まちかどピックアップ --------2007年9月20日号掲載
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大粒ブドウ食べ放題 26日からリンゴも
三原市大和町の観光スポットとして定着した「果実の森公園」。今年も秋の味覚ブドウが実り、10月上旬まで食べ放題。色とりどりの13種類から選べ、中学生以上1,300円、小学生800円、幼児300円で、人気品種は黒くて粒の大きな「藤稔」。持ち帰りは1kg1,100円で「藤稔」「安芸クイーン」「高妻」からセレクト◆9月26日からはリンゴ食べ放題もスタート。大人600円、小学生400円、幼児200円で11月下旬まで。「秋映」「紅将軍」「ジョナゴールド」など◆また7月には芝生広場にあった園内レストラン「ピクニック」を入り口そばに移設してリニューアル。安心安全と地産地消を掲げており、園内で育てる地鶏「あかかしわ」の新鮮で濃厚な味が特徴の卵と、地元のコシヒカリで作るオムライスが評判。バーベキューも好評を得ている。なお1個30円でたまご拾いも楽しめる◆そのほかオリジナルの加工食品も多様。果物酵母のパンや米酵母の食パン、果物がたっぷり入った季節限定アイス、無添加ジャムなど。食パン、アイス、ジャムほか果物はネットでも販売している。
まちかどピックアップ --------2007年9月20日号掲載
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夢がいっぱいのリサイクル店の古道具コーナー
(株)丸徳商店が経営する「なんでも屋」。大きな倉庫には事務用家具や厨房機器など業務用のリサイクル用品が豊富に並ぶ。南側の一画に13年ほど前に建築した新館はインテリア用品や美術品、古道具、骨とう品など趣味人を喜ばす物ばかりを集めたコーナー◆店内には数え切れないほど多種多様な商品が並ぶ。古布、食器類、花びん、彫刻の置き物、絵皿、柱時計、火ばち、掛け軸、絵画、茶椀、水指し、茶道具などなど。広い店内はまるで常設の骨とう市。目的がなくてもあれこれ眺めているだけで楽しく、思わず買いたくなる物を発見してしまう◆並んでいる商品は本業とするリサイクル業の中で引き取ったものばかり。たくさんある中で「古美術品と言われてはおこがましい」と自嘲する先代の奥さんが目利き役だが、「本当の価値は分からない」と話すように、お宝が眠っていることも十分あり得る◆古い茶碗や掛け軸は趣のある作品も多い。碁盤などの囲碁用品や硯などの書道用品も豊富。無造作に並んだ商品を丁寧に見ていくと、思わぬほどいい物に出会えるかも。古い物の中に夢もいっぱい詰まっている。
まちかどピックアップ --------2007年9月10日号掲載
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好きな物をクリスタル樹脂に封入
トライアングルでは透明樹脂を使ったプラスチック製品を自分で作る教室「夏休みこども体験教室」を8月18日(土)、25日(土)に福山市今津町のニチエー会館で開催。加工処理したカブト虫やクワガタ虫などの昆虫やプリザーブドフラワーを型に入れ透明樹脂で封入し、オリジナルのプラスチック製品を製作。子ども達の人気を集めた◆花のトライアングルでは透明樹脂を使って自分のオリジナルキャラクターを作ったり、インテリアや雑貨、アクセサリー、昆虫やお花の封入などを行っている。また、「クリスタル樹脂封入」の知名度が低いため、現在は福山市内の公民館などで教室や体験レッスンなどを行い普及活動を行っている◆教室は福山市内で、第1・3水曜日午前10時〜正午まで東部市民センター、第1・3木曜日午前10時〜正午までニチエー会館、第2・4水曜日午前10時〜正午まで北部市民センター、第2・4木曜日午前10時〜正午まで沼隈サンパルで開催◆「透明樹脂封入は様々な用途に広がり、普及して行くと思います。小ロットでも製作ができるので、地元企業のオリジナルの販促グッズなどの製作を目指したい」と話す。?寺岡精機製作所の協力を得て、金型も数種類準備し製造体制も整えている。
まちかどピックアップ --------2007年9月10日号掲載
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ソースは手作り 海辺のくつろぎスペース
12月でオープン3周年の「KITCHEN&CAFE膳屋」。土生港ターミナル1階の同店は、国立京都国際会館、西ドイツベルリン総領事館などで要人をもてなすコックとして腕を振るった木戸雅司さんと奥さんの淳子さんのお店。因島や近隣はもちろん広島市から通ってくるリピーターも定着、木戸さんも「店の味とスタンスをご理解いただけているようです」と控え目に笑う◆ソースは全て一から手作り。ランチ、ディナーのメニューは、平均800円の良心価格で、洋食をメーンにサラダとライス、さらに生豆を自家焙煎したコーヒーまでセット。ディナーのコースも地元野菜や魚介を使った逸品が喜ばれている。期間限定デザートだった、重井産スイカを使ったシャーベットは残念ながら惜しまれつつ終了した◆土生商店街が実施する企画「はぶ町の逸品」では、ウスターソースを使ったメニューを出品する。木戸さんは「おなじみのウスターソースはイギリスが起源。味だけでなく、そんな食べ物の文化的背景にも興味を持っていただきたいですね」と話す。
