクリームがこれでもかとたっぷり入った◎シュークリーム¥120はシンプルでどこか懐かしい。

markfw.gif手作り弁当 みさき(お弁当・惣菜)2009年06月20日号掲載

お弁当・惣菜
手作り弁当 みさき
オーナー 松本絹恵さん
住所 尾道市久保1丁目14-14
TEL (0848)37-2374
営業 7:00〜15:00
休日 日曜日・祝日

生活を応援する250円のお弁当

 今、東京のオフィス街で勃発している激安弁当競争。価格帯は250円。そんな250円弁当の店が尾道市役所の前にオープンした。製造場所は自宅(尾道市山波町1528-1)で店は朝7時から開店。朝ごはんや出勤前に買うこともできる◆メーンのおかずにご飯の入った◎手作り弁当¥250。他にうどんと炊き込みご飯を組み合わせたものもある。メーンはトンカツ・煮魚・焼き魚・唐揚げ・海老フライなど250円ながら種類もボリュームもある◆お弁当以外に◎天ぷら¥130。◎ジャンボ稲荷¥300など物足りない人にはもう一品!もある◆店の奥にはお菓子などが全て¥100で並んでいて飲み物やヨーグルトなどのデザートも揃ってしまう◆数や内容、予算に応じることができるので会議や集会などには予約するとよい。元は魚屋さんだったのでお魚料理も充実できるため、会席料理の仕出し相談もOK。本格的な煮魚が弁当になっている理由も理解できる◆オープン初日に訪れた90歳の男性のお客様は「一人分でこれだけ作ったら250円じゃできんじゃろ」と喜んで買っていった。

markfw.gif隠れ鶏 もんど(鶏料理)2009年06月20日号掲載

鶏料理
隠れ鶏 もんど
元締 山本和志さん
住所 福山市昭和町4-8
TEL (084)926-2336
営業 18:00〜翌朝4:00
休日 日曜日
P  有料

鮮度とまごころにこだわる鶏の仕事人集団

 5月8日にオープンした「隠れ鶏もんど」。店名は代表の山本和志さんが心酔する中村主水から。昼行燈と呼ばれながら「やる時はやる」仕事ぶりに理想のサービス像を重ねた。メーンの鶏料理はもちろん、手作りスイーツにも本気で望む「必殺仕事人」集団を目指す◆倉敷で10年修業した山本さんが「いつかは地元で」との夢を形にした念願の店。阿波尾鶏、ミツセ鶏は鮮度にこだわった朝締めで、鳥刺しはもちろん、串焼きでもレアでいける新鮮さがウリ。特製のたれとスパイスで焼き上げるこだわりの「骨付もも肉もんど焼き」も人気。また福山では2店目という角ハイボールタワーを導入、高圧炭酸ガスで味わいと香りを引き出しかつ食事が進むライトなアルコール度数のハイボールを楽しめる。豊富なカクテルも500円のワインコインと良心的◆「5時間でも6時間でも時間を忘れてゆったりしてほしい」との思いから、1階奥は自然な仕切りで個室感覚で落ち着ける店づくり。2階は2人から対応するビップルーム、40人でわいわい騒げる座敷などシーンに応じて使いわけできる。

markfw.gifことぶき(喫茶・食事処)2009年06月10日号掲載

喫茶・食事処
ことぶき
オーナー 久保恵子さん
住所 尾道市向島町9570-12
TEL (0848)45-0515
営業 9:30〜20:00
休日 水・木曜日

向島の中の暖かい家庭ムードの隠れ家

 向島の有井、県道377号沿いから民家の中に「ことぶき」と書かれた木の看板が見える。普通のお宅を訪ねた感じに玄関を入ると中はカウンターとテーブル席の喫茶店ムードで、ウッディな店内は落ち着いて食事ができる。30年以上前から地元で愛され主婦のランチタイムにも使われている。オーナーの久保恵子さんは「歳のもんが2人でバタバタやってるのよ」と笑う。2人の女性が振舞うのは暖かい家庭の味◆朝は◎モーニング(コーヒー・トースト・サラダ)¥500もある。休憩はなく、日替わりの◎おひる定食¥750◎夕食¥850その他◎ことぶき定食¥1100◎刺身定食¥1000などの定食類から◎親子丼¥600や◎かつ丼¥750、◎オムライス¥800、◎サンドウィッチセット(飲み物・サラダ付き)¥750など丼ものや麺類、軽食まで色々◆お弁当の仕出しも¥850〜。少数なら当日の朝でも応じることができる。法事などの会席料理やオードブルの場合は予算に合わせて受けるので前もって予約するとよい◆夜飲みたくなったら一品料理もあるのでご近所から歩いて行くのもいいかも!!

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markfw.gif藤屋(菓子たいやき本舗)2009年06月10日号掲載

菓子たいやき本舗
藤屋
店長 神田正弘さん
住所 尾道市天満町17-23
TEL (0848)24-2886
営業 9:00〜21:00
   (売り切れ次第閉店
P  あり

噂の白いたいやき君 尾道で初水揚げ

 サティ尾道店に新しくたいやきの持ち帰り店「たいやき本舗 藤屋」が広島県に初出店した。福岡生まれのこのたいやきは真っ白く、白いたいやきと呼ばれ、最近テレビなどでも話題だ◆よくたいやきのほめ言葉として「しっぽまであんこが入ってる」と言うがこの生地は生地だけを食べてもモチモチとして美味しい。餡と一緒に食べるとその甘みとのコントラストでほんのりと塩味も感じる。餡に使用されているのは北海道十勝産の小豆100%◆味のバリエーションも色々。白いたい焼きの中身は、「黒餡」「白」「カスタード」各¥130、「チョコ」¥140◆他には季節によりバリエーションが変わる50個限定の特別テイストもある。お茶の香りが高く甘みが抑えられた緑色の「抹茶」¥150。尾道ならではの桜餅のようなピンク色の「さくら」¥150。特におすすめなのはキャラメルの柔らかい甘さで甘いモノ好きにはたまらない「キャラメル」¥150。限定数があるので夕方までには行かないと。タイミングが合えば、味噌汁などに入れられるたい焼きの耳を無料でもらえるのもうれしい。夏からタピオカジュースも始まる。

markfw.gifネコノテパン工場(パン製造販売)2009年06月10日号掲載

パン製造販売
ネコノテパン工場
代表 永井智子さん
住所 尾道市東土堂7
TEL 050-5532-4716
営業 8:00〜16:00
休日 火曜日、第1第3火曜日
P  なし

ご近所も応援 山手に漂う香りの主

 千光寺南斜面、光明寺付近の路地に、香ばしい香りが漂い始めた。香りのもとは、新しい立ち寄りスポットとして尾道好きの間で早くも話題になっている「ネコノテパン工場」。近所のおじさんも「とにかくうまい。小麦が違う。北海道産じゃけえの。この場所から、新しい食文化を発信するんじゃ!」と絶賛、期待を込めて熱っぽく話す◆音楽家として活動している永井真介さんと、製パン業や飲食店などで修業してきた智子さんの夫妻が5月16日にオープンさせた。毎朝3時に起きて、食パンとカンパーニュをメーンにピザやキッシュ、スコーンなど手作りのパンや焼き菓子を手掛けている。パンによって小麦も替えるなど品質、味重視はもちろん、たっぷり加えるのは「まごころ」だ。飲食店などへ卸す話も進展中。「地元に愛される、小回りの効くパン工場に」と夢を語っている◆「工場」は真介さんが空き家を改装、NPO空き家再生プロジェクトのメンバーの協力も得た。天井や壁も貼り替えて、窓枠も古材の再生にこだわり、窓ガラスもよく見ると不揃いで味わい深い。

markfw.gif福寿会館洋館喫茶室 茶処ばら(喫茶・軽食)2009年06月10日号掲載

喫茶・軽食
福寿会館洋館喫茶室 茶処ばら
NPO法人ハートイヤ運営
住所 福山市丸之内1-8-9
TEL (084)928-0090
営業 9:00〜17:00
休日 月曜日(祭日は営業)

福山城をゆったりと眺められる喫茶室

 改装され、約30年ぶりに一般公開されている国登録文化財・福寿会館洋館内に喫茶室「茶処ばら」が4月26日にオープンした。障害者の自立支援の場としてNPO法人ハートイヤ(石岡義英理事長)が運営している◆洋館は木造2階建てで展覧会やパーティー会場としても貸し出されている。1階にある喫茶室の窓からは福山城を望む庭園がゆったりと広がり、喫茶にはもってこいの好立地となっている◆メニューにも福山らしさが散りばめられており、「ローズティー」(400円)、「ばらジュース」(400円)など、ほのかな香りを楽しむ飲み物やケーキとのセット(680円)がある。和風のお庭を眺めるにはぴったりの抹茶(お菓子付き450円)もある◆また江戸時代から伝わる郷土料理「うずみ」(小鉢付き500円)は1日限定20食を提供。豆腐、揚げ、エビ、ホタテ、ゴボウなどのおかずをご飯で覆った不思議な料理で、贅沢を隠した庶民の気持ちが伝わってくる。お昼どきはほかにカレーライス(サラダ付き500円)も提供している◆白が基調の室内には常にバラの花が飾られ、4人掛けテーブルを中心に30席がある。

markfw.gif月天心(China Bar)2009年06月01日号掲載

China Bar
月天心
オーナー 桑田朋典さん
住所 尾道市東御所町1-5-4
TEL (0848)23-8878
営業 1:30〜14:00(ラストオーダー)
   17:00〜23:00(食事ラストオーダー22:00)
    休日 月曜日

今日は本格中華で飲みませんか?

 尾道駅前福屋2階テラスに登場した本格中華の店「China Bar 月天心」(チャイナバル・つきてんしん)。月が天の中心に輝くというイメージから店名を名付けた。オーナーの桑田朋典さんは浦崎出身の32歳◆Barとあるように実はお酒をゆっくり楽しんで欲しいお店で、お酒の種類も多い。特に梅酒の種類はかなり充実、紹興酒も欄亭国宴酒の10年ものなど中華に合うものも多い◆お昼は2〜3種類用意された◎日替わり定食¥850。◎マーボー丼¥800などがある。◎デザートと飲み物¥150◆夜はもちろん本格中華。きちっとピリ辛感のある麻婆豆腐やエビチリなどの定番から◎フカヒレの姿煮・小¥1,500大¥6,000など色々。他にも◎カラフル海老せん¥250などリーズナブルなおつまみも充実◆注文を迷いそうな方はシェフを信じて、前菜からスープ・一品・チャーハンなどの〆まで入った◎お任せコース¥3,000〜・¥5,000・¥8,000。ご予算に合わせてくれる◆元テレビ東京八塩圭子アナウンサーによく似た女性が料理をサーブしてくれるヨ。

markfw.gifそば鴻(手打ち蕎麦)2009年06月01日号掲載

手打ち蕎麦
そば鴻
店主 鴻上和雄さん
住所 尾道市十四日元町3-34
TEL (0848)37-1313
営業 11:00〜15:00(売り切れるまで)
休日 月曜日(その他不定休あり)

そば粉、小麦粉、水の調和を探求したそば

 大阪の写真家鴻上和雄(こうがみかずお)さんがそばへの思いを尾道で自分の店という形に変えて5月16日、「そば鴻」をオープンさせた。器は尾道に店を構える備前焼作家佐藤苔助さんと正徳さん親子の作品を使う。ここ10年ほど佐藤さんの陶芸作品を写真に収めてきた鴻上さんはその縁で尾道を訪れる機会も増え、尾道で写真展を2回開催しているほど◆「備前焼はシンプルで奥が深いことが魅力。そばも同じ。そこに惹かれた」とそば探求を始めた動機を話す。2年半ほど前から独学で道を探り始め、昨年夏には東京のプロ養成コースで修業、徹底的においしいそばの作り方を研究し、そば粉、小麦粉、水というシンプルな素材を最高の状態で調和させる術を身に付けた◆店は福山市出身の奥さん、三恵さんと二人三脚で切り盛りするが、真剣勝負でつくるそばは一日に多くはできない。そのため売り切れ御免の営業となり、開店後は「やっと食べられた」という人が続出した◆もりそば700円、とろろそば900円、なめこおろしそば900円。近く森川酒造(呉市)の日本酒「白鴻」も扱う予定。

markfw.gifOrange Pit Fukuyama(バイクショップ)2009年05月20日号掲載

バイクショップ
Orange Pit Fukuyama
店長 藤井克利さん
住所 福山市津之郷町津之郷206-1
TEL (084)949-2112
営業 9:00〜19:00
休日 水曜日
P  あり

世界ブランド「KTM」正規ディーラー

 国道2号線を走っているとオレンジ色に「KTM」の文字が目立つバイクショップがある。KTMはオーストリアのバイクメーカーでヨーロッパではBMWに次ぐメジャーブランド。オフロードタイプでは不動の地位を占め、近年はロードタイプにも力を入れてきた。そうしたオフロードの強みを生かしたロードタイプはデザインも個性的で、とにかく「気持ちよく走れる」(藤井店長)ことから一度乗った人をファンとして強烈に惹きつけている◆そんなバイクを中四国で唯一、全車種取り扱っているKTM正規ディーラーが「Orange Pit Fukuyama」。2007年7月オープン。店内には200万円前後の最新モデルのバイクが10台ほど並んでおり、試乗車もある。パーツの販売に加え、奥のピットではエンジニアの藤井店長が調整、修理に応じている◆最新モデルは単気筒の690シリーズや長距離ツーリングに強い990ADVENTUREなどが人気。5月に世羅町の弘楽園で開催された「全日本モトクロス選手権中国大会」や5月31日「TSタカタサーキット」開催の大会でもブースを設けてファンと情報交換に努めている。

markfw.gifクィーン クィーン亭(ステーキ・海鮮)2009年05月20日号掲載

ステーキ・海鮮
クィーン クィーン亭
オーナー 黒飛友彦さん
住所 尾道市高須町4839-1
TEL (0848)29-8256
営業 ランチ 11:00〜14:30
   ディナー18:00〜23:00 休日 火曜定休
P  あり

>東尾道の隠れ家でぐるりとグリル!

 東尾道の新しい商業通り東奥にオープンしたステーキ海鮮「クィーンクィーン亭」は鉄板焼きの店だ。オーナーの黒飛友彦さんは若干30歳。カウンター席の鉄板で焼いている姿はちょっと絵になる◆売りはもちろんステーキ。国産牛と黒毛和牛は価格でも倍違う。食べ比べてみよう。例えば◎国産牛ロース100g¥2,000◎黒毛和牛ロース100g¥4,300など◆5月末まで限定で◎シェフのお薦めコース(前菜/スープ/サラダ/国産フィレステーキフォアグラ添え/パスタ/デザート)¥2,980、がっつり系には大盛りご飯に国産ロース300gの◎シェフのお薦めしないコース¥6,000がある◆ランチタイムにはステーキの◎クィーンクィーン丼¥1,000。メーン、パスタ、サラダ、パン、デザート飲み物まで付いた◎レディースセット¥1,500。◎牛すじ丼¥650の他、普通の◎日替わり定食¥680がある。また本格的グリルコースを楽しみたい方は要予約の◎ご予約ランチ¥2,500がある。こちらはオードブルからスペイン語でおつまみを表すタパスなどが付いていてお手軽に楽しむことができる。

markfw.gif花登 Hanato(中華そば・うどん)2009年05月20日号掲載

中華そば・うどん
花登 Hanato
オーナー 船越郁美さん
住所 尾道市向島町5543-6
TEL (0848)44-0478
営業 11:00〜15:00 17:00〜20:00
休日 木曜日

受け継いだ味がココロの前に新オープン

 このたびオープンした尾道市民センターむかいしま(愛称:ココロ)の斜め向かいに「中華そば・うどん『花登』」と黒地に白抜きの文字で大きな看板が目に付く。時期を同じくしてオープンしたこの店は渋い入り口を入るとポップな店内。女性スタッフばかりの店の様子は明るく女性一人でも入りやすい◆屋号の「花登」はオーナーの船越郁美さんの祖父・登さん、祖母・花子さんの名前からとった。二人は吉和でうどん屋を営み、店の味は母を通して郁美さんに受け継がれた◆メニューは「うどん」¥350、「肉うどん」¥450、「カレーうどん」¥450などリーズナブル。「中華そば」は尾道ラーメンの特徴である背油は浮いているが、透き通ってさっぱりしたスープで¥500。背油は浮いていないが同じスープで食べさせるうどんは¥450。暑い日には冷たい「ぶっかけうどん」¥450もいいだろう◆麺類+ご飯類ご希望の人にはいなり¥100、ミニカレー¥400、ちらし¥200などサイドメニューも充実。てんぷらや唐揚げなどトッピングは一個¥100、自由にピックアップして個数を申告する。

markfw.gif茶房いまこうや(喫茶・軽食)2009年05月10日号掲載

喫茶・軽食
茶房いまこうや
代表 光定晴美
住所 世羅郡世羅町大字甲山158
TEL (0847)22-0151
営業 11:00〜18:00ごろ(予約で夜の宴会利用も可能)
休日 不定休(ほぼ無休)

今高野山の環境を味わういやしの空間

 後白河法皇との縁に始まり、平安時代の後期から約300年にわたって紀州高野山と密接なつながりをもっていた米どころの大田庄。弘法大師の縁起を持つ今高野山龍華寺は紀州高野山からやって来た高僧が整備、大田庄の年貢の管理拠点とした。そんな今高野山の総門から境内へ向かう参道には傘下の寺院(塔頭)福智院があり、現在は「茶房いまこうや」として喫茶と軽食が楽しめる、いやしの空間となっている◆ぬか酵素風呂の甲山温泉として親しまれていた福智院が残念ながら閉湯、光定晴美さんと奥さんの直子さんが築160年の建物を生かし、平成19年3月に「茶房いまこうや」を開いた。地元出身の光定さんは当初、仕事の都合で暮らしていた三次市から通っていたが、夜遅くなった夏の日に宿泊し、その爽快感に魅せられ、夫婦で住居も兼ねるようになった◆そのため、夜もカラオケ宴会場としての利用が可能になり、予約で予算に応じた手作り料理でもてなす宴会も受けることができるようになった◆霊験新たかな山の湧き水を使った珈琲(400円)は格別。うどん定食700円も環境という隠し味が心にしみる。

markfw.gif専門店備後焼きそば本舗 やまもと商店(焼きそば)2009年05月01日号掲載

焼きそば
専門店備後焼きそば本舗 やまもと商店
代表 山本啓文さん
住所 福山市多治米町1-10-7
TEL (0120)927-939
営業 11:30〜14:30(ラストオーダー14:00)
   17:00〜21:00(同21:00)
休日 火曜日
P  あり

