広島県商工会青年部連合会藤岡会長再任
5月19日に開かれた広島県商工会青年部連合会(以下広島県青連)の総会で、福山市神辺町の(有)フィリオサプライの藤岡誠治代表が再選された。
広島県青連は1年前に「県青連部員10%の経営革新計画の承認」という目標を掲げ、全国に先駆けて次世代経営者へリーダーとしての意識改革を推進。その結果、広島県青連として前年度比の10倍以上に当る21件の経営革新計画の認定取得が達成されている。
この活動が全国商工会青年部連合会(全青連)の注目を浴び、全国モデルにまで発展している。
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(株)吉川工務店が住宅向け「高断熱リフォーム」展開
建設業の(株)吉川工務店(三原市)は、一般住宅向けに高断熱リフォームの提案を6月から本格化させる。
同社は高気密高断熱住宅の新築注文住宅を手掛け、新たに採用した新工法と組み合わせ、高付加価値リフォームとして展開する。このほど市内の2階建て住宅で施工中のリフォームに初めて採用。床、内壁、天井を撤去して断熱材を施工、さらにサッシも断熱性を高めるため全てペアガラスに変更する。床には厚さ105㎜の硬質ウレタン斜熱パネルを敷き詰め、壁と天井、屋根は、新聞古紙を破砕したセルロースファイバーを断熱材として吹き込む「デコスドライ工法」で施工。50㎜の厚さのグラスウール工法と比べ、4倍の断熱性能があるという。
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尾道本通り商店街で土曜夜店
尾道市の本通り商店街で6月13日から土曜夜店が始まった。7月25日までの土曜日に開催。6月27日から8月2日まではセンター街、中商店街、一番街の3商店街で竹を使った七夕飾りや仙台の七夕飾りを飾る七夕まつりも開催する。
また7月11日は祇園祭り。午後7時ごろ、渡し場通りで勇壮な三体神輿も予定されている。
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神原病院が世界最新鋭の血管撮影装置導入
地域中堅病院を目指している神原病院(福山市赤坂町、℡084-951-1007)は5月25日、導入した世界最先端を走るドイツ・シーメンス社製の全身血管撮影装置を公開、本格的な運用を始めた。
血管撮影装置はデジタルエックス線で同時に二方向から撮影、映像に高度なコンピューター処理を施すことで、血管の詳細な立体画像を映し出せる。このため、より微細な血管病変(狭窄、動脈瘤など)の診断が可能になった。
また、CTのような断層画像もリアルタイムで表示、被爆も少なく血管内治療(カテーテル法)や非血管系治療も施術しながら利用でき、最高水準の治療環境が得られる。
非血管系治療の一つ、ラジオ波焼勺術の治療対象の代表例は肝臓ガンなど。血管を避けながら患部に針が安全に届くことが大きな課題で、これまで中心静脈の近くに患部があった場合はあきらめるしかなかったが、導入した造影装置により、画面で確認しながら安全にラジオ波焼勺術を行うことができるようになった。そのため西日本を中心に遠方からの来院患者も増え、フル稼働状態となっている。
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(株)ヨシケイ福山と(株)エブリイが周年祝賀会
(株)ヨシケイ福山(福山市)の創業30周年と(株)エブリイ(福山市)の創業20周年を祝う周年記念祝賀会が5月27日、福山市のホテルで開かれ、両社の関係者や取引先など約400人が集まって、創業期を振り返り、ますますの社業発展を祈念した。
(株)ヨシケイ福山は夕食材料の宅配業。福山、尾道、三原、倉敷を拠点に、近年は北大坂方面にも進出している。また事業所向け給食事業「フレッシュランチ39」も手がけ、年商30億円規模。(株)エブリイは食品スーパーを多店舗展開。業務スーパーと生鮮食品スーパーの併設業態で快進撃を続けており、年商200億円規模へ拡大している。二社と(株)ホーミイダイニング、(株)けんこう応援団の合計4社でホーミイグループを形成している。
(株)レニアスが遠赤外線遮断ポリカの新製品
ポリカーボネート成型加工では国内トップの(株)レニアス(三原市)はこのほど、赤外線を遮る新技術のポリカーボネート製品の量産準備に入った。赤外線遮断の製品はポリカーボネートの表面に施していたハードコート(硬化膜)に、新たに開発したタングステン系複合化合物の赤外線吸収剤を混ぜて実現。可視光は80%を透過させ、赤外線の透過率は10%以下。同社が行った実験では従来製品と比べて赤外線遮断の製品は最高で15度以上、温度上昇を抑えた。
既に昨年12月から特殊車両への採用が進み始めており、今後、採用車両の増産や採用車両種の拡大などに合わせて生産量が増えていく見込み。
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福山ガスが皮むき工法でガスホルダー解体
福山瓦斯(株)(福山市)は、同所の本社ビル隣接地に設置している手城供給所内のガスホルダー一基の解体工事を進めている。
同社は昨年都市ガス供給先への天然ガス転換工事を完了、天然ガス化に伴いJFEスチール西日本製鉄所福山構内に受入れ基地を構築している。
そのため手城供給所内に設置している2基のガスホルダーのうち1基の解体を決めた。
この解体工事を施工する、ベステラ(株)(東京都江東区)が解体工事に使うのが特許工法の「リンゴ皮むき工法」と呼ばれる工法で、リンゴの皮をむくように、球形のタンクに使われている鉄板を下からくるくると切って行く、見ていて楽しいような独特で大胆な工法。
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創立50周年の㈱安保商店が記念事業計画
5万トン規模の貨物船やケミカルタンカーを所有し、貸し渡しを行っている㈱安保商店(尾道市)が今年3月14日で創立50周年を迎え、6月28日に記念事業としてミュージシャンの小室等らを招いたコンサートとディナーを行うほか、6月23日から8月10日まで同社が収集した絵画で飾るコレクション展も開く。ともに会場は尾道市潮見町のなかた美術館。
同社は現在、最大7万5千トンの貨物船などケミカルタンカー11隻、貨物船5隻、コンテナ船2隻、プロダクトタンカー4隻、自動車運搬船1隻の合計23隻を所有。さらに平成25年まで発注残の9隻が順次新造される計画となっている。
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