まちかどピックアップ --------2009年6月20日号掲載

観光施設
平家谷花しょうぶ園
平家谷ふるさと振興会ほかの運営
住所 福山市沼隈町中山南横倉地区
TEL (084)988-0178(開園中のみ)
営業 9:00〜17:00
休日 6月下旬まで(開園期間は無休)
P  P約100台(無料)

平家の伝説を伝える歴史とロマンの里


 横倉地区は平家伝説の残る情緒あふれる集落。平通盛が菖蒲湯につかったという言い伝えが残る場所に観光客誘致と地域活性化のため、昭和62年から観光協会と横倉地区の平家谷ふるさと振興会が協力して「花しょうぶ園」を整備、平成2年6月に開園した。散策道、柵、植え込みなどは地元住民が手作業で行い、その努力は翌年建設省(現国交省)が選定する「手造り郷土賞」という栄誉に輝いている◆花しょうぶ園には約500種、約5万本の花しょうぶが美を競う。花菖蒲の原種はノハナショウブと呼ばれ、湿原に自生する多年草植物。ノハナショウブが変化しながら江戸時代ごろから品種改良が発展、江戸系、肥後系、伊勢系などに分かれた。そんな品種が観賞できる◆敷地は約1万2千平方m。駐車場に近い場所にはお餅、煎餅などを販売するお土産店、軽食と喫茶のお茶処もある。入園料金は大人500円、小中学生200円◆場所は沼隈町の県道72号線を町中心部から北上、沼隈病院方面の東へ進むとそこから車で約10分。現在は道路工事のため、広大なぶどう畑を大きく迂回すると到着する。

2009年06月20日号掲載  

まちかどピックアップ --------2009年6月20日号掲載

洋菓子の店
ア・マ・ファソン
オーナー 田中純子さん
住所 三原市宮浦2丁目2-30
TEL (0848)63-5769
営業 9:30〜19:30
休日 日曜日・月曜日

宮浦発の「宮浦ポテト」が人気!


 三原市芸術文化センター「ポポロ」近くに洋菓子のお店「パティスリーア・マ・ファソン」がある◆平成4年のオープン以来、このお店で評判の焼菓子が「宮浦ポテト」¥190。10個入り¥2,100。箱詰めの数や組み合わせは好みに合わせてくれる。ご主人がこの地で作り、この地の名をとったこの菓子は、宮崎産のサツマイモにたっぷりの生クリームとバターを使用。丸くて生感覚のスウィートポテトと言った感じ。常温(25℃)で10日間もつため、お供物や引出物、茶の子などに使われているが、その土地の名の付くお菓子、お土産を探す場合には持ってこい!◆洋菓子として焼菓子はもちろんだが、定番のショートケーキやチーズケーキなどが並ぶ生のケーキ屋さんでもある。特にしっとりやわらかなシフォンケーキは絶品。カットでは◎キャラメルシフォン¥300◎ストロベリー¥300。ホールでの販売のみだが◎紅茶・抹茶・チョコ¥1,680のテイストがある。甘味を抑えたカスタードクリームがこれでもかとたっぷり入った◎シュークリーム¥120はシンプルでどこか懐かしい。

2009年06月20日号掲載  

まちかどピックアップ --------2009年6月20日号掲載

鶏料理
隠れ鶏 もんど
元締 山本和志さん
住所 福山市昭和町4-8
TEL (084)926-2336
営業 18:00〜翌朝4:00
休日 日曜日
P  有料

鮮度とまごころにこだわる鶏の仕事人集団


 5月8日にオープンした「隠れ鶏もんど」。店名は代表の山本和志さんが心酔する中村主水から。昼行燈と呼ばれながら「やる時はやる」仕事ぶりに理想のサービス像を重ねた。メーンの鶏料理はもちろん、手作りスイーツにも本気で望む「必殺仕事人」集団を目指す◆倉敷で10年修業した山本さんが「いつかは地元で」との夢を形にした念願の店。阿波尾鶏、ミツセ鶏は鮮度にこだわった朝締めで、鳥刺しはもちろん、串焼きでもレアでいける新鮮さがウリ。特製のたれとスパイスで焼き上げるこだわりの「骨付もも肉もんど焼き」も人気。また福山では2店目という角ハイボールタワーを導入、高圧炭酸ガスで味わいと香りを引き出しかつ食事が進むライトなアルコール度数のハイボールを楽しめる。豊富なカクテルも500円のワインコインと良心的◆「5時間でも6時間でも時間を忘れてゆったりしてほしい」との思いから、1階奥は自然な仕切りで個室感覚で落ち着ける店づくり。2階は2人から対応するビップルーム、40人でわいわい騒げる座敷などシーンに応じて使いわけできる。