新登場!もち麦ご飯に健康卵の卵ご飯

 「やまもと商店」は珍しい焼きそば専門店。もちもちした新食感のそばは笠岡や福山市駅家町で収穫されたもち麦を使用。オリジナルソースとの相性も良く噛めば噛むほどうま味が広がる。カップルや家族、主婦、熟年まで幅広い世代でリピーターを獲得。温度や湿度の変化に合わせ水やかんすいの量を微妙に調整できる自家製麺にこだわる◆もち麦は小麦に比べ食物繊維、βグルカン、カルシウム、マグネシウムが豊富。健康志向の高まりに応えた。代表の山本啓文さんは「味は生き物のように毎日変わるもの。最近またおいしくなったね、とのお褒めの言葉を聞けて嬉しい。常に進化し続けたい」と話す。「関東煮」をつまみに焼酎をちびちび、しめにやきそば…という居酒屋感覚で楽しむ人も◆4月からは新しい魅力が加わった。それはもち麦入りのご飯に、笠岡の健康卵を添える卵かけご飯。「卵ご飯が焼きそばに負けるのでは…?」との疑問は焼きそばと卵かけご飯、味噌汁がセットの「ばかたま!定食」(950円)を食べれば解消。最後まで卵の甘さ、風味を味わえる◆やきそばは持ち帰りにも対応。レジ横ではもち麦も販売中。

markfw.gifつくし(お好み焼き・鉄板焼き)2009年04月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き・鉄板焼き
つくし
代表 石岡宏規さん
住所 福山市松永町7丁目3-3
TEL (084)934-8661
営業 11:30〜15:00 17:00〜21:30
休日 火曜日
P  完備

府中焼き見参!! 開店から大回転

 お好み焼きには関西風や広島風など色々なバリエーションがあるが、府中焼きの特徴はミンチ肉を使用するところでキャベツはそこそこの量、おやつ感覚でも食べられる。府中市内には40軒近くの府中焼きの店がありファンの多さを物語っている◆そんな府中焼きの店が松永のゆめタウン並びに3月23日オープンした。お好み焼き鉄板焼きの店「つくし」。府中市出身でかつて2中付近にあった「つくし」のファンだった店主の石岡さんはその閉店を惜しみ、おかみさんからレシピと名前を引き継いだ。自分なりの改良を加え福山市大門に店を出し、このたび松永に店を構えた◆「つくし」では脂の多いミンチを使用することで、パリッとより香ばしさを出している。◎府中焼きそば玉 シングル¥630、セミダブル¥ 700、ダブル¥780。よりラードをきかせてパリパリに仕上げた◎カリカリ焼きシングル¥780、セミダブル¥850、ダブル¥930も大人気だ◆現在はお好み焼きで一日中フル回転だが落ち着いたらフルメニューには鉄板焼きのつまみ類なども用意している。

markfw.gifKau Kau(カフェレストラン)2009年04月10日号掲載

カフェレストラン
Kau Kau
シェフ 竹内英幹さん
住所 福山市東深津町3-20-14
TEL (084)925-9381
営業 11:00〜22:30(OS 22:00)客席は全32席
休日 木曜日
P  あり

一度は食べたい「とろたまオムライス」

 山小屋風の赤い屋根が目印のカフェレストラン「Kau Kau」。冬は暖かく、夏は涼しいイメージ通り、四季折々の食材をシェフの竹内英幹さんが工夫を凝らして提供している◆中でも一度食べると必ずまた食べたくなるほどの人気メニューがオムライス。ただのオムライスと違い、玉子を特製ソースと絡ませた「とろたまオムライス」。口の中で素材の旨さが奏でるハーモニーは食べた人にしか伝わらない。もちろん使用する玉子も「アレルギーの人でも食べられる」と銘打った美容卵。基本メニュー980円に加え、「エビフライとトマトソースのオムライス」1,160円、「ハンバーグと和風バジリコソースのオムライス」1,260円などバラエティーがある◆また「ホタテとタラコの和風スパゲッティー」980円などスパゲッティー類のほか、「エビフライとマンベールスライスカレー」990円、イカスミとキノコがコラボした「キノコのブラックカレー」1,000円などカレーメニューも風味豊か◆「本日のランチ」960円などお得なメニューに加え、金曜日は「レディースDay」で女性にデザートをサービス。学生割引もある。

markfw.gifボラーチョ(欧風酒場)2009年04月01日号掲載

欧風酒場
ボラーチョ
オーナー 武内政浩さん
住所 尾道市土堂1丁目4-14
TEL (0848)23-8951
営業 17:00〜24:00
休日 月曜日

ワインと欧風料理で尾道の食材を楽しむ

 尾道本通り商店街の中ほどに、ヨーロッパの裏通りにあるような居酒屋がある。スペイン語で「酔っ払い」「酒飲み」の意味である「ボラーチョ」は、奥にある小上がりのテーブル席で仲間と飲むもよし、カウンターで落ち着いてグラスを傾けるのもいい欧風酒場◆新しさの中に伝統的な落ち着きを感じる訳は、内装を依頼した先が空き家再生プロジェクトのメンバーであるため。梁などは改装前の駄菓子屋のころのまま、奥の壁に張り巡らされているのは畳の下板など歴史を刻んだ木材が活かされている。そんな中、イギリスのタンティークのランタンがアクセントとなっている◆欧風といってもビールから焼酎まで飲み物は豊富。ワインとビールが大好きなオーナーの武内さんが用意したワインは国産から世界各国のものまで常時50〜60種類、価格もほとんどが3,000円までとなっている。ワイン選びに困ったら武内さんに気軽にご相談を…。他にもベルギーのビールが6種類など美味しいと思ったものを取り揃えている◆つまみはその日に仕入れた尾道の魚介を使ったものやスペインのハモンセラーノやイタリアのプロシュートなどの生ハム。その2種の生ハムとチョリソーの盛り合わせ¥1,380、野菜のマリネ¥380、ラタトゥユ¥480

markfw.gif後藤のでべら屋(海産物店)2009年03月20日号掲載

海産物店
後藤のでべら屋
店主 後藤鈴子さん
住所 尾道市土堂1-8-3近く
TEL (090)2804-4180
営業 10:00頃〜15:30頃(12月初め〜3月中旬のシーズンのみ営業)    雨の日などは休業

尾道名産・冬の風物詩—縄のでべら

 尾道の冬の味覚を代表する「デベラ」。魚の学術名は「タマガンゾウビラメ」。尾道水道の西側に位置する吉和漁港を中心に生産され、寒風でカラカラに干してつくられる。一匹一匹を丁寧に加工処理して縄に通し、海からの寒風で旨みを凝縮させてつくる◆シーズン中の12月初め〜3月中旬までは、尾道本通り商店街(三井住友銀行の近く)に荷車にでべらを積み上げて販売する「後藤のでべら屋」さんが現れ、尾道の風物詩ともなっている。祖母の代から受け継ぎ、現在の後藤鈴子さんが販売を始めてからかれこれ20年ほどという◆「温暖化のせいか、いお(魚)が獲れなくなった」と瀬戸内海産のでべらを集める苦労を話す。「昔から漁船で瀬戸内海の島々にある小さな漁港を回っては、でべらを集めてきた」という◆焼き過ぎないようあぶるように焼き、ポン酢や醤油(好みで砂糖、ミリン入り)で食べる。濃厚な旨みはスルメにも劣らず、天ぷらも旨い。フグのヒレ酒と似た熱燗も美味◆リピーターも多く、メーンシーズン以外も尾道市吉浦町2-17の自宅店舗で地方発送などに応じてくれる。

markfw.gifおばんざい あんこ(料理店)2009年03月10日号掲載

料理店
おばんざい あんこ
店主 大高美代子さん
住所  尾道市向東町437-2
TEL (0848)45-2002
営業 12:00〜(11時までに要電話)
   17:00〜22:00
休日 火・水曜日

みかんの花咲く丘の上でおばんざい

 尾道大橋を向島に渡って左、隠れ家のようにのれんのが出ているおばんざいの店「あんこ」。その響きのように柔らかなお店だ◆◎ランチ¥1,000。毎朝玄米を精米したものに、玄米・黒米・赤米・緑米・押麦・はだか麦・はと麦・あわ・ひえ・きび・大豆・黒大豆・コーン・アマランサスなどをブレンドした15穀米はおかわり自由、もっちりとして美味しい。かごの中には小さな器が6個、サラダや煮物、ぬた、おひたしなどのおばんざいが入り、その脇には茶碗蒸し、お漬物、天ぷらなど盛りだくさん。汁物と竹原から取り寄せているよもぎこんにゃくの刺身が必ず付く。柔らかくこんにゃく独特のにおいもしない◆どれも手の込んだ手作りで女性なら感動もの!店主の大高さんは、かつて普通の料理を振舞う店を構えたが、自身の病気をきっかけに趣向を変えた。おばあちゃんが作るような節分や節句など季節の料理も出される。ゆったりとした店内はテーブルも広く時を忘れる。法要や祝い膳などの会席やパックなども受け付ける。スローフードと共にエコへの感心の高さから春からマイ箸のポイントカードも計画中だそうだ。

markfw.gif近藤製菓店(菓子製造)2009年03月01日号掲載

菓子製造
近藤製菓店
オーナー 近藤修司さん
住所 尾道市御調町神104
TEL (0848)76-0113
営業 8:00〜20:00
休日 不定休

幸せは 昔から 甘いものから

 尾道北部にある道の駅「クロスロードみつぎ」で常に人気の上位にいるのが近藤製菓店のどら焼き。前駅長が1年がかりで口説き落として並んだ商品だ。休日などは増産の要請があっても一人で手作りしているため数に限りがある◆製造販売している店は国道184号線の府中分かれの交差点の近くにある昭和の匂いのする木枠のガラス戸の店で、店番はお母さん。近藤製菓店はオーナーの近藤修司さんの父昇さんが昭和30年に煎餅屋として創業、その「みつきせんべい」は小麦粉で作る和風のビスケットのようで、現在でも御調名物として茶の子などにも使われている◆どら焼きは24、5年前から始めた。タイミングがよければ、お店の鉄板の上でどら焼きの皮を焼いたり、煎餅を作っている近藤さんの姿を見ることができ、焼き立てを食べられる◆どら焼きの特徴は昔ながらの優しい甘さ。「甘いのは甘いもの」というようにちゃんと甘さを出していて、甘いものを食べた満足感と幸せが残る。◎みつきせんべい(4枚入り)1袋¥80、箱入り(8袋入り〜)¥750〜◎どら焼き1個¥105。

markfw.gifレストラン・オ・ゼルブ(レストラン)2009年02月10日号掲載

レストラン
レストラン・オ・ゼルブRestaurant aux herbes
オーナーシュフ 杉原啓太さん
住所 尾道市美ノ郷町三成1066-3
TEL (0848)20-5078
営業 11:30〜14:00 17:30〜21:00
休日 月曜日・第2火曜日

 184号線に並行した三成の旧道沿いの住宅街に、フランスの下町に多い食堂、ビストロをイメージした「レストラン・オ・ゼルブ」がある。お昼ともなるとランチと会話を楽しむ主婦などでいっぱいになる◆オーナーシェフの杉原啓太さんは東京のフレンチレストランで修業、フランスのリヨンのビストロも経験した後、故郷尾道に戻り、両親の自宅をお店兼用に建て替えた◆こだわりは「地産地消」。野菜はほとんど祖母や近くの農家のものを使っている◆お昼のメニューは◎ランチコース¥1,680(オードブル・メーン・デザート・ドリンク)◎ランチ¥1,050(メーン・ドリンク)。嬉しいことにオードブル・メーンは5〜6種類、デザートは7〜8種類の中から選べる。さらに300円プラスするとシェフの選んだ5種類のデザートの盛り合わせも楽しめる◆食後のドリンクには奥様の美幸さんが丹精を込めて入れる自家製ハーブティーがおススメ。店名の「ゼルブ」とはフランス語でハーブを意味するとのこと◆夜は◎ディナーコース¥2,730◎シェフのおまかせ¥4,000などがあり、ゆっくりくつろげる。

markfw.gifちっくん家(居酒屋)2009年02月10日号掲載

居酒屋
ちっくん家
店主 地山将夫さん
住所 福山市新涯町2丁目4-31
TEL (084)954-0534
営業 7:00〜24:00(金・土は深夜2:00まで)
休日 不定休
P  あり

>幼馴染みんちみたいにホッとするお店

 「気軽に立ち寄って、お酒を交わしながら昔話に花を咲かせることができる場所にしたい」と意気込みを見せる「ちっくん家」店主の地山将夫さん。幼いころから自分を育ててもらった地元・福山市新涯町の地に2008年10月、「幼馴染みんちみたいにホッとするお店」をコンセプトに新規オープン。恩返しも兼ねて、新たな第一歩を踏み出した◆居酒屋を始めたきっかけは、居酒屋や日本料理店をわたりながら積んだ17年の修業経験に始まる。高校卒業後に始めたバイト先で、バイトの身でありながらも包丁を持たせてくれた親方の心意気に感動し、包丁をにぎる道に進む決意。いつか自分の店を持つという目標をついに開花させた◆「店では安くて、うまいものを提供する」というこだわりの中でも、これまで培ってきた人脈により手軽な価格で手に入る牛肉には力を入れる。誰もが欲しがる牛肉は、生でも食べられるほどの鮮度。「牛肉を使ったスタミナたっぷりの料理は格別」と自信もたっぷり◆最近は仕事帰りの一杯を楽しみに訪れる地元のお客さんが増えたという。若い店主が情熱を注ぐ夢いっぱいのお店。

markfw.gifカフェレスト ラピス(洋食)2009年01月20日号掲載

洋食
カフェレスト ラピス
代表 河田雅一さん
住所 笠岡市中央町28-16真田ビル2階
TEL (0865)63-9201
営業 8:00〜19:00、日曜祝日は11:00〜
休日 金曜日
P  なし

人の輪重視のカフェでワークショップ

 笠岡市の北木島出身の河田雅一さんが一昨年11月、笠岡駅前のドコモショップ2階に洋食の「カフェレスト ラピス」をオープンした。店名は北木島の特産「石」から◆人気の「おすすめセット」はライスにサラダ、メーンを特製デミグラスソースの130gハンバーグか、味噌ソースのトンカツのどちらかを選べ、680円とリーズナブル。平日のみの日替わりセットはライス・スープ・ドリンク付で780円。予算によりコース料理も提供する◆21日からは珪藻土を使った時計作りなどのワークショップを月1回開催する。毎月第3水曜日午後3時から。参加費はケーキセット付で壁かけ時計3,000円、フォトフレーム時計2,500円、壁かけボード1,600円。興味を持っていた河田さんの奥さんが、珪藻土壁材普及を目指しイベント開催を計画していた㈱ファイン(福山市引野町)と出会い、ふたつ返事での協力となった。人と人とのつながりを大事にするお店なので、思わぬ出会いで視野が広がるかも◆ジャズやフォークなどのライブも聴ける店として市内外の愛好家からも注目が高まっている。

markfw.gifワールドビュッフェ福山蔵王店(カフェ&ビュッフェ)2009年01月20日号掲載

カフェ&ビュッフェ
ワールドビュッフェ福山蔵王店
店長 田和亜希子さん
住所 福山市南蔵王町6-20-20
TEL (084)944-9900
営業 ランチ11:00〜16:59(入店は16時まで)
   ディナー17:00〜22:00(入店は21時まで)
休日 不定休(年に1,2回程度)
P  107台

>あったかメニューとバレンタインフェア

 昨年7月にオープンした「神戸クック ワールドビュッフェ福山蔵王店」は早くも来店者数が15万人突破。家族や仲間の会合場所として人気が継続している。料理はもちろんデザートも充実、ゆったり250席の明るい店内はスイーツに目がない女性の憩いの場ともなっている◆店内から様子が見えるオープンキッチンはあつあつの料理を提供するため。その都度、「ただいま出来上がりました」とアナウンスがかかる。イタリアのピザ、パスタにベトナムのフォー、タイのトムヤンクンスープ、もちろん和食もある。コーヒー、各種のお茶、ノンアルコールカクテルなど飲み物も豊富。人気のデザート、ベルギーワッフルもある◆冬限定のあったかメニューも具だくさんポトフ、あったかチゲ鍋、とろーりクリームシチューなど続々登場、特製・まる太ハンバーグも並ぶ。2月2〜14日はチョコレートフォンデュとも呼ばれるBIGチョコレートファウンテンが登場するバレンタインフェアも開催◆料金体系はランチ女性1,000円、男性1,200円。ディナー女性1,200円、男性1,500円。子ども料金もある。

markfw.gif尾道ベッチャーらーめん門池(ラーメン)2009年01月20日号掲載

ラーメン
尾道ベッチャーらーめん門池
オーナー 宮崎景三さん
住所 尾道市東御所町4-11
TEL (0848)23-2583
営業 11:30〜15:00、17:00〜22:00
休日 火曜日

福よ 近うよれ、尾道やくみで厄払い!!

 尾道駅前シネマ尾道と同じ通りに新しい尾道ラーメンの店、尾道ベッチャーらーめん「門池」が開店した◆鶏がらと魚介系のWスープで、こだわりの細ちじれ生麺を使用、毎日でも食べられるあっさりとした醤油味ながら深みがある。尾道の小魚の入った薬味で辛さを調節しながら食べる。トッピングの磯のりも絶品◆ラーメンは小吉(小盛)¥400、福盛(並)¥580、大吉(大盛)¥760。「ベッチャー定食」(ベッチャーらーめん・日替わりトッピング・ご飯・おまかせ1品)¥880。にんにく唐辛子野菜入りの「門池ラーメン」¥680も通にはこたえられない味◆5時からの夜は、お酒と共に箸が進む「もつ鍋」¥1,050、イタリアンテイストの「トマト鍋」¥1,550など居酒屋メニューもある。春には「つけ麺」も加わる予定◆店内には「尾道花膳」のお土産タイプの「ベッチャーらーめん」お徳用5食入り(尾道やくみ入り) ¥1,500。ベッチャー祭りでベタ・ショーキー・ソバの面を被った鬼が子供たちの無病息災を祈願して叩く祝い棒をかたどったパッケージで尾道らしさ満開のギフト用は1箱¥1,380。お土産にはもってこいだ。

markfw.gif喫茶&軽食 ひろ(喫茶と軽食)2009年01月10日号掲載

喫茶と軽食
喫茶&軽食 ひろ
店主 高橋博恵さん
住所 尾道市十四日元町5-11
TEL (0848)37-6220
営業 9:00〜18:00
休日 年中無休

>絵画と栄養士が考える健康志向の定食!

