(株)鉄道広告が地域ポータル「まいぷれ尾道」
広告代理業の(株)鉄道広告(尾道市東尾道、池田達美社長)は1日(土)、尾道市の地域ポータルサイト「まいぷれ尾道」(URL=http://onomichi.mypl.net/)を開設、事業所向け有料ページの提案を始めた。
同サイトは(株)フューチャーリンクネットワーク(千葉県船橋市、石井丈晴社長)が全国展開しているポータルサイトのFC事業。10万人前後の規模の都市をエリアとして、システム開発会社や広告代理店など30社が加盟、159エリアで運営している。県内では「広島市」「広島市西区」など5サイトがあり、県東部では鉄道広告が初めて加盟。まいぷれ事業部も立ち上げた。
葉月美姫さん 11月に凱旋コンサート
尾道市出身でシンガーソングライターとして東京を中心に活躍している葉月美姫さんの凱旋コンサートが11月1日(金)午後7時から福山市のリーデンローズで開かれる。コンサート実現に向けて現在協賛募集などの準備が進められている。マネジメント会社はジャパンプロジェクト(株)(東京都)の芸能プロダクション事業部「リーフマネジメント」。
昨年10月、1枚目のミニアルバム「うたうたこ」をリリース。3曲目の「湖(うみ)」は尾道水道をイメージして作った曲。今年の尾道みなと祭りのふるさとステージでも歌声を披露したほか、オエコモヴァで行われたライブも満員となっている今年4月からは東京ネットラジオ「葉月美姫のみんなラブじゃ!」の放送も始まっている。
尾道JCが参院選前に公開討論会
尾道青年会議所は、第23回参議医院議員通常選挙の公開討論会を6月23日(日)午後2時から4時まで、尾道市公会堂で開催する。
パネリストは5月17日現在で出演承諾した立候補予定者で、佐藤公治氏(生活の党)、灰岡香奈氏(日本維新の会)、日高順子氏(幸福実現党)、溝手顕正氏(自由民主党)、皆川恵史氏(日本共産党)、森本真治氏(民主党)。コーディネーターは広島大学大学院社会科学研究科川崎信文教授。当日は討論会の内容を同青年会議所ホームページで生放送をするほか、開催後は動画サイトe-みらせんでも視聴できる。
(株)河原がサイトや新機器で情報発信強化
リフトテーブル、昇降リフト製造の㈱河原(尾道市長者原、河原栄護社長)は、エンドユーザーや顧客からの声を集めやすくするため、5月末からホームページをリニューアルし、フェイスブックやブログも立ち上げた。
これらの関連業務を行うのは、河原栄護社長直轄の特命営業部。同部の松岡雅和主任と河原社長のもとにはホームページから問合せがあったメールなどを直接届くようにして、迅速な対応を行う。展示会では㈱リョーイン三原営業所(三原市糸崎南)が提案しているタッチディスプレイ「Let's Touch Party(レッツタッチパーティ)」を導入。同社ブース内に設置したところ、集客に効果があったという。来場者の写真やビデオを撮影したり、撮影した写真にその場で手書きメッセージを書くなど、楽しめるブースづくりにも力を入れている。商品もディスプレーで説明するなどして、展示会での印象を強めることにより、ホームページを開き、会社や製品について関心を持ってもらえるように連動している。
(株)ヨシケイ福山が高齢者施設向けの惣菜宅配サービス
夕食材料販売宅配の(株)ヨシケイ福山(福山市明神町、住吉正光社長)は、ケアハウスやグループホームなどの高齢者施設向けの惣菜宅配サービス「ヨシケイキッチン」を6月17日から福山市内全域で開始する。
同社が加盟するヨシケイ開発㈱(本部静岡市駿河区)の専属栄養士が厚生労働省の食事摂取基準をもとにオリジナルメニューを開発。高齢者が好む和食を中心に、栄養バランの良い料理が簡単に作れるレシピと食材を3人分から毎日施設へ届ける。
寿司の宮徳 創業180年周年記念式典
宮徳(尾道市久保2)は5月18日尾道国際ホテルで「創業180周年記念式典」を開き、吉井清介県議会議員(尾道飲食組合顧問)、平谷祐宏尾道市長、福井弘尾道商工会議所会頭、桑田 同副会頭、川崎育造尾道観光協会会長をはじめ、友人、常連客など120人がお祝いに駆けつけた。
宮徳は天保3(1832)年、市内大宮町で初代の沼田徳次さんが創業。地名と自分の名前にちなんで 「宮徳」 と名付けた。来賓挨拶を主とした式典の後、開いた宴席では、沼田社長の娘や姪の日本舞踊やお店の歴史を綴ったビデオ上映もあり、昔を懐かしむ人やこれからの繁栄に期待を寄せる参加者が、明るい会話と美味しい料理とお酒で盛り上がっていた。
(株)北川鉄工所が業界初のCFRP加工機開発
工作機械部品等製造の㈱北川鉄工所(府中市元町、北川祐治社長)は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)加工業界を対象としたCFRP加工専用機「カーボンプロ」を開発した。
CFRPは軽量・高剛性等の特性から自動車、航空宇宙、医療機器、スポーツ用品産業で活用されている先端材料で、今後も需要の拡大が期待されている。
同社はCFRP穴加工時の層間剥離やバリの発生、ツールの早期磨耗によるランニングコストの高さ、孔加工やトリミング加工時の切り粉の飛散による作業環境の悪さなどの課題を解決し、業界初の専用機を開発したもので、現在特許出願中。「カーボンプロ」は3軸加工機のALM―V85の販売を5月から開始しており、今後は順次シリーズ化を予定している。
竹原商議所 IT化で評価高まる
竹原商工会議所では、経営指導員が会員事業所を対象に行う巡回指導の質量の向上を目的に2011年に導入したタブレットをフル活用。会員事業所の情報化も進展するなど既に様々な成果が出始めていることが評価され、日本商工会議所から表彰も受けた。
その中心となっているのは中小企業振興課係長、経営指導員の田中雅一さん。同会議所は一昨年9月の機構改革から巡回指導に力を入れる方針を打ち出した。求められるのは効率の良い巡回と効果的な指導。指導員3人が多い日で1日10件を訪問し、現場で生の声を聞いて状況把握と適切な指導に努める。タブレットの活用で事務所の外でも業務が進む仕組みを作った。