まちかどピックアップ --------2009年8月20日号掲載
|
郷土の味 漁師町のいなり・ばら寿司
尾道市の漁師町“吉和”で44年続く、惣菜卸、仕出し、弁当の「やすもと」が直営のお持ち帰り専用寿司、弁当、惣菜の小売店「やすもと」を次々にオープンしている。昨年7月に本通り商店街に出した1店舗目(土堂1-3-33、℡0848-24-4430、営業時間9:00〜17:00)に続いて長江に2店舗目(十四日元町3-32、℡0848-37-8811、9:00〜18: 00)をオープン◆一番の売れ筋は「尾道いなり」137円。中身は昔から漁師町“吉和”で作られているえび粉の入った具沢山のばら寿司。そのばら寿司に穴子を散らした「ばら寿司」680円は看板商品で昼には売り切れてしまうことも多い。もちろん普通のお稲荷さんが欲しいという人には「いなり寿司」1個¥63もある。尾道名物「地穴子巻き」1,050円、「穴子入り巻き寿司」525円。500円の各種お弁当や色々なお惣菜も1パック100円以下からありその日によってメニューも変わる◆元からある祝い膳や法要の仕出しも予約可能。店頭の商品は昼前に売り切れてしまうことも多いのでお取り置きがお勧め。
まちかどピックアップ --------2009年8月20日号掲載
|
電気クッキングヒーターで料理体験を!
中国電力が推進する「オール電化住宅」。割安な夜間電力を使った電気温水器はもちろん、空調、床暖房、そしてキッチンまで電気の力で全てを賄うことができる。そんな中で、火が常識だったキッチンが電気になると、今までの調理感覚と大きな違和感がある。電気で煮炊きする鍋、釜の調理方法とは?…そんな不安に応えるのが「電化キッチン体験教室」◆中国電力尾道営業所では、管内の尾道と三原に電化キッチンの教室設備「e-pod(イーポッド)」を備えて、毎月8回程度(定員8人)の体験教室(無料)を開いている。また因島でも工務店ショールームを借りて開催。調理実演やメリットの説明を担当するホームコンサルタントも尾道に6人(うち2人が因島担当)、三原に4人を配置、各メーカーの電化クッキングヒーターの使い勝手、電化の快適さを実感してもらう体制を整えている◆夏休み終盤の8月27、29日(10:00〜13:30)は親子料理教室も特別に企画されている。毎月メニューを変えて開催する定例料理教室の日程等は営業所窓口や食品スーパーなどでも配布されている。
まちかどピックアップ --------2009年8月20日号掲載
|
品揃えとひと工夫の演出にこだわり
地元出身の坊中寛さんが今年の2月にオープンした「florist's Lilico」。京都のホテルで料理人として勤務していた時、婚礼のフラワーアレンジに触れる機会があり「これだ」と直感。地元に帰って尾道のフラワーショップで約十年間の修業後、念願の独立開業を果たした。珍しい種類のランや、葉がカールしたベンジャミンなど、普通のショップではあまり見かけない商品を中心に品揃えしていく◆鉢ものも、おしゃれな貝がらや味わいのある雑貨と一緒にコーディネートするなどひと工夫して演出。「訪れるたびに違う風景を楽しんでほしい」との思いから、店内の配置やディスプレイも頻繁に変化させる。オープンして半年、口コミなどで次第にファンも増えてきた◆人気商品は、贈り物としてのフラワーバスケットや、プリザーブドフラワーのアレンジ。象やキリン、うさぎなどの形にコケを固めたアニマルトピアリーもかわいらしい◆もちろん予算に応じたアレンジも可能。奥さんの友里さんも「9月には、ぜひ敬老の日のギフトをどうぞ」と気軽な来店を呼び掛けている。
まちかどピックアップ --------2009年8月20日号掲載
|
マリンスポーツを身近にする海物語in向島
ウェイクボードをご存知だろうか。水上スキーのようにボートに引かれて1枚のボードで水上を滑る。そんなマリンスポーツが尾道の向島で手軽にできる◆お世話するのは向島農協前交差点近くにあるマリンショップ「SEA CREW」。「やりたいな」と思ったら即予約。20分1本3,000円〜。2本目からはお得になる。予約専用メールはseacrew425@docomo.ne.jp。予約専用の電話は℡080-1649-2580。「やったことない」という初心者の人には全て1から教えてくれる。「初心者体験コース」5,000円(レンタル1式含む)もあるのでご安心を◆この「SEA CREW」は昨年4月向島出身のJWBA公認プロWAKEボーダー吉原照正さんが開いたマリンショップ兼ショットバーで、昼間は定食(800円〜)や丼(525円〜)も数種類食べられる。「とんかつ定食」850円◆吉原さんは2006年のアジアツアーチャンピオンでもあり、トッププロの指導が受けられる。道具も借りられるので身軽に手ぶらで楽しむことができる。「入りにくいなあ」といった心配には及ばない。向島らしい健全な雰囲気のバーとなっている。