国道2号線から尾道本通り商店街を市役所に抜ける道(薬師堂小路)沿いに、今は死語となってしまった“純喫茶”というたたずまいの喫茶&軽食「ひろ」がある。店内には本通り駅側入り口にある芙美子像の作者高橋秀幸氏の処女作である絵画や友人所蔵の絵、エッチングなどが壁に飾られ、その絵がお気に入りのお客様もいる◆オーナーの高橋博恵さんは30年数年前にここにパン屋を開き、その後喫茶店とパン屋を併設、喫茶店だけに絞ってから30年以上になる。「来てくださる方に悪くて、お休みできないのよね」と元旦から大晦日まで年中無休で頑張って来た。現在は栄養士だった娘の美恵さんと切り盛りしている◆月曜日〜金曜日の日替わり定食¥700(メーン・小鉢2点・ご飯・味噌汁)は栄養士の美恵さんが考える野菜中心でヘルシーなメニューが多く、毎日通っているうちに「健康診断の結果が改善された」という常連さんもいる。安全にこだわりコロッケなども全て手作り、野菜も安全なものをつかっている。コーヒーセット(サラダ・玉子・フルーツ・トースト)¥600、抹茶セット(餅付き)¥550  

markfw.gif有木屋(ラーメン店)2009年01月10日号掲載

ラーメン店
有木屋
店主 有木克行さん
住所 尾道市土堂1丁目11-22
TEL (0848)24-7797
営業 11:30〜スープが切れるまで
休日 火曜定休

マイアミ暮らしの店主が創造した海味そば

 海岸通りから商店街に抜けるうず潮小路に昨年の12月11日新しいラーメン店「有木屋」がオープンした◆オーナーの有木克行さんは和歌山県出身。10年ほどアメリカのマイアミで寿司を握り、広島市内でラーメン屋を営んでいたが、このたび奥様の出身地尾道に店を構えた◆尾道にあって珍しく尾道ラーメンではない。魚のあらだけを使っただしに、塩味のさっぱり風味、自ら「海味(うみ)そば」と名付けた◆香り油の量であっさりかこってりを選ぶことができる「海味そば」¥600。こってりでもかなりさっぱり系のラーメンとなっている。チャーシューの代わりに鶏団子の入った「うず潮そば」¥600。ご飯に刻み海苔やお漬物を付け、残ったスープを磯の香りとさっぱりした味で楽しむ「お茶漬けセット」¥800。トッピングの味付け玉子もトロッと甘い「チャーシュー丼」¥300◆レスリング経験のあるガッチリとした大将はラーメン屋での修業経験はないが店内にある製麺機を使って麺も自分で打っている。少し太めの縮れ麺は塩味と実によく合う。

markfw.gif心のふる里 恋しき(複合施設)2008年12月20日号掲載

複合施設
心のふる里 恋しき
総支配人 佐藤祥平さん
住所 府中市府中町178
TEL (0847)41-5140
営業 10:00〜18:00
休日 火曜日
P  20台

宴会に展示会に 風情ある時間を

明治5の年創業で、文化の香り高い老舗旅館「恋しき」をリニューアルした複合施設「心のふる里 恋しき」は、上質な宴会会場としての利用も提案している◆庭園が見渡せる44畳の二階大広間は60人程度まで、6畳と8畳の続き間となっている2階客室は15人、特等席として使われてきた庭園離れは8人程度まで。料理は、例えば20人以上で、ビール、焼酎、日本酒の2時間飲み放題と、前菜、刺身、煮物、巻きずしなど8品目で一人6,000円、など。利用時間も要相談、内容は予算に合わせることも可能で、鍋料理などにも対応する。歴史が染み込んだ空間で、ゆったりとした時間が流れる中、想像以上に親睦も深まるというもの◆昼食は、そば処の松華堂弁当にざるそばをセットにした「そば御前」(1,300円)を座敷で味わえる◆なお21日までは渡辺和司さんによる干支の作品展が開かれている。渡部さんの工房は福山市新市町にあり、備前焼の技法を使った陶器製小物などを制作。来年の干支の「丑」の作品のほか、クリスマスにちなんだ小作品などを展示販売している。  

markfw.gifいなり食堂(食堂)2008年12月10日号掲載

食 堂
いなり食堂
オーナー 稲荷英子
住所 尾道市向島町7993-3
TEL (0848)44-0736
営業 11:00~21:00 ラストオーダー 20:30
休日 月曜・第4日曜
P  あり

人に優しい!財布に優しい!伝統の食堂

 尾道市の向島支所の前を通る道は現在の産業道路が整備されるまでバスも通るメーンロードだった。昭和39年からある「いなり食堂」はその道が川尻交差点から西の有井方面へ抜ける途中にある◆オーナーの稲荷英子さんは岡山県出身、17年前に夫の母が27年間やっていた店を引き継いだ。会社勤めからの転身、全く経験の無い所から一人で始めたのは3カ月も悩んだ末のこと。現在は同じく向島に嫁いできた妹さんが手伝っている◆開店当初からの定番◎お好み焼き1品入り¥350を始め◎日替わり定食¥550◎カレー¥400◎カツカレー¥600◎ラーメン(塩・醤油)¥350◎うどん¥250◎そばめし¥500と驚くほど安い。引き継いだ時に50円ほど値上げしただけで今も同じ◆評判のお好み焼きは店内で食べてももちろん、お持ち帰りでもとっても美味!!「肉玉大」と注文しても¥450ですむ◆もう一つ癖になるおすすめは◎辛いラーメン¥400。普通の辛い系のように粉末の唐辛子ではなく、数本の鷹の爪とにんにく、ひき肉、もやしの入った絶品。辛いもの好きにはたまらない、味わい深い辛さのラーメンで、癖になるから要注意。

markfw.gifラメール(喫茶レストラン)2008年12月10日号掲載

喫茶レストラン
ラメール
店主 城川光彦さん
住所 福山市神辺町川北190-3
TEL (084)962-2699
営業 9:00〜17:45
休日 水曜日
P  あり

懐かしさ残る再会の場所

 「地元の人に支えられてきたからこそ、38年という長い間続けることができました」と「ラメール」の店主城川さんは振り返る。歩んできた歴史をそのままに、店の構えが物語る◆神辺では2件目にできた喫茶店。当時喫茶店はハイカラな都会文化であったということも手伝って、若者を始めとした地域の人気店として定着する。そして徐々に店舗を拡張し、喫茶レストランとして発展することになる。昔からあるメニュー「ステーキ定食」や「コロッケ定食」は当時と変わらぬ定番メニューとして人気だ。歴史あるラメールの魅力の一つ「懐かしさ」ある味を求めて地元の人が集まってくる◆店内は当時の面影そのままの仕切りがのんびりした時間を演出しゆっくりと時を刻む。窓からは周りの開発がなかったおかげで、のどかな田園や神社、そして四季を感じ取れる林も当時のままに残っている。昔の姿そのままのゲームテーブルでインベーダーゲームを楽しむのも懐かしい◆「帰省時に店を訪れると昔懐かしの顔に巡り合えて元気がもらえる。そんな声を聞くとだからまだまだ現役でがんばっていきたい」と意気込みを話す。

markfw.gif壱 歩(ごはん家)2008年12月01日号掲載

ごはん家
壱 歩
代表 清水しおりさん
住所 尾道市東御所町1-5-2
   駅前再開発ビル2階 TEL (0848)23-8005
営業 11:00~21:00
休日 火曜

一人でも安心、一日中定食が食べられる店

 尾道駅前福屋の2階にある尾道のごはん家「壱歩」(いっぽ)には始めの一歩、コツコツやっていくという意味が込められている◆お勧めの「尾道ごはん」は地穴子の天ぷら。観光客だけでなく地元の人も足しげく通う◆オーナーの清水しおりさんは愛媛県松山の出身。醤油は香川、評判のみそ汁の味噌も松山のモノにこだわっている。出てくる料理は温かく、家庭の味を求めている人にはもってこい◆選べるように2種類以上用意される日替わり定食は¥750〜。また5時を過ぎると一品料理がプラス300円で定食として食べられ、一人暮らしの夕飯にも嬉しい。昼休憩は無く夜まで定食を出す。ご飯、味噌汁もお代わり自由◆食後のコーヒー・紅茶は¥150。人気メニューの一つは「お母さんの玉子焼き」¥350。オーナーは「こんな普通の料理を喜んでいただけるのが申し訳ないような気がする」と謙遜する◆夜、ちょっと一杯という人には、お好きな飲み物につまみ3品がついた「ほろ酔いセット」¥1,100。辛いつまみ3品の「やけ酒セット」¥1,100。寒い冬を迎えたが、鍋¥600〜も一人で食べられる。

markfw.gif北前亭(創作珍味本舗)2008年12月01日号掲載

創作珍味本舗
北前亭
店長 井村和恵さん
住所 尾道市土堂2-8-13
TEL (0848)22-5555
営業 10:00〜18:00
休日 水曜日(年末年始は12月31日〜1月3日休み)

福利物産(株)発祥の地で伝統の味を発信

 江戸中期の天明6(1786)年創業の歴史を持つ福利物産(株)(尾道市東尾道、福島光宏社長)が今年3月、同社発祥の地にオープンさせた創作珍味本舗「北前亭」。主力商品でバラエティーも豊富な「味付ちりめん」のほか、佃煮、煮豆など自社工場で丁重に製造した商品を販売している◆鯛、穴子、広島菜などちりめんと相性のいい素材を絶妙なバランスで混ぜ合わせた味付ちりめんは、素材別に八種類を用意、詰め合わせた「ちりめん八珍」(2,625円)がお土産に喜ばれている。丹波産の大粒黒大豆をじっくり煮込んだ「べっぴんさん(黒豆美人)」は120gの瓶詰め735円。黒鯛を釜飯の素に調理した「まるごと黒鯛めし」は3合用1,260円。「たこめし」もある◆佃煮は昆布、くるみ小魚、くるみ小女子、アナゴ山椒煮など6種を100g単位で計り売り。素材と素材が口の中で競演する味わいが特長となっている。12月初旬からは主要商品を詰め合わせたギフト商品(3,150円、5,250円)も並ぶ◆店舗奥ではオリジナルTシャツ、手ぬぐいなども販売。猫キャラの本染め手ぬぐい(945円)は観光客に人気。

markfw.gif大亀食堂(食堂)2008年11月20日号掲載

食堂
大亀食堂
代表 大亀美技枝さん
住所 尾道市美ノ郷町三成1097
TEL (0848)48-0254
営業 10:00〜21:00
P  あり
休日 年中無休

地域の歴史が溶け込んだ昔ながらの食堂

 国道184号に並行する旧道、三成小学校の入り口に位置する「大亀食堂」は昭和38,9年頃、市内の栗原町でお姉さんの食堂を手伝っていた大亀美技枝(みきえ)さんが独立して一人で始めた。ここはかつて尾道交通のバスが行き来するメーン通りで、運転手に弁当も提供していたという。昭和43年にはお嫁に来た千恵子さんが加わり、喜怒哀楽を重ねながら嫁姑2人で切り盛りしてきた。昨年店内を初めて改装し、今年息子夫婦が賃貸だった土地も買い取った◆84歳の美技枝さんの早朝からの仕込みを知っているお客さんは10時の営業時間などお構いなく8時頃から食べに来る◆少し色の濃い透き通ったスープにしっかりと形の残った背油の入った尾道風ラーメンは¥450。常に煮込んでいるおでん1個¥100は自分で取る。焼き魚や煮魚、玉子焼きなど色々な1品皿¥300〜も好きなものを自分で選択でき、生ビールのアテにもちょうどいい。ラーメンとご飯やオカズを合わせた定食は¥1,000◆お店の裏には20人ほど入れる座敷もあり、ほかのお客さんに気兼ねなく宴会も楽しめる。

markfw.gifア・ターヴォラ(イタリアンリストランテ)2008年11月20日号掲載

イタリアンリストランテ
ア・ターヴォラ
オーナーシェフ 勝山喜久郎さん
住所 福山市霞町1-2-16
TEL (084)926-4655
営業 11:30〜2:00、18:00〜21:30
P  有料
休日 日曜日

手打ち生パスタの本格イタリアン

 10月7日にオープンした「ア・ターヴォラ」。店名は食卓を意味する◆自慢は自家製手打ち生パスタ。勝山喜久郎オーナーシェフが「食べ終わるまでアルデンテ」のゆで加減に気を配る。そのパスタを手軽に味わえるランチはオリーブ系、クリーム系、トマト系からソースを選び、前菜、パン、コーヒーがセットで950円から。ディナーは4,800円と5,800円の2コース。今後単品も増やす◆勝山さんはイタリア、フランスで修行し、オーストラリア領事館シェフも経験。「ハトやウサギなどを使うイタリア郷土料理も提供したい」と本格イタリアンを広める熱意は強い◆ヴァイオリン演奏を楽しむディナーコンサートは28日(金)、12月12日(金)午後7時から。メニューは長崎漁協から生きたまま仕入れるうちわ海老のソテー。オリーブオイルで素材の魅力を引き出す◆12月21日から24日はクリスマス限定で8,000円、10,000円の各コースで予約受付中。レンズ豆を使うメニューやクリスマスケーキ・パネトーネが聖夜に彩りを添える。忘年会や立食パーティなど貸切にも対応する。

markfw.gifヘルシーライフ(豆腐・豆乳製造)2008年11月20日号掲載

豆腐・豆乳製造
ヘルシーライフ
代表 佐野早苗さん
住所 福山市津之郷町1301
TEL (084)952-1587
営業 8:00〜18:00
休日 日曜日・祝日

体に優しい 地球に優しい 大豆丸ごと豆腐

 福山駅から尾道よりの新幹線の線路沿いにある佐野クリーニング店では4年前から佐野早苗さんが息子の康之さんと共におからの出ない豆腐の製造販売もしている◆普通豆乳の絞りかす、おからは大半がお金をかけて破棄されている。そんなおからを出さない新商品が「大豆丸ごと豆腐」=「健康美人」。皮ごと砕くだけでは豆腐の滑らかさも無く固まらないため、微粉末にする製法が編み出された。口当たりは絹と木綿の間でより絹に近い◆大豆を全て使うため、食物繊維がレタスの3〜4倍。レシチンは従来の豆腐の約3倍など栄養価も高い◆「健康美人」がこだわっているのは製法だけではない。大豆は佐賀県産「ふくゆたか」だけを使用、汲み上げた地下天然水で丁寧に作っている◆豆腐¥262、豆乳500ml¥367、同1,000ml¥682◆扱っている福山下りサービスエリアのレストランでも評判がいい。宅配のほか、天満屋福山店、大元酒店(尾道市美ノ郷町本郷803-2大本浩子、TEL0848-48-0101)、いづみや(尾道市浦崎町乙-4175-4豊田猛、TEL0848-73-2110)で販売している。

markfw.gifまぁ−ねーちゃんのコロッケ(精肉店)2008年11月01日号掲載

精肉店
まぁ−ねーちゃんのコロッケ
店主 沖田眞由美さん
住所 福山市神辺町川北544
TEL (084)962-0439
営業 8:00〜19:00
P  あり
休日 日・祝

揚げたてあっつあつコロッケをどうぞ

 地元の名産品を前面に押し出した商品開発にも力を入れる精肉店、神辺中井商会。安心、安全をブランドに、経営革新を積極的に進める◆近年残留農薬やBSE問題などの食に対する社会問題を背景に、食への安全に関心を寄せられるが、神辺中井商会は昔ながらの手法で食の安全をアピールし、時代にマッチした発想の転換で進歩を続ける。近頃は朝から止まぬ電話注文に喜びの悲鳴。店主の沖田さんは、「BSE問題が取り上げられ、苦境にあった4、5年前があるからこそ、今があります」と話す◆自慢のお肉は、広島牛黒毛和種とこだわり、店頭に肉ブロックのまま並べる。お客さんの注文した量と今晩のメニューに合わせて、目の前でカットする光景は、肉好きにはたまらない。加工風景が見えることで、食への安心感がでる◆おやつ代わりに、肉をたっぷり使ったコロッケはいかが?福山物産協会会長賞を受賞した地元名産品クワイを使った自慢のコロッケなど、揚げたてが味わえる。揚げたてのあっつあつコロッケは感動的おいしさ◆最近は昼どきのお弁当が大人気。500円の値段と、その値段に見合わぬ肉のボリュームが昼からの英気を復活させてくれる。

markfw.gif雑兵(ラーメン・居酒屋)2008年11月01日号掲載

ラーメン・居酒屋
雑兵
オーナー 鎌倉均・明子さん
住所 尾道市十四日元町3-23
TEL (0848)37-6755
営業 11:00〜19:00
休日 月曜

激戦区に新しいラーメン屋さん、「雑兵」

 尾道の飲食街・新涯にある「雑兵」(久保2丁目9-13、℡0848-37-2649日曜日定休・18:00〜2:00)はレンガ通り沿いで28年続く居酒屋だ。その「雑兵」が長江口から2号線と海岸通りをつなぐ薬師堂通り沿いに、新しく姉妹店としてラーメン屋さん「雑兵」を開いた◆大きな朱色に黄色で書かれた「雑兵」の看板の下をくぐり、中に入ると、カウンターだけのシンプルな店内。中で切り盛りするのは鎌倉均さん、奥様明子さんのオーナー夫妻。「雑兵」はかつて均さんがやっていた草野球のチーム名からつけた◆メニューには尾道らーめんのみでなく各種ラーメンのラインナップで観光客より地元のお客様が多い。醤油ベースに背油の浮いた◎尾道ラーメン¥530、◎こってり味噌ラーメン¥630、豚骨ベースの◎たっぷり野菜ラーメン¥630、◎さらっと塩ラーメン¥600。一風変わって目を引くのは◎名物塩焼きそば¥700。実はこれ、居酒屋の方では一番人気のメニューだという。ラーメンの次には是非トライしてみたい。美人奥様のもてなしも嬉しい。

markfw.gif青 島(中華料理)2008年10月20日号掲載

中華料理
青 島
オーナー 坂本勝博さん
住所 福山市今津町3丁目1-25
Tel/Fax 084-934-7536
営業 11:30~14:30 17:30~22:30
P  あり
休日 年中無休

山東省出身の坂本オーナーが開いた2軒目

 国道2号線、松永駅近くに大きな赤い看板の「青島」がある◆オーナーの坂本勝博さんは15年前に中国・山東省から福山に来てホテルで修業、7年前に南蔵王に「聚楽楼」を、今年3月29日に二軒目「青島」を開いた。東京や大阪でなく人の温かさから福山を選んだという◆定食の特徴はまず種類とボリューム。一品・揚げ物(鶏の唐揚げなど)・サラダ・スープ・ライス・漬物付き◎野菜炒め定食¥650◎回鍋肉¥680など10種類から選べる◆品数豊富な8品が付く◎レディースセット(一品・揚げ物・サラダ・スープ・ライス・漬物・デザート・点心)¥780。これも4種類から選べる◆ラーメン・半チャーハン・デザート付き¥680◆店内は衝立で仕切られたテーブル席と個室の座敷があり明るくゆっくりできる。座敷の仕切りは開け放して25人ほどのお座敷宴会場となる。宴会料理は¥3,000〜◆本人も中国出身、厨房に入っているコック達も中国で修行。北京ダック(1人前)¥1,500。1羽丸ごと¥7,500(要予約)など一品料理は本格的◆そんな本格中華のオードブルの予約、お持ち帰りもできる。

markfw.gif白ッコリィー(中華料理)2008年10月10日号掲載

お店イメージ
中華料理
白ッコリィー
オーナー 中原幸子さん
住所 尾道市高須町4962-3
TEL (0848)55-9060
営業 11:30〜14:00 18:00〜21:30 (ラストオーダー)
休日 不定休
P  あり

