三原駅周辺で「はしご酒」
浮城・歩ラリ~実行委員会の主催、三原市や商工会議所、三原食品衛生協会などの後援で7月29日午後6時から三原駅周辺を会場に、市内では初のイベント「浮城・歩ラリ~ はしご酒」が開かれる。
市中心部飲食店の賑わい創出が目的。前売りチケット(2500円)を購入し、当日三原駅前市民広場の受付会場で引き換えとなるラリーカードに掲載された3店舗を1ドリンク、1チャーム、時間にして約20分間の滞在を原則として回る。8時30分までに同広場に戻ると景品として当日限り有効の3000円分の飲食券が160人に当たる。参加者全員に運転割引代行券を進呈する。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
おやじ日本広島が発足
尾道市向島町の市民センターむかいしま「こころ」で7月4日、「おやじ日本広島」の設立記念事業が開催された。
おやじ日本広島は子どもたちが安心して育っていく環境づくりを目指す「おやじ日本」の広島支部となる任意団体。おやじ日本は広島県警本部長、東京都副知事を歴任した竹花豊氏が平成16年に設立し21年にNPO法人化した組織。
記念事業では竹花豊おやじ日本理事長が「青少年問題と大人の責任」と題して基調講演を行い、続いて竹花氏のほか五人が加わり、パネルディスカッションを行った。
おやじ日本広島の設立発起人にはコーディネーターを務めた堀川寛氏(牧師・広島刑務所教誨師)、パネラーの中原好治広島県議会議員、山下哲夫前広島弁護士会会長の三氏と内海正憲氏(公立みつぎ総合病院室長・尾道市P連OB会理事)、折笠廣司氏((株)椿き家社長・広島県倫理法人会幹事長)、竹内光弘氏(元広島県吉田警察署長・広島県更生保護協会評議員)の3氏の合計6人が名前を連ねている。会長には堀川寛氏が就任した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
(有)いっとくの「よさげ尾道」ブランド展開
しまなみ海道の柑橘を使った商品開発は、島内だけでなく、島々の合併後一層ブランド力を高めている尾道本土でも活発な動きがある。
県東部で「ベッチャーの胃ぶくろ」「ばくだん酒場」などユニークな居酒屋、カフェを多店化している(有)いっとく(尾道市)は商品部を設置し、地元特産品を使った商品開発を進めている。因島産八朔を使ったドレッシングと発泡酒を昨年末発売したのに続き、8月中には八朔を原料とした「はっさく島ポン酢」を発売する。
八朔ドレッシングは因島の和六農園が手掛けた八朔を100%使用。果汁と果肉が60%以上入った珍しいドレッシングに仕上がり、昨年12月に独自ブランド「よさげ尾道」シリーズ第一弾として数量限定で発売した。
同時発売の発泡酒「はっさくエール」は一次発酵のみのビールを無ろ過で瓶詰めし、ビールが苦手の人でも飲みやすい味。店昨年の「しまなみ大物産展」でも好評だった。
第三弾として来月発売する「八朔ポン酢」はカネヨ酢の杉田与次兵衛商店(有)(尾道市栗原町)が協力した。醤油と酢の味はしっかりあり、八朔果汁の甘さと調味料の甘みのバランスが良く、フルーツ感が強まった自信作。八朔特有の苦みは抑え、トンカツなどの料理とも相性が良い。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
賃貸経営学ぶ「福山大家の会」設立
福山を中心に備後エリアで賃貸経営を行う大家が、情報交換やコミュニティサイトなどを通じて経営ノウハウを学ぶ「福山大家の会」が設立された。福山市丸之内の福寿会館を会場に6月26日開かれた設立総会には福山市内のほか尾道、東広島などから約20人が参加し、情報交換会やセミナーなどの活動方針を確認して活動をスタートさせた。
事務局は(有)豊田地所(福山市)。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
商店街連合会が「尾道本通り活性化計画」発表
尾道市商店街連合会(木織雅子理事長)は6月16日、グリーンヒルホテル尾道で総会を開き、活性化委員会が策定した「尾道本通り活性化計画」を承認、古くて新しい商店街に向けた第一歩を踏み出した。
総会後、来賓を招いた懇親会の冒頭で「尾道本通り活性化計画」を対外的に初めて発表した。
「遊ぶ、住む、楽しむ」と題した尾道本通り活性化計画は平安期の港まちに自然発生的にできた市街地に端を発する歴史認識の下、昭和21年に土堂中央商店街が結成されてから現在までの歩みで始まり、現状認識、抱える問題、立地環境、達成目標などを明確化、新しいコンセプトを「幸福のための進化・遊ぶ、住む、楽しむ」と定め、具体的な実行計画を短期、中期、長期に分けて列挙している。
その中で、急速な商店街の過疎化が起きている現状を認識、将来は商店街を維持することができなくなる危機感を持った上で、観光地、街医者が多いこと、有力な公立高校や小学校の通学圏であること、尾道らしい祭りの主要舞台など立地メリットを生かした取り組みを掲げている。
■尾道本通り活性化計画
具体的には次の7つの柱に沿って取り組む。
