ひろしまLED応用技術研究会発足
省エネ効果に優れるLED(発光ダイオード)製品の開発力向上や関連産業振興を目指し、県や地元企業、研究機関ら約70団体からなる「ひろしまLED応用技術研究会」が10日、設立された。設立総会が福山ニューキャッスルホテル(福山市)で開かれ、会長にはシャープ(株)で電子デバイス事業を担当しているシステムデバイス第三事業部(三原市)の種谷元隆事業部長が選ばれた。
参加しているのは県、県内の製造業や代理店のほか広島工業大学、福山大学の教授ら。同研究会では講演会による情報発信やテーマ別のワークショップ、県立総合技術研究所東部工業技術センター(福山市東深津町)に今秋導入予定の光学計測・評価機器の操作研修などを行う。
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グリーンヒルホテル尾道が新社章コンペ
(株)グリーンヒルホテル尾道(尾道市)は9日、尾道大学芸術文化学部美術学科の学生がコンペ方式で新しい社章とロゴマーク等を提案する審査会を同ホテルで開き、5人のプレゼンテーションを審査後、2年生の志牟田夏紀さんが考案したリボンの結び目と桜の花びらを組み合わせたグリーンとピンクのデザインを採用した。
新社章は同社の提案を受け、尾道大学のデザインコース視覚伝達領域に所属する学生12人が実践的な授業の一部として取り組み、2カ月ほどかけてプレゼンテーション作品に仕上げた。大学内部審査で絞られた5作品を当日発表、同社の幹部役員らが審査を担当して決めた。
採用された志牟田さんの作品は尾道と人を結ぶコンセプト。結ぶをイメージするリボンと市の木・花の桜を使用した。ロゴは高級感のあるレトロなタイプ。名刺や便箋、封筒などの使用例も提案されており、同ホテルでは九月中旬から順次新デザインに切り換えていく。
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おのみち100km徒歩の旅の参加児童が完歩
子どもたちが尾道市内を4泊5日の設定で100kmを歩き抜く「おのみち100km徒歩の旅」が8月6日に千光寺公園グラウンドを出発、8月10日に市民センターむかいしま「こころ」に無事ゴールした。
8回目の今回は参加者100人。小学4年生から6年生の男女半々。千光寺公園を出発して、浄土寺山に登り、美ノ郷町、原田町を経由して尾道市北部の御調町に入り、国道184号線のわき道沿いにびんご運動公園を経て南下、尾道水道を渡り、向島を縦断して因島大橋を渡り、因島の因島大橋記念公園を南端として戻り、再び向島に入って高見山登山後に「こころ」のゴールを目指し、参加した児童全員がゴールした。
1日約20kmずつ。ほぼ晴天の連続で猛暑となった中、10班に分かれた子ども達は班対抗で掛け声を競い合い、班内で互いに励まし合いながら走破した。62人の学生ボランティアや社会人ボランティア、中高校生の研修生ら合計100人近くが交通安全、給水、食事、レクリエーション、輸送、記録など子どもたちの旅を献身的に支援した。
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自然薯生産の(有)仙石組が「自然薯アイス」発売
自然薯栽培、加工品販売も手掛ける土木建設業の(有)仙石組(三原市久井町)は、同所の農場「せんチャンファーム」で収穫した自然薯の粉末を入れた「自然薯アイスクリーム」を商品化した。
製造はジェラート工房ドナを運営する世羅高原ファームランド(世羅郡甲山町)に委託した。同所の岡田牧場で生産する生クリームと牛乳を使ったアイスに粉末加工した自然薯のつぶが見え、かすかな自然薯の風味とさらっとした舌触りのアイスに仕上がった。
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松永でアウトレット家具の販売開始
(株)ユーホーの関連会社でDYI用品・輸入商品卸及び木製品製造販売などを行っている松永開発(株)(福山市)は7月17日、本社近くに全国でも珍しいアウトレット家具を販売する「ホームファッション スペースセンター」をオープンした。
同スペースセンター(南松永町)は広い店舗に約100台収容の駐車場も備える。
取扱商品は新品のソファー、ベッド、ダイニングセット、食器棚、チェストなど約300アイテムで、大手通販会社が在庫処分で放出した企画商品ばかり。通販価格の70~50%OFFの価格で販売している。
同スペースセンターの営業は毎週土、日、月曜日。営業時間は午前10時から午後7時まで。
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ヤマダ電機が世羅町に新店舗
家電量販店最大手の(株)ヤマダ電機(群馬県)が世羅町に小規模店舗の「テックランド広島世羅店」を出店する。
計画では世羅町大字寺町の国道432号沿いで、食品スーパー「ビッグハハウス世羅店」に隣接して出店するもの12月1日オープンを目指している。
ヤマダ電機の近隣の店舗としては福山店、福山西店、三原店の3店舗を出店している。
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ファーマシィさんて薬局に備後地区初の無菌調剤室
(株)ファーマシィ(福山市)は、同所に開設しているファーマシィさんて薬局をリニューアルして備後地区では初めての無菌調剤室を設置した。
同社は、数年前から薬剤師による在宅訪問指導を積極的に展開しており、在宅医療に特化した「在宅支援薬局」として「ファーマシィさんて薬局」をリニューアルした。
同薬局は在宅訪問専門薬剤師を配置して、緊急時にも24時間対応できる体制を整備している。また、在宅療養患者に必要なサービスを提供できる設備を完備、中でも保険薬局では備後地区で初めて無菌調剤室を設置した。
これにより注射剤や輸液の混合など無菌下での調整が可能となる。
また栄養輸液は患者の状態に合わせて無菌下での混合が必要となるが、無菌調剤室の設置コストが高額のため、無菌調剤室がない実情があった。
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北川精機がソーラー工場建設
プリント基板プレス機、FAシステム、合板プレス機等の北側精機(株)(府中市)は、本社工場近くに太陽光発電システムの需要拡大を見込み、ウエハーを製造するソーラー工場の建設に着工した。
12月には完成し年内の操業開始を予定している。
ソーラー工場(仮称)は、本社工場に隣接する同社東工場の東側でニチマン(株)(同市)所有地を賃借して建設している。
同社のシリコンウエハー加工の売上高は平成21年で10億円強、新工場が本格稼働を始めると2倍以上の売上高を見込む。平成21年6月期連結売上高は70億5千6百万円。
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