トッピングチャーハンなど本格中華の味わい

 東尾道のボーリング場1階に、9月11日でオープン1周年を迎えた中華料理店「白ッコリィー」がある◆シェフの中原徹さんは大阪や東京のホテルのチャイニーズレストランで働いていたため、町の中華屋さんのリーズナブルな価格で本格中華の香りを楽しめる◆平日のみの日替わり定食¥650(1品・ライス・スープ・付け合せ付き)、サービスランチ¥650(ラーメン+半チャーハン)は超お得。ラーメン¥480はチャイニーズレストランで出されるような、透きとおった醤油ベースのスープにストレート系の麺、白髪ねぎのトッピング。ほかに中華ならではの一品料理が並ぶ◆この店ならではのメニューにトッピングチャーハンがある。チャイニーズレストランにある餡かけチャーハンのバリエーションと考えるとわかり易い。チャーハンに中華の一品をのせたもので、エビチリチャーハン¥750などがある◆「本格中華で会食」ならコース料理もある。¥3,000〜。3千円で8人、5千円で6人から貸し切りになるためゆっくり落ち着いて味わえる◆パーティー用のオードブルや昨今流行の中華お節も承っている。

markfw.gif噂のこの串かつあのおでん大阪新世界尾道倶楽部(串かつ・おでん)2008年10月01日号掲載

お店イメージ
串かつ・おでん
噂のこの串かつあのおでん大阪新世界尾道倶楽部
オーナー 宇根本茂さん
住所 尾道市土堂2-10-14
TEL (0848)23-7887
営業 17;00〜22:00
休日 火曜日

大阪新世界の串かつと京風割烹のおでん

 尾道の海岸通り住吉神社の並びに新装オープンした居酒屋。「噂のこの串かつあのおでん大阪新世界尾道倶楽部」と看板にあるが、なんとこの長い文字が店名なのだ。(有)大丸日本料理場が東京のデザイン事務所プロデュースのフランチャイズ1号店としてオープンしたこの店は、今大流行の大阪新世界の串かつの店。細かいパン粉をまぶした揚げたての串かつをテーブルの上のソースに付けて食べる。マナーとしてソースへの二度付けは御法度である◆こだわり京風割烹おでんは東京の会社プロデュースとあって、関東では大人気のふわふわのはんぺんやちくわ麩も入っている◆店長おすすめ◎満腹セット12品¥1480[串かつ:牛・エリンギ・キス・紅しょうが・はんぺん・ウインナー・海老、おでん、ピンチョス:うずにん・ちいとま・もろきゅう]。社長おすすめ◎贅沢セット¥1980[満腹+イカげそ・もち・デザート:尾道アイス物語]◆ピンチョスとはスペイン・バスク地方の言葉で串の意味があり、串や楊枝に小さなパンを刺しその上におつまみをのせた軽食で、にんにく醤油漬けなどの前菜がでる。海を見ながら1杯どうでっか!

markfw.gif向島 味さい(居酒屋風料亭)2008年10月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋風料亭
向島 味さい
オーナー 玉井英二さん
住所 尾道市向島町551
TEL (0848)44-5536
営業 12:00〜14:00 17:00〜22:00
休日 水曜日
P  あり

居酒屋料理と会席風料理のランチが人気

 尾道大橋を向島に渡ってすぐ、東西橋の近くに9月5日、「向島 味さい」がオープンした◆ホテルおか島の厨房を任されていた2人が開いた和食ダイニングは活きの良い魚がメーンの居酒屋料理が並ぶ◆明るい店内で会席風料理が楽しめるランチタイムは、味に厳しい女性に人気だ。お昼のメニューは3種類50食限定なので予約しておくのがおすすめかも◎おすすめ定食¥950[手作り豆腐・和え物・小鉢・茶碗蒸し・天麩羅・ご飯・味噌汁・漬物]◎彩り御膳¥1,150[手作り豆腐・和え物・茶碗蒸し・もずく・サーモン・山くらげ・厚焼き玉子・ローストビーフ・黒豆・海老天・ご飯・味噌汁・漬物]◎味さい御膳¥1,350[刺身・手作り豆腐・和え物・小鉢・茶碗蒸し・天ぷら・サーモン・厚焼き玉子・ローストビーフ・黒豆・ご飯・味噌汁・漬物]◆カウンター、テーブル席に加え個室があり落ち着ける。食後のコーヒー¥100、アイスコーヒー¥150でのんびり◆個室は仕切りを取ると人数に合わせた宴会場に変身。法要や結納、百日の祝い膳などにピッタリ。団体の予約は店休日や営業時間外でも相談にのっている。

markfw.gifTOM(カフェバー)2008年09月20日号掲載

お店イメージ
カフェバー
TOM
オーナー 須賀貴庸さん
住所 尾道市十四日元町1-23
TEL 0848)37-1883 080-6334-6303
営業 10:00〜17:00 19:00〜2:00
休日 不定休

昔のTOM時代から受け継がれたレシピ

長江の観光バス停車場から本通商店街入ってすぐにカフェバー「TOM」がある◆昼間の人気メニューは◎レアチーズケーキセット¥680◆薄明かりの中、ジャズナンバーが流れ、小さな裏庭に面した奥のスペースは時を忘れてしまう。そんな異空間に観光客などは昼間もカクテルなどのアルコールを楽しむという◆オーナーの須賀さんの父、須賀勉さんは1967年から2号線沿いにバー「TOM」を開いていた。その姿に憧れた彼はいつしか父と同じ名前のカフェバーをオープンさせて、同じようにシェーカーを振っている◆受け継がれたのは名前だけではない。ざくろリキュールベースの「TOMフィズ」も1967年に誕生、息子の手によって再び蘇った。◎TOMフィズ¥600◎TOMソーダ¥600。ノンアルコールなのでハンドルキーパーでも楽しめる上、夜は¥550となる◆カフェバーといってもカクテル¥500〜、焼酎や日本酒・泡盛などもあり、つまみは◎オードブル¥300〜や◎ピザ¥780。ゆっくりとした時間と空間を楽しむのもいいかもしれない。

markfw.gifいろは(御舟宿)2008年09月20日号掲載

お店イメージ
御舟宿
いろは
NPO法人鞆まちづくり工房運営
住所 福山市鞆町鞆5
TEL (084)982-1920
営業 宿は土・日曜日のみ 喫茶は10:00〜17:00
休日 火・水曜日

坂本龍馬と宮崎駿監督ゆかりの空間

 坂本龍馬と海援隊士34人を乗せた「いろは丸」が慶応3(1867)年、福山市宇治島沖で紀州藩の軍艦と衝突、鞆ノ浦に曳航される途中で沈没した。あの有名ないろは丸事件の解決に向け、坂本龍馬と紀州藩士が談判した場所が御舟宿いろはの中にある談判の間◆NPO法人鞆まちづくり工房が買い取って改修、宿泊施設と喫茶の「御舟宿いろは」として蘇った。しかも玄関から談判の間に続く空間は、アニメ映画の巨匠、宮崎駿監督の描いた世界を再現。ホッとする江戸の町家の雰囲気となっている◆宿泊は一泊二食付22,000円(夕食の不要な人は相談)。談判の間から中庭をはさんで建つ蔵のお風呂でくつろぎ、歴史を刻む柱、梁を生かした二階の部屋で歴史ロマンに包まれながら宿泊できる◆玄関を入ってすぐ左は喫茶コーナー。談判の間を眺めながら自家焙煎コーヒー、ハーブティー、手作りケーキなどを楽しめる。土・日のお昼なら趣のある「いろは御前」もおススメ◆入り口付近では鞆の名産「保命酒」や龍馬をデザインした特性Tシャツ、宮崎監督の一筆箋などお土産品も販売している。

markfw.gif花苑(喫茶軽食)2008年09月20日号掲載

お店イメージ
喫茶軽食
花 苑
オーナー 山根明美さん
住所 尾道市向島町東富浜5525-2
TEL (0848)44-1416
営業 7:00〜19:00
休日 年中無休
P  あり

30年以上同じ味が続く懐かしい喫茶店

 駅前渡船で向島に渡るとすぐに「花苑」と大きく書かれた喫茶店の看板が目に入る。オーナーの山根明美さんは昭和50年から自宅近くで喫茶店を開いている◆人気メニューは◎焼き飯(スープ付き)¥550◎野菜炒め定食¥600◆「30年以上同じように作っているだけです」というメニューはどれも懐かしい。例えば◎ナポリタン&サラダ¥600。本格イタリアンが続々と並ぶ中、ハムや野菜、柔らかめのスパゲティーをたっぷりのケチャップで絡めた甘めの味は懐かしい日本食と言える。日本食といえばジャガイモや人参がコロコロ入った我が家の味◎ビーフカレー¥500も「子どもが成長してから家でカレーを作らない」というお客さんにも喜ばれている◆朝7時からやっている◎モーニングサービス¥450〜。好きな飲み物の代金に100円プラスするだけで、ミニサラダ・トースト・ゆで卵・ヤクルトが付く。そんなメニュー目当てに6時半からやって来るお客さんもいる。◎そうめん¥500◎鍋焼きうどん¥600など、リーズナブルな価格と満足のいくボリュームも変わらない。1回お得な回数券もある。

markfw.gifル・それいゆ(フレンチキッチン)2008年09月10日号掲載

お店イメージ
フレンチキッチン
ル・それいゆ
オーナー 高橋正光さん
住所 福山市南蔵王町3-8-39
TEL (084)921-8477
営業 ランチ11:30〜14:30
   ディナー17:30〜21:00
   水曜日はランチのみ営業
休日 年中無休(年末年始・夏期休暇を除く)

素朴な料理をしっかり、気軽に楽しめる店

 ヨーロッパの裏通りにある家庭料理店のようなフレンチキッチン「ル・それいゆ」(=太陽の意味)は陽気で気さくな長続きする店を目指して名付けられた。チラシに「当店ではフランス式のテーブルマナーはご遠慮いただいております。お箸でどうぞ」とあるように「気軽に楽しくフレンチを」というオーナーの気持ちがにじみ出ている◆素朴な料理をしっかりと食べられるこの店のシェフ高橋正光さんは東京、大阪、神戸のフレンチレストランやホテルを経て出身地の福山で8年前に奥様の一恵さんと開店した◆ランチメニューA◎本日のスープ・肉又は魚料理・プティサラダ・デザート盛り合わせ・コーヒー又は紅茶¥1,365◎Bはシェフ特製オードブルも付いて¥1,890◎ディナー¥2,415◆どのコースにも付いているパンはシェフの手作りでお替り自由。デザートも自家製で絶品◆他にもコースメニューやステーキコースなどがあり、貸切のパーティーにも応じている◆カウンターには二人ずつ区切れるタペストリーが備え付けられていて、クリスマスにはカップルで静かにディナーを楽しめる工夫がされている。

markfw.gifゴッドサマー(カフェバー)2008年09月01日号掲載

カフェバー
ゴッドサマー
オーナー あき坊さん
住所 尾道市栗原西2丁目2-19
TEL (0848)24-2825
営業 20:00〜ラスト
休日 日祭日定休

三線を奏でるマスターの沖縄ん・カフェ

 国道184号沿いにタコライスののぼりが目印のカフェバー「ゴッドサマー」がある。一歩中に入ると沖縄一色のその店は、マスターあき坊さんが第二の故郷、沖縄にこだわって2年前に開店した◆出される食べ物はタコライス(¥700)。飲み物はもちろんオリオンビール(¥600)。各種泡盛は¥500〜。泡盛カクテル¥700◆沖縄風なのは店やメニューだけではない。マスターの奏でる三線(サンシン)や歌、太鼓なども楽しみの一つだ。みんなで三線を楽しむ「尾道ゆらてぃくくらぶ」というサークルを立ち上げ、希望者に沖縄音楽を教えている。興味があれば誰でも参加できる◆マスターはこの店の営業の傍らコンサートやイベントで三線を披露、日祭日は福山の居酒屋「沖縄58酒場」で唄者(三線の弾き語りのこと)として演奏している。最近では口コミで聞きつけた中高校生などにも教え、発表もしている◆弾き語りだけでなく、三線に合わせてお客さんが歌ったり、踊ったりとノリも沖縄。夜8時からの営業でラストもノリで決まる沖縄時間。「かちゃーしー」で踊りだしたら閉めとなる。

markfw.gifニュートーンモア(レストラン)2008年08月20日号掲載

レストラン
ニュートーンモア
代表取締役 白井克典さん
住所 福山市蔵王町6-3-24
TEL (084)941-0233
営業 昼11:30〜15:00 夜18:00〜22:00頃
休日 火曜日 Pあり

音楽パーティーの会場にもなるレストラン

 山陽自動車道福山東ICに近い丘に建つレストラン「ニュートーンモア」。昭和62年から福山の眺望が楽しめるレストランとして営業している。昨年に続き、今年も福山夏まつりの花火が夜景とともに楽しめた◆詩吟は師範の腕前、カラオケはNHKのど自慢全国大会出場という店主の白井克典さんは、店名に「新しい(New)調べ(Tune)をもっと(More)」楽しめる場所という思いを込めた。お店の半分はカラオケパーティー、ピアノコンサートなど音楽と食事が楽しめるスタジオ(約60人収容)となっており、音楽好きなカップルのウェディングパーティーにも利用されている◆通常のテーブル席にはベランダ風のインドアスペースも用意されており、風景を楽しみながら心地よく食事ができる。料理は1,260円から2,100円までの各種セットメニューが気軽。牛ヒレステーキや伊勢海老をメーンにしたコース料理(2,625円〜7,350円)も目的に応じて選べる◆お店の片隅には幸せをもたらす七つの実がなった七実栗も展示され、合格や健康、出会いの願掛けをする人が絶えない。

markfw.gifせら温泉(大衆演劇)2008年08月10日号掲載

大衆演劇
せら温泉
オーナー 成徳源さん
住所 世羅郡世羅町甲山134番地
TEL (0847)22-4126
営業 10:00~22:00(最終受付21:30)
休日 年中無休 P100台

入って楽しい 観て楽しい 演劇と温泉

 今、巷で熱い大衆演劇。そんな本格派大衆演劇を味わえる温泉が今高野山すぐ隣にできた◆温泉には露天風呂・主温泉・水風呂・サウナ・ミストサウナ・塩サウナの他、朝鮮人参などの健美泉・ヨモギなどの宝寿湯の2つの薬湯もある◆フロントで受付をすると館内着やフェイスタオル、バスタオルが渡され浴室には石鹸なども完備、手ぶらで立ち寄れる◆レストランには豊富なメニューもあるが昼は◎幕の内(並)¥2000◎幕の内(上)¥3000のお弁当、夜は◎季節の会席◎梅¥3000◎竹¥4000◎松¥5000の特別料理が予約できる◆温泉に入った後は流行の大衆演劇や歌謡ショーが待っている。支配人の永池さんによると追っかけが和歌山から世羅までやってきたこともあるという。昼の部は13:30〜演劇と歌謡ショー、夜の部は19:00から歌謡ショーのみとなり1カ月ごとに劇団が変わる。15日前後の中日と月末の晦日は休演となるのでご注意◆入浴料金は演劇の楽しめる時間に合わせて◎10:00〜¥1800◎16:00〜¥1000◎20:00〜¥600となっている◆20人以上で利用すると無料送迎バスの利用も可能。

markfw.gifパル(お好み焼き)2008年08月01日号掲載

お好み焼き
パル
店主 奥上力夫
住所 尾道市久保町1698-1
TEL (0848)37-1003
営業 水・木・金・土11:00~14:00 17:00~23:00
   日・祝11:00~23:00 火17:00~23:00
休日 月曜日・第二火曜日

北海道の食材で宴会もできるお好み焼き店

 尾道市民病院先のふくし村、番所バス停前に広い駐車場を擁した「お好み焼き パル」がある。高台に一軒だけの目立つ飲食店だ。街中や住宅街、駅前など数ある立地の中、三成・吉和・高須・山波・栗原・尾道駅・新尾道駅など旧尾道市内どこからも車で10分以内ということでここを選んだ◆入口に水槽もある、店内は思いのほか広く、40名までの宴会も開ける◆店主の奥上さんは8年前ピアノ運送業から畑違いのお好み焼き屋を夫婦でオープンした。釣りが趣味でお酒のつまみを色々出しているうちに一品料理は60種にも増えた◆現在は純生さん・慎二さん、2人の息子さんも一緒に切り盛りしている。長男の純生さんは北海道の大学を卒業、お嫁さんと二人で北海道から戻った。酪農を営む同級生の農場から肉やホルモンなどを取り寄せている◆お好み焼きは◎豚玉¥600トッピングも各種ある。◎サーロイン定食¥1500◎とんかつ定食¥700◎ホルモン焼き定食¥850◎豆腐ステーキ・生姜焼き・レバニラ・肉ニラの¥650の定食以外に一品料理にご飯・味噌汁・ポテトサラダを付けて定食にすることもできる。

markfw.gif八兵衛(ラーメン)2008年07月10日号掲載

ラーメン
八兵衛
店主 河城信司
住所 三原市中之町2-1-28
TEL (0848)64-7309
営業 11;00〜14:00、17:00〜21:00
休日 未定 P3台

迷うことなく楽しめる

 6月12日、三原市中之町のダイヤマート向かいにオープンしたラーメン店「八兵衛」。開業してまだ間もないが、早くも家族連れやサラリーマンなどのファンが定着しつつある。市内はもちろん、尾道からも訪れやすいロケーション◆メニューは至って単純。ラーメン(550円)、ラーメン大(690円)、チャーシューメン(780円)に、全て手作りのギョーザ(5個入り・280円)、チャーシューの旨味をよく馴染ませた焼き飯(大630円、中480円、小300円)、ごはん(150円)と、とにかくシンプル。ビールをはじめドリンク類もある◆ラーメンはトンコツ、鶏がら、魚介類がベースの醤油スープで、豚の背油がコクを加えている。平打ちのメンに絡むスープは優しい野菜の甘さがじわっときいてくるため、思わず最後まですんなり飲めてしまう。取材時も「特徴は?と聞かれても・・・」と店主の河城さんも困惑気味だが、それもリピーターが増える「やみつきになる味」を出している自信の現れとも取れる◆お客さんからの要望を聞きながら、新メニューの開発も検討中。

markfw.gifキッチンヘルン(イタリア料理)2008年07月10日号掲載

イタリア料理
キッチンヘルン
代表 村上真美さん
住所 福山市伊勢丘4-8-6
TEL (084)948-3066
営業 11:00〜22:00
休日 月曜日 Pあり

