パティスリーオクモトが東京でレモンケーキ出品
菓子製造販売のパティスリーオクモト(尾道市瀬戸田町)は、レモンの皮を使った新感覚の焼菓子「まごころ」を、西部池袋百貨店で6月16日から22日まで開かれる「ヤフー!」のグルメショップ企画で販売する。
同店は香りと独特な歯応えを残す皮に着目、皮の油包と呼ばれる部分を壊さないよう手作業で五㎜角に刻んで、三、四回のアク抜きを経て煮込み、レモンジャムにして生地に混ぜ込む。
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(株)阪井養魚場 秋からインドへも本格進出
「阪井の錦鯉」として知名度のある高級錦鯉生産の(株)阪井養魚場(三原市)では、経済成長が著しいインドネシアへの輸出が急拡大、今秋からはインドへの輸出も本格化させ、世界市場での存在感をいっそう高めていく。
最近の海外出荷額では、中間価格の鯉が多い中国を抑え、数百万円台と高額の鯉の出荷が増加しているインドネシアがトップとなった。経済成長が続く同国は人口が増大、国内需要も旺盛でGDP伸び率も高く、BRICsに次ぐ成長国として注目されている。同国への出荷増は、贅沢品を好み錦鯉を成功者のステータスと考える若い富裕層が急増していることなどが背景にある。
同社はこの秋からインドへの本格進出も計画している。同様に品評会をメーンとした戦略で、インドの富裕層を取り込みにかかる。
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「AEDの使い方知って」とライブ+講習
けいれんで血液を流すポンプ機能を失った心臓に電極パッドを通して電気ショックを与える医療機器、AED(自動体外式除細動器)の普及が自治体や公共施設を中心に進んでいる。一方、使い方や設置場所などが広く知られていないのも事実。行政が開く講習会でも参加者は高齢者が多く、若者には浸透していない。
そこでAEDの使い方を知ってもらおうと若者向けライブにAED講習やシンポジウムを組み合わせるイベントが7月18日(日)午後2時からライブハウス「Cable」(福山市)で行われる。
主催するのは事務機器販売などの(株)サンエイ(福山市)営業部主任でインターネットテレビにも出演している徳永明彦さんらでつくる実行委員会。「Chain Of Survival!! 命の連鎖」と銘打った企画で、昨年7月の広島を皮切りに小倉、神戸、下関で開かれ福山が5度目。初回から司会を務める徳永さんが地元で開こうと実行委員会を組織し、広島開催の発起人でAEDの普及に努める広島大学病院高度救命救急センターの貞森拓磨医師らと準備を進めている。
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尾道で「てっぱん」クランクイン
尾道が舞台に選ばれているNHK連続テレビ小説「てっぱん」が5月24日の尾道ロケでクランクインし、26日には尾道市向島町の鉄工所前で出演者らが会見した。
主人公村上あかり役のヒロイン瀧本美織さんと家族役を演じる母親役の安田成美さん、祖母役の富司純子さんの家族役3人がそろって会見した。
瀧本さんは「素敵なお二人と共演でき、楽しみたい。尾道はホテルや道の合間から海が見え、すごく和むところ。そんな雰囲気が肌から心に染み透っている」と抱負を述べ、質問に答えて「お魚も空気も、何もかもおいしい」と滞在する尾道の印象に触れた。
尾道ロケは14日間。しまなみ球場での野球応援シーンでは村上あかりがトランペットを吹きながら、尾道大学野球部員扮する尾道第一高校(土堂小学校が校舎設定)チームを応援。応援観客には一般のエキストラや尾道東高生徒ら416人が参加した。
会見を行った鉄工所は船具を製作する(株)新栄機工。ロケのために看板を舞台美術のスタッフが「村上鉄工所」に架け替え、自販機を危険物保管庫に変身させるなど、手間をかけて舞台づくりを行った。
実家の設定で、鉄工所前のロケではあかりの母親(安田成美)が大阪からの帰宅を複雑な思いで待つシーンを尾道水道をバックに撮影した。放送予定は10月4日の第7回予定。
