山陽工業(株)が社員大会
管工機材加工・販売及びホテル経営の山陽工業(株)(尾道市)は11日、市内新浜1で経営する尾道国際ホテルに営業中の社員を除く全社員を集め、第11回社員大会を開催した。
はじめに髙橋社長があいさつ。現在まとめている第53期平成19年6月期決算について利益は前年並みながら売上高が100億円に迫る約98億円と過去最高を記録しそうだと報告。管財営業、工事部、ホテルなど各部門ごとに総括した。
その中で利益と売り上げのバランス重視、昨年開設した呉営業所の活用、長者原工場に設備したフレア工場の伸長などに触れ、中期ビジョン「ダントツ・ステージ2010」を達成しようと呼びかけた。
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三原やっさ祭りに33万人来場
三原の夏の風物詩「三原やっさ祭り」(同実行委員会主催)が8月10日から12日までJR三原駅前を中心に開かれ、3日間で約33万人が来場、100チーム8,000人によるやっさ踊りや花火大会などを楽しんだ。
キャンペーンテーマは「みたかきいたか♪浮城物語2007」。十日に初めて行われた創作やっさのコンテストでは、大賞を「みたか連」、やっさ賞を「お祭りスタジオアイ・ウィル土居写場」、新人賞を「TANE'NDS」が受賞。11日のやっさ大賞は三原市医師会病院が三連覇、準やっさ大賞には三原病院が輝いた。実行委員会賞は三原市役所。事業所チームや子ども会らによる踊りチームが駅前通りを埋め、観客もやっさのリズムに体を揺らせていた。
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商工会議所議員が改選期迎える
備後地域の各商工会議所では、議員任期満了の年を迎え、11月の改選に向けて選挙選任の日程を進めている。全国統一の改選事務がスタート、11月には正副会頭、専務理事、三号、二号、一号各議員が一斉に選任される。
尾道、福山、三原、府中、因島、竹原の県東部六商工会議所と岡山県西部の笠岡、井原の8商工会議所の中では、尾道商工会議所の佐藤忠男会頭が退任を決めている。
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なかた美術館が10周年記念の「ボーシャン展」開催
尾道市のなかた美術館で開館10周年を記念した「ボーシャン展」が開催されている。9月2日まで。
フランス・ロワール地方生まれのアンドレ・ボーシャン(1873―1958)は、ヨーロッパで注目された素朴派の巨匠。
なかた美術館は平成9年2月、船舶塗装・船舶各種装置製造、海運事業の(株)ナカタ・マックコーポレーションの新本社ビル完成とともに同ビル内にレストラン「ロセアン」と併せて誕生。同社を創業し、尾道商工会議所会頭も務めた故・中田貞雄氏が集めたポール・アイズピリのコレクションや中川一政、伊藤清永らが描いた尾道風景、林武、梅原龍三郎、デュフィーらのばら、ピカソ、ルオー、ルノアール、ユトリロ、サンローランなど巨匠の作品を収蔵。常設展と一画の小林和作記念室を中心に通常は展示し、平成14年2月から企画展を始めている。
開催中の「ボーシャン展」入館料は一般800円、中・高・大学生500円。開館時間は午前9時から午後5時30分(入館は5時)まで。月曜日休館。
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東神観光バス(株)尾道営業所の観光バス事業スタート
自動車販売、修理の(有)タカハシ自動車サービス(尾道市)を経営する高橋憲臣社長が尾道営業所長を務める東神観光バス(株)(本社愛知県)はこのほど、貸切バス事業の認可が下り、この7月から観光バス事業をスタートさせた。
昨年11月から日東電工尾道事業所向けに送迎バスの運行をスタートさせており、既に大型バス10台、中型バスと小型バスを各1台の合計12台を所有する。うち中型と小型の2台はリクライニングシートやテレビなど設備面、デザイン面も観光バス仕様となっている。
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ヤスハラケミカル福山第2期工事が完成
ヤスハラケミカル(株)(府中市)は福山工場(福山市)に建設を進めていた第2期工事が6月に完成、7月から試運転を始めて8月から本格稼働する。
第2期工事では精留設備の建設を急いでいたもので、輸入されるリモネンやガム油の不純物を取り除いてより純度の高い原料に精製する装置で、3塔の精留塔を主にタンクやパイプ類等のプラント設備を完成した。
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ユーホー福山店を新築オープン
ホームセンター「ユーホー」を展開する(株)ユーホー(福山市)は福山店の全面改築計画がまとまり、8月中旬に建設工事に着工する。
福山店は福山市奈良津町2丁目の国道313号沿いで、昭和54年12月13日オープンした同社の1号店、開店28年目。店舗、
新店舗は同所の隣接地を買収して拡大。新店舗は12月3日オープンを計画しているが、11月下旬の開店も見込める。
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尾道造船の「わかなつ」がシップ・オブ・ザ・イヤー受賞
社団法人日本船舶海洋工学会(東京)が選ぶ「シップ・オブ・ザ・イヤー2006」の選考委員会が5月25日、東京・池袋のサンシャイン・シティ文化会館で開かれ、大型貨物船部門で尾道造船(株)(本社神戸市)が応募した「わかなつ」が「シップ・オブ・ザ・イヤー2006」に選ばれた。
建造したのは、尾道造船の関連会社、佐伯重工業(株)(大分県臼杵市)で、「わかなつ」は、全長168.17m、幅26.00m、深さ18.00m、載貨重量6,890t、積載貨物は40Fシャーシ160台、Car245台。船主は琉球海運(株)(那覇市)。9月15日から東京―大阪―那覇航路に就航する。環境ニーズに対応したモーダルシフト・モデルシップを目指し、荷役時間の短縮化をデザインコンセプトに計画、建造された省エネ・省力方RORO船。
シップ・オブ・ザ・イヤー受賞理由として「世界で初めて開発したオートラッシングの装備によって荷役作業の省力化と荷役作業の時間短縮化が可能になり、高齢化する作業員を重労働から開放することは大きく評価するところである。また、船のデザインについては船主と作り手である造船会社との美意識に対するこだわりがよく表現されていることは、これからの日本の海運界並びに造船界に対する大きな貢献である」と高い評価を得ている。
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