尾道中・高等学校が向島キャンパスで開校式
学校法人尾道学園の運営する尾道中学校・高等学校が尾道市栗原町から尾道水道を渡った市内向島町の向島キャンパスに全面移転したことから、同校は9月1日に新キャンパスの講堂・体育館で開校式を行った。
尾道学園は尾道市小中学校PTA連合会が母体となり、昭和31年9月に学校法人尾道学園を設立、翌32年4月に高等学校を開学している。
向島キャンパスは老朽校舎を解体し、鉄筋コンクリート造り4階建て、延床面積4088平方mの本館・管理室と鉄骨造り平屋建て、延床面積349平方mの食堂を新築、総工事費約14億円をかけて整備した。
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市民劇団「尾道テゴー座」が10周年祝賀会
NPO法人尾道てごう座は8月30日、尾道国際ホテルで市民劇団「尾道テゴー座」創立10周年記念祝賀会を開き、来賓や関係者ら約100人がこれまでの歩みを振り返り、10年の節目を祝った。
はじめにテゴー座のこれまでの演劇作品や活動を紹介するビデオ映像が紹介され、第1回公演「ふみこ」から最新作の第13回公演「秀策・虎次郎ものがたり~神童の目~」までのワンシーンや舞台づくりなどが紹介され、また大正浪漫着物着付けや西御所県営上屋倉庫のにぎわいを創出するみなとオアシス事業として運営を担当した花道家の假屋崎省吾氏を招いたトークショーなどの取り組みも紹介された。
NPO法人尾道てごう座は平成11年6月に結成。しまなみ海道開通記念イベントが華々しく展開されていた同年10月9日には早くもプレ国民文化祭の一事業として旗揚げ公演「ふみこ」を行っている。
同法人は旗揚げの経緯から10周年のあゆみを「てごうして結んで」と題した記念誌(入船裕二氏監修)にまとめ、発刊。市内主要書店にて1部1575円で販売している。A4判カラー本文72ページ。
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土木の(株)永井組が農業資材製造強化
土木工事などの(株)永井組(尾道市)は、農畜産物の収量増や品質向上につながると注目されている乳酸発酵竹粉を、農業用資材、飼料添加物として製造、販売する事業を本格化させる。
同社は公共工事が減少する中、造成や開墾など土木工事の強みを活かせる新事業を模索。竹害に悩む地域住民の話から、竹粉末を活用する事業の研究を2年前に始めた。計画では破砕機で処理した粉末を乳酸発酵後に袋詰めして農業資材、飼料添加物として販売する。また将来は後継者不足に悩む農家の畑を借り、無農薬での農業も手掛けたいとしている。
微生物を多く含む竹粉末は乳酸発酵しやすく、農産物の糖度向上と硝酸値低下で甘みが増すと想定される。
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三谷製作所が風力発電機部品製造設備拡充
精密機械加工等から新たに風力発電機部品製造分野に進出した(株)三谷製作所(尾道市)は、昨年1月完成した風力発電機部品製造向けの尾道流通団地工場(同市美ノ郷町本郷)の第2期工事に着手した。
増築は同所の敷地に、鉄骨造り2階建て延べ床面積1122平方mを建設する。(株)大宝組の施工で来年1月完成の予定。なお、大型風力発電機部品の搬送で出入するトレーラー対応で天井クレーン10t型2基を新設、大型部品の製造と量産部品と多品種小量生産に対応する。
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オンリーワン笠岡駅前店オープン
生鮮食品ディスカウントスーパーとして急成長している(株)オンリーワン(福山市)は、岡山県内への進出計画を進めていたが同県内1号店となる笠岡駅前店(笠岡市中央町)を9月4日オープンする。
同店は、パート、アルバイトなど約50人体制で営業、初年度売上高8億円を見込んでいる。
笠岡駅前店は岡山県内の出店計画第1号店で、ここを拠点に今後の出店攻勢が始動する。
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創立100周年の尾道東高で校門と庭園整備
広島県立尾道東高等学校(尾道市)の創立100周年記念事業としてリニューアルしていた校門周辺が「羽ばたきの庭」として完成、8月24日に竣工式を開いて完成を祝った。
式には平谷祐宏尾道市長、城間和行市議会副議長、石川悟尾道商工会議所会頭、吉井清介県議、三宅敬一浦曙会(同窓会)元会長らの来賓や木原康孝浦曙会会長らが出席。全校生徒と教職員、PTA関係者、来賓らが校門を囲むように集まり、号砲花火の合図で竣工式が始まった。
東高百周年記念事業実行実行委員会の手塚弘三実行委員長((株)啓文社会長)が「誇り思える記念事業を考え、校門を整備した」と協力者へのお礼とともに校門に込めた思いを伝えた。
庭全体の設計は尾道市出身で愛・地球博ランドスケープディレクターも務めた(株)戸田義樹風景計画(東京都)社長の戸田義樹氏。門扉制作は世界を舞台に活躍する(株)アトリエ遊火山(埼玉県)社長の小峰貴芳氏。
式の最後に岩本校長、手塚実行委員長を中心に来賓、関係者がテープカット。はさみが入れられるのと同時に再び号砲花火が上げられ、鶴に見立てた白い鳥型の紙風船百個が真っ青な空に放たれ、式を終了した。
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山陽工業(株)が売上高100億円達成見込み
管工機材加工・販売及びホテル経営の山陽工業(株)(尾道市)は12日、経営する尾道国際ホテルに営業中の社員を除く社員約200人を集め、第13回社員大会を開催した。
大会は企業理念などの唱和で始まり、髙橋宏明社長が現在まとめている第55期平成21年6月期決算についての報告と既に始まっている今年度の指針説明を行った。
同社の第55期決算売上高は念願の100億円突破が達成できる見通しで、過去最高となる。平成9年に第1回社員大会で2000年に売上高100億円、創業50周年を迎える計画を策定したが、経済環境の悪化で軌道修正を余儀なくされ、企業体質の強化に努めていた。その成果が2010年中期ビジョン5カ年計画の最終年度を前に100億円突破となった。
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「ものづくり日本大賞」優秀賞にヒルタ工業㈱
内閣総理大臣表彰の「ものづくり日本大賞」受賞企業がこのほど発表された。全国で679件の応募があり、中国地方から11個人、12グループ、1団体が受賞した。備後地域では「優秀賞」に笠岡市のヒルタ工業(株)、「中国経済産業局長賞」に福山市の福山熱煉工業(株)、(株)美希刺繍工芸、(株)協和機設、府中市のヒロボー(株)、(株)メックスの五社が選ばれた。
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