まちかどピックアップ --------2007年5月20日号掲載
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食を通じた健康を提案
健康と食事を結びつける「医食同源」「身土不二」という考え方が広まり、健康食品やサプリメント、マクロビオティックが一般化を見せる中、竹原市に健康相談サービスの一環として「千坂式食療法」の販売事業を行う?健康生活社が誕生。一人一人の症状や悩みに合わせ、食を基礎とした生活提案を行っている◆同社の新藤昌幸社長は三原市内の高校で教員として勤務する傍ら、自身の発病を期に食育の役割に注目した。「人間の自然治癒力は食物から」という理念の同療法の特徴は、玄米や野菜などを長時間煮炊きしたものを急速冷凍し、栄養を凝縮。味付けにタンパク質を抑え殺菌力にも優れた梅干を主体として一切の油を使用せず、食物の持つ栄養素や繊維を手軽に摂取できることにある◆新藤社長は「欧米化した食のスタイルや偏食で生活習慣病を患う人が増えています。健康相談をメーンに、個人の体調に合わせた健康法を提案していきたい」と話し、商品の提案だけでなく、商品を使用したレシピに基づいて料理教室を開催するなど、積極的な活動を行っている。
まちかどピックアップ --------2007年5月10日号掲載
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身体の中から健康づくり
尾道市の千光寺山の中腹、天寧寺三重塔の西側に位置する「茶店 AOI爽楽」。尾道水道を一望できるロケーションと代表の小山茂太郎さんによる占いや悩み相談が名物の同店では毎週火曜日、小山さんによる「AOI式気功整体教室」を日比崎町の多目的文化施設「迎賓館」で行っている◆「人間の身体の中にある血液、神経系、内分泌系、リンパ系などのバランスが崩れることで健康は害されてしまいます」と話す小山さん。個人の痛みや症状に合わせ、気功を取り入れたマッサージや運動法を提案している。「患部のケアだけでなく、適度な運動といい食事、水、空気が健康には不可欠。自身の自然治癒力を高めることが重要です」とも。一回の受講は1500円。迎賓館以外に御調町のふれあいの里や福山市のヘルス福山でも気功の実技講習を行っている◆また迎賓館で毎週火曜日の午後6時30分から参加無料の会話コミュニティーを設けている小山さん。「各人が毎回お茶菓子を持ち寄って、健康や生活の悩みを話したり、自由にコミュニケーションを図ることができる場にしたいですね」と意気込んでいる。
まちかどピックアップ --------2007年5月1日号掲載
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懐かしい時間を感じるギャラリー喫茶
4月5日、春の訪れと共に三次市甲奴町で開店した「きっさ結月」。同町の人気店「山菜料理・そば料理わらべ」の敷地内にひっそりと佇む店内で来店客を迎える店主の菅眞秀さんは、「周りの皆様の助けを借りて開店に漕ぎつけることができました」と振り返る◆同店のメニューは三次市内の店が卸すコーヒーや尾道紅茶、向島のサイダーなど、地場の人が関わった商品にこだわりを見せる。中でもサイダーに米酢やリンゴ酢、梅酢などをブレンドし、サッパリとした甘さと酸味がマッチした「さっぱり酢のソーダ」と、元々裏メニューだった水あめのような優しい甘さと口当たりが楽しめる「特製水あめソーダ」は、これからの季節にピッタリの逸品◆また、地場の作家が制作した様々な作品の展示販売を行うのも同店の魅力。店名の「結月」には「作品を展示することで、作家と作家が結びつく場も提供できれば…」という思いなどが込められている◆「『ゆ~るいまん中くらいの時間』を感じ、お客様に元気になってもらえるお店にしたい」と話す菅さん。飲み物を楽しみながら、四季折々の自然に耳を傾けてみては。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>
まちかどピックアップ --------2007年4月10日号掲載
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懐かしい時間を感じるギャラリー喫茶
4月5日、春の訪れと共に三次市甲奴町で開店した「きっさ結月」。同町の人気店「山菜料理・そば料理わらべ」の敷地内にひっそりと佇む店内で来店客を迎える店主の菅眞秀さんは、「周りの皆様の助けを借りて開店に漕ぎつけることができました」と振り返る◆同店のメニューは三次市内の店が卸すコーヒーや尾道紅茶、向島のサイダーなど、地場の人が関わった商品にこだわりを見せる。中でもサイダーに米酢やリンゴ酢、梅酢などをブレンドし、サッパリとした甘さと酸味がマッチした「さっぱり酢のソーダ」と、元々裏メニューだった水あめのような優しい甘さと口当たりが楽しめる「特製水あめソーダ」は、これからの季節にピッタリの逸品◆また、地場の作家が制作した様々な作品の展示販売を行うのも同店の魅力。店名の「結月」には「作品を展示することで、作家と作家が結びつく場も提供できれば…」という思いなどが込められている◆「『ゆ~るいまん中くらいの時間』を感じ、お客様に元気になってもらえるお店にしたい」と話す菅さん。飲み物を楽しみながら、四季折々の自然に耳を傾けてみては。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>
まちかどピックアップ --------2007年4月1日号掲載
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次代担う子らへ環境教育の思い込め