住宅街にある身近な休息所

 福山市伊勢丘に店を構えるイタリア料理のお店「キッチンヘルン」。福山から岡山に向かう2号線沿に位置し、近くに伊勢丘住宅団地や英数学館・銀河学院を臨んだ好立地に店舗を構える。この立地条件で、外観がペンション・コテージを髣髴させる素敵な店舗。住宅街という混み合った場所からの身近な休息所として、ランチタイムやティータイムには近所の主婦たちが集まり、会話の花を咲かせる◆店一番のオススメはピッツァ。独特のモチモチ感がある特性生地が特徴で、冷めても美味しく楽しめるオリジナルピッツァ。契約農家の新鮮野菜とアイディアあふれる店の創造力で、いっそう味を際立たせる◆「約10年前のオープン当時、親に連れられて来ていた子ども達が親の代となり、自分の子どもを連れて食事に来てくれるようになりました。『昔からの変わらない味で、すごくおいしかった!』との感想を耳にしたときは、やっぱりうれしいものですね。しかしそれと同時に、継続してきた店の歴史の重さに思いをはせると、今以上にサービス意欲が掻き立てられます」と店長の淤見さんは、さらなる店の発展を誓っていた。

markfw.gifUZI(日本茶ばー)2008年07月10日号掲載

日本茶ばー
UZI
店長 徳永由加さん
住所 尾道市栗原西1-1-23
TEL (0848)24-9111
営業 11:00〜19:00
休日 日曜日

玉露器で味わう伝統的日本のお茶

 日本一のお茶を味わって欲しいという想いから誕生した本物の日本茶を味わう店「UZI」。この店は日本茶を製造、販売する宇治園製茶㈱(尾道市木ノ庄町)の溝口義揮社長が徹底的にこだわって生まれた◆メニューの玉露「よしはる」は700円。使っている「よしはる」は同社製造の玉露で、市販価格は100グラム5,000円という最高級品。オリジナルの玉露器を使い、スタッフが目前で丁重に入れてくれる。湯呑みは15ccほどのお猪口サイズ。少量に驚きながら飲むと、その濃厚な味わいに再度驚く。一煎目、二煎目、三煎目と薄くなりながら風味を変える味わいを楽しむと、「どうぞ、食べてください」の案内に三度驚く◆濾した後の茶葉を食べる。これが京都の宇治では本当の玉露の味わい方だそうで、お茶は薬という伝統に基づいた喫茶法。日本一を自負して生産する茶葉農家との二人三脚から生まれる玉露はやわらかい。ポン酢でおひたしのように食べられる◆メニューには抹茶や杜仲茶で入れた珈琲などもある。日本茶らしくない、しかし心が休まる店のデザインは手しごと市を仕掛けた徳永栄 さんが担当した。

markfw.gif北京(中華料理)2008年07月01日号掲載

中華料理
北京
店主 細谷俊才さん
住所 福山市多治米町6丁目1-27平賀ビル1階
TEL (084)957-2105
営業 1:30〜14:30 17:00〜22:00
休日 月曜日

本場中国からやってきた北京料理の店

 福山競馬場のすぐ前にある中華料理の店「北京」はその名の通り北京料理の店である◆店主は中国の北京から25年前、尾道市栗原の母の元にやってきた細谷俊才さんで「まだ日本語が難しい」と言う。本場中国からやってきて天満屋福山店内の中華料理店で腕を磨き、5年前に夫婦でこの店を開いた◆人気のメニューはもちろん◎ラーメンセット¥750(ラーメン・チャーハン・鶏の甘酢がけ・漬物)◎ラーメン定食(ラーメン・ご飯・漬物・サラダ・手羽先の唐揚げ)◎定食はメイン・ご飯・スープ・漬物・サラダ・唐揚げで¥630。ボリュームもさることながらメインは本格中華のラインナップ。ほかに◎唐揚げ定食◎野菜炒め◎八宝菜◎レバニラ◎酢豚◎麻婆豆腐など。ちょっと豪華に中華を楽しみたい方にお勧めなのが◎ランチA¥1,150(エビチリ・豚の角煮・鶏の甘酢がけ・ご飯・スープ・漬物・サラダ)◎ランチB¥950(八宝菜・豚の角煮・鶏の甘酢がけ・ご飯・スープ・漬物・サラダ)。なんとこれらの定食は夜の部でも食べられる◆一品料理も充実。お座敷や大きなテーブルで家族や友人、同僚と本格中華を楽しみたい。

markfw.gifさち(居酒屋)2008年06月20日号掲載

居酒屋
さち
女将 前岡早智子さん
住所 尾道市西土堂町4-7
TEL (0848)25-3784
営業 17:00〜11:00
日曜日・祭日

女性も入りやすい笑顔とおふくろの味の店

 JR尾道駅から東へ一本目、芙美子像西側の踏み切りの前にこじんまりとした居酒屋「さち」がある◆女将は原田町出身の前岡早智子さん。大手化粧品会社に30年以上勤務、接客業は長いが飲食に携わるのは初めてだ。早期退職で長年の夢を叶え、4月29日で丸2年がたった◆自身もお酒が好きで、つまみも好き。よく居酒屋などに通っていたが女性一人でも入りやすいお店をやりたいと自宅近くにお店を開いた◆狭い店内は狭いからこその良さがある。お客さん同士が友達になり、いつの間にか「さち」の仲間になってしまうのだ◆料理は自己流だが、毎日変わる季節の食材を活かしたおふくろの味の大皿おばんざいがカウンターに並んでいる◆「田舎料理ですけど」というメニューにあるのは◎アユの塩焼き¥600◎揚げナスの煮びたし¥400◎肉じゃが¥400など。単身赴任の人にも喜ばれる。シャキシャキとした歯ごたえが残るレンコンのきんぴらなど、どれもお酒に合うよう少し甘みを抑えた味付けになっている◆笑顔で女将さんが迎えてくれる、明るい店内は女性でも落ち着くようだ。

markfw.gif松本鮮魚(鮮魚とイートイン)2008年06月10日号掲載

お店イメージ
鮮魚とイートイン
松本鮮魚
松本絹恵さん
住所 尾道市古浜町2-44
TEL (0848)24-5660
営業 8:00〜14:00 (食事9:00〜14:00)
休日 日曜日・祭日

お魚屋さんだから新鮮イートイン

 国道2号線沿い、JA広島厚生連尾道総合病院真ん前の、「めし」と染め抜かれたのぼりの並ぶお魚屋さんが「松本鮮魚」。漁師の家に生まれた松本知(さとる)さんが40年続けている魚屋に8年ほど前から絹恵さんが加わった◆新鮮な魚を安く売る町の魚屋さんは地元の方が贈答に利用することも多く地方発送も行っている◆そんな町の魚屋さんが4月からイートインを始めた。お客さんから「ご飯が食べられるところがない」という要望を聞き、前から売っているお惣菜を店内で食べられるようにした。ご飯や味噌汁、お茶などはセルフサービスで、お惣菜をおかずに食べる◆メーン料理にご飯・味噌汁・サラダ・煮物・小鉢の付いた日替わり定食550円。100〜300円のお惣菜から自分の好きな物をアラカルトで選ぶ事もできる。◎ご飯100円◎味噌汁50円◎うどん200円◆海老粉などの入った豪華ないなり寿司はこの地域では狐寿司と呼ばれ、かつては各家庭の味でもあった。◎いなり寿司300円◎鯛めし300円◎天ぷら300円◎コロッケ100円◆これら店内のお惣菜は全て絹恵さんの手作りで常に20種以上並んでいる。

markfw.gifかたおか(お好み焼き・鉄板焼)2008年06月01日号掲載

お店イメージ
お好み焼き・鉄板焼
かたおか
店主 粟根克哉さん
住所 府中市父石町514
TEL (0847)43-9020
営業 平日17:00〜21:30 土・日曜日11:30〜21:30
休日 木曜日
P  あり

牛ミンチを使う府中焼きの店

 牛ミンチを使う府中焼きの店 「やすくてうまい府中の味」としてPR活動が活発化、備後地域でもジワジワと評判が上がってきている「府中焼き」。PRする「備後府中焼きを広める会」の会長を務める粟根克哉さんのお店がお好み焼き・鉄板焼「かたおか」。府中と尾道市御調町を結ぶ国道486号沿い。福塩線と芦田川の交差する地点から府中寄りすぐの場所◆店主の粟根さんは宮崎県でお好み焼き修業。その店の名前が「かたおか」。広島市が本家の店で広島風を覚えた。暖簾分けの形で平成8年、府中市に開店したが、「郷に入れば郷に従え」と府中焼きをベースにした◆府中焼きは広島風の豚バラ肉の替わりに、牛のひき肉を入れるため、肉の旨みがキャベツとからむ。「かたおか」では70cm×270cmという大きな鉄板でジュージューと焼く。しかも鉄板の厚みは21mm。一定の温度が中までじっくり火を通すため、外はパリパリ、中はふんわりと焼ける◆産直のネギをトッピングする「そば肉玉ねぎかけ」(600円)。お好み焼きのほかに宮崎地鶏、豚トロ塩焼きなど鉄板焼メニューも豊富。

markfw.gifぴえろ(ショットバー)2008年06月01日号掲載

お店イメージ
ショットバー
ぴえろ
オーナー 池田陸代さん
住所 尾道市三軒家町13-7
TEL (0848)22-2319
営業 19:00〜24:00
休日 日曜・祭日
P  あり

二紀会所属の絵とリーズナブルな料金が魅力

 JR尾道駅北口から前の小道を行くとすぐに黄色いネオンサインの「ぴえろ」がある。14年前から栗原で開いていた店をこちらに移して4年になる◆扉を開けると黒い壁にかけられた一枚の絵が浮かび上がる。中は高めのカウンター越しにボトルの並ぶショットバーだ◆店内には100号の大作も含め何枚もの油絵が置かれている。オーナーの池田陸代さんは40年以上絵を描き続け、二紀会、尾道美術協会、チャーチル会に所属、年間12〜3点は描いているそうだ。ピエロの絵が多かったが現在は人形を描くことが多い。かわいいだけでない人形の表情に引かれるという◆店内はそんな高級ムードが漂うが価格はいたってリーズナブル!◎オードブル¥500 ◎ショットはどれでも¥500 ◎焼酎ボトルキープ¥3,000。キープがあれば2品のつまみと氷、水、梅など全て含めて¥2,500ですむ。◎カラオケ¥200◆この価格設定は「一人で入ってオープンから閉店までゆっくりくつろげるナイトキャップの場所になりたい」というオーナーの思いから◆女性一人でも入りやすい店はリピーターも多い。

markfw.gif今日も一日ごくろうさん(なべやさん)2008年05月20日号掲載

お店イメージ
なべやさん
今日も一日ごくろうさん
店長 近藤理恵さん
住所 福山市神辺町川南667-1
TEL (084)963-4001
営業 17:00〜21:00
休日 無休
P  あり

頑張っている人へ…「ごくろうさま」

 3月24日にオープンした鍋屋「今日も一日ごくろうさん」。かなり変わった飲食スタイルが反響を呼んでいる◆メニューは、「ごくろうさん鍋」と、鍋の締めに欠かせない「麺」・「ごはん」・「玉子」、そしてお酒のおつまみとしてこだわる「手羽先」の合計5点のみ。お酒などのドリンクメニューは店内には無い◆「お酒は隣の酒販売店『ハートピア』でどうぞ!」と店長の近藤理恵さん。隣の酒屋からドリンクを、購入後に直接持ち込めるというシステムになっている。「世界一ドリンクメニューが豊富なお店でしょう! しかも、普通の居酒屋の仕入れ値でお酒を楽しむことで出来るんですよ」というように、酒販店という強みを活かしたサービス店◆鍋屋をはじめたきっかけは「仕事終わりに明日の活力を見出してほしい」との思いから。だから店名に「ごくろうさん」という気持ちを込めた。さらに主力メニューの「ごくろうさん鍋」は、語呂合わせで596円とした。その値段にもかかわらず、「ごくろうさん鍋」のボリューム感にはびっくり。「仕事帰りに上司や部下と一緒に食べて帰ってほしい」と持ち前の笑顔で話す。

markfw.gifとりかわ権兵衛 尾道店(居酒家)2008年05月10日号掲載

お店イメージ
居酒家
とりかわ権兵衛 尾道店
店主 宇根本茂さん((有)大丸日本料理場代表取締役)
住所 尾道市東御所6-2
TEL (0848)29-4009
営業 17:00~24:00(23:30ラストオーダー)
休日 不定休

博多大名の味 尾道に上陸!

 尾道の仕出し本舗・㈲大丸日本料理場が尾道駅前元映画館の建物1階に4月22日「居酒家とりかわ権兵衛」をオープンした◆本家の「権兵衛 大名」は昭和43年創業の九州福岡は博多の名店で、今回の尾道店がフランチャイズ第1号店。フランチャイズ店を開くにあたって「とりかわ権兵衛」の味に惚れこんだ店主の宇根本茂さんは博多でレシピを学び、免許皆伝を許された◆おすすめは◎仕込みに1日半かかるとりかわ焼き、とりかわ2本に豚串を合わせたお一人様限定一皿の「とりかわセット」¥480◎とり皮を仕込むときに出るスジやリンパで17羽から1本しか取れない「ゴンジー」¥280◎コラーゲンたっぷりの豚足¥580◎店内に入るとクルクル回っている丸鶏焼き1羽¥1,900・1/2羽¥980・1/4羽¥580◆新しいのはメニューからのタッチパネルによる遠隔オーダーシステム。メニューにある「注文」や「呼び出し」などの文字をタッチペンで触れるだけで自分の席から厨房やコンピューターに思いが届く◆とりかわだけでなく定番のメニューも豊富、宴会(80席)や家族連れでも十分楽しめる。

markfw.gifたに 駅ビル店(尾道ラーメン)2008年05月10日号掲載

お店イメージ
尾道ラーメン
たに 駅ビル店
店主 谷森公治さん
住所 尾道市東御所町1-5-3
TEL (0848)23-7800
営業 11:00〜21:00
休日 木曜日
P  あり

研究熱心さが生んだ行列のできる味

 JR尾道駅前の駅ビル「ベルポール」2階では今年のゴールデンウィークも行列ができた。その店は、尾道市長江口に次ぐ2店舗目をオープンして7月1日で丸2年となる尾道ラーメン「たに」◆谷森公治さんが福山市松永でラーメン店「たに」を始めたのは11年前、ラーメン店経験は全く無かったが、元々ラーメン屋か、焼き鳥屋をしたいと考えていたところラーメン屋の物件で話が持ち上がった。レシピを変えながら今の味に落ち着くまで試行錯誤を繰り返し、3年半も研究に費やした◆苦労の末辿りついたのは、背油の浮かんだオーソドックスな尾道ラーメン◎ラーメン¥500。人気のメニューは◎ラーメンにおかず1品と白飯が付いた日替わり定食¥750◎ラーメンと半チャーハンの半チャンセット¥850◎餃子¥350◆チャーハンの鍋を振るのはたった一人。休みの日も欠かさずスープの鍋には火を入れる。その手間を惜しまないことが味の秘訣だ。自身も年間400杯以上ラーメンを食すという研究熱心さも秘訣だが、実はラーメン好きだからこそ追求できた味。◆長江口店:尾道市十四日元町2-20、℡0848-37-7676

markfw.gif春香園(焼肉)2008年05月01日号掲載

お店イメージ
焼肉
春香園
店主 山本君子さん
住所 尾道市東御所町1-5-4駅前再開発ビル2階
TEL (0848)22-9300
営業 11:00〜22:00
休日 年中無休
P  あり

半世紀を越えて愛される味!春香園

 JR尾道駅前にある尾道福屋2階、再開発ビルのテラス部分に焼肉「春香園」があり、サラリーマンや家族連れでにぎわっている◆この店は54年前、山本君子さんの三軒家にある自宅から始まった。自身のレシピから作ったタレの韓国風焼き肉や自分の漬けたキムチを振舞う店で、焼肉は現在とは少し違って、ホルモン焼きのようだった。客が増え手狭になったため、駅前の海岸沿いに店「ちどり」を構え、後にマーケットの中に「春香園」を出していたが、1999年、駅前の再開発に伴い、駅前再開発ビル2階に入居することとなった。4月6日で9年目を迎える◆売りはなんと言っても自家製のタレと自家製のキムチ◎白菜キムチ\200◎大根キムチ\200◎キュウリキムチ¥200◎焼肉定食(焼肉・ご飯・スープ・キムチ)¥750(11:00〜3:00)◆この店の後を継ぎ切り盛りしている息子さんの成治さんは看板や花輪などを製作する会社も営み、2足のわらじを履きこなしている。見本を見たい方は店の前面のガラスに張られた「焼肉定食」の文字も自身の製作だ。こちらの問い合わせ先は090-8885-1908まで。

markfw.gifアイスカフェBINGO(アイスクリーム)2008年05月01日号掲載

お店イメージ
アイスクリーム
アイスカフェBINGO
店舗責任者 三宅篤さん
住所 尾道市土堂2-4-1
TEL (0848)23-5811
営業 10:00〜17:00
休日 木曜日

冷たい大理石の上で生まれる美味

 尾道市本通り商店街と尾道商工会議所から北上する荒神道の交差点近くに「アイスカフェBINGO」が3月13日にオープン。春の陽気に誘われ、マイナス10度の大理石の上でつくられる新感覚のアイスクリームはお昼時や夕方には行列ができるほどの人気となっている。もっとも注文を受けてからイチゴやバナナ、チーズケーキなどの素材をアイスクリームといっしょにカットしながら混ぜ合わせるため、行列はできやすい◆店舗責任者の三宅篤主任は「北海道旅行でアイスクリームの可能性を感じました」と話す。インターネットで見つけた新感覚のアイスクリーム店「八景島リトルダーリン」(横浜市)に飛び込んで交渉、尾道市で知的障害者通所施設「ワークアップ」を運営する社会福祉法人萌え木の里(三宅晴美理事長)としてアイスクリーム店を運営したい旨を話し、FC店とも違う特別扱いの店舗として専用機械を販売してもらい原材料提供の道をつけ、尾道市の助成も受け、開店にこぎつけた◆トリプルベリーチーズケーキ450円、フルーツパラダイス450円など食べれば行列に納得する。

markfw.gif温石 おんじゃく(和食亭)2008年05月01日号掲載

お店イメージ
和食亭
温石 おんじゃく
店主 武田直紀さん
住所 福山市東深津町1-9-40
TEL (084)928-1569
営業 17:30〜23:00
休日 日曜日
P  あり

和食を身近に感じてほしい

 今年の3月17日にオープンしたばかり、和食が楽しめるお店「温石」。「和食離れが進む中、和食を身近に感じてほしい」と店主の武田直紀さん。和食に関する「目から鱗」の新発見ができるよう、様々な工夫が見られる◆武田さんは和食の原型を作った奈良県をはじめ、食文化の発達した関西を中心に25年間修業を積んできた。高級老舗での修業中に先輩から学んだ「和食は食材の味そのものを活かすこと」を念頭に入れ、創作に励む◆「その日仕入れた食材の味を最大限活かせるように」と毎日の仕入れに合わせたメニューをじっくり考え、筆を入れる。メニューの8割が日替わりメニュー。にもかかわらず、日替わりメニューだけで常時50種類以上もあるから驚く。「メニューを毎日書くことで、手抜きは出来ない」と仕事への厳しさを見せる◆そんな武田さんも「店ではお客さんとの会話を楽しみたい」と笑顔で話す。「メニューの中で美味しかった料理は家庭でも挑戦してほしい」とレシピまで手渡す。和食を通じたコミニュケーションが楽しめる、居心地のいいお店を目指している。

markfw.gifトライアンぐる(お好み焼き・花加工品)2008年04月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き・花加工品
トライアンぐる
店長 正岡常晃さん
住所 福山市松永町6-4-22
TEL (084)933-8089
営業 11:00〜15:00 17:00〜21:30
休日 不定休

