福山市医師会が基幹病院と遠隔読影ネットワーク
福山市医師会は定住自立圏等民間投資促進交付金事業として、最新のデジタルエックス線透視装置を導入、基幹病院とのインターネットによる遠隔読影ネットワークを構築し、生活習慣病予防検診やがん検診の精度向上が図られ、早期診断、早期治療につなげる。
胸部・胃部画像は遠隔サーバーを用い、福山市内主要病院7拠点に設置した端末に送信することで、内科、外科・放射線科の専門医により1次読影(判定)される。その後、同会医師により2次読影(判定)を行い、受信者へ報告する。過去に撮影された画像も添付するので、前回との比較もでき、より精度の高い判定が行なえるようになる。
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「はっさく屋」が因島大濱町のレストハウスへ移転
「はっさく大福」を製造販売する「はっさく屋」は10月22日、尾道市因島田熊町の旧店舗から同因島大浜町、因島大橋公園内の尾道市因島レストハウスに移転オープンした。
昨年9月から空き店舗だった施設で、尾道市が入店者を募集、今年5月に同店が入店を申請、夏から休業して移転準備を進めてきた。新店舗は3面がガラス張りで、因島大橋や灯台を望む絶景が楽しめる。2階の厨房を製造スペース、フロアを販売と飲食スペースとした。窓際にはテーブルを並べ、風景を楽しみながらはっさく大福を味わえる空間とし、サイクリング客らに好評。駐車場も多数備える。
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商機拡大特化の異業種交流「守成クラブ福山」50人例会へ
異業種交流会「守成クラブ福山」(福山市)は12月6日午後7時から89回目となる例会を福山ニューキャッスルホテルで実施するが、スケールメリットを感じてもらえる例会になるよう初の50人規模での開催を目指している。
守成クラブは会員が自分の人脈を相互に紹介しあい、販路や仕入れ、提携先の発掘につなげる異業種交流会。(株)日本商工振興会(札幌市)が主体となり全国ネットワークを構築。月1回「仕事バンバンプラザ」の名称で例会が開かれている。例会は名刺交換会、車座商談会、商談懇親会で、一度に多くの会員と情報交換できる。
入会金は初年度のみ10,500円、年会費は18,900円。例会費は飲食費込みで毎月5,000円で、会員には会報誌「守成クラブ」が毎月送られる。
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ウガンダ大使来尾 学生にアフリカ紹介、経営者とも交流
アフリカ東部のウガンダ共和国ワスワ・ビリグア駐日特命全権大使が10月28、29日に尾道市を訪れた。尾道市ニュービジネス懇話会(田邊耕造座長=アンデックス(株)社長)が招待した。
尾道大学で学生にアフリカの魅力を紹介する講演に続いて尾道市役所を訪れ、平谷祐宏市長と市長室で面談。また尾道市ニュービジネス懇話会とも懇談し、夜は尾道国際ホテルで懇親会も開かれ、平谷市長、足立英之尾道大学学長ら大学関係者、企業経営者など約30人がウガンダとの交流方法などについて可能性を探った。
翌日は食品メーカー今岡製菓(株)と最新自動車塗装設備メーカーのアンデックス(株)を視察、午後からしまなみ海道でサイクリングを楽しみ、平山郁夫美術館の見学、ジェラートの(株)ドルチェ視察などを行った。
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福山市緑町の複合商業施設は「ココローズ」に
福山市緑町の緑町公園隣接地でウェルサンピア福山の土地建物を(株)ププレひまわり、(株)エブリイなど4社が22億4800万円で落札、建物を取り壊して跡地に複合商業施設を建設しており、11月末のオープンを目指して工事が進んでいる。
ネーミングは「ココローズ」と決定。食品スーパー「エブリイ」、ドラッグストア「ププレひまわり」、ホームセンター「ユーホー」の地場3社のほかカメラのキタムラ、百円ショップ「セリア」、広島市の県信用組合、クリーニング店、理髪店、ミスタードーナツ、飲食店など約15店舗の出店を予定。敷地の一部には広島市のマンション業者マリモが15階建ての分譲マンションを建設する。
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(株)純正食品マルシマと「すだちや」コラボ 新調味料でメニュー
(株)純正食品マルシマ(尾道市)の10月発売の調味料「和のこころ」を使った新メニューを福山市今津町の和風料理店「すだちや」が考案、実際に店舗で提供するという珍しいコラボレーション企画が始まった。
小豆島伝統の有機純正醤油をベースに、鹿児島産のさとうきびでできたコクや複雑な味を持つ粗糖、国産の米だけで作られる三河みりん「九重櫻」を配合、1カ月以上寝かせて熟成させ、まろやかな商品に仕上げた本格派調味料。11月1日から月末までの期間限定メニューとして因島青果(株)(尾道市因島土生町)運営の「すだちや」松永店と東深津店、海鮮寿司居酒屋「すだちや」西新涯店の3店で「和のこころ」を使ったメニューを提供する。
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3年目 「映画の秋」でシネマ尾道が舞台挨拶や美術館コラボ企画
シネマ尾道(尾道市)は11月、映画監督の舞台あいさつや市立美術館などとのコラボ企画やといった文化の秋、映画の秋を彩るイベントを展開する。
7日は第60回ベルリン国際映画祭で寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した「キャタピラー」の先行上映と、上映後に若松孝二監督の舞台挨拶を実施する。尾道市立美術館開館30周年記念の協賛上映会「画家と映画」も実施、「カラヴァッジョ/天才画家の光と影」映画鑑賞と「小林和作展—収蔵コレクションで辿る開館三十年の歩み」展示会入場に相互割引が適用される。また市内のCDショップれいこう堂の主催で22日(月)「ミツバチの羽音と地球の回転」上映後、鎌仲ひとみ監督の舞台挨拶が行われる。
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(株)醉心山根本店が6年ぶりに横山大観作品を無料公開
(株)醉心山根本店(三原市)は創業150周年記念企画の一環として7日、「」醉心」を終生愛した日本画家、横山大観の作品を無料公開する。
6年ぶりとなる展覧会では、「漁火」など軸や絵巻物を中心に横山大観の作品など二十五点を紹介予定。見どころは約22mの大作「宇治川絵巻」で、3分の1程度を公開する予定。会場は社内の土蔵「大観記念館」と座敷で、茶席も設ける。大観記念館は昭和26年建造で、現社長の曽祖父、3代目の山根薫さんと交流が深く醉心を「主食」にしていた大観の作品が保管されている。入場無料。観覧できるのは中学生以上で、撮影は不可。駐車場はなく、公共交通機関での来場を呼び掛けている。
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