尾道学園 尾道高校生徒が電気自動車開発
学校法人尾道学園(尾道市向島町、間處孝視校長)の尾道高等学校は、30日(日)に開催する文化祭で、同校生徒が開発した電気自動車(EVカー)を一般公開する。
開発はものづくり教育の一環として機械科と工業研究部(顧問中間要樹教諭)で昨年7月からスタート。ガソリン車のエンジンをモーターに積み替えたコンバートEVカーと呼ばれる電気自動車の製作に取り組んできた。今年8月24日には完成したEVカーを実習室の外に出し、試乗も行われた。試乗した間處校長も「電気なので静か。思っていたよりスピードも出る。早く公道を走らせてみたい」と完成を喜ぶ。ナンバー取得の準備に入るが、取得が間に合わなくても9月30日(日)の同校文化祭で展示し、一般公開される。
(株)山本屋 県食品自主衛生管理認証取得
和菓子製造の(株)山本屋(尾道市美ノ郷町、山本浩矢社長)は9日1日、広島県が推進している「広島県食品自主衛生管理」の認証を受けた。
同制度は平成16年に創設。食品事業者が食品関係法令を遵守し、日々取り組んでいる自主的な衛生管理を積極的に評価するもので、第3者機関が県の定めた認証基準を満たしている施設を認証し、認証書と認証マークを交付している。県東部での認定事業所は少なく、同社の認定は、生菓子部門で県内で6社目、県東部では2社目の取得となる。
(株)鈴木事務機30周年 フェアと「エコと福祉まつり」
(株)鈴木事務機(三原市本郷南、鈴木章社長)は21日(金)、同社を会場に創業30周年を記念したビジネスフェア、22日(土)は3回目の「エコと福祉まつり」を実施する。
ビジネスフェアではゼロックスの最新複合機や監視カメラを紹介。シュレッダー屑をトイレットペーパーに再生する装置で福祉施設などに導入実績のある「ホワイトゴート」のカタログを設置、機能や導入時の補助金に関する説明を行う。ほかに中古パソコンの特価販売、ドキュワークス研修会なども予定している。
(有)シンライフが小規模多機能ホーム新築移転
グループホーム等を経営している㈲シンライフ(福山市加茂町、森山博子社長)は、千田町に建設している小規模多機能ホームがほぼ完成、最後の仕上げを急いでおり、10月1日オープンを決めた。
この施設は小規模多機能ホーム・サービス付き高齢者向け住宅「スマイル千田」。福山市千田町3の敷地に木造平屋建て床面積560㎡を新築した。小規模多機能ホームは登録人数25人で、デイサービス、ショートステイ、ヘルパーステーションが同じ施設で受けられるため家庭的なサービスが可能。また、高齢者向け住宅は8室で在来の施設より広めの仕様(1室18㎡)となっており、夫婦2人での入居も可能。
11月 県内4信金合同ビジネスフェア
しまなみ信用金庫(三原市港町、出雲智理事長)と広島信用金庫、呉信用金庫、広島みどり信用金庫の県内4信金による合同ビジネスフェアが11月13日(火)午前10時から午後5時まで広島グリーンアリーナで行われる。リース会社などが協賛、中国財務局や広島県、中国地域ニュービジネス協議会、ひろしま産業振興機構、広島県商工会議所連合会と同商工会連合会が後援する。
グリーンアリーナに会場を移した昨年は1万人以上が来場し、商談は4333件、うち成約は180件を数えている。7回目の今回は海外ビジネスコーナーを拡充、地元食材の紹介コーナー、アグリビジネスコーナーを新設した。入場無料。
学生の「夢の部屋」NPOが募集
住宅支援びんごNPOセンターは「第1回学生コンテスト『ドリームルーム』あなたが描いた夢の部屋が実現します!」の作品を募集している。
応募対象は大学生、専門学校在学中の学生で、個人または3人までのグループ1作品。
作品は、提案意図を表現した間取り1Kの賃貸住宅のビジュアルデザイン(A1からA4判のCG、イメージスケッチなど)と解説文のレポート。作品は未発表に限る。グランプリ1点には賞金5万円と記念トロフィーが贈られるほか、グランプリ作品を実際に生活できるように1部屋丸ごと改装する。理事長賞1点3万円、協賛会員賞3点各2万円。
北川冷機(株)が自動車ミッション部品の鋭工場
自動車部品加工等の北川冷機㈱(世羅郡世羅町、北川祐治社長、西貞光取締役工場長)は、同町川尻に開設している甲山工場内に建設していた自動車部品加工の新鋭工場が完成、このほど操業を始めた。
新工場は、鉄骨造り平屋建て1896㎡、工場内には省力化など最新システムの自動車部品加工ラインを導入、操業当初は6ラインで稼働を始めており、自動車の主要部品であるミッション部品を加工、10月からは量産体制が始動する。
中国タクシー㈱「プレ45周年」特別バスツアー
中国タクシー(株)(府中市中須町、藤枝俊治社長)は来年の創業45周年を前に「プレ45周年」と銘打ち、鳥取名所巡りと土産も充実した格安の「二十世紀梨食べ放題&お土産満載の日帰りバスツアー」の参加者募集を始めた。
出発地は三原、尾道、福山、府中の4カ所。三原を午前6時10分発、尾道と府中、福山駅北口を経由する。最初は国立公園浦富海岸で島めぐり遊覧船に乗り日本の渚百選に選ばれた絶景を楽しむ。練り物製造販売で有名な前田商店で買物、砂丘会館で昼食。砂の美術館見学に続き、味果園では二十世紀梨が30分食べ放題。その後賀露港の中村商店で海産物などの土産物、スウィートランドTAKARAで菓子の買物を楽しむ充実の行程。謝恩企画として参加者に配られるお土産も充実している。