まちかどピックアップ --------2009年8月10日号掲載
|
長〜く永〜く愛される老舗の昆布
しそ昆布で有名な尾道佃松・川原食品(株)(尾道市東尾道15-12)が4月に天満屋福山店地下1階上りエレベーター横にオープンした「尾道佃松」が7月1日マイナーチェンジを行った。試食台を新たに設置、ディスプレー部分に赤と黒のパネルを入れコントラストを出した◆この店は尾道佃松・川原食品(株)唯一の直営店で従来の商品とともに新製品などを販売、お客様の生の声を聞くアンテナショップとして運営している◆この店舗でも1番の売れ筋は特上しそ昆布。店長の亀川美智子さんは「特に法要のお供えや茶の子、内祝いなどのご贈答品にご利用いただいております」と話す。昆布は喜ぶということにつながり、古くからお祝い事に使われているため、内祝いや誕生日のプレゼント、敬老の日の贈り物などにぴったり◆客層は中高年が圧倒的だが、このたび若い年齢層向けにそのまま食卓に出してもかわいいパッケージを開発した。品揃えはトーンを落とした色とりどりの和紙に飾られた11種類。特にこんにゃく昆布は糸こんにゃくの水分を飛ばし独特の食感が楽しめ、ダイエットにも向いている。
まちかどピックアップ --------2009年8月10日号掲載
|
ドライブスルー洗車で車も心もさわやか
社会福祉法人三原のぞみの会(渡辺康博理事長)が平成19年に日本自転車振興会の補助金を得て機械化してオープンしたふれあい洗車場「のぞみ」。昭和59年から続けてきた洗車部門での手洗いが認められ、事業拡大へ発展した◆同社会福祉法人の中の障害者を支援する三原きぼう作業所(新谷祐治管理者)では利用者の生活支援を目的に、洗車部門を立ち上げ、1台1台を手洗いで洗車してきたが、量に限界があり、洗車機の導入に踏み切った◆設備はセルフ方式のドライブスルー洗車機がメーン。下部や細部を自分で洗うためのブースが2台分、車内を掃除機できれいにするためのブースが1台分ある◆ドライブスルーは手前で車を止め、受付装置に入金すると、後は音声ガイダンスに従ってシャンプー、スーパーコート(はっ水)、スーパーコートトリプル(超はっ水)のコースを選択、アンテナなどオプション装備を確認して前進、赤いランプの点灯まで進んで待つだけ。料金はシャンプー200円、ポリマーコーティングのスーパーコート600円、同トリプル800円など◆場所は食品スーパー・パルディ明神店が目印。
まちかどピックアップ --------2009年8月10日号掲載
|
ウォーキング・カラオケ…多彩に夏祭り
8月13日は天然温泉尾道ふれあいの里の夏祭り。ウォーキングやサッカー教室を開く朝と、ステージイベントやカラオケなどを楽しむ夕の2部構成となっている◆ウォーキング大会は5月31日に続いて2回目。健康志向の高まりに応え、御調の豊かな自然を感じながら、約6kmの「ふれあい虹橋コース」を歩く。参加費200円で、午前9時スタート。参加者は温泉入浴料金が特別価格になる。歩いたあとは温泉でじっくり疲れをとり、リフレッシュしてもらう。11時からは七夕の願いを叶える企画。子どもが短冊に書いていた夢をふれあいの里が実現し、元サンフレッチェの選手と一緒にサッカー教室を楽しむ。夕の部は3時30分からで、同様に、祖父の長寿を願う家族に長寿料理の招待券をプレゼント。続いて学生バンドや踊り、カラオケ大会などステージイベントで盛り上がる◆その後も企画が目白押し。17日と27日はマッサージ利用客に次回10分延長サービス券プレゼント、22日は大道芸&マジックショー。温泉だけじゃないふれあいの里で、家族と、友人と、充実の夏休みが過ごせそう。
まちかどピックアップ --------2009年8月10日号掲載
|
子育て体験から生まれた美容室
2009年7月7日、短冊に「町内に愛される美容室になりますように」と願いをこめてオープンした美容室「OLIVE」。「人と接するのが大好き」と笑顔で話すヘアカットデザイナーの藤田さんの心配りがいっぱいつまったサロン◆藤田さんは美容師経験をしばらく積んだ後に結婚。3人の子育てを経験する中で、子育てママにとって快適な癒しの空間を目指した。店名の「OLIVE」も人々に癒しを与える天然ハーブが由来という◆大きな特徴は、子どもが付き添ってきても安心できるという点。おしゃれを楽しみたい子育て中のママの悩みは子どものこと。子どもから手を離すことが出来ず、なかなか美容室まで出かける時間を作れない。だから「OLIVE」では、子どもが遊べるキッズスペースを設置。子どもの目が届く場所で安心してヘアカットアレンジが楽しめる。まだオープンして間もないが、近所のママ友がお茶のみ感覚で集まり、子どもが遊んでいる時間の合間にリフレッシュするという◆「町の小さい美容室。だからこそ出来る、密着した融通の利くサービスを展開したい。希望があれば時間外も喜んでお受けします」と力強く話す。