自然にも人にも優しい石鹸の手作り教室を松永で開いてきた長濱小季さんがNHK福山文化センターで講師に挑戦する。第2と第4月曜日の午前10時~11時30分。それぞれ4月9日と23日に開講し、フランス・ルイ14世が作らせたという「マルセイユ石鹸」をイメージした高級石鹸を製作する◆原料はオリーブオイル、天然エッセンシャルオイルやキャリアオイル、赤塚製造のパイロゲンと少量の苛性ソーダ。エッセンシャルオイルはローズマリー、ローズヒップ、オレンジスイートなど美肌効果や血行促進、殺菌、鎮静といった健康増進作用を持つ多様なオイルを配合する。キャリアオイルも保湿のホホバ油や、栄養成分の多いアボガドオイルなど天然物を厳選◆長濱さんは平成11年頃から環境や水の勉強を始め、廃油を使った石鹸作りをスタート。13年から工房で第3月曜日と生徒の都合に合わせた日の月2回の教室で20人が石鹸作りを通して環境への意識を高めている。出先のある尾道での教室も計画。「『青い海 未来の子らに伝えたい』を胸に、次代に美しい自然を遺したい」と決意を話す。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>
まちかどピックアップ --------2007年4月1日号掲載
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シーズン到来 摘み立てイチゴ存分に
新鮮で甘酸っぱいイチゴを思う存分堪能できるイチゴ狩りや摘み取りで話題になっている河野園芸。糖度の高い5種類のイチゴが今年も順調に育ち、6月頃まで家族連れらで賑わう◆栽培しているイチゴは「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さがほのか」「章姫(あきひめ)」「みつひめ」。特に西日本ではあまり流通していないとちおとめ、章姫、みつひめは同農園の自慢。イチゴ狩りの料金は中学生以上で1,600円、小学生1,300円、3歳~小学生までは900円、2歳以下は無料で30分間食べ放題。持ち帰れる摘み取りは量り売りで100g230円となっている◆店内では、農場で栽培しているイチゴのうち、味は充分ながら出荷の規格外のものを使ったジュースやゼリー、ジャムなどのほか、同じく力を入れているバラを原料としたジュース、ジャム、羊羹などのオリジナル製品も販売中◆国道486号線を北に少し入った場所にあり、道の駅「クロスロードみつぎ」や「天然温泉・尾道ふれあいの里」、「みつぎグリーンランド」などからも近いことから、春の行楽スポットとして注目も高まっている。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>
まちかどピックアップ --------2007年3月20日号掲載
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多彩なパンの楽しみ方を提案
ベーカリー「パンのなる木」が2月、福山市松永町から尾道市東御所町の海岸通りに移転オープン。食材や工程へのこだわりはそのままに、装いを新たにスタートした◆化学物質を使用せず、自家製の天然酵母と国産小麦でのパン作りを行う渡辺秀樹店長。「安定した発酵力を持つイーストと比べて天然酵母は発酵と熟成のタイミングが難しい」と話す一方、「天然酵母は店の財産。出来上がったパンには粉の旨味が詰まっています」とも。惣菜パンに使用するカレーやクリーム、ソース類や具材も吟味した食材で手作りを貫いている◆同店では現在、ライ麦を使用したパンが人気で、黒っぽくゴツゴツとした外見に反し、中はしっとりとした食感が特徴。小麦と比べて栄養価や食物繊維が豊富な面も注目を浴びている。渡辺店長は「ライ麦の含有量を増やして、より風味の豊かなパンを作ってみたいですね」と話し、様々な食材と組み合わせたパンの楽しみ方の提案に意欲を見せている◆同店では4月にイートインコーナーを開始予定。穏やかな尾道水道の景色を眺めながら食すパンは格別なものになりそう。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>
まちかどピックアップ --------2007年3月10日号掲載
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尾道の春を彩るメニューを提供
3月で開店から1周年を迎えた「喫茶 芙美子」では、同店ならではの独自色を打ち出すことを目標に、季節に応じた限定品目の提供を開始。第1弾となる春の香りが詰まったメニューを用意して2年目のスタートを切った◆このほどメニューに加えたのは6種類のドリンク。中でも桜ラテ、桜オーレは名前通りこれからの尾道を彩る桜の花を連想させる、見た目も美しい一品で、アイスの桜ラテはアイスコーヒーにシロップ、ホイップした牛乳が織り成す美しい4色の層が目を引く。小森マリ子さんは「桜の季節はお花見やイベントで街中が華やぐシーズン。尾道に咲く桜をイメージしながら楽しんで頂ければ…」と話す。また春限定の軽食類のほか、夜限定のメニューとして、林芙美子をモチーフにしたカクテルの提供も計画している◆「『喫茶 芙美子に行くなら、あれを食べよう』と言って頂ける様なメニューを考案し、オリジナリティを出していきたい」と話す小森さん。味わう人に四季を感じさせる季節限定メニューを模索し、商店街の入り口で訪れる人たちをもてなしている。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>