花のある店!手焼工房トライアンぐる

 福山市松永町の松永小学校すぐ裏の住宅街に広島風お好み焼きの店「手焼工房トライアンぐる」がオープンした◆鉄板の前でお好み焼きを返しているのは三原市出身で元㈱おたふくソース勤務のご主人正岡常晃さん◆ソースはもちろん広島風おたふくソース、歯ごたえのあるシャキシャキもやし入り。お好み焼きの他にも鉄板焼きメニューがあり、ビールや酒のあてになる一品も充実している◎晩酌セット¥1,480◎そばW・肉玉・野菜W・生イカ入りのジャンボ¥1,080◎ ゲキ辛の天国焼き¥880◆店内のここかしこに飾られているのは奥さんが3年前から尾道市浦崎の自宅で行っているプリザーブドフラワー。生花を加工し、枯れないけれど生きた花の美しさを保っている◆クリスタル樹脂加工やプリント技術で特殊な加工、印刷を施したアクセサリーやマグカップにはオリジナルのメッセージが入るので、他にはないオンリーワンギフトを探している人にはお勧め◆お花を入れ色々なアレンジに応じてくれるプレゼントは¥3,500、 ¥5,000など◆また、プリザーブドフラワーに興味のある人には自宅で教室も開かれている◎花のトライアングルTEL.084-933-3403

markfw.gifひろしま大勝軒(ラーメン店)2008年04月10日号掲載

お店イメージ
ラーメン店
ひろしま大勝軒
店主 西村基さん
住所 福山市柳津町1丁目-4-4
TEL (084)933-8262
営業 11:30〜15:00
   18:00〜20:00(但しスープ修了次第閉店)
休日 木曜定休(祝日の場合営業)

「俺の味」鳥がら 豚がら 人がら

 一昨年、閉店の際、全国ネットのニュースで連日報道された東京都豊島区東池袋の「大勝軒」が2008年1月5日お客さんの強い要望を受けて再開した。それもまた大きく報道されたが、その伝説のラーメン店の店主・山岸一雄さんから暖簾分けを許された「大勝軒」が福山市松永にある◆オーナーは福山市新市町出身。東海地区の大学を卒業後大阪の会社に就職、故郷に戻り家業の繊維会社を30年切り盛りした。10年前会社をたたみ、居酒屋やうどん屋をしていた時、東京で就学中の息子が持ち帰った1冊の本、山岸一雄著「俺の味」に出会った。感動して弟子入り希望の手紙を出したところ、あきらめかけた頃電話がかかり、50代後半にして弟子入りが叶った◆暖簾分けが許されオープンして2年となる。「大勝軒」の売りは盛りそば(つけ麺)◆店内に入ると右手の自動販売機で食券を購入するが、注意すべきは注意書きにもある麺の量。「大勝軒」本店の店主の「若者が安くて満足する」のコンセプトから1人前が2玉なのだ◆◎盛ソバ¥650(300g)◎ラーメン¥600(280g)◎カレー・ハヤシライス¥600◎餃子¥390(7個)。50円引きで1玉もある。

markfw.gif妹尾(お食事処)2008年04月10日号掲載

お店イメージ
お食事処
妹尾
店主 妹尾光子さん
住所 尾道市東尾道7-2
TEL (0848)46-7272
営業 22:00〜翌朝9:00ごろ
休日 火曜日
P  あり

市場の新鮮素材で夜から朝まで営業

 お食事処「妹尾」は東尾道の魚市場が活発に動き出す前の夜10時から営業を始め、朝9時ごろまで営業を続ける。飲食店や深夜営業の店、工場の夜勤などの職場では、仕事が終わってから宴会をやりたくても場所がない。小上がりのある「妹尾」はそんな「真夜中に宴会をやりたい」という要望に新鮮な食材で応えてくれる◆肉ニラ定食800円、豚カツ定食800円、チャーシューメン700円、エビフライカレー700円など食事処としてのメニューも豊富で、タコ天350円、山いものとろろ350円など居酒屋風の一品料理も盛りだくさん◆中でも太刀魚の天ぷら400円は逸品。食べれば、潮の香りがするまち生まれた幸せを都会の友に自慢したくなる。さらにこの店の和定食1280円を食べれば、高いお金を払って料亭に行く都会の人がかわいそうになってくる◆もっとも店内はいたって庶民的。店主の妹尾さんも気さく。見てくれにはこだわらない。本物の味が食堂ムードで味わえ、そのギャップがおもしろい。風見しんごのテレビ番組に登場したこともある。お店の楽しみ方はいろいろ。いまはタカノツメの透明感のある辛さを味わう台湾ラーメン650円も売り出し中。

markfw.gif天龍(ラーメン)2008年04月01日号掲載

お店イメージ
ラーメン
天龍
店主 新田一男さん
住所 尾道市向島町5543-6
TEL (0848)44-5510
営業 11:30〜19:00
休日 木、日曜日
P  あり

1度食べれば「常連入り」のラーメン

 今の店舗を開いて30年。それ以前も九軒島で5年。向島で35年と最も古いラーメン店として営業しているのが天龍◆平麺に醤油スープがからみ、豚の背油が浮かぶオーソドックスな尾道ラーメンの店として地元客から強く支持されている。二時を過ぎてもコンスタントに来店があり、取材時に入店していた常連客も「朝から食べずにいるからおなかがぺこぺこ。尾道に渡って用事を済ませたけど、尾道では食べずに、やっぱりここまで戻ってきて食べるんよ」と店主の新田一男さんに笑いかける◆人気なのは奥さんが「自分の口に合うように作った」というラーメン(500円)のほか、チャーハン(500円)、肉ニラ(600円)。チャーハンは子どもから年配者まで幅広い世代に愛され、持ち帰りも多い。もちろん味噌ラーメン(600円)、ワンタンメン(600円)、塩ラーメン(500円)など好みに応じたラーメンを選べる◆因島、瀬戸田から食べに来るファンも多い。愛媛ナンバーの車もよく止まっており「同じ顔を三、四回は見ます」と常連入りする客が絶えない味。

markfw.gif海とあゆむ(居酒屋)2008年04月01日号掲載

お店イメージ
居酒屋
海とあゆむ
オーナー 松本歩さん
住所 尾道市高須町4794-6
TEL (0848)55-7151
休日 平日17:00〜0:00
   土曜16:30〜0:00
   日祝16:30〜23:00
P  あり

“海とあゆむ”お客様と歩む

 尾道消防局から東尾道駅へ向かう途中、2年前からひときわ大きな看板「海とあゆむ」が目に入る。そこに“海鮮うまいもんや”とあるように、刺身や寿司が売りの食事処だ。広く明るい店内は生け簀もあり炉端焼き風◆現在の人気メニューは◎1位海鮮あゆむ刺身盛¥1,764(2〜3人)◎2位牛七輪焼きセット¥924◎3位豆腐サラダ¥504。おすすめメニューは毎日替わる◆オーナーの松本歩さんは尾道市向東町出身で瓦職人から転身、家業のカラオケボックス手伝いをしていた。30歳を期に一念発起、飲食店はど素人だったが、多国籍料理「ダイニングバー・アユム」を高須に開き、3月18日で丸4年となった。コンセプトは「お酒を飲まない人も楽しめる居食屋」◆アユムでは現在オムライス祭りを開催中で21種類のオムライスが楽しめる。4名以上の予約ならお得なコース「ちょこちょこいっぱい食べたいコース」¥2,500【小鉢・刺身盛り合わせ・本日のサラダ・AYUMU生春巻き・若鶏の唐揚げ・ポテトフライ・枝豆・軟骨の唐揚げ・オススメピッツア・魚料理・肉料理・あっさり和風梅シソパスタ・アイスクリーム】がおすすめ。

markfw.gifビーンズコーヒーカンパニー(コーヒーショップ)2008年04月01日号掲載

お店イメージ
コーヒーショップ
ビーンズコーヒーカンパニー
代表 阿部泰治さん
住所 福山市新市町大字戸手780-1
TEL (0847)51-5662
営業 9:00〜19:00
休日 無休(盆・正月を除く)
P  あり

自分にぴったりのコーヒーと出会える店

 世界で最も多くの国で飲用されている嗜好飲料であるコーヒー。コーヒーはその香りや味で、私たちに癒しを与えてくれる。そんなコーヒーに魅了され、コーヒーの世界に飛び込んだ店主の阿部泰治さん。11年間培った経験をもとに、お客さん一人ひとりにあったコーヒーを提供している◆店内に入ると、コーヒー豆の奥深い香りが漂ってくる。その数、数十種類以上。産地やブレンドなど、多種多様に取り寄せている。だから、コーヒーを楽しみたい人たちが買いに集まってくる◆もちろん、初めてのお客さんでも大丈夫。たくさんのコーヒーを飲み比べてきた阿部さんがお客さんの嗜好に合わせた豆をチョイスしてくれるから。それがきっかけで、コーヒーの魅力にはまった人も少なくない◆例えば、夜遅くまで毎日仕事する人には「イタリアンローストブレンド」がお勧め。「深煎りの豆で、苦味があるが、後味が残りにくい。にもかかわらず、カフェインが少ない。だから、飲んだ後でもぐっすり眠ることができ、朝はばっちり目覚められます」と阿部さん。豊富な知識から、理想のコーヒーを提供してくれる。

markfw.gifゆういちのパン屋Mush(パン屋)2008年04月01日号掲載

お店イメージ
パン屋
ゆういちのパン屋Mush
代表 広瀬優一
住所 尾道市高須町東新涯4778-2
TEL (0848)46-1782
営業 7:00〜19:00
休日 月曜定休

「尾道いちじくパイ」も発売したパン屋さん

 東尾道駅近くの『ゆういちのパン屋』が3月1日、尾道独自のお土産『尾道いちじくパイ』(20枚入り¥1,050)を発売、道の駅や新尾道駅で好評を得ている◆開発した広瀬優一さんは尾道市吉和町出身。尾道工業高校卒業後、就職。「何か手に職をつけ、一人立ちしたい」と思い立ち、好きなパン屋を目指した。21歳で奥さんと始めた店は今年8月8日で12年目となる◆朝3時、4時から店に通う道すがらいちじく畑で収穫する人々と出会い、収穫したばかりのイチジクをもらった。そこでイチジクの蓬莱柿(ほうらいし)が尾道の特産品であることを知り、以来イチジクを生かした商品を考案し続けている◆甘い餡にイチジクの爽やかさと種の粒々感がたまらない「いちじくアンパン」\180、「きまぐれラスク」\800(1袋)など。季節限定のイチジクデニッシュなどに使用されるイチジクはJA尾道市で規格外となる商品が使われるため、農家の方にも役立つと考えている◆夫婦二人三脚で始めたパン屋だが、地元の中学校や高校のお昼にも販売、従業員も増えた。朝は6時頃から店を開けているためサラリーマンなども買って行く。

markfw.gifラルドワーズ(フレンチ)2008年03月20日号掲載

お店イメージ
フレンチ
ラルドワーズ
店主 藤井文雄さん
住所 福山市御幸町上岩成455-3
TEL (084)972-7689
営業 昼11:30〜15:00(L.O.14:00) 夜18:00〜23:00(L.O.22:30)
休日 月曜日
P  あり

本物志向のフレンチを居酒屋感覚で

 幼稚園の頃からコックコートに憧れていた藤井文雄さんが高校卒業後神戸、地元神辺、フランス、東京などでの修行を経て昨年12月、福山市御幸町に「L'ardoise(ラルドワーズ)」を開店した。修行先だったパリの名店L'ardoiseからのれんわけを快諾された国内1号店。黒板という意味で、メニューボードなどに使い独特の味わいを演出する◆コンセプトは居酒屋感覚で楽しんでもらえるフレンチ。「本日のスープ」400円、「リヨン風サラダ」750円、「田舎風お肉のパテ」900円など良心価格が並ぶ。「パテ」は豚肉と鶏レバーのミンチにハーブを混ぜ、オーブンで焼く手間ひまかけた人気の一品。ランチは1,000円のワンプレートほか1,600円、2,300円、3,500円の各コース。ディナーコースは3,000円から◆ワインリストも一新、楽しみ方を図入りで丁寧に説明。「奥の深いワインにもっと親しみを感じていただきたい」と藤井さん◆スタッフには目標を持たせる。独立のために今何が必要かを常に考えさせるよう接し、職人と経営を両立できる人材育成に力を入れている。

markfw.gifジャム工房おのみち(ジャム製造・販売)2008年03月20日号掲載

お店イメージ
ジャム製造・販売
ジャム工房おのみち
代表 小川真知子さん
住所 尾道市土堂1-3-35
TEL (0848)24-9220
営業 10:00〜17:00
休日 水・木曜日

地元の新鮮な果実を砂糖だけでジャムに

 尾道商業会議所記念館から東へ少し歩いた商店街の一画に2月29日、「ジャム工房おのみち」がオープンした。因島の八朔、レモン、デコポン、向島のキーウィ、百島のストロベリーなど地元の新鮮な果実をじっくり鍋で煮込んで手作りのジャムを販売している◆代表の小川真知子さんはJA尾道市が開く農業塾の第8期生。勉強を重ねる中、せっかく生産された農作物も消費者の口に合わない規格品外は廃棄処分されていることなどに驚き、加工して付加価値をつけたいと「まるごと尾道加工同好会」を同期有志でつくった◆農業塾でジャムのつくり方も教わり、先陣を切って小川さんが開業した。オープン日には同好会の仲間が何から何まで手伝ってくれたという。「そのうち仲間がつくった食品も棚に並べたい」とつながりを喜ぶ◆ジャムは砂糖のみで添加物は一切含まない。丁重な皮むきと煮込む温度管理、砂糖の分量が味の決め手。手を抜くと味に出るため、じっくりの作業を守るが、製造が追いつかない人気にうれしい悲鳴をあげている◆フランス製の銅製鍋、ジャムを入れる小瓶も販売。ジャムづくりも支援する。

markfw.gif喫茶 芙美子(喫茶店)2008年02月20日号掲載

お店イメージ
喫茶店
喫茶 芙美子
小森敏博・マリ子さん
住所 尾道市土堂1-11-2
TEL (0848)20-1157
営業 7:30~17:00 3月中旬から7:30~21:00
休日 不定休

復活から丸2年、3月からは店内でイベントも開催

 尾道本通り商店街の「喫茶芙美子」が4度目の復活をとげてから3月27日で3年目を迎える◆サラリーマンを辞め埼玉から実家のある因島に戻って来たオーナーの小森敏博さん・マリ子さん夫妻は、店の奥にある芙美子の旧宅を見てオープンを決心したという◆店内には林芙美子ゆかりの展示もあるほか、店内イベントも行う。同店のホームページにはその情報やママのひとり言も随時アップしている◆今後の予定は、3月1日18時〜「崎谷倫子・上里文恵クラッシックコンサート」、前売り2,000円・当日2,500円、ワンドリンク駐車30分無料券。3月15日18時〜「フォークソングフリーク ライブロマン柏原」、前売り1,000円・当日1,500円、ワンドリンク駐車30分無料券、その他の開催予定は、日時は未定だが3・4月には「沖縄民謡ライブ(三線)ドゥシンチャー(友達)」、4月12日(土)「昭和の歌全般 昭和『歌』研究所いたにずみ&たいぞう」。問合せチケット販売は、TEL0848-20-1157まで◆芙美子フェア期間には芙美子愛用の品等を公開の予定。 ホームページ http://www.k4.dion.ne.jp./~hourouki

markfw.gif潮待ち茶屋(創作料理)2008年02月10日号掲載

お店イメージ
創作料理
潮待ち茶屋
店主 衣笠典昭さん
住所 福山市鞆町鞆808
TEL (080)6313-7682
営業 11:30〜21:00
休日 月曜日
P  あり

のんびりした雰囲気で味わうシェフの味

 福山市のホテルでフレンチレストランのシェフとして活躍していた店主の衣笠典昭さんが、出身地である鞆の浦で開店したお店「潮待ち茶屋」。オープンから9年が経つ。雰囲気ある店舗は明治以前からの趣ある建屋で、いろりで魚を焼くなどの粋な演出も行う。評判が口コミで広がり、観光客の多い土・日曜日は大盛況だ◆メニューは、鞆の地魚を様々な料理にアレンジする。和風、洋風、その日の食材にあわせたシェフオリジナル料理。だからこそ、素材を活かした最高の料理を提供できる。シェフのこだわりである◆店の新しい取り組みとしては、「ルーマニア料理」を取り入れた点。昨年知り合ったルーマニア人の友人と共同で開発し、日本人の口にも合うように仕上げた自慢の味だ。日本国内で見てもルーマニア料理は数限られた目新しい料理。普段と違った料理を食したいという方にも、オススメのお店になった◆店主の衣笠さんは「おいしい料理をゆっくりと味わってほしい」と話す。現代人の忘れかけたスローフードを思い出させてくれる。のんびりした鞆の町で食する本格シェフのオリジナル創作料理。家族で、また友人と訪ねたい店。

markfw.gifナタリーミュージアム(欧風レストラン)2008年02月10日号掲載

お店イメージ
欧風レストラン
ナタリーミュージアム
店主 三橋孝司さん
住所 福山市箕島町5816-110
TEL (084)981-2555
営業 19:00〜25:00
休日 火曜日
P  あり

会話を楽しみながら家族もゆっくりできる店

 福山の駅前通りを車で南下。芦田川大橋の近くまで進むと見えてくるおしゃれな外観のレストラン。ランチタイムは主婦を中心に大変好評で連日満席の店「ナタリーミュージアム」◆ランチを注文すると必ず付く、種類豊富なオードブルバイキング。このバイキングだけでお腹がいっぱいになってしまうくらい目移りする充実した内容。このオードブルバイキングにメーンディッシュがついて1,470円から◆うれしいことには、さらにランチメニュープラス250円でデザートまで楽しめてしまう。デザートは約20種類の中からお好みで3種類を選択できる。お腹いっぱいでも、デザートの人気は高く、ランチタイムに長居しながら食事を楽しむお客さんが大半だという。回転率に疑問がでるが、店内は広く、席数は140席。だから気兼ねなく、ゆっくりと食事が楽しめる◆もう一つ主婦に人気の秘訣は、お子様がいても安心して楽しめる点。スタッフも臨機応変に対応、気兼ねなく利用できることが、安心感につながっている。今後も、お客様のために、ご家族で食事をしながらくつろげる場所を提供していきたいと明るくスタッフは話す。

markfw.gifなお吉(活魚おばんざい)2008年02月10日号掲載

お店イメージ
活魚おばんざい
なお吉
オーナー 本村直樹さん
住所 尾道市東御所町4-4
TEL (0848)24-4336
営業 11:30〜14:00
   17:00〜21:30(オーダーストップ)
休日 水曜日定休
P  あり

いかにも尾道らしい活魚おばんざいの店

 尾道駅前中国銀行のすぐ裏手、駅前から徒歩1分のいかにも尾道らしい裏通りに小料理屋といった風情の店がある。昨年7月に開店した、活魚おばんざい「なお吉」は新鮮なお造りが自慢の居酒屋だ◆明るい白木の扉を入るとカウンターとお座敷があり、カウンターの中には丸い金具の細工が施された米沢箪笥張りの袋戸棚が並ぶ◆カウンターの上には活魚が並ぶ寿司屋風小ケース、その向こうで腕を振るうオーナーは向島・津部田出身、岡山で修行、22歳から尾道で10年ほどキャリアを積んだ◆昼メニューにはセットの他に1品料理も出る。 ◎昼定食   造り・天ぷら・小鉢・赤だし ¥950 ◎ミニ穴子丼定食 造り・小鉢・赤だし¥1,350 ◎ミニ豚角煮定食 造り・小鉢・赤だし¥1,350 ◎海鮮丼       赤だし  ¥1,400 ◎天丼¥950◎うに丼¥1,500 ◎鍋焼き¥800 ◆冬は各種鍋も取り揃えている。 ◎てっさや雑炊まで楽しめるふぐ鍋コース¥6,500としゃぶしゃぶ¥3,000は要予約

markfw.gif恋しき(そば処)2008年02月01日号掲載

お店イメージ
そば処
恋しき
営業配人 佐藤祥平さん
住所 府中市府中町178
TEL (0847)41-5140
営業 11:00〜17:00(そばは15:00まで)
休日 火曜日
P  あり

