まちかどピックアップ --------2008年7月1日号掲載
|
万代屋が経営するセルフサービスの給油所
朝7時から営業が始まり、夜は9時30分まで。尾道大橋を向島側にわたって、T字路の大きな交差点を東に曲がるとすぐ。営業時間も場所も便利なガソリンスタンド。セルフサービスの給油も慣れると簡単で、決済も現金またはカードで気軽。石油高騰時代、利用者の立場で奮戦している同店では、洗車の要望やタイヤの相談にもスタッフが笑顔で応じてくれる◆経営は㈱万代屋(市内門田町10-23、細谷正己社長)。昨年11月末には関連会社の㈲睦和商会を通じて本社ビル「FLORENCE MUTSUWA」を新築している。本社ビルは1階が駐車場、2階に本社事務所とテナントの「くもん教室」、3〜4階はマンション(8部屋)。睦和商会で栗原西1丁目の「レックス ムツワ」(4階建て5部屋のワンルームマンション)とともに不動産管理を行っている◆また万代屋では薬品事業部もあり、「万代屋薬品」を三谷屋門田プラザ店内、フジグラン尾道店内、天満屋ハピータウン向島店内の3店舗を市内に展開している。こちらは昭和2年から薬品販売を始め、同25年から「万代屋薬品」の商号を使っている創業81年の老舗。
まちかどピックアップ --------2008年7月1日号掲載
|
新築移転した向島一の贈答品専門店
「Giftあいらんど かわ邉」がセブンイレブン向東店の東側に6月8日、移設オープンした◆日本商工会議所・全国商工会連合会指定3級販売士の店主・河邉計貴さんは3年前向島のハピータウン向いにギフト専門店を開き、このたび自宅兼店舗を向東に建設した◆明るい店内には一般のギフト商品と共に自然派商品、無添加商品、キャラクターやベビー用品が並んでいる。これは河邉氏自身のアトピーの経験から化学物質を使わない製品を扱うようになった◆奥様の奈都美さんはコンフィーベビーストアという子育て用品のインターネット販売も行い、主に海外や国内の布オムツを扱っている。紙おむつは化学物質を含むことから、最近布オムツの良さが見直されていることも理由だ。ご夫婦は自身で紙おむつと布オムツを着用し生活、その着心地から布オムツの方がはるかに快適なことを体感、便利だからと子どもにそんな思いはさせたくないと思ったという。日本製の方が気候には合うが、扱いが複雑だと挫折する事も多いので装着が簡単な輸入品を扱っている。赤ちゃんのいる方は気軽に立ち寄って聞いてみよう。
まちかどピックアップ --------2008年7月1日号掲載
|
本場中国からやってきた北京料理の店
福山競馬場のすぐ前にある中華料理の店「北京」はその名の通り北京料理の店である◆店主は中国の北京から25年前、尾道市栗原の母の元にやってきた細谷俊才さんで「まだ日本語が難しい」と言う。本場中国からやってきて天満屋福山店内の中華料理店で腕を磨き、5年前に夫婦でこの店を開いた◆人気のメニューはもちろん◎ラーメンセット¥750(ラーメン・チャーハン・鶏の甘酢がけ・漬物)◎ラーメン定食(ラーメン・ご飯・漬物・サラダ・手羽先の唐揚げ)◎定食はメイン・ご飯・スープ・漬物・サラダ・唐揚げで¥630。ボリュームもさることながらメインは本格中華のラインナップ。ほかに◎唐揚げ定食◎野菜炒め◎八宝菜◎レバニラ◎酢豚◎麻婆豆腐など。ちょっと豪華に中華を楽しみたい方にお勧めなのが◎ランチA¥1,150(エビチリ・豚の角煮・鶏の甘酢がけ・ご飯・スープ・漬物・サラダ)◎ランチB¥950(八宝菜・豚の角煮・鶏の甘酢がけ・ご飯・スープ・漬物・サラダ)。なんとこれらの定食は夜の部でも食べられる◆一品料理も充実。お座敷や大きなテーブルで家族や友人、同僚と本格中華を楽しみたい。
まちかどピックアップ --------2008年6月20日号掲載
|
コンセプトは「創りたいものを創ろう」
2007年7月にオープン。一周年を迎えるニットアトリエ「糸工葉」。編物の世界に魅了された店主の池田鐵子さんが20年以上前から始めた編物教室「紅葉編物教室」を母体に、洋裁に使用する糸や雑貨の販売スペースを設置。洋裁創作のための社交場としてオープンした◆教室のコンセプトは「創りたいものを創ろう」。生徒は洋裁に興味を持つ20代から70代の趣味の仲間。「新人生徒の中には、雑誌の切抜きを持参して参加します。当然難易度の高いデザインなのですが、作り方を教えると素人でも創れちゃうものなのですよ。創りたいという意欲はすごいですね」と感動談を話す◆「創作品は、苦労を知る分、愛着が沸くのです。いいものが出来ると、外で着たり、プレゼントしたり。こうなるともっと意欲が出てきます。教室では、生徒達が互いに意見を出し合いながら楽しく創作しています。仲間がいると、その張り合いがよい刺激となります」と教室の明るさが伝わってくる。「将来は、生徒たちと一緒に、この場所で作品展を開きたい」と楽しそうに夢を語られた。ホームページ http://itokouba.chu.jp/