2009年06月20日号掲載  

まちかどピックアップ --------2009年6月20日号掲載

お弁当・惣菜
手作り弁当 みさき
オーナー 松本絹恵さん
住所 尾道市久保1丁目14-14
TEL (0848)37-2374
営業 7:00〜15:00
休日 日曜日・祝日

生活を応援する250円のお弁当


 今、東京のオフィス街で勃発している激安弁当競争。価格帯は250円。そんな250円弁当の店が尾道市役所の前にオープンした。製造場所は自宅(尾道市山波町1528-1)で店は朝7時から開店。朝ごはんや出勤前に買うこともできる◆メーンのおかずにご飯の入った◎手作り弁当¥250。他にうどんと炊き込みご飯を組み合わせたものもある。メーンはトンカツ・煮魚・焼き魚・唐揚げ・海老フライなど250円ながら種類もボリュームもある◆お弁当以外に◎天ぷら¥130。◎ジャンボ稲荷¥300など物足りない人にはもう一品!もある◆店の奥にはお菓子などが全て¥100で並んでいて飲み物やヨーグルトなどのデザートも揃ってしまう◆数や内容、予算に応じることができるので会議や集会などには予約するとよい。元は魚屋さんだったのでお魚料理も充実できるため、会席料理の仕出し相談もOK。本格的な煮魚が弁当になっている理由も理解できる◆オープン初日に訪れた90歳の男性のお客様は「一人分でこれだけ作ったら250円じゃできんじゃろ」と喜んで買っていった。

2009年06月20日号掲載  

まちかどピックアップ --------2009年6月10日号掲載

パン製造販売
ネコノテパン工場
代表 永井智子さん
住所 尾道市東土堂7
TEL 050-5532-4716
営業 8:00〜16:00
休日 火曜日、第1第3火曜日
P  なし

ご近所も応援 山手に漂う香りの主


 千光寺南斜面、光明寺付近の路地に、香ばしい香りが漂い始めた。香りのもとは、新しい立ち寄りスポットとして尾道好きの間で早くも話題になっている「ネコノテパン工場」。近所のおじさんも「とにかくうまい。小麦が違う。北海道産じゃけえの。この場所から、新しい食文化を発信するんじゃ!」と絶賛、期待を込めて熱っぽく話す◆音楽家として活動している永井真介さんと、製パン業や飲食店などで修業してきた智子さんの夫妻が5月16日にオープンさせた。毎朝3時に起きて、食パンとカンパーニュをメーンにピザやキッシュ、スコーンなど手作りのパンや焼き菓子を手掛けている。パンによって小麦も替えるなど品質、味重視はもちろん、たっぷり加えるのは「まごころ」だ。飲食店などへ卸す話も進展中。「地元に愛される、小回りの効くパン工場に」と夢を語っている◆「工場」は真介さんが空き家を改装、NPO空き家再生プロジェクトのメンバーの協力も得た。天井や壁も貼り替えて、窓枠も古材の再生にこだわり、窓ガラスもよく見ると不揃いで味わい深い。

2009年06月10日号掲載  

まちかどピックアップ --------2009年6月10日号掲載

喫茶・軽食
福寿会館洋館喫茶室 茶処ばら
NPO法人ハートイヤ運営
住所 福山市丸之内1-8-9
TEL (084)928-0090
営業 9:00〜17:00
休日 月曜日(祭日は営業)

