(株)エブリイが多店化加速 呉宮原店、松永店着工へ
食品スーパー「エブリイ」などを展開するする㈱エブリイ(福山市南蔵王町、岡崎雅廣社長)は呉市と福山市に、エブリイ宮原店と松永店を相次いで着工する。すでに大規模小売店舗として両市に新設届出は終了している。
呉宮原店は店舗面積2007平方mの店舗を建設する。駐車場は73台、駐輪場は28台、開店時刻は午前9時、閉店時刻は翌午前0時。オープンは届出では11月1日、売場面積は1284平方m、物販向けテナント床は723平方m、サービス棟50平方m。
松永店は福山市松永町1丁目239の薬品工場跡地で敷地6995平方mに、鉄骨造り平屋建て2棟、延べ面積2340平方mの店舗。売場面積1246平方m、付属棟が116平方mの飲食店舗の予定。
センスあるイベント 福山で「WITH THE SUNHOTEL」
ファッション雑貨卸などを手掛ける磯崎雅一さん(福山市多治米町)が企画し、11月2日(水)から5日(土)までの4日間、SUNHOTEL福山(㈱サンホテル、同城見町、坂田光徳社長)を会場に、地元作家やショップの展示販売、コンサート、講演、ファッションショーを内容としたイベント「WITH THE SUNHOTEL」が開かれる。3月に続いて今回が2回目。入場無料。
地元作家らによる出展のほか、3日(木・祝)はポップスバンド「月」によるライブ、4日(金)午後3時と6時からTVやCMで活躍中のヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さんのトーク、5日は午後1時から2時まで(株)ビュートリス(福山市水呑町、村上彗麗々社長)の自社ブランドの洋服をまとうモデルに山本さんとLaLa Verde竹下玲子さんがヘアメイクと顔のメイクアップを施し、ファッションショーを行う。
家具の里が「(株)トイロ」へ商号変更 3年後中国市場へ
家具企画販売、ネットショップ運営の家具の里(株)(府中市高木町、龍田昌樹社長)は10月10日、商号を「(株)トイロ」に変更、シンプルながら多様な意味を込めた社名とし、3年後には中国市場への本格進出を目指す。
同社は昭和8年に製材業で創業、家具製造、小売と業態転換し、ネット通販黎明期の2000年に楽天市場でネットショップを開店。ヤフー店、自社サイトのネット通販専業で事業展開し今期は前期比110%、約6億円の売上げを見込む。新商号のトイロは十人十色から。価値観の多様性を尊重した商品戦略と、個性的なスタッフが新しい価値観を生み出す自由な社風を表す。3年後に本格進出する計画を進めている中国を含め、世界市場でも印象に残りやすい発音でもある。家具の里」で知名度のあるネットショップは小売部門の商号として継続する。
(株)森川観光グループがイベントプロデュースのコンテスト
料飲、温泉、宿泊施設など経営の㈱森川観光グループ(三原市須波ハイツ、森川孝人会長)は、西日本に展開する同社施設の会場で行うイベントのプロデュース企画を募集、年内実施のイベントから最優秀賞を決める「P—1グランプリ」を企画し、募集を始めた。
目的は既存施設の昼間の活用促進。応募対象はマスコミや広告代理店、会社の広報関係者など。対象施設は「天然温泉みはらし温泉」ほか西日本に展開する同社の施設。ステージショーやパーティーなど新規性のある多彩な企画、活用法を募集する。年内実施のイベントの中から最優秀企画を決定。特典として応募事業者のスタッフ全員にみはらし温泉と夢の宿の温泉宿泊サービスをプレゼントする。複数企画の応募も可。基本的な審査基準は売上げ額で、レギュラー化の可能性も勘案する。
田島接骨院が「Hogrel Fitness」開設
田島接骨院(尾道市西御所町、幡中資法院長)は治療やリハビリを目的に1年前から導入している筋肉や柔軟性を高めるトレーニングとフィットネスを今年7月、別部門として同院東隣りに開設。従来通りの患者の他に一般女性を中心に利用者が広がっている。
このトレーニングは特殊なマシーンを使い上腕や肩、股関節などの関節可動域を広げ、体の柔軟性を高めることで肩こりや腰痛が軽減され、超音波などの物理療法などと一緒に行うことで体のバランスを整え、根本から改善することを目的としている。専門知識を持ったトレーナーが個人に合わせたトレーニングメニューを作成し、短時間で効果的なトレーニングを行う。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
(株)アルライトが「クレド」作成 16項目の「ベーシック」
プラスチックフィルム、ダンボール製造販売などの(株)アルライト(笠岡市茂平、橋口幸造社長)は、全社員の選抜メンバーでつくる作成委員会が経営理念を行動指針にかみくだき文章化した「クレド」を作成、運用を始め、コミュニケーションやアイデア提案活発化など効果が出始めた。
クレドはリッツカールトンやジョンソン・エンド・ジョンソンの事例で著名。研修会社の紹介で導入を決め、今年1月から3月までの土曜日を主に、ダンボール部製造二課リーダー藤井康男さんを委員長に討議を進行。経営理念「心豊かな暮らしのお手伝い」を実現する基本行動指針を「情報収集でニーズを掴み、開発プロジェクトで技術を磨き、アイデア提案で新商品を創造する」「朝礼で気づきを発表し人間力・モラルを向上、ルールの妥当性を検証しつつルールを守り品質安定を図る」など16項目の「アルライトベーシック」に集約し、常に携帯できるよう名刺サイズのカードも制作した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
フードガーデンニチエー中之町店が10月5日オープン
食品スーパー「ニチエー」を展開している(株)ニチエー(福山市南松永町、坂本憲秀社長)は、三原市中之町の旧ダイヤマート跡地に新店舗を完成、10月5日「フードガーデン中之町店」としてオープンした。
新店舗は同所に鉄骨造り平屋建て、店舗面積1486平方m。駐車場は店舗南側に80台、駐輪場は34台と12台のスペースを確保している。営業時間は午前9時30分から午前0時まで。同社の店舗としては最大規模となる。中之町店は9番目の店舗となる。
同社は昭和34年3月松永主婦の店で創業、昨年で創業50周年を迎えており、年商90億円台から100億円達成を目指している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
PARIGOT東京進出 28日ルミネ有楽町店オープン
「PARIGOT」のブランドでセレクトショップを展開する(株)アクセ(尾道市、高垣圭一郎社長)は10月28日、ルミネ有楽町店へ東京初の店舗を出店する。
有楽町マリオンに新たなファッションビル「ルミネ有楽町店」がオープンするのに合わせて出店する。パリゴ・ルミネ有楽町店は国内外のブランドを集めるパリゴの中でも特に海外で買い付けたインポートアイテムを中心に200ブランド以上を揃え、パリゴ独自のスタイルを発信する。
10月5日にはネットショッピングサイト「PARIGOT ONLINE」を革新的にリニューアルオープン。高感度なファッションサイトとして稼動を始めている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)