坂本米穀の坂本卸市場店長がお米マイスター取得
米卸小売の坂本米穀(笠岡市)では、卸市場店の坂本清士店長が「お米マイスター」資格を取得し、理想の研ぎ方、炊き方で味わってほしいとニュースレターやブログでの情報発信を強化している。
3代目の坂本店長はスーパー勤務を経て六年前家業に入り、平成18年9月に出店した同店を任された。その間、日本米穀小売商業組合連合会のお米マイスター認定資格で、米の特性を見極め商品開発に活かす能力を認定する試験に合格。一般顧客と業者向けに内容の異なるニュースレター「坂本米穀通信」を不定期で発行していいる。
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府中商議所が「府中みやげ開発事業」の成果発表
府中商工会議所が進めてきた「地域資源∞全国展開プロジェクト 恋しきを活用した観光資源発掘事業」の「府中みやげ開発事業 小売・雑貨部門」で参加事業所が開発した新商品が1月28日に発表された。2月3日から6日まで東京ビッグサイトで開かれる東京ギフトショーに出展し、バイヤーらに売り込みながらビジネスチャンスをつかむ。
参加したのは木工、縫製、茶小売店など14事業所。アドバイザーとして地元のプロダクトデザイン事務所、ナッツデザインスタジオ(福山市霞町)の高橋伸幸代表、(株)ワラビーデザイン(府中市中須町)の寺延匤昭社長、ウェイドデザイン(三次市)の渡鍋雅士代表、広島県立総合技術研究所西部工業技術センター生産技術アカデミー製品設計研究部が参画し、昨年夏から打ち合わせをスタート。コンセプト毎にグループに分かれ、半年間試作や改良を重ねてきた。
参加事業所は次の通り。▼ウッド近藤(木材部品加工)▼小川工芸(有)(家具・小物雑貨製造)▼和産業(有)(オリジナル商品企画開発、木製品製造販売)▼橘高被服(有)(婦人用スラックス加工)▼和布工房くりじん(創作小物製造販売)▼COCORON(宝飾品のデザイン・製造)▼皿田木工(株)(高級和洋家具・別注家具製造)▼恋しきCAFEすいれん(喫茶)▼豊田産業(株)(桐製品・インテリア製品の製造販売)▼中谷木工(株)(家具・木製ベッド製造)▼(有)フルブル(日用雑貨などアイデア商品企画開発)▼(有)松坂茶舗(茶・コーヒー・器・雑貨販売)▼(有)丸木産業(各種包装資材販売・金属加工)▼LIFE ART SYSTEMのモリタ(ペーパークラフトの加工販売)。
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国際ソロプチ府中が認証25周年祝賀会
国際ソロプチミスト府中(児玉恵子会長)は1月20日、府中市府中町の末広殿で認証25周年の記念祝賀会を開催した。
同クラブが継続事業としている児童俳句コンテストの選者を務める竹下陶子氏らにに感謝状や表彰状、金一封などを寄贈した。
また府中商工会議所にロビー向け42型液晶テレビを、社会福祉法人静和会に金一封を寄贈した。
続い会員の表彰を行い、漆谷社中に琴の演奏などで懇親を深めた。
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スーダン全権大使が福山でドームハウス視察
アフリカ中央東部5カ国の大使で構成されるグループ「バロージ」の一人、ウォンドゥ・スーダン共和国特命全権大使が1月8日、福山市金江町にある(株)前田組を訪れ、発泡ポリスチレン製のドームハウスを視察した。
バロージは民間の経済にも精通した大使のグループで政治的な事柄だけでなくビジネスについても活発な活動を行っている。視察したウォンドゥ氏はドームハウスの断熱性や耐久性、軽さとともに自然を壊さない建造物としても興味を抱いた様子だった。
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(株)ファインが珪藻土壁材のワークショップ
内装工事などの(株)ファイン(福山市)は、壁材として結露防止や脱臭に効果のある珪藻土のメリットを知ってもらおうと、1月から福山や笠岡のカフェを会場に、珪藻土を使った時計や表札などを作るワークショップを始めた。
珪藻土は植物性プランクトンが化石化したもので、ナノm単位の孔を無数に持つ超多孔質構造が特長。天井や壁に施工すれば、調湿機能で結露を防ぎカビやダニの発生を抑制するほか、生活臭の脱臭、高耐火性など多様な効果を得られる。神奈川県のメーカー品の取扱店は広島県東部、岡山県西部の現在ファインのみ。
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尾道しまなみ法律事務所がオープン
昨年12月に弁護士登録を済ました若手弁護士2人が尾道市新浜1丁目に「尾道しまなみ法律事務所」を開設した。
35歳の橋本則利弁護士は福山市出身。塾の経営者として10年ほどを過ごし、一念発起して弁護士への道を歩んだ。
31歳の山脇将司弁護士は尾道市向東町出身。県立尾道東高等学校、青山学院大学を卒業、社会人の経験後、弁護士試験に合格した。
両氏は「まちの弁護士。専門分野に特化した事務所ではなく、地域で困っている人の相談窓口になりたい」と話している。
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尾道テゴー座が碁聖秀策の人生を好演
尾道市が建設した本因坊秀策囲碁記念館の開館を記念し、市民劇団尾道テゴー座が制作、公演している演劇「秀策・虎次郎ものがたり『神童の目』」の2回目公演が11日、JR尾道駅前のしまなみ交流館で行われ、約600人が碁聖本因坊秀策の才能と人生に驚嘆と感銘を受けながら観賞した。
演劇は本因坊秀策が因島外浦町に生まれ、五歳のとき尾道旧市街地の艮神社で行われた奉納相撲見物に連れ出されたことから、豪商橋本吉兵衛と出会うエピソードに始まり、三原城主浅野甲斐守忠敬との対局で認められ、本場江戸の本因坊家へ弟子入りする過程、因島への帰郷と赤耳の一手を生んだ名勝負などを織り交ぜた実力向上期、御城碁負けなしの19連勝という偉業を成しながらも流行したコレラのため34歳で死去した最期までを感動的に描いた。
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宮地機工(株)が産廃用小型焼却炉全国販売
空調機器、サッシ販売・施工、太陽光発電システム販売の宮地機工(株)(尾道市)はこのほど、画期的なスペックを持つ産廃用小型焼却炉「チリメーサーTG―49」の販売権を取得、沖縄県を除く全国へ本格的に販売を開始した。
チリメーサーは沖縄県の(株)トマス技術研究所が開発、特許技術で燃焼ガス温度等を定めた法律基準に適合させた小型焼却炉。これまでの技術では適合させるための装置部分が大掛かりで、焼却炉が高価につき、小型焼却炉としての導入はコストがネックになっていた。同焼却炉は価格800万円と産廃業者関係者を驚かせる低価格を実現している。
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