「花と緑の潤いのある空間」。アーケードの柱の根元に花を設置するなど。
「居住人口増加・空き家対策」。低層マンションや高齢者専用賃貸マンションの整備など。
「若者に支持される個性ある商店街」。ゾーニングして若者が増える施設の導入など。
「各イベントへの対策」。誓文払いに替わってさくら祭りを最大のイベント位置づけ、土曜夜店を帰郷者の多いお盆まで実施するなどの改善と人が集まるイベントに向けた販売戦略など。
「音響・照明」。統一した照明と音響、夜間の危険性を低下させる常夜灯の点灯、若者の意見を取り入れた音響の午後8時または9時までの実施など。
「システム」。共通券ではなく市域の駐車場の駐車券を連合会で一括購入して個店で活用するなどの駐車場策、10~15人乗りの小型低床無料バスの時速15キロ以下での運行を目指す低床バス社会実験。
「インフォメーション」。「尾道本通り」の冠を付した各商店街の呼称方法の統一、インターネットなどの積極活用、商工会議所の実施する元気な店表彰制度の活用など。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
ストリーズが中古トレーラーハウス販売開始
ストリーズコーポレーション(福山市)は全国でも珍しい中古トレーラーハウスの販売を4月から始め、利用例のPRも兼ねたカフェ&ソフトクリーム「STREAZZ」(ストリーズ)の店舗も6月12日にオープンさせた。
トレーラーハウスはけん引するタイプのキャンピング施設。アメリカで普及しており、長さ4~14mほどの多様なタイプがある。設備はシャワー、キッチン、トイレ、ベッドなどが装備されており、水道栓と電気コンセントがあれば、直ぐに生活が始められる。
このほどオープンしたカフェ&ソフトクリーム「STREAZZ」はトレーラーハウスとして世界的に人気が高く、弾丸列車風の個性的な外観が特徴の「エアーストリーム」を改装して店舗にした。
ソフトクリーム各種とかき氷、シェーク、ソフトドリンク各種、チーズドックなどをオリジナルの味でテイクアウト可能な形でも提供している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
キューピータウンプロジェクトが始動
ローズオニールが描き、誰からも愛され、天使の赤ちゃんをイメージさせる「キューピー」を福山のシンボルキャラクターに位置づけ、まちづくりを行おうと有志が集まり、6月25日に福山市内で「ふくやま『ローズオニールキューピータウン』プロジェクト」(中川理会長)が発足した。
「ローズオニールキューピー」は1909年にアメリカのローズオニールがキューピットをヒントに生み出した愛くるしい赤ちゃんのようなイラストが原点で、昨年誕生100周年を迎えた。
生活雑貨をはじめ、あらゆる分野で利用可能なキャラクターのアジアでの著作使用権は童話画家でもある㈱ローズオニールキューピー・インターナショナル(大阪市)社長の北川和夫氏が管理者。キューピーを使った雑貨を取り扱う商売繁盛研究所(福山市神辺町)の有吉伸一所長が友人の(有)中川塗装(福山市引野町)の中川理社長と夢を語る中でキューピーを福山のシンボルキャラクターにするアイデアが生まれ、二人が北川氏に提案したところ、北川氏が抱いていた夢と一致、まちづくりを前提にした使用許可が得られたもの。
キューピーを生んだローズオニールは名前に因み、バラも愛した。そのため誰からも愛されるキューピーとバラを組み合わせた作品も多く、キューピーがバラと大勢の仲間に囲まれたまち「キューピーヴィレ」を理想郷としている。この「キューピーヴィレ」をバラのまち福山で実現させようという目標も掲げた。
発足に先立ち六月二十日には北川氏が㈱ローズオニールキューピー・インターナショナル取締役でもある美佐子夫人と福山市を訪れ、福山とバラとキューピーを組み合わせたイラストとキューピーヴィレをイメージした横断幕作品を有志に手渡しで寄贈した。
発起人には高橋秀年ウエスギ㈱専務、倉田安彦クラタ食品(有)社長、寺田雅一㈱寺田鉄工所社長なども加わっており、14人で発足した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
アンデックス(株)「生姜のこつぶ」発売
自動車塗装ブースで国内シェアトップのアンデックス(株)(尾道市)はこのほど、ショウガを原料としたタブレット状の食品「生姜のこつぶ」を開発、尾道の新しい土産品として販売を始めた。
ショウガを原料に使った食品メーカーは尾道市内に多く、ショウガパワーで健康づくりをはかる尾道のイメージを商品になぞらえた。
商品はショウガの粉末に果汁を加えて味を調え、甘酸っぱい舌触りから清涼感とともに辛味があとから広がる清涼菓子。レモン味とリンゴ味の二種類を用意した。
パッケージには「おのみち」の文字と猫のキャラクターを入れ、レモン味はしまなみ海道の橋を、リンゴ味には浄土寺の多宝塔をイラストであしらった。40粒入り200円。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)