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(株)日本農園の第2野菜工場が落成
ボストンレタス(サラダ菜)の水耕栽培で国内トップシェアを握る(株)日本農園(世羅郡世羅町)は6月2日、第2野菜工場落成式を現地の特設会場で開催した。
落成式にはハイテク農業を国の立場で支援する長尾正彦経済産業省中国経済産業局長、前田安正中四国農政局生産経営流通部園芸特産課長のほか、山口寛昭世羅町長、平谷祐宏尾道市長、石川悟尾道商工会議所会頭のほか、流通取引先、地元金融機関、河原社長と親交のある地元備後地域の有力企業経営者ら約90人が来賓として出席。式典に続く、工場見学、祝賀会にも参加した。
落成式のはじめに、河原社長(尾道市の(株)河原会長)が「0.5haの栽培面積の増設で、約2haでの栽培が可能になった。効率も40%上がり、年間出荷量も681tの計画になる。路地栽培だと野球場200個分の栽培面積が必要。」と第2野菜工場の生産概要を説明した。
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尾道造船が過去最高の増収増益更新
尾道造船(株)(本社神戸市、中部隆社長)は、このほど平成22年3月期決算をまとめた。
期中は過去最高の建造量を記録し売上高は930億1500万円を計上、大幅な増収を達成した。これは期中より工事進行基準の適用となり、仕掛り工事が工事の進捗度に応じて売上高に計上されたことが要因となった。
利益面でも新基準適用による固定費の回収増や設備投資の有効活用による効率化及びコスト削減効果で、経常利益は80億2800万円、当期純利益は47億3200万円を計上、前期に達成した過去最高の売上高、利益を大幅に更新した。
同社では昨年、船体ブロック製造の因島工場、パイプ加工の松永工場、尾道造船所の鋼材水切りクレーン新設等の大型投資を完了しており、同社独自の企画力、開発力を活かして国内他社や国外各社への競争力をさらに高めるとしており、着実に新規受注を確保している。
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尾道ロイヤルホテルビアガーデンがオープン
尾道の風物詩、尾道水道の潮風と尾道三山の風景が楽しめる尾道ロイヤルホテル屋上ビアガーデン(℡0848・23・2111)が6月1日オープンした。
尾道市街中心部に近い10階建てホテルの屋上は特等席。今年は話題のお好み焼きも追加、海の幸、山の幸を取り入れた和、洋、中の料理や女性の希望に沿った多彩なスイーツ・デザート類も充実している。ずらりと並んだホテル料理で2時間ゆっくりと生ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、焼酎、泡盛、ソフトドリンクなどの飲み物が味わえる。
料金は大人男性4千円、大人女性3千7百円、中高生2千5百円、小学生2千円、幼稚園以下5百円でいずれも税、サービス料込み。
雨天時は室内を用意。8月末まで連日開催。9月15日までは予約で開かれる。
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(株)ニチエーが来期の経営方針発表
食品スーパーを展開する(株)ニチエー(福山市)は5月26日、福山ニューキャッスルホテルを会場に第49期経営方針発表会を開催、取引先など207人をを招いて経営方針を発表した。
坂本社長は「4期前から売り上げは増加基調だったが今期は前年比96%。しかし経常利益率はここ3年で10倍の1.5%まで伸ばしており、来期は同4%を目指す」と自信をみせた。
異常値販売、安さの見える化、販売力強化で、ギフトや生鮮、ホテルシェフが監修した惣菜など今期の成功事例について説明。来期の社長方針は「ニューへの挑戦」とし、店舗力や商品力、社員とパートを含めた人間力など全ての基準を上げ、社員増強と新店計画を進めることなどを発表。「全員参加で市民の食卓に一番近いスーパーを目指す」と宣言した。
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