関西薬品が最大規模の皆実店を計画
三原市を中心に周辺に直営店を展開している、関西薬品(株)(三原市)は、三原市皆実四丁目の三原警察署前に同社では最大の売場面積となる「関西薬品皆実店」を出店する。
同店近くの皆実一丁目で営業中の「ドラッグカンサイ皆実店」を全面移転するもので、売場面積や駐車場スペースを大幅に拡張する計画。店舗内では豊富な品揃えや商品説明などサービス向上、買い易さにも工夫した利便性の高い新店舗を目指している。
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御調町にホームセンター「コメリ」が進出
ホームセンター「コメリ」を小商圏に絞って全国展開している、(株)コメリ(新潟市)が、尾道市御調町、国道四八六号沿いに出店する。
建設地は田園風景の続く水田の一角を埋め立て店舗を新築する。現在は造成工事が完成し、社員やパートの募集を始めている。近く店舗の建設に着工する。
県東部では瀬戸田町、世羅町、沼隈町に小型店舗を出店している。
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サンライフ藤井川24時間サービス入居開始
(株)サンライフ(広島市)が建設を進めていた介護付き有料老人ホーム「サンライフ藤井川24時間サービス」(尾道市)が十月一日完成、入居が始まった。
同施設は鉄骨三階建て四十五部屋全個室で定員四十五人。一階にサロン、キッチン、大浴場などの共有スペース、他の階に一人用、介護用浴室がある。
入居時に要支援1から要介護5の認定を受けている人が対象で、一年以内といった短期入居も可能。入居者は低料金で食事、洗濯などの生活支援サービスも受けられる。
既に七割ほどの入居があり、順調なスタートを切った。
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グリーンツールが私募債発行で設備増強
切削工具の再生研磨で工具を再生する、グリーンツール(株)(笠岡市)は、最新鋭加工機械の導入などの設備投資や大型受注による再生事業の好調な伸展を背景に、九月二十一日、二十五日に相次いで私募債を発行、事業の拡大路線を加速する。
今回の私募債発行は、もみじ銀行保障付きの第一回、第二回の発行で発行金額は各一億円、合計二億円。もみじ銀行が単独受託し、福山東支店が取扱店、期間は五年資金の使途は設備資金と運転資金に充てる。
多田デンタル工房がかみ合わせ調整治療をバックアップ
「虫歯は削る」という歯科医の常識が、実は体の各所の異変の原因―との研究成果に影響を受けた歯科技工士が、現在の「歯科治療」に警鐘を鳴らしている。
多田デンタル工房(因島中庄町)代表の多田宣夫さんは、福井県の歯科技工士、市波治人氏の主張に熱く賛同、「噛むことは脳を中心としたトータルなシステムである」という市波理論を前提に、顎関節症をはじめとした諸症状の改善を目指すかみ合わせ調整のための義歯作りに取り組んでいる。
多田代表は歯科技工士歴十四年、現住所で五年前に開業した。型に使う石膏も膨張率が定まった硬石膏を使用するなどグレードにこだわる。台も温度、湿度など気候を考慮し微妙に量を調整しながら三種を配合、患者の自然なかみ合わせ実現を支援するため神経を使い、地元の歯科と福井の歯科に納入する。
欧州で評価の高いサンドブラスト、石膏模型を削るモデルトリマー、金属打ち込み機械など個人ラボながら必要な設備は全て揃えた。下請けのイメージの強い技工士から脱却を目指し、提案型ラボとしてかみ合わせ治療に理解のある歯科医の開拓に力を入れる。
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尾道市中心部初の大型温泉施設着工
本格的日帰り温泉施設の来年五月オープンを目指し、尾道市の中心部に近い住宅団地の平原台で工事の無事を祈る起工式が行われた。
オープンを目指す温泉施設は仮称「尾道湯屋 つかりゃんせ」。総木造建て平屋の温泉施設で、オープンは来年連休明けの五月前半あたりを予定。
尾道市内で百台以上の大駐車場を完備する温泉施設は旧市街では初めて。同施設は国道二号バイパス平原インターから近い好立地となる。
外国人観光客誘致の「ビジット尾道」計画
国土交通省が外国人旅行者の訪日促進を目的にグローバル観光戦略として打ち出している「ビジットジャパンキャンペーン」。尾道では、市が観光パンフの四カ国語翻訳、NPOを中心とした「どこでも博物館」の多言語化計画などで外国人誘致推進に向けた活動を進めている。
第一弾は、広島の業者から依頼のあったオーストラリア・パースの高校生二十四人の一行の研修旅行コーディネート。広島市の旅行代理店、ジャパンツゥリスト㈱が組んだ九月三十日~十月十二日までの日程の内広島県を訪れる十月九日、尾道の商店主らが協力して体験型観光コースを設定し、日帰りながら、尾道らしい企画でもてなす計画が進んでいる。
藤本食品が三原市に工場進出
破産手続きを進めている、とりごえ食品㈱(三原市)の本社工場跡地に、惣菜、弁当、めん類製造の藤本食品㈱(和歌山市)が進出し新工場を建設する。
すでに本社工場の取り壊し作業が終わり、整地作業が進んでいる。計画によると、工場建屋を購入、敷地約は地権者と借地契約を結び、新工場を建設する。
新工場の規模、人員などは未定で、一部は旧機械設備も活用しながら、めん類や惣菜等を製造する。同社としては初の中国地方への工場進出となる。
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