尾道市で囲碁サミット開催
日本棋院、尾道市などの主催する「囲碁サミット」が7月18日、同市向島町の市民センターむかいしま「ココロ」で開かれ、囲碁にゆかりのある10市の関係者が集まった。
同サミットは昨年十月に神奈川県平塚市で開かれたのに続く2回目。前記の2市のほか秋田県大仙市、長野県大町市、埼玉県北本市、山梨県北杜市、京都府綾部市、島根県益田市、島根県太田市、宮崎県日向市から参加があった。
東京大学教養学部附属教養教育開発機構の兵頭俊夫教授による基調講演に続いて、パネルディスカッション。
最後に平谷佑宏尾道市長が各市の代表者とともに登壇、「地域の個性を尊重しながら連携、囲碁文化振興事業を充実させます」などと取り組みを誓ったサミット宣言文を読み上げた。
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ツネイシ子会社がセブ島の大学建設を支援
ツネイシホールディングス(株)(福山市)のフィリピン子会社のツネイシ・ヘビー・インダストリーズ・セブ(THI)が建設費を全額支援したセブ島の大学附属キャンパスが完成、小学生と高校生を合わせ約300人の規模で6月から授業を始めた。
支援先はサンホセ・レコレトス大学。同大学附属のバランバン・キャンパスの建設費約7億5,000万円を全額支援したもの。
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三和ドック寺西社長が総理大臣表彰
船舶修繕専業の(株)三和ドック(尾道市因島重井町)の寺西勇社長が海洋立国推進功労者として内閣総理大臣表彰を受賞する。
受賞の分野は「造船技能伝承の枠組の創設」で、同氏は造船技術の伝承、熟練技術者の養成を目指して尾道市に日本で初めての造船事業者による造船技能センター「因島技術センター」を立ち上げ、その運営に尽力した。
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福山港の一文字地区ボートパーク着工
広島県は7月初旬、福山市の福山港で「一文字地区ボートパーク」(仮称)に着工した。市内では初の本格的な公設マリーナとして建設。浚渫、防波堤、桟橋を整備、450籍の係留施設とする計画。
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ヘアサロンのカッツが低価格の新業態店
ヘアサロンなどを多店舗展開している(株)イメージサロン・カッツ(福山市)は7月17日、宮通りのジェイズ元町店跡をリニューアルし、カット、エステとともに低価格路線の新業態店「LAG hair&esthe」をオープンした。若手スタッフの技量向上とともに既存店の活性化を狙う。秋には2号店を駅家に出店する予定。
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(株)リライアンスが薬剤師生涯研修センター開設
昭和57年に福山市で創業、県内で調剤薬局「コスモス薬局」を多店舗展開する(株)リライアンス(広島市)が、広島市中区に「薬剤師生涯研修センター」を開設した。
同センターでは薬剤師免許を持ちながら職場を離れた人が、職場復帰する前に最新設備で研修が受かられる。民間企業の開設は全国でも珍しく、県内では初めて。
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尾道造船社長に中部隆氏就任
尾道造船(株)(本社神戸市)は、6月26日開催した株主総会後の取締役会で、濱根義和社長が代表権のある会長に退き、中部隆専務が社長に昇格する役員人事を決めた。
新社長に就任した中部隆氏は、兵庫県出身、昭和44年7月生まれで39歳。趣味はゴルフ、父親は高校2年生のとき関西学生選手権に大学生に混じって出場、優勝を果たし一躍有名になった故中部銀次郎氏。
尾道造船が発表した平成21年3月期の業績は、売上高597億2,800万円(前期比6.3%増)経常利益60億3,782万円(12.5%増)、当期純利益33億4,942円(21.0%増)。
期中では船体ブロック製造の向島工場、パイプ加工等の松永工場新設と設備機器等で約75億円の大型投資を行い、予定通りの稼働を続けている。
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内海造船新社長に森弘行氏
内海造船(株)(尾道市瀬戸田町)は、6月25日開催した株主総会後の取締役会で、嶋末幸雄社長が取締役相談役に退き、新社長には特別顧問の森弘行氏が就任する役員人事を決め就任した。
森弘行氏は鳥取県出身、昭和21年11月生まれで62歳。6月25日付けで正式に社長に就任した。
平成22年3月期業績予想は連結売上高668億円(前期比57%増)、経常利益23億1,000万円(12.2%減)、当期純利益12億6,000万円(2.8%減)の増収減益を見込む。