まちかどピックアップ --------2007年9月1日号掲載
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仲間と楽しく続けられる女性専用フィットネス
「楽しみながら健康になる」。同じ目的を持つ仲間と支えあいながらトレーニングに取り組むことができ、健康な心身で毎日がますます充実、年齢に関係なく職場やプライベートで一層輝ける女性に…そんな「良いスパイラル」を実現できるのが女性専用フィットネス「カーブス」。米国発「世界最大のフィットネスクラブ」として躍進、国内500店舗以上を展開中◆7月3日、福山のゆめタウン蔵王そばに「カーブス南蔵王店」がオープンし、口コミで会員が連日増えている。フィットネスマシーン12種とステップボード12枚を交互に円形に並べ、トレーナーの指示に従って30秒ずつ筋力トレーニングと有酸素運動を繰り返す。筋力トレーニングは基礎体力作りに効果があり、肩こり・腰痛を軽減。有酸素運動は肥満防止や心肺機能向上につなげるもの。柔軟性を高めるストレッチで締める。90分のプログラムと同じ効果を得られるよう、独自のノウハウで30分に凝縮。短時間ながら濃密な時間を少しずつ積み重ねていけば、理想の自分に変身していることうけあい。無料体験も実施中。
まちかどピックアップ --------2007年9月1日号掲載
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県内最古の伝統と最新の技で元気な体づくり
田島接骨院は明治36年創業と広島県内で最も古い歴史を持つ接骨院。地域では「たしまさんの玄関をくぐると痛みが治まる」と親しまれてきた。現在の幡中資法院長は五代目。六代目予定者は経営する?スポーツセラピ田島の代表取締役。柔道整復師、NSCA公認パーソナルトレーナー、ケアマネジャーの資格も持つ◆柔道整復術は日本古来の医術。現在は骨折、捻挫、打撲などの損傷に対し手術をしない「非観血的療法」という独自の手技で人間の持つ自然治癒力を最大限に発揮させる治療術。さらにパーソナルトレーナーという最新理論による技も加わる◆今年2月には2階にタシマデイサービスセンターも開設。ケアマネージャーとして要介護者の健康管理も行い、独自開発した運動療法もスタッフの井上志郎さんと指導する。運動療法はリハビリとともに介護が必要になる前の予防にもつながるため、健康な高齢者への普及にも努めている。リハビリメニューには接骨院ならではの電気療法も組み入れられ、ときには柔道整復術の温かい手によるマッサージで心もじわりと解きほぐす。
まちかどピックアップ --------2007年9月1日号掲載
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本格的にガラスを学んだ技が生み出すとんぼ玉の魅力
日本の観光地3カ所に拠点を持つ「世界のガラス館」。その加賀市内の施設でガラス工芸「とんぼ玉」の制作を6年間担当したガラス作家のミナガキヨ(見永紀代)さん。九州造形大学でグラフィックを学び、一度は資生堂へ入社。しかし安泰な道より制作意欲が勝り、職人の道を選んだ。著名なガラス作家を輩出している東京ガラス工芸研究所(川崎市)で2年間学び、職人が集う「世界のガラス館」へ。知識、経験とも本格的に身につけた◆昨年6月に帰郷、両親が経営する「みなが化粧品店」の一角に工房「はぶて猫のガラス屋さん」を設け、尾道のイメージを模索、千光寺の桜をイメージした「桜シリーズ」を完成させた。丁寧な仕事ぶりとかわいくも奥深い魅力を兼ね備えた「とんぼ玉」は手にとった人を魅了、口コミで遠方からも買い求める人が増えている◆組み紐を使ったネックレス、ケイタイストラップ、ブレスレットなど芸術作品が並ぶ。「多くの人にとんぼ玉を知ってほしい。尾道を訪れた人の思い出づくりに貢献できれば…」と低価格でスタートさせている。
まちかどピックアップ --------2007年9月1日号掲載
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気軽にくつろげる郊外のBAR
新尾道駅から北へ800m、国道184号線沿いのオレンジの看板が目印の「九鬼BAR」。もともとダーツバーだった店が閉店したあとに、九鬼淳子さんが今年6月1日に全面改装しオープンさせた◆室内はオレンジの壁に抑えめのライティング。ほどよい明るさが大人の時間を演出する。カウンター8席とボックス席は4席と5席。団体なら10名ぐらいまでテーブルを囲める。ほかに4席のドラム缶テーブルが2つある◆「地域的に洋酒の種類が少ないので、もっと洋酒を楽しんでほしい」と九鬼さん。バーや料理店での修行経験からお酒の知識も深い。洋酒以外にも日本酒、焼酎、自家製梅酒もそろう◆「じゃこねぎチャーハン」やメニューには載っていない「梅ツナパスタ」、ビーフンとそうめんの食感が癖になる「焼きそうめん」などオリジナルの逸品メニューから、それぞれの酒類に合うおつまみのバリエーションも豊富◆きりっと締めたネクタイが印象的な九鬼さん。きめ細やかな配慮がゆったりとくつろいだ空間を生み出す。