まちかどピックアップ --------2008年7月20日号掲載
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夏休みを家族で楽しめる博物館
「のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!」をモットーに、親しみやすい体験型博物館の運営を心がけてきた福山自動車時計博物館。7月4日で開館19周年を迎えた◆つま恋コンサートのPRにも使用された1958年式日野ボンネットバスなど古き良き時代の乗り物を再生して、一般道を走れるまでに磨いている。節目節目で入館者対象のボンネットバスの試乗会を実施、8月13、14、15日のお盆休みにも行われる◆館内にはクラシックカーがずらり。映画のロケで使用された車も数多い。最近ではこの秋公開の新藤兼人監督の映画「石内尋常高等小学校 花は散れども」に3台が出演した◆鞆で復活した行事「八朔の馬出し」で使われる人形の馬とよく似たドイツ、イギリスの馬の人形も並ぶ◆時計も様々。塔時計、やぐら時計、からくり時計、ボンボン時計、枕時計など時代も様式も幅広く集められている。江戸時代末期に作られた枕時計は精巧で豪華な逸品。目覚まし、カレンダー機能付きというから驚く◆コレクションは大人も子ども楽しめる幅広いレパートリーが特長で夏休みは家族で楽しめる。
まちかどピックアップ --------2008年7月20日号掲載
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夏休みの宿題に 今年は万華鏡作りも
「趣味の教室ハル」恒例の夏休み親子教室が決まった。今年は好評の親子陶芸体験教室とプリザーブドフラワー教室、初の万華鏡教室の3本だて。夏休みの宿題に最適な企画◆陶芸は7月26日午後1時30分から午後3時30分、4時30分から6時30分、27日午前10時から正午、午後2時から4時の4コース。小中学生と保護者が対象で、湯飲みやお茶碗、マグカップ、ビアグラスなど自由な作品を作る。参加費は1人1,500円で絵付けは別途500円。8月中に引渡し◆プリザーブドフラワーは8月5日と8日の午前10時から正午。「フラワーパフェ」を作る。赤かオレンジの好きな色を選んで、本物のデザートそっくりの作品に。対象は小学生と保護者で、参加費は1人3,000円。定員は各回5組◆回しながら覗き込めば不思議な世界が広がる万華鏡作りを楽しむ教室は8月10日午前10時から正午と午後1時から3時の2回。小中学生と保護者が対象で、参加費は1人2,000円、各回定員15人。中に入れたいものを持参すれば、まさに世界に一つだけの万華鏡に。
まちかどピックアップ --------2008年7月20日号掲載
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大切な不動産を扱う使命感を持って
平成18年5月にオープン。「まだまだこの業界では新参者」とメーカー物件の仲介を中心に営業している興和不動産開発(株)。営業部長の神垣雅夫さんと営業係長の佐藤正和さん—福山市在住の営業マン2人が動き回っており、どちらかといえば不動産の売買物件は福山市内で多い。細かな物件を丁寧にこなすことで実績を重ね、尾道市内でも不動産オーナーから徐々に信用を集めている◆営業部長の神垣さんは宅地建物取引主任、賃貸不動産経営管理士の資格に加え、アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー(AFP)の資格も持つため、不動産の仲介だけではなく、効率的な運用の相談にも乗ってもらえる◆同社の平川光明社長は元中学校の校長、その前はセキスイハウスのトップセールスマンという異色の経験を持ち、信用が財産という人柄。同社は平成19年7月に介護福祉施設「オークヒルズふぁみ〜ゆ」も福山市東村町にオープンさせ、この7月からはミネラル水「巖聖水6500」の販売も開始、積極的に事業を展開している。
まちかどピックアップ --------2008年7月10日号掲載
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住宅街にある身近な休息所
福山市伊勢丘に店を構えるイタリア料理のお店「キッチンヘルン」。福山から岡山に向かう2号線沿に位置し、近くに伊勢丘住宅団地や英数学館・銀河学院を臨んだ好立地に店舗を構える。この立地条件で、外観がペンション・コテージを髣髴させる素敵な店舗。住宅街という混み合った場所からの身近な休息所として、ランチタイムやティータイムには近所の主婦たちが集まり、会話の花を咲かせる◆店一番のオススメはピッツァ。独特のモチモチ感がある特性生地が特徴で、冷めても美味しく楽しめるオリジナルピッツァ。契約農家の新鮮野菜とアイディアあふれる店の創造力で、いっそう味を際立たせる◆「約10年前のオープン当時、親に連れられて来ていた子ども達が親の代となり、自分の子どもを連れて食事に来てくれるようになりました。『昔からの変わらない味で、すごくおいしかった!』との感想を耳にしたときは、やっぱりうれしいものですね。しかしそれと同時に、継続してきた店の歴史の重さに思いをはせると、今以上にサービス意欲が掻き立てられます」と店長の淤見さんは、さらなる店の発展を誓っていた。
