元ユニクロ社長の玉塚元一氏が尾大で講演
尾道市立の尾道大学で5月21日、ユニクロで知られる㈱ファーストリテイリング元社長で、現在、㈱リヴァンプ代表、㈱ロッテリア会長の玉塚元一氏(45)を講師に招いた特別講演会が行われ、学生約200人が日本ビジネス界の最前線を行く玉塚氏の講演を熱心に聴講した。
同講演は尾道ニュービジネス懇話会の提案で学生に実学の機会を提供する目的で開催されたもの。㈱アンデックス(尾道市)の寄付講座として実現した。
玉塚氏は自分にベクトルを向けた、他人のせいにしない成長型人間の重要性を説き、学生は著名な経営者の実体験に基づく貴重な話を熱心に聴講していた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
エクセル㈱がオゾン水生成装置開発
太陽電池ウェーハ、LED表示板など電子機器製造のエクセル㈱(福山市)はこのほど、殺菌、洗浄、脱臭などに効果のあるオゾン水生成装置を開発、地場での普及を目指して子会社の㈱エコシステム(福山市)が販売を始めた。
オゾン(O3)は菌を死滅させる作用や漂白作用がある。同社が開発した装置「エレクトロンウォーターAQUA・Z」は、その効果を長期間安定的に存在させることに成功している。コンパクト設計で省スペースを実現した。
食品工場や飲食店など食品関係、漁業、農業、畜産、医療、温浴施設、上下水道、クリーニングなど多様な業界を対象に営業を本格化させ、リースで初年度五十台の販売を目指している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
世羅町にスーパー藤三が出店決める
食料品主力のスーパーマーケット、㈱藤三(呉市)が、備後地域一号店となる「藤三世羅店」を出店する。
計画によると、店舗等はA、B棟の二棟を建設、A棟が自社の営業店舗、B棟はテナント用店舗。開店予定日は12月1日を目指している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
協和機設がドイツ環境展で反響
ナノバブル生成装置製造販売の㈱協和機設(福山市)は5月5日から9日までドイツのミュンヘンで行われた世界最大級の環境展「IFAT2008」にナノバブル生成装置を出展、トップレベル企業として大きな注目を集めた。
海外初出展となる同社は、水処理をテーマとした会場に総代理店の丸紅と共同でブースを出展した。出展した装置は、界面活性作用、衝撃圧力作用、生理活性作用など有用な特性を持つナノバブルを大量、安定的に供給する「バヴィタス」。
ブースにはアメリカ、ロシア、中東、ヨーロッパ各国から、数百万tクラスの大規模な工場廃水や下水処理などの課題を解決したい事業者が次々と訪問。説明を聞いた事業者から「在庫はあるのか」など具体的な商談につながる話も多く、手応えを掴んだという。今回の展示会には44カ国から2560社が出展、163カ国から12万人が来場し、過去最高の展示会となり盛況を極めた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
柿原銘板製作所が環境対応支援制度私募債発行
シール・ラベル、金属銘板・プレート、成形品等製作の㈲柿原銘板製作所(福山市)は、地球環境対応支援制度「エコ・ハーモニー」取り扱いの私募債を発行した。
第2回無担保社債(広島銀行保証付き・適格機関投資家限定)。発行額1億円、発行日5月1日、期間2年、引き受け銀行は広島銀行単独の受託、使途は事業資金。広島銀行は企業の社会的責任としての取り組み強化の一環として、環境関連商品等の拡充を積極的に進めている。
柿原銘板製作所は、平成12年10月国際標準規格のISO9001の認証取得、翌年10月には環境のISO14001を相次いで取得している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
新和ビル・サービス㈱がエコアクション21認証取得
新和ビル・サービス㈱(尾道市)はこのほど、事業活動で発生する環境負荷の抑制に取り組む「エコアクション21」の認証を取得した。
「エコアクション21」は財団法人地球環境戦略研究機関持続性センターがガイドラインに沿って環境に取り組む事業者を審査、認定、登録している。
国際規格のISO14001と比較して低コストで構築でき、取り組み成果の評価も可能、環境報告書を公開する場が提供されているなどのメリットがあり、中小企業にも取り組みやすい。環境負荷となる二酸化炭素(CO2)排出量、廃棄物排出量、水使用量など分かりやすい指標を削減目標として数値化、全社で取り組んだ結果を公表する。
新和ビル・サービスでは平成19年6月1日に小林輝久社長のキックオフで計画実施がスタート、今年4月7日付で登録された。
エコアクション21の認証取得は広島県内では30社以上あるが、尾道市内では同社が初めて。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
福山市松永図書館で稼動するICタグ管理
西福山市民センター(福山市松永町)が新築されたのに伴い、併設されている市松永図書館もリニューアルされ、蔵書にはICタグが内蔵された。
ICタグによる管理は県内公立図書館では初めて。7月1日にオープンする福山市中央図書館(旧市民センター跡)にも導入される。
利用方法は簡単。受発信機(リーダー/ライター)の上に本を置き、自分の図書カードを読み取らせるだけで貸し出し業務が終了し、防犯のためのゲートを通過できる。
非接触なので磨耗による機械的故障がない、透過性が有り本の内側でも読み取れる、複数を同時に読み取れるなどの特長がある。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
明治ビルがタイ文化の拠点として再生
マンションなどの不動産鑑定のほか自ら不動産の再生を手がける㈱瀬戸内不動産鑑定事務所(福山市)の平木三千人社長は5月15日、整備中の福山市中央図書館と中央公園の東側に位置する明治ビル(明治町)を大幅にリニューアル、タイ料理レストラン、タイ古式マッサージを核に本物のタイ文化に触れる拠点を創造する。
明治ビルは地下1階6階建て。地下1階は今後の入店を待つテナント用、1、2階は直営のタイ料理レストラン「パーパイタイ」(タイ語でタイに連れて行くの意)明治町店、3階はタイ式ヨガやワークショップ等の多目的イベントホールとタイ物産の販売コーナー、4階はカラオケステージホール、5階はタイ古式マッサージのリラクゼーションサロン「サラー」の構成。6階はストックヤード。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)