おみやげ処横に「そば処」がオープン

 明治5年に開業、吉川英治、井伏鱒二ほか多くの文人・著名人が訪れた割烹旅館「恋しき」。国の有形文化財の登録を受けている離れや茶室、日本庭園など日本文化を凝縮した施設は、割烹旅館廃業後、「心のふる里 恋しき」として昨年11月新しく展示会スペース、おみやげ処、カフェ、懐石料理の複合店舗として再スタートした◆そのおみやげ処の横に1月12日、今度は「そば処」がオープンした。江戸末期に建築された母屋の1階は大きな梁が和風情緒をにじませ、日本料理を代表するそばがよく似合う。だしもめんも恋しきオリジナル。は信州のそば粉と敷地内の井戸水を使ってそば職人が手打ちする◆メニューは田舎風のざる(800円)、山菜(800円)、かけ(680円)の3種類。食器や盆は旅館で使われていた昔ながらのものを使って提供する。また、抹茶と和菓子セット(580円)もある◆調理場を含めた広さは約40平方m。カウンター式のテーブルは12席。ほのかなライティングで、ゆったりとそばの香りを楽しめる◆隣のおみやげ処では、ランプなどの木工品、味噌せんべいなどのお菓子、あゆの甘露煮、陶芸品など地元産品を販売している。

markfw.gifわが家(楽食酒房)2008年02月01日号掲載

お店イメージ
楽食酒房
わが家
ママ 高本夕美子さん
住所 尾道市栗原西2-2-19
TEL (0848)24-2818
営業 17:30〜23:00
休日 日祭日
P  共同駐車場

自分だけの空間 楽食酒房 わが家

 尾道・国道184号線沿いにあるお店だが、駐車場から少し奥まったところにあるため、まるで知る人ぞ知る隠れ家のようで『わが家』と言う名がしっくりくる。高校生の息子、陵次さんが名付け親だ◆黒い格子戸を開けるとオフホワイトの漆喰風の塗り壁に腰の高さまで黒い板が巻かれ、きちんとセッティングされた木のカウンターの台にはおばんざいの大皿が並ぶ◆一人で切り盛りしている気のいいママは尾道市三成出身。事務や飲食店手伝いなどを経て2006年7月にお店を開いた。店を改装する際には経費を押さえる為、解体やペンキ塗りなど加わった◆気取った料理より我が家の味で、お客様が食べたいと言ったらメニューは増える。そうして増えたメニューには◎焼きソバ¥450◎焼きうどん¥450◎お茶漬け¥300など。◎とんかつ¥600を揚げたら「俺、カツどんが食べたい」と言うお客さんの要望で、できたメニューが◎かつとじ¥750「親子丼作って〜」など我が家のようにわがままになれる。おでんは1個¥100〜と値段も優しい。お刺身は本日のおすすめを参照しよう。

markfw.gifちょっとよんない(お好み焼き)2008年01月20日号掲載

お店イメージ
お好み焼き
ちょっとよんない
店主 大濱美也子さん
住所 福山市鞆町鞆944
TEL (084)982-3637
営業 11:00〜16:00
休日 火曜日
P  あり

世間話の花が咲くお好み焼屋

 実家の母親が病気となり、江戸時代から続く実家の古民家が空き家となってしまった。生まれも育ちも鞆の店主・大濱さんは、この思い出深い実家を、世間話の花が咲く明るい空間にすることを夢見て、今にも崩れそうだった実家を改装。2006年5月にお好み焼屋をオープンした◆店主・大濱さんのお好み焼屋のイメージは、「知らない者同士でも、鉄板の上でお好み焼を焼いている間などに、会話が楽しめる空間」という。だから、大勢で囲める鉄板がたった一つだけ置かれている。お好み焼もオリジナルで家庭的な味。エビ・イカは地元で採れたものを使用。さらに値段はすごく手頃価格。お好み焼を焼いている間に、集まった客同士が世間話の花を咲かせている。 メニュー: お好み焼 肉玉、エビ玉、イカ玉 各450円 お好み焼 ミックス 550円  (そば、うどん、もち入り 各100円UP) 焼きそば  400円 焼きうどん 400円 焼き飯   400円 そばめし  500円    以上

markfw.gif海物(鉄板や)2008年01月20日号掲載

お店イメージ
鉄板や
海物
ーナー 斉藤俊介さん
住所 尾道市土堂町1丁目9-1
TEL (0848)24-5111
営業 18:00〜1:00
休日 火曜日定休
P  あり

笑売上手な怪物を目指す「海物」

 自らを料師と名付ける斉藤さんは小歌島出身、7年間「いっとく」で修行し、店長まで務めていた◆2005年から尾道駅近くや海岸通りで出店場所を探していたところ、本通り商店街の古いカメラ屋の跡が目に止まり2006年4月から友人の大工とリフォームを始め、同年6月にオープンした。味わいのある黒い木の壁は松永の下駄屋の廃材を運んだ。予算を抑える目的はもちろんだが古いものが大好きだからという店内は、自宅や友人がくれた物で飾られ『ALWAYS三丁目の夕日』の頃のようだ。屋根裏のような2階もちゃぶ台やコタツが似合い、やけに落ち着く◆基本は和風のおばんざいの店だが、お客様との距離が近く目の前で焼く鉄板焼きを中心にした◆人気メニューはホルモン◎特製にんにくソースのホルモン焼き¥580◎モツ煮¥480。常時ある居酒屋メニューと市場での仕入れにより変わるお勧めメニューは毎日手書きされ、スタッフによって書き入れられたコメントも楽しみだ◆お酒は流行の芋焼酎10数種を含み焼酎だけでも40種ほど。これからも増やしていくと言う。

markfw.gif岡本亀太郎本店(保命酒屋)2008年01月20日号掲載

お店イメージ
保命酒屋
岡本亀太郎本店
店主 岡本憲良さん
住所 福山市鞆町鞆927-1
TEL (084)982-2126
営業 9:00〜17:00
休日 不定休
P  あり

元祖保命酒店「中村家」の伝統技を継承

 1855年に清酒業で業を起こした創業150年の老舗「岡本亀太郎本店」。鞆で保命酒を製造販売している◆開業当時、保命酒の独占製造販売の許可をもらっていたのが明治後期に廃業した中村家。この中村家の廃業と同時に、中村家と懇意にしていた初代の岡本亀太郎氏が伝統技を受け継いだのが保命酒造りのきっかけ。中村家より道具一式を譲り受け、本格的な保命酒の製造に乗り出す。豪華絢爛な大きな龍の看板は、譲り受けた逸品の一つで、店の看板にもなっている◆店舗は、重要文化財に指定されている福山城門長屋遺構。岡本亀太郎氏の信頼の高さが伺える◆この伝統ある保命酒製造方法を今も受け継いでいる人物の一人が専務取締役の岡本良知さん。保命酒の命ともいえる「みりん」の醸造にこだわり続ける。この絶妙な醸造により臭味の少ないまろやかな保命酒に仕上がるという◆臭味の少ない保命酒を調味として使用すると、風味がいっそうに高まる。この特色を活かして、福山市の特産品作りにも取り組み始めた。果肉を保命酒に漬け込んだ「梅太郎」「杏姫」は土産品として女性から大好評を得ている。

markfw.gifたまがんぞう(居酒屋)2008年01月10日号掲載

お店イメージ
居酒屋
たまがんぞう
オーナー 山根浩揮さん
住所 尾道市土堂1丁目11-16
TEL (0848) 29-4109
営業 17:00〜0:00
休日 月曜定休(祝日の場合火曜日)
P  あり

タイトル

 昨年12月12日(有)いっとくが、福本渡船の尾道側真ん前に、いっとく、あかぼし/かくれ家、やまねこカフェ、ばくだん酒場、拾圓ポッポ、ベッチャーの胃ぶくろに続き〜尾道渡し場〜『たまがんぞう』をオープンした◆尾道市の特産「でべら」はその名を「タマガンゾウビラメ」ということから名付けた居酒屋だ。店長の川野隆久さんは「地物はもちろん、全国のうまいもんと優しさを届けたい」と言う◆夜になると古いレンガ造りの窓の灯りが浮かぶ4階建てのビルの中は、レトロで懐かしく優しい空間になる。2階はカウンター席、3階は掘り炬燵の個室スタイル、襖を外すと30人以上入る宴会場に変わる4階へと続く◆木造りのガラスのはまった引き戸の入り口の1階はまだ整備中だが、マイ箸やお土産など雑貨と新刊本の本屋にする予定だ。並ぶ本はオーナーが従業員に読ませたい本、若い人に読んで欲しい本◆料理に腕を振るうのは行里浩料理長、お勧めメニューは鯛しゃぶがメーンの鯛一郎(たいちろう)くん¥4,000。全国各地のお酒もバッチリ。〜尾道 渡し場〜『たまがんぞう』

markfw.gif友光軒(フラワーキャンドルとコーヒー)2008年01月10日号掲載

お店イメージ
フラワーキャンドルとコーヒー
友光軒
店主 武田典子さん
住所 福山市鞆町鞆923
TEL (084)982-2721
営業 11:00〜16:00
休日 月曜日
P  あり

鞆の町で珍しい近代洋風的な建物がもつ歴史

 江戸時代からの町並みが残る鞆の町にあって、洋風調でひときわ異彩を放つ建物が、フラワーキャンドルとコーヒーのお店「友光軒」。昭和初期に鞆の町に初めて建築された洋風の館で、店主・武田典子さんの祖父が理髪店と銭湯で開業していた。武田さんにとって思い出深い歴史ある建物空間をレトロにアレンジしたお店が、鞆を訪れた人々の憩いの場所となっている◆ハヤシライスのお店として人気を誇っていた「友光軒」。前オーナーの休業を機に、武田さんが実家の建屋を引き継ぐことを決意。4年前に憩いを提供するお店としてリニューアル◆最近になって、昭和初期に建築された当時の「友光軒」の写真が発見された。現在、駐車場として使われている銭湯跡地が撮影された写真が見つかった。開業当時、鞆にある家に風呂自体ほとんどなく、鞆の住民の衛生面に深く貢献していた◆現在のお店は、開業当初では理髪店として使用されていた建屋。店内は創業当時からほとんど手を加えずに使用している。部屋全体の奥行きを感じさせる大きな鏡は、当時の散髪屋のままに使用されている。

markfw.gif(有)ボギイ(自家焙煎珈琲店)2007年12月20日号掲載

お店イメージ
自家焙煎珈琲店
(有)ボギイ
オーナー 梅田照仁さん
住所 福山市蔵王町5-16-14
TEL (084)943-7559
営業 9:00〜21:00 休憩なし
休日 月曜日
P  あり

こだわりのカレー、ジェラート、フライドチキン

 イズミゆめタウン蔵王の東隣にある珈琲店「ボギイ」はお昼ともなれば行列ができる。待っている人の目的は「ボギイ」オリジナルのカレー。喫茶店のカレーと言っても侮るなかれ。辛口のスパイシーなカレーでより辛口の中辛はプラス¥100、極辛は同¥150。付け合わせもいい。ガーリックの下味がしっかり付いたフライドチキン、アラジンの魔法のエビフライがある◆◎平日のビジネスカレー日替わり¥1,050。◎元祖レディースカレー¥1,050。食後のジェラートはイタリア製のマシーンで作る自家製(ホワイト・アーモンド・チョコレート・抹茶・チョコチップ・ラムレーズンから日替わり)。牛乳と生クリームのみで卵黄を使用しない。バニラではなくホワイトと呼ぶ。◎モーニングセット¥520。店主が惚れて仕入れているパンのトースト、卵(熱々ボイル・スクランブル・目玉焼き)、飲み物。◎モーニングカレー(目玉焼き・サラダ付) ¥750、セットに付くドリンクも1杯ずつ入れるコーヒー・紅茶のアイス・ホット、コーラ・ジュース・スープまで選べる◆カレーの苦手な人にはもちろんピラフやグラタン、ハンバーグもある。

markfw.gifおてび(定食屋)2007年12月20日号掲載

お店イメージ
定食屋
おてび
店主 足利睦子さん
住所 福山市鞆町鞆838
TEL (084)982-0808
営業 11:30〜22:00
休日 月曜日と第3日曜日
P  あり

瀬戸内、小魚、鞆の味 ! !

 平成元年より、鞆近郊の方々のみならず、全国からの訪問客、観光客の胃袋を満足させてきた「おてび」。瀬戸内海の小魚をたくさん使った料理が魅力だ◆「地元の漁師が釣ったおいしい魚でもてなしたい」との思いからオープン。以後口コミで噂が広まり、あれやこれやと瞬く間に全国放送でも取り上げられる人気定食屋となった◆オススメは「小魚定食」と「刺身定食」。瀬戸内海でしか獲れない小魚を生きたままに仕入れ、それをふんだんに使用するためボリュームたっぷり。刺身に使われる小魚は調理の手間もあり、敬遠されてしまうような大きさ。けれども、丁寧に刺身に調理されており、ここでしか味わうことが出来ない味覚。一度ご賞味あれ◆「おてび」の魅力は、定食だけに留まらない。昔ながらの中華そばが隠れた名品。瀬戸内海の小魚と鳥ガラでとったスープに、野菜のうまみがミックス。コクとウマミが口全体に広がる。メニューの一品だったが、口コミで人気爆発。全国放送の中華そばの特集でも、たびたび取り上げられている。一日30食限定と味にとことんこだわっているため、早い者勝ち。瀬戸内海の味を満喫できる。

markfw.gif保命酒屋(保命酒醸造)2007年12月10日号掲載

お店イメージ
保命酒醸造
保命酒屋
販売店主 岡本純夫さん
住所 福山市鞆町鞆841-1
TEL (084)982-2011
営業 10:00〜17:00
休日 不定休

 鞆の街から常夜燈に向かって歩いていると、保命酒のよい香りが漂ってくる。明治12年から商いを続ける、現在鞆の浦で最も古い歴史をもつ老舗保命酒の醸造所「保命酒屋」。保命酒とは、1659年から製造販売を始めた鞆の浦の伝統特産品の薬用酒。現在は七代目の岡本純夫さんが店を続ける◆岡本さんの趣味の一つに陶芸がある。腕のほうも確かで、この時期は来年の干支「ねずみ」をモチーフに、蔵元で醸造した保命酒用のとっくりを製作している。元旦までに、200個を製作する予定◆一方岡本さんは、郷土を愛する活動にも積極的に参加。鞆の浦の保命酒を、地域団体商標にするため、鞆保命酒活動協同組合を設立。「鞆保命酒」の名を地域ブランドとして売り出すことを目指している。保命酒を含めて鞆の浦をPRすることに力を注いでいる◆また岡本さんは8月から、古来の保命酒の再現にも力を入れ始めた。江戸時代の醸造方法が書かれた古文書が見つかったことがきっかけ。記述してある薬草などの解読作業に参加し、現在試作中である。来年のひな祭りの日に、披露される予定となっている。

markfw.gif川長(日本料理)2007年12月10日号掲載

お店イメージ
日本料理
川長
専務取締役 山本雄一郎
住所 福山市光南町3-10-6
TEL (084)922-2486
営業 11:00〜14:00、16:30〜21:00
休日 1月1日〜1月3日
P  あり

ニーズ反映「おせち」予約開始

 和食の川長で、今年も伝統のおせち料理の予約受付が始まった。昨年は4段重ねを販売したが、コンパクトなおせち料理の要望が増えていることに対応し、今年は箱を22cm×22cmと大きくした三段重ね「参段重」(31,500円、4〜5人前)と2人前の30cm×20cm(15,750円)がメーン。丁寧な仕事と鮮やかな彩りがお正月気分に華を添える◆「参段重」は車海老芝煮、とこぶし旨煮、葡萄豆、数の子、紅白蒲鉾など29品目。「若い人や子どもでも食べやすいようにしてほしい」などファンの声を大事にすることから、栗きんとんはスイートポテト風にアレンジしたほか、ハムやベーコンなども食材として取り入れる。田作りはちりめんじゃこの山椒煮に、酢の物も少なめにするなど、愛されるおせちへ徐々に変化を遂げてきた。人気の「干し柿市松チーズ」は今年も入っている◆豪華な特製参段重(52,500円)や、一人用(5,250円、店頭渡し)も用意。業界では昨年よりも予約開始が前倒しになっており、同店も好調なスタートを切った。予約は29日まで。31日に届ける(福山市内)◆通常営業は1月4日から。

markfw.gifアロマ・ディ・マーレ(イタリアンレストラン)2007年12月10日号掲載

お店イメージ
イタリアンレストラン
アロマ・ディ・マーレ
㈱まる文 オーナー 杉原由香里さん
住所 福山市高西町3-14-57
TEL (084)939-8838
営業 11:30〜15:00 17:30〜22:30(22:00ラストオーダー)
休日 水曜日定休
P  完備

月の香り 海のかほり 夢の薫り

 東尾道に程近いお食事処「香の月」が隣にイタリアンAroma di Mare(海の香り)をオープンした◆香の月の取締役専務の藤谷貞文さんが、東京・大阪の有名店で修業し活躍していた岡朋広さんを横浜から招いた◆白が基調の店内はウッドフロア、家具や食器も白で統一され村のチャペルを思わせる◆パーティーを演出するのが個人の店舗では全国で2店舗目に導入されたcatchoo(キャッチュウ)。床や壁に映し出された映像が反応するもので、水の波紋など動く映像、変化する映像だ◆毎日シェフが焼き上げるパンやパスタマシーンで作った生パスタなどが楽しめ、日替わりパスタのテイストは5種類(オイル・トマト・クリームソース・グラタン・生パスタ)から選べる◆ランチ=A:パスタ・サラダ・パン・ドリンク¥1,480〜、B: Aプラス前菜 ¥1,680〜◆ディナー=A:前菜・パスタ・デザート・パン・ドリンク¥2,600、B: Aプラスメイン¥4,200。ランチ、ディナーともにコースも取り揃えている。これから水槽にいる魚の調理や鉄板焼きも始まる予定だ。 ◎X'mas special menu 内容はヒ・ミ・ツ ¥8,400

特別な日・特別な人・特別なお食事をお楽しみに…

markfw.gifバリアン(バリ南国風焼肉)2007年12月01日号掲載

お店イメージ
バリ南国風焼肉
バリアン
店長 山口洋さん
住所 福山市明神町2-17-8
TEL (084)926-2989
営業 17:00〜24:00(23:00ラストオーダー)
休日 木曜日
P  11台(第2P含む)

バリ南国ムードで味わう黒毛和牛の旨味

 隠れ家的存在の焼肉店「バリアン」。バリ南国のムードが漂う通路を囲むテーブル席(4人掛け×5部屋)はすだれで仕切られた個室になっており、予約しておけば、人目を気にすることなく、お忍びで上質の焼肉を存分に楽しめる。また20人までの座敷もある◆食材は納入業者泣かせと言われるほど新鮮さにこだわり、牛はすべて宮崎県産の黒毛和牛、豚は薩摩の黒豚、鶏は阿波尾鶏のみを使う。和牛極上塩タン(980円)はタンもとを使っており、一口食べれば、その柔らかさに驚く。また、小腸(580円)も違いが分かりやすい逸品。焼くと落ちてしまうはずの脂が、肉とからみ合ったまま残る。その味は「食べてもらえばハッキリ違いが分かります」(山口店長)とのこと。「テールだけをじっくり煮込んだ本格テールスープ(780円)もぜひ」とも。キムチにも相当のこだわりがある◆前菜、タン、カルビ、ロース、阿波尾鶏、黒豚トンコロ、小腸、センマイ、野菜盛り合わせ、サラダ、ビビンバ(小)または白ご飯、デザートの内容で飲み放題付コースは3,980円(1人90分)でオススメ。

markfw.gif馬呆(バー)2007年12月01日号掲載

お店イメージ
バー
馬呆(BAHO)
店主 スーさん
住所 福山市霞町1−4−32
TEL (084)928-8654
営業 15:00〜29:00
休日 不定休

楽しいときに飲むには最高のバー!