まちかどピックアップ --------2008年7月10日号掲載
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玉露器で味わう伝統的日本のお茶
日本一のお茶を味わって欲しいという想いから誕生した本物の日本茶を味わう店「UZI」。この店は日本茶を製造、販売する宇治園製茶㈱(尾道市木ノ庄町)の溝口義揮社長が徹底的にこだわって生まれた◆メニューの玉露「よしはる」は700円。使っている「よしはる」は同社製造の玉露で、市販価格は100グラム5,000円という最高級品。オリジナルの玉露器を使い、スタッフが目前で丁重に入れてくれる。湯呑みは15ccほどのお猪口サイズ。少量に驚きながら飲むと、その濃厚な味わいに再度驚く。一煎目、二煎目、三煎目と薄くなりながら風味を変える味わいを楽しむと、「どうぞ、食べてください」の案内に三度驚く◆濾した後の茶葉を食べる。これが京都の宇治では本当の玉露の味わい方だそうで、お茶は薬という伝統に基づいた喫茶法。日本一を自負して生産する茶葉農家との二人三脚から生まれる玉露はやわらかい。ポン酢でおひたしのように食べられる◆メニューには抹茶や杜仲茶で入れた珈琲などもある。日本茶らしくない、しかし心が休まる店のデザインは手しごと市を仕掛けた徳永栄 さんが担当した。
まちかどピックアップ --------2008年7月10日号掲載
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気軽にどうぞ! 貴金属専門店
尾道市立栗原小学校の東、バイパス下り側道沿いに「ドルフィン」というお店がある。「金・プラチナ・ダイヤ・ブランド時計 買取と販売」と書かれた派手な看板ではあるが、中で対応するのは優しい奥様、安心して相談できる◆オーナーの村上さんはかつて貴金属の販売に携わっていていつか自身の店を持ちたいと思っていたが、この度念願叶って自宅にて開業した。店名の「ドルフィン」は、パソコンが苦手でよく登場してくるうちに愛着がわいたそうで「ドルフィンは必ずあなたのHelpになります」という深い意味合いがあるらしい◆店舗や人件費などの経費がかからないため、買取価格は「どこよりも高く!」をモットーに日々頑張っている◆また、買取品で程度の良いものはスクラップにせず新品仕上げをし、店頭やインターネットで安価に再販している。そのため売りに来たお客さんが買い求めて帰る例が少なくない。もちろん買うために立ち寄ることも大歓迎。キャッチフレーズは… ◎査定は無料、2・3分でできる◎不要なものは現金にしよう!まずはお気軽にご来店!!
まちかどピックアップ --------2008年7月10日号掲載
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迷うことなく楽しめる
6月12日、三原市中之町のダイヤマート向かいにオープンしたラーメン店「八兵衛」。開業してまだ間もないが、早くも家族連れやサラリーマンなどのファンが定着しつつある。市内はもちろん、尾道からも訪れやすいロケーション◆メニューは至って単純。ラーメン(550円)、ラーメン大(690円)、チャーシューメン(780円)に、全て手作りのギョーザ(5個入り・280円)、チャーシューの旨味をよく馴染ませた焼き飯(大630円、中480円、小300円)、ごはん(150円)と、とにかくシンプル。ビールをはじめドリンク類もある◆ラーメンはトンコツ、鶏がら、魚介類がベースの醤油スープで、豚の背油がコクを加えている。平打ちのメンに絡むスープは優しい野菜の甘さがじわっときいてくるため、思わず最後まですんなり飲めてしまう。取材時も「特徴は?と聞かれても・・・」と店主の河城さんも困惑気味だが、それもリピーターが増える「やみつきになる味」を出している自信の現れとも取れる◆お客さんからの要望を聞きながら、新メニューの開発も検討中。
まちかどピックアップ --------2008年7月1日号掲載
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愛着わくモノと暮らす喜びを
ヌメ革やオイルレザーを使った高級ソファに加え、高感度のダイニングセット、テレビボード、サイドテーブルなどで、リビングシーンを豊かに演出する予約制のソファショールーム「caro」(カーロ)が5月23日、福山市柳津町にオープンした。運営するのは、高級ソファメーカーとして知名度を上げている心石工芸。「100年使えるソファ作り」を掲げる同社が手がける、使い込むほどに味の出るソファの良さを、ゆったりと体感できるスペースとなった◆展示ソファは、厚手のヌメ革で、縫い合わせたところは磨いて仕上げるコバ磨き仕上げのソファ「バディ」ほか8点。「バディ」はデザイナー川崎文男氏と、心石工芸の技術力で作り上げた渾身のソファで、開発に4年をかけた。永く使えば使うほど愛着のわくソファの座り心地が、贅沢な時間を想像させてくれる。店名の「カーロ」はイタリア語で「価値あるもの、大切な人」。ソファを大切に永く使って欲しい、という思いから命名した◆6月11日から13日には東京ビッグサイトでの国際家具見本市に出展。国内外にソファの魅力を発信している。