まちかどピックアップ --------2008年8月10日号掲載
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街中のリゾートで心身をリラックス
タイ古式セラピーやフェイシャルエステ、まつげパーマなど幅広い美容と癒しの「ALING ALING」が府中に開店した。代表の甲斐さんが美容師時代から大事にしていた「ゆったりした時間」を1人でも多くの人に味わってほしいと各種技能を取得、起業した◆市内や福山、尾道からリピーターが通う。店内はまさにリゾートで、街中の喧騒とのギャップもあり、落ち着ける内装。花の名前をつけたコースごとにスペースを変える◆タイ古式セラピー「ゴールデンキャンドル」はセンと呼ばれるエネルギーラインを刺激し、筋肉をゆっくり伸ばすストレッチの手技で40分3,500円。アーユルヴェーダセラピー「メラティー」はハーブオイルで身体の深部に働きかける。120分9,000円。ヘッドスパ「ウォーターリリー」はシャンプー込みで3,000円。まつげエクステ「チュンパカ」は一カ月間何度来ても8,000円◆目玉の無刺激マッサージはモイスティーヌ基礎美容法で、ホームケア体験は無料。全身のハリコースはアミノ酸導入、美白コースはビタミンC導入が特徴。いずれも電話での予約がベスト。
まちかどピックアップ --------2008年8月10日号掲載
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入って楽しい 観て楽しい 演劇と温泉
今、巷で熱い大衆演劇。そんな本格派大衆演劇を味わえる温泉が今高野山すぐ隣にできた◆温泉には露天風呂・主温泉・水風呂・サウナ・ミストサウナ・塩サウナの他、朝鮮人参などの健美泉・ヨモギなどの宝寿湯の2つの薬湯もある◆フロントで受付をすると館内着やフェイスタオル、バスタオルが渡され浴室には石鹸なども完備、手ぶらで立ち寄れる◆レストランには豊富なメニューもあるが昼は◎幕の内(並)¥2000◎幕の内(上)¥3000のお弁当、夜は◎季節の会席◎梅¥3000◎竹¥4000◎松¥5000の特別料理が予約できる◆温泉に入った後は流行の大衆演劇や歌謡ショーが待っている。支配人の永池さんによると追っかけが和歌山から世羅までやってきたこともあるという。昼の部は13:30〜演劇と歌謡ショー、夜の部は19:00から歌謡ショーのみとなり1カ月ごとに劇団が変わる。15日前後の中日と月末の晦日は休演となるのでご注意◆入浴料金は演劇の楽しめる時間に合わせて◎10:00〜¥1800◎16:00〜¥1000◎20:00〜¥600となっている◆20人以上で利用すると無料送迎バスの利用も可能。
まちかどピックアップ --------2008年8月10日号掲載
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東京方面の宿泊パックなどお得情報が集合
JR尾道駅前の海側にある尾道ウォーターフロントビル。1階は桟橋との接点、尾道ポートターミナル。その一画に日本旅行の特約店「尾道海運(株)旅行センター」がある。新幹線のチケットはもちろん、国内外の航空チケットを購入することができる◆単にチケットの購入もさることながら宿泊との組み合わせとなると、旅行代理店をうまく使うことで格段の料金差を享受できる。東京方面などはホテル料金と交通費を組み合わせた格安プランが豊富。スーパーのタイムサービスのように、時期に応じたプランもある◆しかし旅行業界は原油高の影響が大きく、海外航空運賃にかかる燃料サーチャージの負担増から、海外旅行を近場にする傾向が顕著。北京オリンピックも治安イメージ悪化からか、さっぱり◆こんな状況から迎え入れる観光地も四苦八苦。北海道、東北、九州方面などは、かえって格安プランが目白押しとなっている。ディスニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパン、スペースワールドなどがある新幹線で結ばれた都市圏は、ビジネスも含めてお勧めのセットプランが多い。
まちかどピックアップ --------2008年8月1日号掲載
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心と体で呼吸ができる癒しの空間
「からだとこころのトータルヘルスのお手伝い」をテーマに美容ヘルスケアを推進するエステサロン「フランカ」。自然体になれることが一番のリラクゼーションと、アットホーム空間を大切にしている◆店舗は2階建ての一般住宅をそのままエステとして活用。お客さんが最もリラックスできる空間で、心と体を癒してくれる◆オーナー兼エステティシャンのHIROMIさんは元々美容スクールで、メンタルヘルスの講師として活躍していた。ここでの経験が、「心が満たされなければ、本当の美容はできない。心と体は一つ」という起業理念を強く抱くきっかけとなった◆HIROMIさんのすごいところは、楽しくリラックスできる空間を自然体で創りだせる能力。人好きな笑顔と美貌、そして講師時代に培った人を楽しませる話術。育った神戸口調のトーンにより、いつのまにかその魅力に引き込まれていく◆「8月にパーティーを企画しているの。以前にも企画したけど、お客様やそのお友達も合わせて30名ほど集まってくれて…」とインタビュー中の会話。なるほど、お店の集客の基本は口コミ。口コミで集まってくるお客さんの様子が垣間見られた。