まちかどピックアップ --------2008年6月20日号掲載
|
利用者の人も目を輝かせる表現活動
知的な障害を持つ人たちの福祉施設「福山六方学園」(社会福祉法人創樹会、福山市水呑町)は利用者の表現活動を「FUKUROKU ART」として支援している。今年はそうした表現活動にスポットを当てた「アートセンターきらり」を10月にオープンさせる準備が進行中。既に卸町の元倉庫を改装、4月から体験者を募集しながら本部の利用者らと表現活動を始めている◆1階は絵画、さをり織りを中心とした活動スペース。2階は小物作品の販売コーナーと絵画ギャラリー。色鮮やかなさをり織りを使ったメガネケース、コースター、バッグのほか、絵画やイラストをあしらったエコバッグなど個性豊かな小物が売られ、常識にとらわれない絵画作品が並ぶ。東ちづるさん、宮本亜門さんなど著名人の買い上げで話題の制作者、平野信治さんの絵画もある。また佐々木和徳さんの絵画は地元企業とのコラボレーションでTシャツ商品になっている◆管理する粟井さんは「ここでは利用者さんの目が意欲的に変わる。卸まつりへの参加やコラボレート商品づくりなど地域に根ざした拠点にしたい」と将来図を描く。
まちかどピックアップ --------2008年6月20日号掲載
|
ネイティブ講師と生きた英語学ぶ
三原市明神で5月にオープンした英語スクールリバリーナ。英国出身のネイティブ講師コリーナさんは、業界では著名なデイビッド・イングリッシュ・ハウスの指導法をもとに、幼児から大人まで幅広い対象を指導、実績を積んできた。日本への定住を決めたのは、人情深さに感銘を受けたからという。三原から英語好きを増やそうと対象別に開く7コースの講義は週1回、年間42回◆未就園児親子対象のベイビー(30分、コリーナ先生・末光先生)、4〜6歳対象のトドラー(45分)、5〜8歳と9〜12歳対象のチルドレン(60分)、一般ビギナー(50分、末光先生)、中学生(60分)、高校生からシニアの初級、中級向けの一般(60分)、ハイレベルなアドバンス(80分)を開講し、月謝は4,200円〜9,870円。トドラーコースの時間帯に母親対象に簡単な英会話を楽しんでもらう「英会話カフェ」(3,000円)も開く。テキスト代は別途必要だが入会金は不要。なお今年度のチルドレンコースは早くも募集終了◆教室外で生きた英会話を楽しむイベントも計画。生徒の声を生かす教室運営を目指す。
まちかどピックアップ --------2008年6月20日号掲載
|
女性も入りやすい笑顔とおふくろの味の店
JR尾道駅から東へ一本目、芙美子像西側の踏み切りの前にこじんまりとした居酒屋「さち」がある◆女将は原田町出身の前岡早智子さん。大手化粧品会社に30年以上勤務、接客業は長いが飲食に携わるのは初めてだ。早期退職で長年の夢を叶え、4月29日で丸2年がたった◆自身もお酒が好きで、つまみも好き。よく居酒屋などに通っていたが女性一人でも入りやすいお店をやりたいと自宅近くにお店を開いた◆狭い店内は狭いからこその良さがある。お客さん同士が友達になり、いつの間にか「さち」の仲間になってしまうのだ◆料理は自己流だが、毎日変わる季節の食材を活かしたおふくろの味の大皿おばんざいがカウンターに並んでいる◆「田舎料理ですけど」というメニューにあるのは◎アユの塩焼き¥600◎揚げナスの煮びたし¥400◎肉じゃが¥400など。単身赴任の人にも喜ばれる。シャキシャキとした歯ごたえが残るレンコンのきんぴらなど、どれもお酒に合うよう少し甘みを抑えた味付けになっている◆笑顔で女将さんが迎えてくれる、明るい店内は女性でも落ち着くようだ。
まちかどピックアップ --------2008年6月10日号掲載
|
夢だったコミュニティースペースが好発進!!
「会話を楽しめるコミュニティースペースを作るのが私の夢でした。それがリサイクルブティックという理想の形で実現できました」と笑顔を見せるオーナーの磯山千代子さん。「おしゃれに興味があり、集めた洋服やアクセサリー、バッグなどを並べたら、リサイクルブティックになっていました」と設立秘話を話す◆欲を垣間見せない接客で、くつろぎながら商品を選べるのが魅力。声かけると、ファッションセンス溢れるコーディネートの話で場を楽しませてくれる◆「先日、ふと立ち寄った70歳過ぎの奥様が、私の提案したコーディネートを身に着けお帰りになりました。とっても赤がお似合いで、ついつい薦めたら、気に入っていただいたようで…」、年齢に関係なく、似合うと思うものを提案するスタイルが安心感を抱かせる◆販売は好調で、オープン当時の商品は瞬く間に売れた。今では委託を受ける新品の洋服、アクセサリー、古着と品揃えも豊富になった◆しかし「私の気に入ったものしか、持ち込まれても展示しません」とオーナー。その仕入れへのこだわりが、感性の高いイメージを定着させている。