(株)ABCグループが本社屋7月上旬完成
自動車販売の㈱ABC(福山市引野町)はグループの拠点となる新店舗の建設を進めている。新拠点は、市内津之郷町津之郷、国道2号沿い北側で、1階にはショールーム、店舗事務所、サービス工場で、7連リフトや所要時間が最速20分対応の最新オートメ車検設備を完備する。中古車展示場には約40台を展示してネット販売にも対応。
店舗屋上は駐車場で、テント設営スペースも備え、必要に応じて5、6基のテント、テーブル等をセットすることができる。地域の町内会や子ども会などの利用に開放するコミュニティースペースとしても利用してもらう。
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備後デザインサロン 4社で「HAZAIプロジェクト」
備後のものづくり活性化を目的に、製造業や素材メーカー、デザイナーらが交流する「備後デザインサロン」をきっかけに集まった4事業者が「HAZAIプロジェクト」を共同で立ち上げ、4月1日に初の商品となるソファの端材を使ったiPhone保護本革シールが発売された。
メンバーは、サロン参加者でソファ製造業の(株)心石工芸(福山市柳津町)と屏風製造業の(株)泰山堂(同多治米町)、デザイナーのクワダヤスヒサさん(同市)に、紹介で加わったシール製造業の丸天産業(株)(同東手城町)。心石工芸のソファ製造過程で出る良質な国産オイルレザーの端材を「もったいない」の精神から商品に再生して販売する企画を練り、試験販売と調整期間を含め5カ月で発売にこぎつけた。
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因島マリーナやゴルフ練習場注力 (株)海総研テクノフィールド
海洋技術コンサルティング、各種事故の実験検証業務といった特殊な事業を手掛ける(株)海総研テクノフィールド(尾道市因島重井町)は昨年、敷地内のマリーナとゴルフ練習場の運営を関連開社から相次いで受託し「地域事業」に進出した。
同社は3年前、海洋技術コンサルタント会社の(株)海洋総合技研(広島市)の技術開発部門として分社独立。本社地として因島を選び、業務を開始。昨年1月に敷地内の因島マリーナ、5月に因島重井ゴルフ練習場運営の委託を受けた。因島マリーナでは休憩スペースの床を貼り替え、薪ストーブを設置するなど、オーナー仲間でゆったり過ごせる空間作りを進展。因島重井ゴルフ練習場では試打会などイベントを開くほか、清掃や補修などの整備作業にも力を入れ、愛される練習場を目指す。
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食育指導士重森美由紀さん 「思わず微笑む楽しい食育」出版
食育指導士として福山市内で講演活動を積極的に行っている重森美由紀さん(福山市日吉台)が3月31日、食育をイラストなどで分かりやすく解説した自身初の書籍「思わず微笑む楽しい食育」を出版した。しげもり歯科医院(同春日町)の重森文弥院長の奥さんで、同医院では経理を担当している。
書籍では作る喜び、食べる喜びを分かりやすく執筆した地元誌での連載や講演で話し切れなかった内容をまとめた。栄養や調理の基本、年齢に合った食事、歯と身体の話のほか、日本の食文化の根底に流れる知恵などもコラムで紹介する全6章。子育てに忙しい若い母親も気軽に読めるよう字は大きく、イラストや表も多く、食育や栄養学に興味を持つきっかけにしてもらう。付録DVDには重森院長による食育と密接な関係を持つ歯の話と、著者のオリジナルレシピを収録している。
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春海会が12階建て複合特養施設建設 平成25年春開所
社会福祉法人春海会(福山市)は、福山市水呑町三新田、芦田川大橋南詰めに複合施設「エクセル水呑三新田」(仮称)の建設を進めている。
隣接地にはスーパーハローズ、医薬品等のひまわりが営業、周辺の商業集積が進み住宅街も形成されている。敷地面積約18000平方m、鉄筋コンクリート造り地下1階地上12階、延べ床面積約19300平方m。地域密着型の施設で、ショートステイ、デイサービス、ケアハウス、有料老人ホーム(84人定員)も併設しており、平成25年春のオープンを目指している。春海会は平成7年、県知事により法人設立認可を受けている。
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(株)NEED'S 広島に次ぎ福山にステーキ専門「びふ豚屋」14日開店
(株)NEED'S(尾道市因島重井町)は4月14日、福山市南蔵王町に低価格のステーキ専門店「びふ豚屋」をオープンする。広島市に昨年出店した1号店に続く県内2店舗目で、2年以内に7店舗体制を目指す。
同社は造船関連業務請負の(有)安西工業の関連会社で昨年4月に設立。福山南蔵王店は飲食店跡に出店した。低価格高品質、徹底した顧客目線での店作りが特長。家族層も意識したメニュー構成とする。おかわり自由のご飯は三次産、野菜は契約農家から直接仕入れる。焼き加減や味のばらつきを防ぐため調理マニュアルも徹底。営業時間は午前11時から午後9時。オープン日の14日から17日までは通常980円のビフテキ定食、トンテキ定食をそれぞれ250食ずつ限定500円で提供するキャンペーンを実施する。
(株)鈴木事務機の障害者施設支援システム 中四国シェア50%に
(株)鈴木事務機(三原市本郷南)は1昨年発売した障害者就業・生活支援センター向けの業務支援システム「かけはし」の引合いが増え、4月中に中四国シェアが50%を超える。
労働局など関係機関への提出資料の出力や、ワーカー管理などのデータ作成、分析を効率化するシステム。マウスでクリックして入力する選択入力方式で操作も簡略化。エクセル出力もでき一覧性もある。またアクセス記録が残り、個人情報漏洩防止にも配慮。対象となる就業者の四半期、年次報告書のほか項目別業務状況も把握できる。スタッフが日報や書類の作成にかける時間を減らし、その分を本来の就業支援や相談業務にあててもらう。
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JA尾道総合病院5月6日開院 平原にがん診療連携拠点
JA広島厚生連(広島市)はJA尾道総合病院(尾道市古浜町)の新築移転を決め、市内平原で進めていたが、このほど完成、5月6日から新病院での外来診療を始める。
新病院は7階建て延べ床面積35600平方mを完成、病床は393床で49床減少するが、個室は108床で、各病室にトイレを設け、アメニティーにも配慮した。手術室は6室から10室に増える。外来がん化学療法室も15床に増加。地域のがん診療連携拠点病院として高度な専門医療を提供する。大型器械はCT・MRI等は複数機、スペクト検査機などを設置、既に導入稼働中のものもある。総事業費は150億円。医師、看護職、技術職、事務職等は合わせて約800人。
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