福山城をゆったりと眺められる喫茶室


 改装され、約30年ぶりに一般公開されている国登録文化財・福寿会館洋館内に喫茶室「茶処ばら」が4月26日にオープンした。障害者の自立支援の場としてNPO法人ハートイヤ(石岡義英理事長)が運営している◆洋館は木造2階建てで展覧会やパーティー会場としても貸し出されている。1階にある喫茶室の窓からは福山城を望む庭園がゆったりと広がり、喫茶にはもってこいの好立地となっている◆メニューにも福山らしさが散りばめられており、「ローズティー」(400円)、「ばらジュース」(400円)など、ほのかな香りを楽しむ飲み物やケーキとのセット(680円)がある。和風のお庭を眺めるにはぴったりの抹茶(お菓子付き450円)もある◆また江戸時代から伝わる郷土料理「うずみ」(小鉢付き500円)は1日限定20食を提供。豆腐、揚げ、エビ、ホタテ、ゴボウなどのおかずをご飯で覆った不思議な料理で、贅沢を隠した庶民の気持ちが伝わってくる。お昼どきはほかにカレーライス(サラダ付き500円)も提供している◆白が基調の室内には常にバラの花が飾られ、4人掛けテーブルを中心に30席がある。

2009年06月10日号掲載  

まちかどピックアップ --------2009年6月10日号掲載

菓子たいやき本舗
藤屋
店長 神田正弘さん
住所 尾道市天満町17-23
TEL (0848)24-2886
営業 9:00〜21:00
   (売り切れ次第閉店
P  あり

噂の白いたいやき君 尾道で初水揚げ


 サティ尾道店に新しくたいやきの持ち帰り店「たいやき本舗 藤屋」が広島県に初出店した。福岡生まれのこのたいやきは真っ白く、白いたいやきと呼ばれ、最近テレビなどでも話題だ◆よくたいやきのほめ言葉として「しっぽまであんこが入ってる」と言うがこの生地は生地だけを食べてもモチモチとして美味しい。餡と一緒に食べるとその甘みとのコントラストでほんのりと塩味も感じる。餡に使用されているのは北海道十勝産の小豆100%◆味のバリエーションも色々。白いたい焼きの中身は、「黒餡」「白」「カスタード」各¥130、「チョコ」¥140◆他には季節によりバリエーションが変わる50個限定の特別テイストもある。お茶の香りが高く甘みが抑えられた緑色の「抹茶」¥150。尾道ならではの桜餅のようなピンク色の「さくら」¥150。特におすすめなのはキャラメルの柔らかい甘さで甘いモノ好きにはたまらない「キャラメル」¥150。限定数があるので夕方までには行かないと。タイミングが合えば、味噌汁などに入れられるたい焼きの耳を無料でもらえるのもうれしい。夏からタピオカジュースも始まる。

2009年06月10日号掲載  

まちかどピックアップ --------2009年6月10日号掲載

喫茶・食事処
ことぶき
オーナー 久保恵子さん
住所 尾道市向島町9570-12
TEL (0848)45-0515
営業 9:30〜20:00
休日 水・木曜日

向島の中の暖かい家庭ムードの隠れ家


 向島の有井、県道377号沿いから民家の中に「ことぶき」と書かれた木の看板が見える。普通のお宅を訪ねた感じに玄関を入ると中はカウンターとテーブル席の喫茶店ムードで、ウッディな店内は落ち着いて食事ができる。30年以上前から地元で愛され主婦のランチタイムにも使われている。オーナーの久保恵子さんは「歳のもんが2人でバタバタやってるのよ」と笑う。2人の女性が振舞うのは暖かい家庭の味◆朝は◎モーニング(コーヒー・トースト・サラダ)¥500もある。休憩はなく、日替わりの◎おひる定食¥750◎夕食¥850その他◎ことぶき定食¥1100◎刺身定食¥1000などの定食類から◎親子丼¥600や◎かつ丼¥750、◎オムライス¥800、◎サンドウィッチセット(飲み物・サラダ付き)¥750など丼ものや麺類、軽食まで色々◆お弁当の仕出しも¥850〜。少数なら当日の朝でも応じることができる。法事などの会席料理やオードブルの場合は予算に合わせて受けるので前もって予約するとよい◆夜飲みたくなったら一品料理もあるのでご近所から歩いて行くのもいいかも!!

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2009年06月10日号掲載  

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 日本書紀に「天武2年(673年)、3月17日に備後国司、白雉を献上」とあります。
 白雉献上には「備後の国の誕生」を天下に示す重要な意味があったと考えられます。