 「酒は楽しむために飲むのではなく、楽しいから飲むのだ」そんな哲学を感じるバー「馬呆」。「お酒」と「音楽」そして「人」が大好きな店長のスーさん。その結果、必然的にバーを経営していたとのこと。バーにもかかわらず、大皿料理にも力を入れる。だから大勢でワイワイ騒げて、長時間でも気にせず楽しめる◆店内のイメージは、南国風のアジアンテイスト。収容人数は60名。そんなバーに集まってくるお客さんは老若男女で多国籍。なんとアフリカからのお客さんもいる。そんなお客さん達が自慢の音楽を持ち寄って、ライブを開催して店内を盛り上げる。「そして楽しい気分の時は、なんと言ってもお酒。おいしいお酒を片手に、楽しく、明け方まで飲み明かしちゃう。楽しいことがあったときには、昼間からもお酒が飲めちゃう」これこそが、お客が集まるバー「馬呆」のコンセプト◆「馬呆」の12月イベント情報(一部抜粋):12/16:「馬呆」が贈る忘年会、12/24:「馬呆」が贈るクリスマスパーティー、12/31:「馬呆」が贈るカウントダウンパーティー。師走の12月は毎年大盛況。ご予約はお早めに。

markfw.gifざこや(魚と釜ごはんの店)2007年12月01日号掲載

お店イメージ
魚と釜ごはんの店
ざこや
店主 笠本浩三さん
住所 尾道市土堂1丁目11-14
TEL (0848)23-8346
営業 11:00〜15:00 17:00〜21:00
休日 水曜日
P  ざこや ほか3ヵ所有り

和食の玉手箱や〜〜!!

 「ざこや」は、尾道の海岸通りにある一円ぽっぽと呼ばれる福元渡船の真ん前にある◆ご夫婦は昭和46年に「くいだおれ」、その後現在駐車場のある場所に「おがさ」を24年間開いていたが、度重なる台風被害などから新しく店舗を構えた◆入口の階段を上がると大きな福助が出迎えてくれる店内は、ゆったりと落ち着く◆コースの「玉手箱」は塗りの三段お重に細かい細工のお料理が入ったもので目も舌も楽しませてくれ、あれもこれも楽しみたい女性に嬉しい。自家製のざる豆腐はコクがあり塩でいただく。ご飯は一つひとつ釜で炊かれ、夜は釜飯となる。 ◎昼定食 刺身定食・天麩羅定食・煮魚定食(煮魚)  各1,575円 ざる豆腐・玉手箱・刺身・天麩羅・釜 ごはん・味噌汁・香の物 ◎芙美子文学コース 2,350円 ざる豆腐・玉手箱・刺身3種・天麩羅・釜飯・味噌汁・香の物 ◎ざこや漁師コース 3,580円 芙美子コースの刺身が4種になり煮物が付く ◎尾道こみち4,800円 ざこや漁師コースの刺身が5種になり焼き物も付く

markfw.gif田渕屋(喫茶とハヤシライスの店)2007年11月20日号掲載

お店イメージ
喫茶とハヤシライスの店
田渕屋
店主 吉川兼子さん
住所 福山市鞆町鞆838
TEL (084)983-5085
営業 10:00〜18:00
休日 水曜日
P  あり

伝統の味「ハヤシライス」復活!1日20食限定!!

 鞆の町を昔から知っている人は、必ず一度は食べたことがあるという「友光軒」の人気メニューのハヤシライス。しばらく鞆の地から消えて味わうことができなかったが、「田渕屋」が復活させた◆「田渕屋」の店主は、吉川兼子さん。「近所との付き合いが深い場所でお店を持ちたい」と考えていた矢先、NPO法人「鞆まちづくり工房」の空き家バンクとの出会いもあり、3年前の春にオープンした◆「田渕屋」の人気メニューは、自家製ハヤシライス。手間暇かけた手作りのため、1日20食限定。人気メニューといっても食事メニューはハヤシライスしかない。ハヤシライスへのこだわりが伺い知れる。儲けなんて度外視したこだわりだ◆しかしこんなこだわりにも、温かさあふれる鞆の町の雰囲気の前では、ついつい納得してしまう。「田渕屋」は、江戸の情緒あふれる鞆の町にあって、江戸時代からの旧油問屋をそのままに活用。木製の階段を上がった2階は映画「男たちの大和」でのワンシーン、一時帰郷のシーンにも使われたロケ地でもある。古きよき時代の人情を感じることができる店だからこそ、こだわりのハヤシライスがひときわ引き立っている。

markfw.gifマジカル21(スナック)2007年11月20日号掲載

お店イメージ
スナック
マジカル21
店主 エツコママ
住所 福山市御門町1-10 ローズタウン1F
TEL (084)926-5555
営業 19:00〜25:00
休日 日・祝
P  なし

「かわいいケンちゃん♂♀」も待ってます!

 次のお正月が過ぎると18年目を迎えるスナック「マジカル21」。長い月日には一人でやっていた頃もあるというママ。20歳から水商売の世界に飛び込み、23歳で店を持った。水商売ということで、後ろ指をさされたことあった。ときにはもうお酒を断とうと思った日もあった。しかし、今では大勢のスタッフに恵まれ、ホステスも総勢10名までに◆ここ「マジカル21」のスタッフは、大人の魅力に溢れ、バラエティーも豊富。これこそが飲み屋街の端の端に位置していても長続きする秘訣。お客さんは個人客から団体まで対応が出来る楽しいスナック。団体客の場合、30名以上入れる2階の個室を提供してくれ、スタッフが楽しく盛り上げてくれる◆「団体で来た客が常連客になってくれる」とママ。「苦労話をよく知り、大人が落ち着ける雰囲気を大事にしているから、頑固なところもあるが、お酒を飲むと素直になれるお客さん達に癒しを提供できている」と笑って話す◆12月の忘年会シーズンは休みなしで営業予定。笑いといやしを提供してくれる、かわいい「ケンちゃん」も待っています。

markfw.gifPisolino ピソリーノ(パスタ工房)2007年11月20日号掲載

お店イメージ
パスタ工房
Pisolino ピソリーノ
オーナーシェフ 有木大輔さん
住所 尾道市十四日元町6-17
TEL (0848)37-5855
携帯 080-1902-5064
営業 11:30〜14:00 18:00〜9:00

子供大好き!尾道大好き!食べるの大好き!

 市役所隣の赤い電話ボックスがかわいい港に「ピソリーノ」(昼寝)という名のパスタ工房がある◆オーナーは尾道出身、尾道が大好きでここにお店を出した。驚いたことにイタリアンの修行を特別にしたわけではない。ただパスタが好きでイタリアンレストランを開き、名刺にはイタリアを旅した時に知り合った現地の男性とのツーショットを載せるノリである◆コンセプトは子どもも楽しむイタリアン。そのため乳母車でも入れるように入り口からフラットに続いた店内はキャラクターの人形や置物が置かれ、テレビもありディズニーチャンネルが流れる。が、テーブルクロスは無い。「イタリアではクロスで口を拭いたり大声で笑いあったり、レストランで楽しく過ごしますが、日本ではクロスの汚れなどを親御さんが恐縮しちゃうんですよ」ならばと始めから外した。「何でも有りなんです」というシェフは和食出身でメニューにも色々有り、焼酎も有る◆ガーリック・トマト・クリームの3種類のテイストを揃え、今週のパスタとセットのパスタランチ1,200円が人気。Antiランチは13:00〜(要予約)1,500円。

markfw.gifPorta di Mare(レストラン)2007年11月10日号掲載

お店イメージ
レストラン
Porta di Mare
オーナーシュフ 川上泰弘さん
住所 尾道市久保2-25-14
TEL (0848)37-8080
営業 11:30〜14:00(ラストオーダー)
   夜17:30〜9:00(ラストオーダー)
休日 月曜日
P  あり

海の入り口はおいしいイタリアンの入り口

 尾道の海岸通りに増えたイタリアンレストラン。そのはしりと言えるのが「ポルタ ディ マーレ」。シェフの川上泰弘さんは栗原出身、20年ほど広島市内の店に勤めた後、昨年4月にこの店を開いた◆いろいろ候補地があがる中、尾道のイメージ「海」に近い海岸通りを選んだ。「ポルタ ディ マーレ」とは直訳すると「海の門」で、「海の入り口」を意味する◆大きなウィンドーの前に飾られた緑の真ん中、奥になるほど少しずつ狭まって遠近感が感じられる入り口を入ると、爽やかな青と白を基調に落ち着いた店内の正面でシェフが腕を振るっている◆◎パスタランチ(前菜・パスタ・デザート・コーヒーor紅茶)¥1,350◎ランチコース(前菜・パスタ・メイン肉or魚・デザート・コーヒーor紅茶)¥1,800◎シェフのおまかせコース(前菜冷or温・メイン肉+魚・パスタ・デザート・エスプレッソ)¥5,000◆ワインやカクテルも豊富。パーティーは¥3,000〜。今、シェフはクリスマスの特別ディナーのプランを練っている。

markfw.gif花あかり(潮待ち茶屋)2007年11月01日号掲載

お店イメージ
潮待ち茶屋
花あかり
女将 山根妙子さん
住所 尾道市土堂町12-13
TEL (0848)24-2287
営業 11:00〜23:00(22:00ラストオーダー)
休日 不定休
P  あり

心づくしのおもてなし

 尾道駅を出て海岸通りを右に行くと海側に入り口が季節の花に飾られた小料理屋の風情がある潮待ち茶屋「花あかり」がある。中に入ると目に入る水槽から新鮮な魚の店であることがわかり、海に面したこじんまりした店内は屋形船のお座敷のよう◆「観光客の方にも気軽に尾道のお魚料理を召し上がっていただきたい」という女将さんの理念は『安全で安心な食材でお客様の健康作りに貢献できるお店』とあって、無農薬や有機野菜などにこだわっている。そんな気遣いのメニューは各テーブルにある布でできた巻物。巻かれている和紙に女将さんの毛筆で書かれている◆お昼には待つ人も出るほど人気のランチメニューは11:00〜14:00○潮待ち膳(小鉢・天麩羅・茶碗蒸し・ご飯・汁・デザート)¥1,050○寿司茶屋膳(にぎり寿司(5貫)・天麩羅・茶碗蒸し)¥1,250○ざるうどんセット(うどん・天麩羅・魚盛りだくさんのスタミナ巻き)¥990○コース料理は¥3,150〜◆11:00の開店から23:00の閉店まで休憩が無いのもうれしい。デザートやコーヒーなどの盆には心配りの飾り付けがされ、今なら栗やアケビなどがあしらわれている。

markfw.gif鞆の浦@cafe(カフェ)2007年11月01日号掲載

お店イメージ
カフェ
鞆の浦@cafe
店長 坂谷督史さん
住所 福山市鞆町常夜灯前
TEL (084)982-0131
営業 11:00 〜 20:00
休日 水曜日
P  あり

潮風と保命酒のミルク割りが似合うカフェ

 常夜灯が目印。潮風に包まれながら四季に合わせて夏は冷たい飲み物を、冬は温かな飲み物を楽しめるカフェ「鞆の浦@cafe(トモノウラ・ア・カフェ)」◆平成18年5月にオープン。東京のオーナーグループが「こんな贅沢な空間が空き家ではもったいない」と考えた結果が形になった。築150年の建物。極力古さを生かし、戸板や壁土が落ちた後の竹組みもデザインの一部として建物の息づかいを伝える。店舗設計はこのほど福山市御幸町に開館したホロコースト記念館の設計者と同じ前田圭介さん◆壁には広島市在住の寒川義雄さんのアート作品も並ぶ。店長の板谷督史さんはミュージシャンの顔も持ち、人脈を生かしたライブ(11/9夜YOLE YOLEライブ)を店や常夜灯の前で開催している◆夜はカクテル。さっぱり飲めて深みのある保命酒のソーダ割り、保命酒のミルク割りが人気。昼はソフトドリンクと新鮮な鞆の浦の魚介類を使ったスパゲティ(トマト、バジル、アンチョビの各ソースがあり900円〜1,100円)。鞆の潮風を感じるためにやってくる人の口に合うようでリピーターも多いという。

markfw.gifBUTLER(ショットバー)2007年11月01日号掲載

お店イメージ
ショットバー
BUTLER
店主 合田敏雄さん
住所 福山市霞町1−6−12
TEL (084)924-0249
営業 19:00〜26:00
休日 不定休
P  Pなし

かっこいいドラマの主人公の気分が味わえる。

 「恋する大人の男女がゆっくりカクテルを楽しむ」「若くて、かっこいいバーテンダーに恋の悩みを聞いてもらう」そんなテレビドラマのワンシーンを演出できるお店「BUTLER」。「ゆっくりと、おいしいお酒が楽しめるバーを作りたい」とマスター兼バーテンダーの合田敏雄さんが四年前から始めた◆扉を開けて店に入ると、静かに流れるジャズと、怪しくライトアップされたカウンター。落ち着いた店内の雰囲気がよく演出できている◆店名「BUTLER」の意味は執事。お城のことをよく知りつくし、あらゆる面において完璧な仕事をこなす執事は、合田さんの理想の仕事像だという◆そんな合田さんの創るカクテルは、精彩な芸術品。なんと店内には、メニュー表が一切ない。なぜならお客さんのイメージ、気分などに合わせて、オーダーメイドでカクテルを創るから。お酒のことをよく知りつくした合田さんだからこそ、一杯のカクテルだけでお客さんを満足させる仕事ができる◆オーダーできるカクテルの種類は∞。だから毎日仕事帰りに寄っても、飽きがこない。

markfw.gif杵福かんだ(和菓子屋)2007年10月20日号掲載

お店イメージ
和菓子屋
杵福かんだ
代表 神田 雅志さん
住所 福山市道三町2-2
TEL (084)923-6887
営業 10:00〜18:00
休日 火曜日
P  なし

なんといっても、もち米が違う

 今年70周年を迎えた福山の老舗和菓子店、㈲神田製菓所。昨年オープンした『杵福かんだ』が一周年を迎えた◆大手地元老舗和菓子店が店舗規模を拡大する中、大手では絶対真似できない、昔ながらの着色料、保存料、安定剤を使用しない製造法にこだわった和菓子で勝負する◆一番の売りはもち米。もち米の中でも最高級品の「こがねもち」を使用。「味よし」「香りよし」「粘りよし」と三拍子を兼ね備えた逸品。しかしながら「こがねもち」は、天候状態で成長が大きく左右される。このため栽培が非常に難しく、希少価値も高い。さらに「杵福かんだ」では、化学肥料を使用することなく栽培した「こがねもち」を使う。これに毎日直火で炊いている「あんこ」が加われば、まさに鬼に金棒◆「今後は、特にイチゴ大福を始めとする、フルーツ大福を目玉にしていきたい」と神田社長。より鮮度の求められる商品を核に、大手との違いを明確にする◆お店では、早くも新米「こがねもち」で作る正月餅の予約を開始。最高級「こがねもち」独特の味、香り、粘りを新春から楽しんでみてはいかが。

markfw.gif(有)ドルチェ(ジェラート)2007年10月10日号掲載

お店イメージ
ジェラート
(有)ドルチェ
社長 高下 功さん
住所 尾道市瀬戸田町林20-8
TEL (0845)26-4046
営業 9:30〜17:00
休日 なし
P  あり

絶景と新鮮ジェラートで贅沢な時間

 目の前に広がる青い海、趣きのある島々…季節や時間帯によって表情を変える風光明媚な瀬戸内の景色を楽しみながら、デコポンやはっさくなど瀬戸田を中心にしまなみ海道沿線で採れた新鮮な素材を原料としたフレッシュなジェラートを楽しめるのが㈲ドルチェ◆休日にはわざわざ同店に立ち寄るために瀬戸田にやってくるファンが増えている。しまなみ海道をドライブする秋の行楽客や、お盆とお正月の帰省客、またデートの思い出作りにいそしむカップルらに、爽やかなひと時を提供し続けている◆商品ラインナップは多彩。国産の80%を占める瀬戸田産レモンを始め、瀬戸田産ミカン、瀬戸田産デコポン、因島産はっさく、岩城島産ライムなど全て天然物を使った作りたて。ジェラートの本場、イタリアのマシンで製造している。着色料や保存料は使わず、健康志向の高まりに応える努力も惜しまない◆「お取り寄せ」でリピート客となったTVタレントも多数。この夏は「デパ地下の女王」が強くプッシュした。楽天のジェラート部門でも第1位を獲得する人気を誇る。

markfw.gif瑠璃の屋形 生産者直売市(社会福祉法人運営市場)2007年10月01日号掲載

お店イメージ
社会福祉法人運営市場
瑠璃の屋形 生産者直売市
尾道のぞみ会理事長 高垣等さん
住所 尾道市久保町92-2
TEL (0848)37-6040
営業 9:00〜17:00
休日 日・祝日
P  あり

1周年を記念して3倍に拡張リニューアル

 社会福祉法人尾道のぞみ会が運営する精神障害者通所授産施設「瑠璃の屋形」。障害者自立支援法による利用者負担増への対策として昨年9月に施設の一部を改装して「直売市」を始めた。それまでも天然酵母パンの生産、販売を行ってきており、施設の利用者がてきぱきと接客などの仕事をこなしている◆9月14日のリニューアルオープンによって3倍の広さになった店内には冷蔵ケースも完備されており、お豆腐やコンニャク、キムチ、お肉、魚、アイスクリームといった商品も並ぶ。市内の新鮮な野菜はもちろん、世羅町から持ち込まれる卵やお米、しょう油、向島産のはちみつなど生産者直売の新鮮さが人気◆手作り工芸品コーナーや隣には気軽に利用できる食堂もあり、厨房を生かしてお弁当も生産。お昼どきはふくしむら内の施設に勤務する人やYMCAの学生さんらが魅力的な価格と応援する気持ちからファンとして買い求めている。開設から1年を経てお客も1日約200人に増加、リニューアルによって一段の活性化が期待されている。

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