(株)シジアスがオーダーシャツ通販
人材派遣、ネット通販の(株)シジアス(福山市)は三月一日、ネット通販を強化するため「ヤフー!ショッピング」で新たにネットショップ(アドレス=http://store.yahoo.co.jp/sijias-info/)を開設し、目玉商品として三枚一万円と低価格ながら高品質の男女オーダーシャツを発売した。
縫製技術の高さを示す「AAA」を取得している中国の縫製工場とのルートを確立したことで、メンズ、レディースともシャツ三着一万五百円、五着以上なら一着三千円と従来の市場価格から大きく引き下げた。一着のみの注文は五千二百五十円。
選べるデザインは豊富。メンズシャツのスタイルはレギュラー、クレリックAとBの三種、襟はレギュラー、ワイド、セミワイド、ボタンダウン、ドゥエボットーニ、ドゥエボットーニボタンダウンの六種、前立は表前立と裏前立の二種、袖口はラウンド、角落ち、ダブルカフスの三種など選択肢が豊富。
生地は綿、ポリエステル混紡の色や柄が異なる十二種で、今後も種類を増やす予定。
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マナックの箕沖工場内本社事務所完成
難燃剤、医薬品、電子材料など製造の臭素化合物総合メーカー、マナック(株)(福山市)は、開発製造の拠点施設である箕沖工場(同市箕沖町)に建設していた本社事務所が完成した。
同市西町の福山商工会議所ビル九階に置いている本社事務所を全面移転して製造現場と本社事務所の一体化を図り、業務の効率化を進める。
本社役員、社員など約二十人が全面移転し、四月一日から新事務所で業務を始める。
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尾道市商連女性部が尾道商店街界隈路地マップ作製
尾道市商店街連合会女性部はこのほど、商店街を中心とした観光地図「尾道商店街界隈路地マップ」を製作し、三月三、四両日に同市商業会議所記念館広場で開催された物産イベントで配布を行った。商店街の女性店主らの情報を蓄積した地図として、市内外の人々に利用を呼びかけている。
路地マップは商店街に無数存在する路地の名前や寺、神社の位置を掲載。またトイレや駐車場といった実用的な場所、優れた景観地点、シャッターポイント、写生地などをそれぞれのアイコンで表示し、併せて地元住民ならではの商店街周辺にまつわる逸話やお勧めの店舗、場所を紹介している。
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御調の河野園芸でイチゴ摘みが人気
イチゴ、バラなどを栽培する河野園芸(尾道市御調町)では、今年も糖度の高いイチゴが育っており、学校の春休みシーズンからイチゴ狩りと摘み取り体験が活発化する。
同所のイチゴは五種。イチゴ狩りは予約不要で六月頃まで。既に家族連れや大学生らが訪れ始め、春の味覚を楽しんでいる。
切花専門だった河野園芸がイチゴ栽培に挑戦したのは五年前。一品種の栽培からスタートした。広島県立農業技術センターが研究していた、もみ殻を培地に撒く「ピートモス」を採用、湿度調整や扱いやすさに優れるなどメリットの大きな農法で収量アップや高品質を実現。
二年前からイチゴ食べ放題や摘み取り体験で消費者に直接触れる機会を増やした。
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ナノバブル生成装置でニジマスも活性
ナノバブル生成装置、配管洗浄装置製造などの(株)協和機設(福山市)が開発したマイクロナノバブル生成装置「バヴィタス」を、ナノバブルの産業分野での活用を検討していた丸紅(株)(東京都)が国内外に販売する契約を正式に結び、二月十四日から販売をスタートさせた。
「バヴィタス」は粒径、流量などで世界最高水準のナノバブル生成装置。既に協和機設が納入した大手の半導体工場の排水処理では、水の使用量を通常の微生物処理の十分の一程度に削減するなど、効果を実証する諸データも揃い始めた。
丸紅は洗浄、殺菌、生理活性など多用な活用が見込まれる同装置に関して、ナノバブルの界面活性効果や生理活性効果などを活かす販売アプリケーションの開発を進め、主に環境対策、工業洗浄などの産業分野へ販売していく。
なお協和機設では、生理活性効果を推測できるデータも得た。昨年末頃の約四十日間、県内のニジマス養殖池にマイクロナノバブルを注入する生育試験を実施。縦十一m×横四m×深さ一mの池で、生育後約一カ月のニジマスの稚魚五十㎏、約千七百匹を育成する際、天然水のみの池とナノバブルを注入する池に分けて実験。一月上旬には天然水の場合百二十九・五㎏(死魚五匹)に生育したのに対し、期間中装置を稼働させた池では百四十八・〇㎏(同〇匹)に成長。水中の溶存酸素量増大が生体活性化と死亡率低下につながったと推測し、裏付けも進めている。
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西日本大手のコスモス薬品が福山進出
九州地盤に小商圏型メガドラッグストアチェーン「コスモス」を展開する、(株)コスモス薬品(福岡市)が、中国地方進出計画の一環として福山市に出店する。
計画では、福山市新涯町二丁目の福山卸センター近くに新店舗を建設する。三月中旬に着工、計画では十月六日「スーパードラッグコスモス新涯店」としてオープンする。営業時間は、午前十時から午後九時三十分、駐車場は六十六台。
コスモス薬品は平成十七年四月福岡市に本社機能を移転、昨年五月東証第一部に上場した。今年一月末現在の店舗数はドラッグストア二百十四店舗、調剤薬局三店舗の合計二百十七店舗。
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御調町商工会青年部が40周年で熱気球
御調町商工会(尾道市御調町)青年部(高田展明部長)は創立四十周年を迎えることから、三月十日に天然温泉尾道ふれあいの里で記念式典、十一日には同所のグランドで熱気球を飛ばす記念イベントを開いて節目を祝う。
十日は記念式典。熱気球のデモフライトで、バーナーの炎が周囲を幻想的に照らす演出を楽しむ。
翌十一日は熱気球イベント。フライト時間を可能な限り長く取ろうと、午前七時からのスタート。高さ二十五m、直径二十m、容積三千立方mの熱気球。パイロットのほかに二~三家族が搭乗でき、地上三十m程度まで上昇、眼下に広がる景色を楽しむ。料金は子ども三百円、大人七百円。午後一時までの予定で、五百人程度の搭乗を予想。
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ペアシティ東館建替え決まる
三原市城町、JR三原駅前の商業ビル「ペアシティ三原東館」は、昨年三月に天満屋三原店閉店の後、地元専門店十八店が営業を続けていたが、二月二十八日に閉店した。うち六店舗は西館内のスーパーマーケット内に移転することが決まっている。
また、二月二十二日には地権者総会が開かれ、同ビルの建替え計画を承認した。三原市も同館の所有分の土地、建物を開発業者に売却する財産処分案を可決しており、これにより建替えに向けた準備が加速されることになる。
開発業者のライフコート(株)(東京都千代田区)は、平成二十年中に解体、二十一年秋完成を目途に商業棟とマンション棟の建設を行い、三原駅前に新施設を完成させる。
東館建替えにより、県東部では最高層となる十九階建てマンションビルが登場する。
現在の東館は、七階建て延べ床面積約三万五千三百平方m。昭和五十六年駅前再開発ビルとして完成し、福屋と競合した天満屋三原店を核に、専門店が入店してオープンした。
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