まちかどピックアップ --------2008年8月1日号掲載
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「子どもに相棒を」親子のオリジナル雑貨提案
7月4日、自宅事務所を改装して週末だけオープンするショップ兼事務所としてリニューアルした「Beautrise design room」◆女性には女性であることを再発見してもらう空間に。子どもには、長くつきあえる相棒のようなグッズに囲まれる空間に。そんな思いがカタチになったスペース。店内では、同社オリジナルの生活雑貨、家具、アパレルのほか輸入のキット家具や装飾品など、多様な商品が並ぶ。利用シーンを想像しやすいうえ、自由な発想で使えるものが多く、「こんな風に使おう」「あんな風に使いたい」と、ついつい親子で一緒に見入ってしまう◆まず目につくのは、あどけない表情に癒される木製メモリーボックス「木の実ちゃん」。あたたかみのある風合いで、取っ手も木の枝、アルファベットなどに変えてシリーズ化した。お気に入りのアクセサリーや思い出の品など、宝箱の感覚で。ほかにも子どもがぶつかっても痛くないよう角にクッション材を貼った家具、親子で着られるバラエティ豊かなアパレルなど、毎週通いたくなる魅力が詰まった空間。
まちかどピックアップ --------2008年8月1日号掲載
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知られざる尾道仏教美術—因島編
平成19年から始まったシリーズ企画「知られざる尾道仏教美術」の因島編が尾道市役所に近いおのみち歴史博物館で始まった。市制施行110周年記念特別展として行われており、9月7日まで無休で開館する◆村上水軍の里、因島には信仰の拠点は多く、明治45年には「島四国」として八十八カ所の霊地が島民奉仕で設けられている。その霊地の写真をパネル化して展示、一目で約84kmの行程が理解できる◆また今回は島内18カ寺中5カ寺から寺宝を借り受け、永享4(1432)年の木造聖観音座像(善徳寺)や市重要文化財の厨子(福泉寺)などなかなか観ることができない貴重な像が並ぶ。明徳寺の涅槃図は鎌倉時代に村上水軍が中国から持ち帰ったと伝わり、成願寺の涅槃図は江戸時代(元禄14年)の作。並べて展示され、比較して観るまたとない機会となっている◆浄土寺のハッサクの原木も見物で日本中に広まった最初の樹には原点の迫力がみなぎっている◆ほかに県無形民俗文化財、椋浦の法楽おどりに関する資料と映像も紹介されている◆入館料は一般200円、中学生以下無料。
まちかどピックアップ --------2008年8月1日号掲載
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北海道の食材で宴会もできるお好み焼き店
尾道市民病院先のふくし村、番所バス停前に広い駐車場を擁した「お好み焼き パル」がある。高台に一軒だけの目立つ飲食店だ。街中や住宅街、駅前など数ある立地の中、三成・吉和・高須・山波・栗原・尾道駅・新尾道駅など旧尾道市内どこからも車で10分以内ということでここを選んだ◆入口に水槽もある、店内は思いのほか広く、40名までの宴会も開ける◆店主の奥上さんは8年前ピアノ運送業から畑違いのお好み焼き屋を夫婦でオープンした。釣りが趣味でお酒のつまみを色々出しているうちに一品料理は60種にも増えた◆現在は純生さん・慎二さん、2人の息子さんも一緒に切り盛りしている。長男の純生さんは北海道の大学を卒業、お嫁さんと二人で北海道から戻った。酪農を営む同級生の農場から肉やホルモンなどを取り寄せている◆お好み焼きは◎豚玉¥600トッピングも各種ある。◎サーロイン定食¥1500◎とんかつ定食¥700◎ホルモン焼き定食¥850◎豆腐ステーキ・生姜焼き・レバニラ・肉ニラの¥650の定食以外に一品料理にご飯・味噌汁・ポテトサラダを付けて定食にすることもできる。
まちかどピックアップ --------2008年7月20日号掲載
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和風旧家再生で生まれ変わった現代の和
7月19日の宮崎駿作品「崖の上のポニョ」公開で、今最も注目を浴びている場所、鞆ノ浦。古い町並みの坂を上るとお屋敷の門にギャラリー&カフェテリア「さらすわてぃ」の看板がある。福岡で20年ギャラリーをしていた新田さんに福山物産社長が「大正時代からある母の空き家を復活させたい」と依頼してできた店だ。総ヒノキの床とドイツ製の塗料など現代の材料で渋く落ち着いた旧家が20年ぶりに甦った。生まれ変わった家を見た時のお母様の涙がこの仕事の評価だ◆純和風の門から飛び石で入り口に、広い玄関の先にあるトイレも必ず見て欲しい。かつての縁側はウッドデッキ風、和風庭園を見ながらくつろぐと常連でなくても話がはずむ。二階は畳に15センチほどの低いテーブル、大きな窓からはお目当ての鞆の海、要チェックポイント◆◎コーヒー¥400◎りんごジュース¥500◎抹茶¥600ほかにセットメニューなどもある◆ここに入っただけで時間が緩やかに流れ、魂が癒されるような感じさえする。随時企画展が行われ、ミニコンサートや講演会もある。7月26日龍敬子講演会・26〜8/12龍敬子作品展。