勝原商事(株)後発ながらネット通販拡大
ギフト店「ギフトのかつはら」を経営する勝原商事(株)(三原市宮浦、勝原清志社長)が運営するギフトとリサイクル品のネットショップが開設3年目、2店の今期売上高6千万円を目指すなど実績を拡大している。
両店とも2年半ほど前、楽天市場にオープン。通信販売部の寺迫元哉事業部長が選任として新商品の検討から仕入れ、注文対応まで行っている。後発ながら現在「楽天市場かつはら店」では月に250件前後、グループでリサイクルショップを経営する(株)リバース(同所、同社長)の商品を販売する「楽天市場リサイクルショップリバース」では同500件前後の注文を受けるネットショップに成長させている
浅野味噌(株)が5回目「蔵祭り」
府中味噌、加工食品製造販売などの浅野味噌(株)(府中市府中町、浅野利夫社長)は10月5日(土)と6日(日)の2日間、5回目となる「蔵祭り」を実施する。
伝統のある府中味噌に親しみを感じてもらうことを目的に開催する祭りで、500gカップに500円で無添加味噌詰め放題、500円でフリーズドライ味噌汁のつかみ取りといった人気企画が定着。味噌商品の半額引きや味噌汁無料サービス、来場者プレゼント、白味噌入りささみチーズカツとクリームコロッケの実演販売、当日限りの限定商品の販売など、多彩な内容となっている。
アヲハタ(株)が青島に子会社設立
ジャム類や調理食品類のアヲハタ(株)(竹原市忠海中町、野澤栄一社長)は、中国国内で果実等の栽培から加工、販売までの一貫体制を構築するため、このほど現地法人青島青旗食品有限公司を9月中旬に設立すると発表した。
所在地は中華人民共和国山東省青島市城陽区正陽路196号銀盛泰国際商務港8楼805室、日本で会長に当たる薫事長兼総経理は森本和宏氏。資本金はアヲハタが100%を出資し、110万USD。中国での原料栽培から加工、ジャムの販売までの一貫体制の確立を目指しており、中国の商社から調達していたものも切り替えるなど自社運営によるコスト削減と安定調達を図る計画。同社は家庭用ジャムでシェア34%を超える。調理食品類22%、産業用加工品類28%等。
しまなみなど4信金がビジネスフェア
しまなみ信用金庫ほか広島・呉・広島みどり各信金と広島県信用金庫協会で作る実行委員会主催で11月20日(水)午前10時から午後5時、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)を会場に第8回広島県信用金庫合同ビジネスフェアが開かれる。
信金取引先企業310社、大学など過去最多の330団体が出展、ビジネスマッチングの場となる。内容は機械器具や食品、生活、健康、IT・情報・通信ほか。また商談に応じるバイヤー企業は商社、デパート、スーパー、コンビニ、ホテル、福祉、貿易など37社。(公財)ひろしま産業振興機構、広島県商工会連合会は経営に関する相談に応じる。バイヤーとの商談や支援機関への相談は要予約。ホームページも開設した。
ハローズなど因島モール順次開業
尾道市因島田熊町の内海造船田熊工場跡地に建設を進めていた複合商業施設「因島モール」は、9月5日、24時間営業の「ハローズ因島店」がオープンした。
ハローズエリアは、同所の敷地面積2万4,273㎡、ハローズ因島店は鉄骨造り平屋建て2,603㎡、スーパー部分は2,123㎡、その他の店舗など計2,603㎡、売場面積合計4,726㎡。駐車場269台、駐輪場107台、営業時間は24時間、年中無休。ユーホー因島店は現在の因島店(同町)を8月19日に閉店、18日因島モール内の新店舗に全面移転、給油所併設で営業を始める。エリア内には広島県信用組合の新店舗も完成、9月24日に現在の店舗から全面移転して営業を始める。歯科医院も10月1日開業を予定している。
旅館浦島が「うら湯」オープン
旅館浦島(尾道市美ノ郷町、川口新太郎社長)は5日、本館建物横に「天然温泉うら湯」をオープンした。天井が高くシックでモダンな和風の建物には、宿泊者以外も日帰り温泉で利用できるよう、23畳の休憩室を兼ねた食事スペースがあり、手打ちそばや丼物、うどん、ラーメンなどの軽食、わかば牛乳、ビールなどの飲み物を提供する。愛知県産のうなぎを使ううなぎ丼や手打ち十割そばは1日限定10食。
泉質は、泉温17.4℃、湧出量は毎分110リットル、PH6.3で低張性中性冷鉱泉。男性用にはフィンランドサウナ、女性用にはミスとサウナを完備している。営業時間は午前10時から午後10時、入浴料は大人600円、子ども300円、大人の回数券は12回分6,000円。
山本醫院 下肢静脈瘤手術1千例に
下肢静脈瘤の日帰り手術を実施している山本醫院(福山市引野町北、山本裕院長)で2年ほど前から保険適応となったレーザー装置による手術が1千例を超えた。
下肢静脈瘤は血管内の弁が不良となって血液が上に昇れず足の皮膚に血管が浮き出す病気で、悪化すると皮ふや周辺筋肉が壊死する。治療は機能しなくなった下肢静脈をメスで抜き取る手術が一般的だが、最近はレーザー装置の発達から血管を内側からレーザーで焼く手術も増えている。血管をメスで抜き取る手術を行ってきたが、保険適用となった2011年1月に県内で初めてレーザー装置を導入、その後はレーザー手術を主に行ってきた。症状と患者の希望に応じて手術方法を選びながら施術しており、今年7月31日に下肢静脈瘤のレーザー手術の実績が1千例を超えた。
府中の異業種がアートイベント
府中、福山市近辺の有志でつくる団体「府中フレーム」が、22日(日)「―アーティストと地元企業の響演―LIVE FRAME」を開催する。音楽や絵画などで活動する地元アーティストと異業種の地元企業10社が共通のテーマでイベントを企画、演奏や展示、空間作り、飲食提供などを行う活動をしている団体。
時開演で、会場は高橋工芸(株)(府中市高木町)2階ショールーム。コリャ・ボーレイ会で開発したツキ板の棺に花師の倉田安敏さん(花工房くらた)が花を生けるという、普段目にする機会の少ない棺を花器に見立てた展示を行うほか、エクステリア業の田坂京華園(有)は「情熱」をテーマにした和の庭園を創作。地元出身イのラストレーターヒラノトシユキさんの原画約20点を展示。ライブ演奏と本人、参加者による共演でパフォーマンスを行う。女流落語家葡萄亭わいんさんの落語、洋菓子店パティスリーパンセのバスケット販売もある。前売券1,500円で事前予約が必要。当日券は2千円。